かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

杉山清貴

最後のHoly Night / 杉山清貴

1986_12_最後のHoly Night_杉山清貴






今日の1曲セレクトは、「最後のHoly Night」杉山清貴です。

まず、データでっす。

・タイトル     最後のHoly Night
・アーティスト   杉山清貴
・作詞       売野雅勇
・作曲       杉山清貴
・編曲       笹路正徳
・リリース日    1986年11月6日
・発売元      バップ
・オリコン最高位  2位
・売上げ枚数    25.3万枚
・THE HIT CHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1986年11月24日〜1987年1月17日付


 いやいや、このところ、マジで文章下手やねー。あとで自分で読んでイヤになっちゃうねー。 
 昨夜書いた、「年間チャート」についての文章は最悪や。小学生の文章やね。 誤字は酷いし。。。
 読んでくれた皆さん、あいすいませぬ。
 とりあえず、自分で読んで「変」と思った表現と気付いた誤字は修正いたしましたです。

 「年間」でことで、ちょっと「構えた」のがマズかったかなぁ・・・というのは、「言い訳」です


 ・・ということで、本日の1曲セレクトですが、

 最後のHoly Night 杉山清貴    どえす。

 この曲は、オメガトライブを解散して、ソロになった、杉山清貴、2枚目のシングルなんだよね。
 このあいだ、菊池桃子の時も書いたけど、オメガトライブっていったら、それこそ、80年代中盤のトップバンドの1つだけど、曲調は特徴的だったよなぁ。ほとんど、どの曲も同じジャンと思わせるくらい、よく言えば統一的、悪く言えば没個性なバンドだったなぁ。
 強いて言えば、キーボードか「オメガドライブ」特有っていうかね。YAMAHAのDX7のプリセット音を目いっぱいフィーチャーしたリゾートミュージックだったわな。

 そのリゾートミュージックっていう部分は、ソロになった杉山清貴は、引き継いだわけで、だからねー、正直言うと、絶対的なワタシの好みの曲調ではなかったんだよね。
 リソードミュージックって言う具合だから、都会的で、音もスマートで、こぎれいで・・・。
 私ゃ土臭い曲が好きなんで〜って何回も書くけど・・。 

 なんんかさー、ターゲットは20代のOLです ってはっきり言ってるような音楽じゃん。これより一時代前だったら、山本達彦とか、あとは、同じ時代の角松敏生とか・・・。
 なんか、聴く人を限定しているようにも聴こえるんだよね。

 とは言うものの、ソロになった杉山清貴の中では、個人的には唯一、「あ、いいね」って思ったのが、この「最後のHoly Night」ですね。
 一言で言うと、クセのない「クリスマス用」の楽曲だものね。
 ヤマタツの「クリスマスイブ」が出てくるまでは、クリスマスソングっつったら、この曲って感じはしてたんだけどね。


 それから、ストーリーがハッキリしてるでしょ。タイトルからして、「最後のHoly Night」っつうぐらいだから、文字通り、二人で過ごす、最後のクリスマスイブっていうシチュエーションなわけですよ。
 そこで、出会った最初の年のクリスマスイブはこうだったね、去年の夏はこうだったね・・・・と、せつせつせと想い出に浸ってる・・・っていう曲ですわね。

 でもさ、普通、このテの曲って、「最後」ってことで、ジメーと重い曲が多いじゃん。
 この曲は、思いのほかサラッとしてるんだよね。明るくバイバイってことなのか、クリスマスっていう雰囲気からなのか、その辺はよく分からないですが・・・

♪Last Christmas Eve For You 本当に好きなヒトと最後のイヴは過ごしたいといったね ♪

と、文字通り、本当に好きなヒトと最後のイヴは過ごしたいんだよ〜。 って、これがね一番言いたいところなんだろうね。

 うーん、でも、よくよく考えたら、ちょっと「調子いい」んでない?

 今は、完全に女性上位な時代って言ってもいいんぢゃないかなぁと思うんだけど、もう、すでにこの頃から傾向は始まっていたんだよね。

 まあ、最初にも書いたように、ターゲットは、OLなわけで、そのへんは、都合よく書いてるんだろうなぁ・・・とか、いまとなっては、詮索したりして。。。

 あのころは、まだガキだったから、そんなところまで全然考えないで聴いてたけどねぇ。

 しかし、最近は、完璧にOLに向けた曲って、考えてみたら、ほとんどなくなった気がするな。
 まあ、OLって言葉自体、すでに「死語」に近いけど・・。

 OLに限らず、ターゲットを完全に社会人に向けた曲っていうもの自体が少なくなっているんだよね。

 こうしてみると、これも80年代っていう、無節操な時代特有の曲だったんだねぇ。




※2005年12月に書いたものの再掲載です。

さよならのオーシャン / 杉山清貴

1986_06_さよならのオーシャン_杉山清貴


今回の1曲セレクトは、「さよならのオーシャン」杉山清貴です。

まずはデータです。

・タイトル     さよならのオーシャン
・アーティスト   杉山清貴
・作詞       大津あきら
・作曲       杉山清貴
・編曲       佐藤準
・リリース日    1986年5月28日
・発売元      バップ
・オリコン最高位 4位
・売上げ枚数  20.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 5位
・ベストテンランクイン期間:1986年6月16日〜7月14日付
・タイアップ:ダイドードリンコ「ダイドージョニアンコーヒー」CM曲

少し前に、市川文化会館で行われた「ポプコン」同窓会コンサートについて書きまして。
その中でも、杉山清貴氏についてチラリと書いたんだけども、まさかね、今回セレクトしてきた、この曲をやるとは思わなかったんでね、不意を打たれてしまいましたね。

はい、今回の1曲セレクトは、杉山清貴氏のソロデビュー曲であった、「さよならのオーシャン」です。

でもさあ、気がついてみたら、この曲がヒットしてから30年が経つんだよな。 なんかビックリだよなぁ。マジでついこの間っていう感覚なんだけどなぁ。
1986年6月〜7月にかけてでしょ。 ワタシは高校2年。毎日放課後部活終了後、先輩たちとツルンで、フラフラしてた頃だよなぁ。
もう時効だから書いちゃうけど、部活の顧問の先生(当時独身)の部屋に、高校生なのに酒を持ちこんで飲んだくれててたりさあ。 やりたい放題だったもの。
お陰で、あの頃からの蓄積が今頃になって、「痛風」というしっぺ返しにあってますよ

この曲を聴くと、あのやりたい放題だった頃のワタシを思い出しますね。

でもね、正直言うと、当時はこの曲はあんまり好きじゃなかったんだよな。
まだ、杉山清貴&オメガトライブの残像が残ってた頃だったじゃん。 オメガトライブは好きだったんですよ、個人的にも。でも、この曲はなんかしっくりこなかったんだよなぁ。

パッと聴き、オメガトライブの頃とそんな大きく変わったところは感じ無かった・・・というばそうかもしれないけど、でも、なんか違うんだよね。
やっぱり、オメガトライブの頃の林哲司氏の作品と、杉山氏本人が作ったという曲調の差なのかなぁ。
サウンド的に大きく変わったところも無かったしね。 
なんていうのかなぁ、杉山氏のメロディって、ダサいんだよな。・・・・なんて書くとクレームが来そうだけど、うん、そうそう大衆的なんですよ。
 林哲司もメロディも大衆的だけど、若干、洋楽っぽい硬質感があるんだよな。 それが、オメガトライブっていう「シティポップス」のイメージにマッチしてたと思うんですよ。
でも、この曲は、そういう硬質感っていうところがあんまり感じられなかったからなぁ。

そこにギャップを感じたんだと思うな。

ちなみに、この少し前に、1986オメガトライブと言う形で、新生オメガトライブもデビューしてたけど、正直言えば、そちらもあんまりピンと来なかったんだよね、個人的には。

やっぱり、オメガトライブといえば、杉山清貴氏だと思うしね。

発展的解消と言う形で、1986オメガトライブと杉山清貴氏のソロデビューとそれぞれ分かれたはずだと思うんだけど、正直言えば、マイナス点の方が目だったような感じがしたな、当時は。
 サザンの桑田氏ど同じように、オメガトライブをやりながら、杉山氏のソロ活動っていう感じには出来なかったのかなぁ・・・・なんてね、今にしてみれば、そんなことも思ったりするんだけどね。

ただね、先日のポプコンコンサートで、久しぶりにこの曲を聴いたけど、当時のような違和感は感じ無くなってたんだよね。素直に聴けた・・・というかね。

やっぱ30年と言う時間が、当時の違和感を解消してくれましたかねぇ。
なんだかんだと言っても、あの青春の日々を思い出させてくれる1曲だからねぇ。
 



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風のLONELY WAY / 杉山清貴

1988_02_風のLONELY WAY_杉山清貴








今回の1曲セレクトは、「風のLONELY WAY」杉山清貴です。

まずはデータです。

・タイトル    風のLONELY WAY
・アーティスト  杉山清貴
・作詞       田口俊
・作曲      杉山清貴
・編曲      林哲司
・リリース日   1988年1月13日
・発売元     バップ
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数  18.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1988年1月25日〜3月7日付
・タイアップ:日本テレビ系ドラマ「火曜サスペンス劇場」主題歌

今年の頭から、この1曲セレクトは、基本1日1曲アップする様に替えたんだけどね。
ま、これは、昔は1日1曲書いてたんで、それに戻した・・・っていうのが表向きの理由なんだけど、自分が個人的に思い入れのある曲は、すでにあらかた書いちゃったってのも大きいんだよね。
 
 曲的には、まだまだいっぱいあるんだけどさ、残っている曲は、個人的にあんまり聴いてきていない曲とか、好みから外れてる曲って感じなんだよなぁ・・・。

まあ、そんなことで、1日に何曲も書けない・・・っていう理由からだったりもしてね。

・・・ということで、今回の曲も、個人的にはあんまり聴いてきていなかった曲どぇす。


杉山清貴「風のLONELY WAY」。

うーん、でも、この曲くらいだと、「うそうそ、ヒットした曲やん」って感じかなぁ。 
なにせ、あの「火曜サスペンス劇場」の主題歌だった曲だもんね。

でもねえ、なんか、個人的にはスルーしちゃった曲なんだよな。

杉山清貴ってヒトは、決してキライじゃなかったんだけどさ。 うん、オメガトライブの頃は好きだったぁ。
でも、ソロになったからは、どこちちょっと違うなぁ・・・って思うようになったんだよね。

やっぱ、オメガトライブは、ポップだったんだよね、曲が。
それまで、ありそうでなかったオシャレなサウンド。いわいるシティポップってやつでさ。オメガトライブがで出来て、ヒット曲のサウンドがガラッと変わったもんね。

でも、ソロの杉山清貴になって以来、どうも、今一つ垢ぬけない感じがしたんだよなぁ。

うーん、なんでなんだろう? 今、この「風のLONELY WAY」を聴くと、決して悪い曲ではないんだけどね。

やっぱね、少しマジメ過ぎたのかもしれない、曲調が。

それとやっぱりポップさだよね。「火サス」の主題歌って、決して悪い曲ではないんだけど、どこ、今一つ垢ぬけない曲が多かったような気がするんだよなぁ。
どころ、一昔前の・・・っていうイメージが強くてさ。 そんなところがポップスと言うよりは、歌謡曲寄りのイメージに感じた曲が多かったのかもしれない。

 この曲の後、竹内まりやの「シングルアゲイン」が火サスの主題歌に起用されたのは有名な所だけど、当初「歌謡曲はやだ」と、山下達郎氏がアレンジを拒んだっていうのも、だから、分かるんだよね。

結局、個人的に、今一つ触手が伸びなかったのは、そこが大きかったのかもな。


それと、この曲がヒットしてた頃は、丁度、(現役生の頃の)大学受験の真っ最中でさ、ヒット曲どころじゃなかったってのもあるかもしれない。
まあ、高校の頃は、全く勉強しなかったんで現役で受かるとは、全く思ってなかったんだけどさ。。。。

 



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街が泣いてた / 伊丹哲也&Side By Side

1981_01_街が泣いてた_伊丹哲也







今回の1曲セレクトは、「街が泣いてた」伊丹哲也&Side By Sideです。

まずはデータでーす。

・タイトル     街が泣いてた
・アーティスト   伊丹哲也&Side By Side
・作詞       伊丹哲也
・作曲       伊丹哲也
・編曲       Side By Side
・リリース日    1980年11月28日
・発売元      キャニオン
・オリコン最高位  19位
・売上げ枚数    16.4万枚

 今回、引っ張ってきた「街が泣いてた」、伊丹哲也とSide By Side、覚えてる方、どのくらいいらっしゃるかなぁ。

 伊丹哲也氏、小さい体で大きなギター抱えて、いつもグラサンかけて・・・見た目、ちっちゃな「ツッパリ」にも見えたな。

 で、見た目に似合わず、けっこうワイルドな歌い方してるんだよね。それが如何にもアンバランスでさ。
 でも、そのアンバランスさが良かったんだろうな。

 サングラス外すと、もっとアンバランス、ホント、この曲の一部ドスが効いた歌い方をしてるとは思いもよらないような「童顔」なヒトだったんですよね。でも「かわいい」系で。

 それが分かった時は、余計アンバランスに感じたもんだよなぁ。

 
 それにしても、この曲は、キャッチーだったな。典型的なマイナー系のミディアムロックなんだけど、メロディラインは、キャッチーそのもの。逆に泣けるんだよね。
 
 しかし、このキャッチーさが如何にもポプコン的なんだけどさ。

 そう、このヒトも例の通りポプコン出身なんだよね。

 1980年の第19回ポプコン決戦大会でグランプリを獲得したのが、この曲な訳です。

 ちなみに、このときの大会で優秀曲賞を取ったのが、雅夢の「愛はかげろう」なんだけど、実際「売れた」のは、圧倒的に「愛はかげろう」でしたねぇ

 それと、同じく入賞したなかに、「きゅうてぃぱんちょす」っていうグループがいたりする。

 これ、だれだかわかります?

 ・・・・そう、杉山清貴なんですよね。杉山清貴&オメガトライブの前身のバンドなのです。
 このヒトたち、パッと出のような印象があるけど、こういう「下積み」時代もあるんだよね、しっかりと。


 でさ、前々から、いろいろとポプコングランプリの曲を書いてきてるけど、まあ、あの時代、実際、売れてた曲が多いからねぇ。まあ、それだけ世間からも注目されていたと言うこともあるけど、やっぱり、キャッチーなんだよね。曲が。

 ぱっと聴き、おもわず引きこまれるようなインパクトが逢ったことは確かなんですわ。


 ただ、それが逆に言うとネックなわけで・・・・。すなわち、このポプコングランプリ「受賞」っていうのが、「ピーク」なヒトが多いんだよね。

 結局、これらの曲が「良すぎ」で、これを超える曲が、次になかなか出せなくて、結局、一発屋で終わってしまうことが多いんですよ。

 まあ、それがいいのか悪いのかは別問題なんだけど、今から考えると結構、酷なことだったんだろうなぁ。

 逆に、上記の杉山清貴とか、このあいだ書いた、長渕剛、佐野元春、CHAGE&ASKAのように、なんども挑戦たけど、入賞止まり・・・っていうヒトのほうがヒニクにも、その後、長きに渡って残ってるんだよね。この「ポプコン」出身者って。

 まあ、なんども「辛酸」なめた分だけ、実際の「プロ」の世界で生き残るすべを学んでいるんだと思うけどさ。

 この伊丹哲也&Side By Sideの場合も全く同じでしたよね。結局、この曲1曲のみ残して、あっという間に消え去っていってしまいましたねぇ。 う〜ん。




いや、今聴いてもいい曲だと思いますよ。この曲も、聴くと、昭和56年1月当時が脳裏にプレイバックしてくるなぁ




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