2000_12_angel Song_the brilliant Green


今回の1曲セレクトは、「angel song−イヴの鐘−」the brilliant greenです。

まずはデータだよ。

・タイトル      angel song−イヴの鐘−
・アーティスト    the brilliant green
・作詞        川瀬智子
・作曲        奥田俊作
・編曲        the brilliant green
・リリース日    2000年11月15日
・発売元      デフスター
・オリコン最高位 3位
・売上げ枚数   29.0万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 3位
・ベストテンランクイン期間:2000年11月30日〜12月21日付
・タイアップ:TBS系ドラマ「真夏のメリークリスマス」主題歌
 
前回の1曲セレクトでは、「クリスマス」だからって特に、そう言う雰囲気じゃない・・・ってことで、敢えてクリスマスソングは書かなかったんだけども、やっぱ、それじゃ淋しいですかねぇ・・・。

なんて思ったりしてね。やっぱり、クリスマスソングを持って来ましょうかねぇ。

・・・・と言っても、既に目ぼしいクリスマスソングは、ほとんど書いちゃったんだよな。
特に「1曲を始めた」最初の年・・・うん、まだmixiに「日記」として書いていた2005年、確か2週間位延々とクリスマスソングばっか書いてた事があったりしたからさ

ところで、ラジオ、テレビでは、「今」の季節と言うと、クリスマスソングが定番な訳だけど、 今となっては、毎年流れる曲って決まってるわな。

ヤマタツの「クリスマスイブ」であり、ワム!の「ラスト・クリスマス」であり、マライア・キャリーの「恋人達のクリスマス」であり、ジョン・レノン&オノ・ヨーコの「ハッピー・クリスマス」であり・・・・。超ワンパターン化したマスコミ界ですな。

・・と言って、心からマスコミ界を非難できないワタシも居たりするんだけどさ。

昔、某着メロ、着ウタサイトで配信楽曲のプロデューサー&セレクターをやってる頃、まあ、毎年この時期となると、「クリスマス特集」が常習化するわけじゃん。
ま、最初の1、2年は曲に困らないんだけども、数年続けていくと困るんだよな・・・。結局は毎年同じような曲ばっかになったりして。。。。
だからね、毎年同じようなクリスマスソングが流れる・・・なんて「悪しき」流れを作っちゃったのは、ワタシら音楽配信業界なんじゃないか・・・なんて思ったりもしたりしてさ。。。
 
そんな訳で、この1曲セレクトくらいは、いまはそれほど頻繁に流れないって感じる「クリスマス・ソング」を持って来ましょうや・・・ってことで、引っ張ってきた曲がこれ

the brilliant green「angel song−イヴの鐘−」

うーむ、今はそれほど頻繁に流れない・・・って書いちゃったけど、ちょっと微妙かな。もしかしたら流れているところでは流れているかもしれない、今でも。

ただ、ヤマタツとかワム!、マライア・キャリーに比べると、それほど頻繁には流れない・・ような気がするな、クリスマス・ソングとしては。

この曲は、今から16年前の2000年のクリスマスシーズンにヒットしていた曲ですわ。だから、時期的には、少し前に書いたFolder5の「believe」とヒット時期が被るんだよな。

タイトルからして、完全にクリスマスソングではあるんだけども、最近ではそれとぼ頻繁に聴かなくなったクリスマスソングではあるな。

この間のFolder5の時も書いたけど、個人的には、1年間プー太郎生活をしつつ、mp3ファイル集めに夢中になっていた頃だ。
そんなこともあって、この曲は、個人的に所有しているmp3ファイルとしては、「最古」な部類に入るんだよな。

ま、そんなことはどうでもいい事なんだけども、この曲まず印象的だったのは、音が「悪い」こと。

まあ、当時、ワタシが聴いていた音響環境のせいもあったんだろうけど、この曲音が割れちゃって酷かったんだよな。
 
聖夜をイメージした、如何にもクリスマス・ソング的なコラールのイントロから、静かなAメロは良いんだけども、ギター、ベース、ドラムがインするサビの部分からいきなり音割れがねぇ・・・。
 当時、まだmp3を編集する際の音量調整、ノーマライズのかけ方が悪いこともあったんだろうけど、それにしても、まあ酷い音だったんだよ、この曲。
そんなことから、少し辟易したこともあって、暫く聴かなかったこともあったな、この曲。

ま、mp3ファイルを作る際の音量調整ばかりではなく、基本的にブリグリの曲って音量がでかくて、音割れしてたんだけど。。。
 いや、当時、そう言う曲が多かったんだよな。特にソニー系の曲でさ。 例えば、ラルクの「NEO UNIVERSE」とか・・・。
初め、当時使ってたウチのコンポ環境では音割れが酷くて、まともに聴けなかったモノ。。。
90年代終盤あたりから、明らかにそれまでより音圧が高く、わざと音割れさせた曲が増えてきてたんだよな、この頃。

まあ、時代の流れと言えばそうなんだけども、綺麗なクリアな音っていうのがデフォルトで育った世代としては、この音圧が高い曲には、かなり困った印象があるなぁ。

まあ、いまは、当時に比べ、コンポ自体のダイナミックレンジも大きくなり、当時よりは、これらの曲も大分聴きやすくはなったけどさ。


、、、と気がつくと、曲内容とは、全く関係ない内容になってしもた。。。。
さっき酒飲んで、少々酔っ払い気味な脳みそで書いてるんで、脈略も無い文章になっているのはゴメン。。
いつもの事だろ・・・って言う声も聴こえてきそうですが。。。



ワタシねぇ、ブリグリって好きだったんだよな。サウンドやメロディは完全に洋楽なんだけれども、そんな完全洋楽なメロディにきっちりと日本語が嵌まってたでしょ。
 そこが凄いと思った。 その昔、日本語はロックのメロディには乗らない・・・なんてロック日本語論争があったなんて、まるで夢のような話で。
初めてブレイク曲の「There will be love there」を聴いた時はひっくり返ったもの。なんだコレハ・・・って。

ま、その前に、このヒトたち、日本人だと思わなかったんだけどさ。タイトルにしてもアーティスト名にしても「横文字」だったじゃん。完全に向こうのアーティストだと思ってたの。

で、初めて曲を聴いて、また、ビックリこいた。 ならせ川瀬智子さんの、あのどことなく疲れ気味の「ベイビーボイス」でしょ。
サウンドはいかにもハードロックなのに、なんだ、このミスマッチな音楽は・・・と。

当時のワタシからすると、このテの音楽には、あんまり触手が伸びなかった・・・はずだったんだよな。

でも、どうも気になる存在なんだよな。本来苦手なはずのヘビメタに近いハードロックに乗っかる、川瀬さんのミスマッチな声がさ。
それと、根っこの所に60年代のような懐かしさを感じるんだよな。具体的にどのアーティストの・・・とは言えないんだけども、少なくともビートルズ当時の時代の匂いを感じるんだよな。
気がついてみたら、音源を所有してたワタシが居たりしたもの。

たださ、そんな川瀬さんの声質からして、クリスマスソングは、いいだろうな・・っていうのはブレイク当時から感じてたんだよな。
だから、この曲が出てきた時は「ビンゴ!」と感じたのは言うまでも無かったな。

特にこの曲は、いつものようなハードなギターサウンドではあるものの、日本人大好きな「3連」のリズムだったこともあり、とごか歌謡曲のような親しみやすさも感じしたな。
上で書いたようなビートルズ云々じゃないけど、イントロのシンセなんて、「ストロベリーフィールズフォーエバー」ぽいじゃん。どことなくサイケで。。

そうそう、サイケなんだ、このヒトたちは。ヘビーなギターサウンズだけどもサイケの匂いがする。 そこに懐かしさを感じるんだよな、きっと。





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