かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

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素直に評価します・・・けどねぇ。。。


ROCK IN JAPAN 2025年から9月開催に移行というニュース。


まずは、来年から8月開催から9月開催に変更する点は、素直に評価します。
昨年、今年の酷暑を考えると、8月開催は考えられないですよ。
病人や、最悪、死人が出てからじゃ遅いです。

ただ、やっぱり「蘇我」なのね。。 
なんだかなぁ。。。

ひたちなか あんなに盛り上がったじゃん。
出演アーティストもみんな「やっぱロッキンは、ひたちなか」って言ってたじゃん

ここまで蘇我に固執する意味が分からん。。。。

まあ、ひたちなかよりも、会場の借り賃が安いんだろうな。
実質的にひたち海浜公園よりも会場狭いし。。。
それに輪をかけて、千葉市から値引き提案があったりして、格安で借りてるのかもしれん。
千葉市としたら、20万人も来場する「おいしい」イベントに違いないからな。
ロッキンオン社としても、コロナ禍のあの2年でのイベント事業の損失は計り知れないだろうしな。 なんせ、それで渋谷陽一氏が体調崩して社長を退いたくらいだから。。
千葉の方が東京から近いんで会場設営費もひたちなかよりは割安だろうし。。。
兎に角、出ていくお金は少なくして損失分を補填したい。。。

今のロッキンオン社の体力を考えれば、千葉に固執するシナリオはこんなところでしょ。 図星だよね、きっと。

ただ、実際問題9月開催変更は実現可能なんですかね? 
ニュース本文にも書いてるように、会場内のフクダ電子アリーナで開催されるジェフ千葉戦との日程が被らないのか?
それ以前に、各アーティストのライブツアー日程などのスケジュールの問題。

最近は7〜8月は夏フェスがあるんで、ツアーを中断するか、それまでに終了させるかで7〜8月は夏フェス出演に備え、9月からツアー再開っていうアーティストが多いと思う。
特にビッグアーティストはそういう傾向がありますよね。
そんなライブツアー日程とバッティングは起きないのか・・っていう問題。
ちなみに、先日の「ひたちなか」も、 ミスチル、ヒゲダン、あいみょん あたりはツアー日程にバッティング、あるいは開始直前ということで、おそらく出演しないだろう・・・っていうのはある程度想定できた。
まあ、実際そうなったんだけどさ。。。
それを考えると来年は大丈夫なの? アーティストの質は落ちないの? っていう不安は残る。
最近のハコ不足を考えると、来年のツアーの「しこみ」は、各アーティスト側も、もう始めてるだろうしな。。

そういうところを考えると、たかだか1か月だけども、今年までのスケジュールを変更するのは、結構難しいと思いますよ。
一度確立したルーチン日程を変えるのもなかなか大変なんだよね。


うんにゃ、それよか、開催場所、「ひたちなか」に変えてくれよ。。。というのが素直なところだよなぁ。
このニュースのコメントの多くもそう意見なんだからさ。

ROCK IN JAPAN 2024 in ひたちなか参戦!

ROCKINJAPANFESTIVAL2024_logo


ROCK IN JAPAN も25周年で今年は「千葉」の他、「ひたちなか」でも開催・・ということで、今年は申し込みましたわ。「ひたちなか」

ええ、以前、ROCK IN JAPANはやっぱひたちなかで開催してほしい・・・なんて書いた手前、「ひたちなか」で開催される今年、参戦しないわけにゃいかんだろ・・・


という訳でもないんだけどね。

やっぱ、「サザンオールスターズ」が出演するんで、サザンフリークのワタシとしては、参戦しないわけにはいかない・・・という理由の方が強いかなぁ。。。

いや、ロッキンも2000年の第1回開催から、今年で25周年・・ということから、「ひたちなか」開催がアナウンスされて以来、ヤマを張っていたのよ。「サザン」出演を。

25周年記念という節目だったら、ビッグアーティストが出るに違いない。。。 としたら、やっぱサザンだろう・・と。
今回は、これを見越して1次先行受付開始日、早々に申し込んだ。

そしたら、案の定・・というか、翌日サザン出演の発表。。。 





・・・してやったりでしたね。

ちなみに、ロッキンでのサザンは2005年、2018年といずれも参戦してきた。今回で3度目となりますわ。


ただ、予想外だったのは、早々とサザン出演のアナウンスが出たこと。
いや、出演する場合でも、引っ張って引っ張って、場合によっては「シークレット」扱いで最後に出演アナウンスがあるものと思っていたから。。。
たしか、前回の2018年の時も最後に出演のアナウンスが出たんじゃなかったっけな。。。

これは、予想外にチケットの争奪戦になるかもしれない。 もしかしたら、1次先行でも「落選」するかもしれない。。。

そんな不安もありながらの1次先行抽選だったけども、無事「当選」。

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とりあえず、関門突破。 めでたしめでたし。。😙😙😙
「1日券」ではなく、「後半3日券」で申し込んだのがよかったかな。

ここまで来たら、サザンの「ステージ前方入れ替えエリア」申し込みにもチェレンジしてみるか。。。
まあ、さすがにこれは当たんないだろうけど。。。。

しかしねぇ、駐車券も同時に申し込んだとはいえ、3日券で4万は高いよなぁ。。。。
昔は1日あたり1万しなかった・・と思うんだけどね。。。。

まあしょうがないか。。。 
今年は、フジロックを「不参戦」にしたので、こちらに予算を回すことにします。。。


ところで、以前 ↑ 「ROCK IN JAPANはやっぱりひたちなかで開催して欲しい」にも書いたことだけども、なぜに「ひたちなか」に戻してほしいか・・という理由に、千葉は会場が狭い、イス、テントゾーンがない、人工芝で足が疲れる・・などなど、いろいろといちゃもん内容を上げたんだけども、本音のところ「暑すぎるから」っていう理由が一番でかい。
昨年なんて連日35℃の酷暑の中での開催だったわけじゃん。
「サマソニ」では、体調不良の人が続出したように、とても「夏フェス」どこじゃないですよ。

個人的に昨年から「ラブシャ」や「フジロック」に鞍替えしたのは、開催場所が高原で涼しいから・・というのがやっぱりデカい。

ましてや、「高齢」となったサザンメンバーにとっては、今の夏フェスは「酷」すぎますよ。

多くの人が言ってるけども、少なくとも「都市型」フェスの真夏開催っていうのは、そろそろ考えた方がいいんじゃないんですかねぇ。
それを考えると、今年ロッキンが25周年といっても、「ロッキン・千葉」にサザンが出演することはないだろうな・・とは思っていた。

ただ、千葉よりは海沿いで風が涼しい「ひたちなか」、それも9月下旬の夕方からのステージだし、これまでも出演実績があるわけで、出演するなら「ひたちなか」はあるだろう。
・・・と、これもヤマを張ってた理由の一つなんだけども。


それでも盛夏よりはましではあるけど、最近はまだまだ暑いからなぁ。
今回でサザンとしての夏フェス出演は最後というのは分かります。
・・って、去年の「茅ヶ崎ライブ」もほとんど同じ条件だったんだけどね。。。ということは、「茅ヶ崎ライブ」のようなワンマンでも夏の野外ライブはもうやんないってことでしょうかねぇ


・・と同時に、個人的な「夏フェス」参戦も今回が最後かな。。。なんていう予感もしてたりしますね。
今年で55なワタシなわけで、体力的に参戦が年々きつくなってきてるし。。。
サザンが出ないとわかっているなら、参戦する理由も少ないかな・・というのも大きいだろうね。

とはいうものの、ワタシのことだから、そんなこと言っても、来年になったら、またフェス参戦の欲求が出てきて、参戦するかもしれんけど。。。


フジロックに参戦いたします。

昨年、20年ぶりに参戦してボロボロに疲れたので、Facebookに「もう来ねーよ」・・・なんて毒を吐いてしまったフジロックだけども、ELLEGARDEN、Vaundy、YUKI、カネコアヤノ、スターダストレビュー・・・ なんて今年のラインナップに目が行ってしまい、ついつい、2日間チケットを応募してしまった。。。。😵😵😵😵










・・・ということで、今年も「懲りずに」フジロックに参戦いたします。

今年は昨年の反省点を踏まえ、折りたたみイスと、厚底のトレッキングシューズの準備は忘れずにしようと思う。
フジロックは、通路が「土」じゃなく「砂利」が大部分な上に上り下りが半端ないので、結構、足に来るのよ。
併せて、安易に地面に座れないっていうのを、昨年改めて思い出せてくれたので、同じ轍を踏まないためにも準備しなければ。。。

去年よりも早い段階での参戦決定なので、まだ、時間はあるのが幸い。
あとは宿探しですな。。。。
それにしても、1日券が22,000円は高いよなぁ。。。。チケット代を見て、一瞬ためらってしまいましたわ。。。

これとはウラハラにROCK IN JAPANはどうしようか・・・迷い中。



フジロックで大分、金使うことになりそう・・っていうのが表向きの理由。

ただ、本音を言えば、今一つ気乗りしないんだよなぁ。。。。
「千葉開催」っていうのが、どうしてもひっかかる。

これまで、会場が狭い、入退場時の混雑がひどい・・・なんて書いてきたけども、本当のところは、「会場が(家から)近い」っていうのが、一番気乗りしないところのような気がする。

年末のCOUNTDOWN JAPANは、時期的に寒いし、年末年始に遠方まで行くのも億劫なんで、幕張開催はありがたいんだけども、真夏のフェスに、なんで地元に行かなきゃならんのだ? っていうのがどうしても引っかかるのよ。

夏フェスって、やっぱ、車で現地に行って、現地に泊まりながら、自然に囲まれた野外で音楽を楽しむからいいのよ。 
泊るところも含めて、前準備をするっていうのも夏フェス参戦の楽しみだし、現地まで行く間のワクワク感ってのもそうだわな。

非日常空間で音楽を楽しむ醍醐味っていうのかなぁ、夏フェスの最大の魅力だと思うんだよね。

蘇我は、通勤や千葉への買い物で日常的に通っているわけで、いつも見慣れている京葉コンビナートの風景なわけで、どうしても非日常空間という気分になれない。

幕張開催のSUMMER SONICとか、袖ケ浦開催の氣志團万博にあんまり行かないのも、そんな理由が大きいかもしれない。

ROCK IN JAPANも、ひたちなかの時はそういう夏フェスならではの環境下で音楽を楽しめたんだけどもね。
ここにきてフジロックに興味が移ったのも、そこが大きいと思うな。

まあ、昨年から参戦20年になるロッキンは今年で卒業と昨年から言ってきたし、出演アーティストが発表されたら、最終的には行く気になるんだと思うけども、現在のところ、ちょっとテンションが下がり中。


ROCK IN JAPAN 2005 その2

その1からの続き

やって来ました「なかみなと」(←前回の使いまわし)。

 でも、前日の「疲れ」で体はボロボロ。。。ということで、やっぱり午前中はムリ! 午後1時過ぎからの参戦となりました。

 今日も天気は「晴れ」。。ただ、夕方から「雷雨。降水確率50%」という予報。 ということで、途中で「雨カッパ」買ってたりしてたんで、遅くなったこともあり・・。(カッパは、野外フェスでは必需品デス)


 さてさて、昼過ぎの会場は、本当に「まったり」してますねー。さすがに3日目にもなると、皆さんお疲れの様子。 それと、今日は大トリが「サザン」と言うこともあり、昨日よりも確実に「ご年配」と、お見受けされる方が多いですね。

 うーん、どこへ行こうかな・・・。とタイムテーブルを見る。。。

まずは、13時〜SOUND OF FORESTのYUIから・・・と思っていたのだが・・・
うぬぬ、YUIは、14時50分からではないか・・・。うーん、TIME TABLE見間違えてた・・・。 約2時間も空き時間・・・。
あーあ、こんなことなら、あと2時間寝てればよかった・・と思っても後の祭り。


しょうがないから、ステージがよく見える「木陰」で「まったり」を決め込み特に見たいとは思わなかった「HOLSTEIN」のステージを見る。

うーん、俺には、全然わかんない。そろそろ、この手のパンク系タテノリバンドは、いい加減「飽和状態」なんじゃない? 
などなど、「マイナスイメージ」しか出てこなかったっす

 HOLSTEINのステージを見ているうち、木陰での「まったり感」が心地よくなってきた。日向は暑いし、YUIもこの場所で見ることにする。

 14時50分、YUIスタート

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しょっぱなからドラマ主題歌になった「feel my soul」をアコギ1本で熱唱する。
 それにしても、18才  もしかして、今回のフェスで最年少かな・・。
たしかに、ステージングはぎこちないけど、ウタは堂々としたもんですね。

 しかし、やっぱり、モノになるヒトっているんだねぇ〜。だって、このテのアコギ1本で路上ライブしているヒトなんて、死ぬほどいるぢゃない?
 そのうちの99.9999・・・%は、ものにならずに消え去っていくわけで・・。
 ほんとに限られたヒトがこうやって、FESに出てる・・・。だからこそ、お金払って聴きに来る価値もあるってもんだけど・・。

 だけど、こうやって、「日の目にあたる」コをスカウトしてくる人の洞察眼はすごいよね。仮にこのコが路上でやってて、スカウトするか・・っといったら、恐らく、俺だったら「サヨナラ」だろうな。「インディーズ」時代の曲もやったけど、正直、どうと言うことは無いんだよね。もし、その曲を路上でやってても、普通、目に留まらないと思うんだよね。でもちゃんと、こうして、スカウトしてくるヒトはいるわけで・・。

【YUI セットリスト】
1. feel my soul
2. It's happy line
3. Tomorrow's way
4. LIFE
5. Just my way
6. TOKYO


さてさて、本日のお目当てのひとつ、DEPAPEPEのステージが迫る。

前のYUIまでは、「木陰」でまったりしながら観戦していたが、いっちょ、ステージ間近で見ようかと、入れ替え時間を利用して、ステージ真正面のスタンディングゾーンまで移動してくる。

 さすがに、アコギ2本のみのインストデュオとあって、ステージはいたってシンプル。椅子が2つに、マイクが2本たってるだけ。まるで、タワレコのインストアライヴの雰囲気ね。

 そこへ、おもむろにDEPAPEPEの2人登場。え? まだ、音あわせの時間だよ? 
・・・と、おもむろに、サウンドチェックを始める。なるほど、ステージはシンプルなだけに、チューニングの悪さは気になるんだろうね。。

そうこうしているうちに、16時ジャストDEPAPEPE スタート

なるほど、やっぱりインストはいいね。シンプルで・・。余計な音が聴こえないし・・。

 圧巻は、やっぱり、ブレイク曲となった「START」。高々2本のアコギだけなのに、この音の熱さは何? やっぱり、聴きに来てよかった。 そんな気に十分されてくれた30分間でしたね。

 でも、気になったところが1点。このヒトたち、今のところフレーズと、リズムが1本なんだよね。たしかに食いつきはいいメロディをしている。ただ、このあと、もうちょっとこの辺
を考えていかないと、「夏の夜の花火」になることもありうるね。

【DEPAPEPE セットリスト】
1. Over the Sea
2. MTMM
3. 雨上がり
4. START
5. B.B.D
6. SUMMER PARADE

16時30分、さあ、いよいよ大詰め、「GRASS STAGE」へ向け移動する。GRASS STAGEでは、アジアンカンフージェネレーションが熱唱中! 
 いつもの、ステージ上手側に「陣」をとる。 いつも、こちら側は比較的ヒトが少ないんだけど、今日は、結構なヒトの数・・。
 とりあえず、1m四方、空きになっていたスペースに腰を下ろし、アジカンが終わるのを待つ。
 
 でもさー、アジカンも、基本、メロディラインは1本だけだよねー。でも、なんで、こんなに飽きられもせずに売れてんだろ? 
 うーん、悪い意味ではないけど、正直、最近のウレセンというか、ファン心理、私には理解できないところがあるんだよなぁ・・。
 などど、座りながら聴いておりました。。。。


 そのうちに日が陰り、いよいよ、オーラスに近づいてきた・・。お次は、坂本龍一教授。
ただねー、前のアジカンの反動か? 周りは急にヒトの数が減った。。。。
 あららら、どうしちゃったの? と思っているうちに、17時40分 坂本龍一スタート
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いきなり、YMO時代の「Behind The Mask」から始まる。
 なるほどー、若いコには、このテのオンガクは、分からない(興味ない)か・・・。
たしかにもこの曲自体、あの大ヒットアルバム「ソリッド ステイト サバイバー」に収められた曲なんだけど、すでに26年も経ってるもんなー。
 あの時代、部屋いっぱいに運び込んだ、シンセサイザーで、この曲を演奏していたわけだけど、今は、シンセ1台で完璧に表現できてる。時代の進歩だよなぁ・・・。
 お次は、「Merry Christmas Mr.Lawrence」・・・戦メリではないか この曲をシンセではなく、グランドピアノで表現する。
 いやいや、オリジナルとは、また、ちがった趣がある。迫力はさすがだ。

 ここで、気になったのが、教授が使用している機材(楽器)。。。あれれれ、シンセもグランドピアノも「YAMAHA」ではないか・・・。
 俺(だけかも知れないけど)は、YAMAHAの楽器ってどうも音が「薄っぺらい」っていう印象が強いんだよね。どんな楽器にしても、音に「厚み」「奥深さ」ってのが無いっツウのかな。
 だから、ちょっと「格下」っていう印象があるんだよね。YAMAHAって。
 それを、教授ともあろう、お方が、普通に使用していることが、ちょっと意外だったな。

 うーん、たしか、以前、TVで、向こうのピアノは、鍵盤が手になじまない・・とおっしゃてしたが、「音」云々よりも、そういうこともあるのかなぁ。
 それに、「野外」ということも、多分に計算に入れてるんだろうな。音の反響、流れ具合・・etc、etc、どちらにしろ、ホールとは比べもんにならないわけで・・。深みがある音なんて、野外には不必要ってこともあるのかもなぁ。
 
 しかし、なんで、こんなにヒトが少ないんだ  ちゃんと「音楽」聴こうよみなさん・・。騒ぐばかりが、「夏フェス」ではないぞよ・・・。

 BUT、ラスト、今、コラボで原爆、反戦をキャンペーン的に行っている、元ちとせがゲストででてきたとたん、ヒトが群がり始めた・・・なんて、現金な方々・・・。

【坂本龍一 セットリスト】
1. Behind the Mask
2. Merry Christmas Mr.Lawrence
3. Undercooled
4. Riot in Lagos
5. Rain (from The Last Emperor)
6. Coro
7. The End of Europe
8. Tong Poo
9. World Citizen
10. Dead Girl(死んだ女の子) w/元ちとせ


ともあれ、いよいよ、 次はオーラス、サザンオールスターズの登場だ
いきなりヒトの数が増えてくる。俺も、できる限りステージ近くまで寄ることにする。
 ただ、前過ぎると、後々、大変っつうのは、すでに経験済みなんで、スタンディンゾーンの「人の壁」の後方で見ることにする。この辺りでも十分ステージは見えるしね。

 ちょっと冷やかしに、「ツッチー」へ電話を入れる。なんせ、一番前で見るって、宣言してましたからねー。BUT BUT BUT、電話が全くつながらなーい、んもう、docomoは、これだから使えない・・。まわりは、結構、電話してるコがいるんだけどなぁ。

 ここで、「雷注意報発令」のアナウンス・。たしかに後方に怪しい雲が・・・。それてくれ・・と願う。
 
人もうまり、熱気が高潮に達してきた、19時03分サザンオールスターズ スタート

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いきなり、「チャコの海岸物語」 およよ、完全に意表を突かれる。BUT、こちらのテンションも最高潮  周りは全く見えなくなっちゃった・・・(こんなことは、珍しいのよ 私)
気がつくと、隣のカップルが「なに このオッサン・・」という顔してる・・。
 へーんだ、気にしないもんねー。ワシは、オメーらが生まれる前からサザンファンだもんねー。気合がチゲーんだよ・・。と口に出せないんで、こころで叫びながら(気弱な俺)、絶叫し続ける。・・・やばい、酸欠になってきた・・。 ここは、気合だねー。

ミスブランニューデイ、真夏の果実、希望の轍・・・・サザンのライブでは、お馴染みの曲のオンパレードだったけど、もう、こちとら大満足よ
 ・・で、勝手にシンドバッドで、ノリは絶頂のかなたへ・・・(この表現、ヒワイね・・)

 やっぱり、サザンはいい。やっぱり、25年選手だよね。お客さんのノセ方ががうまい
このへん、やっぱり前日のミスチルとはキャリアの差を感じちゃったな・・。

 当然。起こったアンコールは、「みんなのうた」。 サイコー。 
 いやー、やっぱりサザンは、フェス向けの曲が多い。この辺も、フェスで聴きたいと思わせる要因だろうなぁ。。。 内容的には満足ながらもやっぱり、1時間強、14曲のステージは物足りない

 やっぱりサザン、単独ライヴも見たい そんな気にさせてくれました。

 蛇足ながら、10月5日リリースのアルバムの宣伝もしっかりしておりました。8年ぶりのオリジナルアルバムは、kamakura以来の2枚組みアルバムになるそうな 今から買い体制の私です。

【サザンオールスターズ セットリスト】
1. チャコの海岸物語
2. フリフリ’65
3. マンピーのG★SPOT
4. 神の島遥か国
5. 愛と欲望の日々
6. 汚れた台所
7. ミス・ブランニュー・ディ
8. 夏をあきらめて
9. 真夏の果実
10. 希望の轍
11. HOTEL PACIFIC
12. 勝手にシンバッド
13. BOHBO No.5
(アンコール)
14.  みんなのうた

これでROCK IN JAPAN2005 ステージは、すべて終了。。。 
最後に打ちあがった、恒例の「花火」を見ながら、

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あーあ、終わっちゃったな・・。と感傷に浸る。うーん、これも、夏FESならではですね。

ちょっと、体力が心配になりつつあるけど、当然、来年も来るつもりっす。

 でも、今日は、「親子づれ」の方が結構いらっしゃいましたねー。夏フェスもファミリー的になってきたのかな。
 いやいや、フェスは、「若者向き」のものだけぢゃ無いからねぇ。これは、大いにいい傾向だと個人的には思うな。
アーティストの皆々様も「オヤジパワー」は、これからも健在でいてほしいよなぁ。


 しゃてしゃて、早々なんですが、今年も年末に恒例の「ROCK IN JAPAN 05/06」を幕張メッセで行うそうな・・。
 メンバー、第1弾発表が会場に流れとりましたが、奥田民生、エレカシなどのいつものメンバーに加え、BENNIE K、木村カエラ、あたりも参戦してくるようだね。
 今後も、第2弾、第3弾発表があるはずだけど、今年も年末は行こうかな・・。
俺、完璧にフェスフェチ(言いにくい)だね。。。

 そりでは、年末にまた、お会いしましょう!! 
>(オイオイ!)



ROCK IN JAPAN 2005 その1

やって来ました「なかみなと」
ここにくると、「夏」って感じなんだよなぁ。

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さてさて、どうするべ・・・。まずは、到着したことをmixiへのっけるべ・・とおもむろにi-modeを始める。
・・BUT全然、通じない!
うーん、ある程度覚悟してたけど、ちょっとヒドイ。
しょうがいないから、写真だけ写すことにして、まずは、HYを見にGRASS STAGEへ移動。
 
今日は、海風が入ってきてたので、いつもの不快な暑さは、あまりないんで、助かったね。

GRASS STAGEは、まだ昼過ぎとあってか、比較的人も少なめ。いつものステージ上手側に「陣」をとると、12時20分、HYスタート

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うーん、去年より格段にうまくなってる。いままで、インディーズのバンドってあまり「大観衆」に「聴かせる」だけのテクニックってまだまだ、と思ってたんだよね。
 ショーマンシップっていう面では、どうしてもメジャー系のアーティストのライヴ規模には叶わない。
 でも、それも、すでに昔だね。HYは、他のメジャーと変わらない領域に完全にショーマンシップ的に完成されてるな。
 それと、改めて思ったのは、このヒトたちは、80年代だね。サウンドが。シンプルかつ80年代的なんだよなぁ。つまり、売れ線なんだけど、メロディの焦点がはっきりしているってのかな。それでいて、AOR+ラップというミクスチャも意外と目新しいっつうのかな。うーん、一時の東芝さんが好きそうな音だよね。30代以上でも安心して聴けるし。 
新曲をはさみながらの全9曲。はっきり言って短かったね。

【HY セットリスト】
1. トゥータン
2. ささくれ
3. 新曲
4. AM11:00
5. そこにあるべきではないもの
6. HY♡
Summer
7. フェイバリットソング
8. 隆福丸
9. ホワイトビーチ



 さてさて、HYを後にして、今年から出来た、第3のステージSOUND OF FORESTへ「salyu」を聴きに行く。

 SOUND OF FORESTは、昨年までは、松林に囲まれたテントスペースだったところなんですよね。
こじんまりとしたステージは、「音楽」を聴くには丁度良い大きさかなぁ。

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木に囲まれているので、あんまり風が入ってこない。ただホコリがすごいね。。
ジトーと汗が流れる中13時40分Salyuスタート

 正直、今回なんでSalyuがROCK INにでるのかが、ちょっと不思議だったんだけど、なるほど、小林武史氏ね。。。ミスチル、サザンと関係するアーティストが相次いで出演したので・・ってこともあるんのかなぁ。
 それにしても、このヒトの「VALON」っていうのは、いい曲だ。シンミリしてくる。ROCK聴きに来てシンミリって言うのはねヒトによっちゃ、ちょっと気分害されるかもしれないけど、でも、ここのステージにとっては丁度良い。
ラストの「to U」が圧巻だった。これは、聴き応え充分。

Salyu セットリスト
1. ウエエ
2. VALON-1
3. Dramatic Irony
4. 彗星
5. to U

 さてさて、続いてウルフルズを見に、再びGRASS STAGEへ舞い戻る。徐々にヒトの数も増えてきた。・・・とともにやっぱり、ここ特有の暑さが・・・。特に、午後、日が高い時間のGRASS STAGEは、直射日光を正面から受けるので、見てるほうは、ちょっとつらいのね。さすがにちょっときつくなってきたので、濡らしたタオルで体を拭く。そうこうしているうちに、15時きっかり、ウルフルズスタート

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しかし、このヒトたちは、サービス精神が旺盛だよね。さすがは関西人ならでは お客さんののせ方もうまいしね。
 「大阪ストラッド」では、延々10数分間にわたる熱演
「ガッツだぜ!」「バンザイ〜好きでよかった〜」「ええねん」など、みなさんおなじみのシングルをはさんだ8曲は、やっぱりあっという間でしたね。

【ウルフルズ セットリスト】
1. バカサバイバー
2. SUN SUN SUN '95
3. バンザイ〜好きでよかった〜
4. 大阪ストラット
5. 暴れだす
6. ええねん
7. ガッツだぜ!!
8. いい女


ここでひとやすみ。 正直、ちょっと疲れた。。。 ちょっと熱中症ぎみかな。。。ということで、しばし、濡れタオルで顔をぬぐい、水分補給しながら日陰で休む。
 うーん、どうしたのかな、今日は疲れが来るのが早い・・。やっぱ、年かなぁ・・。 
幸いこの頃から涼しい風が入ってくる。元気を取り戻す。


 そうこうしているうちに日が傾いてきた。いよいよ、ステージは、ここからが「本番」という雰囲気。ヒトの数も急に増えてきた。
いよいよ17時40分 SINGER SONGERスタート

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COCCOがめちっゃかわいい 写真などで見たときとは大ちがい(失礼)。ウーン、このひとゲーノージンには珍しく、写真写りわりぃのかな。 いや、そのくらい、実物と差がある気がしたね。 まあ、それはともかく、やっぱりウタはうまい。ステージングのたどたどしさをウタが救ってくれてる。
 バックは、文句がつけようがない「クロウト」ですから、安心して聴けるし・・。圧巻だったのは、ラストの「花柄」っていう新曲。めちゃくちゃ壮大だね。バックの大音量に負けじとシャウトするCOCCOがすごく印象的だったしね。
 この曲は、リリースされるのかなぁ・・。されるんだったら買いたいね。

【SINGER SONGER セットリスト】
1. ロマンチックモード
2. Come on you
3. 雨降り星
4. Millions of Kiss
5. 初花凛々  
6. 花柄

 SINGER SONGERのステージの間に日が沈んだ。ステージはいよいよ大詰め、「とり」はMr.Children。さすがにお客さんの数は非常に多くなった。ただ、身動きできない・という程ではない。それは助かったな。
・・・そうこうしているうちに19時キッカリ、Mr.Childrenスタート

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いきなり。「終わりな旅」「光が射す方へ」「名もなき詩」のミリオン3連発。ここから、スピードアップするのか・・と思っていたが、意外とここからは、ミディアムな曲に移行。「未来」をはさむ、最近の曲で固めていく。
 うーん、まわりのお客さんは、ちょっと「ノリきれない」様子・・・。そんな雰囲気のままラストは「HERO」。うーん、なんとなしに、お客さんは煮えきっていない様子だけど、当然のように、アンコールが起こる。
 アンコールは、「innocent world」。 いままで、不完全燃焼ぎみのお客さんがいっきに湧き上がり。4万5千の大合唱。
これは圧巻でしたねー。
でも、個人的には、ちょっとまだ、不完全だったかなぁ。思ったよりもちょっと地味だったね。ミスチルのステージは。
 聴かせる曲中心って感じで、ちょっとトリとしては、盛り上がりきれなかったんじゃないかなぁ・・・そんな気がしたなぁ・・。

【Mr.Children セットリスト】
1. 終わりなき旅
2. 光の射す方へ
3. 名もなき詩
4. 未来
5. 雨のち晴れ
6. I'll be
7. and I love you
8. ランニングハイ
9. HERO
(アンコール)
10. innocent world

いよいよ、明日は、サザン・・・。
だけど、正直グロッキー気味。午前中はちょっとムリそう・・。年だね。めちゃくちゃ疲れた。。。。。。
15時のDEPAPEPEからなんとか、見たいなぁ。

その2に続く

ROCK IN JAPAN2018 その2(8月12日編)

えー、今日から9月ですわ。なんで、今頃「ROCK IN JAPAN」なんやねん? なんて思われてしまいそうですが。。。
「8月11日編」を書いてから、またまた2週間、やーっと重い腰が上がり、PCに向かっておりまする。



8月12日(日) 天気がはっきりしませんなぁ。 くもり一時小雨模様。
朝9時30分過ぎ。本日の駐車場は海浜公園「南」駐車場を指定されており、南駐車場に向かう。 
ここ海浜公園内の遊園地利用の一般客と共用の駐車場のため渋滞、長蛇の列。

こりゃー、10時30分からの「GLIM SPANKY」間に合わねーよ。 ・・・と一時は諦めたものの・・・。
「南駐車場」に駐車した人だけは、中央メインゲートでは、なく遊園地入口の南ゲートからも会場に入れるんだよね。
超ラッキー。めっちゃ時間短縮出来るわ。 逆に帰りも、人でごった返すメインゲートまで行かなくて済むんで楽。

ちなみに「南駐車場」は、今回初めて指定されたけど、こりゃ、いいね。次もここ指定して欲しい。


一時は、間に合わねーよ、と諦めかけてたけど10時10分。LAKE STAGEに到着。 
本日最初のステージなんで、まだ空席が目立つ。 曇り空なんで昨日より涼しい。ただ、湿気がね。。。


10月20分、本日の最初のステージのため、ロッキンオン編集長 山崎洋一郎氏登場。 いわいる前説ですね。

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まあ前説は毎回恒例の事なんで、特に珍しくないんだけど、来年、2019年のROCK IN JAPANは「20回目」という節目ということもあり、 初の「5日間開催」を表明 

2019年8月3日、4日、10日、11日、12日

来年は、8月11日の「山の日」が日曜日ってことで、12日は振り替え休日なんだよわね。 これに引っかけたこともある。

20回目の節目と言う事は勿論の事、これは大変なフェスになりそうだな。

5日間ということは、総勢250組ほどのアーティストが出演することになる訳だけど、一体誰が出るんだろう?

もちんワタシも参戦 いや出演アーティスト次第ですね。。。。



・・・ちょっと驚きの表明のあと、本日のオープニング、GLIM SPANKEY スタート!

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ヒラヒラした民族風の衣装をまとった、ボーカルの松尾レミが登場。一瞬ぎょっとする。 なんじゃ、この衣装は。。。

オープニングは、いきなり今年のシングル「愚か者たち」。
亀本のギターが唸る!

やっぱり、このヒトたちの音楽はロックだよね。オーソドックスな意味でのロック。
昨今のラウド系でもなく、ポップ系なロックでもない。 重低音でギンギンなギター。しわがれた(ハスキーな)松尾のボーカル。 かと思えば、これでもか!? と早弾きテクや、泣きのチョーキングを魅せる亀本のギター。

どれをとっても、これぞロック! と言わせる様な音楽。 それがGLIM SPANKY。

70年代初頭、日比谷野音で頻繁に行われていた、ロック系アーティストによるフリーライブ。 そこから抜け出してきたんじゃね? と言っても全く不思議じゃない。

そもそも、今回の松尾レミのイデタチからして70年代ロックそのものじゃねーか。

佐野元春、桑田佳佑、野宮真貴らから絶賛されたGLIM SPANKYだけど、それは分かるんだよな。 彼らにとって原点的な音・・・・70年代ロック・・・・そのものだからさ。

それを90年、91年生まれ。 まだ20代の彼らが演る・・・ってところに、音楽の不思議さを感じるのよ。

これが、今50代後半、60代の人たちが演るっていうと不思議さは無い。70年代当時、まだ、この世には居なかったっていう彼らがやるって言うところが魅力なんだよな。

特に、松尾レミのボーカル。 どう聴いても、ジャニス・ジョプリンなんだよな。 そそそ、ジョプリンの再来っていうのか。

こういう声質を持ったロックボーカリストが、この時代の日本にいるって事が快挙だよな。

だってさ、今、20代の女子アーティストのほとんどは、アイドル声じゃん。それか、アニメ声優声。 みんな子供に返ってる。 そこにきて、このドスの効いたぶっといハスキーボイスですよ。 これ、快挙といわなくてなんと言う・・・って感じわな。 

たしかに、この手のオーソドックスなロックサウンドを見せたアーティストって、ここ20年の間に居なかった訳ではない。 例えばthe brilliant greenなんかはそうだよね。 ただ川瀬智子のボーカルはアイドル声だったわけだし、やっぱ、そこが違うんだよな。 

ロック的に見てより本物志向っちゅうのかなぁ、日本の音楽業界もまだまだ捨てたもんじゃねーよ・・。って思わせる人たちですわ。

45分間、8曲だけじゃ物足りない。 やっぱワンマンライブを見たい人たちですね。

【GLIM SPANKY セットリスト】
1.愚か者たち
2.END ROLL
3.怒りをくれよ
4.ハートが冷める前に
5.褒めろよ
6.The Flowers
7.大人になったら
8.アイスタンドアローン



お次は、「ゲスの極み乙女」だぁ〜  メインのGRASS STAGEに向かう。
昨日、miwaを見に一度GRASS STAGEにはきたが、半分冷やかし気味だったこともあり、腰を落ち着けての参戦は、今回初めて。
このヒトたちは、昨日の「Official髭男dism」同様、毎回サウンドチェックを自分たちで行うんで、本番前から楽しめるんだよね。

そんな中、11時45分 ゲスの極み乙女 スタート!!

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オープニングは、「私以外私じゃないの」。なるほど、そう来ますか。

ROCK IN JAPAN & COUNTDOWN JAPANで、ゲス乙女は、何回見てるんだろう 3〜4回は見てるような気がする。
フェスに参戦する度に、なぜか見たくなる人たちであり、見ちゃうんだよね。

でも、今回の一番分かりやすいスタートだったような気がする。

2曲目 「猟奇的なキスを私にして」 

と、シングルを連発。

いいじゃんか。やっぱりフェスは分かりやすい選曲にしてくれた方が、気が楽だ。 どのみち10曲もやらないんだからさ。 でも、逆に言えば、このヒトたちもそれだけシングルヒットが多くなったと言う事ではあるわな。

初めてみたのはCOUNTDOWN FES 14/15だったかなぁ。「入場制限」がかかったあの時のステージを見て、こいつらタダ者じゃない・・・って思ったんだよな。

でも正直言うと楽曲自体は、本当の意味ではよく理解出来てないんだよ、ワタシ。 

それなのに、また見たくなるっていうのは、このヒトたちのただならぬ楽器テクニックがあるが故なんだろうな。
最近の音楽って、ポップスでもロックでも、何かと言うとダンス・ダンスじゃんか。踊れないと許せない・・というか。
逆に言えば、踊れさえすれば楽曲のクオリティや演奏テクニックは重要じゃないんだよね。

個人的にその流れには許容できないんだよなぁ。 やっぱ音楽をやるからには演奏テクニックも重要。テクニックが無いバンドは、やっぱツマンナイいしな。

ゲス乙女の連中は、ボーカル、ギターの川谷を始め、キーボードのちゃんMARI、ドラムのほな・いこか、 ベースの休日課長。全員テクニックがあるんだよ。

初めてテレビで、このヒトたちを見て、ちょっと驚いたもの。曲はよく分かんないけど、なんだ? このテクニックは ・・・と。

特に休日課長のファンキーなランニングベースにゃ、思わず心酔しちゃうワタシなんだけどさ。
いや、端からドコドコドコドコ〜って動く、ランニングベースラインって好きなんだわ。 
単にコードのルートをなぞってるだけって言うのが多いじゃん、最近のバンドのベースマンって。こう言うのはベースマンとしては認めてないからさ。

ま、こういう個々がテクニックを持ったバンドって、概してアンサンブルはバラバラになりがちなもんだけど、このヒトたちはきっちり揃ってるってるんだよな。個人個人の音の縦のタイミングがきっちり合っている。
その結果独特のグルーヴ感が醸し出され、そこに引っかかっちゃうんだろうな。

特に3曲目の「戦ってしまうよ」。 この曲今年のシングルの中ではイントロに驚異的なインパクトを感じるんだよな。 ブラックホールかなんか分かんないけど、うわっ、引き込まれるぅ〜・・って言うような強力な吸引力を持った磁場を感じちゃうんだよ。

一時、川谷の例の不倫疑惑で、空中分解な感じだった、ゲス乙女だけど、 この曲・・いや、このイントロで「チャラ」だよな・・・なんて、個人的に勝手に思ってるんだけどさ。。。

欲を言えば、ブレイク曲とも言える「パラレルスペック」をまた聴きたかったけど・・・・。
それだけこのヒトたちにも曲が増えたって事ですかねぇ。

【ゲスの極み乙女 セットリスト】
1.私以外私じゃないの
2.猟奇的なキスを私にして
3.戦ってしまうよ
4.サイデンティティ
5.もう切ないとは言わせない
6.ロマンスがありあまる
7.ドレスを脱げ
8.オンナは変わる
9.crying march
10.キラーボール


さて、午後は女性アーティストを見るべく、再度、LAKE STAGEを戻る。

まずは阿部真央。

今まで見たいと思ったことも無かったし、曲も10年くらい前のデビュー後何曲かしか知らないんだけども、なぜか、今回見たくなった。


12時50分 阿部真央 スタート!

デビューの頃の阿部真央って、アコギ1本の一途なアーティストか っていう印象があったんたよな。
アコギを持って、長髪で、大分出身で・・・。っていうところから、どうも山崎ハコさんの印象とダブッてしまったりして

ま、実際は、あそこまで「真っ暗」な音楽をやっていた訳ヂゃ無く、あくまでポップなロックだった訳だけども。
ただ、ポップな曲をやっていても、どこか哀愁を帯びた影の部分を感じたのは、やっぱどこかしら山崎ハコさんと共通した所を感じてたんでしょうかねぇ。

BUT、実際、ステージに立った阿部真央さんには、そんな哀愁を帯びた影な部分は微塵もなかった。

背中までの長髪を後ろでまとめ、ロングなホーステールに白のドレス姿の阿部真央さんは健康的そのもの。
アーティストというより、むしろアイドル的な健康さを感じたりして。

この姿には、個人的には逆に違和感だったりしてね。 「え? こんなに健康的なの?」って言うところで。

曲も、最近の曲が主体で、デビューの頃のワタシが知ってる曲はほとんどなし。 

でも、最後に2010年の「ロンリー」をやってくれた。 これだけでも感謝 

【阿部真央 セットリスト】
1.K.I.S.S.I.N.G.
2.Believe in yourself
3.ふりぃ
4.immorality
5.喝采
6.まだ僕は生きてる
7.モットー。
8.ロンリー


昼食タイムを挟み、しばし休憩。。

SILENT SIRENを聴きながらベンチでまったりタイム。
本当は、SILENT SIRENも見ようかと思っていたがメシ食って間に始まっちゃったんで飛ばし。。。。


次は、そのままLAKE STAGEで大塚愛。
太陽が西に傾いてきた。 いつもことだけど、午後のLAKE STAGEは西日が直接あたり強烈。
以前だったら、階段芝生席の上段にテントが張ってあり、そこに逃げ込めば良かったものの、今年はテントが取り払われていて逃げ場が無い。 体がジリジリ焼かれるのが分かりますわ。

そんな中、15時10分 大塚愛 スタート!

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オープニングは「フレンジャー」から。
これは予想してなかった曲からだな。 まあ、アップテンポの「おバカ」ソングが来るんだろうとは思ってはいたけど、「フレンジャー」からとは考えても無かった。

それにしても、大塚愛さんも、大分お年を召して来ましたね。「さくらんぼ」のPVで見せていた、キュートな大塚愛さんはどこへ行った  ま、考えてみれば82年生まれの大塚愛さんなので今年36才。そりゃ年もとりますわな。

加えて、なぜにエイベックスから、ここんところ毎年ROCK IN JAPANに出演しているのか・・・っていうのも、疑問っちゃ疑問。 エイペックスっていう「看板」からして、どうもROCK IN JAPANとのつながりが見えてこなかったんでさ。
 まあ、一見するとエイベックスのポップス系アーティストたけど、自分で作詞・作曲するシンガーソングライターだし、ピアノ弾くし、ダンナは、RIPPSLYMEの「SU」だし・・・っていうところが大きいか。 仮にも、RIP SLYMEはその昔、GRASS STAGEの大トリをとったアーティストだし。。。

ただ、どうしてもアウェー感を感じちゃったりするんだよな。

ROCK IN JAPANでは、これまではSOUND OF FOREST STAGEが続いてきたけど、今回はLAKE STAGE。ステージ規模が一段階上がった。
ただ、写真のとおり、人の入りはいまいち。。。結構空きが目立つ。ちょっとおさびしい状況。。。

ポップな「フレンジャー」から入ったものの、中盤は自らピアノを弾き、弾き語り形式のスローな曲が続く。

どうなんだろう? 一服の清涼剤のつもりだったんだろうかねぇ。
でも逆にこの流れにちょっとステージがだれ気味な感じも。。。。  
だれ気味な空気が流れたのはマイナーな曲が多かったのも大きかったろう。
スローな曲でも、「金魚花火」などの初期のヒット曲も織り交ぜた方がアクセントがあって良かったかと思う。

しかし、終盤、再びハンドマイクに持ち替え、「HAPPY DAYS」。

だれ気味だったステージが一気に生き返った。 やっぱ夏フェスとこのヒトといったら、この手のアッパーなおバカソングぢゃないと。。。

ラストは、「さくらんぼ」。 いつやるかいつやるか・・とジリジリしていたが最後の最後にもってきたか。
イントロが流れた途端、それまで会場を後にしていたヒトの流れが、一気になだれ込んできた。

やっぱ、このヒトにとって「さくらんぼ」は永遠のキラー楽曲なんだろうね、今となっては。 もうね、この曲やらないと、ラストサビ前の「もう一回」って言う掛け声をやらないと、みんな許しません って言う感じだもんなぁ。

かくいうワタシもその一人だったんだけど。。。。

ちなみに、「さくらんぼ」は、ヒット当時、配信楽曲セレクターをやってた、某大手着メロサイトで最もダウンロードされた楽曲。携帯3社合計350万ダウンロード。 多分これは未だに破られていないと思う。
おかけでJASRACにかなりの著作権使用料払ったもんよ。
その代わりいろんなバージョン作ったもんなぁ。 個人的には件の「もう一回!」って言う掛け声をいれて永遠ループさせたサビバージョンがお気に入りだったけど・・・。

【大塚愛 セットリスト】
1.フレンジャー
2.ゾッ婚ディション
3.ドラセナ
4.ネコに風船
5.RounD
6.ロケットスニーカー
7.Happy Days
8.さくらんぼ



大塚愛終了。午後の日差しも大分傾いてきた。 
いよいよオーラスに向けてGRASS STAGEへ移動。 途中、サザンの40周年記念T-シャツを着たり、タオルを巻いた人たちが目についてくる。 そろそろ「サザンファン」が本格的に終結しつつあるようだ。

そんな中、GRASS STAGEへ。 昔から定位置としている、ステージ向かって上手側オーロラビジョン前に陣取る。 ステージから見て、左45度位の位置。この角度からが一番しっくりと来るんだよな。

ここからまずはsuperflyを堪能することにする。

どの程度、人が埋まるんだろう・・・って言う疑問もあったが、思ったよりも人は埋まらなかった。 周りは、まだ結構な余裕がある。
そう言えば、前回サザンが参戦した、2005年の時もそうだった。 サザンの前が坂本龍一氏。 そそそ、あの「世界の坂本」だったんだよね。さぞかし人が埋まるだろう・・と思ったら、予想に反してステージ前以外はガラガラ。
あの時の様子が甦る。

そんな中、16時45分 Superfly  スタート!

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髪をショートしに、黒の水玉模様のドレス姿のSuperflyが登場。wikipediaによると、自身、サイケデリックやヒッピー的なファッションが好みと言っているようだけど、まさにサイケ調の風貌に一瞬ギョギョギョってする。

それにしても思ったよりも大分小柄なんだな、越智志帆さんは。 この体で、あのパワフルかつダイナミックな歌唱力の持ち主かと思うと舌をまいちゃうほど。

オープニングは、「Beautiful」から。 

うわーっ、個人的にSuperflyの中で一番好きな曲が、1曲目から来たか〜  一気にテンションが上がるワタシ。
この曲もある意味サイケを感じるんだよね。と書くとちょっと意外かもしれないけど、この曲から思い浮かぶイメージって「原色」の虹色なんだよなぁ。 やっぱりこの曲が収録されているアルバム「WHITE」のイメージが大きいからかしらねぇ。 ちなみにアルバム「WHITE」って収録曲の多くがサイケなんだよね。 個人的にはめっちゃっくちゃ遠い昔の記憶がよみがえるっていうかさ。そう言う意味で大好きなアルバムなんだけども。

そのアルバムのリード曲である「Beautiful」。好きにならない訳が無いわなぁ。 

ちなみに、Superflyのライブは初めてなんだよな、ワタシ。
いや、正確に言えば、以前幕張メッセイベントホールでのライブチケットを取った。 当日幕張メッセまで行った・・・と思ったら、チケットを忘れーの・・・なんて言う失態をし、見れなかった事がある。

だからというか、一度見たかったんだよなSuperfly。 ここ暫くは、活動も半ば休止してたんでワンマンを見れる機会もなかなか無かったんで、ちょうど良かったんだよ、今回のROCK IN JAPANは。

2曲目は 「愛をこめて花束を」 Superflyの代名詞的な曲が続く。

これは、この後も期待できるぞ・・・と思ってたら、 中盤は若干トーンダウン。 やや落ち着き目の曲が続く。

個人的には、「Bi-Li-Li Emotion」や「愛をからだに吹き込んで」など、件の「ドクターX」の主題歌となった肉食女子的な超攻撃的な曲は来るだろうって思ってたんだよね。夏フェスだしさ。

でも、実際、攻撃的なアップチューンは、「タマシイレボリューション」のみ。 

これは、ちょっと期待外れだったなぁ。 もっともっと攻めて欲しかったわぁ。
やっぱり、体調不良だった後最初の夏フェスってこともありーの、まだ「ならし運転」気味だったんでしょうかねぇ。

いつか、肉食系フェロモン全開でギンギンなSuperflyのライブも見てみたいなぁ。それはやっぱりワンマンじゃなきゃダメか・・・。

【Superfly セットリスト】
1.Beautiful
2.愛をこめて花束を
3.Wildflower
4.Alright!!
5.タマシイレボリューション
6.やさしい気持ちで(ジャズアレンジ)
7.Bloom
8.マニフェスト
9.Fall


Superfly終了、 いよいよ大トリのサザンですわ。
人が入れ替わる。件のサザン40周年T-シャツに、タオルといういでたちのヒトがまわりにも増える。
それでも、場所は移動せず。ステージ向かって上手側オーロラビジョン前のまま。

前回2005年の時は、サザンのライブ見るの初めてだったんだよな。そそそ、それまでワンマンのライブも見た事無かったの。
で、舞い上がっちゃってかなり前方まで移動したんだよな。でも、前に行っても背が高いヒトに囲まれると結局は、直接ステージ見えないからさ。

それでも、開演10分前には、まわりは人の波。助かったのは、前方ほどギューギューづめじゃ無い事かな。
気分的にも、盛り上がりつつ、2005年の時ほどは舞い上がって無い。結構冷静な自分が居たりする。

2005年以降、桑田氏のソロライブも含め、サザンのライブ参戦は場数踏んできたからさあ。今回は「ホーム」の気分。 サザンT-シャツ着たヒトに囲まれたってのもある。一目で、あ、このヒトたちサザンファンだ・・って分かるのも気分的に楽だったし。。。


Superflyからのインターバルの時間はあっという間に過ぎ、18時丁度 サザンオールスターズ スタート!

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オープニング、 おーっといきなり「希望の轍」ぢゃねーか。

サザンクラスのアーティストともなれば、コアなファンしか知らないような、マニアックなアルバムの曲ではなく、誰でも知ってるような定番曲しかやんないだろうし、・・となれば、自ずから曲は決まってくるしさ。だから、ある程度の予想はつくんで、「希望の轍」が来た時は、なほどそう来たか・・・っていう気分。
あくまで冷静な自分が居たな。

まあ、そういいながら、一緒に歌ってたけど・・・。 

こういう時に、周りがサザンファンっていうのは心強い。 みんな歌ってたからさあ。

いや、2005年の時は、隣にいたのがサザンファンでは無さそうな、ワタシより明らかに年が若いカップルでさあ、ワタシが大声で歌ってたら、「何? このオッサン・・・」って顔で見てるのよ。
なんかアウェー感だったんだよなぁ。

今回はそんなことも無かったからさ。

ただ、客観的だったのは、オープニングだけだった。

2曲目に「いとしのエリー」を持って来られて、いっきにノックダウン。 まさかぁ、2曲目にこの曲が来るなんて〜。予想外も予想外。 いや、それ以前にROCK IN JAPANで「いとしのエリー」が聴けるなんて・・・。

もうね、 涙もんですよ〜 

39年前、ベストテンで初めてこの曲を聴いた時の記憶が一気に甦る。 
2013年の茅ヶ崎ライブでも、アンコールで「いとしのエリー」はやったけど、あの時は、帰る準備をしててゆっくり聴けなかったんだよな。 今回は序盤2曲目だもの。初めてキチンとライブで聴けたもの。

それだけじゃない。 序盤、この曲以外に81年のアルバム「ステレオ太陽族」に収録されていた「My Foreplay Music」を持って来られたのも、ノックダウン×2。

この曲大好きなのよ、ワタシャ。 なんだよー、アルバムの曲は持って来ないって上で書いたじゃんよ〜・・・って言われそうだけど、この曲、大抵の人は知ってる筈なのよ。 そそそ、ドラマ「ふぞろいの林檎たち」で頻繁に流れてたからな。

♪ 見つめ合って髪にTouch oh oh oh〜 ♪って曲。

イントロのギターソロが溜まんないのよ。

オリジナルメンバーの大森氏が、ああいうことになって、ギンギンのギターソロなこの曲は、もうやんないんだろうな・・・と思ったりもしたんで・・・。 この曲もちょい一本取られたわ。

サポートメンバーの斉藤誠氏、ガンバリましたねぇ〜。 この曲のギターソロ、絶対に大森氏の指クセがあるはずなんですよ。でも、実際のギターソロは、大森氏そのものだったな。 良かった


いやー、でも、この曲で、完全に壊れましたね、ワタシャ   

あとは、野となれ山となれ・・・でしたわ。  そのままラストまで突っ走るだけ〜 ってな感じで一体何回ジャンプしたんだろう 

・・・うむ、実際、次の日は全身筋肉痛で大変なことになりましたが。。。。。

曲の配分も良かったんだよね。 最初に書いたように、誰でも知ってる曲ばっかだったっていうもあったけど、70年代〜現在 まで、バランスよく配分されたセットリストも良かったんじゃないかな。
そうだな、各年代での「代表曲」といる曲は、ほぼやってくれたしな。
コアなサザンファンぢやなくても十二分に楽しめたセットリストだったとは思う。

各年代の代表曲でやらなかったのは、2000年の「TSUNAMI」位じゃ無かったか。

個人的には毛ガニ氏が、でっかい「拍手棒」もってたんで、「匂艶THE NIGHT CLUB」もやって欲しかったんだけどね。 ・・・というか、やるもんだと思ってたんだけど。。。。。 これは、ちょい残念。

まあ、欲を言えばきりが無い訳だけど・・・・。

【サザンオールスターズ セットリスト】
1.希望の轍
2.いとしのエリー
3.涙のキッス
4.せつない胸に風が吹いてた
5.栄光の男
6.My Foreplay Music
7.愛の言霊〜Spiritual Message〜
8.闘う戦士たちへ愛を込めて
9.真夏の果実
10.LOVE AFFAIR〜秘密のデート〜
11.壮年JUMP
12.東京VICTORY
13.ミス・ブランニュー・デイ
14.HOTEL PACIFIC
15.マンピーのG★SPOT
(アンコール)
1.みんなのうた
2.勝手にシンドバッド

兎も角、アンコールを含め怒涛の全17曲。 90分のステージは、めちゃくちゃ素晴らしかった。
こんなにステージ、お客さん、そしてワタシ自身、三位一体感を感じたのは、これまで参戦したワンマンライブでも無かったわぁ。

まさか17曲もやるとは思っても無かったしね。2005年の時はアンコールを含め14曲だった。たしか。
アンコールも1曲だけで、結構あっさりと終了だったんだよ。。
あー、やっぱり、最後まで「余韻」を味わうにはワンマンライブに行くしかないかぁ〜。 と思いーのこの年の年末の東京ドームに参戦したんだっけ。

今回はアンコール2曲もやってくれたしなぁ。 ここまでやってくれれば大満足よ。

でも、終演後、恒例の「花火」を見ながら、 「さあ次は来年春の全国ツアー」って言う新たな気分になったワタシでもありましたわ。。。。



毎度のことだけど、FES最終日の大トリが終了した後のこの一抹の寂しさ感って言うのは何なんだろうねぇ。
「祭りの後」の脱力感と寂しさ感。 これも夏FESの味の一つなんだろうな。
来年もまた・・・と思いたくなる。

まあ、実際、来年も参戦するかどうかは、来年の出演アーティスト次第ですけどね。

ただ、今回参戦したことで、車で来る場合の「駐車場」は、「南駐車場」が便利とか、ホテルの選び方とか、新たな発見もあった訳で、来年参戦への参考にしたいなとは思いまする。


ROCK IN JAPAN2018 その1(8月11日編)

じゃぱーーーーーーーーーん!!

久々にやって来ましたよ、ひたちなか〜。 ROCK IN JAPAN

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おー、なつかしや〜、入り口ゲート。 

いつ以来だ〜  ROCK IN JAPAN。

昔mixiメインでやってた頃は、参戦する度に毎回ライブレポをアップしてたけど、最近はライブレポも、とんとご無沙汰だったからなぁ、いつ以来の参戦なのかすっかり忘れてる。。。
今、ROCK IN JAPANの過去の公式サイトを漁ってみたら、どうも2015年以来、3年ぶりの参戦のようだ。

そうだ、思い出した、あの時は「レベッカ」が再結成で出演するんで参戦したんだ。 
でもさぁ、暑さバテっていうのかなぁ、レベッカ終了時にヘロヘロになって、「もう夏フェスって言う年齢ぢゃねぇかなぁ〜」なんて思いーの、ここ2年は参戦を見送って、その代わりに旅行に出かけてたんだよな。

BUT、3年も経つと気分が変わるもんだわな、なぜか、今年は久々に参戦したくなりーのチケットを購入。 そしたら、サザンオールスターズが15年ぶりで参戦なんちゅう、ワタシにとっちゃ「たなぼたー」な事になりまして、勇んで参戦と、相成った訳ですわな〜。

ちなみにROCK IN JAPANは2003年に初参戦して以来、2003年、 2004年、2005年、2006年、 2010年、2014年、2015年・・・・と今回で8回目の参戦。

うーむ、振り返ってみると意外と少なかったんだよな参戦回数。(ってか2014年のライブレポでも同じこと書いたな) 。でも最近毎回思うんだけど、既に10回以上、ここ(ひたちなか)に来てるような気もするんだよね〜。
毎年来ているような錯覚してるもの。

そんな思いを抱きーの、8/11(土) 11時30分、久々にゲートをくぐる。

相変わらずヒトの多さは凄いね。でも、前回参戦した時よりは、どことなく余裕も感じられる。 ここ数回は兎に角、人、人、人・・っていうイメージしかなかったのだが・・・。 HILLSIDEステージと言う新たなステージが出来、移動動線が分散されたからなのか ちょっと分からないけど、まあ、いい事ですね。

まずは、そのHILLSIDEステージへ「Official髭男dism」を見に行く。

LAKE STAGEをバックに大噴水の脇を通り抜けるルート(まつかぜルート)いいですねぇ、

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少し起伏があるルートは歩いてても気持ちいい。

落書き板には、「チケット忘れました」っちゅう不思議な書き込みが・・・。 

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おめー、どおやって会場に入ったんねん 

程なくHILLSIDEステージへ。「Official髭男dism」の前の「Siggy.Jr」がアクト中。 少し冷やかす。
5つあるステージの中では一番小さなステージになるHILLSIDEステージ、それでも1000人くらいはゆうに入れる程の広さはある。PA周辺が小高い丘になっていて、ここから見るのが一番見やすそうだ。
オジさんは既に疲れたぞよ、と言わんばかりに早くもPAの前に座り込む。 
 
Siggy.Jrが終了。
人がはけたHILLSIDEステージは、まったりモード。  

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もしかして、このまま「まったりモード」のまま、「Official髭男dism」? とも思ったが、そこは「月9」主題歌アーティスト。 そんな訳はない。
開演15分前、通常はステージスタッフが、サウンドチェックを行うのだが、Official髭男dismのメンバーがおもむろに登場。自らサウンドチェックを行う。

うーむ、「月9」主題歌アーティストとはいえ、まだまだ新人の彼ら。 この姿勢は良いですねぇ。

メンバー自らのサウンドチェックでステージ周辺も一気に盛り上がる。 人も一気に増えたようだ。
開演直前には人、人、人。で超満員。 もしかして入場制限がかかった って思えるほど。開演前に既ボルテージは最好調。

12時30分、そのまま、Official髭男dism スタート!

まずは2ndアルバムから「コーヒーとシロップ」。 ライブオープニングにはふさわしいメジャー系ポップナンバーからアクトスタート! そのまま、最新アルバム「エスカパレード」を中心に、ポップナンバーを立てつづけに披露。
キーボード中心のバンドはやっぱりいいね。 ここのところバンドというと、兎角ギター中心じゃん。それはそれでワイルドでもあるし、ギターの3ピースの独特のグルーヴもある。

けど、やっぱさあ、ニューミュージックからヒット曲の世界に入って来たワタシなんかは、エレピやフェンダーローズなんかのキーボードの音色が入るだけで気分が盛り上がるんだよな。 やっぱポップなんだよキーボードが入ると。 
ロックは尖がった音楽・・・って言う、ラウド系などロックの原点に近い音楽がここ20年ばかりフェス系バンドの主流だけど、ここ数年、キーボード中心のバンドも増えて来て、フェスに出演するようなバンドも少し様相が変わって来ましたよね。
この「Official髭男dism 」のようなポップ系バンドも増えてきたしさ。 ウレシイ限りですわ。

ここ暫くのキラーチューン「ノーダウト」で場内は最高潮! やっぱ今は、この曲は外せないよねぇ。周りのほとんどのヒトはこの曲を目当てに来ている訳だから。 でも、やっぱりこういうキラーチューンが出来ると強いよな。
そのおかげで、「入場制限」に近いほどの入りだった訳だから。

来年、また出るのかどうかは分かんないけど、次回出る時は、一つ上のステージは決定的だよね。 正直、「月9」主題歌のアーティストが、なぜに一番小さいHILLSIDEステージ って思うもの。

一つ上のステージで、もう少し曲数もやって欲しい。 ポップナンバーだけでなく、スローナンバーもやって欲しかったしね。 そそそ「LADY」。この曲やって欲しかったんだよな。 
先月の「J-WAVEフェス」でのオープニングアクトの時よりは曲数をやってくれたけど、それでも6曲って言う曲数は、やっぱ少し欲求不満気味。 これは次回への期待ってことか

ま、兎も角 キーボード中心のポップバンドっていう、チューリップ以来の系統、伝統を引き継ぐバンドとして、この後も期待したい と思いたくなるようなステージだったな。

【Official髭男dism セットリスト】
1.コーヒーとシロップ
2.異端なスター
3.Tell Me Baby
4.ESCAPADE
5.ノーダウト
6.SWEET TWEET



ヒゲダン終了。そのまま、メインのGRASS STAGEへmiwaを見に行く。
ただ、予想外のヒゲダンの「混み具合」になかなか先に進めず。。。。

GRASS STAGEへ着く頃にはmiwaアクトスタート  既に1曲目の「君に出会えたから」が始まっていた。

うーむ、いきなり、思いっきり「夏」全開のムード

ステージ脇の、オーロラビジョンには、「今日」のために髪型を「ショート」に切って来たという、miwaのアップが映し出される。 

むむむ、めっちゃ丸顔のmiwa  可愛いじゃねーか  (爆)

考えてみたら、ワタシ miwaのステージって初めて見る・・・ような気がする。 今までROCK INでも、COUNTDOWN JAPANでも何度も見るチャンスはあったものの・・・。 どうも、回避してたような気がするんだよな。

そもそも、最近はメインのGRASS STAGEにあんまり来なかったせいもあるが。 入口から一番遠いからさあ、GRASS STAGEは。 どうも、ここまで来るのが最近、億劫なんだよな。。。。 って事もあったからなんだけど。。。

だけどさ、このヒトには、どうしてもヒット曲を期待してしまう。 下手にアルバム曲とかシングルのC/Wなんてやられると興ざめしちゃったりして。
やっぱ、シングルヒットを前提としたアーティストなんだよね。 それは、再認識させられてしまう。

そんな期待に添うように、ヒット曲を連発してやってくれるmiwaはやっぱりいいわぁ。 その中でも個人的に期待してしていた、「Faith」「ヒカリヘ」を当然のようにアクトしてくれたmiwa。 正直言ってこれだけでも今回は充分ですわ。

【miwa セットリスト】
1.君に出会えたから
2.ストレスフリー
3.ミラクル
4.chAngE
5.Faith
6.ヒカリヘ
7.We are the light



miwa終了後、本来ならそのまま、家入レオを見に「PARK STAGE」に向かうはずだったんだけど、腹減った。。。

・・・っちゅうことで、途中、「みなと屋」へ。 ロッキン名物の「ハム焼き」を食らう。

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やっぱ、ロッキンに来たらこれを食わにゃ〜。

でも、これが行けなかった。 PARK STAGEについた時には、既に家入レオさんのステージは始まっていた。

しかもPARK STAGE周辺は、人、人、人。 入場制限はかかっていなかったけど、ほぼそれに近いような超満員状態。

うわ〜、これはマズった。

いや、家入レオさんは4年前のROCK IN JAPANで一度見てるんですよ。 あの時はLAKE STAGEだったけど、結構空席が目立ったんだよな。あの時のライブレポにも、「6割ぐらいの入りか・・・」って書いてるくらい。

その記憶があったもんで・・・。 ちょっと慢心してたかなぁ・・・。 まあ、それもあって途中で、余裕をこいてハム焼きなんて食っちゃったりもしたんだけど・・・。

今回はあの時のLAKE STAGEよりは一回り狭い、PARK STAGEではあったものの、こんな超満員になるとは・・・・。 軽く1万人程度の入りはあったんぢゃ無いか。。。ウーム。
まあ、冷静に考えれば、このヒトもmiwa同様、ベストテン常連のアーティストなんだよね。 この程度の動員はあっても不思議ぢゃ無い。

兎も角、これはしゃーない。人をかき分け、木と木の枝の間から辛うじてステージが見える場所を陣取る。

でもさ、miwaさんと全く同様、家入レオさんにも期待するのはヒット曲なんだよね。 
ワタシが到着した時にはシングル「太陽の女神」を歌唱中。 次は同じくシングル「君がくれた夏」。やっぱりいい。周りの雰囲気も和む。
 このままアルバム曲やシングルのC/W曲よりも、ヒット曲で押して欲しい・・・これは、周りの多くの方々も感じてたんじゃ無いかなぁ。 会場中がそんな雰囲気に包まれる。

でも、中盤はスローなしっとりした曲を連発。会場中が静まり返る。

うーむ、確かにさっきのmiwaが陽だとしたら、陰の家入レオっていう雰囲気は元々このヒトにはある。 だから、スローなしっとりした曲でも本来ならばしっくり来てもおかしくなし、このヒトの意外な歌唱力っていうのも認識させられた。 でも、やっぱりちょっと場違いだったかな。

それでも「サブリナ」からの終盤2曲は、再度盛り上がった。 やっぱり、このヒトもデビュー曲の「サブリナ」は、キラーチューンなんだよね、未だに。 
「サプリナ」を超える様なキラーチューンを作る事。 もしかしたら、これがこのヒトの今後の「命題」かもしれないな。

そんな事を感じた45分でした。

【家入レオ セットリスト】
1.純情
2.太陽の女神
3.君がくれた夏
4.もし君を許せたら
5.Relax
6.恍惚
7.TOKYO
8.サブリナ
9.僕たちの未来




さてさて、お次はLittle Gree Monsterを見に、LAKE STAGEへ移動。 
うーむ、今日は女性アーティスト三昧な1日だな。 女性アーティスト3連荘ですわ。
今回は移動時間が充分あり。LAKE STAGEに入る頃にはちょうどステージのインターバル中。階段芝生席に陣取り。開始までひたすら待ち。 しかし、兎に角暑い。 特にLAKE STAGEの午後は日差しがまともに当たって強烈なんでさあ。

・・・そういえば階段芝生席の上部、たしか以前はテントで覆っていたよな。 今回はそれが無くなってる。。。

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暑いはずだよ〜。 どうしてテントとっちゃったんだろ  
入場制限対策かなぁ。 テントがあった頃は特に見たいアーティストな訳でもないのに、涼むために場所取りしてたヒトが居たりして、そのために入場制限になってたりもしたからなぁ。


そんな中、15時10分。 Little Gree Monsterスタート!

なんか意気込んでリトグリを見に来たような書き方だけど、正直、ワタシ、リトグリよく知らないんだわ。。。
まあ、これまでシングル曲は何曲かネットから落としてるんで、全く知らない訳ではないんだけど、メンバーのお顔はよく知らないんだよな・・・。  
もちろん、このヒトたちのライブも初めて見る訳で。。。

スタートと同時にステージに駆け込んできた5人。 なるほどぉ、ちょっと大人っぽい「お水系」ないでたちのメンバーもいれば、アイドルアイドルしてる子たちもいるなぁ。
・・・おー、一番右の「アサヒ」さん、いいなぁ。一番アイドルアイドルしてるけど可愛らしい。

「あさひ」さんのプロフィールを見ると昭和歌謡を聴く事が趣味とか。 いいやん、いいやん。

以後、ついつい、目でアサヒさんを追ってしまったワタシです。。。 

あー、完全にオジサン目線だなぁ。。。。

でもね、このヒトたちは、単純にアイドルっていう範疇では見たくない人たちなんだよね。 兎に角、全員、19,20才なのに、ハーモニーワークは目を見張るものがある。

特に、Earth Wind & Fireの「Fantasy」を主題にしたアカペラメドレーは圧巻。 単純にユニゾンで歌う事しかない、某多人数アイドルグループにゃ、絶対に出来ない「芸」だよなぁ。

だからね、このヒトたちは単純にアイドルとしてみたく無い所以なんだよね。

シングルは、他のアイドルと大きく変わらない、いわいるアイドルポップス的な曲が多いけど、これは勿体ないですよ。 このヒトたちは、アイドルというより、本格的なコーラスグループとしてもっとエスカレートして行って欲しいよなぁ。 往年のスリーディグリーズならぬ、「ファイブディグリーズ」に絶対になれるよ。そのためにもシングルでも、R&Bなど、もっとコーラス、そそそ本格的なゴスペルのような黒っぽい曲をやってもいいんと思うんだけどねぇ。

とは言うものの・・・・。 今回のステージでは、シングルは控えめ。後半に「好きだ」と「だから、ひとりじゃない」。
他、これまでも毎年のようにFESでアクトして来ているお馴染みの曲が中心。
コーラスワークが光る「明日へ」とか、ポップな「Over」をやってくれなかったのは、個人的にはちょっと残念。
なんだかんだ言っても、やっぱりシングルを期待する自分がいる。

最後の新曲「世界はあなたに笑いかけている」は、会場一体となっての大盛り上がり大会。やっぱコカ・コーラのCM曲と言うこともあってか、浸透力は絶大ですね。

【Little Gree Monster セットリスト】
1.全力REAL LIFE
2.SAY!!!
3.アカペラメドレー
4.Get Down
5.HARMONY
6.だから、ひとりじゃない
7.好きだ。
8.世界はあなたに笑いかけている




・・・ということで、ROCK IN JAPANの1日目はこれにて退散。。。。 
明日は、朝一のGLIM SPAMKYから、大トリのサザンまで、めいっぱいのスケジュール予定なんで、早く休みたいしさ。。。

・・・と思ってたんだけども、おまけで、ついつい、清水ミチコさんを見てしまったワタシです。

まあ、フロックのつもりだったんだけども、会場のMUSIC FOREST STAGEは超満員。

P_20180811_164857

ははーっ恐れ入りました。 しかも会場は爆笑の渦。 前週出演したユーミンのパロディをやったのは言うまでも無い。 欲を言えば黒柳さんをもっとやって欲しかったわぁ。

でも最初飛ばし過ぎたのか、後半盛り上がりが今一つだったのは、御愛嬌 それとも企画倒れ






・・・ということで、「その2」に続きまする。。。


ROCK IN JAPAN 出演アーティスト第3弾&出演日発表

ROCK IN JAPAN、今回で何回目の参戦なんだろう
・・・っちゅうことで、3年ぶりにROCK IN JAPAN、 8/11〜12の後半戦に参戦決定

今年49のオッサンがようやるわ・・・って感じですが。。。。

http://rijfes.jp/2018/artist


今年は8/11が札幌のRISING SUNと被ってるんで、RISING SUN出演アーティストは8/4〜5の前半に出るんだろうなって言う予想は、ほぼ正解だったようだ。

だけんどユーミンまでが前半に行っちゃったのは予想外。

逆に8/11〜12の後半にSuperflyが来たね。
その他、GLIMSPANKY、ゲス乙女、リトグリ、ついでにモモクロ・・みなさん「後半」いらっしゃ〜い 

ただ、8/11はどうも「アイドルDAY」になりそうな予感だなぁ・・・・(爆)  祝日だから  

出演アーティスト第3弾は特にサプライズは無し。8/5のユーミンは別として、各日「トリ」を務めそうな大物があまり出てない、まだ隠し玉が確実にあるよな。...
今年デビュー20周年の椎名林檎はあると思うんだけどねぇ。あわよくば、デビュー40周年のサザンとか・・・うーむ、これは無いか。。。。

それにしても「04 Limited Sazabys」は8/11 RISING SUNで、8/12 ROCK IN JAPANっちゅう超強行軍スケジュール。若いってのはいいねぇ。もしワレワレ世代がやったら、確実に死にますよね。。。。

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