サザンデビュー45周年ということで、9月に10年ぶりで開催されることになった「茅ヶ崎ライブ」。

実は 個人的に10年前、2013年の茅ヶ崎ライブにも参戦してたんだよね。

これのライブレビューって書いた記憶があったんだけども。。。。

10年前、まだここのブログは使っていなかったんで、Facebookに書いたのよ。
まだ、Facebookの使い方もよくわかんないまま。。。
で、超長文で書いたのが原因なのか、うまく投稿できずに消しちゃったような・・・・って思ってたんだけどね。

でも、今さっきmixiの過去の「日記」を漁ってみたら、mixiには書いてあった。。。

恐らく、初めはFacebookに書いたけども、うまく投稿できなかったんで、mixiに移してたんだろうね。

ただ、ここのブログには今まで移植はしてなかったんでね。。。

9月に10年ぶり茅ヶ崎ライブを開催される・・ということでちょうどタイミングもいいので、この機会に原文に若干、手を加えたものを移植したいと思います。

ちなみに、サザンのファンクラブには、2013年のこのツアー開催がアナウンスされる直前に入会したと思うんで、ファンクラブ先行でチケットを取ったのは、このライブが初めてだったと思いますね。


以下 2013年にmixiに記載した内容
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2013年9月1日 日曜日

15時過ぎに、会場の「茅ヶ崎公園野球場」に到着。
すでに会場外のグッズ売り場には長蛇の列ができてる。。。。

早速、入場チケットと、席指定券の交換。   

やったー、アリーナだぁ。。。  と喜んだのもつかの間、 かなり後ろの方じゃんか。。。。  

やっぱり、サザンライブへの参戦歴が少ないと、席も後ろの方を当てが割れてしまうんですかね〜。。。


そもそも、なぜに、今回5年ぶりのサザン「復活」ツアーに参戦したのか、それも、キャパが断然大きな「日産スタジアム」ではなく、「茅ヶ崎」なのか・・・っていうところなんだけども。。。

 なぜに参戦したか・・・というのは、正直、自分でもよく判んない。まあ、「気まぐれ」ってやつですね。

 ただ言えることは、前回参戦した、2005年の東京ドーム、それと、昨年12月31日の桑田氏ソロの年越しライブ、いずれも、今考えると、どうも、いまひとつ、自分では消化不良だった・・・っという思いがあるんですよ。

 なので、もし、また、サザンのライブには、もう一回、参戦してみたい・・・というのは、どこかにあったと思う。

 で、もって、なぜ7万人という、とてつもなくでかいキャパの「日産スタジアム」を選ばず、わざわざ、キャパ2万そこそこの「茅ヶ崎」を選んだのか・・・
これは、わざとなんだよね。

 ・・・・というのも、2005年の東京ドームも、昨年末の年越しライブも、「でかい」会場だったが故、ステージとの距離感を感じたんですよ。

 ま、でかい、会場でやってるんですから、客席とステージとの、実際の距離があるのは、あたりまえなんですけど、なんて言うのかねぇ、ステージでやってるライブ演奏が、あたかも別の会場でやってるような。距離感を感じたんですよ。

 客席で見てるワタシの方は、ステージを見るんではなくて、専ら、会場のオーロラビジョンを見なきゃ、ステージ上のディティールは見えないわけで。。。
 これではね、テレビを見てるのと、そんなに変わんないんじゃん・・・と思ったわけですわ。
 ワタシは、「街頭テレビ」を見に来てるのか・・・とかね。

そんな、消化不良に感じた部分が、強くあったんで、今回は、もし、参戦することがあったら、もっと「小さな」会場、ステージと客席の、一番近い会場、もっとも本来の「ライブ」感を感じられそうな会場、に行こうと思ってたんですよ。

・・・・で、今回のツアーで、最も、その条件に合った会場が「茅ヶ崎」だったわけです。

たしかにね、今、テレビで随分やってるけど、茅ヶ崎がサザンの「聖地」であることはもちろんあるんだけど。。。
 
 だからね。もし、もっと小さな会場、「○○県民会館」とかでのホールライブ予定があったら、そちらを申し込もうと思ってたんですよね。
 ただ、今回は、そういう会場はなかったもんだから。。。


実際、昨日ライブでも、桑田氏は、「会場、狭い〜」って言ってましたからねぇ。
いや、ここのところ、野外フェスの、とてつもなく広いステージに見慣れてたワタシでさえ、昨日の「茅ヶ崎野球場」は、狭く感じたなぁ。
それでも、桑田氏の「近い〜!」って言ってた一言が、まさに今回のワタシの目的だったわけです。


ただ、私に割り当てられた席は、念願の「アリーナ」、しかも、ステージ真正面・・・と、一見、願ったりかなったりの位置のように思えるんだけど、実際は、「外野」の一番後ろ。。。振り向けば、すぐ後ろはフェンス。。。。
 前に、背の高いヒトが立っちゃったら、ステージが見えない・・・なんていう位置。

 これならすぐ後ろの「外野スタンド」に割り当てられた方が、よっぽど、よく見えたろう。。


そんな中、定刻より約15分ほど、遅れて、17時45分、ライブスタート。


曲のセットリスト、まあ、ネット上にいっぱい落ちてる、「日産」の時のセットリストと、全く同じでしたわ。

はっきり言って、これが残念。

まあ、ツアーなんて言うもんは、そんなもんで、どの会場でもセットリストは同じなのが「基本」・・・というのは、判っているんだけど、それでも残念な気分は、ぬぐい切れなかったな。

 今回の「茅ヶ崎ライブ」は、前回2000年の時と違って、ツアーの中でも特別な会場ではなく、単にツアーの「一会場」に過ぎなかったんだ・・・・という思いが強く感じたわけで。
 いや、桑田氏としては、特別な会場だったはず・・・と思うんだが。。。。

だから、他の会場ではやらない曲も、やって欲しかった。
茅ヶ崎とか、湘南にちなんだ曲は、もっとたくさんあったのにな。

個人的には、「茅ヶ崎に背を向けて」とか「鎌倉物語」、「夕陽に別れをつけて」、「チャコの海岸物語」あたりは、聴きたかった。


たしかに、今のツアーは、バックのオーロラビジョンに流れる、シンクロ映像とセットである。だから、一会場で、他の会場と異なるセットリストを行うことは、より難しくなっている。

 昔は、「バンド」だけだったから、会場の特性とか、お客さんのノリで、曲順変えたり、曲そのものを変えたり・・・ということが割と自由にできたものの、今は、なかなかそれが許されない。
 だけれども、「茅ヶ崎」では、あえて、それをやって欲しかった。


今回のツアー、セットリスト的には、もうひとつヒネリがないかなぁ・・・っていう感想なんだよね。

 過去のサザンのライブセットリストを公表しているサイトを見て、比較しても、これまでのサザンの「ライブ」ではおなじみの定番曲のオンパレードだったな・・・っていう感想。

 まあ、だから、これまでのライブに参戦してきた人にとっては、安心感が強いライブだったろう。

ただ、もうひとつヒネリ・・・・、最近のライブではやってなかった曲を入れても良かったんじゃないかなあ。

 例えば、「ネオブラボー!!」とかさ。 そのほか、「怪物君の空」とか「女呼んでブギ」とか「Oh!クラウディア」とかもやって欲しかった。

まあ、個人的趣味としてだけど。。


そう考えると、もうひとつ、ウィットが少ない選曲なんじゃないかなぁ・・・とは思う。


ただ、ライブ中盤にやった、「アコースティックコーナー」は良かったと思うな。
このコーナーだけを独立させて、もっと小さな「ハコ」でやってもらえないか。

 まあ、なかなか現実は難しいんだろうけどね、キャパ的に。なんせ。今回の茅ヶ崎ライブもキャパ、2日間で4万だったために、競争率がめちゃくちゃなことになっていたようだし。

 これ以上は、小さなハコでは難しいんだろう。個人的には「武道館」でもいいと思うんだけど。。。


それと、一人ひとりに配られた、腕時計式、サイリュウム。
これが優れ物で、曲毎のライティングに合わせて色が変わるのよ。
仕掛けは、場内に、サイリュウムコントロール用の「配信電波」が流れてて、PAのコントロールで、色が変わる。

 さっき、「めざましテレビ」でも、流れていたが、ライブ最後の「SAS 35」っていう、サイリウムでの「人文字」は、このサイリユウムコントロールのおかけです。
 へえ、こんなことも出来るんだ・・・と個人的には感心。これは他のライブでもいろいろ使えると思う。
 人文字に使わないまでも、ステージのライティングを客席側でも再現でき、めちやくちゃ綺麗。


 それは、さておき、それでも、個人的には、ほとんどのきょくが口づさめたわけで、完全燃焼!!
2時間半ずっと歌いすぎて、最後は、過呼吸気味になっちゃいましたが。。。。
アンコールを含め、めちゃくちゃ短い、2時間半でした。


でも、次もライブがあれば、参戦するか・・・と言われれば、現状では判らない・・・ってところですかね。
 なんだよ、完全燃焼って言ったくせに。。。とか思われるかもしれないけど、個人的には、今回のライブで「完結」って気分なんだよね。サザンの大規模会場のライブは。

いや、この先、「野外フェス」に出ることがあれば、見たい気持ちはあるが、ワンマンでの大規模な野外ライブは、これでいいかな・・・と。
 なぜかと言えば、↑でなんども書いたように、でかすぎる会場でのライブ感の希薄さと、今回のライブで感じたのは、その自由度のなさ。

 何分、野外ライブというば、「野外フェス」の自由さに馴れきった身だからさ。それに比べたら、自由度が感じられなかった。
 まあ、些細なことだけど、やたらと「規律」にこだわる人が多いんだよね。まあ、「mixiのサザンコミュニティ」っていう「裏側」のことだけど。
マナーを守れ・・・とか。

もちろん、ゴミを捨てない、他の人の迷惑はかけない・・・くらいの最低限のマナーを守らなくてはいけないことは、野外ライブではあたりまえだ。
 そんなことを他の人から、押し付けられることではない。
そういう、ところに、今回は窮屈さを感じた。

その辺が、もっと「自由」に見られる、野外フェスでは、また、見てもいいかな、ワンマンの野外ライブは、もういいかな・・・という気分にさせているところですね。

以上 原文ママ
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【サザンオールスターズ@茅ヶ崎公園野球場 2013.9.1  セットリスト】

1. Ya Ya(あの時代を忘れない)     (1982年  16thシングル)
2. My Foreplay Music    (1981年 4thアルバム「ステレオ太陽族」より)
3. 勝手にシンドバッド  (1978年 1stシングル)
4. YOU        (1990年 9thアルバム「サザンオールスターズ」より 
5. 愛する女性とのすれ違い (1985年 8thアルバム「kamakura」より)
6. 涙のキッス    (1992年 31stシングル)
7. 夏をあきらめて  (1982年 5thアルバム「NUDE MAN」より)
8. タバコ・ロードにセクシーばあちゃん  (1980年 3rdアルバム「タイニイバブルス」より)
9. Moon Light Lover   (1996年 12thアルバム「Young Love」より
10. さよならベイビー (1989年 26thシングル) 
11. 愛の言霊 〜Spiritual Message〜   (1996年 37thシングル)
12. 人生の散歩道   (2013年 54thシングル「ピースとハイライト」C/W)
13. 栄光の男     (2013年 54thシングル「ピースとハイライト」C/W)
14. ラチエン通りのシスター   (1979年 2ndアルバム「10ナンバーズ・からっと」より) 
15. NEVER FALL IN LOVE AGAIN   (1983年 6thアルバム「綺麗」より)
16. 神の島遥か国   (2005年 14thアルバム「キラーストリート」より)
17. 慕情   (1992年 11thアルバム「世に万葉の花が咲くなり」より)
18. 太陽は罪な奴  (1996年 38thシングル)
19. Bye Bye My Love(U are the one)    (1985年 22ndシングル)
20. 真夏の果実  (1990年 28thシングル)
21. LOVE AFFAIR〜秘密のデート   (1998年 41stシングル)
22. 涙の海で抱かれたい 〜SEA OF LOVE〜  (2003年  47thシングル)
23. 蛍    (2015年 15thアルバム「葡萄」より)
24. ピースとハイライト  (2013年 54thシングル)
25. マチルダBABY   (1983年 6thアルバム「綺麗」より)
26. ミス・ブランニュー・デイ (MISS BRAND-NEW DAY)  (1984年 20thシングル)
27. みんなのうた    (1988年 24thシングル)
28. マンピーのG★SPOT   (1995年  35thシングル)

アンコール
1. ロックンロール・スーパーマン〜Rock'n Roll Superman〜 (2005年 14thアルバム「キラーストリート」より)
2. HOTEL PACIFIC   (2000年 45thシングル)
3. いとしのエリー  (1979年 3rdシングル)
4. 希望の轍  (1990年 10thアルバム「稲村ジェーン」より)

※セットリストは、今回追記したものです。



いやいや、こうしてみると、10年前は大分、上から目線で書いてましたね。。。
この内容のままは、今は書けないなぁ。。。。
若かった分、まだ、尖ってたんですかねぇ。。。

次は参戦するかわからない・・・と書いているけけど。。。

確かに2014年のライブは参戦を見送った・・けど、2015年、2019年の全国ツアーは、しっかり参戦したワタシだったり。。。。

その間、本文で書いたように、夏フェス、具体的には2018年のROCK IN JAPANにもしっかり参戦しましたわ。

それを考えると、2013年の「茅ヶ崎ライブ」以来、サザンのライブには結構な割合で参戦してるんだよね・・・今になって振り返ると。。。

ちなみに、2023年9月の今回の「茅ヶ崎ライブ」も、昨日、無事9/27(水)「初日」のチケットが取れました。
参戦後には、またライブレビューを書きたいと思います。



(追記)  ・・・・っつうことで、「茅ヶ崎ライブ2023」についても書きました。

↓ コレ