1_桑名正博






今回の1曲セレクトは、「セクシャルバイオレッドNO.1」桑名正博です。

 まずはデータです。

・タイトル     セクシャルバイオレッドNO.1
・アーティスト   桑名正博
・作詞       松本隆
・作曲       筒美京平
・編曲       桑名正博&Tears Drops、 戸塚修
・リリース日    1979年7月21日
・発売元      RVC
・オリコン最高位  1位
・売上げ枚数    59.2万枚
・ベストテンランクイン期間:1979年9月10日〜11月19日付
・タイアップ:カネボウ79年秋のキャンペーンソング

 今回引っ張って来た、桑名正博の「セクシャルバイレッドNO.1」。
 これ、前々から、書こう書こうと思いながら、いざ、書こうと思うと気分が萎えちゃったりして、なかなか書けなかったのよね。
 そうは言っても、どうも書かないことに引っかかっちゃっててさ。
・・・なら、書いちゃうか・・・と一念発起(大げさたけど)して、引っ張ってきましたわ。

 うん、そろそろヒットしてた時期も過ぎつつあるんで、書くなら早めにと言うこともあったんだけど。



・・・なかなか書けなかったのは、正直、この曲は、どう書いたらいいか分からん。。。ってのが、大きいな。
 もう一つは、今となっては、引っ掛かりが弱いんじゃないかなぁ。。。と。

 まあ、当時はオリコン1位も獲得した大ヒット曲なんだけどね。今となっては、ほとんど忘れられちゃった曲のような気もしたりしてねぇ。

 なんか、そんなことが、どうも、書く気を削いで居たんだけどねぇ。


 しかしさあ、この曲、当時は「不良」な曲だとばっか思ってたの。
いや、当時、桑名氏って、ジャケ写のようなチリチリパーマで網タイツなんか履いてちゃったじゃん。
 見た目、ロックじゃん。。な格好だったし。 当時、10才。まだ小学4年生だったワタシにゃ、ロックな格好は不良に見えたのよ。

 曲も、もろロックで、不良な音楽っぽかったしさあ。

 逆に言えば、そんな不良っぽさが、カッコよかったんだけどね。

 だけど、今考えてみると、この曲、松本隆−筒美京平って、思いっきりポップスな黄金コンビで作られていたんだよねぇ。

 いや、あのころは、筒美京平氏は、いろんなタイプのアーティストに曲を提供してたからなぁ。
 自分が、このヒトと思えるヒトには、ジャンルを問わず、曲を書いてたしね。

 桑名正博氏もお気に入りのアーティストの一人だったんだよね筒美京平氏は。 
 証拠に、この曲のみならず、売れない頃からずっと書いてたしねぇ。

 この曲は、例のカネボウのキャンペーンソングだったこともあって、ま、特別な存在ではあったんだけどね。

 大体において、「セクシャルバイオレッドNO.1」なんて、タイトルは、すんごいよなぁ。
 意味がありそうで、よくよく考えてみると、なんも意味がないのよね。

 イメージよ、イメージ。コトバのさ。 聴いた感じ、すごそうなタイトルじゃん。

 特にカネボウのキャンペーンキャッチって、後年にわたって、すごかったからねぇ。よくよく考えて見れば意味がないコトバのられつ。

・・・なんだけど、パッと聴きキャッチーな・・・。「君に胸キュン」とかさ。

 そんな、タイトルのキャッチーさで、半分売れたようなところもあるだろうね。


 もちろん、曲もキャッチーだからこそ、オリコンでも1位取れたんだけどね。

 なにせ、当時、オリコンの1位は獲得が難しかったからねぇ。今と違って。 それだけ、権威があったのよ。チャートに重みがあった時代の1位だから。



 ところでさ、 サビに行く前の


 ♪ You make feel good 〜 ♪

 って歌詞、 昔、高校の英語の文法の授業で使われませんでした?

 S+V+O+C 第5文型 で、この場合の「make」は使役動詞「〜させる」になるんですよ〜・・・ ってやつ。ふらふらふらふら

 高校の英語で使われたような気がするんだけど・・・・、違ったかなぁ。 予備校で浪人してたときか?


・・・なんて、この曲聴くと、いつもそんなことを思い出したりして。。。ふらふら




ちなみに、この曲、この頃、フジテレビで始まった、「ビッグベストテン」なる、哀しいほど「ザ・ベストテン」のコピーのベストテン番組の第1回放送の1位だったのよね。
 放送時間が金曜日夜8時からで、ウラが「金八先生」と「太陽にほえろ!」なんてとんでもない高視聴率番組だったんで、視聴率が全く取れず、半年で消えた・・・という




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