
今日の1曲セレクトは「春なのに」柏原芳恵です。
まずはデータです。
・タイトル 春なのに
・アーティスト 柏原芳恵
・作詞 中島みゆき
・作曲 中島みゆき
・編曲 服部克久 J.サレックス
・リリース日 1983年1月11日
・発売元 フィリップス
・オリコン最高位 6位
・売上げ枚数 33.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 3位
・ベストテンランクイン期間:1983年1月24日〜3月28日付
今日引っ張ってきた曲、「春なのに」。まあ、卒業シーズンのもはやスタンダードといってもいい曲ですよね。、でも、どうも、書くのが難しくてさぁ・・・。少しの間、書くのを躊躇してたんですよね。
書くのが難しい・・・っていうのは、うーん、ストレートなんだなぁ、この曲。
たとえば、どこか遊びがあるとか、強烈なインパクトが・・って言う曲は割合書くの簡単なんだけど、どうも、この曲のような「真っ直ぐ」な曲は、レビューとして書くのは難しいんだなぁ。
うまく書いてる方は本当に尊敬します。
まあ、それは、多分ワタシが「曲がった性格のヒト」だからかもしれないけど・・・

たださ、中島みゆきっていうヒトは、すごいよね。自分の曲の場合は、重箱の隅の〜ちっちゃ名世界〜・・・っていうどっちかといえば演歌チックな曲を歌うか・・と思えば、この曲のような「フリー」なスケールのデカイ曲も作る。
まあ、最近でこそ自分でもスケールのデカイ曲を歌うようになったけど・・・。
ただ、どうしても「重箱の隅の〜ちっちゃ名世界〜」っていうイメージが強いから、中島みゆき=暗い っていうイメージが強くなっちゃうんだけど、実際は全く違うと思うんだよね。このヒトの場合。
それどころか、ヒトの心をがっちり掴むすべに長けているっていうかねぇ、ついつい引き込まれる曲調なんですよ。このヒトの持っているメロディライン、コトバはね。
うーん・・・なんていうのかなぁ。野暮な言い方で書くとクラシック・・・うーん、オペラ的なんだよね。
メロディラインといいスケールといい。そうそう、現代のオペラなんだ、このヒトの書く曲っていうのは。
あ、それは、「今」の自身のヒット曲「麦の唄」を聴いていても、よくわかるよなぁ。
まあ、この曲は特にアレンジが服部克久氏って言うところもあるのかもしれないけど、特にそんなイメージがあるんだよね。
だから、昔から、松任谷由実の対象として中島みゆきって扱われることが多かったけど、そういう意味では全く違うフィールドのヒトっていえるんですよね。
そう、だから、本来なら、このヒトをニューミュージックのジャンルに入れるのはちょっと違うのかもしれないなぁ。
今年ももうすぐ卒業シーズンだけど、また、この曲かかることも多いのかなぁ?
すでに、この曲がヒットした32年前とは卒業のイメージも随分と変わったけどねぇ・・・・。
・・・なんて、ほとんど、ごまかして書いてるよね・・・メンゴ。
まったく関係ないんだけど、この曲を聴くと、なぜかセットで「E.Tのテーマ」が聴きたくなるワタシです。
この曲がヒットしてた時期と「E.T」が公開されてた時期がちょうどシンクロしてたからなぁ・・・。