
今日の1曲セレクトは、「二人の夏」愛奴です。
まずはデータです。
・タイトル 二人の夏
・アーティスト 愛奴
・作詞 浜田省吾
・作曲 浜田省吾
・編曲 不明
・リリース日 1975年5月1日
・発売元 CBSソニー
・オリコン最高位 ランクインせず
・売上げ枚数 0枚
暑い日が続くのう。今日は、ワシんとこ、35℃まであがって「猛暑日」になったぞよ。
こんな日でもワタシャ、クーラーを入れず、扇風機だけで凌いでいる、夏の日ですぞ。
あ、だけど、そんな「汗」っかきな夏をすごしているんで、体調はすこぶるよいのよね。この間も書いたけど、クーラー病にもならず。 やっぱり、夏は汗かかなきゃダメだーね。
さてさて、こういう「猛暑」な日は、やっぱし、「夏」っぽい曲を持ってきましょうよ。
って、これまでも散々そんなこと言ってますが・・・

それでも、たまにゃ知ってるヒトしか知らないって曲もいいじゃないの。
兎角、夏ウタっちゅうと、サザンとかTUBE

うん、そういう、「人気」な曲に、まず、入ってこないだろう・・・けど、いい曲っていうのもさ。
・・・ということで、愛奴の「二人の夏」なんてどぉ?
なに? 「ふたりの夏物語」じゃないのかって? バカモノ。。。
・・・ぢゃないのですよ。 れっきとした「二人の夏」っていう曲です。
まあ、上で書いたように、知る人ぞ知るっていう、夏の名曲なんだけどさ。
あー、なにより、「愛奴」っていうヒトたちから知られてないか・・・。
ハイ、浜田省吾氏が、むかーし、組んでいたバンドでございます。
そそそ浜田省吾氏って、元からソロじゃないのですよ。
もともとは、吉田拓郎氏のバックバンドから始まっているんだよね。そのときのバックバンドが「愛奴」ってわけですわ。
うん、吉田拓郎氏がCBSソニーに在籍してたころですね。時代背景としては。
で、75年に吉田拓郎氏は、自らフォーライフを立ち上げて、CBSソニーから離れることになるんだけど、愛奴は、そのまま残って、バンドとして、この曲で正式デビューしたって訳ですわ。
・・・といっても、いまや、伝説的なバンドの一つと言ってもいいだろうな。 なにせ、ベスト100に入ったレコードがない。。。
・・・ということで、過去のオリコンを漁っても出てこないんですわ。
しかも、あの浜田省吾氏がドラムを叩いてたっていうのも、にわかにちょっと信じられなかったりして。。。
ところで、肝心の曲の方なんだけど、これがね「絶品」。 とてもオシャレなんですわ。うん、1975年っていう時代背景を考えても、あのころに、こんな曲があったの? って最初聴いた時は、軽く衝撃だったな。
どうしても70年代中盤っていう時代背景、それと、その後の「浜省」っていう事を考えると、もっと重たい曲を想像しちゃってたもの。
そそそ、「路地裏の少年」とか「MONEY」とかさ。。
でも、そういう、肩にズシンと来る、重石のような曲調は、この曲を聴く限りでは、全く欠片も見当たらない。
うん、とっても「ビーチボーイズ」よ。あ、いや、オールディーズか。。。三連の軽いタッチの。しかも、コーラスポップだし。。。
でも、考えて見れば、当時、既に山下達郎氏のシュガーベイヴもいたわけだから、これに近い、アメリカンポップスな音楽をやってたヒトたちは、居たってことだよね。
ただ、それがまだ、商業的にどうか・・といえば、まだまだ、日本の音楽では、確立されていない頃で・・・。だから、一般には、広まらないで終わっちゃった・・・っていう。とっても、残念な時代にリリースされた一曲・・というわけだね。
たださ、80年代の後半に一度、少しだけ再注目されたことがあったよね。実は、ワタシもその頃、聴いてるんだけどさ。この曲。
86年だっけね、再リリースもされてるんだな、これが。
まあ、ヒットまでは至らなかったけどさ。
しかしながら、こういう夏ウタな曲もあるよん・・・ってことで、今回、改めて、ひっぱり・・・。
よろしかったら、ポチッと押してね
