かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

浜田省吾

二人の夏 /愛奴

1975_08_二人の夏_愛奴






今日の1曲セレクトは、「二人の夏」愛奴です。

 まずはデータです。

・タイトル    二人の夏
・アーティスト  愛奴
・作詞      浜田省吾
・作曲      浜田省吾
・編曲      不明
・リリース日   1975年5月1日
・発売元     CBSソニー
・オリコン最高位 ランクインせず
・売上げ枚数   0枚

 暑い日が続くのう。今日は、ワシんとこ、35℃まであがって「猛暑日」になったぞよ。
 こんな日でもワタシャ、クーラーを入れず、扇風機だけで凌いでいる、夏の日ですぞ。

 あ、だけど、そんな「汗」っかきな夏をすごしているんで、体調はすこぶるよいのよね。この間も書いたけど、クーラー病にもならず。 やっぱり、夏は汗かかなきゃダメだーね。


 さてさて、こういう「猛暑」な日は、やっぱし、「夏」っぽい曲を持ってきましょうよ。

 って、これまでも散々そんなこと言ってますが・・・ふらふら


 それでも、たまにゃ知ってるヒトしか知らないって曲もいいじゃないの。

 兎角、夏ウタっちゅうと、サザンとかTUBE
 うん、そういう、「人気」な曲に、まず、入ってこないだろう・・・けど、いい曲っていうのもさ。


 ・・・ということで、愛奴の「二人の夏」なんてどぉ?

 なに? 「ふたりの夏物語」じゃないのかって? バカモノ。。。

 ・・・ぢゃないのですよ。 れっきとした「二人の夏」っていう曲です。


 まあ、上で書いたように、知る人ぞ知るっていう、夏の名曲なんだけどさ。


 あー、なにより、「愛奴」っていうヒトたちから知られてないか・・・。

 ハイ、浜田省吾氏が、むかーし、組んでいたバンドでございます。
そそそ浜田省吾氏って、元からソロじゃないのですよ。

 もともとは、吉田拓郎氏のバックバンドから始まっているんだよね。そのときのバックバンドが「愛奴」ってわけですわ。

 うん、吉田拓郎氏がCBSソニーに在籍してたころですね。時代背景としては。

 で、75年に吉田拓郎氏は、自らフォーライフを立ち上げて、CBSソニーから離れることになるんだけど、愛奴は、そのまま残って、バンドとして、この曲で正式デビューしたって訳ですわ。


 ・・・といっても、いまや、伝説的なバンドの一つと言ってもいいだろうな。 なにせ、ベスト100に入ったレコードがない。。。
 ・・・ということで、過去のオリコンを漁っても出てこないんですわ。

 しかも、あの浜田省吾氏がドラムを叩いてたっていうのも、にわかにちょっと信じられなかったりして。。。


 ところで、肝心の曲の方なんだけど、これがね「絶品」。 とてもオシャレなんですわ。うん、1975年っていう時代背景を考えても、あのころに、こんな曲があったの? って最初聴いた時は、軽く衝撃だったな。

 どうしても70年代中盤っていう時代背景、それと、その後の「浜省」っていう事を考えると、もっと重たい曲を想像しちゃってたもの。

 そそそ、「路地裏の少年」とか「MONEY」とかさ。。

 でも、そういう、肩にズシンと来る、重石のような曲調は、この曲を聴く限りでは、全く欠片も見当たらない。

 うん、とっても「ビーチボーイズ」よ。あ、いや、オールディーズか。。。三連の軽いタッチの。しかも、コーラスポップだし。。。

 でも、考えて見れば、当時、既に山下達郎氏のシュガーベイヴもいたわけだから、これに近い、アメリカンポップスな音楽をやってたヒトたちは、居たってことだよね。

 ただ、それがまだ、商業的にどうか・・といえば、まだまだ、日本の音楽では、確立されていない頃で・・・。だから、一般には、広まらないで終わっちゃった・・・っていう。とっても、残念な時代にリリースされた一曲・・というわけだね。


 たださ、80年代の後半に一度、少しだけ再注目されたことがあったよね。実は、ワタシもその頃、聴いてるんだけどさ。この曲。
 86年だっけね、再リリースもされてるんだな、これが。

 まあ、ヒットまでは至らなかったけどさ。

 しかしながら、こういう夏ウタな曲もあるよん・・・ってことで、今回、改めて、ひっぱり・・・。




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悲しみは雪のように / 浜田省吾

1992_02_悲しみは雪のように_浜田省吾











今回の1曲セレクトは、「悲しみは雪のように」浜田省吾です。


まずはデータです。


・タイトル     悲しみは雪のように
・アーティスト  浜田省吾
・作詞       浜田省吾
・作曲       浜田省吾
・編曲       星勝
・リリース日   1992年2月1日
・発売元     ソニーレコード
・オリコン最高位 1位
・売り上げ枚数  170.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1992年2月10日付〜5月11日付
・タイアップ:フジテレビ系ドラマ「愛という名のもとに」主題歌

 
この間から、今まで書いてて当然だけど、まだ書いてなかった曲シリーズ。今回は、これです。


浜田省吾 「悲しみは雪のように」


えーーーーーーーーっ!!! だよな。このクラスの曲ともなると。

なんせ、売り上げ170万枚の曲をですよ、今まで書いてなかったなんてね。


いや、この曲はハッキリと覚えてるんだけど、1曲セレクトファーストシーズンの時は、この曲食傷気味でねぇ。わざと書かなかったんですよ。


なんせ、この曲は、ヒット当時、聴くと吐き気がするくらい聴いたもんなぁ。ベストテン無いだけでも3カ月もランクインしてた超ロングヒットだったこの曲、兎に角、毎週毎週ベストテン番組でも聴いてたし、自分でCD買っても聴いてたし、カラオケでも歌ってたし、もちろん、ドラマ「愛という名のもとに」も毎週見てたし・・・ってな具合に、当時聴かなかった日がないくらいだったもの。


その反動が出て来てたんだよなぁ。


まあ、未だに、進んで聴こうとは、あんまり思わないんだけどさ。。


この曲は、もともと1981年のアルバム「愛の世代の前に」の1曲だったものを、ドラマ「愛という名のもとに」のためにリメイクして、シングルカットしたってのは、有名な話。


 でも、なぜに、浜省までが、フジのドラマの主題歌? っていう疑問は、当時も多少ありましたね。
 前年の、小田和正から始まって、チャゲアス、そして、この浜省・・・と、次々とベテラン「大物」アーティストがフジのドラマの主題歌に起用。

 起用された主題歌は、ことごとくミリオンセラーっていう流れは、どうなのかなぁ・・・っていうのは、この曲くらいから思い始めてたな。


 それでも、やっぱ、キャッチーなメロディには勝てなかったんだよね。

当時は、カラオケボックスの全盛期。カラオケで歌いたいがためにせっせとCDを買ってた時代だからさぁ、キャッチーなサビ、この曲だったら ♪ だれもが〜 wow wow wow 〜 ♪には、勝てなかったわけです。

 そそそ この ♪ wow wow wow〜 ♪ が歌いたいがためにCDを買ったもんなぁ。


・・・あれから20数年。 今になって冷静に考えてみれば、時代に踊らされていたなぁ・・・なんても思ったりして。

 でも、あの当時は、まだバブルの余韻が残ってたんだよね。実際はとっくにバブルは弾けてたんだけどさ、精神的にはまだまだバブルを引きずってましたよね。





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