1984_11_抱きしめてジルバ_西城秀樹






今回の1曲セレクトは、「抱きしめてジルバ」西城秀樹です。

 まずはデータです。

・タイトル   抱きしめてジルバ
・アーティスト 西城秀樹
・作詞     GEORGE MICHAEL , ANDREW J RIDGELEY
・作曲     GEORGE MICHAEL , ANDREW J RIDGELEY
・日本語詞   森田由美
・編曲     丸山恵市
・リリース日  1984年10月15日
・発売元    RVC
・オリコン最高位 18位
・売上げ枚数  15.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 10位
・ベストテンランクイン期間:1984年12月10日付

 クリスマスシーズンですなぁ。 
クリスマスシーズンとなると、毎年決まってクリスマスソングが話題になるんだけど、今年はbuck numberの「クリスマスソング」が一人勝ちって感じでしょうかねぇ。
 その昔、ワタシが着メロの配信楽曲の選曲をやってた10数年前は、まあ毎年この時期になるとクリスマスソング一色になって、ちょこっと食傷気味だったんだよなぁ。
・・・・っつうのも、皆に支持される、ほぼ決まってるじゃん。クリスマスソングといったら、コレヨ・・・って言う定番ソングがさあ。

 そんなクリスマス定番ソングの1曲といったら、ワム!の「ラストクリスマス」だよなぁ。 まあ、何年定番のクリスマスなんじゃい っうくらい、この季節になると毎年必ず流れるもんなぁ。

ところで、今や、ワム!っていったら、「ラストクリスマス」って言うイメージになっちゃってるけど、実際は、もっといろいろとヒット曲があるんだけどねぇ。本家イギリスだけじゃなく、日本でも84年〜85年にかけては、ものすごい人気だったもんなぁ。
 この当時にリリースされたアルバム「メイク・イット・ビッグ」は、LPだけで50万枚以上の売り上げ。
あ、当時の売り上げ規模から言うと、LPで50万枚以上となると、年間チャートで5位には入れるっていうくらいだったのよね。

その中でも人気があったのは、やっぱ、ジョージマイケルのソロ名義だった、「ケアレス・ウイスパー」だろうなぁ。

いや、個人的にも、ワム!といったら、「ラストクリスマス」じゃなくて、「ケアレス・ウィスパー」なんだけどもねぇ。


・・・おっと前置きが長くなっちまった・・・

・・・ということで、今回は、そんな「ケアレス・ウィスパー」のカバー。

西城秀樹の「抱きしめてジルバ」


その前に、最近は洋楽カバーヒットって少なくなったような気がするな。 
うーん、そうでもないのかな? まあ、ここのところ、日本においての洋楽の大ヒットってのも少ないからねぇ。 それと、昔ほど日本人も洋楽コンプレックスってのも少なくなってきたような感じはするしね。つまりさ、洋楽聴かなくても、邦楽だけで事足りるんだよね。
  だいたいアーティスト本人たちも、洋楽で育った・・・というより日本のアーティストを聴いて育ってきたって言うほうが多い時代だからねぇ。昔じゃ考えられないような時代だよな、今は。

 ワシが子供の頃じゃ、ちょっと考えられなかったかもなぁ。大人・・・少なくとも音楽好きな大人ともなれば、洋楽は当たり前のステータスだったし、逆に、大人にもなって邦楽聴いてるのも肩身が狭かったような感じもしたけどなぁ。

 まあ、それでもワタシは邦楽派だったろうけど・・・ふらふら

 ま、それくらい洋楽ヒットっていうのも普通にあったんだよね、昔は。


 1984年。この年は日本のヒットチャートでも、特に洋楽ヒットが多かったような気がする。やっぱ、当時流行りだした、MTVの影響も大きかったんだけどね、曲的にも思わず食いつきたくなるような曲が多かったんだよね、あの年は。

 まあ、そんなわけで、洋楽カバーヒットも多かったのよ、この年は。
代表的な曲としては、ボニータイラーの「ヒーロー」でしょ。うん、例の「スクールウォーズ」の主題歌。 この曲のフレーズは、歌謡曲にも良く使われたしなぁ。 そいから、ガゼボの「アイ・ライク・ショパン」。うむ、いわれと知れた、小林麻美の「雨音はショパンの調べ」のオリジナル。
 そいからムービングピクチャーズの「NEVER」ですかね。これもいわずと知れた、MIEがカバーして大ヒット。

 うむ、ボニータイラーの「ヒーロー」も、ムービングピクチャーズの「NEVER」も映画「フットルース」のサントラからのカバーなんだけど、フットルースもヒットしたよなぁ。

そんな84年の洋楽カバーとして、ヒットを飛ばしたもう1曲は、やっぱ、ワム!の「ケアレス・ウィスパー」でしょ。

↓ コレ


この曲スケベだったよなぁ。なんつっても、イントロのサックスのブリブリ感がいかにもスケベでねぇ、当時、色づきはじめた、ニキビ仮面だった15歳のワタシャ、イントロを聴いただけで、思わず股間が熱くなったもんよ。
息子が「コンニチハー」なんてさ 

 でぇ、スケベなこの曲を、元「新御三家」だった、郷ひろみ、西城秀樹、2人とも同時期にカバーしてたっていうのは、今となっちゃ、知ってるヒトしか知らない事実かなぁ。

 郷ひろみの方は、「どこまでもアバンチュール」っていうシングルと両A面扱いだったんだけど、これは、当時もそれほど話題にならなかったような気がする。まあ存在感が薄かったのよ。 実際、聴いてもなんか今ひとつパッとしない・・・っうか、歌詞が無理やり感がいっぱいなのよね。


 で、もう一方が西城秀樹ですよ。こっちは、タイトルからして「抱きしめてジルバ」なんてのにしちゃったりして。
 これがねぇ、タイトルもそうなんだけど、詞もこれまた無理やり感だらけなんだよなぁ。洋楽カバーにありがちなマヌケな感じというかねぇ・・・。
 
 それでも、なぜか、こっちの方はヒットしたんだよなぁ。オリコン最高18位ながらも、売上げは15万枚強も行ったしねぇ。 これがまた不可解だったりするんだけどふらふら

 当時も邦楽派だったワタシでも、この曲に関しては、どう考えても、ワム!のオリジナルだよなぁ・・・・なんてゆずらなったんだけどねぇ。
 まあ、いい塩梅に歌謡曲になっているのが良かったのかもしれない。無理やりに書けばふらふら
 
 それにしても、タイトルはどう考えてもマヌケだよねぇ。どっから「抱きしめてジルバ」ってのが出てきたんだろ? なんて今でも思うもん。
 っていうか、今となっては、高田みづえの「涙のジルバ」だっけ? それと思わず間違えちゃうんだけど。。。ふらふら

 そういえば、昨日、ちょうど当時のオリコンよんでたら、マヌケな邦題とか言うのがあった。
 シンディーローパーの「ハイスクールダンステリア」(原題 Girls Just Want to Have Fun)がマヌケな邦題上位にあったけど、個人的にはいい邦題だと思ってるんだけどなぁ。。。
 少なくとも、「ケアレス・ウィスパー」を「抱きしめてジルバ」にしちゃうよりはさあ。。。
 まあ、「ハイスクールはダンステリア」って邦題は、シンディローパー側からクレームが来て、今は使わないんだけど。。


動画・・・、ようつべで適当なものがあったんだけどここに張るとリンクが弾かれちゃうんで、ようつべへ直接リンク

https://www.youtube.com/watch?v=69w3_wRXLJQ

えー、うたは1分過ぎから入ってます。。。



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