かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

奥田民生

雪が降る町 / ユニコーン

1992_雪が降る町_ユニコーン






今回の1曲セレクトは、「雪が降る町」ユニコーンです。

 まずはデータです。

・タイトル    雪が降る町
・アーティスト  ユニコーン
・作詞      奥田民生
・作曲      奥田民生
・編曲      ユニコーン
・リリース日   1992年12月2日
・発売元     ソニー
・オリコン最高位 4位
・売り上げ枚数  23.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 7位
・ベストテンランクイン期間:1992年12月28日付

 いや〜、今年も、いよいよ押し迫ってきましたなぁ。1曲セレクトも、年内はこれが最後とあいなりまする。
今年は早かった、1年が。 なんか、毎年、そんなこと書いているような気もするけど、いや、マジで早かったわ。あっちゅう間に過ぎた感じやね。
うーん、こんな感じで、年取っていくのかねぇ。。あ〜やだねぇ。。

 
 うん、さてと、気を取り直して。。。

 年末といえば、年末らしい曲を持って来たいものですわ。。

 っつうことで、今回の1曲セレクトは、ユニコーンの「雪が降る町」で決定!

 いや、だけど、この曲、今まで、もって来てなかったんだな。。うーん、「年末」といえば、この曲がすぐ浮かんでくるんだけどねぇ・・。

なんせ、歌詞に

♪ 今年も終わるけど〜 ♪ ってあるしね。
 
ま、だけど、丁度、都合がいいのでね。

 しかし、この曲聴くと、ホント、年の瀬・・って感じがするよなぁ。もうね、条件反射。「雪が降る町」って言うんだから、本来なら、それこそ「雪が降っているさま」を歌ってんだろうけど、でも、

 ♪ 今年は久しぶり田舎に帰るから〜 ♪

とかあると、どうしても、帰省→年末 っていう雰囲気になっちゃいますな。

それと匂いだよね。年末ってなんか独特の匂いがあるんですよ。その匂いが、この曲からは感じるんだよなぁ。

 個人的には、この曲、COUNTDOWN JAPAN FEF04/05の印象が深いんだなぁ。 うん、初めて、「COUNTDOWN JAPAN」に参戦したときだ。たしか2004年12月29日だったな。 大雪だったのよ、外は。

  で、奥田民生、本来はこの曲の予定はなかったんだけど、セットリストを変更して、急遽、この曲、やってくれたんだよなぁ。 いや、この曲の歌のまんまの情景。

 いや、良かったね〜。

 そういえば、あれ以来、この曲、「COUNTDOWN JAPAN」でやってない やった
やっぱ、「雪」が降ってないと、この曲の意味が半減するからなぁ。





それでは、皆様、よいお年を〜 

ってか、今年、まだ続きます。。。おそらく。。。



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日曜日の娘 / puffy

1999_04_日曜日の娘_Puffy


今回の1曲セレクトは「日曜日の娘」puffyです。

まずはデータなのら。

・タイトル   日曜日の娘
・アーティスト puffy
・作詞     奥田民生
・作曲     奥田民生
・編曲     笹路正徳
・リリース日  1999年4月1日
・発売元    エピックソニー
・オリコン最高位 15位
・売上げ枚数  4.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 16位
・タイアップ:ヤマハ発動機「Vino」CM曲。

いやー、天気のいい1日でしたね。 こういう日は、朝からどっかに出かけたい・・・と言う気分になるわけなんですが、現在、「生業」が超繁忙期真っ只中のワタシとしては、どこへも出かけられず、radikoで日本全国のラジオ局のカウントダウン番組を、タイムフリーで聴きながら、ひたすら仕事をしていたわけで。。。 今月はガマン。 

ところで、なんでradikoまで使って、日本全国のラジオ局のカウントダウン番組巡りをしているか・・というと、最近、関東地区はラジオでのカウントダウン番組ってほとんどなくなっちゃったんだよね。
昔は、AM、FMとも各局で、2つも3つもカウントダウン番組ってあったのにねぇ。
時代は変わるもんで。。。

でもさ、個人的に「新曲」を聴くスタンスとしてはカウントダウン番組は欠かせない・・と、最近改めて気が付いたんだよね。 
そもそも、この(ヒット曲の)世界に足を踏み入れたのも「ザ・ベストテン」という究極のカウントダウン番組からだったし、その後ラジオのカウントダウン番組も、毎週嫌と言うほど聞いて、逐一新曲情報を集めてましたんでね、1980年代は。
個人的には、カウントダウン番組を聴きながら新曲を仕入れるっていうのが、基本的なスタイルなんだよね、「今」の曲を聴く上ではさ。

ま、そんなわけで、「今」のヒット曲をちょっと本腰を入れて聴きたいと思って、全国のカウントダウン番組巡りを始めたわけです。

今回引っ張ってきた曲は、まだ関東地区のラジオ局でもカウントダウン番組が聴けた頃の1曲ですわ。

puffy 「日曜日の娘」。

この曲がリリースされたのは1999年4月1日。 今から22年前のちょうど今頃ですね。

あの頃は、地元千葉のbay fmで「パワーカウントダウンHOT30」っちゅうカウントダウン番組をバリバリ放送中だったからさあ、毎週土曜日15:00〜は聴いてましたねぇ。
90年代、新曲情報は「パワカン」から仕入れてたところが大きかったからねぇ。

22年前、ワタシは29才。 当然、すでに社会人だったわけで、某環境衛生管理会社の千葉の営業所で技術営業をやっていた頃だ。もちろん土曜日が仕事の時もあったんだけども、営業車で移動中は絶対にbay fmに合わせてたなぁ。

今回、引っ張ってきた「日曜日の娘」って曲も、会社の営業車で移動中に初めて聴いたような気がする。

モノラルの「ラウンジ風」ていう、それまでのpuffyにはなかった曲調に、はじめはちょっとびっくりしたけど・・・
その前の「たららん」って曲の、夏の終わり、秋風が舞い込んで来たかのようなフォーキーな曲調からは、想定も出来ないような曲調だったからさ。でも嫌悪感はなかったな。

それよか、これは懐かしい・・と言う気分のほうが大きかったですね。

このラウンジ感は、遥か昔に味わった、あの感じ。

そうそう、子供の頃、ごくたまーに連れていかれた、地元ではちょっと高級だったレストランのBGMで、かかっていたようなまさにラヴンジ系のあのサウンドだ。

・・と書いても、なかなか文章じゃ伝わらないよなぁ。。。。。

兎も角、1960年代のステータスを感じるような。 そう、今から見るとモノクロ・・・いやセピア色なホテルのラウンジの風景ですよ。
当時、子供だったワタシも優越感・・というか、大人になったような気分にさせられた。

そんな、風景がフラッシュバックしてくるような1曲でしたね。

特に、サビから聴こえてくる、エレクトーンの響きが、もろ、それっぽくてさ。

あ、関係ないけど、子供の頃、ラヴンジ系のエレクトーンの音色に惹かれて、小学校に入ってすぐ、エレクトーン習いにヤマハの音楽教室に通い始めたこともあったからなぁ。

そそそ、個人的には、このサウンドは音楽の原体験に近い感覚なんだよね。

だから、これは面白いなぁ。・・・と思ったものの、逆にヒットという面ではどうなんだろう・・とも思えたんだけどさ。

やっぱ、「アジアの純真」なんかに比べるとインパクトに欠けたしさ。 

まあ、前年の「たららん」を聴いていても、この時期のpuffyは、なにがなんでも「大ヒット」を狙っているようには感じられなかったわけで、その延長線上と考えると、この曲もありえたのかもしれないけどね。

ただ、それにつけても、この曲で売り上げが急降下したのは、ちょっと想定外だったなぁ。

オリコンでベストテン入りしなくなったのはもちろんのこと、売り上げが、この曲から10万枚にも達しなくなっちゃいましたからねぇ。

↑で書いたようにインパクトに欠けるといっても、それまでのPuffyのアーティストパワーから考えば、10万枚は行くだろう・・・とは考えていたんだけどもね。個人的に想定していた以上に受けなかったんだよなぁ。
やっぱり、puffyらしくない・・・と見られちゃったんでしょうかね。

まあ、99年当時、ラウンジという曲調は「イマ」くなかったのかもね。 その後、ラウンジ系の曲もJ-POPで受け入れられるようになったけど、ちょっと時代が先行しすぎたのかもなぁ。
ちょっとダイレクトにラウンジ系のサウンドが過ぎたのかもしれないな。





この曲のPVって初めて見たような気がするけど、「海浜幕張」で撮ってたんだねぇ。
頭から20秒くらいから出てくる、バックのビルですぐわかりますわ。海浜幕張公園ですね、これは。
この当時、海浜幕張でのロケって結構頻繁にあったのよ。

↑で書いた、某環境衛生管理会社の仕事、海浜幕張に、結構、お客さん持ってたからさ。
土日に仕事で海浜幕張周辺通ると、よくテレビなんかのロケにぶつかったもんよ。

GLAYが幕張メッセの駐車場で20万人ライブやったのがこの年の7月だったし、1999年当時、海浜幕張ってトレンドだったんだよね。

そういえば、↑で書いたbay fmの「パワカン」もこの頃は海浜幕張のWBG(ワールドビジネスガーデン)のスタジオから放送してたしな。

ちなみに、この「日曜日の娘」がリリースされた頃には、この会社を辞めようと心には決めてた頃ですわ。
この「日曜日の娘」がリリースされる1か月前、仕事さぼって本屋で立ち読みしてたら、田家秀樹さんの「読むJ-POP」って本に出合ってさ、「俺、こんな仕事してる場合じゃないわ」って思ったの。
で、この年いっぱいで会社辞めたんだよね(実際は、有給使ったんで退職は2000年2月末)。

そういう意味では、人生を変えるきっかけとなった時期だったかもなぁ、この頃って。
でも、会社辞めようと心では決めてたんで、気分的にはだいぶ楽になってた頃でさ、だから、気持ちよく音楽も聴けてた頃でもあったんだよね、1999年の今頃って。


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これが私の生きる道 / Puffy

1996_10_これが私の生きる道_PUFFY


今回の1曲セレクトは、「これが私の生きる道」Puffyですわ。

まずはデータでーす。

・タイトル    これが私の生きる道
・アーティスト  Puffy
・作詞      奥田民生
・作曲      奥田民生
・編曲      奥田民生
・リリース日   1996年10月7日
・発売元     エピックソニー
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数 156.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1996年10月21日〜12月16日付
・タイアップ:資生堂「ティセラ」CM曲

今回はマクラ無しでいきなり始めますぞ。

Puffy「これが私の生きる道」

暫く「古い曲」が続いた1曲セレクトも、ようやく90年代に戻って来ましたわ。
・・・と言っても、この曲、ヒットから今年で「20年」経つんだなぁ。

いやいや、この曲あたりになると「昨日」って言う感覚なんだけどねぇ。 ホントあっという間ですわ。

ワタシも既に社会人だったし。そういえば、この曲がヒットしてた頃、今住んでる、マイホームを購入したんだわ。
27才なんて、若い時に買っちゃった、まあ中古住宅だけど、もう20年もローン払ってるんだな。

・・・と考えると、随分長かったような気がする。。。  

そんな家のローンも後10年残すのみ。払い始めの頃は、30年なんて途方も長く感じたし、なにより当時の若造のワタシにゃ、途方も無く莫大な「借財」に感じたけどな。
でも、今年、ローン残額の「桁数」が一ケタ減ってさ、ようやくゴールもうっすら見えてきたような、それとともに肩の重みもだいぶ減ってきたような気がしてる今日この頃だったりしてさ。


・・・・と、大分話がずれた。。。

Puffy「これが私の生きる道」。

うむ、Puffy、デビュー第2弾シングルですな。

デビューシングルの「アジアの純真」が、ああいう形でロングヒット、プラスいきなりのミリオンセラーなんて、願っても無く順調な滑り出しを見せた訳で、第2弾もやっぱり、「アジアの純真」第2弾で行くのか・・・と思っていたけど、ちょっと違ったテイストできたのが、新鮮だったんだよな、この曲。

まあ、・・とは言っても、完璧なほど「ビートルズ」のパクリなんだけどさ。Wikipediaでは、「オマージュ」っていう綺麗なコトバを使ってたけど、、いやいや「あからさま」だったよな、この曲は。

でもって、wikipediaでは、「デイトッリパー」へのオマージュってあるけど、それだけじゃないですよね。
確かに、ギターのリフは、「デイトリッパー」だけど、全体的な雰囲気は、「プリーズ・プリーズ・ミー」であり、「フロム・ミー・トゥ・ユー」だったりするもんな。

つまり










が、合体、ミックスされると、この曲になる・・・て訳ね。 

こういういわいる「パクリ」モノの場合、普通は後ろめたさ・・というか、恥じらいを感じたりするんだけどさ、ここまで「あからさま」にヤラレルと、逆に清々しさを感じたりしてね。。

だからなのか、「パクリ」というと、大概どこからか「クレーム」とうかいちゃもんが付いてくるもんだけど、この曲の場合不思議と、そういった「いちゃもん」は聴かなかったような気がするな。

まあ、なんかね、このある種の古臭さが、Puffyっていう脱力感アーティストに不思議とマッチしていたっていうのもある。
 それに、デビュー曲の「アジアの純真」」からの熱気が冷めやらぬタイミングでのリリースだったからねぇ、この曲の売り上げ156万枚っていうのが、Puffyにとっては最高売り上げなんだよな。
 合わせて、ワタシのチャートでは5週連続の1位なんて、やっぱりPuffyの最高記録だったしさ。「アジアの純真」に劣らない、ロングヒットだったんだよな、この曲も。

まあ、間違いなくアーティストパワーも最高潮の頃でしたよな、この曲の頃が。

ただ、ちょっと一気に盛り上がり過ぎた・・・って言うのもあって、この曲の後は、ミリオンセラーも出なくなっちゃったんだけどさ。
 まあ、それが今となっては、返って良かったのかもしれないけど。 あの後、さらにミリオンを続けていたら、その後の「息切れ」ももっとデカかったろうし、だから、今も残ってるアーティストにはならなかったろうしな。





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渚にまつわるエトセトラ / Puffy

1997_04_渚にまつわるエトセトラ_PUFFY














今回の1曲セレクトは、「渚にまつわるエトセトラ」Puffyです。

まずはデータです。

・タイトル    渚にまつわるエトセトラ
・アーティスト    Puffy
・作詞      井上陽水
・作曲      奥田民生
・編曲      奥田民生
・リリース日   1997年4月16日
・発売元     エピックソニー
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数  88.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1997年4月28日〜6月9日付
・タイアップ:キリンビバレッジ「天然育ち」CM曲

この間書いたばっかなんだけど、またまたPuffyです。

「渚にまつわるエトセトラ」。

うーむ、この間書いた「サーキットの娘」の時は、アクセス数悪かったからなぁ。。。
今回はリベンジのつもりで。。。  ってか、「サーキットの娘」よりかは、今回の「渚にまつわる・・・」の方が認知度は高いんで、前回のリベンジはなるかな

ま、じっさい、リリース間隔が無かったですからねぇ、「サーキットの娘」と、今回の「渚にまつわるエトセトラ」では。2カ月連続のリリースということで。

「サーキットの娘」は、それまでのpuffyと若干毛色が違ったかな・・っというところもあり、思ったほどの売り上げも記録しなかったんたけど、この「渚にまつわる・・・」は、売り上げを戻しましたからねぇ。
まあ、どらかと言えば、2カ月連続リリースといっても、こちらの方が「売り手」としても本命だったんでしょうね。

個人的には、逆にこっちの曲の方が売れないなぁ・・・なんて最初は思ったりもしてたんだけどさ。

だってさ、もろ西城秀樹の「Young Man(Y.M.C.A)」のパクリじゃん。 うーん、民生くん、堂々としてるなぁ。
同郷の大先輩の秀樹をパクリとは。・・・なんてさ。

加えて、井上陽水氏の、まったく意味不明な歌詞がね・・・。 初めは、悪ノリしすぎじゃねーか・・・なんてところもあったんだよね。

それに時代は90年代も後半だった訳じゃないですか。そんな時代に、70年代ディスコなノリってどうなの? 感じもしたし・・・・。


BUT BUT、そう言ったマイナス面は、全くの杞憂でしたね。

まあ、このヒト達は理屈じゃねーんだなぁ・・・っていうのが、この曲でよく分かりましたわ。

それとともに、なんか「時代」がよく分かんなくなって来たってのもあったかなぁ、個人的に。


それにしてもさあ、ROCK IN JAPANなんかのフェスでは、もう何回もPuffy見てきてるけどさ、この曲は、未だに「鉄板」ですね。 もうね、この曲と「アジアの純真」はやんないと許さない・・・みたいな空気があったりして。
これまで何回見てきたか分かんないくらい見たよなぁ。事実、この曲が一番盛り上がるんだよね、未だに。
もう19年も前の曲だし、そろそろ、この曲をリアルタイムで聴いたことない・・・って世代もフェスに参戦して来ているのにねぇ。
やっぱ、ノリが全てな曲ってことなんだろうね。歌詞の意味なんて無くたっていい、気持ちよくノレれば・・・
って感じの曲なんだよね。





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サーキットの娘 / Puffy

1997_03_サーキットの娘_Puffy










今回の1曲セレクトは、「サーキットの娘」Puffyです。

まずはデータでする。。。

・タイトル     サーキットの娘
・アーティスト   Puffy
・作詞       奥田民生
・作曲       奥田民生
・編曲       奥田民生
・リリース日    1997年3月12日
・発売元      エピックソニー
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   70.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1997年3月24日〜4月28日付
・タイアップ:ヤマハ スクーター「Vino」CM曲

あー、今日は書きたくないよう・・・と、いつもながらもう一人のワタクシが、ずっと囁いていまして、さっきも今日は1回休もうか・・・と思ってたんだけどねぇ。。。
でも、うんにゃ、やっぱり、書いとこう・・・・と奮起しまして、どうにかPCに向かってたりしてまする。。。

こんな「ふざけた」()状況じゃ、「マジメ」な曲は気分的にムリだなぁ・・・・と思いまして、「ふざけた」曲をひっぱってまいりましたぞ

Puffy 「サーキットの娘」

あ、やばい、この曲のどこがふざけてんだよ ・・・っていうPuffyファンの怒りの声がどこからか聞こえてくる。。。。

いや〜、でも、眉間にしわを寄せて聴くような「マジメ」な曲じゃ、少なくともないでしょ 

でも、そこがPuffyらしいんですよね。 このヒトたちの曲は、なにも考えないでもいいところがいいですわ。


さて、そろそろマジメに書きましょかね。

この曲はデビュー3曲目なんだけど、前曲の「これが私の生きる道」から、曲調が60年代調に遡ったりして、この曲もその流れを踏襲しましたね。
うむ、「これが私の生きる道」は、完全にビートルズのパロディだったけど、この曲はさらに遡って、50年代のロックンロールですわね。
 しかも、かなり純粋なロックンロール。こんなに純粋なノリのロックンロールなんて、ヒット曲では、横浜銀蝿以来じゃないんがなぁ。

まあ、前曲が60年代っぽい雰囲気で大成功だったんでね、次もそんな流れで来るんだろうな・・・なんては思ってたりしたんで、この曲の路線は、ある程度は「想定内」だったかもしれない。
だから、この曲を初めて聴いた時は、それほど驚きはしなかったなぁ。
 
ま、その辺は、リスナーも同じように思ったのか、前曲が157万枚なんて、Puffy最大のヒットになったのに比べると、この曲はその半分以下だったもんね。 これは、ちょこっと想定「外」だったどね。

ただ、「あっさり」はしてたよね、曲自体は。ロックンロールっていうとアクが強い曲があったりするけど、この曲は全然アクは強くないしな。その分インパクトも弱かったかもしれない。 その辺が売り上げにダイレクトに繋がってきたんだろうね。

それよりも、詞がねぇ、ふざけてますねぇ。奥田民生氏っぽいですねぇ。

♪ あせってエンストこかないでね〜 ♪

だもんね、ヤマハのスクーターのCM曲なのにさ  民生、堂々としてるなぁ。。。

まあ、♪ ころんで骨おったりしないように〜 ♪ ってのは、この曲をリリースするちょっと前に自転車でころんで骨折った、吉村由美への「オマージュ」なんですが。。。

それと、1番後のインストから最後まで、バックで延々と流れている「ギロ」が笑える。

そそそ、よく聴くとずっと、「ギロチチ〜」とギロがなってるのが聴こえたりして

なんで、ロックンロールに「ギロ」がなってるんだ? なんて普通だったら考えちゃうんだろうけど、まあ、その辺は民生らしいちゃ、らしい「ミスマッチ」だったりするんだけどさ。

50年代、ロックンロールの前にマンボブームがあった訳で、もちろん、そんなラテンなリズムにゃギロも使われていた訳で。。。。そんなブームを一色多に混ぜてみました・・・なんてぇ、事までは考えてないよね、民生氏も。





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愛のために / 奥田民生

1994_11_愛のために_奥田民生






今回の1曲セレクトは、「愛のために」奥田民生です。

まずはデータです。

・タイトル     愛のために
・アーティスト   奥田民生
・作詞       奥田民生
・作曲       奥田民生
・編曲       奥田民生
・リリース日    1994年10月21日
・発売元      ソニーミュージックレコード
・オリコン最高位  2位
・売上げ枚数    106.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1994年11月7日〜12月26日付 

 奥田民生っていうヒトは、なぜか好きなのね。ま、たしかに、曲もいいんだけど、生き方がいい。なんか、好き勝手に生きてるように見えるじゃん。
 好きなときに曲作って、好きなときに釣りやって、好きなときに酒飲んで、好きなときに働いて・・・って・・・。うん、自由に好き勝手に生きたいと思ってるワタシからしてみると理想的な生き方やね。
 まあ、外から見るとそう見えるっていうわけで、実際はどうなんだかは知りませんよ。

曲の方は、よく、このヒトの曲は「一筆書き」なんていわれるけど、そうだよね。考えながら作っているようにかんじないんだよね、一気に「せーの」でつくって「はいできあがり」って感じじゃん。
 で、ふつう「せーの」でつくるとその場の勢いがにじみ出てくるものなんだけど、それがない。ときにはやる気があるのかないのかよくわかんない曲が出てきたりして・・・。

 でも、いいんだよなぁ。 天才肌なんだよね。要するに。
ふざけているようなんだけど、何もかも分かりきってやっているっていうところなんだよねぇ。
 だから、こういう生き方は理想ではあるんだけど、ワタシのような凡人にはできない生き方だよなぁ。

 この曲は、ユニコーンを解散して、ソロ名義でリリースした最初のシングルなんだけど、正直、この曲から奥田民生っていうヒトを注目したの、ワタシは。
 それまでのユニコーン時代はあんまりよく聴いてなかったんだよね。
 あ、ユニコーンはちょびちょび聴いてたけど、正直、個人的にはあんまり琴線にふれるバンドではなかったんですよ。

92年のソロ名義の「休日」なんて曲は、なんてヘンテコリンナ曲なんだと思いながら聴いてたけど、ま、せいぜいそこまでだったな。

 でも、この曲とか、このすぐ後にキョンキョンが出した「月ひとしずく」から、俄然、奥田民生になったわけです。

 このヒト、ソロになったのは絶対大正解だとおもう。一見、雑に聴こえるサウンドがいいんだよね。
 一昔のようであり新鮮なのよ。メロディラインにしても、一聴すると、どっかで聴いたようなパクリなことが多いじゃん。でも、近田春夫氏もいっているように、コピーライトっていう枠を理解しながらのパクリであり、それがオリジナリティに聴こえるんだよね。

 それと、この曲の場合「愛のために」でいう曲でありながら、いわいる単なる「ラブソング」でないところもいい。

 なんて、書きながら

 ♪ 荒れる海原に 舟を出せ ♪ っちゅうところが、今のワタシの心境とシンクロとしているんだよな・・と思いながら引っ張ってきてたりして・・・

あ、♪陸 海 空 いろんなとこから いつでもかけつけましょう 愛のために あなたのために ひきうけましょう  ♪

っていところもね。 はい、いつでもお困りの時は引き受けますよ〜。




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休日 / 奥田民生

1992_09_休日_奥田民生






今回の1曲セレクトは、「休日」奥田民生です。

 まずはデータです。

・タイトル    休日
・アーティスト  奥田民生
・作詞      奥田民生
・作曲      奥田民生
・編曲      奥田民生
・リリース日   1992年8月29日
・発売元     ソニー
・オリコン最高位 9位
・売上げ枚数   13.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 16位

 1曲セレクトも、ここんところ毎日アーリー90'Sの曲を書いて来てるけど、本日は1992年の曲を持ってまいりました。

 1992年・・・振り返ってみると、音楽界では、90年代の中でも一番面白い年だったかも・・・。
 って、個人的には思っているんだよね。

 音楽のごった煮・・・または、雑食時代。。。 なんでもあり、の年だったと思うな。

 方や、1991年から続いて、中島みゆき、サザンオールスターズ、CHGE&ASKA などベテラン、大御所アーティストが健在、大ヒットを放つ

 一方で、槙原敬之、平松愛理など新興勢力も台頭

 さらに一方では、件のビーイング系も本格的に台頭(B'z、ZARD、T-BOLAN、WANDS、大黒摩季などなど)

 さらにさらに、一時期、一部のオタク系だけのものに成り下がっていたアイドルに、森高千里という、アバンギャルドなアイドルの人気を得て、やや復活の傾向が見られた

 さらにさらに、タイアップ効果で、ベテランだけど新興勢力(なんのこっちゃ?)のアーティストがヒットを放つ(J-WALK、杏子、山下久美子、陣内大蔵などなど)

 さらにさらにさらに、一発屋も健在(GAO、小野正利、RABBITなど)

 とにかく、次から次へと、新しいアーティストが出てきて、しのぎの削りあいが始まった年だったような気がする。

 1991年がメガヒット元年であったのと同時に、ある意味、ナチュラルな曲がもてはやされた、音楽的には「空白」な1年であっただけに、一気にいろいろなタイプの音楽が台頭し始めた、「にぎやか」な年であったといえるかもしれない。

 しかもそれぞれの曲に、まだ新鮮味があった。自分たちの「音楽」をアピールしている気概があった。

 だから、聴いてる方も楽しかったんだな。

1992年、個人的にも、一時離れていた音楽へ、再度一気に音楽を聴き始めた年といえるかもしれないな。90年代の中では一番、音楽に触れていた時間が長かった年かもしれない。兎に角、出てくる曲出てくる曲が、タイプがいろいろで、聴いてて飽きなかったんだな。


 そのなかで、なんじゃ〜こりゃ? と思ったのが、今回引っ張ってきた、奥田民生の「休日」。

ま、今日が「休日」だったということもあるんだけど・・・あせあせ



 この曲は、奥田の「初」のソロシングルとなるわけだよね。まだ、ユニコーンと平行して活動してた時期・・・

・・というか、各ユニコーンのメンバーもソロシングルをリリースした時期で、そろそろユニコーンも危ない? と囁かれ始めた時期。
 事実その通りで、次の年シングル「すばらしい日々」で解散しちゃうわけなんだけども。。。
(まあ、数年前に事実上再結成という運びになりましたが。。。) 

 しかし、この曲はすごい。なにがすごいか・・・・。聴いてて眠くなるexclamation ×2。。。。あせあせあせあせ(飛び散る汗)
 いかにも「休日」・・・という曲。

 いつかも書いたけど、この曲、車運転してる時に聴くのはやばいね。ほんとネムクなるんだわ。

 ツマンナイから眠くなるんではなくて、心地よくて眠くなるんだよね。 思わずどこからともなくα波が出てくるような心地よさ。。。

 ・・・・かといって、よく安眠用に売られている癒し系の曲でもない。

 心地よいサイケデリック系exclamation & question・・・・(なんのこっちゃ?)

 うん、音のひん曲がり具合、いかにもやる気がなさそうな民生氏 の歌い方・・・ すべてが心地いいんだ。

「休日」・・・っていうと、一昔前までは、さあ、さわやかな休みの日だ、みんな出かけよう! っていう「ビューティフルサンデー」のような曲が多かったけど、実態はというと・・・この曲のように

 ♪眠くなったら 眠ればいい 〜 ♪

っていう、のんべんだらりな休日が、ほんとの休日 っていうのが、このころの実態ですよね。まあ、これは、いまも変わらないか。。。

 それを端的に表したっていうところで、この曲はすごいのよ。

 初のソロということもあってか、オリコン9位、売上げ13.8万枚に留まってしまったのは、残念なんだけどさ。




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たららん / PUFFY

1998_09_たららん_PUFFY






今回の1曲セレクトは、「たららん」PUFFYです。

 まずはデータです。

・タイトル    たららん
・アーティスト  PUFFY
・作詞      PUFFY 奥田民生
・作曲      Andy Sturmer
・編曲      Andy Sturmer
・リリース日   1998年8月29日
・発売元     エピックソニー
・オリコン最高位 4位
・売上げ枚数   16.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 6位
・ベストテンランクイン期間:1998年9月7日〜9月21日付
・タイアップ:資生堂「TISS」CM曲


 無国籍音楽・・・なんて、名前の音楽が出てきたのは、1960年代のことですわ。カバーポップスが流行ってたこの時代、日本の曲であって、日本の雰囲気じゃない曲。いったい、どこの国の曲なんだよ・・・っていうが原点ね。 ピーナッツなんかは、元祖といえるだろうね。

 さてさて、時代は下り、90年代の無国籍音楽っつったら、PUFFYなんじゃなかろうかねぇ。
 このヒトたちの音楽って、一体、どこの誰をターゲットにしてるんだろう? っていうのが、一瞬、訳がわかんなくなる曲が多かったのよ。特に初期は。

 デビュー曲の「アジアの純真」からして、そうじゃん。 まあ、「アジアの〜」っつてつくから、アジアについて歌ってるのか? かというと、必ずしもそうじゃないし・・・、奥田民生氏、井上陽水氏のつくる、究極の一筆書き、なんにも考えてない系の曲調が、いかにも「無国籍」な雰囲気を醸し出している・・・っていうところが、PUFFYの音楽のスゴイところなんですわ。

 そんな、無国籍音楽が続いた、PUFFYにあって、突然、ベクトルが変わった曲が、この「たららん」なんじゃないかねぇ。

 なんかさ、とつぜん、「さわやか」になっちゃったじゃん。曲としてもサウンドの焦点が定まった、初めての曲・・・というか。

 簡単に言えば、曲として、「まとまった出来」といえる最初の曲がこの曲だったりして。。

 うん、初めて作曲、またはアレンジのいわいる、サウンド面が奥田民生氏から手が離れた曲がこの曲なわけですわ。
 突然、「Andy Sturmer」なんて名前が出てきたりして、今にして思えば、この頃から、アメリカ進出を考え始めていたんですかねぇ。

 それはそうと、初めて、「まとまった曲」であることが、ファンにとっては、「戸惑い」になったのか、この曲で、いきなり売上げ枚数が落ち込んだりして。。

 まあ、その辺は難しいところだよなぁ。 得てしてファンっちゅうもんは、保守的ですから。。。


 そういうワタクシは、この曲は、諸手を挙げていいと思うけどねぇ。

 なにより、温度感がいい。 暑い盛りを過ぎて、秋風を感じ始めてきた頃のカラッとした、それでいて余計な力が抜けるような温度感。 夏の疲れが出ているこの時期、すこし涼しくなった風に吹かれながら聴くと、心地いんですわ。

 これですよ。 うん、今の時期には、ピッタリの曲ですよ。その辺を分かってもらえませんかねぇ、ファンの皆様。



えー、PVなんですが、これに出てくるシロクマさんが、川で魚を捕まえた場面での魚が「タイ」なんですが。。。
川に「タイ」なんていねーよ・・・なんて突っ込みを入れようとしたら、次の場面では、ちゃんと「サケ」に変わってたりして。。。


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アジアの純真 / PUFFY

1996_05_アジアの純真_PUFFY






今回の1曲セレクトは、「アジアの純真」puffyです。

 まずはデータでは。

・タイトル    アジアの純真
・アーティスト  puffy
・作詞      井上陽水
・作曲      奥田民生
・編曲      奥田民生
・リリース日   1996年5月13日
・発売元     エピックソニー
・オリコン最高位 3位
・売上げ枚数   118.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 4位
・ベストテンランクイン期間:1996年6月24日〜9月9日
・タイアップ:キリンビバレッジ「天然育ち」CM曲

 ここ2日ばかし、分裂症気味・・・っていうことで、曲をセレクトしてきたけど、「分裂症」っていうと、今日引っ張ってきた、puffyの「アジアの純真」なんかも分裂症気味といってもおかしくないかなぁ・・・。

 いや、この曲の場合は、心底分裂症・・っていうよりは、これは作詞の井上陽水氏の性格的なところだとも言えますよね。

 なにぶん、この意味不明な単語の羅列が歌詞に並んでいるのって。まるで井上氏のデビュー時の「アンドレカンドレ」の「マンドレカンドレ」のようだし

え? なに? わかんない?

 ただ、時代なんだよね。「マンドレカンドレ」がリリースされた1970年なんてのは、そういう曲は一般的に受け入れられなかったじゃん。でも、それから26年経った1996年では、そういう、訳のわかんない曲でも一般的に受け入れられるようになってた・・・っていう。

 そこに、天才、奥田民生の「一筆書き」なラフなメロディが絡んでくる。

 そうすると、なんだかよくわかんないけど、すごくキャッチーな曲ができちゃった・・・という。

 なんていうのかな、肩に力が入っていないっていう自由さがあるんだよな。

 そこだろうね、この曲が売れたのは。

 バックに「ヒット、儲け、利益」・・・っていう「書き割り」の文字が見えないような自由さ。

 「あんたらやる気あんの?」ってきいたら「ありましぇーん」って返ってくるような自由さ。

 たぶん、そこなんだろうなぁ。この曲の良さって。


 あ、こう書くと、なんて不真面目な・・・なんて怒るヒトもいると思うけど、いろいろヒトは居るってことよ。こういうラフで何にも囚われないよう自由な発想のヒトもいてもいいと思うんだよね。

 まあだからして、「アーティスト」と呼べるわけで・・・。


 うん、まあ、やる気のなさ・・・っていう点では、この時のpuffyにも感じたんだけどね。
 まあ、それがポーズだったのか、本気だったのかってのは、よくわかんないんだけどさ。


 それにしても、この曲は未だに盛り上がり曲としては、NO.1だねぇ。
 ROCK IN JAPANとか、COUNTDOWN JAPANでのPuffy出演の際の、この曲での盛り上がりはすごいね。
これらのロックフェスで、何度も何度も、この曲は見てきたけど、未だに、この曲は盛り上がりますねぇ。

 すでに19年前の曲なだけどね。やっぱし、このあたりの時代から入ってきてる・・・っていう世代が、RIJとかCDJ等のフェスのメインユーザーには多いんだろうな。

・・・と、冷静に分析してみたりして・・。


 すでにヒット曲に対して「冷めた」見方をし始めていた世代にとっては、うらやましい限りですわ

 うーん、RIJにBOOWYとかレベッカとかブルーハーツとかでないですかねぇ・・。そしたら超もりあがるりになぁ

 なんて、めちゃくちゃなこと書いたりして・・・(爆)




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月ひとしずく / 小泉今日子

1994_11_月ひとしずく_小泉今日子








今日の1曲セレクトは「月ひとしずく」小泉今日子です。

まずはデータです。

・タイトル     月ひとしずく
・アーティスト   小泉今日子
・作詞       井上陽水 奥田民生 小泉今日子
・作曲       井上陽水 奥田民生
・編曲       白井良明
・リリース日    1994年11月14日
・発売元      ビクター
・オリコン最高位  7位
・売上げ枚数    23.0万枚
・タイアップ    TBS系ドラマ「僕が彼女に借金をした理由」

 昨日は、同じキョンキョンの「木枯らしに抱かれて」を紹介しまして、最後に、まだ、1曲紹介したい曲が・・・と書いたのですが、実はこの曲だったんですねぇ。

 たしかに、この時期って、小泉今日子、毎年のように新曲リリースをしていたんですが、個人的に言って、この曲ほどインパクトがあった曲は、そうそうはなかったんですよねぇ。

 確かに、83年の「艶姿ナミダ娘」なんて、タイトルはインシパクトあったけどね。

 うん、初期のころの曲は、また、あらためて機会を設けるとして、今日は、こちらの曲で行かせてくだされ。

 「月ひとしずく」・・・・・RUIの「月のしずく」ぢゃないよ。

 あれから11年経ってるっていうのに、この曲未だによくわかんないんだよね。意味が。
 まあね、作者が井上陽水、奥田民生のコンビだかんね。そう、深く考えても答えが出てくるわけがないんだけど・・・。
 メロディラインがねー、普通ぢゃない。

でだしの

♪  人にまかせて 僕らは行こう
 (コード) B F#m7 B

人にまかせた 人生だから〜 ♪
     B F#m7 EM7

でいきなり、半音下がって、キーまで転調しちゃう・・・

と言葉で書くと、別に〜・・・なんだけど、これが音になると「ひんまがって」聴こえるんだよね。
 一瞬、「不協和音」っぽい響きになるんだけど、不快ではない。。。でも変な感じ・・・っていう。ものすごいじれったい気分になるのよ。この曲。

 まあ、これがいいんだよね。この曲は。 最初にも書いたように、タダモノでない2人が書いた曲だから・・。 タダモノであるはずがない・・と。
 これからすると、これより後年のPUFFYの曲なんかはまともだよね。メロディラインなんかは・・。そうでもないかな?

 でも、絶対に、「あ、この2人だ」って分かっちゃうところはあるよね。 それが、オリジナリティなわけだけどね。

 ちなみに、この「月ひとしずく」の詞は、井上陽水 奥田民生 小泉今日子 3人の共作なってるけど、どうも、「いっせいのーで」で同時に書いて、適当に貼り付けて行ったらしいですわ。

 だから、歌詞に意味がほとんどないんだよね。わけわかんないもんね。

♪ 人の心は移りがはやい 浮かれていたらバカをみるけど
  気にしない 気にはならない
  今夜のつきもきれいだね  ♪

「??????」な詞でしょ。 人の心は移りがはやいけど、気にしない・・・この辺はわかるんだけど、なんで、「今夜のつきもきれいだね」なんでしょ??

 このへんが、3人せーので書いて切り貼りした「成果」(?)なわけですわね。

 これ、詞だけでなくて曲もそんなかんじだわね。


 こういう、一見「びょーき」な曲をキョンキョンが歌うってところが、リスナーとしては、うれしいわけですね。

 しかも、この曲のリリースタイミングもびみょーなんですよね。
 これの前が「My Sweet Home」、あとが「BEAUTIFUL GIRL」なんだけど、どちらかというと「渋谷系」的な曲をやってたよね。このころのキョンキョンって。

 このなかにわって、無理やり言ってジャパニーズアシッド的な匂いがするこの曲が割り込んで来てる。
 このバランスが絶妙なわけですよ。

全体的に音も元気がいいし、意味がない割には曲が生きてるって言うかね。
 特に、ワタシャ、このきょくのドラムとベースラインが好きなんですわ。
 つい元気になっちゃうんだよねぇ。

 この曲、大ヒットというところまでは行かなかったわけで、一部のチャートファンとか、キョンキョンファンには支持する人が結構いるんだけど、一般的には認識が薄い曲の部類なのかもしれないねぇ。
 でも、是非、みんなに聴いてほしいなぁ。

 まじで脳みそ洗われる感じね。


 最後に、ここまできたら、キョンキョンのあの曲も出すべきだわな・・・
 ということで、明日も、キョンキョンのあの曲を紹介します。 
 怒濤ののキョンキョン3連発。 うーん、でも、どうしてもこの時期にインパクトの強い曲をリリースするのず、このヒトの特徴だわね。
 だから、はずせないわけで・・。





※2005年11月に書いたものの再掲載です。
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