かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

APPLE

何気にトピックスが多いランキング

ワタシメの今週2026年3月19日付ランキング更新



何気にトピックスが多い週となりましたわ。

スクリーンショット (122)


まずは、嵐、5年4か月振りの新曲「Five」いきなりの3位初登場。
各ワイドショーでも盛んにやっているように、ラストドームツアーが、先週札幌から開始。 これにシンクロするように、先行リリースされた。今回の楽曲。
5年4か月の空白期間があったとは言え、いきなり3位まで持ってくるところはさすがというべきでしょうかね。
ネット配信、動画ランクでは圧倒的な強さを見せたものの、ラジオチャートで出遅れ感があったことから、このランク。
もっとも現在のラジオチャートは、ほぼFMで占められているため、この手のアイドルポップスに分が悪いことも大きいが。
ラストライブが開催される5月末までは、暫くは、嵐フィーバーが続くんだろうな。




8位には、件のNetflix WBC応援ソング、稲葉浩志「タッチ」が初登場。
なんやかんや言うても地上波中継のないWBCの盛り上がりも、前回に比べたら今一つか・・と感じたりするんだけども。。。
それにもかかわらず、この曲の支持は大きんだよな・・・というのがはっきり表れたような結果。
いや、個人的にはベストテンにも入んないんだろう・・とタカをくくっていたんだけども。ネット配信、動画、ラジオチャートと、意外と幅広く上位進出。ベストテン入りと相成りました。
・・と言ってたら、対ベネズエラ戦は借敗。終戦。
せっかく盛り上がりかかってきたのに・・・この曲もここまでかなぁ。。。





 14位 Mrs.GREEN APPLE 「ライラック」のランクイン登場週数が100週に到達。
Mrs.GREEN APPLEとしては「青と夏」「Soranji」「ダンスホール」「ケセラセラ」に続く5作目の100週到達。
ワタクシのランクキング、登場100週5作目は、もちろん最多。
この他、ランクイン100週越えを複数作持つアーティストは、back numberのみ(「水平線」「クリスマスソング」)
ミセスの圧倒的な支持力を見せつけられるような結果ですわ。
ただ、件のミセスも今年に入って、去年までのアーティストパワーも落ち着いてきているように感じるわけで。もしかすると。これが最後のランクイン100週越えかもしれん。




珍記録! 登場151週目にして最高位更新


先ほど更新した、ワタシメのランキングで、この間書いた、Mrs.GREEN APPLE「青と夏」が今週4位にランクアップ。初登場から6年越し、登場151週目で最高位更新という前代未聞の「珍記録」を達成。






・・・なんて書くと、いかにも「ヤラセ」っぽくてやなんだけどねぇ。。。 まあ事実は事実なわけで。。。

ここまでのランキング推移を折れ線グラフにしたので、↓に載せてみました。

青と夏ランキング推移


この間の「キニナル曲」の「青と夏」では、「季節」的な楽曲としてヤマタツの「クリスマスイブ」と違うのは、「夏」が終了しても、ランクの下の方に粘る・・と書いたんだけども、実際はちょっと違いましたね。

折れ線グラフを見る限り、やっぱり、毎年のように「夏場」になると動いてきているのが分かるな。
ただ、「ビルボードジャパン」では冬場でもランクの下の方にくすぶり続けているのは事実で、その辺が、ワタシのランクでの登場週数とビルボードの登場週数との差になってきているんだけども。。。

まずリリース年の2018年の動きが顕著だったのは、リリース直後というのと、「青夏 きみに恋した30日」という映画の主題歌としてタイアップが付いていたので、まあ当然な動きでしたわ。
普通はここでヒットは終息するわけよ。

ただこの「青と夏」が他の曲と違うのは、その後、特に2020年代に入って、毎年のように夏場動いてくるようになったことだろうな。

様々な要因が絡んでいるんだろうけど、徐々にこの曲の認知が広がった結果と言った方が正しいかもしれない。
細かいことだけども、2020年以降、各年ごとの最高位が徐々に上がって行っており、全体的にみて右肩上がりってのが、この曲の「ミソ」ですね。この曲が徐々に「支持」の広がりを見せて行っているっていう裏付けになるんじゃないかな?


昔からジワリと人気が広がった曲というのは、あったわけだけども、昔は主な広がり方は「口コミ」が一般的だった。
まあ、これは今でもそうなんだろうけども、今は、「SNS」や「サブスク」っていうツールも絡んできているだろうしね。

アーティストのコアなファンでなくても、「あなたへのおすすめ」って形で表示されて聴いてみたら、「あーらいいわ」ということで、支持が少しずつ広がっていくパターンですわな。
で、ある程度広がったところで、マスメディアに取り上げられると、広がりが一気に加速する。

この曲の場合、昨年あたりから、ランクの動きが特に顕著になってきているけども、それはこの曲が「メディア」に取り上げられる機会が去年あたりから増えてきたからというのもあるんだろうね。

こんな二段構えの広がり方。認知が広がるには時間を要すけども、いったん広がると、昔とは比べ物にならないような広がりを見せる。

まあ、この曲に限らず、昨年の新しい学校のリーダーズの「オトナブルー」とか、フジファブリックの「若者のすべて」なんかも、同じようなパターンと言えるだろうし。
これが現代のヒットの広がり方として確立されたパターンの一つなんだろうね。

いや、昔はこういう「何年越しのヒット」ってパターンの曲ってなかなかなかったからさあ。あっても「演歌」の一部ぐらいで。ロック、ポップス系ではまずみられなかったようなヒットパターンなわけで。
だから、古い人間としては、自分たちの時代とは違うし。どうも違和感を感じちゃったりするわけですわね。

時代は変わっていくのよ。いつまでも70年代、80年代ではないわけで、これが「今」というのは認識しなきゃならないわけですわな。


で、これらを俯瞰して考えると、今の曲は、何年越しでも「古くならない」っていう耐久力、よく言えばポテンシャルを秘めた曲が多いといえるんじゃないですかねぇ。

ただ、これを別の視点で見ると、最近は「新たな」形態の曲が少なくなったから、何年越しのヒットが生まれる・・ともいえるんだよね。
昔、70年代、80年代に、特にロック・ポップスにこういう「何年越し」のヒットが出なかったのは、これらの楽曲の形態が日進月歩で変わっていたから・・ともいえるのよ。
あの頃のヒット曲は、例えば82年なら82年のカラー、84年には84年のカラー・・って具合で、その年その年でヒット曲の形態、色が違ってじゃない。その年々特有のカラーがあった。だから、年代初めの80年と年代終わりの89年じゃ、ヒット曲の形態って全然違ってたし。。。

そんなこともあって、この曲のように2018年リリースの曲が、6年も経った2024年にランキングを更新するっていうのは考えられなかったんだよね。

もっと↑で書いたように「演歌」のジャンルでは、あの当時もそういう曲が多少あったけど。。 それは、「演歌」というジャンルの曲の形態の進化が止まり、当時から時代性を伴わなくなってたからともいえるわけですわ。うん、当時すでに「上がり」のジャンルだったんだよね。

で、そういうヒット傾向が、今、ロック、ポップスでも見られるようになった‥っちゅう事は、ロック、ポップスの楽曲形態の進化も、すでに止まったんじゃないのか!?
ゆえに、楽曲に時代性を伴わなくなり、この曲のように何年越しのヒットが増えてきたんじゃないか
・・・とも考えられるわけですわ。

まあ、↑で書いたように「SNS」、「サブスク」っていうツールの存在が楽曲の時代性を感じさせなくなったともいえるわけで、だから一概に、楽曲形態の進化が止まった・・とも言い切れないんだけど。。。とは言え、楽観的に考えすぎるのも、ちょっと危険なんじゃないか・・・

・・・なんて、個人的にはいろいろと感じるところかあるんだよね。今回のこの「珍記録」には。


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