かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

茅ヶ崎ライブ

サザンオールスターズ茅ヶ崎ライブ2023

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2013年以来、10年ぶりの「茅ヶ崎ライブ」

ネット上を見るとチケット取れなかった方がかなりいらっしゃったようで。

いや、一般の方だけじゃなかったらしい。

個人的に生業は音楽関係でして「業界」の端っこの方にいるわけなんだけども。。。 
ライブ参戦の翌々日が出勤だったんで、参戦した話をちょろっとしたところ、アミューズに知り合いがいる同僚が、アミューズの方と話をしたところ、今回のサザンのライブチケット、冗談ではなく業界関係者の方どころかアミューズの方もチケットが取れなったらしい・・。

それだけ、今回のライブチケットの入手は難しかったようだ。

まあ、アリーナ、ドームクラスのいつもの全国ツアーでさえ、チケットを取るのは至難の業のサザンなわけでさ。

で、あるのに、今回はキャパ2万程度の「茅ヶ崎公園野球場」のみだもんなぁ。。 たとえ4日間開催とはいえ、計8万人でしょ。

場合によってはプラチナチケットどころか、「月の石」くらいの価値の競争率も考えられたわけでさ。
まあ、実際、「月の石」くらいの競争率になったのかどうかは分かんないけども、相当高かったはずだよね。

これは、何も考えずにチケット申し込んでも当たらないよな・・・と事前に予想できたからさ。


なのでね、今回のチケットを申し込みする際に、少し対策を考えたんですよ。

そそそ、いかに予想される「高い競争率」を回避して、少しでもチケットが当たる確率が高くならないか・・・っていうのを。。。

で、導き出したのが・・

1.  ファンクラブ先行で予約する
2.  土日は回避して、平日の分だけを予約する
3.  あえて「アリーナ」を狙わず、「スタンド」オンリーで予約する


・・という3つの対策

1は、まあ当然ですよね。 今回に限らずいつもの全国ツアーでもファンクラブ先行が有利なのは変わらないわけで。

2については、サザンファンの大多数の方が「仕事」を持ってる世代と考えたら、平日の方を選ぶ方の方が少ないはず。
今回、全国ツアーではなく、「茅ヶ崎」だけの開催となると、地方からやってくる方も多いはずで、より土日を選択する方が多いよね・・・と。。。
幸い、ワタシの生業の会社は、7月〜9月いっぱいまでを夏休み期間と位置づけてたので、9月中なら「夏休み」と申告すれば平日でも休みは取りやすかったこともあり、これは問題なかった。

でね、一番のキモは、3だったんじゃないかと思うんだよね。

今回、チケット申し込みの時にアリーナ、スタンドを選択できたじゃん。 こんな選択が出来たら、当然、みんな「アリーナ」を選ぶよね。

BUT、ワタシは覚えていたのよ、10年前の「茅ヶ崎ライブ」を。。。

そそそ、ワタシ、10年前の「茅ヶ崎ライブ」にも参戦してたのよ。 その時は「アリーナ」が当たったんだけども、割り当てられたのはアリーナでもいちばん「後ろ」の方の席。でも前の席が背の高い人でさ。 男としては背が低い方のワタシゃ、全然ステージが見えなかったのよ。

で、後ろ振り返ったら、すくスタンドでさ。 スタンドって1段高くなってるし、外野スタンドは芝生だけども傾斜が付いてるから、後ろの方でも前の人と被ることがない。全然見やすそうじゃん


サザンのライブをいつも見に来る方って、野球場というと、東京ドームとか大阪ドームとか・・ドームクラスを想像する方が多いと思う。

たしかに、東京ドームでスタンド席なんて割り当てられると、特に2階席なんてなると、ステージまでめちゃくちゃ距離感があるし、豆粒のようにしか見えないじゃん。
だから、できれば「スタンド」は回避したい・・・って思うんじゃないかな?

でも、「茅ヶ崎公園野球場」って、地方都市にあるような「市民球場」だから、スタンドと言っても外野は傾斜がある芝生だけで、2階席なんてないし、ステージまでの距離感ってアリーナ後方とあんまり変わらないんだよね。

この辺については10年前に参戦したときのライブレポにも書いてたんだけども。。。

↓ コレ




アリーナでも前の方だったら、アリーナの特権を味わえるけども、そんな確率は「万に一つ」だし、アリーナに当選しても真ん中から後ろになる確率の方が断然高いわけでさ。

・・・・であれば、スタンドの方がステージは良く見えるよな・・って割り切ったんだよね、今回。

しかも、↑のような理由で、当然スタンドの競争率はアリーナよりも低くなるだろうし・・・。

まあ、真のサザンファンならば「アリーナ」を選ばないなんて「邪道」だといわれそうだけどさ。
今回のライブはチケットを当てることが最優先だったわけで、とにかく、このプラチナチケットを当てるためには、なりふり構わず、多くの方々の心理のウラを突くしかない・・・と。


・・・・で、これら3つの対策が功を奏したのか、「初日」9月27日のチケットに当たった。


最初に書いたようにチケットに外れた方がかなりいらっしゃったわけで、ちょっと複雑な気分ではあったけども、9/27(水)  15時20分 茅ヶ崎駅に降り立つ。

予想通り、ものすごい人波。

駅から会場まで一番近道である「高砂通」に人が集中することを回避するため、分散来場が推奨されており、ワタシは電子チケットの管理番号からサザン通りを迂回して会場まで行く様な指示だった。

けども、実際に駅に行ってみたら、「高砂通」も「雄三通り」も人でいっぱいだったようで、管理番号にかかわらず、サザン通りを迂回するように誘導される。

まあ、初めから「サザン通り」から迂回することを前提に下見もしてたんで、個人的には問題はなかったんだけども。。。

想定してたよりも、「サザン通り」は意外とスムーズに国道134号までは出れた。。。 けども、134号に出たとたん、全然進まない。。。

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どうやら、電子チケット確認のチェックポイントがあるようだ。

↑のような状態の人込みなので、ネット通信が極端に悪くなっており、スマホの電子チケットサイトを開けられない方々がチェックポイントを塞いでいて、全く進まなくなっているらしい。

個人的には、夏フェスなどの野外ライブで、この辺は経験済みなのでね、予め電子チケットはスマホ画面に開いておくので問題ないんだけども、経験がない方は戸惑っていたようだ。

結局駅から1時間ほどかかり、やっとのことで球場までたどり着く。

10年前は、当然電子チケットではなく「紙」チケットだったんで、電子チケットチェックなんてのはなかったわけで、ここまでの渋滞にはならず、もっとスムーズに会場までたどり着けた記憶があるんだけどね。。。

電子チケットの登場で、紙チケットを発行することも持ち歩くことも無くなり、そのあたりは楽になったけども、まだ使い方になれていない方は多いようですね。暫くは混乱が続くかもなぁ。


チケット認証を済ませ、席指定券との交換

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3塁側スタンド L9ブロック 8列7番

思ったよりもセンター寄り。 ありがたいって言ったらありがたいけども、入退場口からは、ちょっと奥だったかな。

もっとレフト寄りだったらトイレにも行きやすかったし、ライブ終了後も退場しやすかったんだけども。。。 

オジさん、最近トイレ近いんよ。 いつもライブの途中でトイレ行きたくなっちゃう。
今回も、メンバー紹介の間にトイレ駆け込んじゃったりしたんだけども。。。。
だから、トイレに近い方がありがたかったんだけどね。。。。

まあ、こればっかりはしょうがないですね。


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10年前の「茅ヶ崎ライブ」同様、スタンドでもステージまでの距離は近い。 
いやいや、10年前よりも近いような気がするな。。。 ステージ規模が大きくなっているのかも。。。
その分、アリーナの席数は10年前よりも削られているような気がする。

でも、スタンドからはステージを一望できるのは変わらないし、この距離感ならば、オーロラビジョンではなく直にステージ上の動きを見ることが出来そうだ。


日はすっかり西に傾いた 17時過ぎ。
10年前は15分ほど遅れた開幕となったが、今日は、そんなことはなくほぼ定刻、メンバーがステージに登場し、ライブスタート!

オープニングから
「C調言葉にご用心」。
「女呼んでブギ」

サザンのライブでは、毎回、オープニング曲にウラをかかれるんだけども、今回も完全にウラをかかれた。 数あるサザンのナンバーといっても、「C調言葉〜」がオープニングとは考えていなかった。

どうなんだろ? 個人的に「C調言葉〜」というと、冬・・・っていうイメージが強く、まだ暑さの残る、この季節・・・っていうところから、全く頭になかったのかもしれないな。

今回のライブのロゴの「烏帽子岩」から、「チャコの海岸物語」あたりは頭にあったんだけども。。。

2曲目の「女呼んでブギ」もちょっと意表を突かれたけども、やっと、ライブで聴けたわ。

♪ 女 呼んで もんで 抱いて いい気持ち〜 ♪  何てぇ歌詞は、いまじゃコンプライアンスに引っかかるだなんだ・・とかでいちゃもんがつくだろうけども、1978年っていう時代ならではの曲だよね。

気になったのは、桑田氏の声があまり前に出てこなかったこと。
オープニングの「C調言葉〜」は高音が出なかったからねぇ。 
さしもの桑田氏でも、もう、オリジナルキーは難しいのか・・とちょっと思えたり。

それと、ステージングや、演出もMCも今一つぎこちなかったこと。

やはり、45年選手の大御所といえど、ライブ初日ということで、まだしっくり来てなかったんですかね。

でも、曲が進むにつれ、のどが開いてきたんでしょうね。 後半、一番盛り上がりを見せる頃にはすっかの声が通るようになってきましたからねぇ、やはりプロですね。

それでも年齢には勝てない・・・んでしょうか。 今回、ライブ本編は22曲。
10年前は28曲だったから6曲ほど少ない。 2019年の全国ツアーは本編だけで31曲やってくれましたから。
それらに比べると明らかに今回のライブは本編での曲数は少なかった。
全般的に、体力的にキツイ、アッパーな曲よりもミディアム、スローな曲が多かったしね。

まあ、アンコールは「Relay〜杜の歌」を入れると4曲で、いつものサザンと変わりはなかったんだけども。。。

もっとも、「Relay〜杜の歌」は生演奏ではなく、MVを流すのみという演出だったので、これがアンコールに含まれるのかどうなのかは、判断が難しいけども。。。。


しかも、セットリスト的には、ライブでは「定番」と言える曲でほぼ占めており、「うわー、久しぶり」と思えたり、マニアックな曲はなかったのがちょっと残念ですかね。

例えば、2019年の全国ツアーでやった、「わすれじのレイド・バック」「思い過ごしも恋のうち」「 DJ・コービーの伝説」「当って砕けろ」・・などのようなライブでは久しぶりの曲ですね。

もっとも、今考えると2019年の全国ツアーが全体的に少しマニアックががったセットリストだったんだけども。。。

今回のような定番曲ばかりのセットリストは、2013年の茅ヶ崎ライブでもそうだったんだよね。 
↑にリンクしたライブレポでも「定番曲ばかりのセットリストで残念」という感じで書いてたりするし。。
うん、全体的に見ると、2013年と被ったセットリストだったという印象が強いな。
しかも、2013年の時のセットリストと曲順もほとんど同じ。。。。

2013年のライブにも参戦してて、しかも、セットリストを覚えている人にとっては・・・どうなんだろ? ちょっと安易な曲順に感じたりはしなかっただろうかね。。。。

まあ、そんな方はほとんどいないだろうけどね。。。

定番曲だったがゆえに、若い人にも、古い人にも幅広く、みんなに満足していただけるようなセットリストだったとは言えますね。安心感があるし。。。。

ただ、天邪鬼な私としては、もうちょっと、最近ライブではやらなかったような曲も聴きたかったし、せっかくの「茅ヶ崎ライブ」なので鎌倉、茅ヶ崎を連想するような曲も聴きたかったよなぁ・・という感想ではあるんだけどね。

例えば、「チャコの海岸物語」「夕日に別れを告げて」「茅ヶ崎に背を向けて」あたり。

・・・なんて、そういえば2013年の時も全く同じこと書いたな。。。。

それに加えて、今回は2013年の茅ヶ崎ライブでは披露した「ラチエン通りのシスター」もやらなったし、最近のライブでは定番、桑田氏お気に入りの「ロックンロール・スーパーマン」もやんなかったしな。(※最終日の10/1だけはやったみたいですね。。。)


曲数がいつもよりも少なかったこと・・・・やっぱメンバーの年齢的なことが響いているんですかねぇ。。。 と思うと同時に、セットリストから今回の茅ヶ崎ライブ、「ライブ」とは銘打っているけども、実は、位置づけは「イベント」に近かったんじゃないのかなあ・・・とも勘ぐったりして。。。

サザン「デビュー45周年夏フェス」というイベント。

例えば2018年のROCK IN JAPANも、ロッキンでは異例の14曲もやってくれたけども定番曲ばかりだったしね。もちろん、いつもの全国ツアーに比べたらライブ時間も短かかったけど。。。

むろん、ROCK IN JAPANは必ずしもサザンファンだけが見ているわけではないので、「定番曲」だけのセットリストでも当然だったんだけど。。。。

たださ、今回の茅ヶ崎ライブも同じような傾向だったといえるのよ。
今回は、あくまでワンマンのライブだけども、だから位置づけとしては、同じようなイメージだったんではないか・・・と。

だから、全国を回らずに茅ヶ崎だけの開催になったんじゃないか。。。。

・・・なんて考えたら、すべて合点がいくような気がするんだよね。


確かに、今回のライブは、周辺住民の協力を仰ぐのも、かなり大変だったようだし、それでもすべての方に賛同を得ての開催ではなかったとも聞いてたりする。

野外ライブだから、音はダダ漏れだし、全く知らない人たちが、住宅地の中をウロウロするわけだから、あまり遅くまでライブを続けるわけにもいかない。

メンバーの年齢的なことも実際当たっているのかもしれない。

こんなところから曲数はこれまでよりも少な目、20時前にはライブ終了・・・とするのも致し方なかった・・・と考えるのが妥当でしょうね。

ただ、これと、セットリスト内容はまた別だしね。

セットリスト内容を見る限りでは、本来のライブ・・というよりは、3曲の新曲のプロモーションも兼ねた「イベント」に近かったんではないか、本来の意味の「ライブ」は、実は別に構想があるんじゃないか・・・とも思えたりもするんだよな。

デビュー「40周年」だった5年前、2018年だって全国ツアーではなく、 ライブと言ったら「ROCK IN JAPAN」への出演だけだったわけだし。。。
でも、翌年2019年に「デビュー40周年」の全国ツアーをやったわけじゃん。

ちなみに、5年前も「ROCK IN JAPAN」に出演する前に、NHKでのスタジオライブを放送したし。。。
今年と同じような流れだったんよ。

もし、今回も5年前と同じような流れの構想があるのならば、例えば来年あたり、別途全国ツアー・・というのも有りうるんじゃないのか・・・なんて考えることも出来るんだよね。

もっとも、あくまで、ワタシ個人の考えなんで、実際に来年全国ツアーが行われるかどうかは、全くの未知数なので。。。。
もし、来年全国ツアーやらなくても怒らないでくださいね。


・・・というわけで、毎度毎度、最後は考えさせることが多い、サザンのライブだけども、今回もいろいろと感じたり考えさせられたりする事があったライブでしたわ。

とは言うものの、今回も最初から最後まで歌い続け完全燃焼!!、ライブ終焉後は「抜け殻」になり果てたワタシが居た。。。。

もう若くないんだから・・と分かっていても、やめられないワタシだったりして。。。。




【サザンオールスターズ茅ヶ崎ライブ2023@茅ヶ崎公園野球場 2023.9.27  セットリスト】

1.  C調言葉に御用心 (1979年 5thシングル)
2.  女呼んでブギ  (1978年 1stアルバム「熱い胸さわぎ」より)
3.  YOU        (1990年 9thアルバム「サザンオールスターズ」より)
4.  My Foreplay Music    (1981年 4thアルバム「ステレオ太陽族」より)
5.  涙のキッス    (1992年 31stシングル)
6.  夏をあきらめて  (1982年 5thアルバム「NUDE MAN」より)
7.  Moon Light Lover   (1996年 12thアルバム「Young Love」より)
8.  栄光の男     (2013年 54thシングル「ピースとハイライト」C/W)
9.  OH!! SUMMER QUEEN〜夏の王女様〜 (2005年 53thシングル「I AM YOUR SINGER」C/W)
10. そんなヒロシに騙されて (1983年 6thアルバム「綺麗」より)
11. いとしのエリー  (1979年 3rdシングル)
12. 歌えニッポンの空 (2023年 5th配信シングル)
13. 君だけに夢をもう一度 (1992年 11thアルバム「世に万葉の花が咲くなり」より)
14. 東京VICTORY (2014年 55thシングル)
15. 栞のテーマ  (1981年 4thアルバム「ステレオ太陽族」より)
16. 太陽は罪な奴  (1996年 38thシングル)
17. 真夏の果実  (1990年 28thシングル)
18. LOVE AFFAIR〜秘密のデート   (1998年 41stシングル)
19. ミス・ブランニュー・デイ (MISS BRAND-NEW DAY)  (1984年 20thシングル)
20. 盆ギリ恋唄 (2023年 4th 配信シングル)
21. みんなのうた    (1988年 24thシングル)
22. マンピーのG★SPOT   (1995年  35thシングル)

アンコール
1.Ya Ya(あの時代を忘れない)     (1982年  16thシングル)
2. 希望の轍  (1990年 10thアルバム「稲村ジェーン」より)
3. 勝手にシンドバッド  (1978年 1stシングル)
4. Relay〜杜の詩 (2023年 6th 配信シングル)  ただし生演奏は無し。MV上映のみ。



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サザンオールスターズ全国ツアー2013@茅ケ崎ライブ

サザンデビュー45周年ということで、9月に10年ぶりで開催されることになった「茅ヶ崎ライブ」。

実は 個人的に10年前、2013年の茅ヶ崎ライブにも参戦してたんだよね。

これのライブレビューって書いた記憶があったんだけども。。。。

10年前、まだここのブログは使っていなかったんで、Facebookに書いたのよ。
まだ、Facebookの使い方もよくわかんないまま。。。
で、超長文で書いたのが原因なのか、うまく投稿できずに消しちゃったような・・・・って思ってたんだけどね。

でも、今さっきmixiの過去の「日記」を漁ってみたら、mixiには書いてあった。。。

恐らく、初めはFacebookに書いたけども、うまく投稿できなかったんで、mixiに移してたんだろうね。

ただ、ここのブログには今まで移植はしてなかったんでね。。。

9月に10年ぶり茅ヶ崎ライブを開催される・・ということでちょうどタイミングもいいので、この機会に原文に若干、手を加えたものを移植したいと思います。

ちなみに、サザンのファンクラブには、2013年のこのツアー開催がアナウンスされる直前に入会したと思うんで、ファンクラブ先行でチケットを取ったのは、このライブが初めてだったと思いますね。


以下 2013年にmixiに記載した内容
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2013年9月1日 日曜日

15時過ぎに、会場の「茅ヶ崎公園野球場」に到着。
すでに会場外のグッズ売り場には長蛇の列ができてる。。。。

早速、入場チケットと、席指定券の交換。   

やったー、アリーナだぁ。。。  と喜んだのもつかの間、 かなり後ろの方じゃんか。。。。  

やっぱり、サザンライブへの参戦歴が少ないと、席も後ろの方を当てが割れてしまうんですかね〜。。。


そもそも、なぜに、今回5年ぶりのサザン「復活」ツアーに参戦したのか、それも、キャパが断然大きな「日産スタジアム」ではなく、「茅ヶ崎」なのか・・・っていうところなんだけども。。。

 なぜに参戦したか・・・というのは、正直、自分でもよく判んない。まあ、「気まぐれ」ってやつですね。

 ただ言えることは、前回参戦した、2005年の東京ドーム、それと、昨年12月31日の桑田氏ソロの年越しライブ、いずれも、今考えると、どうも、いまひとつ、自分では消化不良だった・・・っという思いがあるんですよ。

 なので、もし、また、サザンのライブには、もう一回、参戦してみたい・・・というのは、どこかにあったと思う。

 で、もって、なぜ7万人という、とてつもなくでかいキャパの「日産スタジアム」を選ばず、わざわざ、キャパ2万そこそこの「茅ヶ崎」を選んだのか・・・
これは、わざとなんだよね。

 ・・・・というのも、2005年の東京ドームも、昨年末の年越しライブも、「でかい」会場だったが故、ステージとの距離感を感じたんですよ。

 ま、でかい、会場でやってるんですから、客席とステージとの、実際の距離があるのは、あたりまえなんですけど、なんて言うのかねぇ、ステージでやってるライブ演奏が、あたかも別の会場でやってるような。距離感を感じたんですよ。

 客席で見てるワタシの方は、ステージを見るんではなくて、専ら、会場のオーロラビジョンを見なきゃ、ステージ上のディティールは見えないわけで。。。
 これではね、テレビを見てるのと、そんなに変わんないんじゃん・・・と思ったわけですわ。
 ワタシは、「街頭テレビ」を見に来てるのか・・・とかね。

そんな、消化不良に感じた部分が、強くあったんで、今回は、もし、参戦することがあったら、もっと「小さな」会場、ステージと客席の、一番近い会場、もっとも本来の「ライブ」感を感じられそうな会場、に行こうと思ってたんですよ。

・・・・で、今回のツアーで、最も、その条件に合った会場が「茅ヶ崎」だったわけです。

たしかにね、今、テレビで随分やってるけど、茅ヶ崎がサザンの「聖地」であることはもちろんあるんだけど。。。
 
 だからね。もし、もっと小さな会場、「○○県民会館」とかでのホールライブ予定があったら、そちらを申し込もうと思ってたんですよね。
 ただ、今回は、そういう会場はなかったもんだから。。。


実際、昨日ライブでも、桑田氏は、「会場、狭い〜」って言ってましたからねぇ。
いや、ここのところ、野外フェスの、とてつもなく広いステージに見慣れてたワタシでさえ、昨日の「茅ヶ崎野球場」は、狭く感じたなぁ。
それでも、桑田氏の「近い〜!」って言ってた一言が、まさに今回のワタシの目的だったわけです。


ただ、私に割り当てられた席は、念願の「アリーナ」、しかも、ステージ真正面・・・と、一見、願ったりかなったりの位置のように思えるんだけど、実際は、「外野」の一番後ろ。。。振り向けば、すぐ後ろはフェンス。。。。
 前に、背の高いヒトが立っちゃったら、ステージが見えない・・・なんていう位置。

 これならすぐ後ろの「外野スタンド」に割り当てられた方が、よっぽど、よく見えたろう。。


そんな中、定刻より約15分ほど、遅れて、17時45分、ライブスタート。


曲のセットリスト、まあ、ネット上にいっぱい落ちてる、「日産」の時のセットリストと、全く同じでしたわ。

はっきり言って、これが残念。

まあ、ツアーなんて言うもんは、そんなもんで、どの会場でもセットリストは同じなのが「基本」・・・というのは、判っているんだけど、それでも残念な気分は、ぬぐい切れなかったな。

 今回の「茅ヶ崎ライブ」は、前回2000年の時と違って、ツアーの中でも特別な会場ではなく、単にツアーの「一会場」に過ぎなかったんだ・・・・という思いが強く感じたわけで。
 いや、桑田氏としては、特別な会場だったはず・・・と思うんだが。。。。

だから、他の会場ではやらない曲も、やって欲しかった。
茅ヶ崎とか、湘南にちなんだ曲は、もっとたくさんあったのにな。

個人的には、「茅ヶ崎に背を向けて」とか「鎌倉物語」、「夕陽に別れをつけて」、「チャコの海岸物語」あたりは、聴きたかった。


たしかに、今のツアーは、バックのオーロラビジョンに流れる、シンクロ映像とセットである。だから、一会場で、他の会場と異なるセットリストを行うことは、より難しくなっている。

 昔は、「バンド」だけだったから、会場の特性とか、お客さんのノリで、曲順変えたり、曲そのものを変えたり・・・ということが割と自由にできたものの、今は、なかなかそれが許されない。
 だけれども、「茅ヶ崎」では、あえて、それをやって欲しかった。


今回のツアー、セットリスト的には、もうひとつヒネリがないかなぁ・・・っていう感想なんだよね。

 過去のサザンのライブセットリストを公表しているサイトを見て、比較しても、これまでのサザンの「ライブ」ではおなじみの定番曲のオンパレードだったな・・・っていう感想。

 まあ、だから、これまでのライブに参戦してきた人にとっては、安心感が強いライブだったろう。

ただ、もうひとつヒネリ・・・・、最近のライブではやってなかった曲を入れても良かったんじゃないかなあ。

 例えば、「ネオブラボー!!」とかさ。 そのほか、「怪物君の空」とか「女呼んでブギ」とか「Oh!クラウディア」とかもやって欲しかった。

まあ、個人的趣味としてだけど。。


そう考えると、もうひとつ、ウィットが少ない選曲なんじゃないかなぁ・・・とは思う。


ただ、ライブ中盤にやった、「アコースティックコーナー」は良かったと思うな。
このコーナーだけを独立させて、もっと小さな「ハコ」でやってもらえないか。

 まあ、なかなか現実は難しいんだろうけどね、キャパ的に。なんせ。今回の茅ヶ崎ライブもキャパ、2日間で4万だったために、競争率がめちゃくちゃなことになっていたようだし。

 これ以上は、小さなハコでは難しいんだろう。個人的には「武道館」でもいいと思うんだけど。。。


それと、一人ひとりに配られた、腕時計式、サイリュウム。
これが優れ物で、曲毎のライティングに合わせて色が変わるのよ。
仕掛けは、場内に、サイリュウムコントロール用の「配信電波」が流れてて、PAのコントロールで、色が変わる。

 さっき、「めざましテレビ」でも、流れていたが、ライブ最後の「SAS 35」っていう、サイリウムでの「人文字」は、このサイリユウムコントロールのおかけです。
 へえ、こんなことも出来るんだ・・・と個人的には感心。これは他のライブでもいろいろ使えると思う。
 人文字に使わないまでも、ステージのライティングを客席側でも再現でき、めちやくちゃ綺麗。


 それは、さておき、それでも、個人的には、ほとんどのきょくが口づさめたわけで、完全燃焼!!
2時間半ずっと歌いすぎて、最後は、過呼吸気味になっちゃいましたが。。。。
アンコールを含め、めちゃくちゃ短い、2時間半でした。


でも、次もライブがあれば、参戦するか・・・と言われれば、現状では判らない・・・ってところですかね。
 なんだよ、完全燃焼って言ったくせに。。。とか思われるかもしれないけど、個人的には、今回のライブで「完結」って気分なんだよね。サザンの大規模会場のライブは。

いや、この先、「野外フェス」に出ることがあれば、見たい気持ちはあるが、ワンマンでの大規模な野外ライブは、これでいいかな・・・と。
 なぜかと言えば、↑でなんども書いたように、でかすぎる会場でのライブ感の希薄さと、今回のライブで感じたのは、その自由度のなさ。

 何分、野外ライブというば、「野外フェス」の自由さに馴れきった身だからさ。それに比べたら、自由度が感じられなかった。
 まあ、些細なことだけど、やたらと「規律」にこだわる人が多いんだよね。まあ、「mixiのサザンコミュニティ」っていう「裏側」のことだけど。
マナーを守れ・・・とか。

もちろん、ゴミを捨てない、他の人の迷惑はかけない・・・くらいの最低限のマナーを守らなくてはいけないことは、野外ライブではあたりまえだ。
 そんなことを他の人から、押し付けられることではない。
そういう、ところに、今回は窮屈さを感じた。

その辺が、もっと「自由」に見られる、野外フェスでは、また、見てもいいかな、ワンマンの野外ライブは、もういいかな・・・という気分にさせているところですね。

以上 原文ママ
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【サザンオールスターズ@茅ヶ崎公園野球場 2013.9.1  セットリスト】

1. Ya Ya(あの時代を忘れない)     (1982年  16thシングル)
2. My Foreplay Music    (1981年 4thアルバム「ステレオ太陽族」より)
3. 勝手にシンドバッド  (1978年 1stシングル)
4. YOU        (1990年 9thアルバム「サザンオールスターズ」より 
5. 愛する女性とのすれ違い (1985年 8thアルバム「kamakura」より)
6. 涙のキッス    (1992年 31stシングル)
7. 夏をあきらめて  (1982年 5thアルバム「NUDE MAN」より)
8. タバコ・ロードにセクシーばあちゃん  (1980年 3rdアルバム「タイニイバブルス」より)
9. Moon Light Lover   (1996年 12thアルバム「Young Love」より
10. さよならベイビー (1989年 26thシングル) 
11. 愛の言霊 〜Spiritual Message〜   (1996年 37thシングル)
12. 人生の散歩道   (2013年 54thシングル「ピースとハイライト」C/W)
13. 栄光の男     (2013年 54thシングル「ピースとハイライト」C/W)
14. ラチエン通りのシスター   (1979年 2ndアルバム「10ナンバーズ・からっと」より) 
15. NEVER FALL IN LOVE AGAIN   (1983年 6thアルバム「綺麗」より)
16. 神の島遥か国   (2005年 14thアルバム「キラーストリート」より)
17. 慕情   (1992年 11thアルバム「世に万葉の花が咲くなり」より)
18. 太陽は罪な奴  (1996年 38thシングル)
19. Bye Bye My Love(U are the one)    (1985年 22ndシングル)
20. 真夏の果実  (1990年 28thシングル)
21. LOVE AFFAIR〜秘密のデート   (1998年 41stシングル)
22. 涙の海で抱かれたい 〜SEA OF LOVE〜  (2003年  47thシングル)
23. 蛍    (2015年 15thアルバム「葡萄」より)
24. ピースとハイライト  (2013年 54thシングル)
25. マチルダBABY   (1983年 6thアルバム「綺麗」より)
26. ミス・ブランニュー・デイ (MISS BRAND-NEW DAY)  (1984年 20thシングル)
27. みんなのうた    (1988年 24thシングル)
28. マンピーのG★SPOT   (1995年  35thシングル)

アンコール
1. ロックンロール・スーパーマン〜Rock'n Roll Superman〜 (2005年 14thアルバム「キラーストリート」より)
2. HOTEL PACIFIC   (2000年 45thシングル)
3. いとしのエリー  (1979年 3rdシングル)
4. 希望の轍  (1990年 10thアルバム「稲村ジェーン」より)

※セットリストは、今回追記したものです。



いやいや、こうしてみると、10年前は大分、上から目線で書いてましたね。。。
この内容のままは、今は書けないなぁ。。。。
若かった分、まだ、尖ってたんですかねぇ。。。

次は参戦するかわからない・・・と書いているけけど。。。

確かに2014年のライブは参戦を見送った・・けど、2015年、2019年の全国ツアーは、しっかり参戦したワタシだったり。。。。

その間、本文で書いたように、夏フェス、具体的には2018年のROCK IN JAPANにもしっかり参戦しましたわ。

それを考えると、2013年の「茅ヶ崎ライブ」以来、サザンのライブには結構な割合で参戦してるんだよね・・・今になって振り返ると。。。

ちなみに、2023年9月の今回の「茅ヶ崎ライブ」も、昨日、無事9/27(水)「初日」のチケットが取れました。
参戦後には、またライブレビューを書きたいと思います。



(追記)  ・・・・っつうことで、「茅ヶ崎ライブ2023」についても書きました。

↓ コレ





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