今回の1曲セレクトは、「終わりのない歌」惣領智子です。
ますばデータです。
・タイトル 終わりのない歌
・アーティスト 惣領智子
・作詞 及川恒平
・作曲 惣領泰則
・編曲 惣領泰則
・リリース日 1978年7月5日
・発売元 RVC
・オリコン最高位 21 位
・売上げ枚数 11.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 24位
・タイアップ:TBS系ドラマ「愛がわたしを」主題歌
ヒット当時は聴いた事が無いハズなのに、実際聴いてみると昔聴いた・・・よう曲っていうのはありますよね。
この1曲セレクトも、元々のコンセプトは、そんな曲を表に引っ張ってこようと思って始めたんですよね。
ま、曲を書いてくウチに、そう言ったコンセプトもだんだん薄れて来ちゃったんたけどさ。
今回は原点にもどって、そんなヒット当時は聴いていたはずが無いんだけど・・・っていう曲を引っ張って来ますかねぇ。
惣領智子「終わりのない歌」。
・・・・と書いて、曲をパッと浮かんでくる方は、40年近く前ヒット曲ファンだったか、そうじゃない方は結構なJ-POP通な方ですよね。
リリースは今から38年前の1978年7月。
そそそ、連日、猛暑が続き、日本列島がピンク・レディー一色で染まっていた、あの暑い夏の頃ですわ。
でも、この曲はオリコン、最高21位までしか行かなかったですからねぇ。 それほど一般的ではないし、当時も少しJ-POPをかじったような人しか耳にしてなかったんじゃないかなぁ。
・・・なんて「推定」的に書いちゃったんだけどさ。
まあ、当時、ワタシは、まだヒット曲の世界に入ってきてなかったからなぁ。
だから、もちろん、この曲を「能動的」に聴いてた記憶が無いし、どのくらい一般的だったのかも体験してないしね。
それでも売り上げは、10万枚強と、いわいる「スマッシュヒット」の領域の売り上げは見せていたんだけどね。
これは、この曲がTBS系のドラマの主題歌だったって事も大きいんだろうな。
当時、木曜22時〜っていう「ベストテン」の後に放送していた「木曜座」っていうドラマ枠で、78年6月〜9月クールで放送されていた「愛がわたしを」っていうドラマの主題歌。
主演は、大原麗子さんと近藤正臣氏
・・・とさも見てたような書いちゃいましたけど、はい、完全に「ウケウリ」です。






でも、そんな当時見ても無かったドラマの主題歌をなんで書いんの? 言われそうではあるけど。。。。
うん、なんかね、ずっと引っかかってきた曲ではあるんですよね。この「終わりのない歌」タイトル。
当時は聴いてなかった・・と思うんだけど、オリコンを見るようになって、当時の過去チャートを見てると、なぜか引っかかって来るんですよ。
最初は、作詞、及川恒平、作曲 惣領泰則 音楽の教科書に載ってたんだったけなぁ・・なんても思ってたんだけどさ。
だから、いつか実際聴いてみたい・・と思ってたんですよね。
で、実際聴いたのは・・・。 実は、意外と最近なんだよなぁ。 たしかここ10年以内だったと思う。
うん、ずっと想像していた曲とは、大分違ったんだよね。
アーティストの惣領智子さん、ジャケ写の印象では、美人だしもっと声の線が細い方だとばっかり思ってたんだよな。その想像イメージからもっとソフトな曲だとばっかり思ってたんですよね。
でも、実際は、めちやくちゃブルージーだし、惣領さんの声も太く、はっきりとした声質なんですよね。
うん、想像とは、全く違ったんでびっくりしたんだよね。
惣領智子さんは、この曲の作曲者の惣領泰則氏の、当時の「奥さん」ですね。当時26歳。
ちなみに、惣領泰則氏といえば、海援隊の「贈る言葉」のアレンジャーだったりして、当時のフォークロック系畑の方でしたよね。
え? 26才で、このウタの上手さは何?
wikipediaによると、国立音大出身、在学中にアメリカ留学とある。
なるほど、どおりでウタはしっかりしてるはずですね。
でもそれを置いても、今聴いても魅力的な声の持ち主だよなぁ
兎に角、これほど線が太くて、はっきりとした声質で、これほどブルージーな曲が合う女性アーティストって当時もそれほど多くなかったと思うし。
曲もめちゃくちゃよかった。
ブルージーと書いたところからも、曲調は都会的ではないし、どこかカントリーを思わせる長閑さも感じるんだけども、それだけにスケールが大きいんだよね。
都会の片隅のシミッタレタ・・・・っていうところが無い。曲を聴くと、どこか広々とした風景が広がるんだよな。
でもね、その広がる風景っていうのが、どころ自分の田舎(福島・いわき)だったりするんだよなぁ。
うーん、なぜかいなぁ

特に サビ終わりの ♪ 私はここに いるわ〜 ♪ の少しスローダウンする部分から見える風景ってそうなんだよな。
いずれにしても、この曲は「当たり」な曲ではあったことは間違いないなぁ。
今回セレクトしてきたのも、そう言う曲だからこそ、駄曲が多い、今の時代にもっと多くのヒトに知ってもらえたら・・・って部分が大きいんだよね。
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