まずはデータです。
・作品タイトル 香水
・アーティスト名 瑛人
・作詞 EITO
・作曲 EITO
・リリース日 2019年4月21日
・発売元 Tunecore Japan
のっけから、今最も注目な曲といったら、今回引っ張ってきた、瑛人の「香水」っていう曲ではないですかね。
ここ数週間、Spotityのバイラルチャートでいきなりの1位。それとともにネット配信界隈では、これまで圧倒的な力を見せ続けてきたあのヒゲダンを抑えて首位と、今や飛ぶ鳥を落とす勢いでチャートを駆け上ってきている1曲ですわ。
まあ、それ以前に、今、若者の間で大人気となっているTikTokを中心に、歌ってみた、あるいは弾いてみた動画による、いわいる口コミが広がっており、その口コミが、ここ数週間ネット配信を中心に爆発している・・という動きではあるんだけども。
こう見てみると、今時のヒットの仕方なんだよなぁ・・っていうのは、改めて感じますね。
長年ヒット曲を追いかけてきているといっても、50を過ぎた身としては、TikTokなどのツールからの口コミによるヒットっていうのは、ワタシらが10代20代の頃は、考えられなかった広がりだからさあ。 言ってみれば個々からマスへの広がりってわけじゃん、これがどうも想像がつかないんだよね。
ワタシらが10代20代の頃は、例えばラジオから流れてきた曲を聴いてとか、雑誌を見てとか、あくまでマスメディアから発信された「情報」からの口コミっていうのが「デフォルト」だったわけじゃん。
だからさ、「歌ってみた」とか「弾いてみた」のような個々人で楽しむような手段からの広がり方っていうのがよくわかんないんだよね。
ぢゃ、実際の曲はどうなんだ・・・というと、正直、曲調的にはひねったようなところは感じない。
ほとんどが、 F⇒G⇒C という循環コードで曲が進んでいく、あくまでストレートでフォーキーな曲調だ。
いや、こんな、単純でストレートな言ってみれば誰にでも弾けそうであり、かつ歌えそうな曲調だからこそ、みんなこぞってこの曲をカバーし「弾いてみた」「歌ってみた」という動画が多数アップされてきたんだろう。 で、結果的にそれが、昨今のネット配信での人気につながっていんだと思う。
これは、毎回完成度が高い曲調を聴かせてくれることで、今やトップバンドとなったOfficial髭男dismとは真逆のような印象がありますね。
個人的には、どちらが分かりやすいかといえば、やっぱりヒゲダンなんだよね。
ヒゲダンってある意味昔ながらの正統派な曲の聴かせ方なんだよね。それだけに古い人間のワタシとしても分かりやすいし、安心感もある。
一方、この瑛人の「香水」っていう曲は、曲調が単純なだけに、逆に古い人間の私にはわかりにくいというかねぇ。。なんか矛盾な書き方なんだけど、言ってみればどうしてこんな単純で、一見シロウトっぽい曲が受けるんだろう・・っていうころが逆にわかんなくなったりして。
シウロトっぽい曲の方が、若い方には安心感があるんだろうな、きっと。フォーキーな曲は特にさ。
一つ前のトピックスで、ヒゲダンの「I LOVE...」がワタシのランキングで14週連続1位の新記録を作ったのに、もろ手を上げて喜べないと、少し後ろ向きに書いたのは、じつは、この「香水」が今週の私のランキングでは、ランクを下げたことが一番の理由なんだよな。
あっという間にネット配信を制したこの曲には、正直期待をかけていたところがある。
ヒゲダンの「I LOVE...」に引導を渡すのはこの曲だろうってさ。
↑で書いたように、ネット配信界隈、特にサブスクリプションでは圧倒的な強さを発揮しているこの曲であるんだけども、ラジオランキングなどのいわいる既存メディアでの認知は、まだ高くない。
それだけに、「総合チャート」である私のランキングでは今週上位にランクアップし、ヒゲダンの牙城をどこまで追い詰めるか・・というどころか逆にランクを下げてしまった。
来週以降、再び巻き返してくるのか、それともここまでなのか・・というのき、まだよくわからないけども、少なくとも今以上にヒットの広がりを見せるには、ネット配信だけでなく既存メディアへの認知っていうのが必至だろうな。結局は、それによって本格的なヒットの広がりを見せるわけだから。
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