かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

河村隆一

Come close to me / 上原多香子

1999_10_Come Close to me_上原多香子


今回の1曲セレクトは、「Come close to me」上原多香子です。

まずはデータです。

・タイトル    Come close to me
・アーティスト 上原多香子
・作詞      Я・K
・作曲      Я・K
・編曲      土方隆之 森本裕二
・リリース日  1999年9月29日
・発売元    トイズファクトリー
・オリコン最高位 3位
・売上げ枚数  21.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 6位
・ベストテンランクイン期間:1999年10月11日〜10月18日付
・タイアップ:カネボウ「海のうるおい藻」CM曲

えー、前回は・・・と言っても、「今朝」書いたばっかなんだけど・・・、岡田有希子さんを持ってきた訳でして。
「Love Fair」。 この曲を聴くと悲壮感を感じるって事で書いたんだけど、同じような感覚を覚えた曲が、ずーっと後にもあったんだよね。

今回は、そんな曲を持って来ましょうかねぇ。

上原多香子「Come close to me」

うーむ、果たしてタイトルを持ってきて、どれだけの方が「曲」を連想できるか・・・正直、大いに不安だったりするんだけどねぇ。

そもそも、上原多香子さんと書いて、「あー」って思いだせる方が今となっては、どのくらいいるのかなぁ。
うん、恐らくワタシより10〜15才位年下の方だったら、みんな知ってるかなぁ。

そそそ、SPEEDの4人の一人ですね。 まあ、SPEEDっつったら、国会議員になられた今井絵理子様がある意味、ことしの「顔」となられておりますが。。。

上原多香子さんは、今井さん、島袋さんのボーカル2人に対して、新垣さんとバックで踊っていた方なんで、あんまり表立っていなかったしね。しかも一番大人しヒトだったんで、今となっては忘れられている部分も多いかもしれないけど。。

そんな上原さんの、「ソロ」シングル第2弾が、この曲だったわけだ。

・・・というか、この年1999年は、SPPEDとしたグループ活動よりも、それぞれがソロとして活動していた部分が大きかったからねぇ。 みんなそれぞれがソロシングルだしていたし。。

その中で一番、際立ってソロ活動していたのが上原さんじゃなかったかなぁ。。 いや、そんなような印象が強いんだよな、個人的には。

そう思えたのは、恐らく、このヒトがソロでやっていた曲調が一番、個人的にはフィットしたからなのかもしれない。

そそそ、このヒト、ソロでは、SPEEDで見せていたようなアップチューンから180度異なる、スローテンポ主体の、お嬢さん路線だったじゃん。
あ、その辺がねぇ、どことなく80年代における岡田有希子さんとダブって見えたのかもしれない。

その中でも一番、引っかかったのが、今回引っ張って来た、第2弾の「Come close to me」だったな。

この曲は、もろネタ(下敷き)になった曲が分かっちゃったりするんだけどさ。 そそそ、どう聴いてもビートルズの「strawberry fields forever」だよね。しかも、間奏のトランペットは、「All You Need Is Love」だし。 
ところどころ「Lucy In The Sky With Diamonds」。

って感じで、めちゃくちゃビートルズ色が強い1曲。 うん、「サイケ」色が強いあたりのビートルズね。

プロデュースのЯ・K・・・・うんにゃ、LUNA SEAの河村隆一氏も優男の見かけによらず、結構エグイな・・・なんて思わせたりしてさ。 ここまですぐにネタばれする曲を持ってくるあたり。

っつか、当時はЯ・Kって、一体誰なんだ? って感じだったんだけどさ。。 ま、当たりは付いていたんだけど。。。 いや、この曲のバックを聴いてれば、すぐ分かっちゃうか。。。河村隆一氏って。

まあ、ビートルズほどサイケデリック色は強くないし、うーんと薄味、かつ、なんて言うのかなぁもっと暖色っぽいイメージ・・・そそそファンタジーの世界なんだ・・・のような曲調なんだけどさ。

兎に角、どこまでも優しい気持ちになる1曲なんだよな。 同時にどこか淋しさを覚えたりして。

みんなでワイワイとしながら聴く曲・・・というんじやなく、一人しんみりと聴く・・・。そう言うタイプの曲だったからかもしれない。

そそそ、その「シンミリ」と言う部分にも、岡田有希子さんの「Love Fair」に通づるモノを感じたのかもしれない。


個人的にちょうどこの頃、新卒で入った会社に退社の意向を申し入れ、受理されたころなんだよね。
この曲が引っかかって言うのは、そう言う事で、それまで張り詰めていた気持ちが、一気に解放されたってところも大きかったかもしれない。

それまでの何年かは仕事が優先で、音楽はある程度スポイルして来ていたところもあったし。 そんな緊張感から一気に解放されたって気分が強かったんだよね。

だからと言う事もないかもしれないけど、一時的に遠ざかっていたヒット曲も、この頃は、結構聴いてたんだよね。素直に聴けてたんだよなぁ。

もし、退社せずにあのまま続けていたら、この曲なんて素直に聴けてたかどうかは分かんない。 もしかしたら聴いてなかったかもしれない。 やっぱり気持ちの持ちようなんだよなぁ、音楽との接点って。

当時ワタシはちょうど30歳になったばかりで、そんなことも大分、感じて来ていた頃だったかもしれない。

同時に、本格的にネットとの接点を持ちだしたのもこの頃。

まだ、自分のサイトも掲示板も持っていない頃で、夜な夜な他のヒトの掲示板(BBS)に出没しては、当時のヒット曲について、辛口で書き始めたのもこの頃ですわ。 
それでネットでのダイレクトな反応に快感とシンパシィを感じ始めたのもこの頃だったと思う。

もしかしたら、この「Come close to me」についても当時1度書いたかもしれない。 覚えてはないんだけども。 

でも、まだ、ネットの世界で仕事をするっていうのは、全く考えても無かったなこの頃は。 うん、仕事をやめるっていっても、次の仕事の事は考えてなかったんだよね。 まあ、今考えると無謀・・というか、怖いもの知らずだったんだけどさ。若かったよね。





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I love you / 河村隆一

1997_03_I love you_河村隆一






今回の1曲セレクトは「I love you」河村隆一です。

 まずはデータです。

・タイトル    I love you
・アーティスト  河村隆一
・作詞      河村隆一
・作曲      河村隆一
・編曲      中村哲 河村隆一
・リリース日   1997年2月21日
・発売元     ビクター
・オリコン最高位 4位
・売上げ枚数   75.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 6位
・ベストテンランクイン期間:1997年3月10日〜4月14日付

 毎週、毎週新曲がリリースされているけどさ、ほとんど事前に予想しているような曲と、実際聴いた時のイメージってかけ離れていることが多いよねぇ。

 それが、よい方にかけ離れているってことは、正直言って少ないような気がするなぁ。

 特にグループで活動してたヒトがソロで、リリースした曲はさ、どうしてもグループでのイメージが強く残っちゃったりするから余計なんだよね。

 今日引っ張ってきた、河村隆一の「I love you」。これは、個人的には、あまりに聴く前のイメージとかけ離れててビックリしたんだよなぁ。未だに印象に残ってる。

 この曲を最初に聴いたのは、忘れもしないミュージックステーションですよ。

 タイトルは「I love you」なわけだけども、どうしてもLUNA SEAのイメージが離れなくて、またまた「DESIRE」とかみたいなマイナー、ビジュアル系ロック路線な曲なんでしょ・・って鼻から思ってたんだよね。

 で、いきなり、メジャー系でモロ、キャッチーなポップス路線なイントロが流れてきて、ビックリしちゃったんだよね。
 いや、マジで驚いた。 だって、河村隆一⇒LUNA SEA っていうイメージから、まったくこんな路線の曲が出てくるとは思ってなかったんだもん。

 うん、個人的には、大絶賛的に良い方に転んだ一曲だったな。

 よく、ナルシストが入っているようで、敬遠している方もいらっしゃるけど、何も考えないところで単純にいいんだよね。

 まだ、春と呼ぶには早い、早春の独特のまだ少しひんやりした温度感がいっぱいでさ。
 しかも、重くないでしょ。これから春に向かっての軽い重量感もいいし。

 今の季節にはピッタリという意味で絶賛ものだと思うのね。

 まあももちろん、河村隆一のナルが入った唄い方がハナに付くことは付くんだけどさ。

 うん、でも、しかし、このヒトがこういうポップ路線を行くとは思わなかったな。
 結局のところ、もともとはポップス路線が好きな人だったんでしょ。ま、ワタシと1つしか年違わないからな。同じような曲を聴いてきたんだろうな・・・っていう想像はつくんだけどさ。

 あ、でも、この当時のビジュアル系を含むロック系は、多くがそんな匂いがするな。
 そういう意味でなんとなくホッとする部分もあったりするんだけど、一方で物足りなさも感じるんだよね。

 結局は、自分の中にもともとあるものだったりするものが、単にここに出てきているだけだから・・・って言うのもあるからだと思うんだけどさ。


 ジャケット・・・・なんだか、意味不明なジャケットですね。
 



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