1985_12_BE-BOP-HIGHSCHOOL_中山美穂






今回の1曲セレクトは、「BE-BOP HIGH SCHOOL」中山美穂です。

 まずはデータです。

・タイトル    BE-BOP HIGH SCHOOL
・アーティスト  中山美穂
・作詞      松本隆
・作曲      筒美京平
・編曲      萩田光雄
・リリース日   1985年12月5日
・発売元     キング
・オリコン最高位 4位
・売上げ枚数   17.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 6位
・ベストテンランクイン期間:1985年12月30日〜1986年1月27日付
・タイアップ:映画「BE-BOP HIGH SCHOOL」主題歌

 このところ「アイドル枠」の選曲に苦心しているワタクシですが、今日も、うーんうーん・・・と迷いながら、過去の日記のアーカイブをひっくり返したりしたんだけど・・・。
 うーん、意外と曲ダブってるなぁ。。。 基本的に1度書いた曲は意識的に書かないようにしてるんだけどさぁ。。。ふらふら
 いや、あくまで「基本的」にで、厳密ではないですけどぉ・・・。その辺は、「趣味」の範囲で書いてるってことで、大目に見てくだされ。

・・・さてさて、ということで、なんか曲はないかいな・・・と思いつつ、何曲か浮かんできた曲の中で、あれれ、まだ、この曲書いてなかったんだ・・・っつう曲を一つ、引っ張ってきましたわ。

 中山美穂の「BE-BOP HIGH SCHOOL」。

 この曲もまだ、書いてなかったんだ。。。あせあせ 今まで、何回か書いたような気もしてたんだけどねぇ。。ジャケ写を何回か使ったのか。。

 えー、この曲は、中山美穂、デビュー第3弾。で、この曲で一気に曲調が変わったんだよね。
 前2曲が同じようなマイナー系の曲だったのに対して、この曲は、メジャー系のカントリーポップス。

 当時、初めて聴いた時、正直、ホッとしたのを覚えてるなぁ。大体、アイドル系って、一つ当たれば、暫くは同じパターンで来るのが、常套手段だからさ。今も昔も。。 そそそ、少し前に西野カナの時も書いたんだけど、1つ当たれば3曲は同じ曲調で行くのが「基本」なんだよね。なので、正直、デビュー第3弾のこの曲で、曲調を変えてきたのはびっくりしたけど、上で書いたようにホッとしたのが正直なところなんだよな。

 もともと「毎度おさわがせ〜」で、ツッパリ役だったわけで、デビュー曲でマイナー系で来たのは間違いではないと思うんだけど、なんか当たり前すぎって感じもしたんだよね。そこからいきなりメジャーなカントリー系に切り替えてきたわけだから、これは意表を突かれたし、でも、この曲で初めて、このヒトの可愛らしさを出せたわけでね。

結果的に、この曲でランキング的にも大きく伸びて初めてベスト5入りを果たしてきたわけだから結果オーライだったんじゃないかと思うな。

 でも、このヒトの場合は、この曲を皮切りに、結構、いろいろと変えてきてたもんねぇ。 その辺は、実験的・・というか、なかなか冒険的でよろしかったけどな。

 ま、ある程度、売れるってわかってたから・・・だとは思うんだけど、それでも、なかなか冒険的にはなれないものよ。

 ただ、作曲の筒美氏は、この曲までは、あんまり乗り気じゃなかったようなんだよね。だからか、デビュー曲の「C」から、この曲までの初期3部作は、今から考えると、「手癖」のノリっていうかなぁ、筒美氏の曲としては、あんまり「ココ」っていうツボはないんだよね。

 まあ、作詞の松本隆氏が、のり気だったし当初はしょうがなく付き合ったみたいなところがあったようですね。
この曲までは、どちらかといえば、松本氏がプロデューサー的な立場でイニシアティブをとっていたようで、詞に関しては、いつもの松本印なブランド的なノリはでてるかなぁ・・・とは思うけどさ。
ま、松本隆−筒美京平っていうゴーテルンコンビによる、「ツイてるねノッてるね」からの、中山美穂第2期では、筒美氏が俄然やる気が出てきたようなんですけどね。

 とはいえ、始めに書いたように、この曲から、メジャーに変わってきたのは良かった。
 
 いや、どうしても、当時の中山美穂ってさ、「毎度おさわがせ〜」の役だった「のどか」のイメージ・・・チョットエッチでつっぱってて・・・って感じが強かったからさあ、少なくとも、この曲で、そのイメージが消えたのは、良かったんじゃないかなぁ。

 ・・・っつうか、この曲、映画版の「BE-BOP HIGH SCHOOL」の主題歌で、もちろん、中山美穂も出てたんだけど、どんな役だったのよ? ワタシ見てないからなぁ。。。



一瞬、河合美智子かと思った。。。。。。


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