かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

中田ヤスタカ

【キニナル曲】新時代(ウタ from ONE PIECE FILM RED) / Ado


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今一番キニナル曲はこれだ

Ado「新時代(ウタ from ONE PIECE FILM RED)」

・タイトル    新時代(ウタ from ONE PIECE FILM RED)
・アーティスト  Ado
・作詞      中田ヤスタカ
・作曲      中田ヤスタカ
・編曲      中田ヤスタカ
・リリース日   2022年8月10日(アルバム「ウタのうた(ONE PIECE FILM RED」
         2022年6月8日 (ネット配信)
・発売元  ユニバーサルミュージック
・タイアップ:映画「ONE PIECE FILM RED」主題歌

映画「ONE PIECE FILM RED」主題歌。
今、一番勢いがある曲と言えば、この曲だわな。
興行収入100億円突破と超大ヒットの映画主題歌ということもあり、あ、当然といえば当然というところか。
・・ただ、映画の主題歌という所を差し引いても、この曲はいいね。
映画の大ヒットそのままに、曲にも勢いがあるし、高揚感がある。

なんといっても、Adoの歌唱がすばらしいんだよね。
たしかに以前からこの年齢の割には歌唱力はあるAdoだけども、この曲を初めて聴いたとき、まず感じたのは「あ、ホンモノ」になってきた・・・ってこと。
昨年から一番変わったのは、高音域での地声の太さですね。いまだにファルセットで逃げるところはあるけど、少なくとも、昨年よりは、声は太く、通るようになってきたと思う。

「うっせえわ」で出てきたときはもっと雑だったんだよね。

まあ、それがいいという見方も出来るんで、一概に「雑」なのは間違っているというわけではないけど、少なくとも、あれから大分成長したように感じる。

正直「うっせえわ」からというもの、 尻つぼみ気味だったところもあり、やっぱ生き残るのは難しいか・・と思ったけど。。。その間、ボイトレで、喉を鍛えていたんであれば、この曲を聴く限りでは無駄ではなかったんじゃないかと思う。
この曲を筆頭に「ONE PIECE FILM RED」の他の曲も、現在ヒットチャートを席巻しているわけで、れから年末にかけてどうなっていくのか、ちょっと恐ろしい存在になりつつありますな。

これは、今年の頭の段階では、こういう展開になるとは全く考えもしてなかったわけだけども。。。。

作詞、作曲は、中田ヤスタカ。
これまでの「なんとかP」って人たちよりも、きちんとポイントを押さえたプロな曲を作ってきますね。さすがの実績ですわ。

というか、これまでのPerfumeやきゃりーぱみゅぱみゅの中田ヤスタカの一連のヒット曲よりも、格段にパワーアップしているように思える。その位のスケールを感じる。
最初、中田ヤスタカとは気が付かなかったもの。

このヒトの曲って、Perfumeやきゃりーぱみゅぱみゅの一連のヒット曲のように、生身の人間というよりもアンドロイド感が先感じてしまうことが多かったんだけども、これまでは。
Adoっていうヒトは、強烈な人間臭さを感じるわけで、そこに引っ張られているっていうところもあるんだな。、件の中田ヤスタカ氏も。


【キニナル曲】もんだいガール / きゃりーぱみゅぱみゅ

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・タイトル    もんだいガール
・アーティスト  きゃりーぱみゅぱみゅ
・作詞          中田ヤスタカ
・作曲             中田ヤスタカ
・編曲             中田ヤスタカ
・リリース日  2015年3月18日
・発売元  ワーナーミュージック
・タイアップ フジテレビ系ドラマ「問題のあるレストラン」主題歌

 
 最近のアイドルの曲はまともに聴いてないワタシだけど、きゃりーぱみゅぱみゅだけは、なぜか、ここ2、3年のシングルは全部音源持ってるんだよね。
 なぜか、このコだけは好きなのよ。

 
 それは、やっぱり、どの曲も「引っかかる」部分があるからなんだろうなぁ。簡単にいえば、「キャッチー」なんだよねぇ。
 一聴すると、感情もヘッタくれもないようなバカみたいなんだけど、なぜか引き込まれる、きゃりー自身の声質もそうなんだけど、やっぱり、作詞作曲の中田ヤスタカっていうヒトの力量はでかいだろうなぁ。

 
 このヒト、例えば出だしのAメロはツマンなくても、どっか必ず、ひっかかかるような部分があるのよ。

 
 正直、今回の「もんだいガール」って曲。ここう数曲のきゃりーみゅばみゅシングルの中では、メロディラインのインパクトは弱いと思う。

 
 でもさ、♪あたし問題ガール〜♪っていうサビの部分と、Aメロに返る、インサートの部分で挟まる「音」がキャッチーなんだよな。
 その部分の印象が強いんで、なぜか曲の印象も強く残ってしまうっていうか。
 中田マジックなんだよなぁ。

 
 正直、個人的にはシンセなどの人工的な音っていうのは、必ずしも好きではないんだけど、このヒトのシンセの音っていうのは、自然に入るんだよなぁ。
 例えば2年前のPerfumeの「未来のミュージアム」のようにどこか懐かしいイメージだったり、鈴木亜美の「Can't Stop DISCO」のように宇宙的な音だったり、引き込まれる音が多いんだよね。

 音はエレクトロなんだけど、このヒトの原点は、歌謡ポップスなんじゃないのかなぁ・・・なんて勘繰りたくなるんだよな。
 「売れるツボ」を知ってる・・・そんな感じなんですよ。

70年代、80年代の、「職業作家」の時代に、もしこのヒトがいたとしても、十分ヒット曲は作っていただろうな・・・なんて思いますよ。





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