1982_11_あせかきべそかきRock'nRoolRun







今日の1曲セレクトは、「あせかきべそかきRock'n Roll run」横浜銀蝿です。

まずはデータ

・タイトル    あせかきべそかきRock'n Roll run
・アーティスト 横浜銀蝿
・作詞      翔
・作曲      翔
・編曲      T.C.R.横浜銀蠅.R.S
・リリース日  1982年10月19日
・発売元     キング
・オリコン最高位 4位
・売上げ枚数   21.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 14位


さっき、帰宅する時のカーステ、丁度81年夏ごろの曲が入ってたの。
 でさ、横浜銀蝿の「かっとびロックンロール」が流れてきたんだけど、どうも、懐かしいんだけど、新鮮なんだよね。横浜銀蝿って・・・。

 たぶん、当時は、よく聴いてなかったからだろうな。「ツッパリ」「ぼんたん」「リーゼント」「ソリ」・・・っつうキーワードからして、「内気でマジメ」な私(⇒うーん。。。ウラでは・・・)としては、あんまり関わりたくないキーワードでしたねぇ。当時は。。。。
 聴いてたら、不良グループに引っ張られそうだったもん。
 特に、俺が行ってた中学校はひどかったからねぇ。「校内暴力」が・・・。

 ・・というわけで、内気なマジメ生徒だった私からは、「疎遠」だったわけですよ。

 でも、内心は、聴きたがってたりして・・・。

 しかしねぇ、今思うと、なんて、「牧歌的」だったんだろうねぇ。
 いやはや、いまや、かわいいもんですよ、このテの音楽は。
うーん、完全にパロディだよね。 内容が。

 確かに、グルーヴ的には、スピード感があって、聴きながら車「転がしてる」と、ついつい、スピード出しちゃいたくなるもんねぇ。

 35歳のオッサンがそんな感じなんだから、当時16、17才のティーン達にとっては、「麻薬」みたいなもんでしょ。

 しかし、「ツッパリ・・・」の頃は、ストレートなロックンロール、内容も無いような感じだったけど、この「あせかきべきかき・・・・」の頃になると、内容が道徳的になってくるんだよね。 大体において、ツッパリ、不良と「汗」っていうのがどうも結びつかないよなぁ。 「汗」っつったら「さわやかな青春」だよね。
 うーん、そのへんのミスマッチを狙ったのか、たんにネタ切れだったのかは、よくわかんないですけどね。

 この曲、正直、特徴っていう特徴はなく、いつもの銀蝿としか言いようがないんだけど、最後に、転調、転調・・で、徐々にKeyが4つ上がるじゃん。
 あれは、面白かったな。うーん、苦し紛れだったのかもしれないけど・・・。

 ♪Hey Rock'n Roll Come On Rock'n Roll Funky Rock'n Roll いつまでも〜 ♪

のところですね。

 でも、コノ部分も、内容的には「青春」してるよなぁ。
 なんか、ちょっと違和感があるよね。内容からして・・。

 うーん、一般リスナーに擦り寄ってたのかなぁ。
ちょっと、銀蝿にしては、弱気な一面が見えた1曲だったね。


 ちなみに、この曲、「ミュージックラボ」では1位取ってました。。。 オリコンでは最高4位だったんだけどね。
 
 まあ、ミュージックラボのランキングのつけ方は凄まじかったようだからねぇ。あんまり言及しないけど・・・。




※2005年11月に書いたものの再掲載です。