かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

原田真二

OUR SONG / 原田真二

1978_12_our song_原田真二


今回の1曲セレクトは「OUR SONG」原田真二です。

まずはデータでする。

・タイトル    OUR SONG
・アーティスト  原田真二
・作詞      原田真二
・作曲      原田真二
・編曲      原田真二
・リリース日   1978年11月21日
・発売元     フォーライフ
・オリコン最高位 19位
・売上げ枚数   6.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 20位(1978年12月25日付)

大晦日ですね。1曲セレクトもおそらく、2020年内はこれが最後だと思います。
今年1年、アクセスしてくださった皆様には感謝を申し上げるとともに、来年ものらりくらりとだと思いますが、書いていきたいと思いますので、一つ御贔屓に宜しくお願い致します。

さて、始めますか。。

どうもに気になっている曲がある。
今回引っ張ってきた原田真二さんの「OUR SONG」と言う曲。
曲調が気になっているわけではない。このところよく書いている曲へのアングルなんだけども、この曲、最初はどこで聴いたんだろう? ってこと。

いや、厳密に言えば、この曲自体ではなくて、個人的に原田真二さんってどこで知ったんだろう? っていう疑問なんだよね。

ワタシずっと、「ザ・ベストテン」だとばっかり思っていたんだだよなぁ。

ただ、「ザ・ベストテン」で・・・と言っても、ベストテン内にランクインした、「キャンディ」「シャドーボクサー」「タイムトラベル」「サウザンドナイツ」ではない。

以前もここで書いたように、個人的に「ザ・ベストテン」を見始めたのは、今でも忘れない1978年11月2日放送分からだ。

それ以前は、番組の存在すら知らなかったんで、それは間違いない。

・・ということは、ワタシがベストテンを見始めた以後にリリースれされた「OUR SONG」だったに違いない・・・なんて思ってたんだよね。

この曲、「ザ・ベストテン」でのベストテン入りは逃し最高12位だったはず。。 でも、番組で見た記憶があるんで、「スポットライト」で見たんだ・・・。

・・・ってずっと思ってたんだよね、ワタシ。

だから、以前「1曲セレクト」で「タイムトラベル」を書いた時も、原田真二を知ったのは「OUR SONG」をベストテンの「スポットライト」で見てから・・・って書いたんだけども。

でも、その後ベストテンに関する資料を調べていたら、どうも、この曲「スポットライト」で歌ってなかったみたいですね。。。。

そもそも自分のサイトのコンテンツ「ザ・ベストテン館」の「スポットライト編」登場アーティスト変遷にこの曲の記載がない。

灯台下暗し。自分のコンテンツに書いたなかったものを・・・ でもさ、これかなり昔に作ったリストなんで、以前の1曲セレクトで書いた時は「記載漏れ」があったものと思ってたんだよね。
なんせ「誤記述」はワタシの専売特許なんで。。  (爆)

でもこの曲については、どうも誤りではなかったようだ。

ぢゃ、どこで原田真二さんを知ったんだろう?  謎なんだよなぁ。。。。

うん、ワタシがヒット曲の世界に足を踏み入れた、1978年当時であることは間違いない。
兎も角、あのチリチリアフロヘアにピアノの弾き語りというスタイルはビジュアル的に強烈なインパクトがあった。
しかも、チリチリアフロなのに甘いマスクだったりして。

まあ、たしかにずっと後になって、スキマスイッチの常田氏も、全く同じスタイルだったわけだけど。
違うのは甘いマスクじゃなかったことか。。。

いずれにしてもビジュアル的にめっちゃインパクトがあった記憶はあるんだよね。

しかも、ビジュアル的にインパクトがあっただけではなく、楽曲がめっちゃいい。
この「OUR SONG」なんて、当時のヒット曲傾向から言っても、ほとんど洋楽だもんね。 よく筒美京平氏のメロディは洋楽「的」といわれるけど、「的」ではなく、もろ「洋楽」なのよ。

曲調ほとんどエルトン・ジョンだもんね。 そもそも「OUR SONG」っていうタイトルからしてもろじゃん。

洋楽に日本語が乗っている・・・しかも50年代、60年代のカバーポップスの時代のような無理やり感がなく、メロディに自然に日本語が乗っている。 

今考えると、日本のロック・ポップスもここまで来たんだ・・と思わせるような1曲ですね。

これも以前から書いてることなんだけど、ワタシ、いわいる「商業音楽」の入り口は、邦楽じゃなくて実は洋楽だったりするんですね。 起源はポール・モーリアなんですが、そこから派生して70年代HITPOPSが商業音楽を聴き始めた起源だったりするのね。
ROCK系も聴いてたりしたけど、より刺さったのはポップス系なんですよね。特にエレピを多用した曲。
だからね、和製エルトン・ジョンだとか、ビリー・ジョエルと言われた当時の原田真二の曲にも刺さったんだろうなぁ。

まあ、原田真二氏だけでなく、同様に八神純子さんにも刺さっちゃったワタシなんだけど。 兎も角、あの手のエレピが前面に出たロック・ポップが大好きなんだよね。
加えて、ゴダイゴ、ツイスト、サザンという当時のロックBIG3と言われてた人たちも、もちろん大好きだったんだけども。

だからねぇ、あの頃を思うと、今、ヒゲダンに刺さっているのって必然だよなぁ。ヒゲダンだけじゃなく、緑黄色社会とかビッケブランカとか、エレピが前面に出ている人たちって好きなんだよなぁ。

結局、いいタイミングで「ザ・ベストテン」と言う番組に出会ったよな・・と今になっても思いますね。
もっとも、1978年というヒット曲の大変革期に番組が始まったこと自体大きかったんんだけども。
あれが、例えばもう少し前だったら、個人的に番組自体に嵌っていたかどうかは自信ない。

・・・というのも、1977年頃だったと思うけど、偶然見た歌番組に全然共感持てなかったのを覚えてるんだよなぁ。 いわいる「4・7抜き」を多用したメロディとブラスを前面に出したアレンジに、当時洋楽を聴いてたワタシにゃ「ちゃちさ」を感じたのよ。 

78年、ロック・ニューミュージックが主体になり、そんな「ちゃち」さが払しょくされたヒット曲界に個人的には共感が持てた・・・刺さったんだと思う。 「あ、これなら聴きたい」って思えたんだよね。当時9歳。生意気なクソガキだったと我ながら思う。


そんな、もろ「洋楽」だった壮大なこの曲だけど、売れませんでしたねぇ。
「ザ・ベストテン」では、この前の「サウザンドナイツ」まではベストテン入りしていたのにかかわらず、この曲はベストテンにも入れず。
そもそも、オリコンで19位までしか行きませんでしたからね。

2曲前の「タイムトラベル」でオリコン自己最高位を記録していたことを考えると、この急激な売上げ低下には頭をかしげたくなるばかりだけど・・・。

要因はいろいろある。

一つは、この曲から詞が、それまでの松本隆氏から自作詞に変わったこと。 これで作詞、作曲、編曲、すべて原田氏一人でのセルフプロデュースになったこと。
松本氏の分かりやすい詞の世界から、自分の内面を反映する内容に変わって、詞の世界が難解になったんだよなぁ。

特に、 

♪ ただ今は 唱えるは 明日は 必ず晴れさ〜 ♪とか 
♪だからもう 唱えよう 輝く明日を信じて〜♪ など、

一種宗教を彷彿させ、精神世界を匂わせるようなフレーズも出てきたりして、ちょっと第三者には理解しがたい詞の世界に変わったことは大きかったんだろうね。

♪ キャンディ アイラブユー 泣かないで〜 ♪というめっちゃ分かりやすい詞の世界とは偉く違ったわけでね。

確かにオーケストレーションアレンジを施した壮大なアレンジ、6分を超える長い曲調にアイドル然とした原田真二のファンだった人たちには戸惑いもあったんだろう。

後に、原田氏が某宗教に走った時に、この曲のこの歌詞のフレーズを持ち上げられて、「やっぱりそうだったんだ」と宗教に走ったことを当然のように言われたこともあった。
ただ、今wikipediaを読むと、高校受験の時に人間の潜在能力を引き出すためにプラス思考に動かす「考え方」セミナーを受けていたということで、そんな影響もあったのかもしれない。

でも、アミューズを脱退して独立したというのが何より、このヒトにとっては大きかったんだろうな。
もっとも、アイドルとしてテレビ中心にプロモーションをかけることに違和感を感じて独立したわけなんだけどね。
あくまでアーティストとして自分をさらけ出すという覚悟での独立だったんだろうしね。だから、ヒットチャート的にどうこうというのは、大きな事ではなかったんだろうけどね。



これ、何の番組だったんだろう? 服部克久氏がMCやってますね。
あ、でも、ワタシの中での原田真二氏って、このイメージなんだよね。 チリチリパーマヘアに、丸眼鏡でピアノを弾くってゆう図柄。
まさか、この番組で初めて、原田氏を見たわけじゃないよなぁ。

しかし、女の子の黄色い歓声が凄いですね。いかに当時、原田氏がアイドル的人気だったのかが分かますねぇ。
それに反して、生意気そうなコメント。
↑で急に売れなくなったのは、アーティストとして活動していくためのアミューズからの脱退が大きかったって書いたけど、もう一説は、生意気な発言から第一線から干されたというのもあったようですからね。
アミューズという後ろ盾があれば、あるいは、ここまで急激に人気が急降下しなかったのかもしれないけど。。。


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タイムトラベル / 原田真二

1978_05_タイムトラベル_原田真二






今回の1曲セレクトは、「タイムトラベル」原田真二です。

まずはデータです。

・タイトル    タイムトラベル
・アーティスト  原田真二
・作詞      松本隆
・作曲      原田真二
・編曲      原田真二
・リリース日   1978年4月10日
・発売元     フォーライフ
・オリコン最高位 4位
・売上げ枚数   26.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 
・ベストテンランクイン期間:1978年4月24日〜5月29日付

 えー、ここでは、もう何回も書いてきてるんだけど、ワタシが「ヒット曲」の世界に入り始めたのは1978年なんですよね。
 だから、1978年の「サウンド」っていうのが、個人的でいう、いわいる「音の原風景」になるのかなぁ。

 まあ、実際は、それ以前にポールモーリアなんていう、まるで、ガキが聴く音楽ではないような音楽にのめりこんでたから、正直言うとそちらの方が「音の原風景」になるんだけど、こと、「ヒット曲」ってなると、やっぱしどうしても78年が原点になるわけなんだよね。

・・・で、今日引っ張ってきたのが、

 タイムトラベル /原田真二

 うん、バリバリの78年の今ごろのヒット曲。

 でもね、実際、ワタシ、この曲はタイムリーでは聴いてないんだよね。ハイ、細かく言うと、ワタシがヒット曲の世界に入ったのは、78年の11月なわけで、実を言うと、そこを境にそれ以前っていうのは、全くといっていいほど、「ヒット曲」は聴いてなかったのですよ。

 ましてや、ニューミュージックなんていう音楽がこの世に存在しているとも全く知らず。。。

 でもね、この曲は、そんな当時は、聴いてもなかった曲なんだけど、今聴くと、「1978年」なんだよねぇ。うん、サウンドの匂いがさぁ、1978年なの。

 だからなんだけど、この曲聴くと、すんごく懐かしい気分になるんだよねぇ。
 実際聴いたのは、大人になってからなんだけどさ(^^;;;;

 原田真二っていうヒトは、昔から知ってたんだよね。ベストテン見はじめのころ、この曲の2曲後の「OUR SONG」でスポットライトにでてたから。

 うん、そのまえ、「サウザンドナイツ」までは、ベストテン入りしてたんだけど、ベストテンに入らなくなってスポットライトに出るってのも、面白い出かただったけどさ。

 とにかく、チリチリパーマのおにいちゃんなイメージはしっかり着いてた訳なんだよね。

 でさ、ま、当時としては、とにかく垢抜けたサウンドを持ってたヒトじゃん。
 超昔風に言うと「バタ臭い」サウンドなヒトっていうのかしら。

 ニューミュージックっていうコトバがほんとに似合うっていうかさ、逆に既存の「歌謡曲」っていうイメージが全く似合わないサウンドをもってたヒト。

 メロディラインはともかく、サウンド自体は完全な洋楽っぽい色を持ってたヒトだったよね。

 この曲が4枚目のシングルなんだけど、そのなかでも一番、垢抜けていたのが、この曲だったんじゃないかなぁ

 デビュー曲の「てぃーんずぶるーす」は、ちょっと歌謡曲っぽいし、「キャンディ」はビートルズの「ミッシェル」のパクリっぽいでしょ。

 それでも、作曲、アレンジと全部自分でやっちゃうんだから大したもんだよね。しかも当時19歳でしょ。やっぱし天才なんだよね。


 この曲の場合、最後の部分がね、いいんだよね。

 ♪時間旅行のツアーはいかが 時間旅行のツアーはいかが♪のコーラスと、原田の♪wow wow wow♪のファルセットが交わる部分。

 いちばん、肩の力が抜けた、本来のこのヒトっぽいのが、この曲だったからも知れないな。
 夢の中の世界っていうコンセプトも面白かったしね。詞は松本隆氏なんだけど、なるほど、面白いところを付いて来るなって感じなんだよね。

 ただ、その後のマッチとか松田聖子を手がけた頃に比べるとまだ、いまひとつ完成されていないかなっていう気はするけどさ。まだ、ブランドっていう高級感は感じなんんだよね。
 それもまたいいんだけどさ。

 曲については、たしかに、どっかエルトンジョンとかビリージョエルの匂いは感じるんだけどさ。
 それでも、当時、ピアノを弾きながら歌う、男性シンガーなんていうのは、あんまりいない時代で単純にカッコよかったんだよね。


 ただ、この曲を最後にオリコンではベストテン入りからは、遠ざかって言った訳ね。
(ザ・ベストテンでは、次の「サウザンドナイツ」までランクイン)

 この曲までは順風満帆だったわけで、突然なんでまた・・・。って言うところもあるんだけど、見た目に似合わず、随分「我」が強かったところがある見たいですからねぇ。。

 このヒトもともとはアミューズだったんですよね。所属は。
今や東証一部の大プロダクションになったアミューズも、当時は、まだ出来たばっかりの弱小事務所だったんだけど、でも、たしか、この曲のころ、突然アミューズ抜けちゃったんですよね。

 まず、それが一つのネック。
 
 それと、例の「宗教」っぽいところってところもね、あったんではないですかねぇ。。。

 ちなみに、このヒトに去られたアミューズは、その直後にデビューしたサザンオールスターズが大当たり・・・と。

 なんかさ、ヒニクなもんだよね。





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シャドー・ボクサー / 原田真二

1978_01_シャドー・ボクサー_原田真二






今回の1曲セレクトは、「シャドー・ボクサー」原田真二です。

まずはデータです。

・タイトル      シャドー・ボクサー
・アーティスト    原田真二
・作詞         松本隆
・作曲        原田真二
・編曲        後藤次利
・リリース日     1977年12月25日
・発売元       フォーライフ
・オリコン最高位  14位
・売り上げ枚数   22.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 10位
・ベストテンランクイン期間:1978年3月6日付

えー、またまた、原田真二さんなんですが、「てぃーんずぶるーす」 「キャンディ」と来たら、この曲は外せないでしょう・・・ということで、デビュー3部作の最後のリリースとなった、「シャドー・ボクサー」です。

・・・・と、いつものように書き始めているんですが、実は、昨夜、一度書きあげたんです、「シャドー・ボクサー」
BUT、書き上がって、さあ、公開しようとした矢先・・・・、一瞬変なキー操作をしてしまい、我に返った時はもう遅い。。。ぜーんぶ削除しちゃったんですねぇ〜。 そんで、不貞寝をしてしまったわけで、今、またリベンジで書いております。。。
 
まあ、どーでもいいことなんですが。。。。

デビュー曲の「てぃーんずぶるーす」のリリースが1977年10月25日、第2弾の「キャンディ」が11月25日と、きっちり1カ月おきにリリースを繰り返したわけで、この第3弾の「シャドー・ボクサー」をリリースしたのが、1977年の暮れも押し迫った、12月25日。

 もうその頃には、原田真二の人気も上昇して来ており、明けて1978年早々に始まった「ザ・ベストテン」では、ニューミュージック系最初のベストテン入りということで、番組出演。
 これによって、一気にお茶の間に原田真二って言うヒトが広がったんじゃないかなぁ。

 ちなみに、「ザ・ベストテン」の2月16日〜3月2日までの3週間は、「キャンディ」と「シャドー・ボクサー」が2曲同時にベストテン入り。 
今ではヒットチャートを重視している人なんて、ほとんど居なくなったけど、当時は。ランキングに重みがありましたからねぇ、2曲同時ベストテン入りは、大変なことだったんですよね。

 まあ、そのくらい、熱狂的な人気があったって事ですね、当時は。
 ちなみに、「シャドー・ボクサー」、オリコンでは最高14位までしかいなかったけど、「ザ・ベストテン」の最高位は5位。
 うん? 随分開きがあるじゃん・・・っと思われるかもしれないけど、当時「ベストテン」は、「はがきリクエスト」の比重を最も重視してたからなぁ。そんなところから、熱狂的なファンが多かったってことなんだろうな。今でいえば「コア」なファンという感じの。

 その影響もあってか、ちょうどベストテンで2曲同時にランクインしてた頃、リリースされたデビューアルバム「FEEL HAPPY」(1978年2月25日リリース)は、オリコンアルバムチャートで初登場1位を記録。
 
↓ これ
1978_02_FEEL HAPPY_原田真二_







ある雑誌に書いてたけど、及川ミッチーも真っ青な「王子様」ぶりなジャケ写ですねぇ

男性ソロアーティストのデビューアルバムで、いきなりの初登場1位獲得っていうのは、オリコン史上初の快挙。
たしか、今でもこの記録は破られてなかったんじゃなかったっけな? たしか
 記録男と言われた、さしもの近藤真彦もデビューアルバムは、初登場1位じゃなかったからなぁ。

そんなところからも当時の熱狂的な人気が分かります。


おっとっと、「シャドー・ボクサー」の話からはちょっとズレましたね。
印象からすると、デビュー3部作の中で、唯一、この曲だけは、イメージがちょっと違うな・・・って思ったなぁ。
ちょっと違う・・っていうのは、別段悪い印象があったわけじゃなく、この曲だけは、「ヘビー」な曲じゃないですか。
そのヘビーさから「硬派」な印象なんですよね。 前の2曲「てぃーんずぶるーす」と「キャンディ」は軟派なイメージだったじゃないですか。
 そう言う意味では、少し異質な感じがしたかなぁ。

まあ、アレンジの影響もありますけどね。「てぃーんずぶるーす」は、フォークロック系の瀬尾一三に対して、「シャドー・ボクサー」は、元サディクティックスの後藤次利氏ですから。
 アレンジャーを確認して、あ、なるほどな・・・と納得って感じかなぁ。
後藤次利氏は、80年代に入ってこそ、シブがきとか、一連のおニャン子の曲で、超軟派なイメージが定着しちゃいましたが、それまでは、シブい硬派なベーシストっていうイメージでしたからね。
この曲の、この硬派なイメージは、よくわかります。

ただ、3部作の中で、この曲だけが、硬派っていうイメージで、ちょっとイメージずれだったのか、アルバム「FEEL HAPPY」には、この曲だけ収録されてないんですよね。

昨日、個人的には、3部作の中では「キャンディ」が一番好き・・・と書いちゃいましたが、実は、最近は、この「シャドー・ボクサー」が一番いいなぁ。
 まあ、最近は、「超」を10個つけても足りないくらいの「軟派」な曲が多くなったからなぁ。
男の匂いがする「硬派」な曲に、魅かれてしまうわけです。

あー、「男くさい」って言っても「汗臭い」ぢゃないっスからね。 さわやかな都会的な男臭さってやつです。



 この「シャドー・ボクサー」の頃になると、ニューミュージックっていうジャンルの「定番の音」が大分固まってきましたよね。
 同じバンド形式でも、「今」のコアメロ系とは全然違う。
カビ臭い・・・と思われるかもしれないけど、この硬質な感じがするアンサンブルが、ワタシにとっても、「ザ・ニューミュージック」なんだよなぁ。 あ、自分の時代の「音」って思いますよ。


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キャンディ / 原田真二

1978_01_キャンディ_原田真二 






今回の1曲セレクトは「キャンディ」原田真二です。

まずはデータです。

・タイトル     キャンディ
・アーティスト   原田真二
・作詞       松本隆
・作曲       原田真二
・編曲       原田真二 阿部雅士
・リリース日    1977年11月25日
・発売元      フォーライフ
・オリコン最高位 10位
・売り上げ枚数  26.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 11位

 昨日書いた「てぃーんずぶるーす」が意外と好評だったんですよね。
・・・と言う事は、この曲も書かないわけには行かないよなぁ。

原田真二のデビュー三部作の、第二弾「キャンディ」。

昨日、「てぃーんずぶるーす」は以前書いてなかった・・・と言ったけど、よくよく調べてみたら、以前書いてなかったのは、「てぃーんずぶるーす」ではなく、第2弾の「キャンディ」と、第3弾の「シャドー・ボクサー」だったんだよね。
 ・・・ということは、今回、オリジナルと言う事になります。

 なぜに、以前、この曲を書いてなかったか・・・というと、まあ、昨日も書いたんだけど、恐らく、ジャケ写が見つからなかったか、書けなかったか・・・どっちかだったと思うんだよなぁ。

 おそらく、書けなかったんだと思う。
原田真二さんの曲は、どうも、書くきっかけが難しくてねぇ。。。

 原田真二さんといえば、「ザ・ベストテン」では、最初にランクインし、出演した「ニューミュージック」系アーティストになるんだけど、それが、この「キャンディ」なんですよね。
1978年2月2日放送分。第10位初登場でしたか。

ただ、昨日も書いたように、ワタクシと言ったら、まだ、「ヒット曲」の世界に足を踏み入れていなかったんで、この時は、まだ、見てない。
 逆にいえば、この時のVTRを後々みて、地団駄を踏んだもんだよなぁ。 なんで、もっと早くベストテンを見始めなかったんだ〜・・・と。

いや、個人的に、デビュー三部作のなかでは、個人的には、この曲が一番好きなんだよね。

一番、洋楽っぽくて、それまでの、いわいる「歌謡曲」には、なかった匂いがするじゃないですか。この曲。
たしかに、昨日も書いたように「てぃーんずぶるーす」もアメリカンポップスの香りは強い・・・。
 けど、程度からすると、この「キャンディ」は、もろ「洋楽」っていう手触りだもんなぁ。

まあ、よく言われるのは、ビートルズの「ミッシェル」のパクリって言う事だけどさ。 ただ、バックがシンプルなストリングスというのであれば、「イエスタデイ」っぽくもあるし。。。

 いずれにしても、下敷きはビートルズだよな・・・っていうのは明白なんだけどね。 でも、たんに「下敷き」で終わっていない、ジャパニーズポップスをより「洋楽的」な匂いに近付けた・・・って言う点が、この曲のすごいところでね。

 松本隆氏の詩の世界って、以前も書いたような気もするけど、70年代のそれまでは、太田裕美に代表されるように、「田舎のおねえちゃん」的な女性像が多かったんだよね。
 この曲のように、バタ臭い、外国人女性を題材にした曲って、あんまりなかったんじゃないかなぁ。

 個人的には、「キャンディ」っていうと、世代からして、「キャンディ・キャンディ」を連想しちゃうんですけどね
そうか、「ソバカスがあって、鼻ペチャで・・・」ってな感じで。。

 でも、実際にはどうなんでしょうね。 原田真二氏⇒大里洋吉氏⇒元キャンディーズマネージャー・・・っていう繋がりからしてみると、やっぱり、キャンディーズの誰かなんでしょうかねぇ、モデルは。

まあ、いろいろと想像が出来そうな曲ですよねぇ。。




いや、口を酸っぱくして言っても、19才の青年が書けるような曲じゃないですよねぇ。やっぱり、このヒトは天才ですわ。
 ♪さーむいこころ〜 ♪ ってところの譜割りと、メロディ進行。最初はびっくりしたんだけど、だからこそ、誰もが書けないよなぁ・・・と思えちゃうんだよな。



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てぃーんずぶるーす / 原田真二

1978_01_てぃーんずぶるーす_原田真二






今回の1曲セレクトは「てぃーんずぶるーす」原田真二です。

まずはデータです。

・タイトル     てぃーんずぶるーす
・アーティスト  原田真二
・作詞       松本隆
・作曲       原田真二
・編曲       鈴木茂 瀬尾一三
・リリース日    1977年10月25日
・発売元      フォーライフ
・オリコン最高位 6位
・売り上げ枚数  28.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 9位
・ベストテンランクイン期間:1977年12月26日付 1978年1月23日付

この「1曲セレクト」は、始めは10年前の2005年から2010年にかけて「mixi」に書いていたわけで、なんせ5年間もシコシコと書いてたんで、昔のヒット曲・・・特に70年代〜80年代のヒット曲は、大分書いた・・・つもりでは居たんだけど、よくよく探してみると、意外な曲を書いてなかったりするんだよね。

 実は、今回セレクトしてきた、原田真二の「てぃーんずぶるーす」も書いてなかった?

 えー、こんな有名な曲を書いてなかったの〜・・・なんて言われそうだけど・・・。

セレクトするのを忘れていたのか、書けなかったのかは、よく覚えてない・・けど。。。


多分、セレクトはしてたんだけど、10年前は「書けなかった」んだろうな、きっと。

いや、今もどう書こうか・・・なんて、セレクトしてきたのに、迷ってる。 正直、とっかかりが見つからないんですよ。

この曲のヒットをリアルタイムで経験していれば、恐らく、その「斬新さ」を実感できたんだろうけど、残念ながら、ヒットした頃は、ワタシは、まだ、ヒット曲の世界に入って来ていない。
 まだ、8歳でしたからねぇ。 ピンクレディとかキャンディーズは聴いていても、さすがに原田真二までは、リアルタイムで聴いてなかったからなぁ・・・。

 でも、この世界(ヒット曲の世界)に入って来てからは、このヒトのすごさを、まずは聞かされましたからね。
なんせ、デビューから3カ月連続でのシングルリリース。しかも3枚とも、同時にベスト20入り・・・という、当時は前代未聞の快挙を達成。
 これは1981年に寺尾聰が、やはり同時に3枚ベスト20入りさせるまで、だれもまねすることが出来ない記録でしたからね。

 そういう、「派手」なデビューを飾ったからか、ワタシより10才くらい年上の方たちは、一様にこのヒトの事となると、一目おいてたからなぁ。

確かに、この「てぃーんずぶるーす」以前には、ここまでアメリカナイズされた音楽は、「邦楽」には無かったと思う。
 まあ、この1977年の時点で、すでに、ニューミュージックというジャンルは確立されており、その旗手的存在のユーミンはトップアーティストの仲間入りはしていたけど、ユーミンは、アメリカナイズされた音楽というよりかは、どちらかと言えばヨーロッパ系の「濡れた」音楽でしたからね、この「てぃーんずぶるーす」のような、あたかもカリフォルニアの匂いがするようなカラッと軽い空気感の音楽ってなかったからなぁ。
 ・・・というか、男のくせにピアノを弾きながら、ポップロックを歌う・・・っていう、まるでビリージョエルなスタイルの音楽って、それまで日本にはなかったですからね。

 ま、たしかにそれまでもチューリップの財津和夫氏は、ピアノを弾きながらボーカルをとってましたが、ソロアーティストで、ピアノを弾きながら・・・っていうスタイルは無かったですからね。

しかも、原田真二氏は、この時点で、まだ若干19歳。 
19歳にしてすでに「完成」されたポップスを歌う・・・って言うところは、出てきた当時としては、やっぱり驚きだったんだろうなぁ・・・というのは、実際に実感してしなかった私にも想像がつきますねぇ。
 
 チリチリのアフロヘアなのに、顔は童顔・・・っていうビジュアル的にも親近感がありましたしね。

 そう言う意味では、「アイドル的存在」なアーティストの走りだったかもしれない。このヒトの場合は。

事実、このヒト、デビュー前、月刊「明星」のアイドル発掘オーデションにも応募してた経歴があったりしますしね。意外と、本当はアイドルになりたかったのかもな。

いずれにしても、この曲あたりから日本の音楽界は、一気に裾野が広がり出しましたね。


ちなみに、現在、サザンオールスターズを擁し、一大プロダクションとなってしまった、アミューズですが、一番最初は、この原田真二をマネージメントするために、現会長の大里氏が立ち上げたプロダクションなんですよね。
 でも、半年足らずで、いきなり原田氏が独立してしまった(というか一方的に辞めた)ために、、「苦肉」の策としてひっぱったのがサザンオールスターズだったのよね。
 
まあ、アミューズとしては、後のことを思えば「たなボタ」だったですかねぇ!?





・・・とここまで来て、改めて、過去に書いた「1曲セレクト」を検索してみたら、この曲、昔書いてましたね
 まあいいか・・。

どうでもいいことだけど、松本隆さんは、カタカナで表記すればいいものを、わざわざ「ひらがな」で表記するタイトルが多いですよねぇ。
この曲のような「てぃーんずぶるーす」とか。。。まっちの「スニーカーぶるーす」なんかもそうだね。



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キャンドルの瞳 / 吉川晃司

1986_01_キャンドルの瞳_吉川晃司






今回の1曲セレクトは、「キャンドルの瞳」吉川晃司です。

まずはデータから。

・作詞      安藤秀樹
・作曲      原田真二
・編曲       後藤次利
・リリース日   1986年1月1日
・発売元     SMS
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数   20.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 5位
・ベストテンランクイン期間:1986年1月13日〜2月17日付 

先ほどの「愛の中で」で、通常に戻します・・・なんて書いておきながら、再び「1月1日」リリース曲を持ってきてしまった。。。。
 しかも、同じく、先ほど書いた「冬のオペラグラス」と同じ1986年の1月1日リリース。

ランキング的にいえば、先ほどの「冬のオペラグラス」と、リリース日がバッティングしたことで、オリコン1位は獲得できず2位止まり。
 まあ、吉川は、それほど「ランキング」にはこだわってはいなかったんで、2位止まりだったからと言って、当人にとっては、それほど大きな事ではなかったようですけどね。

しかし、この曲はニューウェーブだったな。・・・いや、吉川は、一応アイドルというポジションではあっても、それまでの曲もニューウェイブ系でしたけどね。
 同じ渡辺事務所の先輩、沢田研二のポジションを継ぐような位置ですね。今、振り返ってみれば・・・。
 
 考えてみれば、この時の、1986年1月1日リリースって、もろアイドルの新田恵利とニューウェイブ系の吉川晃司・・・っていう図式は、昨日書いた、1980年1月1日リリースの、石野真子vs沢田研二っていう図式と同じだったんだよね。
 しかも、同じ渡辺事務所の先輩後輩で。。。。

なるほど〜、そういう図式があったのか・・・。、今、書いててハッとしましたわ。

 でも・・・・この曲「キャンドルの瞳」は、当時、あんまり好きではなかったんだよなぁ。いや、吉川の曲自体、あんまり好みではなかったな。、当時は。
 ただ、好きではないんだけども、気になる曲ってあるでしょ。そんな感じだったな。
 自ら好んで聴きたいとは思わないんだけど、なーんか妙にキニナル曲。

いや、当時は、まだ、このテのニューウェイブ系の曲って、よく分からなかったんだよな。
エッジが鋭く、硬い音の曲って。 今考えてみれば、「THAT'S 80'S」っていうイメージの曲なんだけど。

 この曲で一番、記憶にあるのは、やっぱり、「ベストテン」だよね。スタジオ内の大ブランコ。
 でも、考えてみれば、あの時期は、ベストテンもひどかったな。なんか、みんなやり放題で・・・。
 ホントにあの時期、久米宏が降板した頃、ベストテンって終わっていたほうがよかったのかもな・・・。 


 

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