かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

森浩美

$10 / SMAP

1993_12_10$_SMAP


今回の1曲セレクトは「$10」SMAPです。

まずはデータです。

・タイトル   $10
・アーティスト SMAP
・作詞                 林田健司 森浩美
・作曲       林田健司
・編曲      CHOKKAKU
・リリース日   1993年11月11日
・発売元     ビクター
・オリコン最高位 5位
・売上げ枚数  31.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 11位
・タイアップ フジテレビ系「夢がMORI MORI」オープニングテーマ

今でこそ超一流と言われるアーティストでも、デビュー当時は「超一流」ではなかった人たちは多い。
例えば、ミスチルだって、オリコンでベストテン入りを果たしたのは、デビュー4枚目シングルの「CROSS ROAD」からだったし。AKBだってオリコン1位に到達するまでデビューから3年8か月かかっていたりする。
後々「国民的」と言われるアーティスト人たちでも最初は苦戦してた人は多いんだよね。
むしろ、デビューの最初の最初から超売れっ子だった人たちの方が少ないだろうね。

今回引っ張ってきたSMAPも、最後は国民的アーティストと言われるようになったものの、最初は思ったように売れなかったアーティストですわ。

でも、最終的に「国民的」アーティストと言われるようになったからには、どこかにターニングポイントがあったわけなんだけど、今回は、そんなSMAPの最初のターニングポイントとなった曲を一つ。

「$10」

まあ、ここ読んでくださってくれている多くの方には説明不要の曲ですよね。
SMAPのデビューから10枚目のシングルですわ。

正直ね、個人的にはこの曲が出るまでは、SMAPっていう人たちはほとんど眼中になかったんだよね。

SMAPのデビューは1991年9月。 

ヒット曲界は、チャゲアスの「SAY YES」のモンスターヒットに湧きかえり、 槇原が「どんなときも。」で大ブレイクを果たしていたころだ。

ま、簡単に言えば、J-ROCKとシンガーソングライターの時代。 

対してアイドルはと言えば、80年代型アイドルはオタク化の進行が止まらず地盤沈下。「アイドル冬の時代」と呼ばれてた頃ですわ。

そんな時代の中デビューしてきたSMAPだったわけで、関心が行かなかったのも当然だったかもしれない。 そもそもデビュー曲の「Can't Stop」を聴いたときから、「あ、これはダメだ」と思ったんだよね。 80年代のジャニーズ・・・ま、具体的に言えば、光GENJIの後追いのような印象が強かったから。

時代の潮流に取り残されている。

そんな印象が強かったんだよな、デビュー当時のSMAPって。

ま、そんな印象は現実的なものとなり、デビュー曲の「Can't Stop」こそ、オリコン2位まで行ったものの、次第にジリ貧になっていく。4枚目の「負けるなBaby」に至っては、売り上げが10万枚に届かないという事態になったりして。

ただ救いだったのは、この人たち、それまでのアイドルの概念を打ち破って「バラエティ」に進出していたじゃん。しかも結構サマになってたりして。 
この人たちは音楽で売れなくても、バラエティでやっていけるよな。当時は、そんな風に思えたな。 ま、そのくらい、当時、楽曲の方は「アナクロ」だったんだよね。

そんな風に思えていた折リリースされた「$10」

最初に聴いたのは、やっぱり「夢はMORI MORI」だったと思う。

一発で、「あ、これは売れるかも」と感じたなぁ。

それまでのアナクロな楽曲から打って変わって、ブラコンの強烈なビート。 単純にかっこよかったんだよね。
光GENJIの亡霊・・とまでは言わないけど、それまでの曲ってどこか光GENJIを意識したような匂いを感じたんだよね。そんな光GENJIの後追いからの脱却感をまずもって感じましたね。

光GENJI以降のジャニーズの曲って、一つのフォーマットのようなものが出来上がっていたような気がするんだよな。そんなフォーマットをぶち破った1曲。
これぞ、90年代の新たな音楽という前向きな印象が強かった1曲。

この曲がリリースされたのは1993年11月。

ただね、ちょっと疑問なのは、このタイミングで、そんなジャニーズフォーマットをぶち破って、なんでこの曲を持ってきたんだろうっていうこと。

この時点で、光GENJIはまだ健在であり、光GENJIフォロワー的な位置にいたSMAPとしては、後追いを続てもおかしくなかったとも思うんだけどね。

ま、確かに、この「$10」を作曲した林田健司氏が、この曲はSMAPにあっているんじゃないかということで、SMAPに提供したタイミングってのも、もちろんあったんだろう。

でも、もし時代の変化のタイミングを捉えてのことだとしたら、SMAPはしたたかだったと思うな。

つまりさ、デビュー曲からそれまでの9曲は、究極的に言えば「おとり」だったということ。 
結局さ↑で書いたようにこの頃は、アイドル冬の時代であり、如何にジャニーズとはいえ盛大に売れることは難しい。
で、あれば、時代の変化が見えるまで、光GENJIフォロワーとして後追い的な曲でそこそこ売れればいいんじゃないかと言う読み。

なんて考えれば、80年代は1位獲得必須というジャニーズ、うんにゃジャニー喜多川氏が、オリコンベストテン下位が続いても我慢し続けていた理由が分かる。

でさ、1993年、時代の変化の兆しが見えてきたんだよね。

trfの台頭とダンスミュージック復権の兆し。

これを好機を見て、新たな流れをジャニーズに呼び込もうと、それまでのジャニーズにはなかったようなファンキーな「$10 」をシングルに起用したならば、SMAP陣営は、かなりしたたかに時代の流れを見ていたことになると思う。

まあ、あくまで想像ですけどね。

でもはっきりしているのは、この曲で初の売り上げ30万枚越えを記録したことですね。
そして、この曲を契機に売り上げは急上昇していく。 時代の流れをうまくつかんだわけですわ。




ところで、この曲がリリースされた頃、個人的には、当時オリコンウイークリー誌上で毎週開催されていた「チャートバトル」にのめりこんでいたころですね。
毎週毎週、「2週間先」のシングルベストテンを予想し、予想コメントを添えて、ハガキで応募する。で、ランキング5曲以上当たると、当たった人全員に1000円分の音楽ギフト券がもらえるっていう企画。
次の週ではなくて2週間先のランキングっていうところがミソで、これがなかなか当たらない。
なんせ、まだインターネットも普及していない時代だったしね。
毎週せっせと、オリコン提携店のCDショップに通って売上げチェックしてランク予想してたなぁ。
この企画には1回目から100回目まで2年間1度も休まずハガキ送ってましたねぇ。1993年の今頃、実は私が送ったハガキがチャートバトルに掲載されたりして、最高潮の頃ですね。

ちなみに、この「$10」がリリースされた週は、他に藤井フミヤの「TRUE LOVE」、X JAPANの「Tears」が同時にリリースされた週で、ランキング予想しやすかったのを覚えてるわ。
たしか、この週は音楽ギフト券、せしめたような記憶がある。
あ、そういえばミスチルの「CROSS ROAD」も同じ週リリースで、初登場9位の初めてオリコンベストテン入りを記録した週でもあるんだよな。 
そそそ、ミスチルの「CROSS ROAD」はチャートバトルで外したんだ。 まさかベストテン入りまでしてくるとは思わなかったんだよな。

でも、このチャートバトルの経験が、後に某着メロサイトで配信楽曲の選曲を担当することになって、直近の売れ行き予想をしつつ選曲するというところで役に立つことになるんだよな。何でも経験ですね。 


よろしかったら、ポチッと押してね
にほんブログ村 音楽ブログ J-POPへ
にほんブログ村

HAPPY AGAIN / 酒井法子

1988_10_HAPPY AGAIN_酒井法子


今回の1曲セレクトは、「HAPPY AGAIN」酒井法子です。

まずはデータですら。

・タイトル    HAPPY AGAIN
・アーティスト  酒井法子
・作詞      森浩美
・作曲      西木栄二
・編曲      船山基紀
・リリース日   1988年9月21日
・発売元     ビクター
・オリコン最高位 4位
・売上げ枚数  8.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 8位 
・ベストテンランクイン期間:1988年10月3日〜10月24日付
・タイアップ:日本自動車工業会キャンペーンソング

いやはやキツイ1週間どした。。。 
ウチの某「業界」は、四半期ごとに「繁忙期」がやって来るんだけど、10月はその「繁忙期」に当たるんですよね。
ちょうど、今週がその「山場」でして。。。そんな山場な時に祝日が挟まってたりしたもんだから、まあも大変ですわ。そんな訳で、今週はウチに寝に帰ってくるだけの生活だったわけでね。
ようやく週末と言う事言うことで、仕事から解放されて、今、この瞬間が一番「HAPPY」な時間かなぁ。思わず鼻歌なんか出てしまいそうですわ 

・・・ということで久々の「1曲セレクト」。 月曜以来ですかね、「1曲セレクト」を書くのは。

で、持ってきた曲、 のりぴーの「HAAPY AGAIN」。

ハッピーな時間には、ハッピーな曲を。。。っちゅうことで、いつもながら安易なセレクトですわな。。

だけんど、のりぴーの曲なんていつ以来かな  この1曲セレクトでは、あんまり書いてないんだよな。

まあ、個人的に、のりぴーの曲って当時も好んで聴いてなかったって言うのもある。いや、曲自体が悪い訳じゃなくて、なんかね、80年代終盤にもなると「アイドル」の曲に疲れてきちゃってましてね、触手が伸びなかったっていうのもある。 だからね、未だに、あんまり曲知らないんだよな。
のりぴーの曲って。

ただ、この曲がリリースされた1988年の、のりぴーの曲は、なーんか引っかかったんだよなぁ。 
この1曲前の「1億のスマイル」からさ。

やっぱり、曲自体弾けてたからかなぁ。このヒトの「キモ」は、やっぱり「明るさが弾けてる」っていうところなんだよね。
「夢冒険」とか、少し陰が見える曲なんかも人気があったけど、個人的には、それよりも、メジャー系の明るい曲が良いんだよな。
やっぱ、アイドルは「笑顔」が一番よ。

この曲も、そんな「1億のスマイル」に続いて、ハジけた曲だったからなぁ、好きだったな。
まあ、曲のインパクト、まとまり・・・って言う点では「1億のスマイル」程ではなかったけど、それでも引っかかりはあったよね。 まあ、メロディラインのインパクトは、「1億のスマイル」がチャゲアスの飛鳥涼だったのに対して、この曲は、無名の西木栄二氏(ただし、のりぴーの曲は結構書いてるんだよな)だったからなぁ、その差はあったかもしけない。
なんせ、当時の飛鳥氏は、「光GENJI」っていう後ろ盾もあって勢いがあったからなぁ。

ちなみに、この曲も、詞の内容的には「応援歌」的なイメージなんだよな。
この間書いた、浅香唯さんの「DREAM POWER」もそうだったけど、この時期・・・秋先・・・の曲って、わりと応援歌的な曲が多かったんですかねぇ。
 まあ、のりぴーの曲自体、それほどディープな恋愛観がある曲って言うのも少ないってところから、偶然だったかもしれないけど。




「ザ・ベストテン in 鹿児島」ですな。
そそそ、ベストテン史上、初めて視聴率が10%を「割った」・・・・という、伝説的な回ですわ
ちょうど、ウラで「とんねるずのみなさんのおかげです」のレギュラーが始まって、そっちに視聴率を取られたんだよね。 その影響をモロうけた・・・っちゅう。

あん時は「とんねるず」にはらわた煮えくりかえってたけど、今から考えると「ベストテン」も賞味期限切れてたんだろうなぁ。 ここから、よく1年間持たせたと思いますわ。


よろしかったら、ポチッと押してね。

にほんブログ村

DREAM POWER / 浅香唯

1989_10_DREAM POWER_浅香唯


今回の1曲セレクトは、「DREAM POWER」浅香唯です。

まずはデータでする。

・タイトル     DREAM POWER
・アーティスト   浅香唯
・作詞       森浩美
・作曲       吉実明宏
・編曲       中村哲
・リリース日    1989年9月27日
・発売元      ハミングバード
・オリコン最高位 3位
・売上げ枚数  9.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 7位
・ベストテンランクイン期間:1989年10月9日〜10月23日付

この間までの「残暑」もいつの間にか収まり、やっと秋の気配・・・とおもったら、今朝は、また「ジメッ」した少し蒸し蒸しするな。
でも明日は「秋晴れ」が期待できる・・・っつうことで、やっと秋本番ですかねぇ。

秋が来ると聴きたい曲がある。
ま、ばっと浮かぶのが、松田聖子の「風立ちぬ」や「野バラのエチュード」だったり、いかにも秋っぽい曲だったりするんだけども、個人的には、もうちょっと変化球的な「秋の曲」も聴きたくなってきたりする。

今回の1曲セレクトは、そんな1曲を持って来ましょうか。

浅香唯「DREAM POWER」


いやいや久々の「浅香さん」ですわな。

うーん、まあ、この曲が「秋の曲」であるかどうかは別として、曲の雰囲気としては「秋」っぽい曲だったからなぁ。
全体的に柔らかで、しっとり目の曲だったり。

ま、この時期にヒットとしていたって言うのが一番大きいですけどね。

実はねぇ、浅香唯さんの曲としては、個人的には、この曲「Believe Again」と並んで好きなんだよなぁ。
聴くとどこか元気になって来る。 そそそ、落ち込んだ時に聴きたくなる曲でもあるんだよな。

この曲がヒットしていた1989年の今頃は、正直、「胸突き八丁」な心境だったんだよね。
うん、大学受験。 

そう言えば、「Believe Again」の時は、「現役」の時の大学受験の時だったよなぁ。ヒットのピークは。
どうも、浅香唯さんの曲は、受験と縁があったような、個人的には。

でも、この「DREAM POWER」の時は、なにせ、2浪してたしさ、「後が無い」が状況での「秋」だったかんね、
でもさ、高校受験の時もそうだったけど、個人的にはどうも、「10月」って鬼門なんだよな。季節が良くなって来ると、どうしても中だるみで出てくる。
この時も、夏までは順調過ぎるくらい順調に受験勉強が進んでたのに、この時期、いきなり「息切れ」してきてさあ、ちょっと苦しんでたんですわ。

その時聴いた、この曲。

正直ね、元気が出た。 何か知らないけど元気が出た。

ぱっと聴き、それほどインパクトが強くないし、尖がったような曲でも曲じゃないんだけどさ。シングルのA面の曲というよりは、B面的・・・と言った方がいいような。

でも、ささった。  まあ、個人的にだけどね。

歌詞の内容的に「応援歌」的な曲だったじゃん。 普段は、あんまり刺さらないような曲でも、ああいう「追い込まれてきた」環境に居ると、そういう「応援歌」的な曲につい刺さってしまうような曲もあったりするんだよな。

それと、♪ OK   JUMPIN' IN THE DREAM〜 ♪ からのサビね。 この部分のメロディラインが好きなんだよなぁ。コードのメジャー展開をそのままなぞったようなメロディで、単純といえば単純なんだけども、そういうシンプルさに引っかかる時もあるんだよね。

う〜ん、でも、やっぱり、ああいう、ちょっと追い込まれた時期だった・・・って言うのが大きかったかもしれないなぁ。もし、これが順風満帆な環境に居たら、引っかかったかどうか・・・。

正直、89年の浅香唯さんって、前年の「大活躍」が嘘のように萎んじゃった時期じゃない 
個人的にも、前曲の「恋のロックンロールサーカス」とか、ほとんど聴いてなかったからなぁ。うん、はっきりいって、「旬」は過ぎたか・・・って感じだったのよ。だから、本来なら自分の中でもフェイドアウトだったと思うんだけどね。

ただ、全体的な人気・・・という点では「下降線」は止められなかった訳で。。
87年の「虹のDreamer」以来長らく続けてきた、売り上げ10万枚っていうのも、この曲でついに途切れてしまったんだよね。
まあ、オリコン的な順位は、この曲は3位まで行ったけど、初動だけで後が続かない3位なんでね。逆に言えば、3位まで行った方が不思議なくらいだったんだけど。  

それでも、未だにこの曲を聴くと、あの切羽詰まってきた心境が甦って来るんだよなぁ。



むむむ、この曲の頃はバックバンドついてたんだな。生で歌っているところ初めて見たような・・・。
まあ、演奏はカラオケっぽいが・・・・。(ん? 一応 生演奏?)
この頃は、歌番組ほとんど見てなかったからなぁ。ちょうど「ベストテン」が終わった頃で、そう言う意味でもぽっかりと空洞が出来ていた時期だ、気持ち的にはね。
これは「夜ヒット」だけど、「夜ヒット」も見てなかったしな。

ま、その前に「受験勉強」の方が大事だった頃なんで。。。。


よろしかったら、ポチッと押してね
にほんブログ村

青いイナズマ / SMAP

1996_08_青いイナズマ_SMAP


今回の1曲セレクトは、「青いイナズマ」SMAPです。

まずはデータです。

・タイトル    青いイナズマ
・アーティスト    SMAP
・作詞      森浩美
・作曲      林田健二
・編曲      CHOKKAKU
・リリース日   1996年7月15日
・発売元     ビクター
・オリコン最高位 1位
・売り上げ枚数 81.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1996年7月29日〜9月23日付

昨夜は、久々に家でビールを飲んだら(痛風が怖いんでプリン体「0」の発泡酒だけど)早々に眠くなり、10時前に寝てしまった。 ま、そんなこともあり5時前に目が覚めてしまったわけで、こんな時間に1曲セレクトを書いていまする。。。

しかしね、朝一発目でPCを立ち上げて、目に飛び込んできたネットニュースが「SMAP解散」と言う文字。

うーむ、早朝早々、デカイ芸能ニュースが飛び込んできたな。

今年初めの「解散騒動」は収まったか・・・と見えたが今回はモノホンらしいな。
やはり一度、「煙」が上がったところから、元の鞘に収まるという事は難しかったらしいわな。

今年の年末12月31日をもって、正式解散の由。
12月31日をもって・・・ということは、今年の紅白が最後か・・・とすぐに思ったけど、どうも気持ちの切り替えが困難ということで、早々に紅白も辞退らしい。

まだ朝早いんでそんなに騒がれては居ないけど、すぐにワイドショーは、この話題一色になるんだろうね。

まあ、グループはいつかは解散するもの。しょうがないんじゃないんですかねぇ。
逆に言えばデビュー以来25年も、グループを維持してきただけでも「稀」なことですからね。


今回の1曲セレクト、実はジャニーズの別のヒトの曲を持ってこようとしてたんだけども、急所こちらに変更。

SMAP「青いイナズマ」。

うーむ、今回の解散報道を受けて、近々はこの曲もかなり流れるんだろうな、きっと。

それにしても1996年7月リリースだから、丁度20年前になるんだよな、この曲。
20年前も今年同様、五輪イヤー。ちょうど「アトランタ五輪」が開催されてた頃だ。
あれから20年ですか・・・・あっという間ですわなぁ。

ところで当時はねぇ、正直言うとSMAPの曲はまともに聴いてなかったワタシなんだよな。
1月の「解散」騒ぎの時にも「夜空ノムコウ」を書いた。 その時にも書いたんだけども、当時は、いい年したオッサンがSMAPかよ・・・っていうところもあったんだよな。 
 ワタシは当時26才。とりあえず社会人にもなって「見栄」って言う部分もあったからなぁ。「業界」に近いところに居るならまだしも、当時は全然違う業界に居ましたからね。

でも、正直ホンネを言うと、なんかキニナッテた存在ではあったんだよな。

ま、「いいね」と思う曲と、「どうでもいいかな」って言う曲と混在してた感じだったけど。 
そそそ、個人的には「曲」のデキ次第だったんだよなぁ、SMAPは。

それでも、やっぱりこの「青いイナズマ」から、「"SHAKE"」、「ダイナマイト」へと続く3部作は強力だったよな。

これをきっかけにその後は「大御所」的な存在に成りあがったわけだけど、「勢い」という点では、このブラコン系3部作の頃は一番凄かったもんね。

ってか、今「ブラコン」っていうと、「ブラザーコンプレックス」なるアニメジャンルなのか 
昔はブラコンっていえば、「ブラックコンテンポラリー」の略だったけどな。。。


正直、この「青いイナズマ」にしてもカッコ良かったんだよな。 ワタシ的には当時26才だったんで、一歩引いたところから聴いてた感じだったけど、これ、当時小学生だったら、絶対に入れ込んでたと思うわ。
そそそ、ワタシが小学生の頃、「たのきん」に入れ込んでた様にさ。
だからね、SMAPに入れ込んでいるファンの気持ちっていうのはよく分かるんだよな。

まあ、かっこよさ・・・って言う基準は時代によって変わるもんだけど、90年代のこの頃からすれば、この曲からような「ブラコン」系っていうのがカッコ良かったんだよな。

基本ダンス系なんだけど、当時センセーショナルだった小室系とは完全に一線を画していた訳で。
ま、ブラコン⇒フラックコンテンポラリーっていうくらいだから、楽曲の底辺は「ブラックミュージック」なわけだよね。そこがカッコ良かったんだよな。
当時のアイドルで、この路線を行っていたのは、他には誰もいなかった訳で。

でも、なんと言っても、サビの部分の木村の「Get you」の決めポーズですかね、この曲のキモは。



ところで、この曲は、作曲が林田健二氏だった訳なんだけど、実は、もともと林田健二氏が1994年4月にリリースしたシングルなんだよね。
だから、SMAPのこの「青いイナズマ」はカバーと言う事になるわけだ。

・・・あれ?、これって意外と知られてない事実   まあ、林田健二氏の方はオリコン最高92位・・・売れませんでしたからねぇ。

でもね、これを書くにあたって、林田健二氏バージョンを聴いてみた。。。。
これがね、あららら、かっこいいじゃん。。。

↓ コレ


 SMAPバージョンは、このオリジナルよりも半音低いキーになってるけど、アレンジも同じCHOKKAKU氏と言う事もあってか、このオリジナルバージョンとほとんど変わりが無かった・・・ということがカッコ良かったんだろうな。
これ、ヘタにアレンジしちゃったらオリジナルの良さが死んじゃったかもしれないしな。

ということで、SMAPバージョン



まあ、普通でもすぐに消されそうだけど、今回の件でいつもに輪をかけて速攻で消されそうなんで、見たい方はお早めにどうぞ。
ちなみに、音、悪いデス。。。。。


よろしかったら、ポチッと押してね
にほんブログ村
記事検索
QRコード
QRコード
読者登録
LINE読者登録QRコード
livedoor プロフィール

かじやん