かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

松山千春

季節の中で / 松山千春

1978_12_季節の中で_松山千春








今回の1曲セレクトは、「季節の中で」松山千春です。

まずはデータです。

・タイトル     季節の中で
・アーティスト   松山千春
・作詞       松山千春
・作曲       松山千春
・編曲       清須邦義
・リリース日    1978年8月21日
・発売元      キャニオン
・オリコン最高位  1位
・売上げ枚数    85.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1978年10月16日〜1979年1月29日付
・タイアップ:グリコ「アーモンドチョコレート」CM曲

 いや〜、最近は毎回そうなんたけど、今回の1曲セレクトも何にしようか・・・。結構まよった。
浮かんできた曲、1発で決まれば後は書くだけなんで楽なんだけどさ、浮かんできた曲、頭の中で一度否定しちゃうと、なかなか定まんなくてさ、結構、苦しんじゃうんだよね。
好きで書いてるのに、なんか変な話なんだけどさ

・・・ちょっと煮詰まっているところもあるんで、1回休もうかなぁ・・・と思いつつも、まあ、簡単に書けばいいか・・と引っ張ってきました。

 松山千春   季節の中で

 この曲リリース日は、1978年8月21日・・・ということは、リリースされたのは「真夏」なわけですわ。
 
・・・とかくと、今の感覚だと、え? なんかのまちがい?

と思われちゃうかもしれないけど、しっかり「今ごろ」のヒットなのですヨ。

松山千春って、たしかにこの曲の頃はすでに北海道ではスターだったわけだけど、、まだまだ全国区ではなかったんだよね。 だから、ヒットの火がつくまで、結構時間がかかったんだよね。

で、この曲がグリコのCMに起用されて、大ブレイクしたわけですわ。

 まあ、得てして、ブレイクの時はロングヒットになるもんだけど、この曲なんかはその典型ですね。

 それと、なんと言っても「ザ・ベストテン」の効果が「大」だったんだよなぁ。
 なにせ、テレビには「出ない」と公言はばからなかった、松山千春が「テレビに出て歌う」っていうのは、これは、一つの事件でしたよね。
 時は1978年11月16日放送の初の1位獲得の際でしたね。
ワタシがベストテンを見始めて3週目のことですわ。でもさ、この時の記憶がほとんどないんだよね。ワタシ・・・。

これについては、この間、「さんまのまんま」に千春と黒柳徹子さんがゲストに出たときも話題に上がってましたねぇ。
 千春のトークが長すぎて、千春の後に歌う予定だった山口百恵さん(この日は別の番組出演で遅れて到着し、千春の後に歌う予定だった)の歌が飛んだって事を蒸し返されていたり。。。


まだね、個人的には「テレビ」に出ないアーティストがいるっていうこともよく理解できていなかったからかもしれないなぁ。
歌手っていうのは、テレビに出るのが当たり前だと思ってたからさぁ。
でまあ、あとになってから、これはすごいことだったんだ・・・って事を理解したわけなんだけどさ。

 でも、ほんと、この番組では随分、勉強しましたね、ゲーノー界の事情のことを。
 その最初だったなぁ、テレビに出ないアーティストがいるって事を知ったのが・・・。(実際に意識したのは、このすぐあとの南こうせつ「夢一夜」のときですね)

 曲のほうですが・・・、うーん、これは、もう、ほんと有名な曲だからなぁ。みんな知っているだろうとしなぁ、いまさら、こうでした・・・っていうことを書くこともないんだけどね。

 とにかく、キャッチーでしたよね。サビが強烈に印象に残る曲ですもんね。

 ♪ めーーーぐるーーー めぐる季節の中で 
   あーーーなたはーー 何をみつけるのだろう ♪

 この簡単なサビでも、数多くのものが浮かんでくるっていうかね。

 もちろん、この部分がCMにも使われていたわけで、数秒でお客さんをガッチリ掴まなきゃいけないCMの曲ならではの曲ともいえますよね。
 まあ、当時、グリコのCMに、当時人気絶頂の三浦友和氏が出てたってのもインパクトがでかかったんだけども。。

 ちなみにこの曲、フルコーラスでも3分そこそこなんですよね。たしかに今の曲よりは当時の曲はフルコーラスが短かったといっても、その中でもかなりシンプルな作りな曲だったなぁ。

 やっぱり、曲っていうのは、ただ、長ければいいってもんでもないんだよねぇ。シンプル イズ ベスト。
 要は「掴み」って訳だよね。


動画、どうも、ここからリンクを貼ると蹴られちゃうんで、ようつべに直接リンク。 みたい方はどうぞ。

https://www.youtube.com/watch?v=5sFdLKlr0Xw


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季節の中で / 松山千春

1978_12_季節の中で_松山千春








今回の1曲セレクトは、「季節の中で」松山千春です。

まずはデータです。

・タイトル     季節の中で
・アーティスト   松山千春
・作詞       松山千春
・作曲       松山千春
・編曲       清須邦義
・リリース日    1978年8月21日
・発売元      キャニオン
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数    85.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1978年10月16日〜1979年1月29日付
・タイアップ:グリコ「アーモンドチョコレート」CM曲

 いや〜、最近はずっとそうなんだけど、今回の1曲セレクトは何にしようか・・・。結構まよった。
浮かんできた曲、1発で決まれば後は書くだけなんで楽なんだけどさ、浮かんできた曲、頭の中で一度否定しちゃうと、なかなか定まんなくてさ、結構、苦しんじゃうんだよね。
 好きで書いてるのに、なんか変な話なんだけどさ

・・・ちょっと煮詰まっているところもあるんで、1回休もうかなぁ・・・と思いつつも、まあ、簡単に書けばいいか・・と引っ張ってきました。

 松山千春   季節の中で

 この曲リリース日は、1978年8月21日・・・ということは、リリースされたのは「真夏」なわけですわ。
 
・・・とかくと、今の感覚だと、え? なんかのまちがい?

と思われちゃうかもしれないけど、しっかり「今ごろ」のヒットなのですヨ。 ヒットに結びつくまで、結構時間がかかったんだよね。
 松山千春って、たしかにデビューのころはすでに北海道ではスターだったわけだけど、、まだまだ全国区ではなかったんだよね。

で、この曲がグリコのCMに起用されて、大ブレイクしたわけですわ。

まあ、得てして、ブレイクの時は火がつくまで時間がかかるがゆえ、ロングヒットになるもんだけど、この曲なんかはその典型ですね。

 それと、なんと言っても「ザ・ベストテン」の効果が「大」だったんだよなぁ。
 なにせ、テレビには「出ない」と公言はばからなかった、松山千春が「テレビに出て歌う」っていうのは、これは、一つの事件でしたよね。
 時は1978年11月16日放送の初の1位獲得の際でしたね。
ワタシがベストテンを見始めて3週目のことですわ。でもさ、この時の記憶がほとんどないんだよね。ワタシ・・・。

これについては、、ついこの間、「さんまのまんま」で、千春と黒柳徹子さんがゲストに出た時に、この時のしゃべりが長すぎて、山口百恵さんの歌(この時は他番組出演で到着が遅れ、千春の後に歌う事になっていた)をすっとばしたってことを蒸し返されていましたね


うーん、でも、まだね、当時は「テレビ」に出ないアーティストがいるっていうこともよく理解できていなかったからかもしれないなぁ。
 歌手っていうのは、テレビに出るのが当たり前だと思ってたからさぁ。
 でまあ、あとになってから、これはすごいことだったんだ・・・って事を理解したわけなんだけどさ。

 でも、ほんと、この番組では随分、勉強しましたね、ゲーノー界の事情のことを。
 その最初だったなぁ、テレビに出ないアーティストがいるって事を知ったのが・・・。(実際に意識したのは、このすぐあとの南こうせつ「夢一夜」のときですね)

 曲のほうですが・・・、うーん、これは、もう、ほんと有名な曲だからなぁ。みんな知っているだろうとしなぁ、いまさら、こうでした・・・っていうことを書くこともないんだけどね。

 とにかく、キャッチーでしたよね。サビが強烈に印象に残る曲ですもんね。

 ♪ めーーーぐるーーー めぐる季節の中で 
   あーーーなたはーー 何をみつけるのだろう ♪

 この簡単なサビでも、数多くのものが浮かんでくるっていうかね。

 もちろん、この部分がCMにも使われていたわけで、数秒でお客さんをガッチリ掴まなきゃいけないCMの曲ならではの曲ともいえますよね。
 まあ、CMが、当時、人気絶頂だった、三浦友和氏でしたからね。それだけでもインパクト大だったわけだけども、

 ちなみにこの曲、フルコーラスでも3分そこそこなんですよね。たしかに今の曲よりは当時の曲はフルコーラスが短かったといっても、その中でもかなりシンプルな作りな曲だったよなぁ。

 やっぱり、曲っていうのは、ただ、長ければいいってもんでもないんだよねぇ。シンプル イズ ベスト。
 要は「掴み」って訳だよね。

動画、どうもここからリンクを貼ると、蹴られちゃうようなんで、ようつべへ直リンクを貼っときます。みたい方はどうぞ

https://www.youtube.com/watch?v=5sFdLKlr0Xw



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人生の空から / 松山千春

1980_11_人生の空から_松山千春






今回の1曲セレクトは、「人生の空から」松山千春です。

 まずはデータです。

・タイトル     人生の空から
・アーティスト   松山千春
・作詞       松山千春
・作曲       松山千春
・編曲       大塚茂人
・リリース日    1980年9月21日
・発売元      NEWS
・オリコン最高位  4位
・売上げ枚数    45.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 3位
・ベストテンランクイン期間:1980年10月13日〜12月22日付

 イントロクイズ。
 前にも書いたことあるかもしれないけど、昔、流行ったよなぁ。。 クイズドレミファドン! ってやつ。
あれねー、出たかったのよ。絶対に負けない自信あったんだけどなぁ。

でもねぇ、ワタシくらいの年になっちゃうと、若いコには、もう、叶わないだろうな。
まず、反射神経が叶わないですよ。何分、百分の一秒差の世界だろうからさ。

 確かに20〜22才の頃は、結構強かったのよ。新宿の歌舞伎町の裏手にバッティッングセンターがあるんだけどさ。
そこにイントロクイズマシーンがあったの。うん、ゲームのイントロクイズね。
それ、対戦型になってて、1対1で対戦できるようになってたのよ。

 ちょうど、オリコンチャート研究会が結成された頃で、オフ会のたびに、そこでみんなで対戦したな。
 そんなサークルに集まってくるヒトだから、イントロクイズには強いヒトばっかだったけど、ワタシャ負けたことなかったっすよふらふら

 でも、今はダメだろうねぇ〜。反射神経が付いてこない。曲は分ってるんだけど曲名が出てこなかったりさ〜ふらふら

 ボケ症候群の始まりですよ〜。

 イントロクイズなんていっても、普通のクイズと基本同じなんだよね。
 いかに、いろんな曲を知ってるかどうか。曲を知ってるだけでなく、いかにイントロの頭から、曲の最後まで1音逃さず聴いているかどうか・・・。

 まあ、基本知識量の勝負って言うのは、普通のクイズ王選手権と、変わんないですわ。

 あとは、類推する能力かな。あのさ、イントロしらなくても、曲の流れさえ知ってれば、ある程度イントロ聴いて、曲を類推することできるんですよ。
 うん、カラクリは・・・、イントロの流れ、特にコード進行は、メロディラインのAメロ、またはサビのコード進行と同じ曲が、かなり多いのよ。
 だから、メロディラインの流れを知ってれば、ある程度曲名を推理することも出来るわけっす。

 うん、これはね、なつかしのクイズ「ドレミファドン!」の「イントロクイズ」で有効なんだよね。
 「ドレミファドン!」って、「イントロクイズ」「ウルトライントロクイズ」「超ウルトライントロクイズ」って三段階に分かれてたじゃん。

 でさ、だんだん、イントロ聴かせる長さが短くなってきて、「超ウルトライントロ」では、最初の1音だけで、当てさせるじゃん。

 でもさ、逆に、「ウルトライントロ」「超ウルトラントロ」になるにつれて、曲自体は誰でも知ってる、当てやすい曲になっていくんだよね。

 それから言うと、普通の「イントロクイズ」の場合のほうが、曲自体は、意外と難問が多い。こういう場合、イントロまで知らない曲も出てくるから、その場合「類推する」って言うのが、有効になってくるんですわ。

 ただね、中には意地悪な問題もあってさ・・・。

 ワタシが問題作るとき、よく使うんだけど、

・チェリーブラッサム  /松田聖子
・ヨコハマチーク   /近藤真彦
・素敵なラブリーボーイ /小泉今日子

を「超ウルトライントロ」で当てさせるっていうの。

 へへんあせあせ これが結構区別付かないんですよん。超ウルトライントロにすると。

 なぜかって? 入りの最初の2拍が、この3曲とも全く同じだからですんふらふら

 ドラムのスネアとバスドラの8分音符のコンビネーション、♪ズドズド♪って3曲とも始まるんですぅ〜。

(あえて言うと、モノトーンボーイ/レベッカ もそうかな)

 ただ、3拍目から、それぞれ異なるから、「超ウルトライントロ」でなくて、ただの「ウルトライントロ」だと分っちゃうんだけどね。

 でも、これを敢えて、超ウルトライントロで出すのがキモ。そのヒトがどれだけ曲を深く聴いてるか・・・ってのが、よく分りますよ〜。
 ただ一つの違い・・・うん、それぞれの曲の「レコーディングの音質」の違いですね。これで見分ける。
 うん、各曲、レコード会社で、使ってるスタジオが違ってくるぐるじゃん。そうすると、使ってるレコーディング機器も違ってくるし、ミキサーさん、ディレクターさん、それとバックのミュージシャンも違ってくるから、音の「クセ」が違ってくるんだよね。

 量的に曲の知識を競わせるのもいいけど、あえて、それほど難しい曲じゃなくても、似たようなイントロを並べて、いかにその曲を「深く」聴いているのかを競わせるのも面白いんだよね。

そこまで、見抜かせさせるっていうのは、「ドレミファドン」でもなかったけどね、さすがに。

 まあ、ここまで深く聴いてるとなると、凄いもんですよ、そのヒトは。


 蛇足だけど、逆に、これは絶対外せない・・・っていう曲もあるけどね。

・夢芝居 /梅沢登美男

なんてそうぢゃないかな? イントロ最初の「拍子木」の音で、この曲出てこないとヤバイでしょう?

 そういう意味ぢゃ、ピンク・レディーの「S.O.S」も分りやすいか・・・。モールス信号音なんて、最初に使ってるの、この曲ぐらいだろうし。。。 (ちなみに、モールス信号音の部分は、ラジオでは放送禁止)




 なんて、延々とイントロクイズ談義をしたのって訳がありまして・・・。


 いやね、今回ひっぱってきた、松山千春の「人生の空から」って曲、これがウルトライントロクイズに出されると、意外と厄介な曲なんだよね。

 うん、知ってれば、なーんの問題もないんだけど、知らないと「類推」するのが、厄介なんですわ。

 イントロ出だしの8小節が、これが曲の流れと、まーったく関係ない流れになってるんだよね。
 16ビート気味のギターの刻み(カッティッング)とキーボードで・・・

 だから、そこの部分だけ聴かされると、それが、「人生の空から」だって、類推するのが、かなり厄介。

 うん、9小節目から聴ければ、「あ、これだ!」って100%分るんだけどさ。

 でも、この曲自体は、「大ヒット」曲だからさぁ。まず通常の「イントロクイズ」に出されることって、少なかったんだよね。
 当時の「ドレミファドン」でも。

 それでわかんなくて、悔しい思いしたこと、何回かあるんだわ、この曲では。

 なんかね、この曲では、曲そのものよりも、そんな思いが先に立ってくるんだよなぁ。

 そんな思いしたから、多分、今だったら、「超ウルトライントロ」でも分ると思うけど。。。。


 うーん、まあ、どういう意図があって、ああいうイントロの進行にしたのか・・・っていうのは、ワタシごときではわかんないけどねぇ。
 なんか、そんなイントロクイズマニアをせせら笑うため・・・としか考えられなかったりして。。あせあせ


 ただ、曲自体は、個人的には好きなんだわ。この曲。
 この曲から、それまでのキャニオンから、自レーベルのNEWSからリリースするようになった、松山千春だけど、プラス、この曲から、曲想が変わったんだよね。

 それまでの叙情フォク一本槍のところから、大分リズムっぽい曲に移行してさ。
 フォークロック⇒ニューミュージックっぽい曲が増えて、聴きやすくなったしね。

 だけど、北海道の大自然は、忘れずに想いおこされるような部分はそのままに・・・って感じかな。

 この曲だって、そのまえの「恋」っていう、叙情フォークの大ヒット曲から比べると、全然リズム感があり聴きやすくなってるけど、北海道の大自然は思い興させるでしょ?

 ♪ 回り道でも人生の終わりに 君にもう一度 逢えたならいいね〜 ♪

の部分とかさ。北海道ならではのでっかさ、自由さを感じるんだよねぇ。

 常時、東京にいては、こういう曲は、まず思い浮かばないと思う。

 どうしても、もっと固い、シティポップスみたいな音になっちゃうと思うんだよね。
 うん、この間書いた、泰葉の「フライディチャイナタウン」とか、寺尾聰の「ルビーの指環」なんかは、逆に、北海道とか、大自然の中にいては出てこないと思うんですよ。

 それが、同じ頃に対比されてて、かなり面白い時代だったな、この頃って、今考えるとさ。


 うん、ジャケ写からして、それらしい自由さがあるよね。

 あ゛、ちなみに、この曲のタイトルの読み方「人生の空から」って書いて、「たびのそらから」だかんねぇ。ご存じなかった方は、参考まで。。。。


動画・・・・まあ、当時はテレビには出ない松山千春氏だったんで、当時の動画はないだろうなぁ・・・と。
YOU TUBEでは確かになかったんだけど、他のサイトにはあったんで 、そちらへリンク

http://www.dailymotion.com/video/x9kl6w_%E4%BA%BA%E7%94%9F%E3%81%AE%E7%A9%BA%E3%81%8B%E3%82%89-%E6%9D%BE%E5%B1%B1%E5%8D%83%E6%98%A5_music

まだ、「毛」がある頃ねかっこいい頃の松山千春氏をどうぞ


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タイニー・メモリー / 柏原芳恵

1983_10_タイニーメモリー_柏原芳恵






今回の1曲セレクトは、「タイニー・メモリー」柏原芳恵です。

 まずはデータです。

・タイトル    タイニー・メモリー
・アーティスト  柏原芳恵
・作詞      松山千春
・作曲      松山千春
・編曲      石川鷹彦
・リリース日   1983年9月21日
・発売元     フィリップス
・オリコン最高位 6位
・売上げ枚数   15.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 13位

えー、この間も書いたけど、またまた1983年の曲です。
ちょっと偏り気味だよなぁ・・・ってことは、ちょこっと置いといて。。

 だけどさ、ここまで37年くらいヒット曲を追いかけてきて、この年、1983年の秋ほどシンミリした、いかにも「秋」っ・・・ってイメージさせるような曲が多かった年もないよなぁ。
 なんかね、この年の秋って、赤・黄色に色づいた紅葉をバックに、オレンジ色の太陽が沈みかけて、一層オレンジ色に染まった秋の日ってイメージなんだよねぇ、ワタシん中では。
 うん、兎に角、「秋の日の夕暮れ」っていうイメージ。

それだけ、いかにも「秋の日の夕暮れ」っぽい曲が多かったのよ。

 松田聖子の「Sweet Memories」しかり、堀ちえみの「夕暮れ気分」しかり、早見優の「ラッキイリップス」の「イントロ」部分もそうだったな。
 
 まあ、それだけ、「秋」っていう季節感を感じる曲が多かったんだよね。
 

 特に、今回引っ張ってきた「タイニーメモリー」って曲。
もしかしたら、この曲が一番、この年の「秋」っていう季節を現している曲かも知れない。
 個人的には、この曲聴くと、1983年の「秋」の時期の記憶が、一気に甦るもの。
 
 ただ、曲自体は、かなりこじんまりとしちゃってるんだよなぁ。まあ、タイトルからして、日本語だと「小さな記憶」ってことになるわけだから、必然としてこじんまりとしちゃっうんだろうけどさあ。

 それにしても、この頃の柏原芳恵の曲って、こんな感じで「小さくまとまっちゃってる」曲が続いたんだよなぁ。
 この前の「夏模様」だって、まったく同じような傾向だったし。。それが、同じような売上げ枚数で止まってしまってた一番の要因なんだろうな。

 まあ、それ以前、1年前の「花梨」の谷村新司から始まったニューミュージック路線だけど、一様にして小さくまとまった曲が多いんだよね。
 中島みゆきが書いた「春なのに」はスケールがでかかったけど、あの曲の場合は、アレンジの服部克久氏の力が大きかったし。

 で、この曲は松山千春氏が担当。 松山千春といえば、♪ 果てしない大空と〜 ♪ って感じのスケールのでかい曲があるわけだから、そうなってもよさそうなものを、それとは真逆のスケールの曲となってしまったわけだからねぇ。。。
 実際、最初、松山千春が作詞、作曲を担当・・・って聞いたとき、「今度はスケールのでかい曲? 」なんて一瞬、期待した記憶があるな。
 BUT、初めて、この曲を聴いたとき、スケールが小さいんで、肩透かしを感じた記憶もあったりして。。。
 考えてみれば、このころの松山千春って、それ以前のようなスケールな感じじゃなかったんだよな。 何せ ♪Sing a Song〜 ♪ なんてウタってコカコーラからがっぽりお金もらってた頃なんだから。。。




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長い夜 / 松山千春

1981_06_長い夜_松山千春






今回の1曲セレクトは「長い夜」松山千春です。

 まずはデータでーす!

・タイトル     長い夜
・アーティスト   松山千春
・作詞       松山千春
・作曲       松山千春
・編曲       大塚茂人
・リリース日    1981年4月21日
・発売元      NEWS
・オリコン最高位  1位
・売上げ枚数    86.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1981年5月18日〜9月7日付

 「長い夜」と聞いて、シカゴの「長い夜」を思い浮かべる方、70年代フリーク、きっとワタシよりは年上の方が多いかなぁ 
 反対にYUKIの「長い夢」と間違えた方(んなヒトはいねぇだろうけど。。。)、きっとお若いに違いない

 松山千春の「長い夜」を思い浮かべる方、きっと同年代でしょう

 ・・・・・となんという「ふり」で入ったんでしょうねぇ。いやいや、毎日書いてるとだんだん書き始めのネタが尽きてきてしまいまして。。。


・・・・ということで、本日は、松山千春「長い夜」です。


 この曲って言ったら、どうしても「ザ・ベストテン」を思い浮かべずにはいられないですよね。
 いや、つい、「ベストテン」を思い浮かべてしまうアナタ、世代を超えて「同類項」ですっ

 まずもって、あの寺尾聰「ルビーの指環」の13週連続1位を「阻止」した曲ですね。 1981年7月2日放送の出来事。今から34年前ですわ。

 個人的には、当時は「ルビーの指環」派でして、だから、この曲に1位の座を奪われた時はショックだったなぁ。だから、ということでもないんだけど、当時、この曲「大っキライ」だったんですわ
ま、ガキの単純な理由からなんだけどね。

 それと、この曲と「ザ・ベストテン」で忘れていけないのは、当時、TVに出ない、出ない・・・と言われてた松山千春が、この曲で「ベストテン」に出た・・・っツウことですね。
 それも、1981年7月2日放送。。。。例の有名な日比谷野音からのライブ映像ですね。

 まあ、だから、厳密に言うと出演したわけではないけどね。。。(1978年11月16日「季節の中で」は厳密な出演だけど)

 でね、ここまでは、結構有名な話なんだけど、いまネットを調べてたら、7月2日以前にもベストテンに出てたことが判明。
1981年6月11日放送(第4位)のときも、富山市公会堂でのライヴ映像を放送とでてきた。

 いや、これは、ワタシも覚えてないなぁ。。。。ネットっちゅうもんは便利なもんですわ〜。


 上で書いたように、あの時代、「大っキライ」だったこの曲だけど、もちろん年を経るごとに考えは変わってきたわけで、20歳過ぎて、カラオケブームの頃には、もうね、この曲はなくてはならない曲になってましたねぇ。

 これ歌うと、うけるんだこれが。。。

例のサビの部分をめっちゃ大げさに歌うのね。 これ、当時から千春自身もそう歌ってたんだけどさ、


♪な〜〜がーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーいーー夜を〜 ♪


♪お〜〜まーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーえーーだけに〜 

この愛を 誓ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


え〜デフォルメしてかくとこんな感じにホントに歌うのよ。
そうすると、みなさん笑ってくれますよ。きっと。

えーさいごの「う」は申し訳程度に歌うのがポイントね。

 いやいや、大げさでなくて、ほんとに千春もライブではこう歌ってんだから〜。


 あ、そうだ、結婚式で新郎さん、こんな感じで歌ってみ。絶対うけるから



 でも、レコードでは、意外とツマンナイのよね。この大事なサビの部分。さらっと、

♪この愛を誓うーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪

で終わっちゃってて。 やっぱり、これではいけません!

 いつか書いたことがあるんだけど、当時はレコードでの歌唱って、ライヴにくらべて、随分、さらっと歌ってたり、演奏してたりしたものがあったりして、意外とつまんないことがあるんですよ。
 それより、ライヴでの演奏では熱を込めていたんだけどね。だから、テレビの方が全然面白い演奏してたヒトもたくさんいたしね。

 この曲なんかは、その典型的な例ですね。 


 それにしても、この曲の前後は、「抒情派」フォークの松山千春にあって、アッパーな曲が続いてましたね。
 この曲の前の「人生の空から」なんて、イントロだけ聴いたら、松山千春の曲とは、到底想像が付かないし。

 あ、「人生の空から」のイントロは「クイズ ドレミファドン」の必須曲ですよ。 ↑のような理由で、意外と間違えるんだよね。



・・・というわけで、伝説の「ザ・ベストテン」1981年7月2日放送分で、「ルビーの指環」をぬいて1位を取った時、日比谷野音からの中継。
 千春、若っけえなぁ。細いし髪の毛ふさふさですわ。今は、海坊主見たいだもんね。
客席から投げ入れられたテニスボールをかかとで蹴り上げるポーズがかっちょいいんだよな。
今は禁止になってしまった、紙テープ投げ入れも、当時は良かったから、ステージ上紙テープが凄いね。
大人になってコンサート行けるようになったら、紙テープ投げ入れやりたかったんだよな、当時。
そしたら、禁止になっちゃったんだもんなぁ。



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Sing a Song / 松山千春

1983_03_Sing a Song_松山千春






今回の1曲セレクトは、「Sing a Song」松山千春です。

 まずはデータです。

・タイトル    Sing a Song
・アーティスト  松山千春
・作詞      松山千春
・作曲      松山千春
・編曲      奥慶一
・リリース日   1983年3月21日
・発売元     NEWS
・オリコン最高位 7位
・売上げ枚数   20.5万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 6位
・ベストテンランクイン期間:1983年4月25日〜5月2日付
・タイアップ:コカ・コーラ83年キャンペーンソング

 さて、今日の1曲セレクトは・・・、ちょっと前に矢沢永吉の「82年のコカコーラ」キャンペーンソング、「YES MY LOVE」を書いたんだけど、今日は、1年時代を降りて、83年のコカ・コーラのキャンペーンソングと行きましょうかね。

 松山千春の「Sing a Song」

 いきなり、ロッケンローラーの矢沢永吉から、叙情フォークの雄、松山千春に飛んだ・・・って所、当時はよく理解できなかったなぁ。コカ・コーラっていうイメージからして、キャッチコピーでもある、「スカッとさわやか」じゃん。
 なんかさあ、叙情フォークっていうと、「濡れた」イメージなんだもん。 なんとなくイメージがずれてんじゃん・・・なんて感じてたねぇ。

 そういえば、昔、コカ・コーラとペプシコーラを比較するCMで、ロッロンローラーな音楽なペプシに対して、コカ・コーラではいきなり、モーリス・アルバートの♪フィーリング〜 ♪ が流れるCMがあったじゃん。

 この曲聴くと、まさにそんなイメージなのふらふらふらふら


 そういうわけでもないんだろうけど、この曲、例の月刊「明星」の付録の「ヤンソン」で、近田春夫氏からさんざん言われてたねぇ。

 ♪ Sing a Song〜 ♪ と ♪ いつも いつも〜 ♪ ばっかで、コラ・コラからガッポリ金もらって、それで納得してるんかねぇ・・・とかさあせあせ

 まあ、当時、松山千春、さだまさし、谷村新司については、いつも忌み嫌ってた面があった近田氏だから、こんな評はいつものことだったんだけどさ。

 たしかに、それも一理あったりするんだよね。ワタシもこれは、ちょっと手抜きすぎだろ? とか当時思ってたもん。
 ま、冷静に考えてみると、前の年のエーちゃんだって、ほとんど♪YES MY LOVE〜 ♪ ばっかだったから、どっこいどっこい・・・って言うところもあるんだけどさぁ。これは、おそらく「コカコーラ」側の意向でもあったんだろうな。キャッチーなコピーの繰り返し・・・っていうのは。
 要は、あくまでも宣伝用の曲だった・・・ってことだよね。この辺を近田氏は言いたかったんだろうけどね。


 それにしても、だから・・・か、今ひとつ、盛りあがりにかける曲だったりして。 半分近くは間奏だったりするし。。。
 今は聴くと、たしかに、その間奏部のギターとかサックスのフレーズを聴くと、「あ、いかにもこの時代だよね」っていうものを彷彿させてくれたりするけどさ。

 ただ、世論は厳しい・・というか、そんなところを、みんな見抜いていた・・というか、松山千春もこの曲が最後の「ベストテン」入りだったりするんだよね。
 だけんども、あれから32年経った今でも、「現役」なのは、サスガです。それだけ熱心な「千春フリーク」な人たちがいまでもいるって事だよねぇ。
 

動画ですが、コカ・コーラのCMのこのバージョンしかありませんでした。。。



あ、でも、この部分だけで、全体の90%くらいカバー出来てるから
はい、ほとんど、これのくり返しです。。。


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恋  / 松山千春

1980_02_恋_松山千春











今回の1曲セレクトは、「恋」松山千春です。


まずはデータです。


・タイトル      恋
・アーティスト 松山千春
・作詞     松山千春
・作曲     松山千春
・編曲     清須邦義
・リリース日  1980年1月21日
・発売元    キャニオン
・オリコン最高位 6位
・売り上げ枚数 36.5万枚
・THE HITCHART HOT301最高位 4位
・ベストテンランクイン期間:1980年2月11日付〜3月31日付

 さて、この度はどの曲をセレクトしようか・・・といつものごとく、悩んでたんだけど、ふと思い浮かんだ曲があったんで、その曲をセレクトしてきました。

 
松山千春 「恋」


 うーん、長いこと「1曲セレクト」を書いてたりするんだけど、あんまり松山千春氏の曲を書いたこと無いんだよね、これまでは。

 まあ、正直言って、あんまりこのヒトの曲については詳しくないんでさ、書こうにも書きようがないところがあるんですが。。

 それでも、だんだんと残り曲が無くなってきたんでね、とりあえずは、セレクトしてみました。


フォークソングっていうジャンルの曲は、まあ、最近は昔ほどの「勢い」は見られないものの、未だに残ってますよね。だいたい、アコギだけの曲でフォークっぽい曲は今でも多いし。
 
 例えば、ゆずにしたって、コブクロにしたって、時代が時代ならフォークシンガーってことになってたかもしれない。その他にも、最近はアコギ女子・・って感じで、アコースティックギター1本でやってる「女子」のシンガーソングライターも多くなってきたしな。
 
そんなわけで、フォークっていう音楽は今の世の中でも頑張っているわけだけど、こと、「抒情フォーク」っていう部類の曲は、最近、ほとんど聴かなくなった気がするなぁ。



 まあ、ほとんど男女の恋愛関係の曲なんだけど、表面的な恋愛物語ではなく、もっと心理的に突っ込んだ世界を展開していく曲。

 そのほとんどが、なぜか女性目線の曲が多かったりするんだけどさ。そそそ、男性アーティストでも、女性の目線からの曲がほとんどで。
そんな「抒情フォーク」の世界で、ひときわぬきんでてた人が、松山千春ってヒトじゃないかなぁ。

特に今回セレクトしてきた「恋」っていう曲。
 
この曲は完全に「女性目線」から歌った「失恋」の曲なんだけど、男の松山氏が、よく、ここまで突っ込んだ、女性心理を曲として表せるよなぁ・・・ってところに感心しちゃったりして。

 でも、男のワタシでも、その心理が良く分かるところがミソでさあ、だから、これだけ売れたんだろうなぁ。
 女性票が多いってとこは間違いないと思うけど、それでも、それだけで36万枚も売れたりはしないと思うしなぁ。

だだ、言えることは、たしかに当時、女性ファンが圧倒的に多かったことで、近田春夫氏には、随分、揶揄されてましたねぇ。
 シンガーソングライターと語ってはいるけど、中身はアイドルと変わらない・・・とか。

  まあ、近田氏に限らず、タモリもそうだけど、あのころ、フォークを毛嫌いしてた人って意外と多かったですからねぇ。

フォークやってるやつは性格が「暗い」とか。。


 当時のコトバでいえば、「ネクラ」ってやつで。。。


でも、実際は、松山氏なんか、ラジオのDJ番組でもわかるように、当時からめちゃくちゃ、「ネアカ」だったんですけどね。

 いずれにしても、メロディを聴くというよりは、歌詞の内容を噛みしめて聴く音楽ということで、純粋に「音」を楽しむ人にとっては、ツライ音楽なんだよね、この手の曲は。 音楽に載せた、小説、物語を聴くのが好きな人にとってはも堪らないのかもしれないけど。


松山千春って、当時、テレビにはほとんど出ないヒトでしたからねぇ。この曲の動画も無いだろ・・・と思ってけけど、ありましたねぇ。。
 「僕たちのメロディ 19××」ですわ。この番組、意外なところから映像集めて来ててよかったんだよなぁ。

 それにしても、当時の松山千春、髪の毛ふさふさでしたねぇ。それでも少し、前髪が後退始めてたのかなぁ 
今は完全に「海坊主」になっちゃいましたが。。。


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