かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

2025年

FUJI ROCK2025 アーティストラインナップ第1弾発表!

今年のフジロック、アーティストラインナップ第1弾発表。




山下達郎に佐野元春。。。。。

もう一つおまけで TOMOOさん。


アカン!  これは行かな。。。。

・・・おもわず、衝動的に、早割チケットを申し込んだ私がいた。。。

ヤマタツさん、デビュー50周年の今年は、どういうツアーで来るのか。。と思ったらこう来たか。。。

しかしなぁ・・・先行販売の3日通し券で54,000円とは。。。
宿泊代とガソリン代、高速代入れたら、限りなく10万円コースなんですけど。。。。

他のフェスもチケット代高騰の予感もするし、今年の夏フェスは、「フジロック」と「SWEET LOVE SHOWER」に集約するしかないか。

本当は、去年参戦した福井の「One Park Fes」に今年も行こうかなぁ・・と思っていたんだけども。。。予算を考えるとちょっと難しそうだなあ。

「ロッキン」は今年は千葉だけなので最初から参戦予定なし
「サマソニ」、ヒゲダンが出るけども、5月に日産スタジアムワンマンライブに参戦するので、そっちを見れば良しで参戦予定なし。

また散財の季節が始まる。。。。


そんなフジロック会場の苗場スキー場、現在の積雪は400cm、「豪雪」。



これ見てると、夏、ここでフェスをやる・・・ていうのが不思議なくらい。
この間テレビで、シャトルバスの拠点となる越後湯沢駅前の模様も映したけども、夏とは全く景色が違うし。。。


【キニナル曲】奥二重で見る/ハク。


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・タイトル 奥二重で見る
・アーティスト  ハク。
・作詞  あい
・作曲  あい
・リリース日 2025年1月8日
・発売元 SPACE SHOWER MUSIC
・アルバム「Catch」より


今、今週のランキングの集計してて、なんか変なタイトル・・・と思ってたら、FM802「OSAKAN HOT100」でこの曲がかかった。
なんとタイムリー。。

かなりの脱力系な歌い方なボーカルだけども、妙に引っかかる。
大阪発の4人組ガールズバンドのようだ。 

大阪発ではあるけども、TOKYO FM「スカイロケット・カンパニー」 1月のウタにも取りあげられるなど、関東でも支持されてきているし、今年の各ロックフェスでも注目されて行きそうな気配。


ガールズバンドということで、今だったら「SHISHAMO」とか「サバシスター」と同じような系譜なのかもしれないけども、メロディラインとしては、ちょっと違うな。

なんだろう?・・・、「90年代のバンドブーム」っていうフィルターを通した70年代ロック のような香りがする。  
・・・って、先日書いたグソクムズでも同じような表現をしたんだけども 

90年代前半、まだビーイングブームや小室ブームが来る直前、バンドブームが沈静化しつつあった僅かな期間、一時的に浮かび上がった、ほんの少しフォークやカントリーの匂いがするキャッチーなメロディライン。

そうだ、スピッツフォロワーのような感じなんだ。 
イントロを聴いた時は、スピッツの新曲か? という感じも受けた。

実は、このトピック、ここに書く前に「下書き」を某SNSに書いてて。。その時は「ポップロック」と表見したんだけども、なんかちょっと違うな・・と引っかかった。
そうだ、オルタナっぽいんだ、90年代の。

ここんところの音楽界、時代は80年代から、90年代フォロワーに移行しているような感じがするけども、今90年代を表現するとしたらこんな感じになるんだろうと思わせる・・・まさにそんな感じの1曲ですね。

いかにも「商業ロック」というテイストではなく、少し外れた脱力感を感じるような。
そんな脱力感が、まさに「今」を表しているような印象が強いですね。


最近、活躍がめざましい音楽評論家ののスージー鈴木氏が某SNSに載せていた記事トピックスからお借りしたんだけども ↓

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これ、20数年前にデビッドボウイのインタビューだけども、今の音楽界をまさに予言しているかのような記事。

音楽は水とか電気とかみたいに当たり前に必要とされて、音楽があって当たり前になるんだと思うんだ・・・。

この「奥二重で見る」っていう曲を聴いてると、まさに、もう音楽は特別なものではない。水とか電気のように生活の一部なんだ。。。 と言うこのインタビュー記事の予言をもろに感じるのよ。

↑では「脱力感」と書いたけども、そのくらい改まった姿勢で聴く曲ではなく、生活の一部として溶け込んだような音楽なんだよね。

こういう曲が、これからの音楽なんだろうなぁ。。







グソクムズ ワンマンツアー「夢に飛び乗って」 @ 恵比寿LIQUIDROOM

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コイツさあ、ライブチケット買ってばっかで、全然ライブのこと書いてねえじゃん。。。
本当は行ってねえんじゃね?
・・・なんて思われてしまうかもしれないですが。。。。

注)突然こう書かれても、なんのこっちゃ・・・? なんですが、こちらの記事、元は某SNSIに書いたもので、そちらでは、これから参戦予定の「ライブチケットゲット!」ということばっか書いていたわけです。。


いやいや、ちゃんと行ってますよ。 ・・・と言うことで、今年の「ライブ初め」は、
1/18(土)  グソクムズ ライブツアー最終日@ 恵比寿LIQUIDROOM 

・・・まあ2週間も前の話ですけどね。。。

グソクムズに関しては、何回かここで書いたと思うけども、東京・吉祥寺発の4ピースバンド。

メンバー
VO G   たなかえいぞを
G      加藤祐樹
B      堀部祐介
Dr     中島雄士

2014年結成とグループ歴は比較的長い。
去年ソニー系のキューンミュージックからメジャーデビュー
ということで、バンド歴が長いというか、インディーズ歴が長かったバンドですわね。

この間のライブでボーカルの たなかえいぞを氏が「今年30になるんですよ」と言うくらいだから平均年齢も高い。

まだインディーズだった、一昨年、ポップナンバーの「ハルケシ」がラジオでかかって引っかかってしまったのよ。
山下達郎ばりの「ハルケシ」のギターカッティングに、今どきのバンドとしては、珍しいくらいのシティポップさを感じたんだよね。
以来、ちょくちょく気にかけてきたわけで。 

個人的には昨年3月に参戦した「yamabiko fes」が初ライブだったけども、彼らも野外FESには、まだあまり慣れていなかったのか、今一つピンとこなかった。
これは、屋内でのワンマンを見てみたいなと思いーの、今回の「LIQUIDROOM」に参戦したわけですわ。

当然、オールスタンディングのライブなわけで。。。 
年末の「RADIO CRAZY」のライブハウスステージで見た「礼賛」の酸欠ライブが頭から離れなくて、今回は、できれば、あんまり前に行かず、少し後ろの方で見たいな。。。

・・なんて思ってたんで、なるべく開演ギリギリになるよう・・・開演15分前に「LIQUIDROOM」着。

ロビーは関係者であふれてましたね。 もしかして、一般客は不入り? なんて思ったりもしながら、バーでハイボールを購入しライブホールへ。

客は不入り? というのは杞憂だった。 すでに満杯に近い入り。 後ろの方もいっぱいで、結局は、少しスキマが出来ていた中間くらいの位置へ。
恵比寿LIQUIDROOMのキャパは約1000人と言われているので、それに近いギャラリーだったんじゃないかな?

客層は、やっぱ、若いお姉さんが多いですね。 いやいや他に、ワタシくらいの「おやじ」世代の方も結構目立ったのよ。これは意外でしたね。

やっぱ、彼らの音楽性によるところが大きいかもしれない。 件の「ハルケシ」での見せたギターカッティングでも聴かせたように、70年代っぽいサウンドなんだよね。
全体的に。 70年代中盤から後半にかけてのウエストコーストっぽいサウンド。
え? ↑ではシティポップスとあるじゃん。。。 

いやいや、「ハルケシ」を聴いた時はそう感じたんだけども、何曲か聴いてるとちょっと違うんだよな。 「シティ」というよりもは、「郊外」的なんだよね。 もっとも「カントリー」までは行かないけども。。。
でも、いずれにしても70年代っぽい音ではある。

そんなところが、我々の同世代か、少し上の「オヤジ」世代にも刺さるんだろうな、きっと。
もっとも、全くの70年代サウンドかといえば、そうじゃない。  なんちゅうかなぁ・・・90年代初頭のバンドブームっていうフィルターを通した70年代的なサウンドと言うのかなぁ。
石川よしひろとか居たじゃない? 90年代の初め。 あんなイメージのサウンドなんだよね。

口悪く言えば、「90年代初めだったら、いっぱいいたよね。このタイプの人たちは。。」って感じなのかなぁ。 うん、90年代だったら、その他大勢の中で埋もれていたかもしれない。
2020年代の今だから、刺さるんだよね、きっと。 90年代初めには履いて捨てるくらいこの手の人たちは居たけども、今は、ほとんどいなくなったからさ。
少なくとも、プロとして・・と言うよりもメジャーシーンではさ。
そこに、音楽に目ざとい「オヤジ世代」が刺さったんだろうな、きっと。

・・というか、どこでどう彼らを知ったのか・・「今」の世代に詳しい人が、結構いるんだな、オヤジでも。。 っていうのが、かなり意外だったのよ。。。
まあ、そういうワタシはどうなのよ・・・って所だけども。。。

それと、ちょっと驚いたのは、スマホで動画撮ってる人が結構いたのよ。 
どうやら、写真撮影OKだったようだ。  うーむ、最近のライブハウスは撮影OKなのかしらん!?
たしかに、メンバーが途中のMCで、「みんな好きに楽しんでよ。俺らも好きに楽しむから」っていう話をしたのよ。 
あれは「写真撮ってもいいよ」っていう暗黙の合図だったんだな、今思うと。
それに気が付いたのは、ライブ後半になってからですわ。。。 

まあ、「ライブ中の写真撮影禁止」の世代なんで、ちょっと躊躇していたのと、片手に飲みかけのハイボールのコップを持ってたんで写真撮りずらかったんで、それを飲み干した後、最後の曲だけ、ワタシも動画を取らせてもらいましたが。。。 

ライブはアンコールも含めて1時間半強・・・とワンマンにしては、ちょっと短めの尺だったけども、MCを極力抑えたからなのか、セットリストは全18曲。

ライブハウスということも考慮すれば満足できる曲数。 なにより、ライブの最後までアットホームな暖かい雰囲気が漂うライブでしたわ。

このヒトたちは、でかいホールで見るよりも、現状は今回のようなライブハウスで、間近に見た方がより音楽性が楽しめると思う。

昔からそうだったとは思うけども、最近のホールライブは音楽そのものを楽しむ場というよりは、「ショーを見る」ような感覚の場になってるから。

そういうショーよりも「音楽」を楽しみたい。。 そう思わせるヒトたちなんだよね。 

正直言えば、デカいホールでも負けないくらいのスケールの曲は、まだ彼らには無いような気がする。

いや、これから出てくるかもしれないですが。。。

それまでは、キャパ数百人くらいのライブハウスツアーは続けて欲しいなぁ。

本音を言えば、小さなハコで酒を片手にライブを見たい・・そういう人たちなんで。。ワタシの中では。。。 

まあ、ジムショとか、レコード会社は、早くデカくなって、でかいハコでやれるようになってくれ・・・と思うんだろうけどさ。




●グソクムズ ワンマンツアー「夢に飛び乗って」 @ 恵比寿LIQUIDROOM 2025.1.18 セットリスト
1. 風を待って
2. ユメのはじまり。
3. 道の途中
4. チルチルクラブ
5. 泡沫の音
6. いつか渚へ
7. すべからく通り雨
8. READY GO GO
9. 離れていたって
10.マイガール
11.君の隣
12.夢にならないように
13.眩しい日々へ
14.あるサンセット
15.こんな夜には
16.夢に飛び乗って
EN 1. グッドナイト
EN 2. 朝陽に染まる

うーむ、個人的にお目当てだった「ハルケシ」は聴けず。これが心残りでしたねぇ。。。。


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セットリストをカンニング(よい子には不推奨デス)

サザンの全国ライブツアー「THANK YOU SO MUCH」が始まりましたな。




他のSNSには大分書いたんだけども、ワタクシも無事3月の「沖縄」公演のチケッが当たり、ツアーに参戦することが決まりました。。。

それにしても、前回2019年のツアーは札幌、前々回2015年が新潟、で、今回が沖縄・・・と、ホント、サザンのツアーは、毎回、全国各地飛び回らせられますな。。。

自宅を考えれば、東京ドーム、さいたまスーパーアリーナ、横浜アリーナ・・・3か所あるのにねぇ・・・。当たりませんでしたわ。

まあ、好きでやってるんでね。。。  
それにチケットに外れた方も多いわけで、当たっただけでも幸運・・と考えれば、日本全国飛び回らせられても文句は言えませんわ。 


で、ツアーが始まった・・・ということで、昨日、一昨日の石川公演のセットリストをLIVE FANSでカンニング。

あくまでライブ参戦「予習」のためなんだけどね。。。

まあ、ズルなわけで。。。よい子には推奨は出来ません

・・というは言うものの、昨日のスポーツ各紙で、結構、演奏曲「ネタバレ」してたからなぁ。。。


うーむなるほどお。。。「コア」なサザンファンには納得なセットリストなんではないですかね。
少なくとも、昨年の「ROCK IN JAPAN」のセットリストのように分かりやすくは無いですわね。
でも、オールドファンならだれでも知ってるような名曲がちりばめられて、個人的には納得。

まあ、ここ数回の「桑田佳祐のやさしい夜遊び」を聴いてれば、ある程度分かっちゃうかもしれないけど。あれ、意外とネタバレになるんで。。。


それと、思ったよりもニューアルバムからの曲が多いですね。
アルバムリリース日を考えると前半のアリーナツアーは昔の曲中心、後半のドームツアーでアルバム曲中心とツアー前後半でセットリストを変えてくるのかと思ったけども、これだとツアー通してセットリストは変えないかもしれないな。

ただ、アリーナ規模ならこのセットリストで個人的にはいいと思うけど、ドームだと少し(インパクトが)弱いかもしれない。 それを踏まえて変えてくる可能性もまだあるかもしれないな。


ところで、3月リリースのニューアルバム「THANK YOU SO MUCH」。



件の「桑田佳祐のやさしい夜遊び」を中心に、大分O.Aされてきてる。

今回のニューアルバムの曲、正直、新たな試み的なところは、あまり感じられないけども、前作「葡萄」に比べると、大分シンプルかつポップ、聴きやすい曲が多いな・・・っていう印象。

ロックバンドなサザン・・というよりもポップバンドなサザンって感じですね。

まあ、まだ収録曲全部聴いたわけではないんで、とりあえず、現状の印象ではあるけど。。。

先日1/11の「やさしい夜遊び」で流れた、ハラ坊のリード曲「風のタイムマシンにのって」
この曲もなんかいいですね。
ポップだし、曲想から感じる色合いにしても、めちゃくちゃ春っぽいし気持ちいい。
この曲を聴くとニューアルバムのリリースを「春」にずらした理由がなんとなく分かる気がしますわ。


 

素直に評価します・・・けどねぇ。。。


ROCK IN JAPAN 2025年から9月開催に移行というニュース。


まずは、来年から8月開催から9月開催に変更する点は、素直に評価します。
昨年、今年の酷暑を考えると、8月開催は考えられないですよ。
病人や、最悪、死人が出てからじゃ遅いです。

ただ、やっぱり「蘇我」なのね。。 
なんだかなぁ。。。

ひたちなか あんなに盛り上がったじゃん。
出演アーティストもみんな「やっぱロッキンは、ひたちなか」って言ってたじゃん

ここまで蘇我に固執する意味が分からん。。。。

まあ、ひたちなかよりも、会場の借り賃が安いんだろうな。
実質的にひたち海浜公園よりも会場狭いし。。。
それに輪をかけて、千葉市から値引き提案があったりして、格安で借りてるのかもしれん。
千葉市としたら、20万人も来場する「おいしい」イベントに違いないからな。
ロッキンオン社としても、コロナ禍のあの2年でのイベント事業の損失は計り知れないだろうしな。 なんせ、それで渋谷陽一氏が体調崩して社長を退いたくらいだから。。
千葉の方が東京から近いんで会場設営費もひたちなかよりは割安だろうし。。。
兎に角、出ていくお金は少なくして損失分を補填したい。。。

今のロッキンオン社の体力を考えれば、千葉に固執するシナリオはこんなところでしょ。 図星だよね、きっと。

ただ、実際問題9月開催変更は実現可能なんですかね? 
ニュース本文にも書いてるように、会場内のフクダ電子アリーナで開催されるジェフ千葉戦との日程が被らないのか?
それ以前に、各アーティストのライブツアー日程などのスケジュールの問題。

最近は7〜8月は夏フェスがあるんで、ツアーを中断するか、それまでに終了させるかで7〜8月は夏フェス出演に備え、9月からツアー再開っていうアーティストが多いと思う。
特にビッグアーティストはそういう傾向がありますよね。
そんなライブツアー日程とバッティングは起きないのか・・っていう問題。
ちなみに、先日の「ひたちなか」も、 ミスチル、ヒゲダン、あいみょん あたりはツアー日程にバッティング、あるいは開始直前ということで、おそらく出演しないだろう・・・っていうのはある程度想定できた。
まあ、実際そうなったんだけどさ。。。
それを考えると来年は大丈夫なの? アーティストの質は落ちないの? っていう不安は残る。
最近のハコ不足を考えると、来年のツアーの「しこみ」は、各アーティスト側も、もう始めてるだろうしな。。

そういうところを考えると、たかだか1か月だけども、今年までのスケジュールを変更するのは、結構難しいと思いますよ。
一度確立したルーチン日程を変えるのもなかなか大変なんだよね。


うんにゃ、それよか、開催場所、「ひたちなか」に変えてくれよ。。。というのが素直なところだよなぁ。
このニュースのコメントの多くもそう意見なんだからさ。
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