今回の1曲セレクトは、「Everything」Misiaです。
まずはデータでする。
・タイトル Everything
・アーティスト Misia
・作詞 Misia
・作曲 松本俊明
・編曲 冨田恵一
・リリース日 2000年10月25日
・発売元 アリスタジャパン
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数 187.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:2000年11月9日〜2001年2月1日付
・タイアップ:フジテレビ系ドラマ「やまとなでしこ」主題歌
大晦日ですね。今年の1曲セレクトはこれが最後になりそうですので。。
今年も閲覧していただきありがとうございました。年々、書く曲も少なくなってきましたが、来年も新たな曲も紹介していこうと思います。
来年も引き続きよろしくお願いいたします。🙇♂️🙇♂️
さて、もうすぐ、紅白と相成りますが、、今年も紅組のトリは、Misiaということで。。。
2019年以来、5回続けてトリですわ。 しかも今年は2020年、2021年に続いて3回目の「大トリ」ということで。。。
いやいや、他に紅組のトリを務められそうなアーティスト出てこないもんですかねぇ。。。
まあ、白組もここんところ福山に頼り切りな状態ですが。。。。
圧倒的な歌唱力、存在感があると言ったら、現在のところMisiaしかいない。。。
しかし若くして5年連続トリかよ・・・ なんて思っていたけども、気が付いてみれば、Misiaも今年45歳ですからね。トリを務めても全然違和感がないなったわけで。。。
誰もが認めざるを得ない・・・というところですかね。
そんなMisiaも紅白に出るようになったのは、ここ10年あまり。
そそそ、大ヒットを連発していた20代の頃は、紅白からはお声もかかっていない。 それが不思議でね。 なんかの間違いぢゃないの? ・・・なんて思ったもんだけどね。
今回は、そんな、なんかの間違いじゃないの? と思った、あの大ヒット曲を一つ。
「Everything」
そそそ、フジテレビ2000年10月期の月9ドラマ「やまとなでしこ」の主題歌として、187万枚セールスを記録した、あの超大ヒット曲。
むーー、この曲も、まだ1曲セレクトで書いてなかったんかいな?
今となっては、なんかの間違いじゃないんか? ・・・と思ってしまうんだけども。。。
いや、この曲、「1曲セレクト」としては書いてなかったけども、当時、運営していた「CHART BBS」っていうネット掲示板には、「新曲レビュー」として1度書いた気がする。
もっとも、何と書いたのかは、今となっては全く覚えていないけど。。。
ただ、ヤバイ曲が出てきたなとは、当時も感じたと思うのよ。
ヤバイっていうのは、「すげぇ」っていう意味でのヤバイってことで。
まず感じたのは、日本のヒット曲もここまで上り詰めてしまったか・・・ってことですね。
曲調、メロディライン、サウンド、歌唱・・・どこをとっても、完璧なんだもん、この曲。もう、これ以上の曲は出ないんじゃないか!? って感じたな、初めて聴いたときは。
Misiaって、たしかにウタは、デビュー曲の「つつみこむように」から滅茶苦茶うまかったんだけども、まだ、どこか幼さが残った声質だったのよ。 まだ、のびしろを感じるような。
それは、この「Everything」の前曲の「Escape」でも、まだ感じた。
もっとも、小悪魔調なアッパーチューンである「Escape」とは、単純には比較にならないんだけども。。
でも、この曲は完璧すぎた。売れるべくして売れた曲ですわ。
あまりに凄すぎて初聴で固まってしまうことが何年か一度あるんだけども、この曲なんかはそうだったなぁ。とにかく、すげえ曲が出てきたと日本のヒット曲のレベルの高さを感じましたね。
たしかに、月9ドラマ主題歌というブランドも大きかったとは思うけども、たとえ、そういうブランドタイアップなくても売れたんじゃないんかなぁ。
そもそも、ワタシ、ドラマ見てなかったしね。 あの頃、すっかり一般的になったMVから、この曲を知ったと思うし、暫くはMVと、件の、bay fmの「パワーカウントダウン」だけで、この曲を聴いてくらいだったから。 いや、それでも十分、この曲のすばらしさが伝わってきたのよ。
ただ、今思うと、この曲があまりにも完璧すぎたから・・・だったのかもな、当時、Misiaが紅白に出なかったのは。
2000年と言ったら、Misiaは、まだ22歳ですわ。
22歳で、これだけパーフェクトな楽曲、パーフェクトな歌唱で、紅白なんて言う舞台を踏んだら、すぐ昇華されてしまう。 こんな逸材を若くして昇華されないためにも、この曲でトリをとれるような年齢まで紅白の出演は見送る。。
もしよ、そんな決断をMisia陣営がしてたとしたら、これはなかなかすごい決断だと思うな。
とかく、目先の利益に行きがちなエンタメの世界で、そういう長期的な目で見て決断するってこと自体が異例だと思うし。。。
もっとも、これはあくまで個人的に思ったことで、実際どうだったのか・・は分からないけども。。。
ただ、この曲の1年後、「ソルトレイクシティ」冬季五輪のNHK放送のテーマ曲に「果てなく続くストーリー」が使用された2002年も紅白出場は見送ってたりするしね。
あの当時は、何らかの理由があったと思うんだよね。
この曲がヒットしていた2000年の暮れ・・・。焦ってた頃だな、個人的には。
2000年は、自分のサイトを開設した年でもあり、この頃は運営も軌道に乗り、めちゃくちゃ楽しかった頃だ。 反面、この年の2月に新卒で入社した会社を退職し、プー太郎を続けていたからさ、大分、貯金も切り崩してしまい、先が見えてきてたからさ。
もっとも、IT業界に転職を試みようと、某ネットワークエンジニア養成の専門学校に通ってたわけなんだけども。この年の4月に入学して、1年コースに通ってたから、12月の頃は、そろそろ本格的に転職先を考えなきゃいけなくなってきたころですわ。
でも、ワタシゃ、全然決まってなくて。。当然専門学校側からの斡旋があるものと思ってたんだけども、それも期待していたほどなくてさ。。だから、焦ってたんだよな、今頃は。
なんせ、後先も全然考えずに、卒で入社した会社を退職したから、転職の進め方なんて全く考えてなかったし。。。
この「Everything」って曲を聴くと、↑で書いたようにパーフェクトな曲だと思うと同時に、あの頃の「焦り」もフラッシュバックしてくるんだよね、個人的には。
そんな焦りは、この後半年間続くだよね。その後、今に続く人生の転機を迎えるんだけどさ。
この曲がヒットしていた時は、そんな少し先の未来なんて全く見えず。ただ、ただ焦っていただけだったな。
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