
今回の1曲セレクトは「DO IT BANG BANG」榊原郁恵です。
まずはデータでーす。
・タイトル DO IT BANG BANG
・アーティスト 榊原郁恵
・作詞 笠間ジュン
・作曲 佐々木勉
・編曲 大村雅朗
・リリース日 1978年10月1日
・発売元 コロムビア
・オリコン最高位 15位
・売上げ枚数 13.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 15位
月の変わり目って事もあるんだけど、はてさて、今回の1曲セレクトはどーすべーとちょっと迷ってたんですわ。
で、今、丁度1978年のデータを整理してまして、たまたま、この曲が目に入っちゃったのよね。
はい、この曲で決まり〜!
・・というわけで、「DO IT BANG BANG」です。
この曲は、あの大ヒット・・というより、榊原郁恵の中で一番のヒットとなった「夏のお嬢さん」に続く曲でして、作詞、作曲陣も、全く同じ、作詞 笠間ジュン氏、作曲 佐々木勉氏によるものですね。
ま、だから、サウンドのノリ的には、ほとんど、「夏のお嬢さん」と変わらずって感じですわね。
ただ、季節的な要素を考慮してか、全体的に、ややすっきりした軽い曲調なのかなぁ。 メロディラインは、ほとんど変わり映えしないんだけどね。
それでも、メロディラインのキャッチーさは変わらないかな。
うーん、この曲の場合、サビよりも、Aメロのつかみがいいんだよね。
♪ バイバイ グッパイ 女の気持ちわからない、人なんか とても付き合いきれない おバカさん ♪
の部分。最後の ♪ おバカさん ♪ のフェイクが、まあ、この曲のミソなのかな。
インパクト的には、ここに集中しちゃってるきがするなぁ。
それに比べてサビは弱いんだよね。
「夏のお嬢さん」のような
♪ アイスクリーム ユースクリーム ♪
のような、ちょっとふざけるけど、キャッチーなフレーズが少ない。
まあ、それに変わるのが
♪ DO IT BANG GANG DO IT BANG BANG ♪
になるんだろうけど、どうもつかみがねー。
そういうこともあってか、セールス的には、この曲で随分、失速しちゃいましたけどね。
それは、そうと、アレンジの小六禮次郎氏って、何年か前の大河ドラマの「功名が辻」のテーマ曲書いたヒトだよねぇ。
いまや、出世されましたが、37年前は、こんな歌謡曲のアレンジもされてたんですねぇ。
いま調べたら、NHK教育の「できるかな」のあの曲も、この方だったようで・・・・。
たださあ、前々から書いてるように、どうも、コロムビアが作るポップスって、垢抜けないんだよねぇ。
うーん、他のレーベルに比べて、何かが足りない。ま、一つは十年一昔のような音質もあるし、冒険心も少ないような気がするんだよなぁ。うーん、革新力の欠如っていうんですかねぇ。 これは、結局このあとの河合奈保子でも言えちゃっているよね。まあ、老舗として、大手レーベルの宿命っちゃ、そうなんだけどさ。
・・・などと、いろいろ書いちゃいましたが・・・・
単純に言うと、個人的には好きな1曲なんだよね。「夏のお嬢さん」に比べると、手垢が少ないしさ。
曲調的にも、くどくないから飽きが少ないんだよね。
・・・・なら、最初から、そう書けよ・・・
って感じだけど。。。。
あ、でも、ジャケ写はあんまり好きくないな。
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