2017_11_恋は永遠_銀杏BOYZ
 


えー、超久しぶりの「キニなる曲」コーナーどえっす 
いつ以来になるんかなぁ。。。 少なくとも1年くらいは、書いてなかったような気がします。。。
まあ、以前は毎日書いていた「1曲セレクト」も最近は、週に1度しか書かなくなっている位なんでねぇ。。。

えー、「過去」曲の「1曲セレクト」に対して、最近の曲で、個人的にちょっと引っかかった曲をピックアップしてレビュってるのが「キニナル曲」ってわけですね。

・・・ということは、最近は引っかかる曲が無かったってことか・・・。

まあ、半分当たってたりするんだけど、ここ1、2カ月、「お?」と思える曲がボチボチ出てきたんで、この機会に書いてこうかな・・と思いつつ、ようやく重い腰を上げました。


まずはこの曲。 銀杏BOYZ「恋は永遠」

まずはデータです。

・タイトル    恋は永遠
・アーティスト  銀杏BOYZ
・作詞      峯田和伸
・作曲      峯田和伸
・リリース日   2017年9月27日
・発売元     UKプロジェクト

「1曲セレクト」を含め、今まで主に書いてきたアーティスト傾向からすると、アーティスト名だけを見るとちょっと意外な感じがするかもしれないな。以前から読んでくださってる方にとっても。
本来なら、好んで聴くジャンルの人たちぢゃないからな。銀杏BOYZ。

まあ、インディーズ系のハードコアグループだよね。大昔風に言えば「アバンギャルド」っつうかさ。
兎に角、「破壊」「絶望」っていう負のオーラに満ちてたりするじゃん。この手の人たちって。だからね、こういう傾向が好きなヒトは好きなんだろうけど、個人的には「ちょっとね」っていう匂いの人たちだった訳ですわ、以前は。

その銀杏BOYZが久々の新曲を出す・・・ってことで、一時、ラジオで頻繁に流れたのがこの曲。
「恋は永遠」。

正直、最初は期待してなかったんだよね。まあ、いつもの「アレ」だろう・・・っていうことぐらいしか考えなかったし。 ようは「負のオーラ」プンプンの曲っていうさ。

でも、流れてきた曲に、ちょっと耳を疑った。

なんだぁ〜、 この「健全」なスイートなラブソングは   どこにも「負のオーラ」がないぞぉ

しかも、曲調が、ワタシら以上の世代が大好きな「50年代〜60年代」の古いアメリカンポップス〜オールディーズ〜やないけぇ

あ、どこかの曲評サイトに「G.S」とか書かれてたけど、これはさすがに「G.S」じゃないよなぁ。G.Sのようなガレージ的な「音」じゃないな。もっとスイートなんだよね。
G.Sの音って、もう少し歪みが大きくて、スケベな音なんだよね。でも、この曲は「健全」なんだよ、音が。 

まあ、要は、今までの銀杏BOYZでは考えられなかったような曲っていうのかなぁ。

ボーカルの峯田氏、最近はテレビもよく出てたりするもんね。NHKとかさあ、以前じゃ考えられなかったけど。
それで完全に丸くなったのかなぁ。 逆に「破壊」的パワーな峯田氏にすり寄って来たNHKっていうのも、なかなかアバンギャルドな精神を持ってるな・・・とも言えるんだけど。。

いずれにしても、以前のような角々しい銀杏BOYZではない、この曲を聴く限りは。

でだしサビの

♪恋は永遠 愛は一つ〜 ♪の部分の B♭⇒D⇒Gm っていう甘いコード進行からして、クラッと来ちゃうわけなんだよね。ワタシなんかは。

まあ、この、まるで「中学生」の恋のような健全な歌詞のウラには、たとえば、「ストロベリーフィールズの夢」っていうキーワードからしても、峯田氏独特の「闇の世界」が隠されているのかもしれないけどさ。

甘いメロディとコード進行、表面上の健全な歌詞に、もしかしたら騙されてるのかもしれない・・・なんて思いもあるものの、騙されてもいい・・・と、単純なワタシなんかは思ったりするんだけどさ。

で、個人的には、もっとヒットしてもいいと思ったりもしたんだけど、思ったりもヒットしなかったのは、世間、疑心暗鬼で曲を聴いてるヒトが多いって事なんでしょうかねぇ。





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