かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

1981年

これがそうなのね仔猫ちゃん / ジューシィ・フルーツ


1981_07_これがそうなのね仔猫ちゃん_ジューシィフルーツ


今回の1曲セレクトは、「これがそうなのね仔猫ちゃん」ジューシィ・フルーツどえす。

まずはデータどえす。

・タイトル   これがそうなのね仔猫ちゃん
・アーティスト ジューシィ・フルーツ
・作詞     近田春夫
・作曲     近田春夫
・編曲     ジューシィ・フルーツ
・リリース日  1981年5月1日
・発売元    コロムビア
・オリコン最高位 29位
・売上げ枚数  6.1万枚
・タイアップ:サッポロ「グイミー」CM曲

ここんところ、過去に書いた曲のアーカイブスを検索してて、過去に書いたはずなんだけど、アーカイブス検索にひっかからない曲が何曲か出できた。

いや確実に書いたはずなんだけどなあ・・・と思いーの、「mixi」の日記のアーカイブスを検索すると出て来てたり。。。。

そそそ、以前から何回か、書いたんだけども、ここのブログ、元はといえば、mixiに2005年から書いてきた日記のうち、「1曲セレクト」とか「ライブレビュー」にあたるものを、2015年に移植したものなんですよね。

もっとも、2015年以降は、それまで書いてこなかった曲を新たに書いてきたんだけども。。。

なので、ブログの底の方に沈んでいる、「初期」の記事は、ほとんどmixiに書いたかなり古いレビューなのよね。

で、mixi時代に書いた曲のほとんどは、このブログに移植したんだけども、中には移植しなかった曲があるのよ。

内容的にかなり古くて、さすがに今じゃ通用しないだろうなぁ・・・と思われ、新たに書いた方がいいか・・・と思われる曲なんだけども。。。

ただ、それがどの曲なのか・・・、今となってはわかんなくなっちゃったんで、ここんところ毎回、ひっくり返してみているわけです。。。。


今回は、そんな、mixi時代に一度書いたんだけども、移植してなかったんで新たに書き直そうと思った1曲。


ジューシィ・フルーツ 「これがそうなのね仔猫ちゃん」。

この曲、覚えてますかねぇ。

1981年5月にリリースされた、ジューシィ・フルーツ4枚目のシングル。

楽曲は覚えてなくても このCMは覚えてる方はいらっしゃるんじゃないのかな?



そそそそ、当時サッポロから発売されていた、「グイミー」っていう果汁飲料のCM
いわいるつぶつぶ果実入り、果汁飲料の走りですな。

・・というか、最近は、あんまり頻繁に見かけなくなったような気もするけど。。。この手のつぶつぶ果実入り飲料って。

私があんまり飲まなくなっただけで、いまでも売られているのかしらん?

・・その辺、よく分からないんだけども、当時は、結構売られてましたよね。

個人的には「グイミー」は、あまり飲んだ記憶がないんだけども、はごろもフーズの「こつぶ」がお気に入りで、いつもウチの冷蔵庫に入ってた記憶がありますねぇ。




オレンジのつぶづぶがたくさん入っているはうれしいんだけども、うまく飲まないと、つぶつぶが缶の底にへばりついて残っちゃうっちゅう。。。

そそそ、今でも売ってる、つぶコーンポタージュ缶と同じで。。。



たださ、この「グイミー」のCMは、インパクトあったんだよな。特に曲がさ。。

♪ 青空に星がピカピカ 背中駆け抜け ショック これがそうなのね ありがとう〜 ♪

一見「なんだこりゃ?」と思えるへんちくりんなフレーズなんだけども、一度聴いたら刺さってしまうような。。。

あの頃は、へんちくりんなんだけども、強烈なインパクトなCMって結構あったよなぁ。

CM曲で言ったら、この曲の前年、ブームになったミノルタの「いまのきみはピカピカにひかって」とかさ。

フレーズの勝利っていうのかなぁ、CMで使われている部分のフレーズは、兎に角強烈なインパクトがあるんだけどさ。

ただし、元々はCM用の曲として作られたところがあり、CMの部分以外はとってつけたようで、全然面白くなかったりしてね。

上記の「いまのきみはピカピカにひかって」なんてのは、その典型だったよね。

そんなじゃ、この「これがそうなのね仔猫ちゃん」はどうだったのか?

正直言えば、近い部分があったと思うのよ。

上記のCMで使われた、 ♪ 青空に星がピカピカ 背中駆け抜け ショック これがそうなのね ありがとう〜 ♪ っていう、出だしサビの部分は、強烈なインパクトだったとおもう。

とにかく、一聴して「なんじゃこりゃ?」と思わず引き込まれちゃうようなインパクト。

・・・に比べると、曲の本編と言えるその先のAメロ、Bメロは、今一つインパクトが弱い。

まあ、「
いまのきみはピカピカにひかって」のような取ってつけたようなメロディではなく、これはこれで曲として成り立っている。
実験的といえば実験的なんだけども、ぎこちなさも感じたりして。

ジューシィ・フルーツって、本来、近田春夫氏のバックバンドとして結成した「BEEF」というグループが原点だけども、近田氏のレコード会社移籍問題で、曲のリリースできなくなって、間をつなぐために急遽作られたバンド。

なので、まともに勝負というよりは、実験的なことをやる・・というのが、根底にはあったようなんだよね。

そんな実験というか遊び心が、デビュー曲「ジェニーはご機嫌ななめ」でのイリアのすっとんきょうなファルセットボイスになるわけなんだけども。 ま、それが思いもがけない大ヒットにつながったわけで。。ただまあ、だからこそイロモノ風にも見られたところは強いけども、イロモノと見られたことで、実験的なことはやりやかったんじゃないのかな。

そんな実験的なところが「これがそうなのね仔猫ちゃん」にもみられるわけなんだよね。


もっとも、実験的なことをやり続けた結果、売上げ自体は、次第に尻つぼみ。
前年6月リリースの「ジェニーはご機嫌ななめ」がオリコン最高位5位 売上げ37万枚の大ヒットだったに対し、この曲は、オリコン最高位29位 売上げ6.2万枚まで落ち込む。 1年も経ってないのにね。


当時、ヒット曲の情報源は「ザ・ベストテン」がメインだった私なんで、本来ならば、この曲なんて、知らなくて普通・・・だったのに、当時からこの曲に引っかかっていたのは、やっぱCMの影響と、なんといっても、月刊・明星の影響が大きかったんだろうな。

うん、明星本誌というよりも、付録の歌本「Young Song」。 この本のおかげで、ヒット曲の見方も大分広がったしね。 オリコンの存在を知ったのもヤンソンだったし。。。

確かに今のワタシを形成しているのは、「ベストテン」の影響が一番なのは間違いないんだけども、ヤンソン、オリコンからの影響もかなりでかい。

そもそもヤンソンも、小5の冬にクラスの「お楽しみ会」でのど自慢大会をやったときに、誰かが持ってきたのを拝借して読んだのをきっかけにして買うようになったわけでさ。

そう考えると、あん時の「お楽しみ会」が、今のワタシの原点であり、今メシ食ってんだ・・・なんても思えたりして。。。 人生なんてわかんないもんなんだよね、そう考えると。。。





ところで、ジューシィ・フルーツは、この曲の後、急激にガレージバンド化していく。ガレージというよりは、G.S的といったほうがいいのかな。
この曲の2年後、サザンの「そんなヒロシに騙されて」のカバーなんかは、典型的な例だよね。

まあ、たしかにこの「これがそうなのね仔猫ちゃん」にも、そんな匂いを感じるし、同時期にリリースされたベースの沖山優司氏の「東京キケン野郎」なんてのは、完全なガレージだったしね。
サーフロック的なガレージというのかなぁ。もろベンチャーズというような。






ただ、時代は60年代懐古のような雰囲気があったのよ81年頃って。 
寺尾聰氏の突然のブームは、その一つと言えるし、ブーム終焉から丁度10年が過ぎたG.Sに再びスポットが当たり始めたのもこの頃。ジュリーが「G.S I LOVE YOU」というコンセプトアルバムをリリースしたのもこの年だったしね。

ジューシィ・フルーツのガレージバンド化っていうのもそういう時代の流れが影響していたんだろうなぁ。 もっともセールス的には成功しなかったけど。。。。




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オリコンウイークリー通巻100号(1981年7月24日号)

オリコンウイークリー通巻100号!
1981年7月24日号 

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・表紙 伊藤つかさ
金八先生PART2からブレイク。当時ロリコン好きの高校、大学生から絶大な人気ありましたねぇ。
この年の9月のレコードデビューを控え、並み居る強敵を差し置き、オリコン100号記念号の表紙に抜擢!?
ちなみに、当時タモリが伊藤つかささんの大ファンで、会いたいがために、いいとも!のテレフォンショッキングを始めたのは有名ですわね。

・今週のチャート 
最近、オリコンさん、自ランキングの掲載については、とみに煩いので写真掲載はメンゴ。
シングル1位は 松山千春「長い夜」
アルバム(LP)1位は、横浜銀蝿「仏恥義理蹉䵷怒」 
が初登場1位
・・・ぬぬぬ、PC変換泣かせや。。これで「ぶっちぎりさあど」と読む。要するに3枚目のアルバムってことですな。。。銀蝿の全盛期でしたね。
ちなみに、今や伝説的なアルバムとなっている大滝詠一氏の「A LONG VACATION」が7位。 累積売り上げこの週で20万枚突破。
でもこの時点での最高位4位で、まだ爆発的な人気とはなっていない。本格的に火が付くのはこの後。

その他チャートアラカルト
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・テレビ視聴率
音楽番組 ザ・ベストテン TBS 31.7%
ドラマ  まんさくの花  NHK 41.0%
バラエティ 8時だヨ!全員集合 TBS 32.3%
(いずれも関東地区)で、それぞれ首位。
ベストテンは、一番脂がのっている時期ですね。この週の31.7%でも低い位で。。。このあと9月17日放送で、番組最高視聴率41.9%を記録することになる。
ドラマ「まんさくの花」は朝ドラですね。2位の「おんな太閤記」がこの年の大河ドラマ。兎に角NHKの2大ドラマの強さが目立った時期。
バラエティ、「全員集合」がまだまだ強かったんだよね
個人的には、どうしても「ウイークエンダー」に目が行ってしまうけど。。。。

↓ コレ
いまじゃコンプライアンスとやらで、絶対にできない番組ですな。当時は、こういう学校では教えてくれない「社会的」な番組もあったんだよね。

当時の土曜日のTBSは、18時〜「料理天国」、19時〜「まんが日本昔ばなし」、19時30分〜「クイズダービー」、20時〜「8時だヨ!全員集合」という、超ゴールデンラインを形成。
音楽、ドラマ、バラエティと多岐にわたってTBSの強さが目立ってた時期ですね。

その他のアラカルトランキングでは、この週はライブハウス動員数ランキングに目が行くな。

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サザンオールスターズの渋谷Egg Manライブが1位。
ランキングはともかく、サザンが、まだライブハウスでライブしてたっていうのが驚きですね。今じゃ絶対に考えられない。
もっとも、この後にリリースされる4枚目のアルバム「ステレオ太陽族」のプロモーションの意味合いが強かったんだろうけど。。。
いずれにしても、超まじかでサザンのライブを体感できた381人はめちゃくちゃ幸せだよなぁ。羨ましい。。。。

ちなみに、ワタクシはこの時 11才 小学校6年生。
福島のいわきに在住で、 まだオリコンウイークリーの存在すら知らなかったころ。

うむ、この号は、数年前、ヤフオクで落としたやつなのよね。
ヤフオクでオリコンの出品は多いけど、81年前半以前のものは少ない。これは、タイミングよく見つけたものですね。

ちまたでは「オリコン新聞」と言われてたころで、兎に角各種ランキングをはじめ情報量が多い。 これらの情報が200円で買えた時代。いい時代でしたな。
この号の閲覧だけで、休日半日過ごせます。。。。

ラムのラブソング / 松谷祐子

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今回の1曲セレクトは、松谷祐子「ラムのラブソング」です。

まずはデータでーしゅ。

・タイトル    ラムのラブソング
・アーティスト  松谷祐子
・作詞      伊藤アキラ
・作曲      小林泉美
・編曲      小林泉美
・リリース日   1981年10月21日
・発売元     キャニオン
・オリコン最高位 50位
・売上げ枚数   8.8万枚
・タイアップ: フジテレビ系アニメ「うる星やつら」テーマ曲

昨今のアニメソンの勢いは凄まじいものがありますわな。 もう、アニソンが無いとヒットチャートが成り立たないほどの勢いなわけで。。。(←忖度)

個人的には、アニメの曲とか意識して聴くのって好きじゃなくて、アニメの曲であろうが一般のヒット曲であろうが「音楽」で聴いているんで、昔っから現在に至るまで、どうもアニメ系と限定されるとめっちゃ弱いんだよね。

・・・それもあって、この1曲セレクトでは、アニメ系の曲として意識して書いたのは、あんまりないと思う。 
もっとも、アニメの曲ということは抜きにして、一般的なヒット曲となった曲はこれまでも書いてきたけどさ。


ところで、テレビアニメの主題歌って、その昔、オリコンでは一般のヒット曲とは別集計だったのって覚えてますかねぇ。
古いチャートファンの方だったら、昔、オリコンウイークリーのチャート誌面に「TVまんが&童謡ランキング」というのがあって、テレビアニメの主題歌は、一般のヒット曲とは別にそちらに集計されていたのを覚えているんじゃないのかな?

だから、キャンディ・キャンディの主題歌も、ドラえもんの主題歌も 通常のヒットチャート上には登場してこない。
一説によると、「キャンディ・キャンディ」の主題歌のレコードは100万枚上の売り上げがあり、もし、当時、一般のヒットチャートの対象になっていれば週間ランキングでさえ、ベストテン入りは確実だったっていう噂もあるんだよね。でも、実際のところオリコン上では公式記録として登場してこないのよ。



昨日、音楽・ヒットチャート面での古くからの友達と「ZOOM」ミーティング形式でおしゃべりしてて、その話題になったんだよね。

そんじゃ、いつからテレビアニメの主題歌が、一般のヒットチャートに登場してくるようになったんだっけね・・・という話で出てきたのが、 今回引っ張ってきた曲。

松谷祐子さんの「ラムのラブソング 」




この曲は、言うまでもなく、1981年からフジテレビ系で放送開始されたアニメ「うる星やつら」の初代テーマ曲ですわな。

まあ、アニメファンの方たちだったら、何をいまさら・・だと思うけど。。。。


恐らく、オリコンのシングルチャートで、テレビアニメの主題歌でチャートインしてきた曲ってこの曲が最初だったんじゃないかなぁ・・ということになったんだよね。


・・・と書くと、恐らくオリコンチャートに煩い方だったら、ちょっと待ったぁ・・だよね。

うむ、「宇宙戦艦ヤマト」の主題歌が1977年にオリコンチャートにランクインしているだろうがぁ・・・とお叱りをいただくだろうなぁ。

ただ、1977年の「宇宙戦艦ヤマト」の場合は、「テレビアニメ」というよりは、大ヒットした「劇場版」の「宇宙戦艦ヤマト」の主題歌としてランクインしたキライが高いんで、対象からは除外して考えたんだよね。

そそそ、あの頃はアニメでも「劇場版」の主題歌はオリコンチャート対象になっていたことが多かったからさ。
これは「銀河鉄道999」を例にするとわかりやすいよね。 ささきいさおさんが歌ったテレビアニメ版の「銀河鉄道999」は、オリコンチャート対象外だったのに対して、ゴダイゴが歌った「劇場版」の「銀河鉄道999」の主題歌はオリコンチャート対象として、オリコン2位まで行ってたりするわけでさ。

ややこしいのは、「宇宙戦艦ヤマト」の場合、オリコンチャート上のリリース年月日は、1974年11月10日。 テレビアニメがスタートした時にリリースしたモノになってたりする。
つまりは、1977年にオリコンチャートにランクインしてきたものとレコード品番が同じだったってことなんだよね。
・・ということは、厳密に言えばこれがテレビアニメの主題歌として最初にオリコンチャートに登場してきた曲と言えなくもない訳で・・・。その辺の判断が難しいんだよなぁ・・・。



それじゃ、なんで、70年代当時テレビアニメの主題歌はオリコンチャート対象外だったのか・・・これがハッキリとしないのよ。

一説によると、当時アニメの主題歌は一般のレコードとは別にソノシートでの配布があった。ただ、
ソノシートは図書扱いだったため、売り上げ集計ができなかったから・・・とか。

ソノシートっていうのは、紙みたいなペラペラの塩化ビニールでできたレコード盤で、ペラペラなので割れにくいということで雑誌の付録なんかによくついてきてたんだよね。それは、レコードというよりも図書として扱われていたのよ。

あとは、当時アニメ系のレコードを主にリリースしていたコロムビアさんやビクターさんの思惑とか。。。定かではないけど、あの当時、コロムビア学芸部、 ビクター学芸部所属、制作のレコードは、オリコン対象外だった。。。 なんて、昔聞いたような気もする。 

その他アニソンは、一般のヒット曲よりも下に見られていたから・・とか。。。。

まあ、いろいろ言われてたりするんだけども、今となっては真相は藪の中・・・という感じなんでしょうかねぇ。

いずれにしても、あの頃、アニメ主題歌がオリコンチャートの対象外だったのか、対象だったのかはというのは、恐らくは、当時の各レコード会社の思惑、アニメ制作会社の思惑が複雑に絡んだ上、さらに当時のオリコンのランキング集計規定も絡んでくるんだろうけどね。
なので、一概の線引きはできないのかもなぁ。。。

そんじゃ、この「ラムのラブソング」は? 

・・というと、まずもってリリースされたのがキャニオンからというのと、キティ・フィルムという、井上陽水氏や小椋佳氏などの「アーティスト」を育てて来ていた多賀英典氏がボスの会社制作というのが大きかったんだろうね。 だから、「テレビアニメの主題歌」という古くからのしがらみに縛られず、一般の楽曲という認識で、オリコンチャートに登場してきたと言えるんじゃないのかなぁ。。







まあ、堅いことをなんだかんだ言うても、この曲のリリースが、アニソンの一般認知の広がり、それと共に一般ヒットヒットチャート対象への布石になったことは間違いないんじゃないかのかなぁ。

少なくとも、オリコン最高50位で、この当時、売り上げが8.8万枚にも達した曲は、そうそうないですよ。

この後、1983年 同じキティフィルム制作で、アニメ「みゆき」の主題歌としてH2Oの「想い出がいっぱい」がベストテンヒット。 同じく1983年 アニメ「CAT'S EYE」主題歌、杏里「CAT'S EYE」が、テレビアニメ主題歌としては初のオリコン1位獲得と、急激にアニソンの認知が広がっていくことになるわけで・・・。

いずれの曲も、ぼかあアニソンというよりは、一般的なヒット曲という目で見てますけど。。。


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This Is a Boogie / 桜田淳子

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今回の1曲セレクトは、「This Is a Boogie」桜田淳子です。

まずはデータです。

・タイトル    This Is a Boogie
・アーティスト  桜田淳子
・作詞      実川俊
・作曲      小田裕一郎
・編曲      大村雅朗
・リリース日   1981年9月21日
・発売元     ビクター
・オリコン最高位 - 位
・売上げ枚数   - 万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 ランクインせず

テレビとヒット曲っていうのは、切っても切り離せない関係にあると思うんだよね。
人気のテレビの歌番組に出演すれば、ヒットは約束されたものと言っても過言ではないし。
いや逆か。。。。ヒット間違いなし、あるいはヒットチャートで上位に上昇してきているからテレビに出てるのか。。。。

まあ、昔は、ベストテン方式のうち番組も多かったですが、基本はプロデューサーが出演アーティストを選択する、キャスティング方式が基本だったわけで、その中からヒットが生まれるということもあったわけですわ。

でも、そんな感じで、テレビの歌番組に出演したから・・ということで、少なくともオリコン左ページ入りが高確率で約束されたのって、それほど遠い昔からと言うわけでもないようにも思えるんだよね。

昔は、歌番組にしょっちゅう出てたよね、っていう曲でも、全くヒットしなかった曲も、意外とあったわけでさ。

今回の1曲セレクトは、そんな、「しょっちゅうテレビで聴いたよな」だけど、全くヒットしなかった曲を一つ。


桜田淳子さんの「This Is a Boogie」。

この曲、覚えている方、どのくらいいるかなぁ。 

1981年9月にリリースされた、淳子さんとしては36枚目のシングル。

桜田淳子さんと言えば、スター誕生出身、中3トリオとしてスター街道をまっしぐらだった、70年代のトップアイドルですわ。

なので、よもや、オリコンの100位にも入らなった曲なんか無いだろう・・・と思いきや、この曲、オリコン100位内に入らなかったんですねぇ。

正確に言えば、 この曲以降、ベスト100に入らなくなった・・・と言った方がいいのかな。
(もっとも、2曲前の「玉ねぎむいたら」もベスト100入りしなかったけど)

さしもの淳子さんも、時代が70年代から80年代に変わり、息切れだったんだろうね。

でも、そんな風に思えるのは、後年、オリコンチャートブックなる本を購入して、淳子さんの売り上げ推移を見たからなんだよなぁ。

うん、この曲がリリースされた1981年秋から冬にかけて、この曲、テレビでやたらと聴いたんだよね。
あの頃は、秋になると各局で音楽祭が開かれてたけど、各局の音楽祭では、必ずこの曲が歌われてた記憶があるなぁ。 そもそも、この年1981年の第32回紅白歌合戦でも、この曲が歌われていたし。

ま、そういう大きな歌番組以外でも、よく聴いたのよ。

だから、個人的には、そこそこヒットしていたものと思っていたんだよね。

個人的に、この頃オリコンの存在を知ったんだけども、まだオリコンチャート自体は購入してなかったんで、後年、オリコンチャートを買うようになってから、この曲がベスト100にも入ってなかったことを知るんだけども、あの当時の歌番組への出演頻度を考えると、まさか・・・だったんだよねぇ。

逆に言えば、「出し手側」としたら、それだけ期待して、大々的にプロモーションをかけていたんだろうね。
ってことは今だったら、よくわかるな。

それだけ期待していたのにもかかわらず、大衆的には、刺さらなかった・・・ということなんだろうなぁ。

でも、考えてみれば、テレビではよく聴いたけど、ヒットしなかった曲って、この頃は、他にもあったよなぁ。 例えば、由紀さおりさんの「両国橋」とかさあ。。。

そのほか、個人的によく覚えているのは、もう少し後だけど、以前1曲セレクトでも書いた、佐東由梨さんの「どうして!?」ですね。

そもそも、紅白で歌えば、オリコンでの上昇は、ほぼ約束されたようなもん・・・。

・・・と思えたりするんだけども、それは、あくまでも80年代後半以降のことでさ、最初に書いたように、この1981年頃は、たとえ、紅白で大々的に露出されたとしても、レコード売り上げが動かなかった曲も、まだまだあったわけなんですよ。

あれだけ、大体的に露出していながら、(少なくとも)オリコンTOP100にも入らなかったのか、理由は、よくわかんないんだけどさあ。

この「This Is a Boogie」にしても、曲自体は、悪くなかったと思う。
淳子さんにしては、珍しい、4ビートのスウィングジャズ風。ビッグバンドがよく合うような。 ・・・・というか、シングルでは、この手の「50'S」以前のオールドジャズ的な曲は初めてだったかもしれないな。

作曲は、小田裕一郎氏。 アレンジは、大村雅朗氏という、もろ、松田聖子さんの「青い珊瑚礁」の布陣だけど、作曲の小田裕一郎氏がこの手のスウィング・ジャズっぽい曲を書くのも珍しいような感じがしましたね。

そもそも「青い珊瑚礁」とはえらい曲調が違うし・・・・。

あ、でも、後年だけど、トシちやんの「エル・オー・ヴイ・愛・N・G」にしてもノリはジャズっぽ方ったもんなぁ。この手も得意だったのかもしれない。

でも、ここまでスウィングした曲調になったのは、アレンジャーの大村雅朗氏の影響が大きかったんだろうな。

大村さんも、もともとブラスでサックスをやられた方なので、この手のスウィングした、ビッグバンド風のアレンジも得意だったろうし。。。

いや、もしかすると、小田氏と大村氏のコンビで「青い珊瑚礁」の成功があったんで、きっと、この曲もヒットするだろう・・ってことで、あの当時、大々的にプロモーションを打ったのかなぁ。。。

淳子さんも、松田聖子さんも、同じサンミュージックだったし。。。。

まあ、あくまでもうがった見方での想像ですが。。。。


当時12歳だったワタシも、まだ、この手のスウィング・ジャズに触れたことなかったこともあったんで、最初は変な曲なんて思ってたんだけどさ。

兎も角、テレビでやたらと流れていたんで、自然と消化されてはいたんだよね。

その後、個人的にブラスをやったりして、スウィングの曲もやったりしたわけで、そういうフィルターを通してみると、この曲がよく面白く感じたりしてね。 だからさ、この曲をきちんと理解できたのは、後年ですけどね。





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リバイバル / 五輪真弓

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今回の1曲セレクトは、「リバイバル」五輪真弓です。

まずはデータです。

・タイトル    リバイバル
・アーティスト        五輪真弓
・作詞      五輪真弓
・作曲      五輪真弓
・編曲      Michel Bernholc
・リリース日   1981年9月21日
・発売元     CBSソニー
・オリコン最高位 24位
・売上げ枚数   12.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 20位

長年ヒット曲を追いかけてくると、いったいどこでこの曲に出会ったんだろう? と思える曲があったりする。初めて聴いたときのことを全く覚えていないって曲ですね。
少し間前に書いた、ジュリーの「ロンリーウルフ」でも同じようなことを書いたと思うんだけども、今回引っ張ってきた曲もそんな1曲だよなぁ。

五輪真弓「リバイバル」。

いや、引っ張ってきたのはいいけど、ここ読んでくださってる方で、一体どの程度この曲を覚えていらっしゃるだろう・・・・っていうのは、いささか不安だったりもするんだけど。。。。

リリースは、今から39年前、1981年の9月だけど、丁度今頃ヒットのピークだった曲だ。
時代的には、あの超大ヒット曲「恋人よ」から、丁度1年後という事になる。

とはいうものの、何せオリコン最高位24位ですからねぇ。今となっては五輪さんのファンとか、1981年と言う時代をこよなく愛している方でもなければ、すでに死角に入っててもおかしくない曲ですわ。 
ま、売り上げ的には一応10万枚オーバーで、当時のスマッシュヒットではあったんですけどね。

・・・なんていつものごとく、さぞ当時から、よく知ってました・・のように書いてるんだけども。。。最初に書いたように、この曲を当時、何処で初めて聴いたのか、と言うのは全く覚えてない。

たださ、当時の月刊「明星」付録の「Youn Song」には新曲として載ってたなっていうのは、覚えてたりして、曲の存在は当時から知ってたんですけどね。(実際1982年1月号では楽譜入りで載ってたりする)

確実に覚えているのは、1983年秋、新聞広告で見て購入した、ソニーファミリークラブから発売した通販の「ニューミュージック大全集」に収録されていたことだなぁ。
そう、この曲の音源は、あの時に手に入れたものなんだ。だから、かなり古くから音源はあったわけで、通常であればあの時、この曲を初めて聴いたんだ・・・と思うのが普通だと思うんだけど。。。

でも、どうもイメージが違うんだよね。 あの時(1983年秋)初めて聴いたものならば、この曲を聴くときは、1983年のカラーがフラッシュバックされてもおかしくないのに、 聴くたびに、ヒット当時、1981年秋のカラーが浮かんでくる。

1981年の秋ちょうど今頃の時期のヒット曲って、ワタシの中では一様に紅葉カラーなイメージなんですよね。
いつだったか、松田聖子さんの「風立ちぬ」の時にも書いたと思うんだけど、1981年秋は、紅葉狩りを兼ねたドライブに頻繁に出かけた年だ。 まだ、福島のいわきに住んでいたころで、紅葉狩りのドライブに裏磐梯に行ったり、霊山に行ったり。 めっちゃ紅葉シーズンの頃でさ、夕日に真っ赤に染まったモミジとか、黄金色に染まった銀杏の木の光景が、39年経った今でも、未だに浮かんでくるんだよね。

で、この「リバイバル」を聴くといつも決まって浮かんでくる光景が、霊山の帰り、国道6号線を走っていた、夕日に黄金色に染まった銀杏並木。あの光景だ。

この曲、アレンジャーがフランス人である、Michel Bernholcということもあり、フレンチポップスの様相が強い。 ややアコースティック色が強く全体的に濡れていて、フレンチポップス特有のサウンド。

まあそれを言ったら、あの大ヒット曲である「恋人よ」も同じフレンチポップスの色は濃い。 イントロのストリングスのフレーズもどこかクラシック的で。
それでも、この「リバイバル」よりも安心感がある。安心感と言うのは、やっぱり日本人である船山基紀氏のアレンジと言うところもあるのかもしれない。
フレンチポップス的ではあっても、どこか日本人ならではの味付けがある。そこに安心感を感じたりしてね。

例えば、フランス料理であっても、本場のフランス人シェフが作った料理よりも、日本人シェフが作った料理の方が安心できる。。という事と同じように。

同じフレンチポップス風な曲調であっても、両者で売り上げ大きく差が開いたのは、この辺りが大きかったかもしれないな。

ま、もちろん、それだけではなく、楽曲のアクの強さ、弱さという違いも大きいとは思うけど。
この曲は、「恋人よ」に比べると、やっぱりインパクトの面で弱いですからね。


・・・・ととと、なんか話がずれた。。。 
この曲を初めて聴いたのは・・・って話でしたね。

そうそう、この曲を聴くと福島の
霊山の帰り、国道6号線を走っていた、夕日に黄金色に染まった銀杏並木の光景がフラッシュバックするって話ですね。
そんな風景が、もろフレンチっぽかったんですよね。 この曲にぴったり当てはまるような。。。

・・・ということは、恐らく、1981年11月頃、霊山にドライブにいったころは、この曲すでに聴いてたのかもなぁ。
ベストテンには入ってなかったので、「ザ・ベストテン」ではなかったはず。

もしかするとTBSラジオの「ザ・ヒットパレード毎日がベストテン」で聴いたのかもなぁ。 
そそそ、1981年11月、テレビだけでなくラジオにも進出というわけで、TBSラジオで月〜金曜の21時〜21時45分に毎日放送していた、「ザ・ヒットパレード毎日がベストテン」を聴き始めたのが丁度この頃だ。
その中の月曜日の「ニューミュージックベストテン」。きっとここで初めてこの曲を聴いたんだ。
総合ではベストテン入りはしてなくても、「ニューミュージックベストテン」にはランクインしてたと思えるしね。
うん、これなら納得するな。

  

初めに書いたように、今から39年前、オリコン最高24位ってことで、当時の動画はさすがに残ってないですねぇ。
・・というか、この曲、ヒット当時テレビで歌っていたのかなぁ・・・という疑問は残るが・・・。
そんなこともあってこの曲自体の動画が少ない。。。
しょうがないんで、一番レコードのアレンジに近い動画を引っ張ってきましたわ。

でもさ、妙なもんで、こう、テレビで歌っている音を聴くと、「恋人よ」よりも、こちらの曲の方が「歌謡曲」っぽいなぁ・・・なんて思えたりしますね。
レコード音源では、もっとフレンチポップスっぽく聴こえるんだげなぁ。

ちなみに、レコード音源は、もっと鼻にかかったようなボーカルなんだよね。
そそそ、鼻かぜをひいてたのかわからないですけど鼻声気味なのよ。 でも、個人的にはそこに引っかかっちゃったりする。 どこか、肩の力が抜けたように感じたりしてさ。
特にサビの
♪ アー 繰り返すだけの思い出は〜 ♪ の 「繰り返すだけの」の「の」が「ぬ」に聴こえたりして、なんとなくセクシーなんだよね。

ただ、今からして思えば、そんな方の力が抜けていた分、インパクトがかけてしまったのは否めなんだろうなぁ。


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栞のテーマ / サザンオールスターズ

1981_09_栞のテーマ_サザンオールスターズ


今回の1曲セレクトは、「栞のテーマ」サザンオールスターズです。

まずはデータです。

・タイトル     栞のテーマ
・アーティスト   サザンオールスターズ
・作詞       桑田佳佑
・作曲       桑田佳佑
・編曲       サザンオールスターズ
・リリース日    1981年9月21日
・発売元      ビクター
・オリコン最高位 35位
・売上げ枚数  5.5万枚
・タイアップ:映画「モーニングムーンは粗雑に」挿入曲

ついこの間まで「あちぃーよ〜」なんて騒いでたと思ったら、ここ数日でめっきり涼しくなりましたね。涼しい・・というか、「寒い」位までになっちゃったり。
 まあ、ここ数年毎年のような感じだけど、夏が終わったと思ったら、いきなり「初冬」って感じでですわね。「秋」って言う季節がどんどん短くなってきているような・・・。

ヒット曲にとっては、「秋」っていう季節は重要なんだけどなぁ。最近は「惚れた腫れた」っていう「恋・愛」的な内容の曲が少なくなっているような感じがするけど、昔から秋っていうのは、「惚れた腫れた」って季節でしたからねぇ。 そう言う曲も多かった訳だし。

「恋・愛」って内容のヒット曲が少なくなってきたっていうのは、確かに「教育上良くない」とか云々で「教育」的()なクレーマーママゴンの突き上げもあるんだろうけど、季節感的なところも大きいんだろうね。

今回は、そんな「秋」の恋愛の匂いが漂う、サザンの名バラードを一つ。

「栞のテーマ」

なんが、大上段的な前振りを書いてしまった、この曲ですが、、今となったらサザンファン以外の方でも、少なくとも80年代を知ってる方なら知らない方も少ないだろう・・・そんな曲となったこの曲ですが、リリース当時は、知る人ぞ知る・・・って感じの曲でしたよね。

・・というのも、少し前に前年1980年のシングル「わすれじのレイドバック」の時にも言及したんだけど、1980年〜1981年にかけての2年間はサザンにとっては、「暗黒」の2年間でしたからね。

確かにこの2年でリリースされた「タイニイバブルス」、「ステレオ太陽族」は共にオリコン1位、30万以上のセールスを記録していた訳なんだけども、兎に角、シングルが売れない。

サザンの名バラードと書いたこの曲でさえ、オリコンでの最高位は35位ですから。 
・・・うんにゃ、35位っていうのは、後年CDシングルがリリースされた時のモノ。 当初81年にリリースされたアナログシングルの時は最高位44位だったと思う。
いずれにしても今のサザンしか知らない方にはちょっと想像がつかないだろうな。

まあ、この曲に関しては、アルバム「ステレオ太陽族」からのシングルカットだから、たしかに初めから大ヒットは期待できなかったところがあったかもしれない。 そもそもジャケ写からして、アルバム「ステレオ太陽族」の流用だし。 そそそセーラー服おじさんのジャケ写。

・・・・としても、この曲のクオリティから言っても、もう少し売れても全く不思議ではなかったと思うんだけどね。

結局は、この頃だけに限った事じゃないけど、シングルが売れてナンボな世界なんだよね。80年代の初めの頃は、まだそう言う傾向が強かったけど、アルバムは「固定」ファンのモノ、シングルが売れて、テレビのウタ番組で露出して初めて一般認知度が高まる。そう言う時代だっただよね。

そう言うこともあり、この頃のサザンのコンサートは、会場によっては空席も目立ってたとのこと。 
いや、信じられない、今じゃ。ファンクラブに入ってても、ライブの2回に1回は先行抽選に落ちるでチケットが手に入らない・・って言う状況な訳だから。

かく言う、ワタシも、リリースされた81年頃は、まだ、この曲は知らなかった。 たしかに明星の歌本で、存在自体は知ってたけど、実際に曲を聴いて無かった。 もっとも、この頃は、まだベストテンしか見てなかった訳だから、その範疇でしか曲を聴いて無かったが・・・。

ただ、この状況に、さすがに危機感を感じた桑田氏が、シングルヒットを出すべき、開き直って作った曲が次の「チャコの海岸物語」。
ここから第2エイジの幕開けが始まるサザンだけど、もし、ここで開き直って無かったら、いまのサザンは無かったと思うわ。


個人的に、実際にこの曲を聴いたのは、83年放送の、例のドラマ「ふぞろいの林檎たち」ですねぇ。主題歌、挿入歌、すべて「サザン」の曲をBGMにしていたこのドラマで、当然「栞のテーマ」はかなり流れてたからなぁ。 そそそ、高橋ひとみさんが演じていた伊吹夏恵のテーマ曲のように使われてましたもんね。

ちなみに、この「栞のテーマ」は、もともとは、挿入歌とした使われた映画「モーニングムーンは粗雑に」に登場する「栞」のテーマソングというのは有名な話だ。

ただ、この映画で「栞」は范文雀さんが演じたとの事なんだけど、どうもね范文雀さんのイメージがわかないんだよな。。

♪ 彼女が髪を分けただけ、それがしびれるしぐさ〜 ♪ ってイメージないよなぁ。この映画に出演された高樹零さんならイメージなら湧くんだけど・・・・。


おーっとっと話が脱線した。。。

でね、「ふぞろい〜」を受けて、改めて、きちんと聴いて、めちゃくちゃいいやん・・って思ったな。 なんで、リリースの頃知らなかったんだろ? ・・と地団駄を踏んだ・・とまでは思わなかったけど。。

3連のロッカ・バラード。 この手のバラード、大好きなんだよな、個人的に。 
いや、日本人で嫌いなヒトってあんまり居ないんじゃないか。 ってくらい。 この甘く、独特なリズム感のバラードって日本人の生理に合うんだろうなぁ。
50年代のオールディーズの時代から日本では、この手のヒットは多い訳だし。

正直、この「栞のテーマ」ってメロディ自体は難しんだよ。 サザンのバラードとして名曲中の名曲である「いとしのエリー」に比べても、格段に難しい。

♪ 彼女が髪を指で分けただけ それがシビレるしぐさ〜 ♪ 

っていう視覚的で、甘くキャッチーなAメロ

それとめちゃくちゃ字数を詰込んだ歌詞がメロディラインを不安にしてる

♪ Lady My Lady My Lady〜 ♪ っていうサビヘのブリッジ。。

いや、逆にこの不安定なメロディに惹きつけられる。

この2つのメロディラインがこの難解な曲を名バラードに仕立ててるんじゃないかな。


時に、70年代終盤、サザンと並び称され、ロックBIG3と言われた、「ゴダイゴ」「ツイスト」と「サザン」がもっとも違う点が、バラードだろうな。
バラードで名曲がある事。 バラードできちんと聴き手を魅了できる事。この事が、サザンを現在まで40年間もの間、第1戦のバンドとして君臨し続けられた一番の要因だと思うんだよね。

バラードって一見すると、スピードが速いアッパーチューンより簡単だろ・・なんて思われがちだけど、実際は全く逆。 バラードの方がアッパーチューンよりも何倍も難しい。ゆったりとした流れの中で聴き手を魅了するには、ごまかしが利かない分、本物の音楽力が必要なんだよね。

そんなバラードの名曲を何曲も持っている、サザンって、やっぱりホンモノなんだと思う。

ちなみに、サザンの並び、長きにわたって第1戦君臨し続けている、ミスチルにしても、B'zにしても、やっぱりバラードで名曲を持っている。 
これを見ても、バラードで聴衆を魅せられる事こそがホンモノかどうかの分岐点ってことが分かるんじゃないかな。






動画・・・昨日まで、画像は酷いけど、サザン本人のライブ映像がようつベにあったんだよな。
なんで、これはグッドタイミング・・・と、曲を引っ張ってきたところもあるんだけど・・・。

どうも、今日、消されちゃったみたいだ。。。

仕様が無いんで、またまたサザンのカバーバンドの映像で・・。 
まあ、見たかったらどうぞってことで。。。


そういえば、まだ、サザンのライブで「栞のテーマ」聴いたこと無いんだよな。
先日のROCK IN JAPANでもやんなかったし・・・。 来年春のツアーでは是非是非やって欲しいわ〜。。

・・・・なんて思ってたら、2015年の「おいしい葡萄の旅」ツアーで演ってたことが判明。

ウソウソ、ワタシ参戦したんじゃん。 新潟まで行って。 全然覚えてないわ〜。

2015年ツアーはアルバム「葡萄」中心のセットリストた゜ったのは当然だったけど、「過去曲」は、かなりマニアックな選曲だったのは覚えてるんだよな。 
でも、「栞のテーマ」をやってのは・・・・。 あー、全然記憶にない。。。。



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い・か・が / 速水陽子

1981_08_い・か・が_速水陽子


今回の1曲セレクトは、「い・か・が」速水陽子です。

まずはデータです。

・タイトル      い・か・が
・アーティスト   速水陽子
・作詞        神田広美
・作曲        亀井登志夫
・編曲        後藤次利
・リリース日    1981年8月1日
・発売元      コロムビア
・オリコン最高位  92位
・売上げ枚数   1.0万枚

スカパーに「スターデジオ」っちゅう、カラオケの「第一興商」が運営するラジオチャンネルがあるんだよね。
USEN同様、多チャネル(100chだっだっけな?)で、チャンネルごとにいろんなジャンルの曲が24時間、365日ずーっと流れっぱなしのチャンネル。
うん、音楽好きにゃ溜まんないプログラムですわな。

かくいうワタシも、「スターデジオ」大好き人間だったんだよなぁ。 ・・・「だった」っちゅうことは、今は契約してないんだけどさ。 今の「サブスクリプション」っちゅう定額制のネット配信が無い時代、確か月1000円ちょっとっていう、格安定額で音楽聴き放題、楽曲ソースを「エアチェック」し放題っちゅうことで、ちょっとのめりこんでた時代がある。

今の会社に入る前・・・10年ちょうと前、そそそ2008〜2009年、フリーの頃、金が無かったからねぇ、「スターデジオ」の「最新ヒットch」から、毎週、ひっかかった新曲をばっかみたいに録音してたもんなぁ。
うん、今あるかどうか分かんないけど、当時、「スターデジオ」を録音できるPCアプリがあったんだよ。16ビット、24KHZ、48KHZのWAVファイルに録音できるフリーアプリが。

まあ、スターデジオ自体mp2(mp3ではなく)に圧縮した音源で配信していたんで、WAVファイルに録音出来たといっても、録音された音質は当然CDより落ちる訳で、ハイレゾになれちゃった今からしてみればたかが知れてたんだけどさ。

そんな、「スターデジオ」に懐かし系chとして、70年代、80年代、90年代chがある。 これがねぇ、ヒット曲をバンバン流すんではなく、超マニアックな曲が流れるんだよね。「え? そんな曲あったの?」って曲が。いわいるヒットチャート系では無く、当時オリコン100位にも入らなったような曲ですわ。

まあ、ほとんどが知らない曲だしBGMとして流しておくにはいいんだけどね。 やっぱ売れた曲はBGMとしてはアテンションが強いからさあ、なんか作業しながら流す音楽には適さない場合があるじゃん。

でもさ、そんな「売れなかった」曲群の中にも、たまーに、引っかかる曲があるんだよ。 


今回の1曲セレクトは、そんな「スターデジオ」で引っかかった曲を一つ。 (うーむ、マクラ長すぎ。。。。)

速水陽子「い・か・が」。

タイトルとアーティスト名を見て、「あの曲ね」って言える方、超80年代マニアですねぇ〜。 なんせオリコン最高92位ですよ。
1981年8月1日リリース。ヒットチャート的には、松田聖子の「白いパラソル」と、イモ欽トリオの「ハイスクールララバイ」が1位争いをしてた頃だ。

その頃、チャートのしたーーーーの方にちょこんと鎮座していた曲って事になりますね。 
92位なんてさぁ、相当なチャートマニアでも毎週チャート表に穴が空く位、くまなく見てなきゃ見落としちゃうような順位ですよ。

かくいうワタシも、これまでこの曲は知らなかった・・・・・うんにゃ〜、確かに曲自体は聴いたこと無かったんだけど、存在自体は知ってたんだすねぇ。

月刊明星の付録歌本「Young Song」、1981年9月号の「新人ファイル」にこの曲、載ってるんだよね。 それで存在を知ってたんですよ。 
まあ、新人ファイルと言っても、毎号10組位載ってるし、この号では、次のページに竹本孝之「てれてZinZin」(バウバウ松村が大好物)が載ってたりするんで、本来はそっちに目が行っちゃうのが普通かともおうんだけど、不思議と、この曲の存在に目が行ってたんだよなぁ、当時から。

このヒトのちょっと日本人離れしたようなコケティッシュなルックスもそうだけど、「い・か・が」っていうタイトルが気になっちゃってたんだろうね。 一体どんな曲なんだろう・・・なんて思ったこともあった。

そんな存在を気にしていた曲が、「スターデジオ」で流れちゃったわけだ。

正直言うと、最初はこの曲である事は分からなかった。タイトルから想像していた曲調と大分違ったからなぁ。 もっとソフトなミディアム調のポップスっていう想像をしていたのよ。

でも、実際はイントロのスネア連打からしてインパクトありまくり。小悪魔系のグラムロック・・・・うんにゃ、大槻ケンジ氏曰く「グラム歌謡曲」っちゅうのかなぁ。ともかくミディアム系のソフトなポップスとは正反対のイメージ。

楽曲的なイメージはグラムロックっぽいけど、リズム体はイタリアンツイストですね。 いや、この手の音、曲調ってこの当時の流行りだったんだよ。 そう三原順子の「セクシーナイト」。 この曲を思い浮かべていただければ手っ取り早いと思う。

お水系っていうのかなぁ、速水さんは当時19才っていうんだけども、かなり大人っぽく見せてたよなぁ。 お水系の陰ある「ナオン」っていう感じで。 

当時、「ツッパリ」が時代の趨勢だったわけだけども、女の子もやたらと大人っぽく見せてた子って結構いたんだよね。 三原順子さんだって、この当時17才だったわけでさ。 17であの「色気」はマズいでしょ、今だったら。

歌詞もシュールだし、そういうところがグラムロックっぽいっていう所以なんだけども、全体的に次の年の大ヒット、アン・ルイスの「ラ・セゾン」にも似てるんだよなぁ。
特にギターの音色がね。 エフェクターは絶対一緒だよね・・・ってくらい似てる。 もしかして、ギターは両曲とも北島健二氏? 「セクシーナイト」のギターが北島健二氏なのは有名ですけどね。
初めて聴いた時は、 あれ? 「ラ・セゾン」のパクリ? とか思ったんたけども、こっちの方がリリースは先なんだよね。

まあ、リズム体は「ラ・セゾン」とは違うけどね。 ただアレンジの後藤次利氏、このイタリアンツイスト風のリズム体、やはり次の年の、ニックじゃがあずの「よろしく原宿」でも引用してますよねぇ。 さすがに後藤氏ただでは倒れない。


ちなみに、この曲の作詞の神田広美さんは、その昔、「スター誕生」からデビューした元アイドル。 アイドルが上手く行かなくて作詞家に転向した方ですね。

穿った考え方をすれば、↑の「ラ・セゾン」の作詞も、スタ誕出身の「山口百恵」女史。 曲調と言い、作詞者の出身母体といい、なにかと「共通点」が多い、この2曲だったりして。。。

その裏に「ナベプロ」の影がチラチラ()。  そそそ、速水陽子さんって、もともと「平尾昌晃・ミュージックスクール」出身でナベプロだったんだよね。(アン・ルイスもナベプロだったしね)

ちょっと陰ある風貌にしたのも、「女・ジュリー」を目指してからだったとか・・・。 うんにゃ、そういえば、それ以前に「女・ジュリー」を目指していたのはアン・ルイスだったっけ。。。やっぱ共通してる。。。




平尾昌晃・ミュージックスクール出身ということで、これがデビュー曲としてはウタは上手いですね。
色気があるし。
ただ、ところどころ方言か()、で、語尾が流れる部分がね。 まあ、その辺が、まだ初々しいかな。



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琥珀色の日々 / 菅原進

1981_09_琥珀色の日々_菅原進


今回の1曲セレクトは、「琥珀色の日々」菅原進です。

まずはデータです。

・タイトル     琥珀色の日々
・アーティスト   菅原進
・作詞       菅原進
・作曲       菅原進
・編曲       菅原進
・リリース日    1981年6月5日
・発売元      アルファ
・オリコン最高位 23位
・売上げ枚数  12.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 23位
・タイアップ:サントリー「トリス」CM曲

やおら、本当はね昨日書くはずだったの、今回持ってきた曲。
・・・・というのもね、頭で「サンデー・シンドローム」って書こうと思ってたんで。。。

さすがに明けて月曜日に「サンデー・シンドローム」ってのもなあ・・・と思いつつ、来週は月曜日休みなんで、「サンデー・シンドローム」にゃならねーよな・・・ってことで、持ってきちゃいました。

しかしねぇ、昨日はホントにサンデー・シンドロームだったんだよなぁ、夕方。
いわいる「日曜日の憂鬱」ってやつですね。 

あー、明日からまた仕事かぁ ・・・って思うと、憂鬱になるってやつ。

よくさ、日曜日の夕方、「サザエさん」のエンディングとかさ、昔だったら、日曜日20時前の日テレの日立のCM・・・そそそ、♪この木なんの木キニなる木〜♪ って「日立の樹」が流れるとサンデー・シンドロームにかかるってヒト、良くいたけどさ。

ワタシも件通り、昔は、上の2つがかかるとサンデー・シンドロームにかかったもんよ。

今は、「あー、明日からまた仕事かぁ〜」 、昔は、「あー、明日からまた学校かぁ〜」っていうユウウツね。

でもね、ワタシの場合、これを聴くとサンデー・シンドロームになる・・・って曲がもう一つあったんだよなぁ。

今回はその曲をセレクト。

菅原進「琥珀色の日々」

この曲、覚えてる方いるかなぁ。 1981年の今頃ですよ、サントリー「トリス」のCMで流れてたの。
子犬が1匹、京都の街の中を歩き回るCM、覚えてないかなぁ。

↓ コレ


このCMのバックで流れてる曲が、「琥珀色の日々」ですね。

切なくなるのよ、この曲聴くと。

CM全体が夕方っぽい背景。その中に子犬が一匹。 そしてこの曲。 おもわず「シンミリ」しちゃうんだよね。

でもさ、なんで、この曲を聴くと、サンデー・シンドロームになるか・・・っちゅうと、ま、上で書いたようにこのCMがもつ「シンミリ」切なくなるところが、明日からの学校生活のユウウツさを連想させる・・って言うのもあるんだけど、このCM、よく日テレの「笑点」の枠のCMで流れてたんだよなぁ。

まさに「サンデーシンドローム」よ。

あの頃の記憶は未だに抜けないんだよねぇ。

ちなみに、CMでは、インストと、♪ダティダドゥダードゥダー♪っていうスキャットの部分しか流れてませんが、実際のレコード盤では、ちゃんと歌詞も付いてるんですよね。



フォーク調ニューミュージック。もう今や絶滅な曲調ですよね。
個人的には、この手の曲調で育ってきた部分もあるんで、やっぱり落ち着くんだよね、この手の曲調を聴くと。

ところで、菅原進氏は、ご存じ兄弟デュオユニット、ビリー・バンバンの「弟」の方ですね。 ベース担当の「兄」、菅原孝氏に対して、ギター担当が菅原進氏。 ・・・っていうのは、ここ読んでくださってる方ら取っては常識です・・・よね

ビリーバンバンとしては、最近では「いいちこ」のCMで健在だけどさ、心に染みるメロディラインは、昔も今も変わらないですよね。
でね、ビリーバンバンとしても当然ヒット曲、ありますが、あの「白いブランコ」にしても、その後の「さよならをするために」にしても、ヒット時期が大体「夏」なんだよねぇ。

フォーキーな曲調からして、秋っぽいイメージが強いわけでさ。特に「さよならをするために」なんて「真冬」ってイメージじゃん。ま、実際リリースは「真冬」だったりするんだけど・・・。

でも、ヒットのピークっていつも「夏」なんですよ。個人的にはこれが不思議でねぇ。

今回セレクトしてきた、「琥珀色の日々」も件にもれず、1981年「夏」のヒットになりましたねぇ。
まあ、この曲の場合はリリースが「初夏」でしたからね。

ただ、それにしても曲調は、どう聴いても「秋」だよなぁ。。。 重いしさあ、どことなく濡れた曲調だし。。

うん、この1981年って年は夏以降、秋に向かって「秋」って言う色合いの曲が多かったんだよね。

大体において松田聖子の「風立ちぬ」からして、もろ「秋色」だった訳だし。 その他、フォークでは、伊藤敏博の「サヨナラ模様」とかチャゲアスの「男と女」とかさあ。

そんな秋の色合いが多かった頃、 そんな曲の1曲だったかもしれないなぁ、この曲は。

だからね、本来はこの時期、チャート的には下降線に向かってた頃なんだけど、逆に、今の時期の方が、よりしっくり来るんだよね、この曲。



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夕暮れ物語 / 伊藤つかさ

1981_12_夕暮れ物語_伊藤つかさ


今回の1曲セレクトは、「夕暮れ物語」伊藤つかさです。

まずはデータです。

・タイトル     夕暮れ物語
・アーティスト   伊藤つかさ
・作詞       安井かずみ
・作曲       加藤和彦
・編曲       清水信之
・リリース日    1981年12月1日
・発売元      ジャパン
・オリコン最高位 9位
・売上げ枚数 20.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 12位


すっかり日が短くなりましたよね。3時半過ぎるとすっかり夕方って感じだし、4時過ぎるともう暗くなってくるもんね。あー、秋も深まって来ましたねぇ・・・って感じ。。。うんにゃ、すでに「冬」到来ですわな。
これから今月下旬の冬至に向けて、さらに日が短くなってきますな。

・・・ということで、今回は、そんな夕暮れ的な1曲をひとつ。。

伊藤つかさ「夕暮れ物語」

うーむ、この曲覚えてますかねぇ。
前曲がレコードデヒュー曲となった「少女人形」。そそそ「ベストテン」にもランクインしてたし、例の15才以下は、8時以降の生放送は出演できない・・・ということで毎回VTR出演・・ということもあり、逆にめっちゃ注目されましたよね。

そんな「少女人形」に続く、第2弾シングルがこの曲だったんだけどね。

でも、「少女人形」は良く覚えてるって方でも、もしかしたら、この曲は「覚えてないなぁ」って方も多いかもしれないな。
かく言う、ワタシもその一人だったり。。。

んじゃ、なんで書いてんの? ・・・って感じなんだけども、ま、今は音源も持ってるんでねこの曲。

でも、当時を振り返ると、印象に残ってないんだよな、この曲。
当時は「情報源」としては、「ベストテン」が唯一だったからなぁ。この曲、↑で書いたように、オリコンでは最高位9位と、ベストテン入りしてたんだけど、ベストテンでは最高15位とベストテン入り出来なかったからなぁ。
当然、ワタシ聴いてなかったんだよね。

まあ、月刊「明星」の歌本で、この曲の存在はもちろん知ってはいたんだけどもね。

それでも、売り上げは20万枚も行ってたんだよね。いや、それだけ売れてた・・・って言うところにもちょっとびっくりだったりするんだけどさ。うん、感触からしてそんなに売れてたって印象なかったもの。
 
だからね、売り上げだけ見れば、決して「一発屋」ではないんだよな。今となっては、このヒトと言えば「少女人形」って言う印象が強くて「一発屋」って言うイメージもあるんだけどさ。


でねぇ、個人的に実際にちゃんとこの曲聴いたのは、もうね、ずーっと後。
実は最近なんだよな  すっかり大人になってからですわ

暗い曲だなぁ・・・っていうのがどうしても先に立っちゃうのが、一番の印象だよね、やっぱり。
まあ、タイトル通りで捉えれば、「夕暮れ」ですからねぇ、そう言うイメージになっちゃうんだと思うんだけども。。。

作詞、安井かずみ、作曲 加藤和彦 元夫妻の作品。

・・・っていうのも、実は最近知ったんだよね。いや、そんなイメージが全然なかったからさ。この頃の両夫妻の作品と言ったら、どうしても岩崎良美の「愛してモナムール」の印象が強いからなぁ。

なんて言うのかなぁ、独特のアクの強さ・・があったじゃない、安井−加藤夫妻の曲って。この曲は、そういう独特の匂いがなかったからさあ、今まで全然気がつかなかった。

それにしても暗いんだよなぁ、この曲。 アイドルの曲としては珍しい位。
どことなく、斉藤由貴さんの「情熱」にも似た暗さを感じたりしてね。。あ、イントロ出足の4分音符のピアノが「情熱」に似てるんだよな。それと、その後の印象と。

ちなみに、この曲は「夕暮れ物語」だけど、堀ちえみさんの83年秋のヒットは「夕暮れ気分」。

タイトル似てるんだよな。。。 時々、どっちがどっちだか分かんなくなっちゃったりして

曲調は対照的なんだけどさ。

堀ちえみさんの「夕暮れ気分」は、夕暮れ時といっても、まだ、日がある頃の夕暮れだよね。

♪ 小石がオレンジに染まるほど暮れてゆく〜♪ ってあめことから、まだ日が沈み切っていない頃、焼けた夕日の光がさしてる時間じゃん、イメージとしては。 その分、曲調に温かみを感じたりしてさ。

それに対してこの曲は、夕暮れは夕暮れでも、陽がすっかり落ちて暗くなった時分なんだよね。

♪ 夕暮れこみち坂道 帰りましょう〜 ♪ って言う歌詞から、浮かんでくる風景からしてさ。

そうだな、夕暮れは夕暮れでも、N.S.Pの「夕暮れ時はさみしそう」に近いんだろうね、情景的にはさ。
で、もって、リリース時期が12月って言う事もあって寒さも感じたりして。そそそ、今頃の4時半とか5時ごろのすっかり暗くなった情景。そこに北風が吹いてたりして。傘がついた裸電球の街灯がポツンとついてたりして。
うむ、昭和の風景ですわ、この曲から浮かんでくる風景は。

たださ、出足のAメロは、そんな夕暮れの寒い情景が浮かんでくるんだけども、サビになると、ガラッと曲調が変わるじゃん。いきなりメジャー系な流れになっちゃりして。
 まあ、昨日のアグネス・チャンの「小さな恋の物語」のメロディ展開も、同じようにサビでいきなりメジャー展開になる曲調だったけど、、こういう展開の変化することによってドラマティックに見せていたんだろうな。けっこうこういう展開の曲が多かった気がするな、当時は。

それと、↑で書いたように、この曲ちゃんと聴いたのは最近なんだけど、それもあってか、サウンド的に「81年」って言う言うイメージは薄く感じたなぁ。
例えば、サビの部分のコーラスの入り方とかさ、80年代中盤にもこんな感じの曲があったよな・・・って思えたし。
そう言うところ、ある意味では80年代アイドル曲のフォーマットになっている部分があるかもしれない。


動画・・・うーむ、やっぱ印象薄い・・・って事もあってか、この曲適当な動画がないな。
とりあえず、ニコ動にはあったんで、一応リンク。見れる方はどうぞ




http://www.nicovideo.jp/watch/sm14868532



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男と女 / チャゲ&飛鳥

1981_11_男と女_チャゲ&飛鳥


今回の1曲セレクトは、「男と女」チャゲ&飛鳥です。

まずはデータです。

・タイトル    男と女
・アーティスト  チャゲ&飛鳥
・作詞      飛鳥涼
・作曲      飛鳥涼
・編曲      瀬尾一三
・リリース日   1981年10月25日
・発売元     ワーナーパイオニア
・オリコン最高位 28位
・売上げ枚数 9.0万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 32位

 今朝の地震、気持ち悪かったですね。テレビでも言ってたけど、小刻みに揺れる地震ではなく、ゆっくりとグーラグーラ揺れる感じで。。。いわいる長周期波動ってやつでしたね。
まあ、ウチの方は揺れ自体は大したことはなかったんだけども、やっぱり気持ち悪いもんです。

それはそうと、なんでも明日の夜から明後日にかけて「雪予報」がでてる関東地方ですが・・・。なんかホンマかいな・・・なんて思ったりもするんだけどもね。え? まだ11月だよ。。。。
まあ、明日から本格的に寒くなるみたいなんで、そうなったらなったで、実感するんだろうねぇ。

寒くなると、ゆっくりと音楽が聴きたくなってくる事ってあるんだよね。特に、時雨て天気が悪い日とかはさ。
そういう時、本当なら、暖炉何かが燃える前で、部屋の明かりを落として音楽を聴きたい・・・なんて言うのが理想なんだけど、暖炉なんて「夢」だしなぁ。
それでも、少なくともストーブの前でゆっくりと音楽を聴きたくなるんだよな。

そんなときに、聴きたくなりそうな曲を、今回はセレクト。

チャゲ&飛鳥 「男と女」

うーむ、チャゲアスなんていうと、まだ「クスリ」だろ・・なんて連想する人が多そうだけど、ま、そう言うところは抜いて書くわな。

この曲は、1981年10月の終わりにリリースされた、チャゲアス、5枚目のシングル。
まあ、この曲の2枚前が、あの大ヒット「万里の河」だったわけだけど、それ以後、シングルでは売り上げがじり貧になってしまった頃ですわ。

個人的には、いつごろ聴いたんだろ? この曲。
当時は、まだ、ラジオも聴いてなかったし、ヒット曲の情報は、ほぼ「ベストテン」と月刊「明星」だけだったからね。
だから、ベストテン入りしていない、この曲はリアルタイムでは聴いてなかった・・・と思うんだけどな。

いや、このほんの少しあと、初めてラジオを聴くようになった、TBSラジオの「ザ・ヒットパレード 毎日がベストテン」で聴いたのかもしれない。。


サウンド的には大まかにみて、デビュー曲の「ひとり咲き」から続いていた、フォーク路線を踏襲していた曲であり、特にストリングスのフレーズは、「毎度おなじみ」って感じったからねぇ。売り上げがジリ貧になっていたのは、ちょっとそう言う雰囲気に飽きられて来ていたって感じもあったんだろうな。

ただ、この曲は、そんな一連のフォーク路線でも、メロディアスであり、暖かさを感じる曲ではあったよね。
心に染みいる・・・っていうかね。心に刺さるような・・・。

 時は「晩秋」。それだけでも心寂しい季節であるのに、そんな気分に、一筋の灯をともしてくれるような・・。
なんて書くと、思わず「マッチ売りの少女」の世界を想像してしまいそうなんだけども、でも遠からじ・・・っていうかね。

ともかく、最初に書いたように、外は時雨・・・なんていう薄暗い日、ストーブの仄明るい火の前で聴きたくなるような曲なんだよなぁ。

そういえば、↑で、メロディアスで心に刺さるような・・・って書いたんだけども、この時期、そんな心に刺さるようなハートウォーミングな曲がもう1曲あったんだよな。

リチャードサンダーソンの「愛のファンタジー」。 そう、ソフィー・マルソー主演の「ラ・ブーム」の主題歌

↓ コレ


あー、ダメ、この曲、サビの部分を聴くと、思わず涙腺が緩んでしまう、ワタシなんですわ。
ま、今聴くと、松本伊代の「時に愛は」とか、原田知世の「愛情物語」あたりが下敷きにしたよな・・・って感じだけど。。。

・・・あ、ちょっと脱線しちゃったね。軌道修正。

いずれにしても、こういう、思わず心温まる曲が同時期にヒットしていた・・・ってことで、そういう時代だったんだよね。
 個人的にも、未だに一番記憶に残り、最も好きな時代だけど、それは、こういうハートウォーミングなメロディの曲が多かったからに他ならないだろうなぁ。



ただ、やっぱり、それほどのヒットにならなかったのは、やっぱ惜しかったよなぁ。
今、改めて聴くと、やっぱり良い曲だと思うんだよな。 個人的には後年、キャニオンに移ってからのメガヒットを飛ばしていた頃の一連のヒットよりも良いと思うんだよな。


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かじやん