かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

Band

MERRY X'MAS IN SUMMER / Kuwata Band

1986_08_Merry X'mas In Summer_kuwata Band


今回の1曲セレクトは、「MERRY X'MAS IN SUMMER」Kuwata Bandです。

まずはデータです。

・タイトル    MERRY X'MAS IN SUMMER
・アーティスト  Kuwata Band
・作詞      桑田佳佑
・作曲      Kuwata Band
・編曲      Kuwata Band
・リリース日   1986年7月5日
・発売元     ビクター
・オリコン最高位 3位
・売上げ枚数   31.5万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間 1986年7月28日〜9月15日付
・タイアップ:資生堂「サンズパクト」CM曲

前回のJohnny「$百万BABY」は、1曲セレクトですでに書いていてもおかしくない曲ということで、引っ張ってきたんだけども、今回のこの曲も、そんな1曲になるんだろうね。

Kuwata Band  「MERRY X'MAS IN SUMMER」

うーむ、前回同様 「不覚!」と書いてしまおうか。。。。

いやいや、違うのですよ。 この曲は、以前から夏になると書こうと思っていたんだけども、これまで書こうと思ったときにYouTubeに動画が上がってなかったんで、意図的にずっと保留にしてたんだよね。

この曲は、Kuwta Bnad名義の曲だけど、サザン関連の曲は、ずっとYoutubeでは「削除」対象になってたからなぁ。 

・・と言いつつ、同じKuwta Bandでも、「Ban BAN Ban」と「スキップビート」はすでに書いたんだけどね。

いや、これらの曲も、書いた時点ではYouTubeに動画に動画上がってなかったんだけどね。中国のサイトに音源あったのを見つけたんで、本当はやりたくなかったんだけども、ごーいんにそこにリンクしたたのよ。。。。  そのサイトに「MERRY X'MAS IN SUMMER」は無かったんだよね。

なので、ずっと保留になっていたわけだ。

最近は、サザン関連もYouTubeなどの動画サイトへのアップも、だんだんと認められてきたんでね。
まだまだ、ない曲も多いけど、少しずつアップされてきているんで、やっとサザン関連の曲も書きやすくはなってきた感じですね。 今後、折を見て、まだ書いてないサザン関連の曲も書いていこうかな。


今回引っ張ってきた「MERRY X'MAS IN SUMMER」。
リリースされたのが1986年7月5日。 「スキップビート」と2枚同時リリースされたシングルだ。

「スキップビート」が「動」だとすれば、この曲は「静」という曲調でしたね。

当時、「おニャン子」旋風で、おニャン子関連の曲にチャートを席巻されていたのに飽き飽きしていたワタシだけど、この2枚のシングルには飛びつきましたねぇ。

これらのシングルリリースの10日後に「NIPPON NO ROCK BAND」というKuwata Bandのアルバムがリリースされたんだけども、このアルバムと併せて3枚同時に近くのレコード屋で買ったな。

シングル2枚で1400円 アルバム 2800円 併せて4200円。

当時、高校2年で、小遣いだって、まだそんなに貰っていなかった頃だけど、この費用どうやって捻出したんだろう?

いずれにしろ この当時4200円の出費はかなり痛かったはずだし、そうしてまで買ったわけで、まあ、兎に角、当時は、よく聴いてましたねぇ。

これらのレコードリリースされて程なく、夏休みに入ったわけだけども、 連日のように聴いてたと思う。

それほど好きだった。。。  ・・・・訳でもないんだけどね、実は。。。

どちらかといえば、4200円払っただけの「元を取ったれ」ということで、必死こいて聴いてた・・・ような気がするなぁ。。。    

セコイ性格です。 

そもそも、「NIPPON NO ROCK BAND」は、全曲英語詞だったし、どの曲も、もろ洋楽を思わせるようなストレートなロックだったんで、ポップス志向の当時のワタシにゃ、よく分かんなかったんだけどさ。
前年のサザンの「kamakura」みたいなのを期待していただけに、正直、ちょっとがっかりした部分もあったんだけどね。


でもさあ、兎に角、1986年の夏休みは、連日のように聴きまくってたんでさ、夏が終わるころには食傷もいいところでさ、 イントロ流れるだけで「もういいわ」って気分になってましたね。

この感じ、実はこれ以前にもあったんだけどね。

いつかも書いたかもしれないけど、1983年夏の大ヒット曲、杏里の「CAT'S EYE」。
この曲も、1983年の夏休みは、毎日毎日聴きまくっていた。
 ただ、この曲レコード音源は持ってなかったんですよ、当時。 ぢゃどうして? なんだけども、兎に角、ラジオで流れまくってましたからね。
 
これもいつか書いたように、1983年頃は、ラジオのベストテン番組の最盛期で、関東地区では土日だけで7つのベストテン番組があった。
これほぼ全部聴いてたんでさ。 このころオリコン首位を走っていた「CAT'S EYE」なんで、当然これらのベストテン番組全部で流れるわけさ。 なんで、土日だけで最低7回聴くことになる。 
最低・・っていうのは、当時、文化放送でやっていた「決定!全日本歌謡選抜」では、1回の放送で、複数回かかることもあったからさあ。。。
オープニング、ゲストコーナー、そしてランキング発表時・・・とヘタすると3回かかることもあったりして。。。
これ以外、平日のワイド番組でも、連日流れてたし。。。

夏が終わるころには、食傷もいいところで、「もういいわ」とイントロ聴いただけで「オエッ」となったもの。
そんなこともあって、ヒットが去った後も「CAT'S EYE」はかなり後までレコード音源持ってなかったんだよね。

これと同じような事が、3年後の1986年夏にも繰り返されたわけですわ。 
「MERRY X'MAS IN SUMMER」、夏が終わるころには、やっぱ、暫く聴きたくなくなってましたねぇ。 

ただ、同時リリースの「スキップビート」は、同じように連日聴きまくっていても、不思議と飽きなかったんだよなぁ。
やっぱ、「すけべ すけべ すけべ すけべ」っていうサビのフレーズは、ヒットの最中に17才になった私には、刺激的だったんだよね。
なんせ、この頃は、「やりてー」ってことしか浮かばないくらい、頭ン中「すけべ」だらけでしたから  

それに対して、こちら「MERRY X'MAS IN SUMMER 」は、「静」ということで「クールダウン」のような曲調でしたからね。

レゲエを基調とした曲調は、この当時のヒット曲としては、かなり異例だったし、「スキップビート」に比べると毒がない曲だっただけに取っつきやすかったところはある。

現に、当初は、どちらかといえば、「スキップビート」よりも、こちらの「MERRY X'MAS IN SUMMER」の方が、個人的には好きだった。

まあ、サザンでは、それ以前にもシングルになった「恋するマンスリーディ」とか、アルバム「NUDEMAN」に収録されている「来いなジャマイカ」などレゲエ調の曲はあったんで、めちゃくちゃ新鮮というわけではなかったけど。

ただ、これらのレゲエ調の曲は、かなり際どい歌詞の曲が多くて、どちらかといえば「遊び」っぽかったんだけども、 この「MERRY X'MAS IN SUMMER」は、歌詞内容、曲調もまともだったしね。
余計取っつきやすかったんだよね。

・・・けど、とっつきやすい曲は、飽きやすい曲でもあったりするのよ。
まあ、レゲェは、その場ではリゾート感を感じたりするし、季節感たっぷりなんだけども、抑揚が少ないリズムだけに、もともと聴いてて飽きちゃうところもあるんだけども。
その上、ちょっと尺が長いのも、飽きやすさに拍車がかかったかもしれない。





ところでさ、このシングルの「B面」が、テンプターズの「神様お願い!」のカバーだったんだよね。
そそそ、桑田氏が出てたTDKの「カセットテープ」のCMで使われたやつ

↓ コレ


これ、当時好きでさ。 オリジナル曲かと思ったら、その昔、「テンプターズ」でショーケンが歌ってた曲のカバーって分かって、時代を掘り返してたら、「G.S」とぶつかったんだよね。

まあ、いつかも書いたように1986年って「昭和」を振り返るっていう機運が高まった年で、この年の秋から、TBSの「テレビ探偵団」が始まったし、そんな一連の流れもあって、個人的に「G.S」にコミットし始めるんだよね。

ちなみに、今からして思うと「神様お願い!」は、完全にオリジナルのショーケンの方がいいです。



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スキップ・ビート / Kuwata Band

1986_07_スキップビート_Kuwata Band







今回の1曲セレクトは、「スキップ・ビート」Kuwata Bandです。

 まずはデータです。

・タイトル     スキップ・ビート
・アーティスト   Kuwata Band
・作詞       桑田佳祐
・作曲       桑田佳祐
・編曲       Kuwata Band
・リリース日    1986年7月5日
・発売元      ビクター
・オリコン最高位  1位
・売上げ枚数    35.5万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1986年7月21日〜9月22日付

 ここんところ、ウチの方では、涼しい日が続いてるんだよな。特に夜とかさ。 今晩も、涼しい夜ですわ。
でも、もうすぐ、また暑苦しい夜が来るんだろうなぁ。

暑苦しいっていえば、暑苦しい曲があったな。。。。

 Kuwata Band 「スキップ・ビート」

 なんてどお?
 
 あ、べつに暑苦しくもないか。。 

 どうも、引っ張ってくる動機が・・・・あせあせ


 ところで、この曲は、サザンの活動を休止中の86年限定で活動したユニット、Kuwata Bandの第2弾シングルだけど、まあ、いかにも、これぞ、桑田節っていうベタなつくりのロックナンバーでしたな。

 当時さ、桑田氏の曲って、きわどい歌詞の曲が結構あったのよ。直接歌詞カードとして表記するときわどいんで、わざとらしく、当て字で「漢字」にしたりね。


 あー、そういえば、前も書いたけど、初期のサザンの曲には、「●×△■$#☆・・・」って書いてる曲もあったんだけど・・・・。

 たしかに、明確な「歌詞」が決まっていない曲もあったんだけど・・うん、パソコンの「ワイルドガード(*)」みたいなもんよ。
 コトバなら何でもいいってやつ。

 ま、後は、きわどい歌詞の場合とかね。

 それが、このころになると、当て字の漢字になったんだよね。

 ・・・で、サザンが漢字なら、Kuwata Bandでは、逆に英語で当て字・・・っつうのが、この曲っしょ。

 そそそ どう聴いても

 ♪ スケベ スケベ スケベ スケベ ♪


にしか聴こえない この歌詞から 「スキップ・ビート」になったりしてるわけだし。

 まともに書くと、なにが「スキップ・ビート」なのか、よくわかんない歌詞だもんね。

 まあ、まともに聴かなくていいんだけど・・・ふらふら


 そんなことが、話題になったりするのよ。 なにせ、この年の夏のチャートを席巻したこの曲だからなぁ。


 で、さあ、なんで、この曲が、ここまでヒットしたのか・・・って、ちょっと、考えてみたんだけどね。

 客観的に聴くと、そんなに、ヒットする曲かなぁ・・・とも、思うんですよ。あ、これは、あのときから、ずっと、引っかかってるんだけど・・・。


 で、ですよ、考えられるのは・・・・、「スケベ」だからふらふらふらふらふらふら


 うんにゃ、おふざけじゃなくて、まともな答えだよん、コレあせあせ


 考えてごらんよ。 あのころって、アイドル全盛期だったわけで、「健全」な曲が多かったのよ。
 まあ、それは、それでいいのかもしれないけど、「流行歌」のホンシツは「スケベ」なのよね。。。 そそそ「SEX」

 あんまり「健全な恋愛」の世界に入り込みすぎると、ツマンナクなるのよ、ヒット曲って。


 そこに一石を投じたのが、この曲だったと、思うわけ。


 あ、これは、今のヒット曲界にも使えるぞ〜。 そうだ、そうだ、なんで、最近のヒット曲がツマンナイのか分かるな。

 歌詞の内容が健全で「スケベ」な曲が少ないからだ。。。 「艶」がないのよ。やっぱ、そういう曲がないと、ヒット曲はツマランね。


 だれか、この辺で、「淫ら」な曲を作ってごらんよ。ヒットすること請け合いです・・・・・多分ふらふら







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Ban BAN Ban / Kuwata Band

1986_04_BAN BAN BAN_Kuwata Band






今回の1曲セレクトは、「Ban BAN Ban」Kuwata Bandです。

 まずはデータです。

・タイトル     Ban BAN Ban
・アーティスト   Kuwata Band
・作詞       桑田佳祐
・作曲       桑田佳祐
・編曲       Kuwata Band
・リリース日    1986年4月5日
・発売元      ビクター
・オリコン最高位  3位
・売上げ枚数    45.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1986年5月5日〜7月7日付
・タイアップ:資生堂86年夏のキャンペーンソング

 えー、今回はKuwata Bandの「Ban BAN Ban」を持ってきたわけなんですが。
 まあ、Kuwata Bandは、85年秋以降、3年にわたるサザンの活動休止の時期に86年の半年だけ結成した、「臨時バンド」なわけです。

 もちろん、ほとんど外部から集まったメンバーだったわけで、サザンからはドラムの松田氏のみ参加したんだよね。

 サザンよりも骨太でストレートなロックが心情・・・っていう感じもしたけど、なによりカラーが全然ちがったよなぁ。

 その魁になったのが、この「Ban BAN Ban」だろうね。
初めて聴いた時、やっぱり違和感があったんだよね。サザンっぽんないんだん。

・・・ってまあ、当たり前なんだけどさ。やっぱり桑田氏にハラ坊がからんでこそ・・・っていう「アタマ」があるからさ。

 まあ、だからなんですかねぇ、ベストテン入りは意外と遅いんだよね。
 リリースが1986年4月5日。オリコンでは初登場20位と、やはりサザンでは考えられないような出足だったんですよね。

 やっぱし違和感あった人が多いんだろうなぁ。。

 それでも、桑田氏の新たな挑戦の意気込みはかんじましたね。だからさ、最初違和感はあったけど、すぐに気に入りましたよ、この曲には。

 資生堂のキャンペーンソングだったじゃん。だから、なんとなくソープ(石鹸)に香りがするんだよね、この曲には。

 ハイ、個人的な感情です。


動画・・・サザン関係の時はいつも「注釈」として書いてるんだけど、You Tubeを始め、各動画サイトからサザン関係の動画は、悉く消されてるからなぁ・・・。当然、この曲も・・なわけで。
 You tubeの他のサイトで、どっかに落ちてないかなぁ・・・とおもったんだけど、この曲は全然ない。
なので断念。

でも、それじゃ悪いんで、この曲がキャンペーンソングとなっていた資生堂のCMで。



30秒しかなくて申し訳ないですが。。。

・・・・と昔は書いたんだけども、今はYouTubeで動画見れるようになりましたね。










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