かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

稲葉浩志

BLOWIN' / B'z

1992_06_BLOWIN_B'z



今回の1曲セレクトは「BLOWIN'」B'zです。

まずはデータでする。

・タイトル   BLOWIN'
・アーティスト B'z
・作詞     稲葉浩志
・作曲     松本孝弘
・編曲     松本孝弘 明石昌夫
・リリース日  1992年5月27日
・オリコン最高位 1位
・発売元    BMGビクター, バーミリオン
・売上げ枚数  176.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1992年6月8日〜8月31日付
・タイアップ:カルビー「ポテトチップス」CM曲

2023年の今年はデビューから数えて「周年」アーティストが結構多いんだよね。
1998年デビュー、25周年のaiko、椎名林檎、Misha、宇多田ヒカル、藤井フミヤはチェッカーズ時代を含めると、1983年デビューなんで40周年。 1978年デビューのサザンが45周年。。。

先週、東京FMの「THE TRAD」




でも、これらデビュー周年アーティスト特集として特集が組まれてましたけど。

今回引っ張ってきた「B'z」、この人たちも1988年のデビュー以来、今年で35周年っていう、そんな周年アーティストの一組なわけなんだよね。

手元に、月刊「歌謡曲」 1988年11月号がある

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これ、個人的に当時リアルタイムで初めて買った「ゲッカヨ」なんだけども、この号に「今月デビューの新人」として「B'z」のデビュー曲「だからその手を離して」が掲載されていたりする。

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90年代に超ブレイクし、いまや国民的なアーティストに昇華した「B'z」もデビュー曲のこの曲を含めて、暫くはヒットチャートの前線に現れることはなかったんで、ずっと忘れていたんだけどさ。

後年、改めて「ゲッカヨ」を開いてみて、気が付いたりしてさ。。。



・・っつうわけで、今回引っ張ってきた曲は

B'z  「BLOWIN'」

まだ「1曲セレクト」で書いてなかった大ヒット曲・・・。探してみると、まだあるもんですね。
今回引っ張ってきた曲も、176万枚の超ミリオンセラーを記録しておきながら、まだ書いてなかったか・・・っつう曲ですわ。
うーむ、こうしてみると、やっぱ90年代の曲はまだ「抜け」が多いな。。。って感じですわな。

まあ、これにはいくつか理由がありまして。。。
「1曲セレクト」を始めた当初・・・2005年あたりは、90年代からは、まだあんまり時間が経っていなかったんで、あえて、90年代の曲は外していた。
それとYoutubeに参考動画があんまり上がってなかったから・・。

そんなわけで、90年代の曲は、まだ意外と書いてない曲が残ってたりするのよ。

でも、90年代も過ぎてから、少なくとも4半世紀は過ぎたわけでさ。今後は「1曲セレクト」での割合は多くなっていくんだろうな・・という予感。


今回引っ張ってきた「BLOWIN'」のリリースは、1992年5月。
ワタシゃ当時22才。

ここでも、これまで何度も書いたけども、あの頃は 当時結成していた自主サークル「オリコンチャート研究会」のメンバーと遊び惚けてた頃かなぁ。

週末は、ほぼ毎週のように、歌舞伎町界隈で、今でいう「オフ会」を開いて、あの当時のヒット曲をはじめ、70年代、80年代のヒット曲、ヒットチャート談義を繰り広げてたよな。

今でこそ「昭和歌謡」としてもてはやされている70年代、80年代の曲だけども、ワシらこの頃からすでにやってたからさ、「昭和歌謡」の見直しを。

最近、「昭和歌謡」から脱却を考え始めているのも、あの頃からずっとやってきたんで、「今更」っていう気持ちと、そろそろ飽きちゃった・・っていうところもあるかもしれない。。。


でもって、夜は夜で、新宿三丁目にあった「てあとろん'88」っていうカラオケバーでグダグダになるまで酔っぱらっていたような気がする。。。
「オール」でカラオケもだいぶやってたよな、この頃。


若かったし、個人的に大学3年の初夏・・っていう、就職活動にはまだ少し早い時期。
学校の方は、必修科目はあらかた単位を取ってしまい、(理系だったんで)実験実習がないときは「週休5日」・・とか 、 めちくちゃいいキャンパスライフだったころですわ。

・・あ、ちなみに、22才で大学3年・・とは計算が合わない・・と思われるかもしれないですが、勉強が好きだったんで(???)、ワタシャ、ヒトよりも2年遅れているのね。。。。

ただ、あの頃の「ツケ」が今になって「痛風」ということで出てきているわけで。。。
本当は「酒」が弱い体質なのよ。でも、あの頃はそんなことも知らずに、かなりハメ外してたからなぁ。。。 後になってわかる、若さゆえの「過ち」ですわ。。。。


・・・といつものごとく、話が脱線していく。。。

えー、B'zの「BLOWIN'」ですね。

「1曲セレクト」を始める以前、まだ、自分のサイト に「CHART BBS」っていう「ネット掲示板」を載せていた頃から、読んでくださっている方ならば、わかると思うけども、自分のサイトを始めた、2000年前後って、個人的にアンチ「B'z」派だったのよ。。 

あ、これまで1曲セレクトでB'zをあんまり書いてこなかったのは、その影響もあるかもしれない。

まあ、「アンチ」になった理由はいろいろあったんだけどさ。。。


ただ、この「BLOWIN'」がリリースされた90年代の初めから中盤ごろまでは、普通にB'z聴いてたのよ。 

ま、ブレイクしてきた90年ごろは、「TM NETWORK」の二番煎じの匂いが強く、どこかうさん臭さも感じてたのであんまり好みぢやなかったんだけどさ。

前曲「ALONE」あたりから、サザンロック的なB'z独自の匂いが強くなり、俄然、良さを感じられてきたんだよね。

それを受けての「BLOWIN'」

初めて聴いたときから、「あ、これ、いい」と思ったな。

この曲からは、前曲の「ALONE」のような大陸的な「サザンロック」の匂いは感じられない。

・・・けども、ポップで、なにより分かりやすかったから。 あの時点でのシングルでは一番わかりやすかった曲だと思うな。

ポップといっても、90年の「太陽のKomachi Angel」とか「LADY NAVIGATION」のようなTM NETWORKの匂いもあまり感じない。

うん、「これ、いい」という前に、「これは売れるよね」・・・っていう予感だよね。

あの頃は「カラオケで歌える」っていう要素は、ヒット曲としては最重要ポイントだったわけでさ。

ただ、あの時点で、それまでのB'zって、カラオケで歌える曲って限られてたからなぁ。。。
まあ、B'zファンならともかく、ワシみたいな一般のヒット曲ファンとしてはさ。

その点、この「BLOWIN'」は、シャウトする部分があるわけでもなく、 サビの ♪ BLOWIN'   BLOWIN' IN THE WIND〜 ♪ からもみんなで歌えたしさ、ノレるしさ。


↑で書いた、「てあとろん'88」は、カラオケボックスではなく、客席の前方にライブハウスさながらのステージがある飲み屋でさ。他の客が歌っているところを見ながら酒を飲むっていう空間だった。
あの当時としては、普通のカラオケボックスにない曲のカラオケもおいてあるってことで、カラオケボックスで歌えない曲を歌うためによく行ってたんだよね。

余談だけども、今でこそカラオケも「通信カラオケ」になったんで曲数も飛躍的に増えたけども、92年当時はまだ通信カラオケは発達しておらず、ディスクカラオケが主流だったからさ。曲数も今に比べると大分限られていたのよ。
歌いたいのにカラオケボックスにはない・・・っていう曲もかなり多かったんだよね。
だから、「てあとろん'88」のようなカラオケバーは重宝してたんですよ

それでも、この当時、「てあとろん」でも「BLOWIN'」歌ってた人が多かった・・・記憶があるなぁ。

これらを考えると、176万枚っていう、この時点でのB'zの最高売り上げを記録したこと。
2か月間ベストテン内を維持と「浮動票」を巻き込んだような、当時としては比較的ロングヒットになったことは、納得だったんだよね。


ところで、この曲カルビー「ポテトチップス」のCM曲だったんだよね。。

なんか記憶ねぇなあ。。。とおもったら、動画が落ちてた




宮沢りえさんねぇ。。。。 うーん、やっぱり、記憶がない。。。。






なんか、すぐに消されそうなんで、一応「公式動画」もリンクしておく。1分半しかないけど。。。





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ultra soul / B'z

2001_04_Ultra Soul_B'Z


今回の1曲セレクトは「ultra soul」B'zでする。

まずはデータでする。

・タイトル     ultra soul
・アーティスト   B'z
・作詞       稲葉浩志
・作曲       松本孝弘
・編曲       稲葉浩志 松本孝弘 徳永暁人
・リリース日    2001年3月14日
・発売元      ルームス・レコーズ
・オリコン最高位  1位
・売り上げ枚数   87.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:2001年3月29日〜5月3日 5月17日付
・タイアップ:世界水泳福岡大会2001テーマソング

これまでも、ヒットした当時、あまり聴いてなかった曲、積極的に聴いてなかった曲って、何曲も書いてきたけど、今回引っ張ってきた曲も、ヒットした当時、積極的には聴いてなかった曲の一つですね。

B'z 「ultra soul」

この曲がヒットした時期に開催された2001年世界水泳福岡大会のテーマソングに起用され、いまや、世界水泳のたびにテレ朝での世界水泳の中継のテーマソングに使用されてるこの曲。

♪ そして輝く ultra soul  ♪ という大サビのキメフレーズでは、だれでも否がおうにも盛り上がる。

そんな曲であるのに、ヒット当時、触手が動かなかった・・とは、「不感症」と思われても致し方ないかもなぁ。

でも、これは事実。

ま、確かにこの頃は、この曲に限らずB'zの曲に反応しなくなっていたのもあるな。

古くからワタシとお知り合いの方は、覚えているかもしれないけど、この頃、結構アンチ発言をしてたからさ、B'zに対して。

それも要因の一つだけど、こういう派手な曲調の曲は拒否したい気分でもあったんだよね、精神的に。

丁度この頃、前年から1年に及び、ぷー太郎な生活をしつつ、ネットワーク管理者養成講座の専門学校に通ってたんだけども、その講座が終了の頃にリリースされたんだよね、この曲。

でも、まともな転職口も決まっていなくて、かなり焦っていた頃だ。
それでも、当時は、まだITバブルが残っていた頃で、IT未経験者でも就職口はあり、1か月余りの転職活動でもホスティングサービス会社に就職先を得ることができた。で、転職したのが2001年4月。
でも、そこがブラックな会社だったのよ。いまでいうパワハラが凄くてさ。 進捗ミーティングが毎日のようにあり、作業の進捗が少しでも遅いと会議に出席している全メンバーからドヤされる。ターゲットになる方がいつも決まっていたんだけども、毎日のようにドヤされていたな。だれも弁護する人も居なくて見ていて可哀そうだった。
幸いワタシはターゲットにはならなかったんだけども、そういうブラックな会社の文化に耐えられなくてさ。結局、精神的に持たなくて、いわいる「5月病」から出社拒否になって、2か月で辞めることになるんだけどね。

そんな、転職→出社→退職 の一連の流れにリンクするかのようにヒットしていたのが、この「ultra soul」だ。

恰も、そんなつらい会社生活の中で、脳内ヘビロテしていたのが、この「ultra soul」だったと記憶しているな。

つらい記憶は消し去りたいもの とはよく言うけど、そんな状況下で脳内ヘビロテしていたこの曲も、消し去りたい記憶の一つになったんだよな。
まあ、この曲だけではないんだけどね、2001年の3月〜5月頃にヒットしていた曲って、ワタシの中では苦い記憶しか浮かんでこない時期で、長い事、記憶から消し去りたかったのよ。

今年はあれから20年だもんなぁ。昨日のように覚えているけど早いもんだよね。

そんな精神的にどん底状態の時期を経、その後の人生をある意味変えた、某C社に巡り合うのが2001年6月。

そんな「人生の変革期」が目の前に来ようとしていたのを、全く知らずに、毎日精神的につらい毎日を過ごしていたのが、丁度20年前の今頃だ。

もし今20年前に戻れたら、あと2か月後には人生変わるよ・・と言ってあげたいくらい。
ホント、すぐ先に何があるかわからない、これが人生ですね。 


ただ、そんなブラックな会社でも一つ分かったこと。 IT業界というところは、仕事のやり方から何もかも、手取り足取り教えてくれないということ。必要なスキルは自分で調べて見つける事ですね。
そもそも、当時のIT系の会社では転職初日に会社に行っても机にPCが置いてあるだけで、配線接続は自分でやんなきゃいけないし、PCの設定も自分でやんなきゃいけないのが当たり前だったしね。
少なくとも、PCスキルや知識はネット調べれば、自分の力である程度は解決できるわけで。
まあ、他の会社はどうなのか分かんないけど、今の生業の会社では、新たな方が就業するときは、就業前にPCもちゃんと設定してあげたりして、20年前とは大分変りましたね。
でも、初めから人を当てにしすぎない、まずは自分の力で問題を解決する努力をすることは、ブラックな風潮の中でも、暗黙で分かったし、20年経った今でも肝に銘じてますね。

・・・と、今回も曲内容とは、全く関係ないことをツラツラツラ・・・と書いてきちゃいましたが。。。

↑のように20年前は、「思い出したくない」曲の1曲だったこの曲も、今では全くそんなことはなく、普通に聴けるんだけども、細かい部分では、正直、この曲のどこが良いのか、悪いのか・・というのは、今になってもよくわかんない。。。

・・・・っていうのが、結局の結論だったりして。。。。

ただ一つ言えるのは、 

♪ そして輝く ultra soul  ♪ っていう大サビのフレーズは、やっぱ強烈に強いよなってこと。

このフレーズがある限り永遠に無敵だと思う。

この前曲「RING」から、売り上げで30万枚以上跳ね上がったこの曲だけど、 ここのインパクトだけで売上げが跳ね上がったといっても過言じゃないんぢゃないかなぁ。

・・・・と誰でもいえるような「感想」を書いたりして。。。。

もう一つは、シンプルにまとまっている事かなぁ。 尖がって居るけど誰が聴いても分かりやすいメロディライン。
シングルとして基本的なことではあるけども、そんな基本的な部分に忠実に沿った1曲だと思いますわ。






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ALONE / B'z

1991_12_ALONE_B'z


今回の1曲セレクトは、「ALONE」B'zです。

まずはデータです。

・タイトル     ALONE
・アーティスト   B'z
・作詞       稲葉浩志
・作曲       松本孝弘
・編曲       松本孝弘 明石昌夫
・リリース日    1991年10月30日
・発売元      BMGビクター
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   112.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1991年11月11日〜1992年1月20日付
・タイアップ:関西テレビ系ドラマ「ホテルウーマン」主題歌


やっぱりというか、昨日書いた上戸彩さんの「ウソツキ」は、今一つ反応が悪かったですな。
90年代以前の曲では、いつもそこそこのアクセスをいただいている1曲セレクト、、そろそろ2000年代の曲も本格的に書いていきたいと思っているんですが、なかなか難しいですねぇ。

やっぱり、2000年代以降の曲は、みんなで聴く・・というよりは、よりパーソナルになり、ホント知ってる人しか知らない曲が多くなっている事で、今なっては知ってる人しか知らないっていうのが、なかなかアクセスとして伸びない理由なんだろうねぇ。

そんなこともありーの、今回は90年代に遡りますわ。

B'z  「ALONE」

うーむ、B'zなんて書くの、めっちゃ久しぶりなんですけど。。。 個人的に、B'zの曲、大好きかっていうと、正直言えば、曲によるんだよね。好き嫌いがはっきりしてるっちゅうのかなぁ

 B'zに関しては、個人的に昔いろいろありましたからね。 そそそ、例の「今夜月の見える〜」でのリリース「逃げ」事件とか  それによって、掲示板(BBS)が「炎上」した事があったりさ。
それもこれも、B'zの1位連続記録ってのが、発端ではあるんだけど。 いやね、オリコンでの1位連続記録が途切れないんでねぇ、飽きちゃってたんだよね、個人的には。 特に2000年代以降は。。

個人的にはB'zは、95年くらいまでなんだよなぁ。 95年の「LOVE PHANTOM」。この曲で完全に昇華しちゃってるんだよね。だから、その後はどの曲も一緒・・・なんて書くから「炎上」しちゃうんだよな

でもね、それ以前はキライじゃなかったんだよ。90年の「Easy Come Easy Go」からは毎曲音源も買ってたしさ。 

ただね、そうは言っても、最初、「太陽のKomachi Angel」でブレイクしてきた時は胡散臭かった。 どう聴いてもTM NETWORKの二番煎じって感じで。。。

ま、ギターの松本孝弘氏は、昔TM NETWORKのサポートメンバーとしてギターを弾いてた訳でさ。
そそそ正式メンバーでギターの木根尚登氏が「ギター」弾けなかったからさ

そんなわけで、初期のB'zがTM NETWORKの二番煎じっぽくなるのも無理は無かったのかもしれないけどさぁ。

そんな「TM臭」を感じ無くなった最初の曲が、今回の「ALONE」ぢゃなかったかなぁ。 まあ、次の「BLOWIN」で、再度 TMにコミットしたような曲に戻るわけで、だから「TM臭」が完全に無くなった訳ではなかったんだけど。

確かに、ロックバラード調の曲には、最初、驚いたけどさ。

けど、なるほど、本当はこういう事がやりたかったんだな・・・っていうのは理解できたし、後年にわたる本来の「B'z」を見せてくれた最初のシングルだったんだよね、この曲が。

ただ、前曲の「LADY NAVIGATION」で見せて来ていた、ポップで、それこそTMっぽい曲に慣れて来ていた身としては、初めは、今一つ取っつきにくかったんだけどさ。

それでも、なんていうのか、アメリカ南部を彷彿させる様な、骨太のサウスロックは、個人的にも嫌いじゃなかったんでね、馴染むのも早かったような気がする。

それよりも何よりも、この曲を吸収できたことで、完全に80年代と決別できたような気がしたんだよなぁ。これからが本当の90年代だ〜。そんな気分になれたんだよね。 だってさ、この曲の前の1位が長渕剛氏の「しゃぼん玉」で、その前がチャゲアスの「SAY YES」で・・・って感じで、80年代を引きずっているような感じだったんですよ。アーティストの顔ぶれ的にも、曲調的にも。

でもB'zはブレイクが前年の90年だったし、この「ALONE」なんかは曲調的にも80年代の、少なくとも邦楽ヒットを引きずったような感じではなかったからさ。まあ洋楽的に見れば全然新しいサウンドでは無かったけど、邦楽では、この手のサウンドって少なくともヒット曲としてはなかったからさ。

そんな意味で、本当の意味で新たに90年代がスタートした・・・そんな気分になれた1曲なんだよな、この「ALONE」って曲は。




それにしても、この曲を聴くと、当時、しょっちゅうやってたボーリング場とカラオケボックスの匂いを感じるんだよなぁ。当時はまだ大学生。
あの頃は、ボーリング良くやってたからなぁ。 ボーリングの後は、朝までオールでカラオケって言うのがお決まりのコース。
・・・と言っても途中で声が出なくなって、朝4時ごろカラオケ屋出て、「マイアミ」なんかの深夜営業の喫茶店で一番電車を待つのが定番だった。 深夜割り増しで1杯1000円位もする、「ぼったくりかよ」なんて思えるコーヒー頼んだりしたりしてさ。

中島みゆきの「悪女」の一節ぢゃないけど、 ♪ 夜明けを待って 一番電車 凍えて帰れば〜 ♪の世界ですよ。

そそそ、この曲を聴くと、その頃の光景がフラッシュバックするんだよな。 辛い事なんかまるで考えてなかったあの頃の自分が甦ってきたりしてさ。。。いい時代だったよな。



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今夜月の見える丘に / B'z

2000_02_今夜月の見える丘に_B'z


今回の1曲セレクトは、「今夜月の見える丘に」B'zです。

まずはデータでする。

・タイトル    今夜月の見える丘に
・アーティスト  B'z
・作詞      稲葉浩志
・作曲      松本孝弘
・編曲      松本孝弘、稲葉浩志
・リリース日   2000年2月9日
・発売元     ルームスレコーズ
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数 112.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:2000年2月21日〜3月20日付
・タイアップ:TBS系ドラマ「ビューティフルライフ」主題歌

ネット炎上商法っていうのも最近、あんまり聞かなくなったなぁ。
・・・とまたまた「とーとつ」に始めてしまいましたが。。。

SNSやブログ上で思わず口を滑られて「炎上」するってことは、今でもよくある話ですけどね。
「炎上商法」っていうのは、意図しないところから炎上するのではなく、「わざ」と炎上させる訳なんだよね。

確かに、炎上するとSNSとかブログの「持ち主」当人にとっては対応に苦慮する訳なんだけども、逆に言えば、それだけ第三者に注目され、それだけユーザーが集まるっていう「効果」もあるんだよね。

ま、そういう「逆手」をとった商法なわけでさ。 ただ、そうはいっても炎上元の当人は精神的なダメージも受けるし、なにより「逆手」を取った方法だからさ、一歩間違えると、効果どころかサイト閉鎖に追い込まれる危険もあるからねぇ、キワドイやり方なんだよね。

 そういうこともありーの、最近じゃネットの世界もコンプライアンスだか、何だかしらんけど、締め付けも強くなったからねぇ、以前に比べると少なくなったんだよな。
 うん、最近じゃ先日のパーマ大佐の「森のくまさん」事件くらいじゃないんかなぁ。


・・・なんて、今回引っ張ってきた曲とは、全く関係ないような「マクラ」になってしまいましたが。。。


はい、今回セレクトしてきた曲は、B'z「今夜月の見える丘に」ですわ。

なんで、この曲とネット炎上商法なの?   ・・・って事なんだけど、個人的に、この曲というと、ネットを使用して以来、初めて自分で書いた書き込みが「炎上」したからなんだよなぁ

その印象が強烈でねぇ、あれから17年経った今でも、この曲というと、あの時の「炎上」を思い出す。。。
因果な曲なんだよねぇ。。。。

炎上した原因・・・。 この曲、リリースは2月9日なんだけども、当初は1月26日だったんですよ。

2000年1月26日リリースってどうであったか、みなさん覚えてますかねぇ。

・サザンオールスターズ 「TSUNAMI」
・モーニング娘。「恋のダンスサイト」
・椎名林檎 「ギブス」
・椎名林檎「罪と罰」
・鈴木あみ「Don't need to say good bye」
etc etc

リリースリストを見ても分かるように、前代未聞、空前絶後・・・と言うべき、「超」強力曲同士が、同じ日のリリースだったんだよね。

当然、これらが初登場の週のランキングの売り上げ枚数は、空前絶後のレベルになる事は目に見えていた訳でさ。
ここにB'zが加わったら、一体どうなるんだろう  特に、サザン、モー娘。、B'zが三つ巴のチャート争いになったら、一体どうなるんだろう
・・・・そんな期待が、いやがおうにも事前に高まっていたんだよね。


でも・・・・ですよ。 リリース直前になって、突然B'zのこの「今夜月の見える丘に」のリリースが延期。。。

「逃げたな・・・B'z」

・・・っていう憶測が出た訳ですよ。 うん、ワタシも真っ先にそう思った。
併せて当時、B'zはオリコンでシングルでの連続1位記録を更新中でしたからねぇ。 サザンの「TSUNAMI」も事前の下馬評から高レベルの売り上げが期待されていたことから、もしサザンとの一騎打ちとなったら、さしものB'zも1位獲得は危ないか・・・って言う予想もあり、「逃げた」って憶測が現実味に思えたんだよね。

そこまでしてオリコン1位記録を更新したいか・・・・という足ひれまでついてさ。

それをさあ、ストレートに書いたのよ、ワタシ。

当時はBBS(掲示板)の全盛期で、でもまだ自分の掲示板持って無かったんで、知り合いの掲示板に書いたんだと思う。

叩かれましたねぇ。   大炎上。

実際は、直前になってC/Wの差し替えがあって、リリースが延期になった・・・・ようなんだけども。。。


でもねネットを始めて以来、初めての「炎上」だったんで、正直、精神的なダメージは感じたなぁ。 話し言葉ではなくダイレクトに文字での攻撃ってキツイんだよな。 それに執拗に攻撃する人もいるでしょ。鬼の首を取ったような。。。。ま、これは今の方が酷いんだろうけど。。。

ただね、炎上ということで、みんながみんなワタシを攻撃してきたのか・・・というと、そうじゃなかったんだよね。
中には冷静に事の成り行きを見守ってくれる人もいてさ、ウラから励ましてくれたりね。

ま、この炎上は、数日で終息したんだけどさ、でもこのコトで大分勉強させてもらいましたわ、ネットについてのさ。

そんなこともあったからさ、この曲、長い間まともに聴けないんだよな。
叩かれても、リリース日を「逃げた」・・・って言う思いは、ずっと感じてたからなぁ、自分の中では。

ここ数年ですね、落ち着いて聴けるようになったのは。

いや、正直、B'zの曲って90年代後半、好んで聴いてなかったんだよな。 個人的に気に入っていたのは、95年の「LOVE PHANTOM」。この曲以降は、もういいや・・・って感じだったんだよなぁ。

うん、簡単に言ってしまえば「飽きて」たんだよな。 でも、その傾向はワタシだけではなかったようで、さしものB'zも、この曲がリリースされるまで3年余り、ミリオンセラーが出てなかった。

全体的なCDの売り上げ傾向は右肩上がりだった90年代終盤にあって、ミリオンセラーが無かったと言う事は、相対的に見て、人気に陰りが出てきた・・と見ても当然でしたからね。

それでもオリコン1位は続いていた・・・。結局コアなファンだけに支持される傾向が強くなっていたわけなんだよな。

そんなことも、この曲のリリース延期で、個人的に強気にさせていたところだったのかもしれない。どうせ好きな人しか好きじゃないんだから、最近のB'zは・・・ってところでさ。

ただ、この曲は違ったんだよな。

やっぱ、超人気ドラマ「ビューフルライフ」の主題歌・・・ってところが大きかったんだろうな。 約3年ぶりでミリオンセラー復帰。(逆にB'zにとっちゃ、これが最後のミリオンセラー・・・・か)
なんせ視聴率40%超えのドラマだった訳だからねぇ・・・。 

そういう曲を敵に回しちゃ、ダメだわな。。。。

・・・なんて今ではすっかり大人になっちゃった感があるけど・・・。 

やっぱ、当時はまだ若かったんだよな。30そこそこだったし・・・。 
でも、あの頃のような「尖った」感情も再び欲しいとも思うんだけどさ。




曲ですか。 うん、今になってあらめて聴いてみるといい曲だよね。
B'zらしからぬ、感情に訴えるような曲で。。。 

ちなみに・・・・1月26日リリース曲の中で、オリコン初登場首位は、当然サザンの「TSUNAMI」。初登場の売り上げは65万枚。

対して、B'zのこの「今夜月の見える丘に」の初登場売り上げは67万枚。

・・・・っちゅうことは、リリース延期しなくても、1位は獲れた・・・ってことか。。。 
まあ、それでもサザンの「TSUNAMI」は300万枚近いお化けセールスに化け、「今夜月の見える丘に」の倍以上累積セールスになった訳だけど。。。



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juice / B'z

2000_08_Juice_B'z


今回の1曲レクトは、「juice」B'zです。

まずはデータです。

・タイトル    juice
・アーティスト  B'z
・作詞      稲葉浩志
・作曲      松本孝弘
・編曲      稲葉浩志 松本孝弘
・リリース日   2000年7月12日
・発売元     ルームスレコーズ
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数  67.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:2000年7月27日〜8月10日付

蒸し暑〜い ・・・ってこの夏何回書いてんだ 
でも、今晩は本当に蒸し暑いですわ。もうね、シャツ着るのも億劫で、パンツ一丁でコレ書いてるワタシです。

蒸し暑い日・・・といって連想できる曲、今年は何曲か書いてきてるけど、今日もそんな曲を持ってきたくなっちゃいますね。

・・・・ということで、今回の1曲セレクトは、コレ。

B'z「juice」

前回も書いたけど、ここんところアイドルに偏っちゃってたんで、ちょっと目先を変えたかったのもありーの、ハードロックを持って来ましたわ。

いやいや、それにしてもこの曲は聴いただけで、蒸し暑くなっちゃいますわ、ワタシなんかは。
ま、リリースされたのが、2000年の7月と、今と同じようにムシ暑いじきだったからタイトルを連想するだけでも蒸し暑さを感じるんだけども、何分曲がね、これまた「暑苦しい曲」だったでしょ。

・・・・なんて書くと、「ケッ、またB'Z 貶しかよ」・・・とか思われちゃうかもしれないけど・・・。 ま、たしかに前々から「アンチ」B'z・・・と言ってきたワタシではあるけど、この曲は例外。うん、なんかこの曲はいいんだよな。

暑いときに「熱い」モノが食いたくなる・・・。っていうのと同じで、暑いときに「暑苦しい曲」を聴く・・・っていうのもなかなかオツなんだよな。生理的にすっきりする・・・というか。
 やっぱり、暑い時こそ、汗をかかなきゃ・・・っていう生理なんだろうな。ウム、暑いからと言ってクーラーに充てってばっか居たんじゃダメッてことなんですよね。
なんかも、この曲聴くとそんな事が思い浮かんじゃったりするんだよな。

サウンド自体暑苦しい曲だけど、この曲、詞の内容がね、これまたストレートなんだよな。
うむ、そのままSEX「行為」やん。   なんてストレートに書いていいんやろか・・・んて思ったりするけど、ま、実際そうだからさ。

 しかしB'zが、そのまんまSEXな事を歌うとはね、ちょっと意外だった訳で、あ、だからこそ個人的には、アンチB'zでも良かったのかも。B'zらしくなくて
 
それにしても、この曲の場合、「行為」といってもまるでスポーツだよな。いや「行為」自体歌った曲って言うのは、それまでもたくさんある訳だけど、大体がドロドロした艶めかしい雰囲気な感じなわけじゃん。
 この曲は、同じ「行為」でも、そう言う部分がない。 だから、そう言わなきゃ、もしかすると分かんないかもな・・・。
・・・って事はないか  でも、やらしさは感じないよな、少なくとも。

例えば、同じロックでも、サザンの「行為」は、もっと「ヤらしい」けどね。 でも、そのヤらしさが描写的で、個人的には好きなんだけどさ。

この曲は、そういう描写的な感じはしないんだよな。

ま、サビの部分の ♪ 熱いJuice しぼりだす ぶったおれるまでやりきる〜 ♪ って言うくだりは描写的だけど・・・


ただ、チャート的には、少し下降線を辿りつつあった頃ですね。
売り上げとしては、この曲ではまだ67万枚強あったものの、ベストテン内は3週しか居なかったからな。

まあ、この曲がリリースされた翌週が、2000年夏の陣・・・と言うべく、サザン、ラルク、GLAYなんていう、当時の超グレイトバンドが、同時リリースなんていうとんでもない週になってしまったため、1週前リリースだったB'zは吹き飛ばされた・・・とも言えるけど。。。
それにしても思ったよりは、タンパクなチャートアクションになっちまった印象が強いんだよな、この曲。

ちなみに、この曲でオリコン25作連続1位獲得・・・と、それまでの松田聖子の24作連続を抜いて歴代1位になったB'zだけど、今振り返ってみると、それほど大々的なニュースにはならなかったような気がするな。
 まあ、オリコンチャートも曲がり角に差し掛かってきてた頃だったからな、当時。




この曲と言ったら、札幌でのゲリラライブでのこのPVだろうな。
16年前の今頃、このPVは何回見たか分かんないくらい見てたよなぁ・・・。

でも、ようつべには1分15秒バージョンしかないんだよな・・・。
それじゃ淋しいんでね、フルバージョンの別動画をひとつ





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愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない / B'z

1993_04_愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない







今回の1曲セレクトは、「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない 」B'zです。

まずはデータですねん。

・タイトル     愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない
・アーティスト   B'z
・作詞       稲葉浩志
・作曲       松本孝弘
・編曲       松本孝弘 明石昌夫
・リリース日    1993年3月17日
・発売元      BMGルームス、バーミリオン
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数  202.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1993年3月29日〜5月31日 2003年4月10日〜4月17日付
・タイアップ:日本テレビ系ドラマ「西遊記」主題歌

 昨日は1日何も書かなかったんだけど、アクセス数はシヴィアーなんだよね。1日書かないとアクセス数は「ドン」と落ちる。
 やっぱり、みなさんつねに新しい記事を求めてるんでしょうかねぇ。

まあ、ネットで情報を発信するようになった10数年前なら、まだ30代になったばっかで若かったしバイタリティもあったんで、毎日書いても平気だったけど、もうすぐ五十路も見えてきた年なんでね、そろそろケツ振って無理やり書くんではなく、マイペースで書いていきますよ。

・・・とはいうものの、1日書かないと、ソワソワしちゃう貧乏性なもんで、今日は何か書かなきゃな・・・と。

でもって当初は、また80年代の曲を書こうと思ってたんだけど、ここんところ80年代の曲に偏っているとろこがあったんで、今回は、目先を変えてこの曲を持って来ましたわ。

B'z 「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない 」

B'zなんて書くの、いつ以来だろ?  なんかひっさしぶりのような気がするな。

昔のからのネット上の友達なら、アンチ「B'z」と見られているかもしれないな。うん、一時期はかなり目の敵のように書いてたからさあ、B'zは。
 でも、それは、2000年の「今夜月の見える丘に」の件があったからで、それ以前、こと90年代中盤くらいまでは、むしろ好きだったんだよね、このヒト達の曲は。

まあ、当初はTMのパクリだあ、なんだかんだぁ・・・と感じた事はあったけどさ。

さて、今回セレクトしてきた「愛のままに〜」は、93年の第1弾シングルだったわけだけども、まあ、兎に角「タイトル」が長げぇ・・・・ってことが、まずもって最初のインパクトだったよなぁ。

っつうか、この頃のビーイング系のタイトルは、こんなのばっかだたもんな。 まあ、一つのトレンドだったっていうかね。

 そして、この頃がビーイングの「黄金期」のピークだったんだよね。

逆に言えば、アンチB'z・・・とかではなく、アンチ ビーイングになりかけていたような気がする。まあ、ヒットチャート上位を見てみるれば、どこを向いてもビーイング系・・・って感じで、正直、食傷気味だったんだよな。

 ビーイング系の曲って、ロック系なのに、それでいてキャッチーじゃない? しかも1曲1曲、音数の多い高カロリーな楽曲ときたもんだ。
 だからね、1曲1曲が、チャート上に散在しているなら、まだ耐えられる曲調なんだけとぢ、これが、固まって何曲もチャートインしてると、とたんに「胃もたれ」を起こしちゃう訳なんですわ。

モスバーガーだって、時々食うからウマいけど、毎食食ってたらイヤになるでしょ。それと一緒でさ。

そんな最中の、この曲だったけどわけだけど、正直ね、ヘンな曲・・・なんて最初は思ったな。 イントロからして、4,7抜き、中国音階だしさ。

まあ、この曲がドラマ「西遊記」の主題歌だったから・・・っていう単純な理由からそうなったんだろうけど。
そうね、79年の「西遊記」の時のゴダイゴと同じってわけですよね。 そそそ、ゴダイゴの「モンキーマジック」。

でもねぇ、ワタシら世代は、西遊記ときたら、やっぱし79年のゴダイゴの方な訳で、だから、この曲は西遊記の主題歌で、だから、そんな中国風にしているっていのうは、どうも今一つピンと来なかったな。

ちなみに、個人的には、この頃は、ハードロックなB'zが好きだった。 うん、この曲の前の「ZERO」とかさ、次の年の「Don't Leave Me」とかは好きだった。

反面、ひとつ間違えるとTMのパクリになっちゃいそうなポップ系な曲は、そんなに好きじゃなかったんだよな。

そう言う意味では、この曲は、それほど好きな部類じゃなかったな。


ただね、曲そのものより、むしろ、チャート上の争いの方が面白くてね。 
この曲、ちょうど、CHAGE&ASKAの「YAH YAH YAH」とリリースが2週間しか違わなかったんで、この2曲による、チャート争い頂上決戦は、迫力がありましたね。
なにせ、どちらの曲とも200万枚オーバーのダブルミリオンを記録したメガヒットですから。

そして、B'zにとっても、唯一のダブルミリオン達成シングル。・・・と書くと、もしかすると意外かも知れないけどさ。

まあ、ダブルミリオンは、1993年リリース版と2003年の再版モノとの合算で達成した数字なんで、ズルといえば、ズルかもしれないけどさ。



You tubeの公式ページからの動画なんで、消される心配はないと思うけどさ、1コーラスしかないのはなあ。。。。

あ、本文とは関係ないことなだけど、以前にも書いたことなんたけど、この年は花粉症が酷くてねぇ、この曲を聴くと、あの時の酷い花粉症を思い出して、いまでもムズムズしちゃいますわ。
 特にこの時期に聴くとね。。。。 昔に比べれば、大分症状は楽になったとは言え。。。。



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Easy Come Easy Go! / B'z

1990_10_Easy Come Easy Go!_B'z






今回の1曲セレクトは、「Easy Come Easy Go!」B'zです。

 まずはデータです。

・タイトル    Easy Come Easy Go!
・アーティスト  B'z
・作詞      稲葉浩志
・作曲      松本孝弘
・編曲      松本孝弘 明石昌夫
・リリース日   1990年10月5日
・発売元     BMGビクター
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   47.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1990年10月22日〜11月26日付
・タイアップ:「カメリアダイアモンド」CM曲

 B'zのオリコン連続1位記録は、一体いつまで続くんだろう・・・・。なんて、一時期は思ったもんだけど、最近は話題にも上がんなくなってきたよな。
 まあ、最近はオリコンチャートの信ぴょう性も大分落ちてきたし、そもそもB'z自体、あんまりシングルをリリースしなくなったしな。

 しかし、振り返ってみれば初めて1位取ったのが、1990年6月25日付の「太陽のKomachi Angel」だから、あのとき、生まれた赤ちゃんが、今年25歳になってる。。。っていう勘定よ。当時、ワタクシは21才だったわけで、あの時のワタシの年齢よりも上なんだよな。そう考えると、なげーあいだ1位取り続けてるよな。
 ちなみに、初めて1位を取った時の売上げ枚数は、52,080枚。もちろん、初登場1位なんだけど、今のB'zの初登場レベルからしたら、かなり低レベルだわね。 

 ・・・ということで、初めて1位を取った90年の今ごろの曲を持ってきましたぞ。

 Easy Come Easy Go!


この曲は、「太陽のKomachi Angel」の次の曲だから、B'zにとっては2曲目の1位獲得曲。
 この当時、まさか、将来にわたって、こんなことになるなんて、夢にも思ってなかった時代だな。

 なんせ、あのころのB'zは、TM NETWORKの2番煎じに過ぎない・・・って思ってたから。
感覚的に言うと、その後のaccessとかSURFACEとか、そんな感じだったんだよね。存在自体が。

 最近、初期のB'zを知っている方も、だんだんと少なくなってきているから、書いとくけど、ホントに、TM NETWORKのコピーみたいだったのよ。

 今のB'zからすると、まーったく曲想は違いますね。

 まー、その辺はさすがにビーイング、ヒトのおいしいところを持ってくるのは、得意中の得意。。。
 ・・・っていうか、それがビーイングのお家芸でしたからね。

 今聴くと、笑っちゃうくらい、TM NETWORKなB'zですよ。

 例えば、「太陽のKomachi Angel」だったら「DIVE INTO YOUR BODY」(89年)あたりを下敷きにしてるんじゃない?

 それと、「BAD COMMUNICATION」は、「COME ON EVERYBODY」(88年)。

 ♪ Hey hey say you love it〜 ♪ のサビの部分、そのまま
 ♪ Come on everybody  〜 ♪ と歌えますぞあせあせ

 まー、かなり確信的にコピーしてたような感じがしますね。

 結局さ、あの時代・・・89年〜90年あたりって何だかんだいって、TM NETWORKなサウンドが、最新でもっとも受け入れらてたってことなんですよね。

 まあ、それでもそのままコピーしても、すぐ見破られちゃうわけで、TMに比べたら、音圧を厚くして、やや、松本氏のギターを前面に押し出した形になっているけど、でも、かなり研究した後は感じられるなぁ。コード進行とか。
 今のB'zとは全然違いますよ。むしろ小室に近い。
 
 現在のギンギンギターサウンドとは程遠いし、稲葉氏のボーカルもかなり抑えてるよね。シャウトは一切なしで。。。
 何分、宇都宮氏は、シャウトしないヒトだったんで、あえてその辺を、考慮してかなり抑えてたんだろう。


 
 で、この「Easy Come Easy Go!」もその延長線上にあるような曲ですね。
 この曲は、TMのどの曲を下敷きにしているのかは、ちょっと不明なんだけど、シンコペーションを多用したメロディラインは、小室氏のメロディラインを彷彿させるよなぁ。
 B'zがシンコペーションなんて、いまでは考えられないもんなぁ。

 ただ、メロディのアクの強さ、いい意味でのキャッチーさは、この曲あたりから出始めている。まあ、この辺は、ビーイングお得意のメロディパターンね。

 お客さんをぐぐっ・・・と掴んで離さない様なメロディライン。

 そんなメロディが、深夜を中心に、まあ、何度も何度もテレビから流れてくるんだものね。

 そう、ここでも今まで何回も書いてきたけど、この曲も「カメリアダイヤモンド」のCM曲だったんだよね。

 兎に角、あの頃の「カメリアダイヤモンド」のCMは、ゲリラ的だったもんなぁ。
 ゴールデンタイムにはあんまり流れないものの、深夜帯には、どこの局でも、かなりの頻度で流れてたぢゃん。

 タイアップ曲にとっては、ほんとにおいしいCMでしたよね。しかも、メロディラインが、これでもか! って言うくらいの強烈にキャッチーな曲ばかりだったから、余計目立つんだよね。

 一種の魔法をかけられちゃう・・・・って感じで。。。

 あ、正直言って、私も、そんな魔法をかけられた一人デス。


 この曲は、すぐ気に入っちゃったもの。 まだ、あんまり、B'zを知らない頃で、どこの「あんちゃん」たちが歌ってんだろ?

 って、初めは思ったもんだよ。

 だから、B'zとの。正式な初めての出会いは、この曲からってことになるのかな。(「太陽のkomachi Angel」はあまりにTMすぎて、まともに聴いてなかった)

 そんなB'zが、TM NETWORKの「仮面」をはずすのが、翌91年の「ALONE」あたりからかなぁ。現在のようなハードロックなB'zになったのは、この間も書いたけど、92年の「ZERO」からですねシングルでは。

 この頃になると、ミリオンセラー連発するくらいビッグな存在になり、完全にTM NETWORKより自分たちのほうが上だ・・・っていう自信も感じたんでしょうな。

 そして、そんなB'zにワタシも肯定的だったんだよね、あのころは。 否定的になったのは、レイト90'Sに入ってから・・・。 で、完全否定になったが2000年でしたね。




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ZERO / B'z

1992_10_ZERO_B'z






今回の1曲セレクトは、「ZERO」B'zです。

 まずはデータです。

・タイトル     ZERO
・アーティスト   B'z
・作詞       稲葉浩志
・作曲       松本孝弘
・編曲       松本孝弘 明石昌夫
・リリース日    1992年10月7日
・発売元      BMGビクター
・オリコン最高位  1位
・売上げ枚数    131.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1992年10月19日〜11月16日付

 90年代の代表選手としてB'zが居ることは、異論が無いところなんだけど、いままで、このヒト達の曲ってあんまり書いてなかったんだよなぁ。
まあ、いまも「現役」のアーティストっていうこともありーの、まだ、このヒト達の曲を書く段階でもないか・・・と思ってるところもあったりして。

・・・なんていうのは、言い訳なんだけど、いやね、その昔、例の「今夜月の見える丘で」のリリース日変更「事件」で、某掲示板で、おもっいっきり批判したときゃ、刺された、刺されたふらふら
 あの頃は、まだ、刺された時の交わし術とかしらなかったからさあ、最後には「白旗」上げちゃったけど。。。

 まあ、そのくらい、このヒトたちが好きな人は、好きだってことですわ。

 それからというもの、あんまりB'zを話題に上げなくなったワタシなのですわ

 その前に、なにかとB'zに対して「批判的」なワタクシですが、最初から「批判的」だったわけじゃないのよ。
 ま、これに関しては前にも書いたけどさ、90年代中盤位までは、むしろ、好きなヒトたちだったんだよね。何だかんだ言っても、初期のシングル音源は一応、だいたい持ってるし。。。


 今回ひっぱってきた「ZERO」なんかは、結構、応援傾向だったのよ。

 いや、それまでのB'zって、もっとTM NETWORKの2番煎じ見たいでさあ。音はポップでもっと軽かったし、松本のギターよりも、キーボードが前面に立ってたんだよね。

 だからね、このまま行ったら潰れるなって思ってんだよね。ま、たしかに当時は売れてたけどさ、それは、B'zっていうよりも、TMっぽいところから売れてたような感じもしたし。

 だから、この曲で、本格的にハードロック路線を持ってきたときは、個人的には歓迎だったな。

 ようやく、このヒトたちらしい路線の確立に動き出したか・・って思ったし、なにより、カッコよかったしな、この路線が。うん、新鮮だった。

 もうその一言に尽きるね。

 当時、しょっちゅうやってたカラオケでも随分、歌ったな、まったく合わないんだけど。。。ふらふら

 特に、間のラップの部分・・・・。何言ってるか、わかんないだもん。。。あせあせ


 うーむ、他の人の受け売りだけど、実際、あの部分は

人のすることに文句ばかりつける
ノンキ女だきゃ 避けて通りたいけど
自分だって悩める人の心情
理解した気で余裕綽々!
鏡覗いて見りゃ 昔と変わらん
same ol' 田舎モン
Hey! 冷や汗かき
踊ってる踊ってる
おかしいね HA HA HA HA・・・


って言ってるらしいねぇ。。。 まあ、なんかの参考にでも。。あせあせ


ちなみに、一転、アンチ・・・になったのは、もちろん、↑のあの一件からなんだけどさぁ。
 


公式チャンネルの動画なんで、音は良いんだけど、1コーラスしかないんだよな。。。



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