今回の1曲セレクトは、「君に薔薇薔薇・・・という感じ」田原俊彦です。
まずはデータです。
・タイトル 君に薔薇薔薇・・・という感じ
・アーティスト 田原俊彦
・作詞 三浦徳子
・作曲 筒美京平
・編曲 船山基紀
・リリース日 1982年1月27日
・発売元 キャニオン
・オリコン最高位 3位
・売上げ枚数 36.5万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 4位
・ベストテンランクイン期間:1982年2月8日〜4月12日付
久々のトシちゃんです。
うーん、このヒトの場合、もう何曲も書いてるから振りがなかなか浮かばないなぁ・・・。唐突に書いちゃいますね
たのきんと筒美京平・・・っていったら、やっぱりマッチが最初に浮かんでくるんだけど、この曲からトシちゃんの曲も書くようになったんですよね、筒美京平氏も。
やっぱり、トシちゃんとマッチで同じ筒美京平だと、「色」が同じようになってしまう・・・っていう危惧もあったんでしょうかねぇ。
でも、そこは筒美京平氏。天才作曲家ですからね、トシちゃんとマッチ、そこはきちんと「色」を分けて曲作りをしていますよね。
ことにトシちゃんに曲を提供する場合、ダンスミュージックに気合を入れているよなぁ。
まあ、基本的「ダンスミュージック」っていうキーワードは、当初からトシちゃんの楽曲にはあるんだけど、この間書いた「恋=DO!」のように、それまではダンスというよりもミュージカルっぽいノリの曲の方が多かったわけ。
でも、この「君に薔薇薔薇・・・」は、気合の入ったダンスナンバーだよなぁ。ブラコンとでも言いましょうかね。今聴いてもカッコいい!
うん、そういえば、この曲以前にアイドルの曲でブラコンっぽい曲っていうのはなかったよなぁ。その辺がさすがに筒美氏。目ざといんだよね。
この傾向は、トシちゃんから、後輩の少年隊へ受け継がれているわけで・・・。うん、もちろん筒美氏というフィルターはそのままに。
それに答えて、トシちゃん側もそれまで暫く離れていたバックダンサーの「ジャPAニーズ」とのコンビももこの曲だけ復活させたのは気持ちよかったよね。
それと、この曲はサウンドがあの当時としては凝ってるんだよね。イントロのクラビノーバの音色にしても、スティービーワンダーのノリですし、この辺のサウンドの組み立て方はさすがに船山基紀氏かなと思いますね。
筒美氏−船山氏ラインのサウンドの組み立てっていうのは80年代前半においては最強でしたしね。芯がしっかりしているんですよね。だからメロディラインの焦点がぶれない。
如何にもシングルだぞ、この曲は! っていう仕上がりにしてくれるんですよ。
この曲、「ザ ベストテン」でもいろいろな演出されたよなぁ。一番強烈な印象なのは、「君に薔薇薔薇・・・」ということで、ほんとにトシちゃんの体が「バラバラ」になっちゃう演出。
イモ欽トリオの「回転する部屋」とならんで、未だに仕掛けがよくわかんないけど、インパクトがあった演出だったよね。
このころは、セット演出も一番凝ってた頃かな「ベストテン」も。
当時、小学6年。「ベストテン」のランキングを毎週記録していたワタシは、当然この曲のおかげで「薔薇」という漢字を書けるようになりました。感謝!
・・・そう言う方、結構いるよね、きっと。
もっとも、今は、キーボードで打ち込みバッカなんで「薔薇」って書けないだろうな。。。ワタシ。。。
ちなみに、個人的には、このシングルのB面の「ANO ANO お嬢さん」がお気に入り。
トシのシングルではB面がいい曲も多い。まあ、だから「B面コレクション」なんてCDもリリースされるんだろうけど。。
個人的には、この曲と、2枚前のシングル「悲しみ2ヤング」のB面「悲しみよこんにちは」、「原宿キッス」のB面「真夏にドッキリ」あたりは好きだったな。
当時12歳 小学6年。まだ、迷いも疑いもなく、純粋にヒット曲が聴けた頃なんで、耳に入ってきた曲は何でも吸収出来たころだよなぁ
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