かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

number

初登場以来48週目で首位!

えー、久々にワタシのランキングネタで恐縮なのですが。。。。

今週のランキング、back number「水平線」。昨年9月3日付61位で初登場以来48週目で首位。
これ、1976年以来のワタシのランキングで初登場以来週数を要して首位を獲得した新記録なのよ。

これまでの記録は、吉幾三の「雪国」が初登場以来46週かかっての首位獲得(1986年3月17日44位初登場⇒1987年2月9日付首位)だったから、34年7か月ぶりに記録を更新したことになる。
back number「水平線」は、ネットニュースにもなっていたように、昨年のインターハイがコロナ禍の影響で中止になったことを受けて急遽制作され、本来、インターハイ開会式予定だった2020年8月18日午前0時からいきなりYouTubeに楽曲発表。
以来、動画サイトではずっと人気を保ってきていた曲ですわ。

当然、昨年の動画公開以来、動画視聴回数ランキングでも常に上位をキープし続けて来ていたわけで、ワタシのランキングでもずっとランクインし続けていたんだよね。

Youtubeに公開されていたといっても、長らく配信やCDリリースがなかったこともあり、ヒットの広がりがなく、総合ではずっと30位以下に位置していたこともあり、ほとんどの方は存在は知らなかったと思う。

ただ、動画配信開始から1年が過ぎた、先月13日からネット配信が開始され、一躍ヒットの輪が広がり、ネット配信、動画配信のみならず、ラジオ、有線と既存メディアチャートにもひろがり、総合ランクが急上昇。初登場以来約1年越しの首位獲得となったわけですわ。

この間の1曲セレクト、「おもいで酒/小林幸子」でもちょろっと書いた超ロングヒットについてもそうなんだけども、これまで「雪国/吉幾三」が長い間記録を持っていた、今回の「初登場以来週数を要して首位を獲得」記録。 こういうロングスパン関係の記録って昔は演歌の「専売特許」だったんだよね。

でも、いまや超ロングヒットにしても、今回の記録にしても、ふつうのJ-POPが達成しちゃっているわけで、こういう傾向を見ても、「ヒットの仕方」は昔とは変わってきていることは分かるんですよね。




【キニナル曲】 ヒロイン / back number

2015_02_ヒロイン_back number_












・タイトル        ヒロイン
・アーティスト    back number
・作詞             清水依与吏
・作曲             清水依与吏
・編曲              back number  小林武史
・リリース日     2015年1月21日
・発売元         ユニバーサル
・タイアップ:JR東日本「JR SKI SKI」CM曲


この間、globeの「Departure」を1曲セレクトで書いたとき、今年のJR「SKI SKI」のCMは久々に大ヒットの予感・・・ということで、この曲をちらっと紹介したんだけど、まあ、予想通り、そこそこのヒットにはなって来ましたね。
 ただ、個人的に期待してたほどは、「爆発」しなかったなぁ・・・というのもイツワざる感想って感じかなぁ。

 メロディラインの分かりやすさからして、今まで長いことヒット曲を聴き続けている身としては、CD売り上げはもっとあってもいいのになぁ・・と思うんだけどなぁ。
プロデュースがミスチルから離れた、小林武史氏ってことで、確かに、全体的にミスチルの臭いが強いっていうのもあるのかもしれない。
ネット上のカキコミやコメントを見ると、そういう意見が強いしな。
 
 確かにその意見は間違っては居ないんだよね。パッと聴き、アレンジの雰囲気、楽器の使い方、特にギターとドラムのフレーズなんかは、もろミスチルだもんね。
 個人的には、ミスチルの匂いに加えて、清水氏のボーカルからは、レミオロメンの匂いも感じたりしたんだけどさ。。そそそ、レミオロメンの「粉雪」のイメージ。
 いずれにしても、サビのメロディラインの「引き」具合は強いよなぁ。要するに一言で言ってしまえば、「キャッチー」ってことなんだけどさ。
アルバムの1曲って感じのシングルが多い、昨今にあって、これは、もろシングル的だよなぁ。

 そんなところから、全体的には、「冬の寒さ」っていう今の時期のイメージは、よく出していると思う。 最近は季節感を感じない曲が多くなってきましたからね。

まあ、前からのファンからしてみれば、前からのback numberのイメージでずっといてほしい・・ってところはあるんだろうからなぁ。そこは難しいところなんだけど、長い目で見れば、曲調を広げるっていう意味でも、新しいイメージの曲に挑戦することも大切なんだよね。いや、こういうヒット狙いの曲をやるってことは、彼らにとっても結局は財産になるわけだし、勉強にもなるはずなんだよね。





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