・タイトル ノット・オーケー
・アーティスト あいみょん
・作詞 あいみょん
・作曲 あいみょん
・編曲 近藤隆史(Q.,Ltd)、田中ユウスケ
・リリース日 2023年10月3日
・発売元 ワーナーミュージック
相変わらずのテレワーク中、1日中FMを流している中で、久々に耳に引っかかったのが、あいみょんの突然発表された新曲「ノット・オーケー」。
これがなんかいい。
メロディラインは、これまでの「あいみょん節」がそのまま引き継がれているんだけども、サウンドがね。
これまでのあいみょんにはなかったようなサウンドですね。
シンセの音色がゴダイゴの「モンキーマジック」のように煌びやかで。
純粋な70年代前半のフォークというよりも、70年代中盤以降のニューミュージックに近いですね。
まあ、ニューミュージックっていう定義は幅広いわけで、ロックに近いものもあれば、フォークに近いものもある。いわいるシンガーソングライターものという訳だけども、この曲は、そんなニューミュージックの中でも、フォーク寄りの香りのする1曲。
あの頃のヒットって、いわいる歌謡曲から派生した「4、7抜き」で中華っぽいメロディラインの曲が、まだまだ多かったじゃん
サウンドは洋楽なんだけども、曲調はアジアンテイストが抜けない歌謡曲っぽい曲も、いわいるニューミュージック系の曲にも、点在していたりするんだよね。
この曲は、そんな香りが強いなぁ。いわいる「和製ディスコ」って言われていたような曲ですかね。
サウンド的にはディスコなんだけども、今一つあか抜けないような・・・。
最近、東京FMの「スカイロケットカンパニー」から派生してきた、「あいみょん」好きのおっさんを「おじみょん」なんて呼んでるけどさ。 そそそ、われわれ50代であいみょん好きのおっさんたちですわ。
そんな「おじみょん」には、これは懐かしさでいっぱいの1曲なんじゃないですかね。
まあ、これまでのあいみょんも、相対的には70年代フォーク・ニューミュージックという香りが強かったわけで、それが「おじみょん」という現象を呼んでいるんだけと思うけども、この曲もそんな「おじみょん」にもたまらない1曲なんじゃないかと思うわけですわ。
ここのところ元気がなかったあいみょんの曲だったけども、個人的にも久々に触手が伸びそうな1曲ですわ。