かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

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One Park Festival 2024 2日目(9/8)

2024年9月8日(日) One Park Festival 2024 2日目

前日の疲れがちょっと残っていたか、ホテルからなかなか出る気が起きなくて、前日より30分遅れの午前10時過ぎゲートをくぐる。

「街中フェス」っていうこともあり、前日は、普段街中で着ているラガーシャツで参戦した。
だけども、これが失敗。 いつもフェスに着ていくだぶだぶのTシャツよりも動きが取りにくいし、なにより風通しがあまりよくないんで暑いのなんの。。。。 
これも疲れが出た一つなのかもな。。。

・・・ということで、これに懲りて、今日は、いつもフェスの時に着ていくだぶだぶのTシャツ。 

もう一つの理由として、朝からドよんとした天気で、今日は雨が降りそうな予感がするのよね。。。ということもあった。   レインコートは持参していくけども、T-シャツならば多少濡れても構わないんで。。。まあ、結果的にはこれが当たるんだけども。。。

会場では、すでにPARK GARAGEトップバッターの「AVOCADO BOYS」のライブが始まっていた。

ワタシはそのまま、いつものようにP.Aブースのわきに陣取る。
ええ、ライブはP.Aブースのわきが一番音がいいから・・・なんだけど。 それにこの位置が一番ステージ全体を俯瞰して見れるんでね。




AVOCADO BOYS、もちろん、今回初めて見るバンドだけども。。 現在、名古屋中心に活動するポップバンド。 もちろん、まだまだ全国区ではないけども、すでに東海地区での人気は高いらしい。

ポップバンドということだけども、トランペットにサックスも加わり音は厚い。
ストレートなポップというより、ちょっとJAZZやHIPHOPの香りも強い、ちょっと癖があるダンスポップバンドですね。
ボーカルのLENAは北欧系ハーフのようでなかなか艶っぽい。 

そんなボーカルLENAの特徴を生かすべく、と思われるけども、歌詞もほぼ英語だし、メロディラインはほぼ洋楽ですね。

だけども、メロディラインもサウンドも、すでに完成されていますね。 新手バンドの粗削りなところがあまり感じない。
一昔前ならば、うーむ、これは日本の市場は難しいだろうなあ・・・と言いたくなるけども、今は分かんないですからね。 今すぐに・・というのは難しいかもしれないけども、なんかのきっかけで、全国区になることもないとは言えないですから。。。

うん、こういう人たちの音楽が聴きたかったのよ。 そそそ、今は全国区ではないけども、この後、出てくるかもしれないという人たち。 これも音楽フェスの醍醐味なのですよ。


ライブを行っている間、にわかに雲行きが怪しくなり、AVOCADO BOYS終了と同時に、突然のゲリラ豪雨。
こりゃたまらん・・・とデイバックからレインコートを取り出す。

ゲリラ豪雨は、昨年の「SWEET LOVE SHOWER」で経験済みなので、流石にもう狼狽えないけど、午前中にレインコートが濡れるのは予想外。 濡れて水を含んだレインコートは重いねん。
たとえ、この後、雨が上がったとしても、このまま持ち運ぶのはね。。。でも、事実は事実として受け止めるしかない。。

けど、ゲリラ豪雨の雨の降り方がちょっときついので、たまらず、隣接している県庁内へ避難。
「1日目」のトピックスでも書いたけども、県庁内地下1階のパブリックスペースが、第3のステージとなっており、ここで1日中、DJ PLAYが繰り広げられている。

もちろん、エアコンも効いていて涼しいし、雨が上がるのと、メインステージで個人的に見たいアーティストまで時間が空くので、ここで少し休憩がてらDJ PLAYを楽しむ。

ワタシが入ったときは、Masayoshi Mitusyamaという 福井で「casa」というクラブのオーナーDJがプレイ中。
ミニマルミュージックをこよなく愛すという、One Park Fes 公式サイトでの紹介の通り、個人的には全く難解なミニマルミュージックをひたすらプレイ。



難解な音楽に、少しうつらうつらすること1時間。Masayoshi Mitusyama氏のDJが終了したところで、外に出る。

雨が上がり、日が出てきた。 さっきの土砂降りがウソのよう。さぁ〜今日はここからよ。

余談だけども、ここ水はけがめっちゃいいですね。 さっき、あれだけの土砂降りだったのに、もう乾いてる。芝部に座っても全然OK。

SWEET LOVESHOWERの「現場」とは大分違いますねぇ。。。


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まずは、One Park Special Band 2024  。 
フェスの音楽顧問、福井出身、SOIL&"PIMP"SESSIONSのボーカル 社長 が中心となり このステージのためだけに結成したスペシャルバンド。

メンバー 
P   丈青 (SOIL&"PIMP"SESSIONS)
B   高木祥太(BREIMAN)
B  秋田ゴールドマン (SOIL&"PIMP"SESSIONS)
Dr  FUYU 
Dr  小名坂誠哉
Key  蔦谷好位置
Tr   タフゾンビ (SOIL&"PIMP"SESSIONS)
Vo  社長 (SOIL&"PIMP"SESSIONS)

SOIL&"PIMP"SESSIONS中心のメンバーに一癖も二癖もあるメンバーが加わる。強力な布陣。



もっとも、このメンバーで分かるように分かりやすいストレートなサウンドではない。

SOIL&"PIMP"SESSIONSでもわかるようにアシッドジャズ、オルタナジャズにロックを織り込んだサウンドですな。
このメンバーが中心となってフィーチャーされるボーカルが曲ごとに入れ替わる。

フィーチャーされたボーカルは
Marter
Nagan Server
Yuto (The fin.)
TENDRE

この布陣により洋楽カバーを展開。 演奏された楽曲は

・Everybody Loves The Sunshine fet.Marter
・Move On Up feat.Nagan Server
・Summer Breeze feat.Yuto (The fin.)
・Time After Time feat.Yuto (The fin.)
・Just Friends (Sunny) feat.TENDRE
・Lovely Day feat.TENDRE
・Space Cowboy feat. Marter

正直、個人的には普段聴いている「音」とはかなり異なるので戸惑う。
でも、本当の音楽がここにはある‥ということだけは分かり刺激になる。

それにしても、タフゾンビ氏のトランペットの音には耳が行ってしまう。



個人的に、ブラスをやってた頃の「クセ」がいまだに抜けず、ブラスセクションにはついつい耳が行ってしまうんだけども、タフゾンビ氏のペットの音は、独特ですわ。
スコーンとめっちゃ抜けがいい音。日野皓正氏っぽいのかなぁ。

昔、個人的に、やはりJAZZよりバンドの「Pe'z」のカバーアルバムの選曲に携わったことがあるんだけども、Pe'zのトランぺッター Ohyama Wataru 氏 の濡れた少しごこもった音とは、その点が異なるな。

その点からタフゾンビ氏の音はポップでよりダンサブルな曲にも刺さるんだよね。

いつだったか、ROCK IN JAPANでSOIL&"PIMP"SESSIONSを見た時に、延々とダンサブルなジャズナンバーが続き、こちとら、ついていけなくなったとことがあったけども、そん時も、タフゾンビ氏のペットの音には引っかかったことを覚えてるわ。
あの時の独特の感覚を今回のスペシャルバンドでも堪能させていただきましたわ。



ここで、いったん休憩。 エネルギー補給

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今日はクルマの運転がないんで、真っ昼間からやきそばとレモンサワーでいい感じで酔っ払い。
いつもFesにはクルマで行くんで、アルコール類は飲めないんだけども、この日はホテルに車おいてきたんで。。。こんな時くらいしか飲めないからねぇ。。。

県庁前の「YONKS with NOTO」に出店していた 「L'Atelier de NOTO - mebuki」のフグ焼きそば
これがうまい。

ちなみに、これだけでは飽き足らず、「焙煎カレー工房玄武堂」の焙煎牛スジカレーもいただいたワタシであった。。。



ゲプ・・ちょっと食べすぎ。。。。


・・ということで腹も満たしたんで「新しい学校のリーダーズ」。 メインのPark Garadeにもどる。

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まあ、予想はしていたけども、Park Garadeは人でいっぱい。 
やっぱ人気あるね、新しい学校のリーダーズ。 スタート30分前には↑この人波。
さらに人で埋まり、緊張感が高まる中 15時20分 新しい学校のリーダーズ ライブスタート!

ワタシねえ、新しい学校のリーダーズって以前、フェスで一度見てるんだよね。半分冷やかしで
ROCK IN JAPAN 2018だと思ったんだけども、今、そん時のタイムテーブルを見たけども、どうも違ったらしい。。。 うーむ、どこで見たんだろう? 
でも、この人たちのパフォーマンスを見て、「あ、色物の人たちが出てきた」と思ったのは覚えてるんだけどなぁ。。。

 そう、あの時は「色物」とか思えなかったの。 セーラー服で踊り狂うって、あの時点では「色物」のように思えたもの。

セーラー服で歌うってこと自体、ワタシらの感覚では「アイドル」の象徴なんだけども、この人たちのパフォーマンスを見ているとそうじゃない。 
・・というか、あん時は到底アイドルっていう枠には収まらなかった印象はあったんだけどね。

ただ、その後、まさか海外のフェスでバズる・・・ってことは、全然想像もしてなかったのは確かだなぁ。

兎も角、あれから数年たって、彼女たちがどう進化したのか・・それを今回確かめたかった。




うーむ、最後まで、ダンスフォーメーション、ウタのピッチ、コーラス、いずれも全く崩れないのには舌を巻く。 
やっぱり海外の目の肥えた音楽フリークの前で鍛えられてきただけありますわ。なんだかんだ云うても「新しい学校のリーダーズ」のパフォーマンスはworldクラスなんや。

・・とともに、ここまでやらないと、小手先だけのパフォーマンスでは海外では通用しないんだっていうのが分かりましたわ。



うん、天晴なパフォーマンスでした。

ちなみに、オジサンは、今回の「文字がいっぱい」書いてあるセーラー服ぢゃなくて、ノーマルなのがいいんだけどなぁ。。。(爆) 


▼新しい学校のリーダーズセットリスト
1. Toryanse (2024年 配信限定シングル)
2. Omakase  (2024年 アルバム「AG! Calling」より)
3. Giri Giri   (2023年 アルバム「一時帰国」より)
4. Pineapple Kryptonite REMIX  (2022年 配信限定シングル)
5. オトナブルー  (2020年 配信限定シングル)
6. Arigato    (2024年 アルバム「AG! Calling」より)
7. Fly High   (2024年 アルバム「AG! Calling」より)
8. Tokyo Calling (2023年 配信限定シングル)
9. Change (2024年 配信限定シングル)


新しい学校のリーターズで半分おなかいっぱい。満足。。 
いやいや、この後オーラスの「サカナクション」が控えている。 
体力温存のため、椅子エリアに折りたたみイスを広げ、しばし休憩、半分ウトウト。。。

日が傾き、夕日が会場を染め始めた17時30分過ぎ、行動再開。
2ndステージでは、サカナクション前の「STUTS」がライブ中。
 
本当は見たいなと思ったんだけども、サカナクションでいい感じの位置を抑えたかったので、今回はスルー。件のようにメインステージ、P.A前に陣取る。

この時点でほぼ満員。 この後、「STUTS」から流れてくる人たちを加えたらどうなるんだろう・・と思うたわけで。。
案の定、開園直前には超満員。 すでに開演前から異様な盛り上がりがあたりを漂う
いやいや、昨日、この狭い空間で、本当にサカナクションやるんだろうか・・と危惧したのが現実になってきましたわ。

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そんな一種異様な雰囲気の中、18時55分 定刻よりやや遅れて、ライブスタート。
オープニングの「Ame(B)」で、会場は一気に爆発。 さあ、後はフルスロットルで駆け抜けるだけ!

この日は、ちょうどフロントマンの山口一郎氏、44歳の誕生日。 
加えて、2年前、この「One Park Fes」に出演がきまっていながら、件の「鬱」のため出演キャンセルとなった経緯がある。
山口氏にとっては、やっと出れた「FES」ということもあり、思いもひとしおだったようだ。そんなことを、時折吐露しながら、ライブは進んでいく。

楽曲の知名度、バンドの知名度からして、今回出演したアーティストの中では群を抜いているサカナクションだったわけで、ライブパフォーマンスのクオリティは、当然だけども群を抜いている。

そもそも、ROCK IN JAPANでは7万人規模のメインステージの大トリを取るくらいのバンドなわけで。。。
そんなバンドをキャパ1万2千ほどの野外ライブで堪能する。 

東京ドームクラスの会場のバンドを、ホールレベルの会場でライブを見るというのと同じことですわ。
なんと贅沢な時間なんだろうと思う。

個人的に、ROCK IN JAPANでサカナクションを見るチャンスは、これまで何回もあった。
いや、それどころか、電車で30分ほどの今年のROCK IN JAPAN IN CHIBAで見ることも出来たわけで。。。
それをせずに、時間とお金をかけて福井でサカナクションを見ることにしたのは、こんな贅沢な時間を共有したかったからなんじゃないのかなぁ。

ROCK IN JAPANでのメインステージでの「サカナクション」って、なんか当たり前のような気もするんだよね。 もちろん、会場の雰囲気もステージ迫力も違うんだろうけどさ。

これまでROCK IN JAPANで「サカナクション」をスルーしていたのは、そんなところがあるような気がする。
アンコールを含め、全11曲 1時間のライブはあっという間だった。




▼サカナクションセットリスト
1.Ame(B) (2009年 アルバム「シンシロ」より)
2.陽炎         (2018年 アルバム「魚図鑑」より)
3.アイデンティティ (2010年 3rdシングル)
4.ルーキー  (2011年 4thシングル)
5.Aoi   (2013年 アルバム「sakanakution」より)
6.ホーリーダンス  (2010年 3rdシングル c/w)
7.『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』 Remix 2024   (2011年 5thシングル リミックス)
8.ミュージック (2013年 8thシングル)
9.モス     (2019年 13thシングル)
10.新宝島 (2015年 11thシングル)

アンコール
夜の踊り子 (2012年 7thシングル)

後半、レーザー光線がビュンビュン飛び交ってたけども、ステージ後方の「市役所」外壁に、レーザーで文字を浮かび上がられていたとは知らなんだ。。。

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※すみません 「X」のワンパクちゃんのつぶやきからお借りしました。。


・・というわけで、2日間にわたるOne Park Fesはこれにて終了。
いや〜、周りでは福井弁が飛び交い、こんなレアなアーティスト知ってるの? と思ってしまう様な普通のおじさん、おばさんや、子供たちと一緒に家族ぐるみでの参戦していらっしゃる方がすごく多かった。アットホーム感を醸し出しているなぁっていうのが、第一印象でしたね。

なんせ、最近のフェスは、フェス慣れしたような方が多いですから。

このフェスにはこのままアットホームな雰囲気のまま地域密着で行ってほしいなぁ。

すっかり「商業主義」となってしまったフェスが多い中、コレだけ純粋に「音楽」にコミットしたフェスも、今となっては貴重。
今回参戦してみて、最近のフェスでは忘れられたSomethingを再度見つかられたような。。。

コレも地域密着だから出来るんだろうし、あまり全国区にならずにこのまま行ってほしいな。。。

なんて書いたら、フェスの顧問である SOIL&"PIMP"SESSIONS 社長に怒られちゃうかしら。。。


兎も角、今回の参戦ですっかり気に入ってしまったワタシです。
また参戦させてもらいます!

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One Park Festival 2024 1日目(9/7)

長いこと、野外フェスと言えば、「ROCK IN JAPAN」をメインとした、いわいるロキノン系フェス中心だったけども、ここ数年、別のフェスにも参戦しつつありますね。

一昨年20年ぶりで「FUJI ROCK」に参戦して以来、大阪での「METROCK」、山中湖での「SWEET LOVE SHOWER」・・。
今年の春には、横須賀で開催された「Crema  YAMABIKO FES」なんてのにも参戦したり。。。

理由はいろいろあるんだけどね、フェスに参戦し始めて20年を過ぎ、ロキノン系フェスだけでは飽き足らなくなってきたっていうんでしょうかねぇ。 もっといろいろと別のフェスも見てみたいっていうところが大きいですかね。

まあ、見たいアーティストが出るんで・・っていうところが一番でかいんだけども。

最近では、Festival Lifeっていう、野外フェス専門のサイトもあるし



いや、このサイトの存在がでかいかなぁ。 このサイトでいろいろと野外フェス開催情報を見つつ、当該フェスの公式サイトで、出演アーティスト見てると行きたくなっちゃりして。。。
うーむ、罪な・・・ うんにゃ、ワタシにとっては便利なサイトですわ。



数か月前、そんな感じで、↑サイトを見てたら、目に止まったフェス。

それが今回参戦した、「One Park Fes」ですわ。




今年は、今、個人的に一番刺さっているカネコアヤノさんに、スガシカオ、そしてサカナクションが出演。その他も、こと「音楽」にコミットしたアーティストが出演っていうところに刺さって言うのがでかいかな。

せっかく福井まで行くんで、2日間両日参戦と行きまっせ。


あ、↑で「ROCK IN JAPAN」とは別のフェスにも目が行くようになった・・という理由の一つは、ロッキンが、あまりにも「ゲーノー系」に傾いたことですわ。アイドル系アーティストの出演ですね。

アイドル系が出演していかん・・とは言わないけども、原点はあの自由な空間で「音楽」を楽しむ場だったはずですよね、もともとロックフェスって。

当初は、商業ベースとは別のところにいるような、一癖も二癖もあるような「アーティスト」が出演する、それがロックフェスだったと思う。

アイドルに「会い」に行きたいわけじゃないんや、「音楽を聴きに」行きたいんや・・・という思いが先にあって。。。
でも、野外ロックフェスってそういうアーティストの音楽を一同に聴ける。
併せて今はまだ無名でも、これからブレイク、時代を作っていきそうなアーティストを見つける場でもあったわけですよ。

以前は、「ROCK IN JAPAN」で、これらの欲求を満たすことが出来たんだけども、最近ではそれも叶わなくなってきたわけで、他のフェスにも足を運ぶようになったわけなんだけどね。



・・・というわけで、2024年9月7日(土) One Park Festival 2024 1日目

朝9時30分過ぎ。会場着

兎に角最寄りの福井駅から「近」かっ!  ものの5分ですね。

こんなフェスも珍しい・・・というか、個人的には、初めてなんじゃないのかなぁ。ここまで駅から近いのは。

これも、街のど真ん中にある福井城址にある「福井市中央公園」が会場というのがでかいですね。

↓Google Mapのリンクを挿入




周りは、福井県庁に、福井市役所という官庁街。
こんな場所でフェス・・・っていうのも他にはないと思う。

しかも、県庁の地下フロアがフェスの第3ステージという。。。 

ここまでやっていただけると、官民あげて福井を盛り上げようという心意気を感じずにはいられないし、フェスのテーマである

街全体が一つのテーマパークになる音楽フェス

というコンセプトには、十分かなっていると思いますわ。



前週参戦予定だった、「SWEET LOVE SHOWER」。 

↓先日ブログの別トピに書いたように、チケットがちゃんと取れてなかった・・というドジを起こしてしまっただけに、 今回はちゃんと確認してきましたよ。




山中湖ならば、千葉からのドライブになっちゃいました・・なんて諦めがつくけども、福井まで来て同じことやったんじゃねー。

今回は無事、リストバンドと交換できましたわ。。。

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メインステージでは、トップバッターバンドのリハが始まっていたけども、まだ朝早くということもあり、観客はまばら。

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こちらも本日お目当てのアーティストまで、まだまだ時間があるので会場内外の散策。
初めての会場なんで、どこに何があるのか勝手がわからない。 特にトイレが近いワタシゃ、トイレの位置と数は把握しておきたいので。

そうこうしているうちに、メインのPark Garageから刺さる音楽が始まった。
思わず、Park Garageに足が向く。


YOUR SONG IS GOOD がライブの真っ最中。

Wikiには、オルガンインストルメントバンドとあるように、たしかにサイトウジュン氏のオルガンメインのバンドだとわかる。

リズム体としてはスカですよね。ベースは。ただ、もうちょっとラテンよりのテイストを感じる。
トロンボーンを加えた編成は東京スカパラダイスオーケストラに近いけども、もっとダサい。

あ、これは貶しではなく、個人的にはこのようが好み。 ダサい分、曲が刺さるし入り込みやすい。 

それと、個人的には、強力なリズム体に目が行ってしまったな。
タカダヒロユキ氏のベース、タナカレイジ氏のドラム、 松井泉氏のパーカッションが醸し出す独特なグルーヴに、ついつい引き込まれてしまう。

特に、パーカスの松井氏が、汗びっしょりになってリズムと熱く格闘している様を見て、「あ、これこそ音楽だ」と思ってしまった。

シニカルに、クールに音楽と向き合う昨今の若いアーティストには、こういう熱血漢あふれるプレイは流行んないかもしれないけども、個人的には、こう真剣に音楽に向き合っている人たちはいいですね。

兎も角、これぞ野外ライブっちゅう圧巻の熱いステージを展開してくれた。
これこそ音楽フェス。 アイドルフェスじゃないですよ!

なんて、今回のライブにゼッサンのワタシだったりするんですが、YOUR SONG IS GOODって、いつだったかは忘れてしまったけども、ROCK IN JAPANかCOUNTDOWN JAPANで見たような気がするんだよね。
でも、そん時は、今回ほどは刺さらなかったような気がする。

あれから何年たったのかわからないけども、個人的に、表面だけでなく、より深く「音楽」の良さっていうのが分かってきたんでしょうかねぇ。。。

↓ 写真は 
YOUR SONG IS GOOD 終了直後。

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お昼を回り、気温も35℃近くまで上がってきた。本日も暑いですわ。
ただ、風は心地よい。 湿度も少なくとも東京、千葉のあのジドーっとした不快さは無い。 
そのあたりは、真夏のピークは過ぎつつあるといっていいのか、それとも、福井特有の気候なのか。。。 いずれにしても、ここから退避したいという暑さではないのは助かる。

ただ、空を見上げると、なんか怪しい雲が。。。

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降られないでくれ・・と願う。


午後のインターバルの時間は、まったり感。

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しかしね、この狭い空間で、明日本当にサカナクションやるんですかね。 なんか信じられない。

このまったり感の中、
次の、本日のお目当て、カネコアヤノを待つ。
↑の写真から、少しずつ緊張眼が漂い始める中、おもむろにカネコアヤノさん登場。
白のドレススーツが鮮やかだ。

そんな中、サウンドチェックを兼ねたリハーサル。



今回はFULL BAND 編成ではなく、 G、B カネコアヤノ、 G
林宏敏、Dr  Hikari Sakashita というtrio 編成での出演。

誰かも書いてたけども、カネコアヤノさんってベースも弾けるんかい? ・・・なんか初めて知った。。

ギターをおもむろに取り出した
林宏敏氏の第1音が、アルバム「燦々」オープニングの「花ひらくまで」のイントロの出だし。

サウンドチェックが進んでいっても、あの独特の70年代ソフトロック的なやさしめので広がりの音が続く。

お、これは今回こそは、代表曲の「光の方へ」が聴けるかな?  ・・期待が膨らむ中、15時30分 カネコアヤノ ライブスタート!




結果的に、今回も「
光の方へ」は聴けなかったのが残念。 
全体的に、ライブでは毎度毎度ともいえる難解なセットリストだったけど、昨年の「FUJIROCK」のようなヘビーなギターサウンドの曲は少なかったのは良し。 これまで何回か見てきたライヴの中では一番刺さったセットリストでしたわ。

▼カネコアヤノ セットリスト
サウンドチェック(リハーサル) ・花ひらくまで ・気分 ・腕の中でしか眠れない猫のように 1.窓辺 (2021年 アルバム「よすが」より) 2.もしも (2023年 アルバム「タオルケットは穏やかな」より) 3.春 (2018年 アルバム「群たち」より) 4.カーステレオから (2018年 アルバム「祝祭」より) 5.ラッキー  (2024年 配信シングル) 6.車窓より (2019年 アルバム「燦々」より) 7.やさしい生活 (2018年 アルバム「群たち」より)
8.気分 (2023年 アルバム「タオルケットは穏やかな」より) 9.腕の中でしか眠れない猫のように (2021年 アルバム「よすが」より)


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午前中は、ヒトもそれほど多くなく、まったり感いっぱいの場内だったけども、夕方メインアーティスト近くにもなってくると、お客さんが増えてきた。

そんな17時 次のアクトである 
スガシカオ ライブスタート!

最近ヒットチャート的なヒットは出ていなスガ氏ではあるけども、ライブとなると、まだまだ動員数は衰えていないようだ。ライブが始まる直前には、
メインのPark Garage前も人でいっぱいになった。

ただ、当のスガ氏、東北、上越、北陸新幹線での人身事故の影響で、駆け込みギリギリセーフでステージに間に合ったようだ。幸い、着替えの時間はあったようだが。。。 


そういえば、先月の「RISING SUN」でも新千歳空港での「ハサミ」紛失で飛行機が飛ばなくなり、危うく、ライブ時間に間に合わなくなりそう・・・っていうことがあったな。
それだけでなく、先日の「SWEET LOVE SHOWER」では大雨でステージまで、まっすぐ行くことが出来ず大回りしてやっとステージにたどり着いたようで。。。

こんな災難続きの今年の夏フェスのぼやきをボソッとカミングアウト。観衆を和ませ、ライブスタート!



これの前のカネコアヤノさんは、難解なセットリストだったが、スガシカオさんは一転。
シングル中心のセットリストで分かりやすい。
デビュー曲の「ヒットチャートをかけぬけろ」に、NHKプロフェッショナルの「Progress」、「夜空のムコウ」までやってくれた。大判振舞い。

やる曲考えてないんだよ・・・とは本人の弁。 「でも、昨日「X」に「夜空ノムコウ」をやって」と書いてあったので、やります。

・・・とおもむろに始めた「夜空ノムコウ」にはやっぱりトリハダがたったわ。

でも、本人がそういうんだから、今年も数多くのフェスに出演しているスガしても「夜空ノムコウ」は、ここだけのスペシャルナンバーだったのかな?

・・と思ったんだけども、先ほど「LIVE FANS」を見ると、先月の「
RISING SUN」も同じセットリストだったようですね。

ただ、上記のように「RISING SUN」の時も、飛行機の遅れで、あわやライブに間に合わなかった・・とこのヒト同じ状況だっただけに、もしかすると、同じような境遇・・・ってことで本来は別のセットリストだったのを「RISING SUN」の時のセットリストに合わせたのかもしれない。

兎も角、ヒット曲満載のライブで、40分はあっという間。 個人的には、正直、他のフェスでは回避することが多いスガ氏だけども、今回のステージの感じだったら見てもいいですね。 というか見て正解でしたわ。


▼スガシカオ セットリスト
1. 
Party People  (2009年 25thシングル)  
2.ストーリー       (1998年 5thシングル)
3.19才                 (2006年 19thシングル)
4.黄金の月          (1997年 2ndシングル)
5.ヤグルトさんの唄 (2020年 アルバム「ACOUSTIC SOUL 2」より)  
6.夜空ノムコウ  (1998年 SMAP 27thシングル セルフカバー)
7.Progress   (2006年 Kokua名義シングル NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」テーマ曲)
8.ヒットチャートをかけぬけろ (1997年 1stシングル ⇒デビュー曲)
9.ハチミツ  (2023年 配信シングル)

セットリスト的に、90年代の曲が多いのは、初めにスガ氏が言ったように観客の年齢層を見てのとっさの判断だったんでしょうかね〜。
これの前の「SWEET LOVE SHOWER」とも「FUJI ROCK」とも大分違うセットリストなんだよね。


・・ということで、本来は、この後、「YO-KING」、そして、この日のトリである「SOIL&PINK SESSIONS」をを見て帰るべきだったんだろうけど。。。


ちょっと疲れたのと、そういえば、会社への「お土産」を買わなきゃいけないんだ・・っていうのと、ホテルのコインランドリーで洗濯しなきゃいけないんだ・・・っていうのが一斉に頭に浮かびーの。。。
時間的に、ここで退場すれば、駅のお土産コーナーで買えるな。。。 ってことで、この日はここで退場。。

あとで YO-KINGが真心ブラザーズの「どかーん」と「サマーヌード」やったって聞いて地団駄を踏んだんだけども。。。。


ちなみに、この日食べたもののベストフード ↓

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馬茶(UMATEA)さんだったと思うんだけども 午前中から「のぼり」が気になってた、「スイカスムージー」。 
これが、まんまめっちゃスイカ。 冷たくて、甘くて、疲れた体にはもってこい!
この日の一番当たり!





福井、南越前町の「キッチンカー」専門のようなので、このフェスでしか飲めないようですね。

こういう、「ご当地」でしか食べられないものを食べるのも、今ではフェスの楽しみですわ。


・・・ということで、2日目につづく。

 

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