かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

麻丘めぐみ

わたしの彼は左きき / 麻丘めぐみ

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今回の1曲セレクトは、「わたしの彼は左きき」麻丘めぐみです。

まずはデータなのだ。

・タイトル    私の彼は左きき
・アーティスト  麻丘めぐみ
・作詞      千家和也
・作曲      筒美京平
・編曲      筒美京平
・リリース日   1973年7月5日
・発売元     ビクター
・オリコン最高位 1位
・売り上げ枚数 49.5万枚
・ベストテンランクイン期間:1973年7月23日〜10月1日付

昔はさあ、月刊明星とか読んでると、よく、好きなアイドル対決なんてやってたよなぁ。「○○ VS ××」とか。
ワタシなんかは、世代的に80年代アイドルの「はしり」の頃だから、よく見かけたのが、「松田聖子 VS 河合奈保子」だったよなぁ。

 で、ワタクシは性格的に捻くれているんで、いつも「トップ」アイドル軽視なんだよね。だから当時も、松田聖子よりも、河合奈保子の方が全然好きだった。
 ま、それよりももう少し遡って、「ピンク・レディー VS キャンディーズ」の時も、断然キャンディーズ派だったしね  そそそ、いつも「2番手」が好きなんですよ。

それを考えたら、もっと遡って70年代前半、「天地真理 VS 麻丘めぐみ」ってなった時も、きっと麻丘めぐみ派だったんだろうなぁ・・・。 って絶対そうだと思うなぁ。
 うん、世代的に70年代前半は、まだアイドルは誰が好き? ってのは無かった・・・・・うんにゃ、「アグネス・チャン」が好きだったような。。。。。たしか。。。

でも、今だったら、断然、麻丘めぐみ派だよなぁ。

やっぱりね、このヒトの場合は、声質にうるうるきちゃうんだよね。少し鼻にかかった声がさあ。 まあ、生理的なことだけど、ここが「許せん」って言う方は、どこまでも「ダメ」だと思うんだけど、ワタシは好きなんだよね。

 で、もって「わたしの彼は左きき」ですよ。

この曲は、麻丘めぐみさんにとって最大のヒット曲であり、唯一の、オリコン1位獲得曲。 まあ、当時は「天地真理」さんの人気が絶大でしたからねぇ。それはヒットチャート上でも如実に出ていたわけで、1位獲得も難しかったわけで。この曲も天地真理さんの「恋する夏の日」と、バッティングする形でチャート争いを繰り広げてきたわけだけども、3週早くリリースしたアドバンテージで、僅か1週だけども1位を獲得出来たんだよね。ちなみに、次の週からは「恋する夏の日」の独壇場だったわけで。。。
(ただし、トータルの売り上げでは「わたしの彼は左きき」の方が上)

 曲調的にも「攻め」の天地真理さんにたいして、この曲は、あくまでも「大衆的」っていうイメージが強いですね。
その都度時代の先端の曲調を行っていた筒美氏の曲にしては珍しく、それほど「攻め」って言う感じではなく、おとなしい展開ですしね。
 まあ、その辺は、麻丘めぐみさん自身のキャラクターに合わせて・・・って感じだったんだろうな。

・・・かといって「駄作」かというと、そうじゃない、きっちり印象に残る・・・ってところが、ただじゃ転ばない筒美らしい曲調なんだけどさ。
 ベースラインなんか聴くと、若干、ジャジーな展開だし、いつもながらの「バタ臭さ」っていうのは、しっかり感じちゃったりして。。

 まあ、この曲は曲調もさることながら、やっぱり歌詞だよね。 「左きき」にスポットあてた曲っ、それまではそうそうなかったと思うしなぁ。
 いや、当時は、左ききって確実に「マイナー」な存在だったんですよ。いや、ワタシも「根」は左ききで、字を書く以外はほとんど左ききなんだけど、当時は、いろいろ苦労したのを覚えてるわぁ。

 ウチは両親とも右ききだったから、例えば「おはし」の使い方とかさあ、左じゃ出来ないんで、まともに教わらなかったし。。。それとハサミね。 今でこそ左きき用のハサミって普通にあるけど、当時は、あんまりなくってさあ。幼稚園の時も、左じゃまともに切れない、右きき用のハサミを使わされてたよなぁ。
 よく、左ききは「ぶきっちょ」とか言われてたけど、単純に左きき用の道具が少なかったんで、「不器用」に見えるんだよね。

そんな時代に「左きき」にスポットをあてた、この曲は、やっぱ「救世主」てき存在だったんだよね、「左きき」にとっては。
 
 で、まあ、この曲は「私の事か」・・・と単純なことで喜んでしまう、「左きき」のワタシなわけですわ。(→ありきたりなコメント


ちなみに、この曲、81〜82年頃のカバーブームに乗っかって、82年に新井薫子さんが第4弾シングルとしてカバーしたんだけど、これが全く売れなくてねぇ。 個人的にも、全然刺さらなかったことを覚えてるよぁ。
 やっぱし、この曲はオリジナルの麻丘めぐみさんのイメージがでかいんだよね。

 
  

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芽ばえ / 麻丘めぐみ

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今回の1曲セレクトは、「芽ばえ」麻丘めぐみです。

 まずはデータです。

・タイトル    芽ばえ
・アーティスト  麻丘めぐみ
・作詞      千家和也
・作曲      筒美京平
・編曲      高田弘
・リリース日   1972年6月5日
・発売元     ビクター
・オリコン最高位 3位
・売上げ枚数   42.0万枚
・オリコンベストテンランクイン期間:1972年7月17日〜10月2日付

 個人的には、メインは80年代なんで、正直いうと70年代アイドルには、それほど詳しくなんだけど、それでも、一応ね大ヒットした曲くらいは、押さえている・・・って感じかなぁ。
 というわけで、今回は、そんな70年代アイドルの大ヒット曲、麻丘めぐみの「芽ばえ」。 

麻丘めぐみって、ま、今では女優さんになっちゃいましたけど、れっきとした70年代前半のトップアイドルですね。
・・・なんて、当時を知ってる方からしてみれば、何をいまさら言ってんだ? ってところだろうなぁ。

 で、もって、今日引っ張ってきた、この「芽ばえ」がデビュー曲ですな。次の年の「私の彼は左きき」でピークだったんたけど、そうしてみると、なぜか「夏場」にリリースした、いずれの曲がこのヒトの代表曲となっているわけですねぇ。夏場が勝負と踏んでいたんでしょうかねぇ。まあ、細かい事情はなくわかんないですけど・・・。なんせ、当時、わたしゃ、2〜3歳ですからぁ。まだ、完全に物ごころついてなかったしなぁ。
 
 もちろん、今日引っ張ってきた、「芽ばえ」だって、麻丘めぐみの「オリジナル」ではなく、その10年後、水谷絵津子がカバーした「芽ばえ」の方で知った・・・っていうのが、現状だったりしてね。

 これがさあ、今聴くと、とっても素晴らしいのよ。歌がヘタすぎてふらふらふらふら

 以前は、動画が落ちてたんだけど、今は無くなっちゃったみたいですね・・・。なので割愛ですが、だけど、なぜか、当時のワタシ、この曲に引っかかったんだよなぁ。今聴くと、ぜんぜん80年代っぽくないんだけど、ちょうど82年の今ごろって、カバーブームで、70年代アイドルの曲をみなさん、必死になってカバーしてましたからねぇ。まあ、流行だったんだよね。だから、82年の今ころのアイドルの曲は、総じて言えば、あんまり曲の「進化」は見られない。どっちかというとアナクロな時期だったのよ。
 ま、その反動もあって、83年に入ると一気に変わっていくんだけどさ、アイドルの曲想も・・・。



・・・・・ととと、今日は水谷絵津子ではなくて、本家の麻丘めぐみの「芽ばえ」なんだけど、まず、時代背景的には、よくわかんないんだけどさ。筒美京平氏の曲といっても、それほど目新しいところは感じない。 その代わりにめっちゃ素朴だよね。ポップスというよりも、ほんの少し歌謡曲よりなイメージなのは、次の年の浅田美代子につながっていくような流れか。まあ、その前に、アレンジャーが高田弘氏っていう歌謡曲畑の方が担当していたっていうのも存分にあるだろうな。現に、次の年の「私の彼は左きき」では、筒美氏本人が自らアレンジしたことによって、よりポップス度が増していた印象が強いし。

 ただ、その当たりが、レコード大賞の選考委員には気に入られたんですかねぇ、この年のレコード大賞の最優秀新人賞は、レコード売上げの実績からみても、圧倒的な下馬評だった天地真理を押さえ、このヒトがとっちゃったんだからさぁ。

あ、個人的には、天地真理さんよりも、麻丘めぐみさん派なのね。
正当派・・・というよりもお嬢さん派ってところも、真のトップアイドルっていうよりも、「2番手」って言うのもいいのよ。70年代アイドルといったら、トップに天地真理さんが居て、このヒトは、それを追随するっていうイメージじゃないですか。
 同じように80年代では、トップの松田聖子よりも、それを追随する、河合奈保子派だったしさぁ。

それと、ちょっと鼻にかかった声がいいんだよね。如何にも、筒美京平氏好みって感じで。
筒美氏って、ホント、鼻にかかる声質の人が好きなんだよね、平山みきさんにしても、松本伊代さんにしてもそうでしょ。 それと、このヒトと・・・。

 それにしても、この曲の全編にわたる、大げさくらいの「リバーブ」(エコーね)は、いかにも、70年代! っていうイメージが強いなぁ。

 当時は、アイドルは「うんこはしない」「かすみ食って生きてる」(んなわけねーだろ!)なんて、まるで「仙人」な存在だったわけだけど、この大げさのリバーブが、そんな「おとぎ話」なイメージもまことしやかな感じにさせてくれたりするから、不思議なもんですわ。


 ちなみに、当時の印象として、「芽生え」っていうと、幼児雑誌の「めばえ」を連想しちゃう私は、やっぱ70年代初頭は、まだ物ごころついてなかった世代かなぁ。。。




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