2021_12_ハート_あいみょん




今回のキニナル曲は、これだ!

あいみょんの新曲「ハート」。

まずはデータでする。

・タイトル    ハート
・アーティスト  あいみょん
・作詞      あいみょん
・作曲      あいみょん
・編曲      田中ユウスケ 立崎優介
・リリース日   2021年11月24日 (シングルCD)
                                2021年10月20日 (ネット配信)
・発売元     ワーナーミュージックジャパン
・タイアップ   TBS系ドラマ「婚姻届に判を捺しただけですが」主題歌

シングルCDは先月24日リリースだったけど、ネット配信開始からは、すでに2か月が経とうとしているわけだけど。。。

初めは、まずもって、地味だよなぁ、ミディアムバラードだからなんだろうけども、今一つパッとしないなぁ。
今回の曲はドラマ主題歌ということで、こういう曲調なのかもしれないけど、それを差し引いても地味な印象は拭えないなぁ。。。と思ってたんだよね。


あれから2か月近く経って、少しは楽曲になれてきては来て、徐々に曲を消化できているけど。。。
でも、まだ慣れ切れない自分がいたりして。。。。

もしかすると時代との折り合いがつかなくなってきているのかもなぁ。
「マリーゴールド」の頃のようなオーラが、ここの所、薄くなってきているようにも思える。 

あいみょんの良さって、ミディアム調のポップスから繰り広げ去られる子音の声質だと思っているのね。
個人的には。
この手のバラードでは、そんな声質が今一つ生かしきれないんじゃないかそんな印象が強いんだよね。

同じような印象が昨年のヒゲダンでも感じたんだけども、彼らは今年リリースの「Cry Baby」でそれらの危惧を払しょくし、新たな領域に踏み込んだと思うのね。彼らの持ち味であるロングヒットも復活した。


あいみょんも同じように新たなステージに踏み込む時期来ているんじゃないのかな。そうんな気がするんだよね。 

確かに、これまでのイメージをつづければ、暫くは安泰かもしれないけど、だんだんジリ貧になっていくだろうし。。 
今回の曲で、配信先行、シングルCD後追い・のリリースで、よりヒットを狙ってきているようにも思えるのに、ここまでは思ったほどヒットが拡大してきていないんだよね。 

たしかに、同じバラード系の楽曲だった昨年の「裸の心」では、同様な戦法でロングヒットとなった。
けど、今のところ、この曲では昨年の「裸の心」ほどの効果が出ていないのよ。

「裸の心」だけではなく、「マリーゴールド」で顕著だったように、チャート上位ロングランというのが、あいみょんの持ち味だったわけよ。そこはヒゲダンと同じですね。

でも、今年は前作の「愛を知るまでは」でも、そうだったように、以前のロングヒットに陰りが見えてきている。それは、この曲でも同じ傾向が出て来ている。「ジリ貧」のサインが出て来ているんだよね。

で、あるならば、そろそろヒゲダンと同じように、これまでのイメージをいったん壊してでも、あらたなあいみょんを打ち出す時期なんじゃないか。 個人的にはそう思うんだよね。

今年は昨年まで程のリリースペースからは落ち着いてきているけど、Newあいみょんを打ち出すためにも、少しリリースペース落とした方がいいと思うんだよね
たしかに、あいみょん位になるとタイアップ依頼も多いんだろうし、なかなかリリースペースを落とすのも難しいんだとは思うけど、そこは、ぐっと我慢の時なんではないかな。

このまま「ジリ貧」でフェイドアウト方向に向かうのか、持ち直すのか、次の曲は分岐点になるかもしれないな。