かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

2023年

2023年世界の音楽産業売り上げ

amassに、2023年の全世界のレコード産業売り上げについてのレポートが。。

↓ コレ



あまり実感はわかないけども、2023年の世界のレコード産業売り上げは、前年比10.2%増の286億ドル(約4兆3千億円)。9年連続で前年比増のようだ。

内訳としては、ストリーミングが約68%、フィジカルメディア(アナログレコード・CD)が約18% と両者とも売り上げは前年比を上回っているとのこと。

ストリーミング有料会員数は初めて5億人を突破したらしい
・・けど、まだそんなもんなんだ。。。っていうのが正直な個人的感想かなぁ。。。
現在世界の人口は80億人。そのうちの5億人だから6%に過ぎない。
それを考えると、そんなに大した数字でもないように見えるけど。。。 どうなんでしょうね。
しかも、増加数はここにきて頭打ちとも言われているし。。。

↑のように今はストリーミングが、音楽産業の売り上げをけん引しているメディアであるわけだし、これの伸びがこの先落ちてくれば・・と考えると、ちょっと心配ではありますね。
もっとも、この先、これに代わるメディアが出てくれば、話は別だけども、今のところ「これ」という決め手が出てきていないし。。。

なおデジタルダウンロードは、前年比7.9%減。
どうも、ダウンロードの斜陽は決定的のようだ。

まあ、ストリーミングとダウンロードは二律背反的な関係だろうから、ストリーミングが伸びればダウンロードは落ちるのもしょうがないんところなんだろうけども。。。

フィジカルメディア売り上げの49%はアジア圏とのこと。具体的な国名出てないけども、おそらく依然日本がけん引してるんだろうね。

・・という感じで、第3者的に見て、今一つ盛り上がってる様な気はしないんだけど、世界的に見ると、全体的な音楽産業売り上げは、まだ右肩上がりを続けているようですね。


ちなみに、音楽市場規模は1位アメリカ、2位日本、3位イギリス、4位ドイツ、5位中国・・・
上位に変化は無しではあるけども、中国が売り上げ前年比25%増で上位の国の中では伸びが著しい様だ。
GDP同様、音楽市場規模においても中国がアメリカを席巻するのも、そう遠い未来じゃないかもしれん。
・・・というか、日本が依然2位にガムばっているのがなんか信じられない気もしたり。。。


だけども、このまま中国の市場規模が伸び続け、日本が2位から転落するようなことがあれば、おそらくK-POPは、ターゲットを日本から中国に切り替えるだろうね。
K-POPは自国のパイが小さいことが分かっているから、市場規模が大きな国へ出ていく戦略をしているわけで。。。

K-POPの人たちが「日本ダイスキデス!」っていってるのは、ありゃ、見せかけだからさ。 日本の音楽市場規模が世界2位で、それだけお金を落としてくれるんで大好きなわけで。中国の方が儲かるってわかれば、すぐ切り替えてくると思いますよ。

まあ、いまもその傾向は少しずつ出てきているし。。まあ、日本のチャートだけ見てると、その辺見えてこないけど、Spotifyなどの世界規模の配信サイトの仕事をしてると、少しずつ見えてきたり。。。。

逆にJ-POPが世界に出ていかないのは、国内の市場規模のデカさが足かせになっているのかも。。。今のところ世界に出ていかなくても国内マーケットで事足りてるんだろうし。。。 市場規模縮小によりランクが落ちて、おしりに火が付けばJ-POPも意識が変わるんだろうけどね。



紅白は大健闘と言っていいんじゃないですか?

一昨日の地震、それと、昨日の羽田での航空機炎上事故という、相次ぐ惨事で取り扱いも、かなり薄くなったけども、紅白の視聴率が出ましたね。

1部 29.0%     2部 31.9%  ・・と




なんか、各ニュースを見ると、「過去最低」っていう文字が踊っていますが、まあ、想定されたことなので全然驚かないですわ。

むしろ「音楽」低迷のこの時代に第2部とはいえ30%超えたのは大健闘。

少し前にfacebookには書いたんだけども、25%超えれば御の字だと思ったので。
今の時代に視聴率40%なんて欲張っちゃいけないですわ。25%で十分。

個人的には成功だったと思います。今年も引き続き「今」を大事にしたラインナップで行って欲しい。

今回は久しぶりに番組見たけど、難を言えば、途中のアトラクション含め情報が多すぎなんだよね。
情報が多すぎて、コンテンツとして煩雑になりすぎてる。
どこに一番フォーカスしているのかが、ちょっと分かりづらいんだよね。

それから考えると、番組タイトルのようにシンプルに「歌合戦」すればいいんじゃないかのかな・・・と。途中の「余興」はいらないと思うけど。

その分、例えばすべての歌手に「フル尺」で歌わせる・・・など、それぞれの「歌手」のウタをもっと堪能させるような構成にすればよかったのに・・・と思いましたわ。

ネットニュースを見ると、「ウタを堪能出来て・・・」という記事も見かけたけども、個人的には、もっと歌にフォーカスしていいと思ったな。


【キニナル曲】SOULSOUP / Official髭男dism

202401_SOULSOUP_ひげだん


新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

今年の一発目の書き込みはこれ!

Official髭男dismの新曲「SOULSOUP」

まずはデータから

・タイトル    SOULSOUP
・アーティスト  Official髭男dism
・作詞      藤原聡
・作曲      藤原聡
・編曲      Official髭男dism
・リリース日   2023年12月13日
・発売元     ポニーキャニオン
・タイアップ:劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」主題歌

今週のランキングつくってたら、この曲に目が留まった。 む? ヒゲダンの新曲? 劇場版 SPY×FAMILYの主題歌か。。。

聴いてみた。 めっちゃ、ソウルフルなロック! これぞヒゲダン。 このくらい、声を張り上げても大丈夫なら、藤原氏の声帯ポリープも回復したといってもいいんだろうね。

まあ、もっとも紅白に出るというところからして、その兆しはあったんだろうけど。。。 藤原氏の状態が悪いのであれば、辞退しただろうし。。。 

メロディアスな曲もよいけど、やっぱ、アッパーチューンだよな、ヒゲダンは。

ここんところ勝負曲は、アッパーチューンというのが相場になってきているし、なにより、このヒトたちのバロメーターにもなっている。

その点、藤原氏のポリープ発覚で、休養を余儀なくされていた昨年、一応、新曲のリリースはしてきていたけども、おとなしめな曲が多かったし。。。

でも、この曲のように「攻めた」アッパーチューンが出てきたら大丈夫。

うん、ひげだん復活ですわ。

ただ、気になっているのは、↑に書いたような復活感に加え、「SPY×FAMILY」の主題歌っていうタイアップが付いているにもかかわらず、ここまでは今一つ、盛り上がらないな。。ってこと。

ビルボードジャパンHOT100  12/27 付では13位。

当然ベストテン入りさせてくるだろうと期待していただけにね。。。

やっぱり、実質1年間のブランクっていうのは、少なからず影響があったんでしょうかね。。 

まあ、そう言い切ってしまうのは時期尚早だけども、ここまでの動きを見る限りでは、少し心配になってしまうな。


それにしてもMV見てて気になったのは、メンバーみんな肥えたね。 休んでいる間、不摂生してた? 藤原氏なんてまんまるやん



 

2023年年間ランキング公開しました

少し前にサイトには告知しておりましたが、ワタシメのランキング、2023年年間ランキングを公開しました。



今回は、いつもの通り「楽曲別」TOP200の他、「アーティスト別」TOP50も掲載してあります。
アーティスト別ランキングは、2009年以来14年ぶりに作成してみました。
幸か不幸か生業で年がら年中データを扱う仕事をやっているので、アーティスト別のランクも簡単に出すことが出来るようになりまして。。。
まあ、今年のところは去年との比較は出来ないんですが、来年以降も、随時公開していこうと思っています。

ちなみに、2023年にランクインした曲の総楽曲は、657曲。
(前年比 -148曲)
今年は4月で、これまでランキング要素で使用していた「有線」チャートが終了してしまった関係で、5月以降ランキング要素の見直しをしたこともあり、昨年より大幅にランクイン楽曲数は減っています。
年間ランキングの昨年との比較は
トータルポイント30万点以上 1曲 (+1曲)
トータルポイント20万点以上 3曲 (-2曲)
トータルポイント10万点以上 14曲 (+3曲)

トータルポイント20万点以上の超ヒットの数は、昨年よりも少なかったですが、2年ぶりに年間で30万点以上のポイントの曲が出た・・っていうのと、10万点以上が昨年よりも増え、これまた、2年前の2021年レベルに戻ったというのが、一番目についたランクとなりましたね。
昨年よりは、「楽曲」という点では、まずまず充実した年と言えるんじゃないのかなぁ。

ちなみに、アーティスト別では、トータル得点では、
1位 YOASOBI、 2位 ひげだん、 3位 Mrs.GREEN APPLEというランクになっています。
まあ、楽曲別のランクをみれば、この辺は順当な結果なのかなぁ・・と。
ただ、アーティスト別ランクイン曲数を見ると、1位 Snow Man 16曲、 2位 King & Prince 12曲、 3位 Ado 11曲・・・と、大分様相が変わるんだよね。
ランクイン曲数を見ると、旧ジャニーズ強し・・という結果になっています。

これら3組で共通して言えるのは、「動画」閲覧が強い・・ということ。
Snow Man、King & Princeいずれも動画ランキングのみランクインしていた曲が非常に多かったため、こういう結果になっています。
動画ランキングのみ・・であったため、「総合」では上位には上がってきていない曲が多い。そのため、表向きは見えなかったんだけどさ。

Adoも、そうなんだけども、Snow Man、King & Princeいずれも若年層支持が圧倒的と考えると、Youtubeをはじめ動画コンテンツが若年層は強い・・っていうのが、今年は特に如実に出たような結果になった気がしますね。

この傾向は、年間ランキングを集計する前から見えてたからさ。
ちょっと前に今年の紅白、ジャニーズを一掃という前にSnow Man、King & Princeの2組は出すべきでは? って書いたのはそういう理由からだったのよ。



・・・ということで、Adoは、アーティスト別ランクイン曲数が3位 トータル得点が 5位 と安定しているので、今晩の「レコード大賞」は堅いんじゃねぇのかなぁ・・とみる。

ハズレたらメンゴ。。。
昔やってた、「競馬」は、こんな感じでデータから攻めて、結構当たったんだけどなぁ。。もっとも いつも固い攻めになるんで倍率はつかなかったけど。。。。


【キニナル曲】Kissin' Cristmas(クリスマスだからじゃない)2023 / 桑田佳祐&松任谷由実


202312_Kissin' Christmas_



・タイトル   Kissin' Cristmas(クリスマスだからじゃない)2023 
・アーティスト 桑田佳祐&松任谷由実
・作詞     松任谷由実
・作曲     桑田佳祐
・編曲     桑田佳祐 片山敦夫
・リリース日  ネット配信 2023年11月27日
        CDシングル  2023年12月20日
・発売元    ビクター


いやいや、やらかしてくれますね、桑田佳祐&松任谷由実「Kissin' Cristmas (クリスマスだからじゃない)2023」

え? なにが?

原曲の「Kissin' Cristmas 」に加えて
JOY TO THE WORLD(諸人こぞりて)
恋人はサンタクロース
波乗りジョニー
ルージュの伝言
お正月
・・・の6曲使用・・・とな。

たしかに元歌の「Kissin' Cristmas (クリスマスだからじゃない)」にも、「JOY TO THE WORLD」と「お正月」は使われていたんだけども、今回は、「恋人はサンタクロース」「波乗りジョニー」「ルージュの伝言」まで使われとる。。。

まあ、いいんだけどね。。。

こういう「大ヒット曲」で複数楽曲利用(サンプリング)をやられると、大変な目に合う人もいるわけよ。。。(⇒著作権管理団体へ使用楽曲報告を行っている身としての愚痴でする。。。)

いろんなサイト見ると、作詞 松任谷由実、作曲 桑田佳祐になっているから知らない人は、「Kissin' Cristmas 」1曲で、著作権管理団体に報告しちまいますよ、たぶん。😵😵

本当だったら

作詞 松任谷由実 桑田佳祐 東くめ
作曲 松任谷由実 桑田佳祐 MASON LOWELL 滝廉太郎 

・・・とでも表記すべきところなんだけど。。。。

・・なんて、自分でも↑は、作詞、松任谷由実  作曲 桑田佳祐 にしてるくせして。。。

もっとも、今回追加されている「恋人はサンタクロース」「波乗りジョニー」「ルージュの伝言」の3曲はいずれも、桑田氏、ユーミン本人の曲だから、本人的には著作権料分配はシビアに考えていないのかもしれないけど。。。

ここまでの大御所になるとね、ビジネスはあんまり考えていないだろうしね。

ちょっと前の米津玄師の「KICK BACK」は大変だったのよ。
この曲 著作権的には「KICK BACK」と「そうだ! We're ALIVE」 の2曲使用になっている・・っていうの理解してない人が多くて。。。それでいて、あれだけの大ヒットだったわけだから、楽曲の2次利用でもやたらと使われたりして。。。。

そそそ モー娘。の「そうだ! We're ALIVE」。

♪ 努力 未来 A BEAUTIFUL STAR ♪

って部分が、「そうだ! We're ALIVE」のサンプリング・・ということになっているので。。。

まあ、米津が、つんくに向けてカミングアウトしちゃったんでね、そのせいもあると思うんだけども、正式に2曲使用になっているのは。。。

特に今回の曲の場合は、「恋人はサンタクロース」だけは、JASRACではなくてNexTone・・っちゅう別の団体管理曲なんで、慎重に処理せんと。。

いずれにしても、ここんところ、連日ラジオから、この曲は流れてきているし、当然のようにかなりの楽曲使用報告が出てくるのは必至だろうからねぇ。。
今から警戒感を強めてますよ。。。😵😵😵


この曲、今更ながらだけども、もともとは1986年に日本テレビで放送された「メリー・クリスマス・ショー」のテーマとして作られたっていうのは、みなさんご存じの通りで。。

そそそ、これ ↓ 



これリアルタイムで見たなぁ。
ワタシゃ、当時17歳。高校2年だったな。 

・・・なんて、番組で歌われた曲、ほとんど意味も分からず見てた記憶がある。
うーむ、いまだったら、もっときちんと見れたと思うんだけどね〜。

今聴くと、もろ、84年のチャリティソング、Band Aid 「Do they know it's christmas」を、同じくチャリティソングだった、USA for AFRICAの「We Are The World」風に歌ったら・・・って感じですね。

あの当時、日本には、レーベル、アーティストの枠を超えた、表立ったチャリティソングはなかった。
24時間テレビで制作された「サライ」もまだなかったしね。

でも、いまVTRを見ると、この曲は、不思議とそんなチャリティソングのようにも感じますね。
桑田氏の狙いも、もしかしたらそこにあったのかもな。

もっとも、今回の「Kissin' Cristmas2023」でも言われているように収益の半額をチャリティに寄付するとのことで、あの頃の「Do they know it's christmas」なんかと、楽曲の趣旨は同じようなところがあるわけで。。。

昨今の、相次ぐ侵略戦争、世界的な気候変動・・・・と何かときな臭い世の中、そういうチャリティソングも、また必要性が出てきているのかもしれない。

そう考えると、今年、なぜ「Kissin' Christmas」を再度、持ち上げてきたのか・・合点がいくような気がする。









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【キニナル曲】あの空に立つ塔のように / 大泉洋

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・タイトル  あの空に立つ塔のように
・アーティスト 大泉洋
・作詞     大泉洋 月光テツヤ
・作曲     玉置浩二
・編曲     トオミヨウ
・リリース日  2023年10月31日
・発売元    A-Sketch

12月に入り、今年もいよいよい大詰め。・となると、やっぱり紅白のことが頭をよぎる。
ジャニーズ無しの今年の紅白。

視聴率が取れない云々など、いろいろ言われてますな。まあ、毎年のことだけども。。。

で、ここんところそんな「いろいろ言われる」ターゲットになってきた感があるのが大泉洋だったりして。。。

今年の紅白の「司会」から落選した大泉洋が、なぜにヒットもしていないのに「歌手」として選ばれた?
・・と大分、クレーム的な意見が出てきている。




個人的にも、最初は司会は落ちたけども「SONGS」やってるわけで落とせない・・という出来レースか?  なんて思ってたんだけどもね。


で、多分紅白で歌うであろう、新曲「あの空に立つ塔のように」を聴いてみた・・

・・というか、1日ラジオかけてると、最近結構かかるのよ、この曲。

・・・で、何度も聴いてるうちに、いい曲じゃん。。と思えてきたりして。。。😅😅

玉置浩二プロデュースということだけども、ゴスペル調で聴きやすい。あんまり玉置浩二節を感じないけど、それがいい。

今は、そこまで盛り上がって来てないんで、知らない人の方が多いと思うけど、どうなんだろ?
紅白効果を起点にして、ヒットにつなげて行く・・・って考えているんでしょうかね。
え? そんなこと出来んの? と思われてしまうかもしれないけど、爆風スランプの「Runner」なんかは、もろそんなパターンだったし。。。過去になかったわけではないんだよね。

なんて、書いてたら、こんなニュースも出てきたりして。




そーいえば、爆風スランプも、その昔、アミューズ所属だったんだっけ。。。 
ヒットの陰に事務所とNHKの力とタッグの匂いあり。これは、まことしやかかもしれんなぁ。 
今後の動向に注目・・・かもね。。。 





【キニナル曲】Superball / TOMOO

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今回の「キニナル曲」はこれだ!  

TOMOO「Superball 」

まずはデータでする。

・タイトル   Superball
・アーティスト TOMOO
・作詞     TOMOO
・作曲     TOMOO
・編曲     小西遼
・リリース日  2023年9月27日
・発売元    ポニーキャニオン 
※アルバム「TWO MOON」より

今年5月に参戦した、「METOROCK OSAKA」で帰りがけにたまたま見た「TOMOO」のライブ。
今時の「ライブレポ」でも、その時の模様を少し書いたんだけども気になったんだよね。

↓ コレ



その時は、まん丸お顔に、キーボードを弾きながらの歌唱。ついでに言えば、ポニーキャニオンってことで、aikoフォロワー、 うんにゃ、iroriレーベル所属なんで、どちらかと言えば、ひげだんの藤原氏っていうイメージか!?

・・・って書いたけども、 以来、動向が気になっていたのよ。

でも、ここにきて、やはり出てきましたね。

今回引っ張ってきた「Superball」。YoutubeではMVが100万回再生突破・・・とここにきてジワリとブレイクの兆しが見えてきた。

とくに新し物好きの各FMでのO.Aは活発のようで、FM局のチャート番組では上位進出のところも出てきていたりする。

このヒトの特徴は、一見して幼顔なので、↑のようにaikoのような幼声なんだろうと思ってしまうけども、見た目によらず、声が太いところだろうな。 少し鼻にかかった声質っていうのも、ちょっと意表を突くし。。。

ヤマハ主催のコンテスト(The 6th Music Revolution JAPAN FINAL)出身。時代が時代ならば、「ポプコン」系のアーティストになっていたかもしれない・・という感じで、メロディラインもキャッチーでしっかりしているところだろうな。

そんな特徴は、今回のこの「Superball」っていう曲でも発揮されている。 以前に比べるとコンパクトで分かりやすくなったとも思う。

欲を言えば、もう一段フックになるようなフレーズがあれば、より面白いな。

後は、なんかしらのタイアップでもつけば、いつ全国区で爆発してもおかしくないくらいだとは思うんだけどね。 

見た目よりも意外と年齢が上というのが、ちょっと気になるところだけども、もう少々事務所なり、レコード会社がお金をかければ、すぐブレイクすると思うんだけどなぁ。

このヒトなんかはブレイクしないと勿体ないと思うもの。






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いなせなロコモーション / サザンオールスターズ

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今回の1曲セレクトは、「いなせなロコモーション」サザンオールスターズです。

まずはデータなのだ〜。

・タイトル    いなせなロコモーション
・アーティスト  サザンオールスターズ
・作詞      桑田佳祐
・作曲      桑田佳祐
・編曲      サザンオールスターズ
・リリース日   1980年5月21日
・発売元     ビクター
・オリコン最高位 16位
・売上げ枚数   11.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 13位
・タイアップ アサヒ飲料「三ツ矢サイダー」CM曲

キターッ !!!

サザンオールスターズ、「茅ヶ崎ライブ」4日間開催決定!!





1978年6月25日「勝手にシンドバッド」でデビューから45周年となる今日。 ・・・・の直前。

昨夜23時からの東京FMの「桑田佳祐のやさしい夜遊び」内で、ついに発表されましたね。

いやー、待った。

今年がデビュー45周年というのは、昨年からずっと周知されていたことであり、、絶対に、今年は「サザン」としてなんかやってくるはず・・・・と思いーの、今まで全く音沙汰もなかったんで。。。

考えてみれば、デビュー40周年だった、2018年も結局ツアーはやらずに、「ROCK IN JAPAN」にサプライズ出演しただけだったし。。。
まあ、最終的には翌2019年に全国ツアーをやりましたけどね。

今回もそのパターンか・・・と思いーの、今年の「ROCK IN JAPAN」の出演者にその名前もなかったんで。。。

いったいどうしたんや、今回はなんもやんないんですかね? 

・・と思っていた矢先、デビュー記念日直前まで引っ張ってくるとは。。。。

いずれにしても、↑で書いたように「サザン」としては、個人的に2019年以来4年ぶりのライブとなるわけなんで、もちろんチケット狙いに行きますわ。

たださあ、本当に昨夜発表された「茅ヶ崎ライブ」だけなんですかねぇ。。。

茅ケ崎球場のキャパは2万人。4日間開催なんで8万人。

これまでの全国ドームツアーでのチケットでも、「ファンクラブ」会員の私でさえ、2回に1回は「落選」なのに、どう考えても「超プラチナ」なんですけど。。。
下手すると「月の石」くらいのプレミアチケットになりまっせ。

でもまあ、冷静に考えると、昨日のラジオで「『今年』はサザンオールスターズとして全力で活動してまいります」と言ってたわけだしさ。
茅ケ崎ライブの時期と、昨年の桑田氏のソロツアーの日程を踏まえると、その後、年末に向けてツアーをやる・・・ともとれるんだよね。

まあ、発表されたわけではないんで、現状では、あくまで「考えられる」というだけだけど。。。。

なので、個人的には、もちろん茅ヶ崎ライブのチケットを応募しようと思いますが、あくまで「運試し」という感じで行ってみようか・・と。

当たれば、超ラッキー。 当たんなかったら、その後の全国ツアー開催に期待をかけて・・・っていうスタンスで行きますわ。



・・・・と、いつものごとく、前置きが長い。。。。

「いなせなロコモーション」ですね〜。


この曲は1980年5月。 8作目のシングルとしてリリースされたわけですわね。

少し前の「涙のアベニュー」でも書いたけども、 デビュー以来、テレビの歌番組はもちろん、バラエティーにも出る、ツアーもやる、・・といった肉弾戦的な活動を続けたサザンだけども、こんな活動にほとほと疲れて、1980年前半、半年間の充電期間に入ってしまったわけで。。。

その間に、毎月、5か月連続でシングルリリースを続けたわけだよね。

いわいる「FIVE ROCKSHOW」と銘打ったリリースで。

その「FIVE ROCKSHOW」で3枚目にリリースされた曲が、この「いなせなロコモーション」ですわな。

5枚のシングルの中でも、もっとも、アッパーなポップロックナンバーがこの曲。

・・・・ということもあってか、5枚の中では一番売り上げが高かったこの曲ですわ。

とはいうものの、オリコンでは、「涙のアベニュー」と同じく、最高位16位。 売上枚数は11万枚強。

何度も書くようだけども、今のサザンを基準に考えると、この1980〜1981年のサザンって、めっちゃ信じられないくらい低迷ぶりでしたからねぇ。

まあ、これも、何度も書いてきたことだけども、当時は、テレビに出てなんぼの時代。

テレビには出ないことで、売れなくなったマイナス面は計り知れなかったわけで。。。

そんな天秤にかけても、テレビの活動を切ったということは、あの時代、バンドとしてそれだけ疲労がたまっていたわけなんだよね。

ただ、個人的には、あの当時の「音楽の情報源」のすべてがテレビだったわけでさ、そのテレビに出ないってことは、曲どころか「消息」も全く知らないってことになるんだよね。

うん、いきなりベストテンから消えたからさ、サザンも終わっちゃったか・・・って思っていましたよ。「チャコの海岸物語」が出てくるまでは。。。

だから、もちろん、この「いなせなロコモーション」も、ずっと耳にしないままになっていた。

まあ、オリコンのランクからして、「ザ・ベストテン」でも、11〜20位には入っていたはずなんだけどね。 1980年の今頃って、一時的に「11〜20位」をやらないことがあったのよ。

この時期 永ちゃんの「THIS IS A SONG FOR COCA-COLA」が11‐20位にいたんで、「キリン」提供のベストテンでは流せないから・・とか言われたりするけども。。。

もっとも、あの時期「11〜20位」やってたとしても、耳にはしてなかっただろうけど。。。

うん、この曲をはっきりと耳にしたのは、件のTBS系ドラマ「ふぞろいの林檎たち」(1983年)ですわね。

そそそ、主題歌が「いとしのエリー」だったのは有名なところだけども、劇中歌はすべて「サザン」の曲だったし、この「いなせなロコモーション」もだいぶ使われてましたからね。

もっとも、「ふぞろいの林檎たち」は、本放送ではなく、再放送から見たんで、1984年くらいでしたかね。この曲の存在をはっきりと知ったのは。

だから、この曲を聴くと1984年ごろの匂いを感じてもいいと思うんだけども、なぜか、1980年の匂いなんだよね。
↑のように1980年には聴いてなかったはずなのに。。。それが不思議。


1980年、小学5年生の夏休み。

学校からは、子供だけでは学区内から出ていけません・・・って言われていたのに、そんなこと眼中になかった、ワタシは、チャリンコで最寄りの常磐線・泉駅に走らせた。

あの頃・・・いや、今でもだけども・・・・「時刻表」鉄でさ。 時刻表片手に、泉駅の一番端っこの空き地で、電車を見てるのが好きだった。

特に、上野⇔青森間を走っていた583系の特急「みちのく」が好きでさ。  ・・・っつうか、クリーム色と深い青色の583系の車両が好きでさ。お目当てはこれだったんだけども。。。

上りの上野行きの「みちのく」は、11時30分に泉を通過するの、時刻表から知ってたからさ。
それに間に合うように、休みの日はよく泉まで、片道40分くらいかけてチャリンコ走らせていたな。

1980年の夏の光景というと、決まって、そんな泉駅からの帰り、藤原川の堤防の砂利道をチャリンコで飛ばしていた風景ですわ。

どこまでも続く青い空にぽっかりと浮かんだ白い雲。昼下がりの白い光。むわっとした空気。土手の両脇に生える背の高いススキの群れ。個人的に感じる夏の匂いがそこにあったして。
自由だった、あの夏の風景ですわ

この「いなせなロコモーション」を聴くと、決まって、1980年夏のあの風景が浮かんでくる。
1984年の風景ではないんだよね

あの夏、どこかでこの曲聴いてたのかなぁ・・と思っちゃうほど。。。

そういえば、以前書いた、同じく「FIVE ROCK SHOW」のラスト曲である「わすれじのレイド・バック」も、きちんと聴いたのは1985年のはずなのに、浮かんでくる風景は1980年の夏だ。。

なんでなんだろう?・・・いまだに理由がよく良からないままになっていたりするな。




これ、テレビ神奈川「ファイティング80's」だそうだ。
↑で書いたように、この時期ほとんどテレビには出ていなかったサザンなんで、この「いなせなロコモーション」なんて、この当時、ほとんどテレビで歌った映像はないはずですわ。

もっとも1995年にNHKで放送されたサザン特番でこの曲歌ったからその映像はあるはずだけども。。。

これだから、テレビ神奈川って、今となっては映像の宝庫なんだよね。

ワタシも ついつい、見入っちゃいましたわ。。。
貴重だから、消されないでほしいなぁ。。。。

でもまあ、昨日の「やさしい夜遊び」でも、桑田氏が「昔の映像見るの嫌いなんだよね」とののたもうていたんで、消されちゃう可能性が高いけども。。。。

それにしても、あの頃、この曲ほど、歌詞何言ってんだか、よくわかんない曲はなかったなぁ。
コニー・フランシス、ドリス・デイ、シュープリームス・・・に、お父っつぁんと、まあ、つまりは、50〜60年代オールディーズ時代、父母の頃の色恋物語って感じの曲だよね。

もっとも、そんなこと言われても、80年当時は、個人的によくわかんないしさ。 英語っぽい発音で、何歌っているのかわかんないのは、あの頃の桑田氏のいつもことだったけども、この曲は特にわけわかんない発音で歌っていたから、一層歌詞の意味が分かんなかったりしてね。
でも、いいんだよな、この曲のグルーヴ感。 理屈じゃないんだよね・・っていうのが、もしかしたら一番わかる曲かもしれないな。




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METROCK OSAKA 2023(5月13日) その1

今年の初の野外フェス参戦は、「METROCK OSAKA 2023」から。

いや、当初は参戦する予定もなかったんだけども、「FESTIVAL LIFE」



で、今年のフェス情報を見てたら、「METROCK OSAKA 2023」に Penthouseと由薫 出演との情報が。。。
その他、「これから」を期待できそうな面白そうなアーティストがまとまっているので、「ちょっと行ってみるか・・・」という気になった。

で、気が付いたら、チケットを購入しているワタシだったりして。。。。

ちなみに5/20、5/21は、「METROCK TOKYO」が開催。
千葉在住のワタシにとっては、当然、新木場の若洲公園で開催される「METROCK TOKYO」の方が断然参戦しやすいわけなんだけども。。
ええ、京葉線一本で会場まで行けるわけで。。。

じゃ、なんで、わざわざ大阪まで行ったのか。。。

「見たい」と思った、penthouse、由薫 いずれも「大阪のみ」の出演だったからですわな。。。

両者とも東京も出演だったらば、間違いなく「METROCK TOKYO」に参戦したんだろう・・・けど。


でも、いいのよ、初めての「地」でライブを見るのも、またいいんだよね。
去年の福岡での「大村雅朗メモリアルライブ」もそうだったけども、数年前、サザンのライブを新潟、札幌で見たり。。。

そもそも、初めて夏フェスに参戦した、2003年のフジロックにしても「新潟・苗場」だし、ずっと参戦し続けてきたロック・イン・ジャパンにしても、千葉に移転するまでは、ひたちなかだったわけだし、東京以外でのライブ参戦経験は意外と多い。

特に「野外フェス」の場合は、「地方」での宿泊を伴ったライブ・・・っていう感覚がデフォルトなわなんだよね、ワタシの場合。

なので、今回のMET ROCKも「大阪」に参戦出来て、逆に御の字だったったのよ。




・・・という訳で、2023年5月13日土曜日。

午前10時40分過ぎ。 会場の「海とふれあいの広場」最寄りの南海本線の堺駅に降り立つ。

堺駅は、「METROCK」参戦と思しき、若者たちで超ごったがえし。。。改札を抜けるにも一苦労。

まあ、昨年のロック・イン・ジャパンでの「蘇我駅」の状況を見て、予め想定して来たんで、特段驚きはしなかったものの、やっぱり、うんざりはするよなぁ。。。

ただ、想定外だったのは、シャトルバス乗り場の「大浜体育館」まで、堺駅から延々と「行列」ができていたこと。

事前にオフィシャルサイトで確認すると「大浜体育館」までは徒歩でも20分ほどかかるとのこと。
・・・ということは1.5kmくらい離れていることになるわけだけども。。。

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はい、みごとに1.5kmの行列。。。。 
昨年のロッキンでも、蘇我駅から会場の蘇我スポーツセンターまで延々と行列だったけども、その比ではなかったですわ。。。。

ただ、大浜体育館までのロケーションは良かったですね。
↑の写真は「旧堺港」のウォーキング・スペースに延々と伸びるシャトルバスへの行列。。。。
行列待ちは苦痛だけども、海風は心地よい。
奥の橋の向こうには、日本最古の木造洋式灯台として知られる「旧堺灯台」があったりする。

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もっとも、鑑賞(感傷)に浸っている余裕はなかったけど。。。。

小一時間かかり、ようやく大浜体育館へ。 

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ここでチケットとリストバンドを交換しシャトルバスへ
なるほど、これだけ広けりゃ、わざわざ会場のゲート前でチケット確認して、リストバンド交換するよりもスムーズに進めますね。
わざわざ、堺駅から1.5km離れた大浜体育館へ経由させたか理由がわかりましたわ。。。。

バスは臨海の倉庫街を抜け、約20分で会場の「海とふれあいの広場」。

着いたぜい! 「METROCK OSAKA」会場の 「海とふれあいの広場」

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ひたちなか時代のロッキン・イン・ジャパンのでかいゲートを見慣れた私にとっては、こじんまりとしたゲートに見える。

うん、これを見ても、事前に「大浜体育館」でリストバンド交換したのもうなづけますね。

天気はドン曇り。天気予報では、この日午後からは本降りの「雨」という予報ではあったけども、会場についた時点では、まだ降ってきてはなかった。
ただ、1時間もすれば振り出すんだろうなという予感。。。。

早速、会場散策。

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オフィシャルサイトのエリアマップを見ると、ゲート同様に会場もこじんまりとしているような印象があったんだけども、実際には、意外と広い。

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GREEN HILL STAGE近くから、一番でかい BAY FIELD STAGEわをみると、かなり遠くに見える。
 
会場を一回りすると、小腹が減ってきた。
ライブを見る前に、まずは腹ごしらえをしますか。

フードエリアは30店舗の出店。十分な出店数ですわ。
「大阪」ならではのものが食べたい・・とおもってオフィシャルサイトで事前に「神戸牛」のお店を抑えていたんだけども、場所がよくわからず。。。。
フードエリアをめぐっていて、目に止まった「天串と海鮮の店 はれ天」の「とり天丼」を食す。

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ほほう、とり天と半熟卵が絡まって、なかなかいけますよ。。。

「神戸牛」のステーキ丼は、また次の機会に・・・ということで。。。。


ただ、「とり天丼」を食べている間に、ついに雨が落ちてきた。。。
ゆっくり食べている余裕もなくなったのが残念。。。。

持参のレインコートに着替える。 ついでにリュックも雨に濡らしたくなかったので、クロークに預ける。

事前の予報からこの日は「雨」ということがわかっていたので、レインコートも「簡易」ではなく、登山用の軽量かつしっかりとしたものを用意。雨に濡らしたくない荷物を預けるためにクロークも事前に予約しておいた。
まあ、結果は吉でしたわ。

結果的に、結構な降りに見舞われ、海の近くということもあり海風が肌寒く、簡易コートでは寒かっただろうなぁ。


その2へ続く。。。

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