かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

川本真琴

【再】桜 / 川本真琴

1998_04_桜_川本真琴











今回の1曲セレクトは、「桜」川本真琴です。

まずは、データでーす。

・タイトル     桜
・アーティスト   川本真琴
・作詞       川本真琴
・作曲       川本真琴
・編曲       石川鉄男
・リリース日    1998年4月1日
・発売元      ソニーレコード
・オリコン最高位  2位
・売上げ枚数    31.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 6位
・ベストテンランクイン期間:1998年4月13日〜4月27日付

東京地方、桜は先日満開になりましたね。
ただ、そう言っても、まだ、7分〜8分咲きって感じの木もかなりあるようで、日当たりとそれぞれの木の生育状況によって、かなり差があるようですね。
 ちなみに、ワタシが住んでる千葉の「ど田舎」市、では、やっぱり7分咲きくらいなのかなぁ。
それでも、近所の桜の木がいっぱい植わってる公園では、今日は桜祭り何ぞ開かれてますねぇ。

↓ コレ
DSC_0407







 





ここは市内でも「穴場」な桜のスポットなのよね。桜の名所案内なんかには、まず出ないから。
恐らくこの周辺に住んでるワタシ達と、その親戚くらいしか知らないんじゃないかなぁ。

ただね、サクラの木の管理は、一応、「市」が行う事になってるんだけど、なにせ公式な観光スポットじゃないんで、なかなか管理が行き届かないところもあり、年々、病気や樹齢で花の数が減ってるような気がするわ。
(一番手前の右側の木で「鳥の巣」のように枝がモヤモヤしているところは「病気」が発生してます。。。)

ちなみに、下の写真は、16年前に全く同じアングルで撮った写真

13320893_2357831153



























こんときは、まさにサクラのトンネルって感じで、ホントにきれいだったんだけどねぇ。。。。
まあ、今日はまだ7分咲きなのに比べて、16年前のこの時は、本当に「満開」だったし、天気も快晴でまさにお花見日和だったって言う違いはあるんだけど。。。


・・・ということで、今回は、やっぱし「桜」を引っ張ってきましょうか。。。

・・・といっても、昨今は、ヒット曲界でも「桜」ブーム。
「さくら」「桜」「SAKURA」・・・とまあ、いろんな「桜」がありますわな。

ただね、4月初頭にヒットチャート戦線にいた「さくら」って、意外と少ないんだよな。
有名どころでは、福山雅治「桜坂」も森山直太郎「桜(独唱)」も、ベストテン入りしたのは4月下旬〜5月始めだったし、いきものがかり「SAKURA」は4月下旬、逆にコブクロ「桜」は2月の終わり・・・。
こんな感じで、「SAKURA」とつく曲は多かれど、サクラ満開の「今頃」のヒットチャートに居た曲は、意外と限られてくるんだよね。

で、今回は、そんな「桜」ソングから、「4月1日」リリースだったこの曲を。

川本真琴 「桜」

あれ〜、これ1回書かなかったっけ? っていうかたはスルドイ。。。

ウン、去年も書いたんだけどね。。。。   再掲載・・ということで。。。

なんで、タイトルの頭に 【再】 と付けましたわ。。。

 でも、大体、「桜」って言うと、シットリと、落ち着いた曲が多いですな。 うーん、やっばり唱歌の「さくらさくら」のイメージがあるんですかね?
 でも、個人的にはやっぱり、春らしく、元気な曲がいいわけで、この川本真琴の「桜」が、実は一番好きなんだよね。
 
でも、いまとなっては、この川本真琴の「桜」はジミですかね? もう、忘れちゃったヒトも多いんではないかな? あれからいつの間にか18年も経ってますもんねぇ。。。

 川本真琴っていうヒトの曲は、この曲に限らず、最初の頃の曲は大体良いなぁ。 岡村ちゃんプロデュースということもあって、適度に「切れた」曲調がいいんだよね。
 アコギをジャカジャカならしながら、なんか、よくわかんないけど、頭のピンが1、2本抜けたようなシュールな歌詞の歌を歌う・・っつうスタイルは、あの時代としては新しかったね。

 この曲は、その中でもまともな曲の方かな。
 初めて聴いたのは、多分、当時のミュージックステーションだったと思う。衝撃的でした。

 イントロの出だしからして、ハープ⇒ピアノ というコンビネーション。この曲に限っては、アコギではなくピアノが主体なんだよね。たしか、ピアノは、川本自身が弾いてたと思う。 このヒトなんでもできるのね、たいした才能ですよ。

 メロディラインは、いつものとっちらかった独特なものを継承してるけど、曲のイメージは「春風」っぽいんだよね。
 やっぱり、イントロしょっぱなのハープ⇒ピアノっていうドラマティックな展開が、この曲のイメージの全てなんだよね。
 
 それでいて、インパクトも強い。

 サビの部分

♪ 深呼吸の途中〜〜  でーーーーきない できないできないできない〜 ♪

のところの譜割は強烈だね。Aメロからこの部分に向かって、盛り上がるって言うしくみは見事なもんですよ。

「桜」って言うと、どうも卒業っていうイメージからか、なんかシンミリした曲が多いけど、この曲は、真逆で「希望」的じゃん。それから何か始まる予感がするじゃん。それがいい。
まあ、そんなことも含めて、新年度始まりの「4月1日」リリースだったんだろうな。

個人的には、川本真琴の中では一番好きな曲ですわ。





よろしかったら、ポチッと押してね
にほんブログ村

DNA / 川本真琴

1996_11_DNA_川本真琴






今回の1曲セレクトは、「DNA」川本真琴です。

 まずはデータです。

・タイトル    DNA
・アーティスト  川本真琴
・作詞      川本真琴
・作曲      川本真琴
・編曲      石川鉄男
・リリース日   1996年10月2日
・発売元     ソニーミュージックレコーズ
・オリコン最高位 8位
・売上げ枚数   33.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 12位
・タイアップ:フジテレビ系「HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP」エンディングテーマ

 いつか、個人的にへんな曲が好き・・って書いた事があるんだけどさ。
 ヘンな曲にも2種類あるわけで。。 ヘンな曲で難解な曲とヘンな曲だけどなんかすっきりする曲。

 で、やっぱ、いいのは後者だよね。 まあ、簡単に言えば生理的に合うか合わないかってことなんだけど。
 ヘンな曲で難解な曲ってのは、まあ、聴いて考え込んじゃうような曲はダメだわってことね。「音楽」っていうくらいだからさあ、聴いてて楽しくなんなきゃねぇ、やっぱし・・・基本デス。


 ってことで、川本真琴っていうヒトって結構好きだったのね、ワタシ。
 このヒトも基本、ヘンな曲歌ってたじゃん。一見すると、おめぇよ、何うたってんだ? って聴きたくなるような。
 でも、なぜか、聴いてると楽しくなっちゃう・・・とっていうか、ノッちゃうんだよね。このヒトの世界に、思わず入り込んじゃう・・・というか。

 このヒトのデビュー曲、「愛の才能」なんてのは、どっちかと言うと聴いてて「考え込んじゃう」タイプのような曲なんだけども、それでも、生理的に嫌悪感を感じないのは、なんだかわかんないんだけども、このヒトの世界に入り込んじゃうからかもしれないなぁ。。

 そういう意味では、後年の椎名林檎に通じるところがあったかもしれない。
 まあ、椎名林檎に比べると、全然「アク」はないけどさ。思考的な部分のベクトルは似たような方向を向いていたよね。
 凡人では理解できない世界観っていう点では。


 っつうことで、今回は、デビュー第2弾の「DNA」を引っ張って来たきたわけども。

 この曲は、その前の「愛の才能」に比べたら、ちょっとは、聴きやすいポップな感じだったかな。
 ま、「愛の才能」のプロデュースが岡村ちゃんだったことも、わけわかんないっていう極致だったところがあるかもしれない。
 それに比べたら、プロデュースが変わったってことで、曲として少しは聴きやすくなったってことだとは思うけどね。

 それでも、根っこの部分は、「すたたたた すたたた」っていう、ひたすら16ビートなカッティングなアコギを中心に、忙しない曲ではあったわけだけども。

 だいたいさ、なんで「DNA」っていうタイトルなんだか、さっぱりわかんないのですよ。

 「DNA」⇒デオキシ・リボ核酸⇒遺伝情報

 なんて、思わず想像しちゃうんだけど、この曲のどこにも「遺伝」なんて、思わせる内容は出てこないぞよ・・
 とか、思ったりして。

 そのへんが、さすがに川本真琴・・・、やっぱ凡人にゃ、わかんない世界があるんか? とか思ったりして。。

 それとも、「仮タイトル」をそのまま使っちゃった・・・とか。
 あ、よくさ、シンガーソングライターの場合って、仮タイトルで曲を作っちゃったりするケースが多いんだよね。適当なタイトルつけてさ。

 まさか、この曲は、そんな「仮タイトル」をそのまま付けちゃったりしたの? とか想像したりして。。。



 でも・・・・・いま、ようやく解決しましたよ。。

 歌詞の中に

♪ だいっきらい なのに 愛してる ♪

っていう部分があったりするの。 そこの頭文字をとって「DNA」なんだって。。。ぷぷぷふらふら

 こりゃ、わかんないよ〜。 

 ゆっくり流れるメロディなら気づくかもしれないけど、なんせ、マシンガントークのような連射砲なメロディで流れていくんだもの。


ま、それにつけても うーん、やっぱり、川本真琴。 只者ではなかったのですよね。




よろしかったら、ポチッと押してね
にほんブログ村

1/2 / 川本真琴

1997_05_2分の一_川本真琴






今回の1曲セレクトは、「1/2」川本真琴です。

 まずはデータです。

・タイトル    1/2
・アーティスト  川本真琴
・作詞      川本真琴
・作曲      川本真琴
・編曲      石川鉄男
・リリース日   1997年3月21日
・発売元     ソニー
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数   73.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1997年4月7日〜5月5日付
・タイアップ:フジテレビ系アニメ「るろうに剣心」主題歌

 川本真琴の曲、この間書いたばっかなのに、また引っ張ってきちゃいましたワ。。。。
いや、この時期にヒットが多いんだよね、このヒト。 ってか、逆に言えば、この時期に集中してたともいえるんだけどさ。

 えー、その昔・・・と言っても、そんなに昔じゃないけど・・・、とあるC社という会社で、某有名着メロ、着うたサイトの楽曲運用をやってた事がありまして。 
ま、メインのお仕事としては、サイトで配信する曲の選曲ですわね。それに付随して、配信楽曲のデータベース管理をやってたことがありまして・・・。

 えー、まあ、なんだ、当時いっしょに関わってた方も、読者にはいらっしゃるわけで、詳しくは書かないですが・・・ふらふら

 まあ、ワタシがデータベース管理してたころは、いま考えると、アバウトな時代でしたな。
 なんせ、データベースとは何もんだ? って、全く理解してないヒト(ワタシのことだ)が管理してたもんで・・・ふらふら

 よくあったのが、曲名表示間違いね。
 今は、どういう管理してるのかよくわかんない・・・っていうか、今は、レコード会社から、直接送られてくる「メタデータ」があるから、それ、コピペしてデータベースに放り込めばいいから・・・うんにゃ、そのまま、インポートしちまえばいいのか・・・だから、基本、メタデータの表記は間違いようがないんだな。

 でもさ、ワタシがC社にいた初期の頃は、メタデータなんてもらえなかったんで、ぜーんぶ、「手入力」で入れてたからさぁ・・ふらふら、今考えると、めっちゃ、間違ってたと思うわ〜ふらふら

 で〜、よく、クレームきたのが、「1月2日」って曲ってなんやねん?

 へ? 「1月2日」なんて曲は、この世に存在しねーぞ・・・。

 いや、もしかしたら、あるのかもしれないけど・・・ふらふら、少なくとも、着メロとか着うたにするような曲はないぞ・・・。

 で〜、よくよく調べてみたら、川本真琴の「1/2」って曲なわけよふらふらダッシュ(走り出す様)衝撃

 このての表記ミスで、よーく、怒られてたなぁ。。

 そそそ、データベースに「1/2」って入力すると、PCの方が勝手に「1月2日」って判断して、実際には表示しちゃうんだな、これが・・・。

 そんなこと、知らないで、データベース管理してたかんなぁ・・。
 いまでは、笑い話よふらふら

 うん、入力する時に「文字列」に変換しとくか、「全角」で入力しなきゃいけないんだよね。
 まあ、「全角」で入れたとしても、PCの方で、勝手に判断しちゃう可能性もあるんだけど・・・。
なんせ、当時は、文字コードも分かんないでデータベース弄ってたもんで。。。。
 


 えー、そんな「問題」曲を持ってきましたぞ。

 川本真琴「1/2」

 うん、あくまでも「2分の1」であって、「1月2日」ぢゃないかんね・・・。
 なんて、分かりきってるって・・・ふらふら

 この曲は、当時フジテレビで放送してたアニメ「るろうに剣心」の主題歌だったわけで、そっちの方で知ってるヒトも多いかな。

 まあ、いまでは、当たり前になってるけど、レコード会社単位で、アニメ主題歌枠を持ってたって奴ね。

 90年代ごろから、この辺はシステマティックになってきてたから。。。
 その最初は、なんつっても、ビーイング系の「スラムダンク」と「名探偵コナン」だろうね。

 で、もって、その手法を真似て、ソニーさんが「るろうに剣心」を持ってたわけさ。。。

 だから、このアニメの主題歌は、ソニー系のアーティストばっかが主題歌を歌ってるんだけどさ。。

 まあ、それがいい事か悪いことかは、こっちに置いといて・・ふらふら

 「1/2」ね。。

 この曲は、当時、よくわかんなかったんですよ。97年でしょ。丁度、一時的にヒット曲の世界から離れてた時期だったし。。。

 強いて言えば、今の自宅を「購入」して、丁度、引越したころだな。。
 うわ、ワタシ、ローン18年も払ってるのか・・・。早いもんだね。。

・・・なんて、第三者の方にはどーでもいいことだねふらふら

 うん、「1/2」って曲ね。

 うーん、正直言って、それまでの川本真琴の「アク」の強さは、この曲にはあまり、表面上は現れていないな。
 やっぱ、このヒトっていったら、アコギをギコギコかき鳴らして、その凡人には訳の分からない「哲学的」な世界を歌ってるヒトっていう、印象が強かったんだけどね。
 この曲は、比較的まともな曲だな・・・っていう印象が・・・。

 どちらかといえば、メロディ的なところより、アレンジがちょっと印象に残っているな。
 
 サビの

♪ くーちびると くちびる 目と目と 手と手〜 ♪

の部分のバックにかぶさってくるキーボードがちょっとサイケっぽくてね。
加えて全体的にバクバク走るランキングベースが印象的。
 ・・・っつうかさ、97年のこのころってサイケっぽくない? 全体的に。。。
 THE YELLOW MONKEYSの「LOVE LOVE SHOW」とかの印象が強いのかなぁ。それ言ったら、華原朋美の「Hate tell a lie」だって、その訳の分からなさってサイケでしょ? ある意味。。。

 うん、そういう、なんだから、「訳がわかんない」曲が、多かったような気がするんだよなぁ。今考えたら・・。97年の今ごろって。




よろしかったら、ポチッと押してね
にほんブログ村 音楽ブログ J-POPへにほんブログ村

愛の才能 / 川本真琴

1996_05_愛の才能_川本真琴






今回の1曲セレクトは、「愛の才能」川本真琴です。

まずはデータです。

・タイトル      愛の才能
・アーティスト    川本真琴
・作詞        川本真琴
・作曲        岡村靖幸
・編曲        岡村靖幸
・リリース日     1996年5月2日
・発売元       ソニー
・オリコン最高位   17位
・売上げ枚数     33.5万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 13位

 先ほどのPUFFY「アジアの純真」に続いて、1996年の曲です。
・・・と言っても、「アジアの純真」は、未だにロックフェスでも大盛り上がり大会を得るほど、一般に浸透しているのに対して、この曲は、覚えてる人しか覚えていない・・・っていう感じなのかなぁ。

川本真琴 「愛の才能」

「アジアの純真」も、分裂症気味の曲・・・って書いたけど、この「愛の才能」も、めちゃくちゃ「分裂症」ぎみな曲だよなぁ。

 アクが強いんだよね。最初はまったく受け入れなかったもん。自分でも。

 でもさ、何回も聴いてると不思議と嵌っていく自分がいたりしてさ。

 結局、最初は表面上、受け付けなくても、根の部分ではなんかシンパシーを感じてるところがあったんだろうね。

 まあ、もともと、こういう分裂症ぎみな曲キライぢゃないし


 曲の方は、ハイ、なんだか、よく分りません・・・というか、うまく説明できないなぁ、この曲の場合。
 とりかく、型にはまった曲ぢゃないからさぁ。なかなかAメロはどうで、サビはどうで・・・って書けないんだよね。

 全体を通して・・・うん、頭の中がグチャグチャになりました、でも、なんか、気持ちいいです・・・っていう感じかなぁ。一言で言って。

 あードラック的な曲っていうのかな、一言で言うと。

 まあ、さすがは岡村ちゃんプロデュースな曲だけあるわな。


 川本真琴っていうヒト、前「桜」を紹介したときも書いたと思うけど、個人的には好きなヒトだったんだよね。
 こんな、ピンが2,3本抜けたような曲調と、変わったコード進行・・・サイケっぽいっていうかね・・・加えて分裂症気味なメロディと歌詞がこのヒトの心情だったんだけども、だからこそ、個性的なアーティストだったっていえるんだよね。

 だけど、こういうヒトに限って、一線に居るのが短いんだよなぁ・・・。今はインディーズでユニット組んでるらしいですけどね。

それにしても、この曲、ヒットチャートではベストテン入りしていないんだけど、33万枚も売れてるんだよね。
改めて、あの時代はCDセールスばバブルだったよなぁ・・・なんて思えるよなぁ。




よろしかったら、ポチッと押してね
にほんブログ村 音楽ブログ J-POPへ
にほんブログ村>

桜 / 川本真琴

1998_04_桜_川本真琴







今回の1曲セレクトは、「桜」川本真琴です。

まずは、データでーす。

・タイトル     桜
・アーティスト   川本真琴
・作詞       川本真琴
・作曲       川本真琴
・編曲       石川鉄男
・リリース日    1998年4月1日
・発売元      ソニーレコード
・オリコン最高位  2位
・売上げ枚数    31.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 6位
・ベストテンランクイン期間:1998年4月13日〜4月27日付

 東京地方は桜もほぼ満開に近いですわ。
・・・ということで、今日は「桜」を引っ張ってまいりました。

・・・といっても、昨今は、ヒット曲界でも「桜」ブーム。
「さくら」「桜」「SAKURA」・・・とまあ、いろんな「桜」がありますわな。
 でも、大体、「桜」って言うと、シットリと、落ち着いた曲が多いですな。 うーん、やっばり唱歌の「さくらさくら」のイメージがあるんですかね?
 でも、個人的にはやっぱり、春らしく、元気な曲がいいわけで、この川本真琴の「桜」が、実は一番好きなんだよね。

 うーん、でも、いまとなっては、ジミですかね? もう、忘れちゃったヒトも多いんではないかな? あれからいつの間にか17年も経ってますもんねぇ。。。

 川本真琴っていうヒトの曲は、この曲に限らず、最初の頃の曲は大体良いなぁ。 岡村ちゃんプロデュースということもあって、適度に「切れた」曲調がいいんだよね。
 アコギをジャカジャカならしながら、なんか、よくわかんないけど、頭のピンが1、2本抜けたようなシュールな歌詞の歌を歌う・・っつうスタイルは、あの時代としては新しかったね。

 この曲は、その中でもまともな曲の方かな。
 初めて聴いたのは、多分、当時のミュージックステーションだったと思う。衝撃的でした。

 イントロの出だしからして、ハープ⇒ピアノ というコンビネーション。この曲に限っては、アコギではなくピアノが主体なんだよね。たしか、ピアノは、川本自身が弾いてたと思う。 このヒトなんでもできるのね、たいした才能ですよ。

 メロディラインは、いつものとっちらかった独特なものを継承してるけど、曲のイメージは「春風」っぽいんだよね。
 やっぱり、イントロしょっぱなのハープ⇒ピアノっていうドラマティックな展開が、この曲のイメージの全てなんだよね。
 
 それでいて、インパクトも強い。

 サビの部分

♪ 深呼吸の途中〜〜  でーーーーきない できないできないできない〜 ♪

のところの譜割は強烈だね。Aメロからこの部分に向かって、盛り上がるって言うしくみは見事なもんですよ。

 とかく、「桜」っていうと、福山の「桜坂」とか、森山直太朗の「さくら(独唱)」・・・っていう感じになっちゃうけど、この曲も忘れないで欲しいよね。

 しっかし、この曲はリリース日が4月1日なんだよね。
 本来なら、丁度、このころが桜満開ってことなんだろうけど、最近は、それより数日早いもんね。桜満開になるのは。
  この17年で、確実に花の季節は早まっているようなきがするなぁ。。





よろしかったら、ポチッと押してね
にほんブログ村 音楽ブログ J-POPへにほんブログ村
記事検索
QRコード
QRコード
読者登録
LINE読者登録QRコード
livedoor プロフィール

かじやん