かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

笹路正徳

日曜日の娘 / puffy

1999_04_日曜日の娘_Puffy


今回の1曲セレクトは「日曜日の娘」puffyです。

まずはデータなのら。

・タイトル   日曜日の娘
・アーティスト puffy
・作詞     奥田民生
・作曲     奥田民生
・編曲     笹路正徳
・リリース日  1999年4月1日
・発売元    エピックソニー
・オリコン最高位 15位
・売上げ枚数  4.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 16位
・タイアップ:ヤマハ発動機「Vino」CM曲。

いやー、天気のいい1日でしたね。 こういう日は、朝からどっかに出かけたい・・・と言う気分になるわけなんですが、現在、「生業」が超繁忙期真っ只中のワタシとしては、どこへも出かけられず、radikoで日本全国のラジオ局のカウントダウン番組を、タイムフリーで聴きながら、ひたすら仕事をしていたわけで。。。 今月はガマン。 

ところで、なんでradikoまで使って、日本全国のラジオ局のカウントダウン番組巡りをしているか・・というと、最近、関東地区はラジオでのカウントダウン番組ってほとんどなくなっちゃったんだよね。
昔は、AM、FMとも各局で、2つも3つもカウントダウン番組ってあったのにねぇ。
時代は変わるもんで。。。

でもさ、個人的に「新曲」を聴くスタンスとしてはカウントダウン番組は欠かせない・・と、最近改めて気が付いたんだよね。 
そもそも、この(ヒット曲の)世界に足を踏み入れたのも「ザ・ベストテン」という究極のカウントダウン番組からだったし、その後ラジオのカウントダウン番組も、毎週嫌と言うほど聞いて、逐一新曲情報を集めてましたんでね、1980年代は。
個人的には、カウントダウン番組を聴きながら新曲を仕入れるっていうのが、基本的なスタイルなんだよね、「今」の曲を聴く上ではさ。

ま、そんなわけで、「今」のヒット曲をちょっと本腰を入れて聴きたいと思って、全国のカウントダウン番組巡りを始めたわけです。

今回引っ張ってきた曲は、まだ関東地区のラジオ局でもカウントダウン番組が聴けた頃の1曲ですわ。

puffy 「日曜日の娘」。

この曲がリリースされたのは1999年4月1日。 今から22年前のちょうど今頃ですね。

あの頃は、地元千葉のbay fmで「パワーカウントダウンHOT30」っちゅうカウントダウン番組をバリバリ放送中だったからさあ、毎週土曜日15:00〜は聴いてましたねぇ。
90年代、新曲情報は「パワカン」から仕入れてたところが大きかったからねぇ。

22年前、ワタシは29才。 当然、すでに社会人だったわけで、某環境衛生管理会社の千葉の営業所で技術営業をやっていた頃だ。もちろん土曜日が仕事の時もあったんだけども、営業車で移動中は絶対にbay fmに合わせてたなぁ。

今回、引っ張ってきた「日曜日の娘」って曲も、会社の営業車で移動中に初めて聴いたような気がする。

モノラルの「ラウンジ風」ていう、それまでのpuffyにはなかった曲調に、はじめはちょっとびっくりしたけど・・・
その前の「たららん」って曲の、夏の終わり、秋風が舞い込んで来たかのようなフォーキーな曲調からは、想定も出来ないような曲調だったからさ。でも嫌悪感はなかったな。

それよか、これは懐かしい・・と言う気分のほうが大きかったですね。

このラウンジ感は、遥か昔に味わった、あの感じ。

そうそう、子供の頃、ごくたまーに連れていかれた、地元ではちょっと高級だったレストランのBGMで、かかっていたようなまさにラヴンジ系のあのサウンドだ。

・・と書いても、なかなか文章じゃ伝わらないよなぁ。。。。。

兎も角、1960年代のステータスを感じるような。 そう、今から見るとモノクロ・・・いやセピア色なホテルのラウンジの風景ですよ。
当時、子供だったワタシも優越感・・というか、大人になったような気分にさせられた。

そんな、風景がフラッシュバックしてくるような1曲でしたね。

特に、サビから聴こえてくる、エレクトーンの響きが、もろ、それっぽくてさ。

あ、関係ないけど、子供の頃、ラヴンジ系のエレクトーンの音色に惹かれて、小学校に入ってすぐ、エレクトーン習いにヤマハの音楽教室に通い始めたこともあったからなぁ。

そそそ、個人的には、このサウンドは音楽の原体験に近い感覚なんだよね。

だから、これは面白いなぁ。・・・と思ったものの、逆にヒットという面ではどうなんだろう・・とも思えたんだけどさ。

やっぱ、「アジアの純真」なんかに比べるとインパクトに欠けたしさ。 

まあ、前年の「たららん」を聴いていても、この時期のpuffyは、なにがなんでも「大ヒット」を狙っているようには感じられなかったわけで、その延長線上と考えると、この曲もありえたのかもしれないけどね。

ただ、それにつけても、この曲で売り上げが急降下したのは、ちょっと想定外だったなぁ。

オリコンでベストテン入りしなくなったのはもちろんのこと、売り上げが、この曲から10万枚にも達しなくなっちゃいましたからねぇ。

↑で書いたようにインパクトに欠けるといっても、それまでのPuffyのアーティストパワーから考えば、10万枚は行くだろう・・・とは考えていたんだけどもね。個人的に想定していた以上に受けなかったんだよなぁ。
やっぱり、puffyらしくない・・・と見られちゃったんでしょうかね。

まあ、99年当時、ラウンジという曲調は「イマ」くなかったのかもね。 その後、ラウンジ系の曲もJ-POPで受け入れられるようになったけど、ちょっと時代が先行しすぎたのかもなぁ。
ちょっとダイレクトにラウンジ系のサウンドが過ぎたのかもしれないな。





この曲のPVって初めて見たような気がするけど、「海浜幕張」で撮ってたんだねぇ。
頭から20秒くらいから出てくる、バックのビルですぐわかりますわ。海浜幕張公園ですね、これは。
この当時、海浜幕張でのロケって結構頻繁にあったのよ。

↑で書いた、某環境衛生管理会社の仕事、海浜幕張に、結構、お客さん持ってたからさ。
土日に仕事で海浜幕張周辺通ると、よくテレビなんかのロケにぶつかったもんよ。

GLAYが幕張メッセの駐車場で20万人ライブやったのがこの年の7月だったし、1999年当時、海浜幕張ってトレンドだったんだよね。

そういえば、↑で書いたbay fmの「パワカン」もこの頃は海浜幕張のWBG(ワールドビジネスガーデン)のスタジオから放送してたしな。

ちなみに、この「日曜日の娘」がリリースされた頃には、この会社を辞めようと心には決めてた頃ですわ。
この「日曜日の娘」がリリースされる1か月前、仕事さぼって本屋で立ち読みしてたら、田家秀樹さんの「読むJ-POP」って本に出合ってさ、「俺、こんな仕事してる場合じゃないわ」って思ったの。
で、この年いっぱいで会社辞めたんだよね(実際は、有給使ったんで退職は2000年2月末)。

そういう意味では、人生を変えるきっかけとなった時期だったかもなぁ、この頃って。
でも、会社辞めようと心では決めてたんで、気分的にはだいぶ楽になってた頃でさ、だから、気持ちよく音楽も聴けてた頃でもあったんだよね、1999年の今頃って。


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チェリー / スピッツ

  1996_05_チェリー_スピッツ

今回の1曲セレクトは、「チェリー」スピッツです。

まずはデータでする。

・タイトル     チェリー
・アーティスト   スピッツ
・作詞       草野正宗
・作曲       草野正宗
・編曲       笹路正徳、スピッツ
・リリース日    1996年4月10日
・発売元      ポリドール
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数  161.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1996年4月22日〜6月24日付


またまたトートツですが、「痛風」発作中どぇす 
そうなのですね、ワタクシ20年来の「痛風持ち」でして。。。。 

ここ暫くは定期的に病院に通って薬飲みながら「尿酸値」コントロールして来ていたんで、暫く「激痛」(⇒発作)は出てなかったんですが、昨年、それまで通ってたクリニックが突然閉鎖になりまして。。。。
新たなクリニックを探さなきゃなー・・・・なんて暫くほったらかしにしてたら、来ましたね、久しぶりに、この脳天を突き抜けるような激痛が。。。

まあ、今回は全く歩けないほどじゃないんで、めちゃくちゃ酷い痛みと言う訳ではないんだけど、これ以上酷くなったらヤバイってことで、急遽、ネットでよさげなクリニックを見聞。水曜日に行って、血液検査と診察をしてもらいましたわ。
今日もね、夕方から診察なのですよ。。。 なので、早く書いてしまわなくては。。。


・・・・ということで、1曲セレクトですね。

ここんところ、「古い曲」を続けてきたんで、今回はちょこっと、時代を戻してみますか・・・ということで、この曲をセレクト。

スピッツ「チェリー」

うーむ、こんな大ヒット曲もまだ書いたなかったんですな、今まで。
まあ、大ヒット曲と言っても、個人的な中では「昨日のヒット」っていう頭がずっとあったんで、今まではずっと素通りだったんだよね。
それと、90年代中盤の曲ともなると、他にもレビュってるヒトも結構いるしさ、だから、ワタシが書かなくてもいいか・・・みたいな気分にもなったりしてたしさ。

でも、考えてみれば、もうこの曲のリリースから21年経ってるんだよなぁ・・・。ということで、もういいよね、ということで、セレクト。

 未だにこの曲と言ったら、「桜」のシーズンになると、ラジオを初めメディアでよくかかる訳で、だから「桜」ソングの一つに数えられている訳だけどさ、今となっては。

でもね、実際はどうだったか・・・っつうと・・・・、 大体ね、ここで「今頃」書いてる訳なんで、桜ソングって言うイメージは無いんだよな。

たしかにリリースは4月10日なんで、地方によっては「サクラ満開」のところもある訳なんだけどね。
こちら関東地方では、すでに桜が散った頃だったんですよ、この曲がリリースされたのは。
しかも、ヒットのピークは、ゴールデンウイークから今頃の時期だったからさあ、「桜ソング」というよりは、「若葉の頃」っていうイメージなんだよな、この曲と言ったら。

まあ、チャート的にも結構上位で粘ってたからなぁ、この曲は。 今当時のオリコンを見たら、週間売り上げ10万枚以上を6週間も続けてたんだよね。
今、どっかのアイドルグループは1週目でミリオンに到達しても6週も10万枚上をキープなんて出来ねぇしな。

そんなイメージも残っているんだよなぁ、この曲には。だからね、必ずしも「桜ソング」だけのイメージじゃ無いって言う感じるんだよね。

ちなみに、オリコンでも1位を聴くろしてるけど、1位獲得は、初登場時ぢゃなく、登場4週目の、1996年5/13付。つまりは96年のゴールデンウイークの頃。 それだけ安定した売り上げを比較的長く続けていた曲って訳なんですわ。

でも、誰がそうしたのかはよく分かんないんだけども、今となっては「桜ソング」の1曲に入っちゃってたりしてさ。
まあ、タイトルで輪切りにしちゃってるんだろうけど。。。

ちなみに、この曲の「チェリー」ってタイトルは、「桜」って言う意味も含んでいるけど、「チェリーボーイ」っていう意味もあるらしいんだよね。 なので2000年代以降に「乱発」気味にリリースされている「桜」ソングとはちょっと意味がずれているところもあるんだよね。

 そもそも、この曲がヒットした90年代中盤頃までは、意識的な「桜ソング」ってほとんどなかったしさあ。もっと大きな意味で「春」って言うイメージの曲が多かった訳でね。

ま、たしかに、この曲の軽い爽やかな曲想からして、「春」をイメージするにはピッタリだったわけでさ、この曲が前年の「ロビンソン」とほぼ同じくらいの売上げを記録したっていのうも頷けるところなんだけどさ。

それでも、個人的には、この曲は「桜ソング」というより「若草色」の爽やかな風っていうイメージなんだよなぁ。


ところで、少し前に和田アキ子さんの「あの鐘を鳴らすのはあなた」を書いた時、うねうねと動き回るベースライン・・・いわいる「ランニングベース」について書いたんだけども、スピッツのベースマン、田村氏も、かなりランニンクベースを披露してるんだよな。

まあ、比較的穏やかな曲調が多いスピッツのシングル曲では、なかなかそのランニングベースマンなところが見られないけど、ライブでは、まあ、凄いんだよねこのヒトは。あたりかまわず「暴れ」まくってベース弾いてるし。

いつかのROCK IN JAPANの時も凄かったんだよな。その半狂乱的なベースにこのヒト絶対にクスリやってる・・・って思ったもん ま、実際はそんなこと無いんだけどさ。

今回の「チェリー」を初め、シングル盤を聴いてる限りでは、そんなイメージがほとんど感じられないし、ボーカルの草野氏のイメージから、むしろ草食系なイメージがあるかもしれないけど、実際はそうじゃないんだよね。

ま、もともとはパンク系バンドを標榜としてバンドを始めた人たちだからさ、逆に言えばシングル曲のイメージが本来とはちょっとかけ離れているんだけどさ。





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You're the Only・・・ / 小野正利

1992_08_You're the Only・・・_小野正利






今回の1曲セレクトは、「You're the Only・・・」小野正利です。

 まずはデータです。

・タイトル   You're the Only・・・
・アーティスト 小野正利
・作詞     小野正利
・作曲     柘植由秀
・編曲     笹路正徳
・リリース日  1992年8月1日
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数  114.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1992年8月17日〜11月2日付
・タイアップ:フジテレビ系ドラマ「君のためにできること」主題歌


 今から考えると、1992年っていう年は不思議な年でしたね。片や男みたいな女のGAOが「サヨナラ」のヒットを飛ばし、方や、女みたいな男・・・・ハイ、今日引っ張ってきた、小野正利の「You're the Only・・・」がヒットしてたり・・・。

 よく言えばユニセックスな時代到来・・・って言うのかな、そんな不思議な年だったような気もするなぁ。
それが、現代の肉食系女子、草食系男子な時代に繋がってきているんだけと思うけど、あの当時は、まだまだそう言う傾向に慣れてなかったかにらなぁ。

 で、小野正利の「You're the Only・・・」ですが、上で女のような男・・・って書いたくらいで、声が高けぇ 高けぇ。
 ・・・といっても、ハイトーンまでは出してないんだよね、この曲。

 一番高い音は、Key=Aでサビの部分の

♪ いつまでも二人このまま 強く抱きしめてFly Away〜 ♪

の「強く抱きしめてFly Away〜」がハイトーンの下のBの音なんだよね。

 でもまあ、実際は、ここのサビの部分ってメロディラインに対して、2度高い音を重ねてるから、ハイトーンまで出してることになるんだけど。。

 男のヒトでたかい声って言ったら、「もののけ姫」の米良美一を思い出すけど、米良氏のカウンターテナーに対して、このヒトの場合は「地声」なんだよね。それが凄いところよ。
 倍音的な声っていうのかな。だから、他の人よりも声が高く聴こえるんだよね。


 まあ、シロートとしては、カラオケで歌いづらいったらありゃしない・・・。

 なーんて・・・、ワタシゃこの曲はカラオケで歌ったことないですヨ。最初から上のBの音まで地声で出せないって分ってるからさぁ。

 うん、そこがちょっと時代が動いてきたな・・・って感じたところなんだよね。

 それまでの90年代の初頭は、まずはカラオケありき・・って感じでカラオケで歌いやすい曲が重宝がられてた時代だったわけですよ。

 そこにこの曲のようにカラオケで歌いづらい曲が出てきた。それでもヒットした・・・ってところがポイントなんですよね。

 ・・・で、徐々にカラオケで歌いやすい曲・・・っていう枠に囚われない曲も出始めてきた訳ですよ。

 まあ、この曲の場合、カラオケ云々というよりかは、月9の主題歌だったからヒットしたって言う方が、何倍も大きいけどね。

・・・っていうか、この曲、月9の主題歌だったなんてこと、すっかり忘れてた。。。
 もう、このころは月9なんて見てなかったから。。。あせあせ

 いわんや、「君のためにできること」ってどんなドラマ?
あせあせ

調べたら吉田栄作が主演だったみたいだけどね。いやいや、かんぜんに「とれんでぃどらま」の王道を行くような布陣ですねぇ。。。

いずれにしても、ベストテン内に約3ヵ月も居座ったロングヒット。1か月チャートの上位に居るだけでロングヒットなんて言われる現在からしてみると、信じられないくらい長躯チャートインしてましたねぇ。
 そのくらい、「月9」の力は強大だったわけで・・・。たかだか20数年前だけど、現在の凋落ぶりはウソのようですな。




えー、音と画像は関係ありません。



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世界でいちばん熱い夏 / プリンセスプリンセス

1989_07_世界でいちばん熱い夏_プリンセスプリンセス







今回の1曲セレクトは、「世界でいちばん熱い夏」プリンセスプリンセスです。

 まずはデータです。

・タイトル     世界でいちばん熱い夏
・アーティスト   プリンセスプリンセス
・作詞       富田京子
・作曲       奥井香
・編曲       プリンセスプリンセス 笹路正徳
・リリース日    1989年7月1日
・発売元      CBSソニー
・オリコン最高位  1位
・売上げ枚数    86.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1989年7月10日〜10月30日付

あー、あぢいよ〜あぢいよ〜。なして、こうも急に暑くなりましたかねぇ。 こりは、やっぱ、今回は、「暑い」・・・もとい、「熱い」曲を持ってこなきゃいけねーだろう。

・・・っつうことで、今回の1曲セレクトは、プリプリの「世界でいちばん熱い夏」。

うわっ、めちゃくちゃ ベタな入り方。。。

 この曲、まだ、書いてなかったんだねぇ〜。てっきり書いたものと思ってた。。。

 最近、一大ブームを起こすほどのアーティストってなかなかでなくなってきているよね。予期せぬブームっていうのかなぁ。ホンの半年前までは予想も付かなかったような大ブームってやつ。

 うーん、今年の場合、とりあえずは秋川雅史がそれなのかどうか・・・ちょっと判断が付きにくいけど、兎に角一つのムーブメントを起すようなアーティストって最近出なくなったような気がする。

 この年、89年のプリンセスプリンセス旋風はすごかったよね。この一大ブームの火は、もちろん、この年4月にリリースされた「Diamonds」で一気に付いたわけだけど、それまでは、全く予想だにしてなかったもんなぁ。

 もちろん、前年の88年に「GET CRAZY!」がドラマの主題歌に抜擢されたりして、ある程度の下地は出来てたといってもさ、ここまでバクハツするとはなぁ。

 それこそ、「世界でいちばん熱い夏」なシーズンだったよな、プリプリにとっては。

 要因はいろいろあったんだけど、いちばん大きかったのはあの時のバントブームと、それまで女の子バンドが少なかったところへのプリプリ出現だったわけで、女の子にもバンド熱がついた・・・などなど二重三重の要素があったんだよね。このブームには。

 まあ、世はバブル期の絶頂期っていう好景気も背景にあったしさ、なにかの一大ムーブメントが起こっても全くおかしくは無い状況下の下での、プリプリの大爆発だったんだよね。

 個人的には、プリプリの中では「Diamonds」は別格として、この曲は割りと好きなほうですね。

 音の作りがシンプルだしね。わかりやすい。そのわりには盛り上がるじゃん。

 うん、バンドの初心者向けようの見本のような曲だよね。

 まあ、その辺が、上記のようにプリプリでバンドを組んだ女の子たちにも受けたんだろうな。

 兎に角、Diamondsにも劣らずのロングヒットだったもんなぁ。この曲も。

 ヒットした平成バージョンの方がまあ、一般的には有名だけど、もともとこの曲は1987年にプリプリ2枚目のシングルとしてリリースした曲ですわね。まあ、これも有名なところなんだけとさ。
 個人的には、この「昭和バージョン」も意外といけると思うんだよなぁ。音はさらにスカスカで演奏もへったくそなんだけどさ。

 でも、どこか哀愁が感じられるんだよね。「いちばん熱い夏」なのに哀愁を感じちゃ、こりゃだめだわな・・・って感じで、もちろん、全く売れなかったんだけどさ。




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