今日の1曲セレクトは、「あせかきべそかきRock'n Roll run」横浜銀蝿です。
まずはデータ
・タイトル あせかきべそかきRock'n Roll run
・アーティスト 横浜銀蝿
・作詞 翔
・作曲 翔
・編曲 T.C.R.横浜銀蠅.R.S
・リリース日 1982年10月19日
・発売元 キング
・オリコン最高位 4位
・売上げ枚数 21.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 14位
さっき、帰宅する時のカーステ、丁度81年夏ごろの曲が入ってたの。
でさ、横浜銀蝿の「かっとびロックンロール」が流れてきたんだけど、どうも、懐かしいんだけど、新鮮なんだよね。横浜銀蝿って・・・。
たぶん、当時は、よく聴いてなかったからだろうな。「ツッパリ」「ぼんたん」「リーゼント」「ソリ」・・・っつうキーワードからして、「内気でマジメ」な私(⇒うーん。。。ウラでは・・・)としては、あんまり関わりたくないキーワードでしたねぇ。当時は。。。。
聴いてたら、不良グループに引っ張られそうだったもん。
特に、俺が行ってた中学校はひどかったからねぇ。「校内暴力」が・・・。
・・というわけで、内気なマジメ生徒だった私からは、「疎遠」だったわけですよ。
でも、内心は、聴きたがってたりして・・・。
しかしねぇ、今思うと、なんて、「牧歌的」だったんだろうねぇ。
いやはや、いまや、かわいいもんですよ、このテの音楽は。
うーん、完全にパロディだよね。 内容が。
確かに、グルーヴ的には、スピード感があって、聴きながら車「転がしてる」と、ついつい、スピード出しちゃいたくなるもんねぇ。
35歳のオッサンがそんな感じなんだから、当時16、17才のティーン達にとっては、「麻薬」みたいなもんでしょ。
しかし、「ツッパリ・・・」の頃は、ストレートなロックンロール、内容も無いような感じだったけど、この「あせかきべきかき・・・・」の頃になると、内容が道徳的になってくるんだよね。 大体において、ツッパリ、不良と「汗」っていうのがどうも結びつかないよなぁ。 「汗」っつったら「さわやかな青春」だよね。
うーん、そのへんのミスマッチを狙ったのか、たんにネタ切れだったのかは、よくわかんないですけどね。
この曲、正直、特徴っていう特徴はなく、いつもの銀蝿としか言いようがないんだけど、最後に、転調、転調・・で、徐々にKeyが4つ上がるじゃん。
あれは、面白かったな。うーん、苦し紛れだったのかもしれないけど・・・。
♪Hey Rock'n Roll Come On Rock'n Roll Funky Rock'n Roll いつまでも〜 ♪
のところですね。
でも、コノ部分も、内容的には「青春」してるよなぁ。
なんか、ちょっと違和感があるよね。内容からして・・。
うーん、一般リスナーに擦り寄ってたのかなぁ。
ちょっと、銀蝿にしては、弱気な一面が見えた1曲だったね。
ちなみに、この曲、「ミュージックラボ」では1位取ってました。。。 オリコンでは最高4位だったんだけどね。
まあ、ミュージックラボのランキングのつけ方は凄まじかったようだからねぇ。あんまり言及しないけど・・・。
※2005年11月に書いたものの再掲載です。