9/22(日) ワタシ的には「ROCK IN JAPAN 2024 in HITACHINAKA」2日目。
BUT、雨ですよ。。。しかも、海からの東風が昨日よりも強く肌寒い。
朝方は小雨だったけども、ホテルからひたち海浜公園に着くころには本降り。

本日どうしても見たいのはトリの「Ado」だけだし、スマホの天気アプリで雨雲レーダーを見ると、あと1時間ぐらいで雨雲が抜け、昼過ぎからは晴れてくる予報なので、とりあえず、雨が止むまで車で待機することに。
この後晴れてくるなら、ここで雨に濡れてもしょうがない。
ジジィの余裕ですかねぇ。若い時だったら、気持ちが昂ってるんで、雨に濡れてでも行っちゃってだろうけど。。。
しかーし、1時間後には雨がやんで晴れてくる予報ではあったけども、なかなか雨が止む気配がない。。。
結局、雨が止むまで2時間近く車で待機。 途中、ウツラウツラしちゃったりして。。。
13時前、ようやく雨が止んだので、本日の行動開始。
こんなことなら、昨夜ホテルとらずに一度家に戻って、午前中また出てくればよかったかもなぁ。。。。
・・と思いながら、2日目のゲートイン

雨・・ということもあってか、昨日とほぼ同じ時間だったにもかかわらず、昨日よりも人が少ない。
ゲートから、昨日とは別ルート、西池から、ネモフィラ、コキアでおなじみの見晴らしの丘方面に歩き、まつかぜ橋から、GRASS STAGEに向かう。
ロッキンの公式ページには、記載されていないけども、2019年まで同様こちらのルートも解放されている。
もっとも、ロッキンとは別に、見晴らしの丘などの公園の施設は通常通り営業されているので、行き来は出来るのだけども。。。
まつかぜ橋の手前の小高い芝生の丘。 2019年までは、ここにHILL SIDE STAGEがあった。

個人的には、2010年代後半、ここにあった HILL SIDE STAGEが一番のお気に入りだった。
↑の写真の白い看板が立っているあたりにステージが作られ、コキアの後ろ辺りにPAブースがあった。、PAブース前からステージに向かって緩やかに下っていて、PAからはステージを見下ろす形になっていた。個人的にこのPAブース前からライブを見るのが好きだった。
ロッキンの中では一番規模が小さい5番目のステージ。 まだブレイク前の「これから」を狙うアーティストが出演していたステージでしたね。
2017年、ここでまだブレイク前、インディーズの頃のOfficial髭男dismを見た。 自らサウンドチェックを行う姿に感心し、実際曲を聴いて、こいつらなんか持ってる・・と思わせるライブを展開したの覚えてるわ。
もっとも、あん時から、観客でいっぱいだったし、翌2018年にも、ここでやったときは、早くも入場制限がかかったくらいだから、あの頃から何か持ってたのは、確かだったんだろうな。
ただ、その後、超ブレイクを果たし、今や日本を代表するアーティストに昇華するとまでは、あの頃は考えてもしてなかったけど。。。
でも、そんなアーティストを手が届くくらいの距離で見れたのはホント幸せですわ。
以前のロッキンでは、そんな、アーティストが大きくブレイクしていく場面っていくつも見られたんだよね。
ワタシ、ここでライブを見た後、毎年このステージの後ろに出店していた「軽井沢コーヒー」の「コーヒーフロート」で一服するのがこの上なく好きだったのよ。
2010年代後半は、それが楽しみで毎年、ロッキンには参戦してたようなもんでしたね。
ここから、まつかぜ橋を渡ると、「GRASS STAGE」への近道なんだが

誰も通ってない。。。。
公式ページにも記載がなかっただけに、今回は知る人ぞ知る・・・って感じのルートになっていたようですね。
まあ、2019年までのロッキンに参戦してた方には、覚えてる方もいらっしゃったようで、実際にはわずかに人の往来はあったんだけども。。。。
でも、入場ゲートまでの近道にもなるし、公式サイトに記載していてもよかったんじゃないのかな。
もっとも、16時30分にはGRASS STAGE側でゲートが閉まってしまったようだけども。。。
さて、GRASS STAGEに到着。
先ほどまでの「本降り」で、芝生部分は問題ないものの、土露出部分は案の定「泥」状態。一応レインブーツに履き替えて来て正解でしたね。
すぐにライブ・・・と思いきや、そのままステージ上手奥の、「茶屋ビレッジ」ヘ途中の、歴代出演アーティストサインボードエリアへ

第2回ROCK IN JAPAN 2001から今年のROCK IN JAPAN 2024 in CHIBAへ出演したアーティストのサインが、年、出演日別に掲載されたボード。
当たり前だけども、年々ボードが増えて行く。 それとともにロッキンの歴史も厚みを増す・・・という訳ですわね。
個人的には どうしてもロッキンに初参戦した2003年のサインボードに目が行ってしまう。

なっかしいなぁ。。。 協賛が今は無き「vodafone」になっているところに時代を感じる。
21年前だもんね。。。。 ワタシは34才になる直前でしたわ。
某D社の公式着メロサイトの「ディレクター兼プロデューサー」をやってた頃。
サイトの特集として「夏フェス特集」を組んで、表向き「取材」という名目で会社から金を出してもらって「遊び」に来た



のがこん時だった。。
某D社の着メロサイト、あの頃絶好調で稟議を出せば大体通ったんで、湯水のごとく金を使ってた頃だなぁ。文字通りITバブルと言われた頃。
今じゃ絶対に通用しない「ワザ」ですね



あれから21年か。。。早いなぁ。。。 と思うとともに、ロッキンには随分長いこと参戦して来たな・・・
4列にもなった掲示エリアを見て、思わず感傷に浸ってしまう。。。
・・というわけで、ようやく、ライブエリアへ。
昨日と同じ、毎度おなじみ上手側角度がない位置に陣取る。
本日最初は「サンボマスター」から。
定刻通り15時10分 サンボマスター ライブスタート!
会場に 西遊記サントラから、ゴダイゴの「THE BIRTH OF THE ODYSSEY~MONKEY MAGIC」が流れる。
サンボマスターという、説教臭いパンクロックバンドとは正反対の洗練されたゴダイゴのナンバーを登場曲として使ってくるとは、全く予想外・・とあっけにとられていたところに、サンボマスターの3人が登場。
(なんて書いてたら、「西遊記part1」に猪八戒役で出演していた西田敏行氏逝去のニュース。。。なんともはや。。。お悔やみ申し上げます)
さあ、あとは突っ走るだけ・・とばかり、フロントマンの山口氏が、いつものごとくがなる。
個人的にサンボマスターも、ライブ見るのいつ以来だろう?
「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」がドラマ「電車男」のエンディングとして大ヒットした2005年末の「COUNTDOWN JAPAN 05/06」以来のような気がする。
昨日の「10-FEET」「マキシマムザホルモン」同様、個人的にどストレートな好みの人たちではない。いつものロッキンだったから回避してた・・と思うけども、今回は「1択」なんでね。
逆に言えばこういう機会でもないとライブは見ないと思うので。。。
でも、久しぶりで見ると、逆に新鮮ですわ。 好みではなくても拒否反応は一切なし。
ただ、途中の
・・という、山口氏のMCにはグッと来てしまった。
「自分なんかいなくていい、この世界に必要ない」
ワシと同じだ。 ワシも中1の時、福島から千葉に引っ越したときに、同じような経験をした。
全く友達が出来なくて。。。 唯一の友達がラジオだった。
あの時ラジオをなめるように聴いてた経験が今につながっている。 人生なんて不思議なもんだ。
ワタシがラジオだったところが、山口氏は音楽だった。ブルーハーツだった・・。
その違いだけのような感じがして。。。しかも、同じ「福島県人」。
カッコいいぜ、山口氏。
それにしても、フロントマンの山口氏の曲の途中の「べしゃり」も以前以上に多くなった気がするなぁ。 恰も「説教」のような感じちゃったりして。
お互い年を取ったというところなのかなぁ。 なんか、そんなところが妙に気になったりして。。。。
●サンボマスター セットリスト
1. 青春狂騒曲 (2004年 3rdシングル)
2. ヒューマニティ! (2021年 配信限定3rdシングル)
3. 世界はそれを愛と呼ぶんだぜ (2005年 5thシングル)
4. 自分自身 (2024年 配信限定5thシングル
5. Future is Yours (2023年 23thシングル)
6. できっこないを やらなくちゃ (2010年 14thシングル)
7. 花束 (2020年 配信限定1stシングル)
「サンボマスター」終演後、一旦ライブエリア脱出、おやつタイム、
「GRASS STAGE」下手側奥にある「こもれびスタンド」で出店中、「かじま」の「ずわいカニたっぷりコロッケ」と「生レモンスカッシュ」

ロッキン系フェスに来たら「かじま」の「カニコロ」食わにゃ。
カニコロッケというと、「カニクリームコロッケ」を想像しちゃうけども、ここのは普通のジャガイモコロッケにカニのほぐし身がたっぷり。これがうまい。
たしかに、わずかに生臭みを感じたりするんで、もしかすると好き嫌いがあったりするかもしれないけども、個人的には好み。
もっとがっつり食いたいときは、これプラス「カニ丼」もやばウマですね。
ちなみに、「かじま」は、ロッキン会場の「ひたちなか」から程近い「大洗」に店舗あり
もちろん、店舗にも「ずわいカニたっぷりコロッケ」は販売しているようで。。。
今度、ドライブがてら行ってみようかしら。。。
「こもれびスタンド」で一服してたら、「マカロニえんぴつ」が始まった。
見る予定はなかったものの、「こもれびスタンド」からほど近い、「GRASS STAGE」下手側で冷やかし程度に見てみることに。いつもの位置とは逆側ですね。
こちら側は、出入り口から近い・・ということで、いつも混んでるイメージが強いんで、今までは永遠してたんだけども。。。。
いやだからこそ、いつもは見慣れない景色で、なんか新鮮ですね。 それに、音的にも、こちらの方がいいような気がする。
うん、今日明日は、こちら側から見ることにしようか

「マカロニえんぴつ」は、昨年の「METROCK2023 OSAKA」で、ライブは一度体験済み。
ただ、あん時は雨の中のライブで、レインコートで濡れながらの参戦だったこともあり、あんまりライブに集中できなかった。
そんなわけで実質的には、今回が初めてのライブと言ってもいいかもしれない。
それに、音楽的にはポップ寄りのロックなんで、これの前の「サンボマスター」よりは聴きやすい。
すくなくとも個人的には、タテノリ
そんな軽い気分で見たのが良かったのか、思ったよりも刺さったライブだった。
いや、この人たち、もう少しちゃんと見た方がいいかもしれない。
キーボードが入っているがためにポップなサウンドであることの人たちなんかは、個人的に、少なくともラウドなヘビーロックよりも聴きやすいの人たちだし
それに、いま時の人となった「Mrs.GREEN APPLE」と、今一つ区別がつかなくなってる、おっさんだしね。
●マカロニえんぴつ セットリスト
「マカロニえんぴつ」終了後、また、ステージエリアから離脱。
スマホ電波が届くところまで移動。・・・というのも、GRASS STAGE 周辺では電波がほとんど通じない。
これってdocomoだけだったんですかねぇ? ほかの方は結構普通にスマホいじってましたが。。。
前日も、同じような状況だったけども、この日はさらに酷かった。全然通じない。
恐らく、前日よりも人が多かったからとは思うけども。。。。
まあ、フェスでの携帯の電波事情の悪さは、今に始まったことぢゃないし、これだけ人が多い中では致し方ない・・とも思うんだけども。。。
でも、5年前、ここで開催したときは、ここまで酷くなかったような印象があるんだけどなぁ。
兎も角、朝から全くネットに通じない中で過ごしていたので、一旦外部と繋がろうと、GRASS STAGEエリアからは離脱。 「大観覧車」前まで来るとネットにつながった。
ここまで暫く休憩することとする。
気が付けばキレイな夕焼け。午前中の「本降り」が噓のよう。

どのくらい、休憩していたんだろう? 気が付けば、あたりは暗くなってた。
トリの「Ado」を考え、ステージエリアに戻る。
GRASS STAGE では、「sumika」がライブ中。
先ほど同様、ステージ下手側、人と人の隙間が空いてるところに陣取り、しばし「sumika」のライブを見る。
sumikaも、これまでのロッキンでは素通りして来た人たちで、これまでライブを見たことは無い。
これが初めてだけども、どうも食わず嫌いなところがあったのかもなぁ。
・・というか、この人たちのことをラウド系のタテノリのもっと音色が単純なバンドだと勘違いしていたようだ。
この人たちも、キーボードを含め、比較的音に厚みとバラエティがあるポップよりのバンドだったか。。。
個人的に曲はほとんど知らない曲ばかりだったけども、実際、ライブを見、曲を聴いてみると耳に入ってくるんだよね。生理的に受け付けなさそうなサウンドではない。演奏自体もきちんとしているし。
先ほどの「マカロニえんぴつ」同様、この人たちも、一度ちゃんとライブを見てみてよさそうな気がしましたわ。
●sumika セットリスト
・・・というわけで、ROCK IN JAPAN 2024 in HITACINAKA 5日目もトリ。
「Ado」の時がやってきた。
個人的にも、この日、唯一「見よう」と思ってたライブですわ。
トリということで、ステージ周辺は、先ほどまでよりもだいぶ混んできた。
全く余裕がない・・という訳ではなかったものの、先ほどまではあちこちに見られていた人と人との隙間はほとんどなくなった。
それとともに、周りがざわつき始める。うん、トリ前独特の高揚感ですね。
先ほどまでの夕焼けの残光も無くなり、あたりが真っ暗になりかけた 18時40分 Ado ライブスタート!
BUT、雨ですよ。。。しかも、海からの東風が昨日よりも強く肌寒い。
朝方は小雨だったけども、ホテルからひたち海浜公園に着くころには本降り。

本日どうしても見たいのはトリの「Ado」だけだし、スマホの天気アプリで雨雲レーダーを見ると、あと1時間ぐらいで雨雲が抜け、昼過ぎからは晴れてくる予報なので、とりあえず、雨が止むまで車で待機することに。
この後晴れてくるなら、ここで雨に濡れてもしょうがない。
ジジィの余裕ですかねぇ。若い時だったら、気持ちが昂ってるんで、雨に濡れてでも行っちゃってだろうけど。。。
しかーし、1時間後には雨がやんで晴れてくる予報ではあったけども、なかなか雨が止む気配がない。。。
結局、雨が止むまで2時間近く車で待機。 途中、ウツラウツラしちゃったりして。。。
13時前、ようやく雨が止んだので、本日の行動開始。
こんなことなら、昨夜ホテルとらずに一度家に戻って、午前中また出てくればよかったかもなぁ。。。。
・・と思いながら、2日目のゲートイン

雨・・ということもあってか、昨日とほぼ同じ時間だったにもかかわらず、昨日よりも人が少ない。
ゲートから、昨日とは別ルート、西池から、ネモフィラ、コキアでおなじみの見晴らしの丘方面に歩き、まつかぜ橋から、GRASS STAGEに向かう。
ロッキンの公式ページには、記載されていないけども、2019年まで同様こちらのルートも解放されている。
もっとも、ロッキンとは別に、見晴らしの丘などの公園の施設は通常通り営業されているので、行き来は出来るのだけども。。。
まつかぜ橋の手前の小高い芝生の丘。 2019年までは、ここにHILL SIDE STAGEがあった。

個人的には、2010年代後半、ここにあった HILL SIDE STAGEが一番のお気に入りだった。
↑の写真の白い看板が立っているあたりにステージが作られ、コキアの後ろ辺りにPAブースがあった。、PAブース前からステージに向かって緩やかに下っていて、PAからはステージを見下ろす形になっていた。個人的にこのPAブース前からライブを見るのが好きだった。
ロッキンの中では一番規模が小さい5番目のステージ。 まだブレイク前の「これから」を狙うアーティストが出演していたステージでしたね。
2017年、ここでまだブレイク前、インディーズの頃のOfficial髭男dismを見た。 自らサウンドチェックを行う姿に感心し、実際曲を聴いて、こいつらなんか持ってる・・と思わせるライブを展開したの覚えてるわ。
もっとも、あん時から、観客でいっぱいだったし、翌2018年にも、ここでやったときは、早くも入場制限がかかったくらいだから、あの頃から何か持ってたのは、確かだったんだろうな。
ただ、その後、超ブレイクを果たし、今や日本を代表するアーティストに昇華するとまでは、あの頃は考えてもしてなかったけど。。。
でも、そんなアーティストを手が届くくらいの距離で見れたのはホント幸せですわ。
以前のロッキンでは、そんな、アーティストが大きくブレイクしていく場面っていくつも見られたんだよね。
ワタシ、ここでライブを見た後、毎年このステージの後ろに出店していた「軽井沢コーヒー」の「コーヒーフロート」で一服するのがこの上なく好きだったのよ。
2010年代後半は、それが楽しみで毎年、ロッキンには参戦してたようなもんでしたね。
ここから、まつかぜ橋を渡ると、「GRASS STAGE」への近道なんだが

誰も通ってない。。。。
公式ページにも記載がなかっただけに、今回は知る人ぞ知る・・・って感じのルートになっていたようですね。
まあ、2019年までのロッキンに参戦してた方には、覚えてる方もいらっしゃったようで、実際にはわずかに人の往来はあったんだけども。。。。
でも、入場ゲートまでの近道にもなるし、公式サイトに記載していてもよかったんじゃないのかな。
もっとも、16時30分にはGRASS STAGE側でゲートが閉まってしまったようだけども。。。
さて、GRASS STAGEに到着。
先ほどまでの「本降り」で、芝生部分は問題ないものの、土露出部分は案の定「泥」状態。一応レインブーツに履き替えて来て正解でしたね。
すぐにライブ・・・と思いきや、そのままステージ上手奥の、「茶屋ビレッジ」ヘ途中の、歴代出演アーティストサインボードエリアへ

第2回ROCK IN JAPAN 2001から今年のROCK IN JAPAN 2024 in CHIBAへ出演したアーティストのサインが、年、出演日別に掲載されたボード。
当たり前だけども、年々ボードが増えて行く。 それとともにロッキンの歴史も厚みを増す・・・という訳ですわね。
個人的には どうしてもロッキンに初参戦した2003年のサインボードに目が行ってしまう。

なっかしいなぁ。。。 協賛が今は無き「vodafone」になっているところに時代を感じる。
21年前だもんね。。。。 ワタシは34才になる直前でしたわ。
某D社の公式着メロサイトの「ディレクター兼プロデューサー」をやってた頃。
サイトの特集として「夏フェス特集」を組んで、表向き「取材」という名目で会社から金を出してもらって「遊び」に来た





某D社の着メロサイト、あの頃絶好調で稟議を出せば大体通ったんで、湯水のごとく金を使ってた頃だなぁ。文字通りITバブルと言われた頃。
今じゃ絶対に通用しない「ワザ」ですね




あれから21年か。。。早いなぁ。。。 と思うとともに、ロッキンには随分長いこと参戦して来たな・・・
4列にもなった掲示エリアを見て、思わず感傷に浸ってしまう。。。
・・というわけで、ようやく、ライブエリアへ。
昨日と同じ、毎度おなじみ上手側角度がない位置に陣取る。
本日最初は「サンボマスター」から。
定刻通り15時10分 サンボマスター ライブスタート!
会場に 西遊記サントラから、ゴダイゴの「THE BIRTH OF THE ODYSSEY~MONKEY MAGIC」が流れる。
サンボマスターという、説教臭いパンクロックバンドとは正反対の洗練されたゴダイゴのナンバーを登場曲として使ってくるとは、全く予想外・・とあっけにとられていたところに、サンボマスターの3人が登場。
(なんて書いてたら、「西遊記part1」に猪八戒役で出演していた西田敏行氏逝去のニュース。。。なんともはや。。。お悔やみ申し上げます)
さあ、あとは突っ走るだけ・・とばかり、フロントマンの山口氏が、いつものごとくがなる。
個人的にサンボマスターも、ライブ見るのいつ以来だろう?
「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」がドラマ「電車男」のエンディングとして大ヒットした2005年末の「COUNTDOWN JAPAN 05/06」以来のような気がする。
昨日の「10-FEET」「マキシマムザホルモン」同様、個人的にどストレートな好みの人たちではない。いつものロッキンだったから回避してた・・と思うけども、今回は「1択」なんでね。
逆に言えばこういう機会でもないとライブは見ないと思うので。。。
でも、久しぶりで見ると、逆に新鮮ですわ。 好みではなくても拒否反応は一切なし。
ただ、途中の
中学の頃、「自分なんかいなくていい、この世界に必要ない」と気づいてしまった。
でもその時、俺の部屋にロックンロールがやって来たんだ。ブルーハーツって名前のロックだ。それを聞いて、俺もやってみたいって思ったんだ。
今みんなも「自分なんかいなくていい、この世界に必要ない」って思ってるかもしれない。
でもこのステージで俺が伝えたいのは、俺にはお前が必要だってこと。「居なくていいなんて嘘だ」って否定すること。
他でもない。
俺はお前を、お前を、お前を、探しに来たんだ。
未来はお前のものだ。お前だけのものだ。
・・という、山口氏のMCにはグッと来てしまった。
「自分なんかいなくていい、この世界に必要ない」
ワシと同じだ。 ワシも中1の時、福島から千葉に引っ越したときに、同じような経験をした。
全く友達が出来なくて。。。 唯一の友達がラジオだった。
あの時ラジオをなめるように聴いてた経験が今につながっている。 人生なんて不思議なもんだ。
ワタシがラジオだったところが、山口氏は音楽だった。ブルーハーツだった・・。
その違いだけのような感じがして。。。しかも、同じ「福島県人」。
カッコいいぜ、山口氏。
それにしても、フロントマンの山口氏の曲の途中の「べしゃり」も以前以上に多くなった気がするなぁ。 恰も「説教」のような感じちゃったりして。
お互い年を取ったというところなのかなぁ。 なんか、そんなところが妙に気になったりして。。。。
●サンボマスター セットリスト
1. 青春狂騒曲 (2004年 3rdシングル)
2. ヒューマニティ! (2021年 配信限定3rdシングル)
3. 世界はそれを愛と呼ぶんだぜ (2005年 5thシングル)
4. 自分自身 (2024年 配信限定5thシングル
5. Future is Yours (2023年 23thシングル)
6. できっこないを やらなくちゃ (2010年 14thシングル)
7. 花束 (2020年 配信限定1stシングル)
「サンボマスター」終演後、一旦ライブエリア脱出、おやつタイム、
「GRASS STAGE」下手側奥にある「こもれびスタンド」で出店中、「かじま」の「ずわいカニたっぷりコロッケ」と「生レモンスカッシュ」

ロッキン系フェスに来たら「かじま」の「カニコロ」食わにゃ。
カニコロッケというと、「カニクリームコロッケ」を想像しちゃうけども、ここのは普通のジャガイモコロッケにカニのほぐし身がたっぷり。これがうまい。
たしかに、わずかに生臭みを感じたりするんで、もしかすると好き嫌いがあったりするかもしれないけども、個人的には好み。
もっとがっつり食いたいときは、これプラス「カニ丼」もやばウマですね。
ちなみに、「かじま」は、ロッキン会場の「ひたちなか」から程近い「大洗」に店舗あり
もちろん、店舗にも「ずわいカニたっぷりコロッケ」は販売しているようで。。。
今度、ドライブがてら行ってみようかしら。。。
「こもれびスタンド」で一服してたら、「マカロニえんぴつ」が始まった。
見る予定はなかったものの、「こもれびスタンド」からほど近い、「GRASS STAGE」下手側で冷やかし程度に見てみることに。いつもの位置とは逆側ですね。
こちら側は、出入り口から近い・・ということで、いつも混んでるイメージが強いんで、今までは永遠してたんだけども。。。。
いやだからこそ、いつもは見慣れない景色で、なんか新鮮ですね。 それに、音的にも、こちらの方がいいような気がする。
うん、今日明日は、こちら側から見ることにしようか

「マカロニえんぴつ」は、昨年の「METROCK2023 OSAKA」で、ライブは一度体験済み。
ただ、あん時は雨の中のライブで、レインコートで濡れながらの参戦だったこともあり、あんまりライブに集中できなかった。
そんなわけで実質的には、今回が初めてのライブと言ってもいいかもしれない。
それに、音楽的にはポップ寄りのロックなんで、これの前の「サンボマスター」よりは聴きやすい。
すくなくとも個人的には、タテノリ
そんな軽い気分で見たのが良かったのか、思ったよりも刺さったライブだった。
いや、この人たち、もう少しちゃんと見た方がいいかもしれない。
キーボードが入っているがためにポップなサウンドであることの人たちなんかは、個人的に、少なくともラウドなヘビーロックよりも聴きやすいの人たちだし
それに、いま時の人となった「Mrs.GREEN APPLE」と、今一つ区別がつかなくなってる、おっさんだしね。
●マカロニえんぴつ セットリスト
1. 青春と一瞬 (2019年 1stシングル)
2. ハートロッカー (2015年 2ndミニアルバム「エイチビー」より)
3. レモンパイ (2018年 2nd CDシングル)
4. MUSIC (2017年 1stアルバム「CHOSYOKU」より)
5. poole (2024年 2nd EP 「ぼくの涙なら空に埋めよう」より)
6. 悲しみはバスに乗って (2023年 4thアルバム「大人の涙」より)
7. 洗濯機と君とラヂオ (2017年 1stアルバム「CHOSYOKU」より)
8. 哀しみロック (2017年 3rdミニアルバム「s.i.n」より)
9. 忘レナ唄 (2024年 17thシングル)
10. なんでもないよ、(2021年 11thシングル)
「マカロニえんぴつ」終了後、また、ステージエリアから離脱。
スマホ電波が届くところまで移動。・・・というのも、GRASS STAGE 周辺では電波がほとんど通じない。
これってdocomoだけだったんですかねぇ? ほかの方は結構普通にスマホいじってましたが。。。
前日も、同じような状況だったけども、この日はさらに酷かった。全然通じない。
恐らく、前日よりも人が多かったからとは思うけども。。。。
まあ、フェスでの携帯の電波事情の悪さは、今に始まったことぢゃないし、これだけ人が多い中では致し方ない・・とも思うんだけども。。。
でも、5年前、ここで開催したときは、ここまで酷くなかったような印象があるんだけどなぁ。
兎も角、朝から全くネットに通じない中で過ごしていたので、一旦外部と繋がろうと、GRASS STAGEエリアからは離脱。 「大観覧車」前まで来るとネットにつながった。
ここまで暫く休憩することとする。
気が付けばキレイな夕焼け。午前中の「本降り」が噓のよう。

どのくらい、休憩していたんだろう? 気が付けば、あたりは暗くなってた。
トリの「Ado」を考え、ステージエリアに戻る。
GRASS STAGE では、「sumika」がライブ中。
先ほど同様、ステージ下手側、人と人の隙間が空いてるところに陣取り、しばし「sumika」のライブを見る。
sumikaも、これまでのロッキンでは素通りして来た人たちで、これまでライブを見たことは無い。
これが初めてだけども、どうも食わず嫌いなところがあったのかもなぁ。
・・というか、この人たちのことをラウド系のタテノリのもっと音色が単純なバンドだと勘違いしていたようだ。
この人たちも、キーボードを含め、比較的音に厚みとバラエティがあるポップよりのバンドだったか。。。
個人的に曲はほとんど知らない曲ばかりだったけども、実際、ライブを見、曲を聴いてみると耳に入ってくるんだよね。生理的に受け付けなさそうなサウンドではない。演奏自体もきちんとしているし。
先ほどの「マカロニえんぴつ」同様、この人たちも、一度ちゃんとライブを見てみてよさそうな気がしましたわ。
●sumika セットリスト
1. フィクション (2018年 2ndアルバム「chime」より)
2. Lovers (2016年 1stシングル)
3. ふっかつのじゅもん (2014年 2ndミニアルバム「I co Y」より)
4. VINCENT (2024年 8th配信限定シングル)
5. マイリッチサマーブルース (2015年 3rdミニアルバム「Vital Apartment.」より)
6. ファンファーレ (2018年 2ndシングル)
7. Traveling (2021年 3rdアルバム「AMUSIC」より)
8. Starting Over (2023年 9thシングル)
9. 運命 (2024年 10thシングル)
・・・というわけで、ROCK IN JAPAN 2024 in HITACINAKA 5日目もトリ。
「Ado」の時がやってきた。
個人的にも、この日、唯一「見よう」と思ってたライブですわ。
トリということで、ステージ周辺は、先ほどまでよりもだいぶ混んできた。
全く余裕がない・・という訳ではなかったものの、先ほどまではあちこちに見られていた人と人との隙間はほとんどなくなった。
それとともに、周りがざわつき始める。うん、トリ前独特の高揚感ですね。
先ほどまでの夕焼けの残光も無くなり、あたりが真っ暗になりかけた 18時40分 Ado ライブスタート!
ロッキン系でのAdo は2年前のCOUNTDOWN JAPAN以来2度目。
前回COUNTDOWN JAPANで見たライブは、今一つしっくりしないライブ進行、檻の中のAdoという歌唱。
ライブというよりも、テレビの生放送? と思えるようで、ライブならではの充実感、爆発感を感じることが出来ず、もう一つ物足りなささだけが残ったライブだった。
前回COUNTDOWN JAPANで見たライブは、今一つしっくりしないライブ進行、檻の中のAdoという歌唱。
ライブというよりも、テレビの生放送? と思えるようで、ライブならではの充実感、爆発感を感じることが出来ず、もう一つ物足りなささだけが残ったライブだった。
あれから2年。 その間、ヒット曲も増え、その中で「新時代」という、文字通り時代を動かすような大ヒットも生まれただけに、あれからどう変わったのか・・・ちょっと期待しての今回のライブ。
But、実際は・・・というと、檻の中での歌唱。 曲と曲の間での不自然なインターバルで、しっくりこないステージ進行・・というのは、前回と変わらなかった。
でも、ヒット曲が増えただけあってセットリストについては確実に楽曲に厚みが増したのは感じましたね。
ウタの迫力は言わずモノがな・・・なんだけども、「がなり」はちょっと耳に触ったなぁ。
まあ、このヒトならではの「がなり」なんだけども、ちょっと多すぎやしないか?
よくロックギターのソロ弾きで「チョーキング」を多用しすぎることを「チョーキングに逃げる」という言い方をする人もいるんだけども、このヒトの「がなり」も「チョーキングに逃げる」と同じように
「がなりに逃げてる」ように感じたりするんだよね。 ここまで多用すると。
このヒト、どんな難解な曲でもこなせるテクニックはあるんだからさ、もっと地声で勝負した方がいいような気がする。
・・というか、あまり「がなり」に逃げてると、逆に、この先行き場がなくなってしまう様な気がしますね。
インパクトがある表現は得てして、すぐに飽きられるもので、このヒトの「がなり」もそれと同じで、今はそのインパクトで受けていても、すぐに飽きられてしまうと思いますよ。
途中のMCで「世界を狙う」と宣言したAdoだけども、世界を狙うならば、はっきり言って、今のままじゃだめだと思う。 もっと楽曲の幅、歌唱の幅を広げなくちゃ。。。
そのためにも、地声だけで曲を表現するというところを磨く必要があると思うな。
それと、MCは、まだたどたどしいよね。 言いたいことは分かるけども、もっと簡潔でよかったと思う。周りの人を見てると、MCを削ってでも早く曲を聴きたい・・というような反応だった。
それでなくとも、曲と曲の不自然なインターバルがあって、ステージの進行がぎこちなかったわけだからさ。
その上、ダメ押しとして、「うっせえわ」と「新時代」という、ここまでのAdo「2大代表曲」
をやらなかったという。。。
ちょっと、これはどういう事だったんだろう? ・・と思わずにはいられなかったですねぇ
まあ、Ado側としてみれば、これから新たなフェーズに向かうにあたって、この2大代表曲から脱却したいという表れだと思うんだけども。。。
でも、少なくともフェスに来てる人たちは、Adoのコアなファンばかりではないわけだし、この2曲を聴きたいとは思ってた人は多かったはず。。。
セットリストの最後まで、この2曲が出てこなかった時もそうだったけども、アンコールの時も、この2曲ではなく「逆光」が出てきたときの、周りのどよめきからも、それは痛いほど感じましたね。
・・というか、今の「Ado」であれば、この2曲さえやってくれれば、途中のステージ進行のぎこちなさも、MCのたどたどしさもすべて「チャラ」だったと思うんだよね。
逆に、この2曲をやらなかったことで、これらの部分の印象余計際立ってしまったと感じたりして。。。
まあ、そういうわけで、今回もなんか奥歯にモノが詰まったような、今一つ煮え切れなさを感じてしまったライブでしたわ。。
●Ado セットリスト
トリ終了後の「花火」が、今一つ物足りなさを感じたのは、やっぱAdoのステーシングが、もう一つ納得できなかったからなんだろうなぁ。。。
・・・・そういうことで、その3(9/23)に続く
まあ、このヒトならではの「がなり」なんだけども、ちょっと多すぎやしないか?
よくロックギターのソロ弾きで「チョーキング」を多用しすぎることを「チョーキングに逃げる」という言い方をする人もいるんだけども、このヒトの「がなり」も「チョーキングに逃げる」と同じように
「がなりに逃げてる」ように感じたりするんだよね。 ここまで多用すると。
このヒト、どんな難解な曲でもこなせるテクニックはあるんだからさ、もっと地声で勝負した方がいいような気がする。
・・というか、あまり「がなり」に逃げてると、逆に、この先行き場がなくなってしまう様な気がしますね。
インパクトがある表現は得てして、すぐに飽きられるもので、このヒトの「がなり」もそれと同じで、今はそのインパクトで受けていても、すぐに飽きられてしまうと思いますよ。
途中のMCで「世界を狙う」と宣言したAdoだけども、世界を狙うならば、はっきり言って、今のままじゃだめだと思う。 もっと楽曲の幅、歌唱の幅を広げなくちゃ。。。
そのためにも、地声だけで曲を表現するというところを磨く必要があると思うな。
それと、MCは、まだたどたどしいよね。 言いたいことは分かるけども、もっと簡潔でよかったと思う。周りの人を見てると、MCを削ってでも早く曲を聴きたい・・というような反応だった。
それでなくとも、曲と曲の不自然なインターバルがあって、ステージの進行がぎこちなかったわけだからさ。
その上、ダメ押しとして、「うっせえわ」と「新時代」という、ここまでのAdo「2大代表曲」
をやらなかったという。。。
ちょっと、これはどういう事だったんだろう? ・・と思わずにはいられなかったですねぇ
まあ、Ado側としてみれば、これから新たなフェーズに向かうにあたって、この2大代表曲から脱却したいという表れだと思うんだけども。。。
でも、少なくともフェスに来てる人たちは、Adoのコアなファンばかりではないわけだし、この2曲を聴きたいとは思ってた人は多かったはず。。。
セットリストの最後まで、この2曲が出てこなかった時もそうだったけども、アンコールの時も、この2曲ではなく「逆光」が出てきたときの、周りのどよめきからも、それは痛いほど感じましたね。
・・というか、今の「Ado」であれば、この2曲さえやってくれれば、途中のステージ進行のぎこちなさも、MCのたどたどしさもすべて「チャラ」だったと思うんだよね。
逆に、この2曲をやらなかったことで、これらの部分の印象余計際立ってしまったと感じたりして。。。
まあ、そういうわけで、今回もなんか奥歯にモノが詰まったような、今一つ煮え切れなさを感じてしまったライブでしたわ。。
●Ado セットリスト
1. Tot Musica (2022年「ウタの歌 ONE PIECE FILM RED」より)
2. ウタカタララバイ (2022年「ウタの歌 ONE PIECE FILM RED」より)
3. 唱 (2023年 17thシングル)
4. 行方知れず (2022年 13thシングル)
5. ルル (2024年 24thシングル)
6. unravel (2023年 「Adoの歌ってみたアルバム」より)
7. リベリオン (2022年 12thシングル)
8. 私は最強 (2022年 10thシングル)
9. 抜け空 (2024年 2ndアルバム「残夢」より)
10. Value (2024年 22ndシングル)
11. 踊 (2021年 4thシングル)
アンコール. 逆光 (2022年 11thシングル)
アンコール. 逆光 (2022年 11thシングル)
トリ終了後の「花火」が、今一つ物足りなさを感じたのは、やっぱAdoのステーシングが、もう一つ納得できなかったからなんだろうなぁ。。。
・・・・そういうことで、その3(9/23)に続く