かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

川添智久

BELIEVE IN LOVE / LINDBERG

1991_08_BELIEVE IN LOVE_LINDBERG



今回の1曲セレクトは、「BELIEVE IN LOVE 」LINDBERGです。

まずはデータなのだ。

・タイトル   BELIEVE IN LOVE
・アーティスト LINDBERG
・作詞     渡瀬マキ
・作曲     川添智久
・編曲     LINDBERG   須貝幸生 神永弘一 佐藤達也 井上竜仁
・リリース日  1991年7月3日
・発売元    徳間ジャパン
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数  40.0万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 7位
・ベストテンランクイン期間:1991年7月22日〜9月2日付
・タイアップ:フジテレビ系 「夢で逢えたら」オープニング曲

音源集め。 もうね個人的には生活の一部ですね。 
なんせ小学5年生の頃から続けてるからねぇ。かれこれ45年近く続けてるから。

今でこそ、サブスクというものがあるんで、わざわざレコードとかCDから別のメディアに音源を落として・・・っことをやんなくても、手元に音源を置いておくことも出来るわけだけどさ。
しかもめちゃくちゃたくさんの音源を。

ワシらが若いころは、サブスクなんてなかったしさあ、手元に音源を置いて、いつでも好きな曲を聴きたい・・となると、ラジオからカセットに録音(エアチェック)するか、レコードとかCDから録音するしかなかったからさあ。

その習慣がいまだに抜けないで続けてるわけですわ。

なんて書くと、なに非効率なことやってんの? とか思われちゃうかもしれないけど、やっぱりサブスクの「音質」には満足できないしさあ。 逆にレコードとかCDから録音すれば、自分好みの音質にカスタマイズしやすいじゃん。 

そんなわけで、いまだにCD音源を手に入れては、せっせとリッピングして自分好みの音に変換しつつ、音源を集める日々が続いているわけですわ。 
まあ、自分の好みの音を納得するまで自分で作るのが好きなんでしょうね。 

ただ、最近の曲は、配信のみっていうのも多くなってきたんで、CD音源を手に入れるのも、ちょっと大変になってきたりして。 ま、大体の曲は最終的には手に入れるんだけども、それでも、リリース直後、すぐ手に入れる・・っていうのは、だんだん難しくなってきますわ。 うん、リリースからタイムラグがどうしてもできる。

なので、どの曲の音源が欲しかったんだっけ・・・っていうのも把握しづらくなってきたこともあり、今は欲しい音源とすでに手に入れた音源のリストを作って管理してますねぇ。


いや、でも、欲しい音源がすぐに手に入らない・・・っていうのは、今に始まったことじゃないんだけどね。
欲しい音源、全部レコード、CDで「購入」してたら、いくら金があっても足りないからさ。結局多くはレンタル頼みになるわけよ。
ただ、レンタルで借りようとしても、借りたい音源がすべて「貸し出し中」になってることなんて日常茶飯事だし、これは今に始まったことじゃないからさあ。 まあ、そんなこともあるんで「音源リスト」を作るようになったわけなんだけども。。。

でも、昔、まだパソコンをやってなかった頃は、欲しい音源と、すでに手元にある音源の曲名を、すべて頭の中で整理してたわけよ。まあ、若かったしね。

・・とはいっても、時々忘れちゃったり曲があるんだよなぁ。 特に、レンタルで手に入れようとしたんだけども、いっつも貸し出し中になっててなかなか借りられなかった曲なんかは。


今回の1曲セレクトは、そんなレンタルで借りようと思ってて、なかなか借りられなかったがゆえに、音源を手に入れるのをずっと忘れてた曲を一つ。


LINDBERG 「BELIEVE IN LOVE」

うー、ここまでたどり着くのに前置きがめっちゃ長くなっちまった。。。

いや、でも、この曲、ホント、レンタルで全然借りられなかったのよ、借りに行くと、いっつも「貸し出し中」のタグが下がってて。。。

この曲がリリースされたのは1991年7月。 うん、個人的に一番レンタルを活用してた頃かなぁ。
CDもビデオ(VHS)も。 どちらもですね。

ただ、うちの近くのレンタル屋は、あんまりデカくなかったし、 貸出枚数が少なかったのね。シングルCDは、リリース直後は複数枚あったけども、すぐに1枚だけになっちゃったりして。。。
しかも最寄りの駅の近くだったんで、高校生も多く利用してたから。 あの頃の高校生はワタシらよりも3〜4つ下の世代で第2次ベビーブームの頂点の世代だったから、めっちゃ人数が多かったのよ。
なので、いっつも借りたいCDは争奪戦だったのよ。

こちとら大学生で暇だったから、頻繁に店にいったりしたけども、それでも貸し出し中のタイトルがなかなか戻ってきてなかったりして。。。 で、そのうちに、借りたい曲が別に出てきたりして、直に忘れちゃう。

今回の「BELIEVE IN LOVE」はそれのまさに典型でしたねぇ。

いや、あの頃、LINDBERGって、真の音楽ファンからは敬遠されていたところがあるけども、バンドを始める上での「入門バンド」として、当時の中高生に人気あったからなぁ。 
ワタシらの世代がBOOWY、レベッカだったように、当時はLINDBERGだったんじゃないか・・と。




こんなブログ記事があったりするくらいだし。

で、肝心のワタシ本人は・・というと、うーん、「神」というほどの存在ではなかったんだけど、でも、売れてたらからさあ、やっぱ、音源は押さえておきたい・・・って感じだったのかなぁ。

だから、手に入らなんだったら、暫く手に入らなくても困らない・・っていう意識もあったのかもしれないな。

特に、この「BELIEVE IN LOVE」は、前年のブレイク曲「今すぐKiss Me」に「元気印」という点では似てたし、曲調も似てたからなぁ。 手元になければ絶対的に困る曲でもなかったんだよね。


・・・とはいうものの、無ければ無いで、なんか寂しいというのも事実で。 うん、1991年夏のヒットシーンを彩った1曲っていうのは、まぎれもない事実でしたからね。

で、結局、この曲の音源を手に入れたのは・・・、あれ、いつだったのかなぁ・・かなり後。

しかも、この年の夏のヒットっていうのすら忘れてて、秋のヒットと勘違いして、件の音源リストに登録したくらいだから・・・。

あ、ワタシ、手元の音源はヒット順に並んでないと、どうも落ち着かない・・ってめんどくさい性分でして。。。 
だから音源ファイルはヒット順にNo.を振って管理してたりするのね。 

で、この「BELIEVE IN LOVE」は、今て元のリストでは、1991年夏のNo.じゃなくて、秋のNo.を振っちゃってるんで。。。   いやいや、ちゃんと直さなきゃ。。。





・・・っつか、この曲、1991年4月リリースのアルバム「LINDBERG IV」からのシングルカットだったか。。
っていうのも、今知った(?) いやー、ずっと忘れてたわ。

そそそ、だから、タイアップのフジテレビのバラエティ「夢で逢えたら」のオープニングとしては、この年の3月末から使われていたのに、シングルリリースは3か月も後になったんだよね。

個人的に「夢で逢えたら」は見てたなぁ。 うん、あの頃は、まだフジテレビのバラエティは見てましたね。
そそそ、それで、この曲に引っかかったのよ。
めっちゃわかりやすかったし、LINDBERGって、やっぱり「今すぐKISS ME」ってイメージが個人的には強かったから。

 だから、シングルとしてリリースされたら、すぐに借りよう・・・と思ってたら、↑で書いたようになかなか借りられなかった状況になっちゃったわけよ。。。




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もっと愛しあいましょ / LINDBERG

1995_12_もっと愛し合いましょ_LINGBERG



今回の1曲セレクトは、「もっと愛しあいましょ」LINDBERGです。

まずはデータです。

・タイトル     もっと愛しあいましょ
・アーティスト   LINDBERG
・作詞       渡瀬マキ
・作曲       川添智久
・編曲       LINDBERG   井上龍久
・リリース日    1995年11月1日
・発売元      TMC
・オリコン最高位  5位
・売上げ枚数    35.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 14位
・タイアップ:テレビ朝日系「かざあなダウンタウン」エンディングテーマ曲

最近はあんまり書かなくなったけど、個人的には、あんまり他の方々の「手垢」が付いていない曲が好きなのね。
うん、リリースしたもののヒットせずに、ホントに知る人ぞ知るというレアな曲・・・というよりは、リリース当時はそこそこヒットしたものの、今となっては「死角」になっている曲ですね。
 今は多くの方々には忘れられているけど、引っ張っりだぜば、「ああ、そういえばそんな曲があったね」っていう曲。できれば、そういう曲が理想かなぁ。

ほとんどの方が知ってるなら、ここに引っ張り出してくる意味っていうのもね、薄くなるだろうしね。
逆にヒットすることなしにレアな曲は、引っかかりも少ないだろうしね。

だから、リリース当時はそこそこヒットした、 あるいは、意外とヒットした・・けど、今となっては多くの方の意識の外にあって、 引っ張ってくることで、「そういえば・・・」っていう曲が書く側としては理想だったりするんだよね。


今回引っ張ってきた曲は・・・うーん、どうなのかなぁ、、そんな「理想」の範疇にある曲なのかなぁ・・・。

LINDBERGの「もっと愛しあいましょ」。

いやー、どうなんだろう? 恐らく多くの方には、今となっては「そういえば、そんな曲があったね」という曲なんじゃないのかなぁ。 あるいは、もしかすると「そんな曲あったの?」って曲なのかなぁ。

個人的には、後者なんじゃないのかなぁ・・・。っていう気もするんだけどもね。

・・というのも、自分のチャートでは、この曲最高14位。 ベストテン入りしなかったのよ。

自分では、ずっとその頭でいたのね。 それに、この曲がリリースされた1995年頃って、LINDBERGって、ひところの勢いもなくなってきていたからさ、この曲なんてぇのは、今や知ってる人も少ないだろうなぁ・・・と思っていたんだけどさ。

LINDBERGといったら、「今すぐKISS ME」を筆頭に、90年代前半だもんね。ヒットチャート上でブイブイ言わしていたのは。

で、これを書くにあたって、改めて当時のオリコン引っ張り出してみたら、この曲、オリコン最高5位。売り上げも35万枚強も行ってたんじゃん。

Wikiによると、LINDBERGとしては7番目に売れた曲になっていたりして。 
だって、阪神の藤川球児の登場曲として有名になった、1996年の「every little thing every precious thing」の31万枚よりも売れた訳なのよね。

うーむ、今となっては、そんなに売れた印象、ないんだけどなぁ。

いや、だから、この曲、個人的には好きだったのかもしれない。 ↑で書いたように、絶対に大ヒットした曲もももちろんいいんだけども、ヒットはしたけども影が薄い、 しかも「ダサい」曲が個人的には好みだからさあ。

1995年のLINDBERGの曲って、この曲の前曲「水着とBeachとBoys」もそうだったけど、ダサい曲なのよ。
90年代前半の、ラウド系よりのロックでブイブイ言わせてた頃のLINDBERGはどこへ行ったというくらい、片から力が抜けたような。。 ロックというよりはポップスに近かったかもしれない。

歌詞内容も、少し間抜けな恋愛モノであったりして。どちらかといえばノベルディ的なポップスって感じだったのよ。

そんな曲調が、初期からのファンには不満だったのか、「水着とBeachとBoys」はオリコンでもベストテン入りしなかったしさ。

あ、これは、ブレイクして5年過ぎたんで、もうシャカリキにベストテンは狙っていないんだ・・・なんて個人的には思ってたりしたなぁ。

ただ、力が抜けた渡瀬マキさんのボーカルが、なんかコミカルで「水着とBeachとBoys」は個人的には好きだった。 

で、今回引っ張ってきた「もっと愛しあいましょ」も、方向性は「水着とBeachとBoys」と同じだったしさ、今回もそれほど売れないだろうな・・と思っていたら、そこそこ売れちゃったんだよね。

うーむ、この違いが、今一つ、よく理解できないんだけどさあ。

まあ、コミカルという点では、「水着とBeachとBoys」よりも、もう一段突っ込んだような気もするけどさ。 そもそも、後年のtommy february6のような、ツンツン眼鏡に、モンキーダンスよろしく、へんてこりんな振り付け。 ほとんどコミックソングになっちゃいましたから。

テレビに結構出たのも良かったのかもしれない。そういえば、「水着とBeachとBoys」はテレビで見た記憶があんまりないけど、この曲は、結構テレビで見た記憶があるしな。

たしか「Mステ」で初めて見て、「なんだこりゃ」って引っかかような気がする、この曲。

まあ、そんな所を含めて、意外なインパクトがあったんだろうね、この曲。 その分、売り上げが戻ったのかもしれない。

ただ、あくまでカンフル剤のようなもので、人気としては、いっぱいいっぱいのところはあったんだろうね。

翌96年の「every little thing every precious thing」に続いて連続リリースされた「Green eyed Monster」が最後のベストテン入りとなり、以後は人気は低迷していく。

まあ、時代の流れというのも大きかったんだろうね。1996年って、ヒット曲の流れとして90年代の前半と後半を分けたターニングポイントとなった年でもあるしさ。 この年を境に前後ではベストテン入りメンバーも大分変ったからさ。




NHK「ポップジャム」

あれ? ♪たしかイチローが満塁ホームラン♪ っていう歌詞が ♪たしかあの選手が満塁ホームラン♪ に変わってる。。。。

さすがはNHK。この頃も「固有名詞」NGだったわけね。

山口百恵さん「プレイバックPART2」とか、松本伊代さんの「センチメンタルジャーニー」と同じだったわけですわ。

本来は ↓  






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