かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

映画

プルシアンブルーの肖像 / 安全地帯

1986_08_プルシアンブルーの肖像_安全地帯


今回の1曲セレクトは、「プルシアンブルーの肖像」安全地帯です。

まずはデータです。

・タイトル    プルシアンブルーの肖像
・アーティスト  安全地帯
・作詞      松井五郎
・作曲      玉置浩二
・編曲      安全地帯 星勝
・リリース日      1986年7月1日
・発売元     キティ
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数  23.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1986年7月14日〜9月1日付
・タイアップ:映画「プルシアンブルーの肖像」主題歌

ここんところ週末は「アイドル」って決めてたんだけどね。 だから、今回も某アイドルの曲を書こうと思ってジャケ写をもってきたら、すでに昨年書いてた事が判明wwww

うーん、書こうと思って気持ちものってきたのにすでに書いてた・・・って事が分かると意外と凹むんだよな。
本来は事前に書いてたかどうか調べておくんだけど、今回は「まだ、書いてない」と決め打ちしちゃったからなぁ。。。

しぁーない・・・と、書こうと思ってた曲と同じくらいの時期のチャートを見てて目が止まった曲があった。

決まり、これ書こう

安全地帯「プルシアンブルーの肖像」。

むー、アイドルじゃないじゃん・・・なんて言われそうだけど、まあいいよね

この曲、前々から1986年夏のチャートを見る度、書こう書こう・・・うんにゃ、書かなきゃな・・と思ってて、でも筆を上げられなかった1曲なんだよな。

理由は、正直言って、この曲良く分かんなかったんですよ、当時。 いいのか、悪いのか。

個人的には、当時、安全地帯はキライなバンドではなかった。この曲の前曲の「碧い瞳のエリス」までは、シングル盤、買ってたしね。
でも、この曲は買わなかったんだよな。

 ♪ もう、離さない〜 ♪ からのサビは、キャッチーだし、それまでの「ウレセン」を継承してきている訳で引っかかっては来たんだけどね。

きっと、サウンドなんだろうなぁ、引っかからなかったのは。

前年の「熱視線」から、作詞に松井五郎氏が加わりニューウェイブ系なサウンドに変わってきていた安全地帯なわけなんだけどさ。
 ここでも、何回か書いたんだけど、個人的に当時のニューウェイヴ系の「音」にはちょっと同調出来ないところがあってさ。 
これが80年代中盤ころの「サウンド」だ・・・と言われれば確かにそうなんだけどね。 いわいるエッジが鋭い、輪郭がはっきりとした硬質なサウンドだよね。如何にも無機質で都会的な・・・という音だよな。
まあ、今か考えると生理的なところなんだけどさ、だから、そういう「音」の曲からは距離を置いてたんだよな。

それでも、85年までの安全地帯は、まだ聴いてた。 ニューウェイヴ系寄りにはなっていたものの、まだキャッチーさが勝ってたからなぁ。なにより、勢いがあったからねぇ、85年の安全地帯には。

でも、年が明けてからは、ちょっと様相が変わってきた居たのも事実。時代の「最先端」からは、ちょっと外れたようなポジションっていう印象でしたよね。
まあ、前曲から9カ月もシングルをリリースしてなかった・・・って事もあるけど。

そこに来て、生理的にちょっと苦手だった、ニューウェイヴ系な音だったんで、分かんなくなっちゃったんだよな、当時のワタシは。
そんなこともあって、この曲からはシングルを買わなくなっちゃったんだよな。

いや、サウンドはニューウェイヴ系だったのにもかかわらず、全体的なメロディラインは歌謡曲よりって言う、アンバランスさを感じたところもあったかもしれない。
 この頃から増えつつあったんだよね。このテの、音はニューウェイヴなのに、メロディラインは歌謡曲よりって言う曲が。例えば杉山清貴氏のソロになってからの曲とかさ。

 一見聴くと、先端を行っているように感じるんだけども、よくよく聴いてみるとどっかで聴いたような・・・なんていうメロディライン。たしかに、音もメロディも先端を行っているようなアーティストに比べると、聴いてて安心感はあった。でも、どこかアンバランスなんだよな。
当時、松井五郎氏が詞を書いてた曲にはそんな曲が多かったような気がするなぁ。

まあ、アンバランスさは否めなくても、安心感があるっていうところが、ヒット曲としての宿命だったのかもしれないけどさ。


だからという訳でもないんだけと、個人的にこの頃から、ヒット曲の最先端からちょっと外れた所に興味が移ってたってのもある。

以前も書いたけど、この頃ネオGSっていう、「GSフォーエバー」のようなブームが起こり始めて、ヒットストリームではなくアンダーグラウンドではあるけど、G.Sを見直す動きが起こり始めてたんですよ。
いわいるガレージ、サイケ系な音ですよね。
 当時の先端のニューウェイヴ系な音が生理的なダメだったワタシも、ガレージ的な音にはシンパシイを感じられたんだよな。
 そんなこともあって、ヒット曲についても60年代〜70年代へと自分の知らない時代へ遡る事を始めたんだよな。蒲田の中古専門店「えとせとらレコード」で過去の音源漁りを始めたのもこの頃からだったな。

だから、正直言って、個人的な所蔵音源としては86年の夏以降90年代に入る頃まで、未だに結構「穴」があるんだよね。 うん、未だに持ってないヒット曲音源も結構ある。
 あれから30年経って、流石に、この頃のニューウェイヴ系への生理的な嫌悪感も感じ無くなったんでね、遅ればせながら、この頃の音源集めを始めようかなぁ・・・なんて思っている近頃だったりしてね




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君が通り過ぎたあとに〜Don't Pass Me By〜 / アルフィー

1987_04_君が通り過ぎたあとに_アルフィー








今回の1曲セレクトは、「君が通り過ぎた後に〜Don't Pass Me By〜」アルフィーです。

まずはデータです。

・タイトル     君が通り過ぎた後に〜Don't Pass Me By〜
・アーティスト   アルフィー
・作詞       高見沢俊彦
・作曲       高見沢俊彦
・編曲       アルフィー
・リリース日    1987年3月11日
・発売元      キャニオン
・オリコン最高位  5位
・売上げ枚数   14.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 9位
・ベストテンランクイン期間:1987年4月13日〜4月20日付
・タイアップ:映画「タッチ3 君が通り過ぎたあとに」エンディングテーマ曲

アルフィーの曲は、この時期にヒットが多かった・・・ということで先月から、毎週のようにセレクトしてきたアルフィーですが、とりあえずは、今回で一区切りかな・・・と言うところです。

・・で、今回セレクトしてきたのは、87年の今頃のヒット、「君が通り過ぎた後に〜Don't Pass Me By〜」ですね。

実際は、もう1〜2週間前がヒットのピークだったんで゜、その頃に書けばよかったんだけど、まだ、間に合う・・なんてことで、今回セレクトして来ましたわ。


 この曲は、「2枚舌」なんていうキャッチフレーズのもと、「サファイアの瞳」と2枚同時にリリースされたわけなんだけど、激しいアップビートで「動」のイメージが強かった「サファイアの瞳」に対して、セミバラードでしっとりした「静」の雰囲気だった「君が通り過ぎた後に〜Don't Pass Me By〜」という、正反対のシングルと言う感じでしたね。

 そして、この「君が通り過ぎた後に〜Don't Pass Me By〜」は、映画「タッチ3」の主題歌ということで、そのイメージが強かったんじゃないのかなぁ。

「タッチ」と言うと、どうしてもワタシらの世代としては、「青春」の代名詞的なアニメでしたもんね。
ふむ、90年代以降のアニメに対しては「鈍感」にワタシでも、この頃はまだ、アニメも見てたかんね。
丁度、ワタシらの学年が、高校に入学する頃にアニメがスタートし、高校3年になったこの頃に終了って感じだったんだよね。
 同じく、「おニャン子クラブ」も、ワレワレが高校に入学する頃に「夕ニャンがスタート」し、高校3年の時に解散・・・と、「タッチ」と「おニャン子クラブ」っていうのは、セットで高校時代の「青春」の象徴のような存在だったからなぁ。
 
この曲は、そのシリーズ3部作としては「最後」の映画化の主題歌だったよなぁ。

たしかに、しっとりした曲調は、「タッチ」の「最後」の映画化を象徴としているようなイメージもあったけど、ただ、映画の内容と必ずしも合っていたか・・・というと、若干違っていたような気がしないでもないんだけどさ。

個人的に嗜好からすると、2枚同時にリリースされた「サファイアの瞳」の方が、当時は断然好きだった。
ま、「2枚舌」キャンペーンとしていても、実際的には「サファイアの瞳」の方が「本命」的なイメージが強かったしね。
 だから、「サファイアの瞳」は、オリコンで1位を獲得したけども、この曲は最高5位・・・とちょっと開きが出たからなぁ。


個人的には、この曲はねぇ、なんかくすぐったかったんだよな、当時は。

悪い曲ではないとは感じてた。メロディアスなサビ、間奏部の坂崎氏のアコギのインストは今でも心に響いてるしさ。

でも、どうしても「タッチ」っていうのが、まず頭に出てきちゃったりするからさ、「タッチ」⇒「青春」⇒「南ちゃん」⇒「悶々・・・」⇒「やりてぇ〜」っていうサイクルが頭に浮かんできちゃったりしてさぁ・・・。
 
少しの前にも書いたんだけども、この時期・・・1987年の今頃にかけては、個人的に言えば一番「悶々」としてた時期だったからねぇ。
 いつも「やりてぇ〜」って事ばっかが頭を駆け巡ってたからさ まるで発情期の犬状態でしたわ。

そんな時期だったからなぁ。。春の花粉を感じたら、今なら「花粉症」なんだけど、この当時は「発情の季節」っていう頭だったもんなぁ。まあ、生理的にだけど。。。

だからねぇ、40代も後半になった今でも、いまだにこの曲を聴くと、どうも、下半身あたりがムズムズしてきちゃうんだよな。あれから30年が経とうとしているんだけどね、このオッサンは。。。。。






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南十字星 / 西城秀樹

1982_04_南十字星_西城秀樹








今回の1曲セレクトは、「南十字星」西城秀樹です。

まずはデータです。

・タイトル    南十字星
・アーティスト  西城秀樹
・作詞      竜真知子
・作曲      水谷公生
・編曲      佐藤準
・リリース日   1982年3月25日
・発売元     RVC
・オリコン最高位 6位
・売上げ枚数  22.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 7位
・ベストテンランクイン期間:1982年4月19日〜5月10日付
・タイアップ:映画「南十字星」主題歌


新年度が始まって半月ほどが経ちましたねぇ。 今年新入学、新社会人になられた方々は、新しい環境に慣れましたでしょうかねぇ。
 ヒトによっては、新しい環境に順応するのが早い方もいらっしゃったりしますが、ワタシはどうも、その辺が苦手でねぇ、新しい環境に慣れるには、時間がかかるヒトなんだよね。

なんて考えてたら、そう言えば、新たな環境に慣れてなかった頃の曲を、今回は持ってこようか・・・と思の、今回はこの曲をセレクト。

西城秀樹「南十字星」

この曲は、1982年のちょうど「今頃」ヒットしてたんだけど、ワタシ的には、この時中学1年だったな。
中学生っていう新しい環境に慣れなくてねぇ、かなり戸惑ってた頃の曲ですわ。

この曲を聴くと、あの時の「戸惑い」っていうのかなぁ、かんな地に足がついてなかったような頃を思い出んだよな。
 そういえば、新しく友達になったばかりのやつと、山の上の公園に遊びに行った帰り、その友達が下り急斜面で自転車のハンドルを取られて転倒、頭に数針縫うけがをしたっけ・・・とかさ。
なんか、そんなマイナスな事が、この曲を聴くと思いだされたりするんだよなぁ。

まあ、それも、この曲自体、淋しい曲だから・・・って事もあるのかなぁ。

この曲、映画「南十字星」っていう、戦争モノの映画の主題歌だったんだってねぇ。。。うーん、それは覚えてないなぁ。 たしかに、なんかのタイアップがついていたような気はしてたけど。。。
 
淋しい曲調ななのは、戦争映画っていうところから来ているようですね。

 ただ、かといって、ガチガチの戦争系の曲・・・と言う事もない。

 「ガチガチの戦争系」・・・なんてかいてもよく分かんないですよね。。

いや、あの頃はさあ、毎年終戦記念日近くなると、戦争モノの映画って毎年のように作られていたんだよね。
1980年は「二百三高地」、前年の1981年は「連合艦隊」、この年1982年は「大日本帝国」・・・なんて具合にさ。

で・・それぞれの主題歌が、さだまさし「防人の詩」、谷村新司「群青」、五木ひろし「契り」だったするんだけど、それぞれの曲をごぞんじなら、どんな感じかわかりますよね、「ガチガチの戦争系」の曲調って。
 文部省のお役人が泣いて喜ぶような・・・感じ・・・といったらいいでしょうか。

ま、そういう、ガチガチに真面目な曲調・・・と言う訳ではなく、程良くポップス系な味付けは残っているって感じですね。

それでも、前曲の「ジプシー」っていう激しい曲からすると、かなり落差があった訳で、最初は、ちょっと戸惑ったような気がするな。

あ、そうそう、その時の戸惑いが、中学生になったばかりの戸惑いとリンクしてたんだ、ワタシの場合。

ただ、それでも、この曲、売り上げは20万枚オーバーと、当時の秀樹としては80年12月の「眠れぬ夜」以来、1年数か月ぶりの20万枚越えだったりしたんだよなぁ。
 うむ、結構、支持はあったんだよね、この曲。 ただ、それ以来30数年、今の今まで20万枚オーバーの曲は出てないんで、実質これが最後の20万枚オーバー の曲って事になるのかな。

 ちなみに、この曲の途中で、デビュー以来の累積売り上げが、1000万枚を突破したんだよね。

今でこそ、オリコンも50年近くの歴史をかさねたんで、累積売り上げ1000万枚のアーティストも数多く出ているけど、当時はまだ、数少なくてね、 ピンク・レディー、森進一、山口百恵、沢田研二に続いて、オリコン史上5組目の1000万枚突破アーティストでしたね。

そんな記念の曲でもあったんだよな、この曲は。



この曲というと、なぜかバックが「カラオケ」って事が多かったんだけど、珍しく「生演奏」だったんで、
この動画をセレクト。



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夢色のメッセージ / 西村知美

1986_04_夢色のメッセージ_西村知美








今回の1曲セレクトは、「夢色のメッセージ」西村知美です。

まずはデータです。

・タイトル    夢色のメッセージ
・アーティスト  西村知美
・作詞      来生えつこ
・作曲      来生たかお
・編曲      萩田光雄
・リリース日   1986年3月20日
・発売元     東芝EMI
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数  17.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 8位
・ベストテンランクイン期間:1986年4月14日付
・タイアップ:映画「ドン松五郎の生活」主題歌

 どこにでもいるような普通の女の子が、ある日突然スターになる夢・・・
・・・なんて、昔のとある番組のキャッチをそのままパクッてみたりしたんだけど。。。

80年代中盤は、現在と同じように「アイドル」の天下だったわけだけども、そのほとんどが「ゲ―ノー人らしくない」っちゃ失礼だけど、どこにでもいるようなオネーチャンが、ある日突然ブラウン管の中で歌っているような・・・って感じのアイドルでしたね。

「シロート」が売れる時代・・・って言うんでしょうかねぇ。

まあ、その最たるヒト達が、おニャン子クラブだったりするんだけど。。。

今回セレクトしてきた西村知美っていうヒトも、そんな、どこにでもいるような女の子が、ある日突然ブラウン管に・・・って言う感じのアイドルの一人だったよなぁ。

まあ、それ以前のアイドルも、同じように言われてたヒトって何人も居たけど、でも今からして思えば、そう言われては居ても、どこかゲーノー人らしい匂いはあったヒト達が多かった・・・様な気がする。。

でもさあ、この西村知美っていうヒトは、そういう匂いが全然しなかったんだよな。 いや、本当に学校のとなりの机に居るような・・・っていう感じで。

ルックス的には、たしかに可愛いっちゃ、可愛かったりもしたけど、いわいるアイドル顔でもなかったし、じゃ、ウタは・・というと、これがまた、ヒドイし  ぢゃ、演技は? ・・・というと、取り立ててウマくもない。。。
 ま、今回セレクトしてきた「夢色のメッセージ」は、デビュー曲にして、主題歌だった映画「ドン松五郎の生活」の主演してたりするんだけどね。。。。

そんななーんも特徴が無かったんだよなぁ、このヒト。  

なんて言うのかなぁ、特段、コレっていう特徴というか「色」を感じないっていうかねぇ。 ゲーノー人特有の「アクの強さ」って言うのを感じなかったんだよな。

当時からしてみれば、デビューの時は、まあ、お金をかけて、映画の主演をやってたりしたけど、まあ、こんなにもアクが強くないヒトは、ゲーノー界ぢゃ、もっても2,3年かなぁ・・・・ってくらいしか感じなかった訳で。。。。

でもさぁ、あれから、ちょうど30年経った今でも、どっこい、ゲーノー界に残ってるとはねぇ・・・・。全く予想もしてなかったですわ。。。

なんていうかねぇ、ゲーノー界の7不思議っていうかねぇ。。。


で、今回セレクトしてきた「夢色のメッセージ」って曲。
当時も、そこそこ売れるだろうな・・・とは思ってたりしたな。曲の出来とかではなく、なんだかんだ言っても、デビューにして、主演映画の主題歌でしたからねぇ、まあ、話題性で・・・ってことで。。

ただ、曲自体は、正直、あんまり面白いとは思わなかったなぁ。 アイドルらしくない・・・というかねぇ。なんかフレッシュさを感じないんだよね。
 作詞が来生えつこで、作曲が来生たかお・・・なんだけど、デビュー曲にして、このお二人の作品と言うと、中森明菜の「スローモーション」。 たしかに、「スローモーション」もデビュー曲としては、アイドルらしさっていうのは、あんまり感じ無かった。。。けど、明菜の場合はそれなりの歌唱力があった。だから、明菜なりの世界観を感じたんだよね。

 でも、この曲に関しては、その時の様な世界観を感じないんだよね。 まずもって印象が希薄って言うような感じしかしなくてさあ・・・。

そんなところも、きっとこのコは、すぐ居なくなるだろうな・・・って感じたんだろうな。

正直、曲については、そんな所しか書くところが無いなぁ・・・。  

今まで、西村知美さんの曲はあんまり書いてこなかったんたけど、兎に角、掴みどころが無い曲が多いんだよね。 まあ、それでも何曲かは印象に残ったいる曲があったりしたんで、それは、これまでも書いてきたんだけど。。。

デビュー曲の印象が薄くて、これまで30年も生き残ってるアイドルってのも珍しい訳で、逆言えば、そこが希少価値がある人かもしれないけど。。。。

そう言えば、、自分より年下でベストテン入りしたヒトって、このヒトが最初だったかもしれない。 まあ。それまでも工藤夕貴とか、セブンティーンクラブ時代の工藤静香とか、年下でデビューしてたヒトはいたけど、ベストテン入りはしてなかったしな。
 同級生では、中山美穂ぐらいだったかな・・・・。うんにゃ、木村一八ってのが居たな
でも、自分より年下のコがベストテン入りしてるのっていうのは、やっぱ変な感覚じだったな。。。それだけは覚えてるわ。





最初にかいた「シロート」が売れる時代・・・って言う意味では、「今」もそんな時代ですわな。
初音ミクなんてのは、そんな感じじゃないですか。
 アイドルは、たしかに、80年代中盤の、あの全くのシロートに毛が生えた・・・って感じに比べれば、若干、マシかな・・・って気もするけど、最近のコは、普通のコでも「擦れてる」コが多いからな。 いわいる「サトリ世代」特有の・・・って感じの。
それを考えれば、今のアイドルも、「隣の○○ちゃん」っていう所は、このころと全然変わってないのかもな。




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道化師のソネット / さだまさし

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今回の1曲セレクトは、「道化師のソネット」さだまさしです。

まずはデータです。

・タイトル    道化師のソネット
・アーティスト  さだまさし
・作詞      さだまさし
・作曲      さだまさし
・編曲      渡辺俊幸
・リリース日   1980年2月25日
・発売元     フリーフライト
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数  40.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 5位
・ベストテンランクイン期間:1980年3月17日〜4月21日付
・タイアップ:映画「翔べイカロスの翼」主題歌

今回はマクラ無しですぐに本題。

さて今回ひっぱってきた曲は、さだまさし氏の「道化師のソネット」。

いや、個人的には、かなり「難題」な曲をセレクトしてきたつもりなんですよね。 
・・・・というのもこの曲は、どこからどう書いて良いのか、とっかかりがなかなか見つからない。
こういう曲のレビューって、難しいようにも思えるんだけど、ここから書こう・・・っていうとっかかりが見つかれば、筆が進むのは意外と早いんだけどね。 うーん、この曲は難しいな。

ま、この曲がヒットしたのは、1980年の丁度今頃ですわ。今から36年前ですね。
最近もNHKを中心にちょくちょくテレビで見かける、さだまさし氏ですが、「ヒット」と言う点からみれば、前年の「関白宣言」を頂点として、一番「脂」が乗り切ってた時期ですね。
前曲「親父が一番長い日」もオリコンで1位を記録してたし。 だから、この曲の最高位2位っていうのは、後年のおちゃらけた、さだまさし氏しか知らないヒトから見れば意外かもしれないけど、当時は「必然」だったんだよね。

・・・・とは言うモノの、正直言うと、ワタシもこのオリコンの順位と売り上げ枚数を初めて知った時は意外だったんたけどさ。

この曲がヒットしてた1980年当時は、まだオリコンは読んでなかったのよ。というか、存在すら知らなかったんだよね。
日本のヒットチャートは、「ザ・ベストテン」だとばっかり思ってた頃だから  
でもベストテンでは、さだ氏は、あんまり上まで行かなかったからなぁ。「関白宣言」でさえ、最高2位でしたからね。 この「道化師のソネット」は最高7位だったな、たしか。

 なんで、オリコンとベストテンでは順位に開きがあったか・・・といえば、単純に、さだ氏が「はがきリクエスト」に弱かったからなんだけどね。 当時のベストテンは、はがきの得点配点が高かったからね。

だからね、翌1981年にオリコンを知って、さだまさし氏の各曲の売り上げ枚数と、最高位を知った時は結構びっくりしたな。 この曲も40万枚越えだったし。。。
 うん、さだ氏もそうだったけど、総じて、ニューミュージック系のレコード売り上げ枚数って、自分が感じていたよりも高かったんだよね。アリスなんかもそうだったなぁ。

まあ、当時のレコード購買層とニューミュージック勢のファン層は、ぴったりシンクロしていた訳で、総じてそう言う傾向になった訳なんだけとさ。当時は、そういう細かいところまでは分からなかったからなぁ。あくまで自分の「感覚」だけだったからさ、ヒットの大きさって。

ちなみに、この曲、個人的には、当時はあんまり聴いてなかったんだよね。
ま、今でこそ、ちゃんと音源持っているんでしょっちゅう聴いてるけど、当時はテレビが唯一の情報源でしたからねぇ。
でも、当時は、さだ氏ってあんまりテレビで出なかったからなぁ。 出てもあくまでレコードのプロモーションのためにちらっと出るくらいだったから。 ベストテンでもこの曲は、1度しか出なかったんじゃなかったかなぁ。

でもね、今聴くと、懐かしいんだよね。 聴くたびに、どこからか1980年の今頃の匂いがしてきて、情景が脳裏をかすめる。
 当時は、あまりこの曲聴いていなかったはずなのに不思議なもんなんだよなぁ。
意識としては完全に埋もれちゃっているんだけど無意識の記憶の中のどっかに残ってるんだよね。
だから、音楽って不思議。

それと、この曲ではじめて、さだ氏の音楽でニューミュージックの匂いを感じたんだよなぁ。 それまでは、このヒトは完全フォークのヒトだと思ってたんだよね、個人的には。
 
うん、レコード音源で聴く限りでは、この曲の前の曲、「天まで上がれ」にとかさあ、ニューミュージックっぽいアレンジになってたりするけど、テレビの時はアコギメインでとかさ、フォークっぽかったんだよね。

 フォークとニューミュージックの境ってなんじゃらほい? と言われると困っちゃうんだけどさ、そもそもニューミュージックっていうジャンルの定義からして曖昧なんで。。。
 でも、ニューミュージックっていう音楽は、音場広さっていうのかなぁ、空間が広く感じるんだよね。フォークって、どうしても「四畳半」の世界とかさ、なんか空間が狭っちいしみったれた音楽に感じるじゃん。
さだまさし氏の音楽も最初は、そんな感じだったんだよね。 いや、そんな感じに聴こえたんですよ。 

でも、この曲に関しては最初から、音場が広く感じてさあ。

そもそも、♪ 笑ってよ きみのために〜 ♪ っていう歌の出だしから、わーっと一気に世界が広くなったような感じをうけるじゃん。 あ、これは、フォークじゃない、ニューミュージックだ・・・って思ったんだよね。

 なんて・・・ホントに当時、小学5年のクソガキだったくせにそんなこと思ったのか・・・なんて言われそうだけど、そう思ったんですぅっ   まあ、いつも書いてることだけど、いまのクソガキに負けす劣らずな「ませたガキ」だったからさあ。





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激愛 / 長渕剛

1989_02_激愛_長渕剛








今回の1曲セレクトは、「激愛」長渕剛です。

まずはデータです。

・タイトル    激愛
・アーティスト  長渕剛
・作詞      長渕剛
・作曲      長渕剛
・編曲      瀬尾一三
・リリース日   1989年2月8日
・発売元     東芝EMI
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数  44.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1989年2月20日〜4月17日付  
・タイアップ:映画「オルゴール」主題歌


今まで長渕剛氏の曲は、初期の比較的馴染みやすい曲以外は1曲セレクトで書いてこなかったんだけど、うーむ、そうだね、もういい加減引っ張ってこない訳にはいかないよね。。。

・・・ってことで、今回の1曲セレクトは、長渕剛「激愛」。

なぜに今まで、特に88年リリースの「乾杯」以降の長渕剛氏の曲をセレクトしてこなかったのか。

うん、特にキライと言う訳じゃないんだよね。まあ、クセがあるヒトだし、88年以降の「ヤクザ」な風体から、好きキライが激しいヒトではあるけどさ。
現に、今回セレクトしてきた「激愛」が収録されているアルバム「昭和」も、当時購入したしね。

書かなかった・・・というよりは、書けなかったんだよね。

難しいのよ、このヒトの曲は。

アイドルの曲を書く様に、かるーい気持ちで・・・って訳にはいかないような気がしてさ。

それこそ、折り目正して正座して書かなきゃ後ろから刺されるように気分になるしさ。


特に今回セレクトしてきた「激愛」なんて曲は、まあ、重たいでしょ。楽曲そのものもそうだけど、歌詞の内容がさ。
 死を覚悟した上で繰り返す激情。 いや死に向かって繰り返す「SEX」そのものだよね。

これをコトバで表すっていうのは、どだい限度があるような気がしてさ。 だから、いままで書けなかった・・・ってところかなぁ。

正直言うと、今でもそうなんだけね。今回は其処を押してセレクトしてきましたわ。
まあ、オリコン1位獲得曲をいつまでも書かない・・・って訳にもいかないしねぇ。

それにしても、歌詞の内容は過激。
もし、これが本来の長渕の愛情の姿なのだとしたら、これは、石野真子では到底、受け止めることなんて出来なかったよなぁ。現夫人である、志穂美悦子さんくらいの「たん力」のあるヒトじゃないと。。。
 ・・・それを考えると、長渕が志穂美悦子さんと再婚したのは正解だったのかもしれない。

この曲を聴くと、いつもそんなことを感じてしまったりするな。


たださ、正直なところ、もう少し軽い曲も聴きたかったよっていうのは、当時の本音だったよなぁ。



大熱演の「激愛」ですね。これは凄い。
兎角、「夜ヒット」の演奏ってショボイのが多いんだけど、これは、そんな夜ヒットの中でも、かなりのクオリティな演奏だったんじゃないかなぁ。
 たしか、ベストテンには、「激愛」では出なかったような・・・・あれ? でたったけな?
兎に角、生演奏では、当時もあんまり見た記憶がないんだよな。だから、ここまで大熱演していたとは全然知らなかったな。
 矢島賢氏のギターソロと、長渕のボーカルとの絡みが、めっちゃかっこいい。70年代ならいざ知らず、89年当時でもテレビでこういう熱い演奏はそうそうなかったですよ。

こういう大熱演な、ボーカル、演奏を聴いてきちゃってるからさあ、どうしても最近の曲は軽く感じちゃうんだよな。
もっと「ウタ」に魂入れろよって言いたくなっちゃうのよ

逆に、今の若いコからすると、ウザいんだろうけどさ、こういう音楽は。



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BE-BOP HIGH SCHOOL / 中山美穂

1985_12_BE-BOP-HIGHSCHOOL_中山美穂






今回の1曲セレクトは、「BE-BOP HIGH SCHOOL」中山美穂です。

 まずはデータです。

・タイトル    BE-BOP HIGH SCHOOL
・アーティスト  中山美穂
・作詞      松本隆
・作曲      筒美京平
・編曲      萩田光雄
・リリース日   1985年12月5日
・発売元     キング
・オリコン最高位 4位
・売上げ枚数   17.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 6位
・ベストテンランクイン期間:1985年12月30日〜1986年1月27日付
・タイアップ:映画「BE-BOP HIGH SCHOOL」主題歌

 このところ「アイドル枠」の選曲に苦心しているワタクシですが、今日も、うーんうーん・・・と迷いながら、過去の日記のアーカイブをひっくり返したりしたんだけど・・・。
 うーん、意外と曲ダブってるなぁ。。。 基本的に1度書いた曲は意識的に書かないようにしてるんだけどさぁ。。。ふらふら
 いや、あくまで「基本的」にで、厳密ではないですけどぉ・・・。その辺は、「趣味」の範囲で書いてるってことで、大目に見てくだされ。

・・・さてさて、ということで、なんか曲はないかいな・・・と思いつつ、何曲か浮かんできた曲の中で、あれれ、まだ、この曲書いてなかったんだ・・・っつう曲を一つ、引っ張ってきましたわ。

 中山美穂の「BE-BOP HIGH SCHOOL」。

 この曲もまだ、書いてなかったんだ。。。あせあせ 今まで、何回か書いたような気もしてたんだけどねぇ。。ジャケ写を何回か使ったのか。。

 えー、この曲は、中山美穂、デビュー第3弾。で、この曲で一気に曲調が変わったんだよね。
 前2曲が同じようなマイナー系の曲だったのに対して、この曲は、メジャー系のカントリーポップス。

 当時、初めて聴いた時、正直、ホッとしたのを覚えてるなぁ。大体、アイドル系って、一つ当たれば、暫くは同じパターンで来るのが、常套手段だからさ。今も昔も。。 そそそ、少し前に西野カナの時も書いたんだけど、1つ当たれば3曲は同じ曲調で行くのが「基本」なんだよね。なので、正直、デビュー第3弾のこの曲で、曲調を変えてきたのはびっくりしたけど、上で書いたようにホッとしたのが正直なところなんだよな。

 もともと「毎度おさわがせ〜」で、ツッパリ役だったわけで、デビュー曲でマイナー系で来たのは間違いではないと思うんだけど、なんか当たり前すぎって感じもしたんだよね。そこからいきなりメジャーなカントリー系に切り替えてきたわけだから、これは意表を突かれたし、でも、この曲で初めて、このヒトの可愛らしさを出せたわけでね。

結果的に、この曲でランキング的にも大きく伸びて初めてベスト5入りを果たしてきたわけだから結果オーライだったんじゃないかと思うな。

 でも、このヒトの場合は、この曲を皮切りに、結構、いろいろと変えてきてたもんねぇ。 その辺は、実験的・・というか、なかなか冒険的でよろしかったけどな。

 ま、ある程度、売れるってわかってたから・・・だとは思うんだけど、それでも、なかなか冒険的にはなれないものよ。

 ただ、作曲の筒美氏は、この曲までは、あんまり乗り気じゃなかったようなんだよね。だからか、デビュー曲の「C」から、この曲までの初期3部作は、今から考えると、「手癖」のノリっていうかなぁ、筒美氏の曲としては、あんまり「ココ」っていうツボはないんだよね。

 まあ、作詞の松本隆氏が、のり気だったし当初はしょうがなく付き合ったみたいなところがあったようですね。
この曲までは、どちらかといえば、松本氏がプロデューサー的な立場でイニシアティブをとっていたようで、詞に関しては、いつもの松本印なブランド的なノリはでてるかなぁ・・・とは思うけどさ。
ま、松本隆−筒美京平っていうゴーテルンコンビによる、「ツイてるねノッてるね」からの、中山美穂第2期では、筒美氏が俄然やる気が出てきたようなんですけどね。

 とはいえ、始めに書いたように、この曲から、メジャーに変わってきたのは良かった。
 
 いや、どうしても、当時の中山美穂ってさ、「毎度おさわがせ〜」の役だった「のどか」のイメージ・・・チョットエッチでつっぱってて・・・って感じが強かったからさあ、少なくとも、この曲で、そのイメージが消えたのは、良かったんじゃないかなぁ。

 ・・・っつうか、この曲、映画版の「BE-BOP HIGH SCHOOL」の主題歌で、もちろん、中山美穂も出てたんだけど、どんな役だったのよ? ワタシ見てないからなぁ。。。



一瞬、河合美智子かと思った。。。。。。


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YES〜free flower〜 / MY LITTLE LOVER

1996_YES〜free flower〜_MY LITLLE LOVER







今回の1曲セレクトは、「YES〜free flower〜」MY LITTLE LOVERです。

まずはデータです。

・タイトル    YES〜free flower〜
・アーティスト  MY LITTLE LOVER
・作詞      小林武史
・作曲      小林武史
・編曲      小林武史
・リリース日   1996年12月2日
・発売元     トイズファクトリー
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   45.5万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 6位
・ベストテンランクイン期間:1996年12月16日〜1997年1月13日付
・タイアップ:映画「Swallowtale」挿入曲

 無機質な曲ってことで、この間もglobeの「SWEET PAIN」を引っ張ってきましたが、今回も「無機質」な曲です。
 
 ハイ、マイラバの「YES〜free flower〜」。

 うーん、まあ、正直、当時のマイラバとしては、オリコンで1位は取ったもののあんまり「メジャー」な曲として売れたわけではないから、もしかしたら忘れちゃっている方もいらっしゃるかもしれないけど、この年に公開された映画「Swallowtale」の挿入曲にも使われたから、そう書けば思い出した方もいらっしゃるかなぁ。

 兎に角、この曲イントロの最初の音から、最後の1音まで、あんまり曲の抑揚がないんだよね。ドラムなんて、最初から最後まで8ビート刻みっぱなしで、フィルインが一つも入らない。とっても無表情な曲ですわ。
 グワァーッと盛り上がるサビが普通な日本のヒット曲ではかなり珍しい構造な曲だわね。

それ以上にメロディがかなり特異な流れですわね。

Aメロ

♪言葉 ひとつ 重く 消えるよ ♪

までで、なんと16小節も使ってたりする。この「シロタマ」連続の曲のあまりにもゆったりとするメロディの流れと、BPM130のほとんど「普通」のビートとのコラボレーションっていうのが、不思議と新鮮な感覚を醸し出してくれるんだよね。

 うーん、それまであったようでなかったような不思議な感覚。
 まあ、それが、この曲のすべてでしょう。

ただ、そんなとってもメロディラインがシンプルな曲だけど、サビの部分はしっかり仕掛けてありますね。

例の ♪YES〜 YES〜 ♪ の部分。

最初は、小節の最初から「譜点二分音符」に続いて四分音符のアーフタクトから「シロタマ(全音符)へのタイ が基本なんだけど、大サビでは、これが、1拍早まって、前小節のアーフタクトから譜点二分音符」に続いて四分音符のアーフタクトから「シロタマ(全音符)へのタイへと。

 つまり、大サビでは♪YES〜 YES〜♪ の最初の「YES」が1拍早く入るんだよね。

 あーー譜面なら簡単なのに文章で説明すると面倒っちいな。。。

まあ、そんな感じで、「シロタマ」連続で、どうも単調になりがちな曲なんだけど、ちゃんとメロディラインのリズムに変化を持たして単調になるのを防いでいるんだよね。

 まあ、あんまり気がつかない部分かもしれないけど、この曲の面白さのひとつだと思いましたね。

 メロディが複雑な曲も、いいところはあるんだけど、こういう単純な曲なほど、騙しが効かないところがあるから、曲の出来不出来がモロ出るんだけど、この曲は、その中でも精巧な曲なんぢゃないかなぁ・・・思っているんだよね、個人的には。

 うん、意外かもしれないけど、マイラバの中では一番、好きなんだよね、この曲。


ジャケ写・・・。ネットから引っ張ってきたんたけど、およよ、初めて見るな。ピクボケな具合がいいですね。
・・・って、ワタシ家に音源(mp3)あるのに、もとは何から引っ張ってきただろう。
 十中八九レンタル屋のCDからダビングしたんだけど、このジャケ写は記憶にないなぁ。。。。




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エル・オー・ヴィ・愛・N・G / 田原俊彦

1983_12_エルオーヴィ愛NG_田原俊彦






今回の1曲セレクトは「エル・オー・ヴィ・愛・N・G」田原俊彦です。

 まずはデータです。

・タイトル    エル・オー・ヴィ・愛・N・G
・アーティスト  田原俊彦
・作詞      売野雅勇
・作曲      小田裕一郎
・編曲      大谷和夫
・リリース日   1983年11月18日
・発売元     キャニオン
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   30.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 3位
・ベストテンランクイン期間:1983年11月28日〜1984年1月9日付
・タイアップ:映画「エル・オー・ヴィ・愛・N・G」主題歌


 今日の1曲セレクトは、また、昨日と打って変わりまして、トシちゃんです。

 はい、「エル・オー・ヴィ・愛・N・G」。

 この曲は、「たのきん」映画第7弾の同名映画の主題歌だったわけですね。
 で、もって、これが最後の「たのきん」映画って訳ですか。
うーん、一時期は東宝の看板だった「たのきん」映画もさすがにこのころになると飽きられてきてたって感じなのかなぁ。
 もろちん、このころはワタシも見てないですわ。

 たださ、この曲が割りと好きでねぇ。イントロがカッコいいじゃん。
 トランペットの「6連音符」に続いて、サックスのオブリガード、全体的にミディアムのややジャジーな雰囲気でね。

 プラスして、全体的に肩肘張ってなくて自由な雰囲気がいい。

 ただ、ジャジーな雰囲気だけに、ノリと、それと、この曲はメロディラインが難しいんだよね。

 なんか、こう書くと、「自由な雰囲気」と相反しちゃうんだけど、あくまで雰囲気は自由、だけど、実際のメロディは複雑って感じなんだよね。

 複雑っていうか、音程が取りにくいんだよね。 この辺は、やっぱし小田裕一郎氏ってかんじなのかなぁ。小田氏とトシちゃんっていうと81年の「恋=DO!」だけど、メロディライン的には、あの曲に近いものがあるな。まあ、まだ、テンポが遅いだけは楽なんだけどさ。

 イメージとしては、温度感とかは秋っぽいのかなぁ。必ずしも、今の季節の・・・っていう雰囲気ではないかな。
 リリースは11月18日だけど、本来ならもうちょっと早めの方がイメージにより合ってただろうね。

 だからか売上げの30万枚は、この時期のトシにしてみれば、まあ平凡ってとこですかね。映画の主題歌っていうタイアップはあったけど、あんまりそういうインパクトは感じなかったなぁ。

 そういう意味では、今となっては完全に死角に入っちゃっている曲といえるかもね。

 兎に角イントロがカッコイイんだよね。これは、アレンジャーの大谷氏の仕事だよね。
 
 個人的に、ベストイントロ賞あげたくなっちゃいますよ。ほんとに。個人的には絶賛物ですワ。


ジャケ写、いい男ですよ・・・トシちゃん。
ワタクシに似て・・・って書くと、笑われちゃうから、とりあえず心の中では・・・ってことで。。(原爆)

紳士同盟 / 薬師丸ひろ子

1986_12_紳士同盟_薬師丸ひろ子







今回の1曲セレクトは、「紳士同盟」薬師丸ひろ子です。

 まずはデータです。

・タイトル    紳士同盟
・アーティスト  薬師丸ひろ子
・作詞      阿木耀子
・作曲      宇崎竜童
・編曲      武部聡志
・リリース日   1986年11月24日
・発売元     東芝EMI
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数   11.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 9位
・ベストテンランクイン期間:1986年12月22日付
・タイアップ:映画「紳士同盟」主題歌

 ここのところ、FM東京聴いてると、どーっかで聴いたことあるジングルだよなぁ・・・っていうジングル、よく流れるのよ。 コーセー化粧品のジングルなのは分かるんだけど。。。。

あ、そうだ。昔、FM東京系で土曜日にやってた、「コーセー歌謡ベストテン」のジングルだ。

♪ コーセー 化粧品 歌謡ベストテン〜 ♪ っていうジングル。  ・・・・っつか音がなきゃ分かんないか。

このジングル、今、そのまま、FM東京の森高千里の番組のジングルに「流用」されてるんだよね。スポンサーが同じコーセー化粧品なのをいいことに。。。
 
 なんでねぇ、なーんか変な感じなのよ。 

変な感じって言えば、コーセー歌謡ベストテンって変な曲が、よく1位とってたよなぁ。 なんせ化粧品会社がスポンサーでしょ。 ライバルの化粧品会社のキャンペーンソングは「御法度」だったもんで。。。

なんで、え゛、なんで、この曲が1位? って曲が1位取ってたりしたのよ。

 今日の1曲セレクトは、そんなコーセー歌謡ベストテンで1位を取ってた、変な曲・・・・だったりして

 薬師丸ひろ子の「紳士同盟」

 まあ、ベストテンマニアのヒトならいざ知らず、普通のヒトなら、もう、こんな曲完全に忘れてるよね。
言われてみれば、そーいえば、こんな曲あったよな・・・って感じですかねぇ。
 だいたい、ワタシにしても、ほとんど忘れてるもん、この曲。
なんか、曲ねーかな・・・なんて考えて、うーーんとひねって、あ、そういえば・・・なんて感じで出てくるくらいで。。ふらふら

 ただ、忘れられてしまった曲にしては、結構、曲として「ひねり」があって、面白いっちゃ、面白い曲ではあるんだけどね、この曲。

 うーん、体操競技でいえば、前方2回ひねり・・・って感じかなぁ(なんのこっちゃ。。。)。

・・・・なんてね♪

 だって、サビの部分で、いっきなり、曲が変わっちゃうじゃん。
 それまで、サスペンス色が強い、マイナー系の曲だったのが、いっきりなりサビで、メジャー系の、それもタンゴ調に変わっちゃうの。もうね180度を超えてるね、この変わり方は。

 ま、さすがは、阿木耀子−宇崎竜童コンビだよな・・・って言う感じはするけどね。
 うん、まあ、曲の仕掛けとしては、一連の山口百恵のヒット曲を下敷きにしてるんだろうな、この変貌は。
 やっぱ、「プレイバックPart2」で、曲を止めちゃうとか、「美・サイレント」で歌詞を消しちゃう・・・とか、発想としては、その延長上にあるとおもう。この曲調を変えちゃうっていうのは。
 まあ、阿木−宇崎 コンビならではな曲って言うところだろうな。

・・・・なんてね♪

 
ほらみろ、変な曲持ってきちゃったから、動画が無いじゃんか。。。。 って探してみたら「中国」の動画サイトにあった。 一応リンク

http://v.youku.com/v_show/id_XNTAwNTkwNDYw.html

うまく繋がらないかも知れんけど。。。一応、個人的には見れました。

・・・・・なんてね♪ なんてね♪



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