かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

Ado

【キニナル曲】会いたくて / Ado


202108_会いたくて_ado


今回のキニナル曲はこの曲だ!

Ado    「会いたくて」

まずはデータです。

・タイトル    会いたくて
・アーティスト  Ado
・作詞        みゆはん
・作曲        みゆはん
・編曲       みきとP
・リリース日   2021年8月12日(デジタルダウンロード配信)
・発売元     ユニバーサル
・タイアップ:映画「かぐや様は告らせたい 〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 ファイナル」挿入曲

やおら、ミディアムバラードできますか。うーむ、なるほどねぇ。。。。
件の「うっせぇわ」以来、攻めの姿勢が強かったAdoだけに、ここで、この曲調で来るというのはちょっと予想もしなかった。

まあ、「うっせぇわ」の大ヒットには、及ばないものの、以降リリースしてきた曲も軒並みヒットチャート上上位にランクされてきているし、少なくとも今年いっぱいは、アッパーチューンで「攻め」てくるものと思っていたからさ。

ある意味、このヒトのイメージとして定着したアッパーなボーカルのの曲の方が、現状としては「安全杯」とも思えるしさ。 アーティストしてブレイクしたといっても、まだ1年も満たないわけだからさ。まだまだヒットアーティストして安定したとも言えないし。。。

これまでにない曲調にイメチェンするタイミングって難しんですよね。
これが、70年代、80年代だったら、3か月ローテーションの中で、3作は似たような曲調を続け、4作目にイメージチェンジするというのは、ある意味フォーマット的な流れではあったわけだけど、今は、ああいう、ローテーションリリースでもないしさ。イメチェンするタイミングって、より難しくなってきていると思う。

・・・かといって、いつまでも似たような曲調の曲が続けば飽きられちゃうし、アーティストの幅を広げるためにも、これまでとは違った曲調に挑戦するのも当然の選択ではあるんだけど。。。

ただ、これまでも、ヒット曲の曲調からのイメージチェンジのタイミングに失敗して、ヒット戦線から外れてしまった人たちを何人も見てきたんでね。

こういう曲調を変えてくるというのは、ある意味、「勝負」の時なんだよね。

曲調としても、比較的平易でよくありがちなメロディライン。
これまでAdoの曲の特徴の一つであった「毒」も感じるような挑戦的なメロディラインは影を潜めている。 かなり聴きやすい曲調ではありますね。

パッと聴き、Aメロなんかは、例えば片平里菜さんっぽいし、ソフトタッチ路線だけにインパクトも薄い。

だからこそ、ボーカル力が試されるわけだけど、インパクトがうすいメロディラインにしては、全般的には説得力が感じられるボーカルだし、うまくこなしているんじゃないかと思う。

あとは、「大衆的」にどう刺さるかどうかだけど、ボーカリストとしての幅を広げるためにも、一回り成長するためにも、ここは乗り切ってほしいですね。






だけどさ、この曲をクリエイトしたスタッフ一覧をYou tubeで見ると、作詞、作曲、アレンジを含め「個」の集合体で、ここまでのクオリティの曲が作れるってことに、オジサンとしては、正直びっくりですわ。

さながら、ビジネスモデルとしては、C to B的な感じだよなぁ。 
以前には考えられなかった形態なんですよね。

でも「個」の集合体として、ここまでのクオリティの曲が出来るんだったら、ホント、いわいる「職業」として音楽を作る人は必要ないよなぁ・・・と。

もちろん、1曲作るために、みんなバラバラに進めては、まとまるものもまとまらないわけで、制作のまとめ役として、ディレクションする人だけは必要だろうけどさあ。

ともかく、Adoとか、YOASOBIっていう人のブレイクのおかげで、昔では、到底考え付かなかった形で、音楽が作られ、それが大ヒットしていくっていうプロセスを目の当たりにしているんだよね。

まあ、若い人たちには、これがデフォルトなんだろうけど、古い人間にとっては、昔はちょっと考えられなかったような流れに慣れないし、それが、今の曲に近づきがたい要因でもあるんだろうな。


一方では、millennium paradeのような「プロ」の音楽集団がクリエイストする音楽も、ここの所広がりつつある。
コチラは音楽としてのクオリティは「本物」。いわば、昔ながらの B to C的なビジネルモデルの音楽っていのうかなぁ。だからなのか、聴き手としては、より安心感もあるんだよね。

まあ、どちらがいい悪いというんではなくて、音楽をクリエイトする幅というのは、昔とは比べ物にならない程広くなったということと、幅が広がった分、曲によってはクオリティ的にも高くなっていることは認識するべきなんだろうね。




【キニナル曲】うっせえわ / Ado

久々の「キニナル曲」。 Adoの「うっせえわ」。

202101_うっせえわ_Ado


まずはデータです。

・タイトル    うっせえわ
・アーティスト  Ado
・作詞      Syudou
・作曲      Syudou
・編曲      Syudou
・リリース日 2020年10月23日
・発売元   ユニバーサル

昨年11月頃からYou tube週間再生回数ランクの上位に上がってきていて、なんじゃこりゃ・・・と思っていたわけで。新手のラッパーか とか。。
でも、17歳女子高生アーティストだったわけですね。 
兎も角、最近キニナル曲と言えばこの曲ですわ。

昨年10月の配信リリース以来、ここまでYou tube再生回数2800万回。
Spotifyバイラルチャートも、昨年11月の時点ですでに急上昇してきていたわけで、まあ、こちとら気づくのが遅いんだけどね、 
今週You tube週間再生ランクも6位。オリコン合算ランクで21位に上昇と本格ブレイクの兆しが見えてきている。
ちなみに、ワシのランクでは先週43位。今週どこまで上がってくるか!?
ただ、今のところ動きを見せている要素は、ネット配信(特にサブスクリプション)とYoutube。既存メディアであるラジオ、有線での動きはまだ見られない。つまり、まだ「若者」の支持のみにかたよっているキライはある。
この先、特にラジオでどう動いてくるか・・というところが認知のすそ野を広げ、本格ブレイクに繋がるかどうかのカギでしょうね。

ダークな世界観な歌詞、独特で強烈なインパクトな声質は、初期の椎名林檎に通じるところもある。
強烈な声質に中毒になっている「若者」も増えてきているようで、もしかするとこの先化けてくるかもしれない。要注意曲ですね。

巷では、出だしの ♪ちっちゃな頃から優等生〜♪ っていう歌詞がチェッカーズの「ギザギザハートの子守唄」へのオマージュと捉える向きもある。

でも、この歌詞の世界観は、ビジュアル的にいかにも「不良です」と言わんばかりだった昔の「不良」と違って、表向きは「優等生」を装っているけど、内心は世の中を斜めに見ているわけでしょ。

なんかね、その世界観に「ギザギザハート〜」や当時のツッパリ、暴走族世代だったワタシなんかは、ちょっとおぞましさを感じたりするんだけどねぇ。 
つまりさ、昔は、見た目で分かったじゃん。 そのスタイルから、反社会的です、世の中斜めに見てますって分かったから。でも、今は見た目ではわからないってことだよね。
これが今の世代の「デフォルト」なんでしょうかね。まあ、ジェネレーションギャップと言われればそれまでなんだけど。。。

あ、でも我々世代でも、「ヤヌスの鏡」なんかあったしな。 そそそ、普段の優等生の顔と、バリバリ不良の二面性を持った女の子のドラマ。

そう考えると、昔も同じようなところはあったのか。。。 

ただ、この曲はドラマよりもリアリティを感じる。その辺にワタシなんかはゾクゾクとした怖さを感じたりするんだけどね。世の中どこへ向かっていくんだろう・・・なんて気持ちにさせられますね。

↑で要注意曲って書いたけど、ヒットチャート的だけでなくいろいろな意味で「要注意曲」とも言えるかもしれない。






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