1995_12_もっと愛し合いましょ_LINGBERG



今回の1曲セレクトは、「もっと愛しあいましょ」LINDBERGです。

まずはデータです。

・タイトル     もっと愛しあいましょ
・アーティスト   LINDBERG
・作詞       渡瀬マキ
・作曲       川添智久
・編曲       LINDBERG   井上龍久
・リリース日    1995年11月1日
・発売元      TMC
・オリコン最高位  5位
・売上げ枚数    35.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 14位
・タイアップ:テレビ朝日系「かざあなダウンタウン」エンディングテーマ曲

最近はあんまり書かなくなったけど、個人的には、あんまり他の方々の「手垢」が付いていない曲が好きなのね。
うん、リリースしたもののヒットせずに、ホントに知る人ぞ知るというレアな曲・・・というよりは、リリース当時はそこそこヒットしたものの、今となっては「死角」になっている曲ですね。
 今は多くの方々には忘れられているけど、引っ張っりだぜば、「ああ、そういえばそんな曲があったね」っていう曲。できれば、そういう曲が理想かなぁ。

ほとんどの方が知ってるなら、ここに引っ張り出してくる意味っていうのもね、薄くなるだろうしね。
逆にヒットすることなしにレアな曲は、引っかかりも少ないだろうしね。

だから、リリース当時はそこそこヒットした、 あるいは、意外とヒットした・・けど、今となっては多くの方の意識の外にあって、 引っ張ってくることで、「そういえば・・・」っていう曲が書く側としては理想だったりするんだよね。


今回引っ張ってきた曲は・・・うーん、どうなのかなぁ、、そんな「理想」の範疇にある曲なのかなぁ・・・。

LINDBERGの「もっと愛しあいましょ」。

いやー、どうなんだろう? 恐らく多くの方には、今となっては「そういえば、そんな曲があったね」という曲なんじゃないのかなぁ。 あるいは、もしかすると「そんな曲あったの?」って曲なのかなぁ。

個人的には、後者なんじゃないのかなぁ・・・。っていう気もするんだけどもね。

・・というのも、自分のチャートでは、この曲最高14位。 ベストテン入りしなかったのよ。

自分では、ずっとその頭でいたのね。 それに、この曲がリリースされた1995年頃って、LINDBERGって、ひところの勢いもなくなってきていたからさ、この曲なんてぇのは、今や知ってる人も少ないだろうなぁ・・・と思っていたんだけどさ。

LINDBERGといったら、「今すぐKISS ME」を筆頭に、90年代前半だもんね。ヒットチャート上でブイブイ言わしていたのは。

で、これを書くにあたって、改めて当時のオリコン引っ張り出してみたら、この曲、オリコン最高5位。売り上げも35万枚強も行ってたんじゃん。

Wikiによると、LINDBERGとしては7番目に売れた曲になっていたりして。 
だって、阪神の藤川球児の登場曲として有名になった、1996年の「every little thing every precious thing」の31万枚よりも売れた訳なのよね。

うーむ、今となっては、そんなに売れた印象、ないんだけどなぁ。

いや、だから、この曲、個人的には好きだったのかもしれない。 ↑で書いたように、絶対に大ヒットした曲もももちろんいいんだけども、ヒットはしたけども影が薄い、 しかも「ダサい」曲が個人的には好みだからさあ。

1995年のLINDBERGの曲って、この曲の前曲「水着とBeachとBoys」もそうだったけど、ダサい曲なのよ。
90年代前半の、ラウド系よりのロックでブイブイ言わせてた頃のLINDBERGはどこへ行ったというくらい、片から力が抜けたような。。 ロックというよりはポップスに近かったかもしれない。

歌詞内容も、少し間抜けな恋愛モノであったりして。どちらかといえばノベルディ的なポップスって感じだったのよ。

そんな曲調が、初期からのファンには不満だったのか、「水着とBeachとBoys」はオリコンでもベストテン入りしなかったしさ。

あ、これは、ブレイクして5年過ぎたんで、もうシャカリキにベストテンは狙っていないんだ・・・なんて個人的には思ってたりしたなぁ。

ただ、力が抜けた渡瀬マキさんのボーカルが、なんかコミカルで「水着とBeachとBoys」は個人的には好きだった。 

で、今回引っ張ってきた「もっと愛しあいましょ」も、方向性は「水着とBeachとBoys」と同じだったしさ、今回もそれほど売れないだろうな・・と思っていたら、そこそこ売れちゃったんだよね。

うーむ、この違いが、今一つ、よく理解できないんだけどさあ。

まあ、コミカルという点では、「水着とBeachとBoys」よりも、もう一段突っ込んだような気もするけどさ。 そもそも、後年のtommy february6のような、ツンツン眼鏡に、モンキーダンスよろしく、へんてこりんな振り付け。 ほとんどコミックソングになっちゃいましたから。

テレビに結構出たのも良かったのかもしれない。そういえば、「水着とBeachとBoys」はテレビで見た記憶があんまりないけど、この曲は、結構テレビで見た記憶があるしな。

たしか「Mステ」で初めて見て、「なんだこりゃ」って引っかかような気がする、この曲。

まあ、そんな所を含めて、意外なインパクトがあったんだろうね、この曲。 その分、売り上げが戻ったのかもしれない。

ただ、あくまでカンフル剤のようなもので、人気としては、いっぱいいっぱいのところはあったんだろうね。

翌96年の「every little thing every precious thing」に続いて連続リリースされた「Green eyed Monster」が最後のベストテン入りとなり、以後は人気は低迷していく。

まあ、時代の流れというのも大きかったんだろうね。1996年って、ヒット曲の流れとして90年代の前半と後半を分けたターニングポイントとなった年でもあるしさ。 この年を境に前後ではベストテン入りメンバーも大分変ったからさ。




NHK「ポップジャム」

あれ? ♪たしかイチローが満塁ホームラン♪ っていう歌詞が ♪たしかあの選手が満塁ホームラン♪ に変わってる。。。。

さすがはNHK。この頃も「固有名詞」NGだったわけね。

山口百恵さん「プレイバックPART2」とか、松本伊代さんの「センチメンタルジャーニー」と同じだったわけですわ。

本来は ↓  






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