かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

中村正人

50/50(フィフティ・フィフティ) / 中山美穂

1987_08_フィフティフィフティ_中山美穂


今回の1曲セレクトは、「50/50(フィフティ・フィフティ)」中山美穂です。

まずはデータどぇす!

・タイトル     50/50(フィフティ・フィフティ)
・アーティスト  中山美穂
・作詞       田口俊
・作曲       小室哲哉
・編曲       船山基紀
・リリース日   1987年7月7日
・発売元     キング
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数 21.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1987年7月20日〜9月14日付

昔のビデオを見てると、意外なヒトが映ってるって事、たまにあるんだよなぁ。
そそそ、今は超一線で活躍しているアーティストなのに、その当時は全然無名で、しかも画面の端っこに映ってるとかね。
 
え? だからなんだって? ハイハイハイ、実は、今日セレクトしてきた曲の「前振り」なんですねぇ。

中山美穂「50/50(フィフティ・フィフティ)」

でも、この曲に今超一線で活躍してるアーティストなんて居たっけ?
ま、確かに、作曲が小室哲哉だったりするし、それが意外っちゃ、意外かもしれないけど。。。

実はね、この間、この曲がランクインしてた頃の「ザ・ベストテン」のビデオを見てて、「あれっ?」って思ったんだよね。

この曲のバックバンドでベース弾いてるヒト、どっかで見た事あるぞ・・・・。

いや、見間違える訳がない。 なんとなんとドリカムの中村正人氏なんだよね。
ベースの弾き方が、今と全く変わらないのよ。

そそそ、知ってるヒトは以前から知ってると思うけど、中村正人氏って、ドリカムを結成する前はフリーのセッションアーティストで、この曲の頃はミポリンのバックバンドに居たんだよね。

1987年といったら、まだ、ドリカムの影も形も無い頃ですわ。いや、正確に言えば、この曲の数か月後にドリカムの前身ユニットを結成することになるんだけど・・・。
 
もちろん、当時は、そんなこと全く知らなかったし、中村氏も全く無名だったんで、全然気にしないでこの曲を聴いてたけどなぁ。

まあ、↑で書いたように小室哲哉が作曲した・・・って方が話題になってたもんね。 正確に言えば、この曲の丁度1年前の86年夏のシングル「JINGI愛してもらいます」も小室なんだけどさ、やっぱ「Get Wild」で大ブレイクしたすぐ後のタイミングだったんで、「JINGI〜」よりは、話題性があったような気がするなぁ。
 その影響もあったのか、ミポリンにしては比較的、長期間ベストテン入りしたロングヒットになったんだよな、この曲。

 TMとか90年代の小室サウンドに馴染んでるヒトにとっては、あんまり小室っぽい感じ無いかもしれないけど・・・。
まあ、この曲の場合、小室がタッチしているのは作曲だけで、アレンジは船山基紀氏だったりするんでね。
YAMAHA、ROLAND系のシンセが多かった小室に対して、船山氏はなんと言ってもフェアライトなヒトだったからなぁ。その辺のサウンドの違いは大きかったんだよね。

ただ、この曲はシンセを使いながらも、全体的にカリブ海をイメージした中南米系のサウンドがね、ミポリンとしては新鮮だったのは確かだな。スティールパンをサンプリングしたシンセのサウンドは、軽快かつ軽ーい曲で、如何にも夏向けって感じだったしな。

50/50って書いてフィフティ・フィフティって読ませるタイトルもなんか新鮮味があって面白かったしな。





はいはいはい、ミポリンの右ななめ後ろで、ベースを弾いてる中村正人氏です。
そそそ、やっぱり、ベースの弾き方とかリズムの取り方が、今と全く変わらないんだよな。独特の風貌なんだよね。 意外にノリノリで弾いてたりして

↑の動画は、すぐ消されそうなんで、もう一つリンク



こちらも消されそうだが。。。



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晴れたらいいね / DREAMS COME TRUE

1992_11_晴れたらいいね_DREAMS COME TRUE






今回の1曲セレクトは、「晴れたらいいね」DREAMS COME TRUEです。

 まずはデータです。

・タイトル     晴れたらいいね
・アーティスト   DREAMS COME TRUE
・作詞       吉田美和
・作曲       吉田美和
・編曲       中村正人
・リリース日    1992年10月21日
・発売元      エピックソニー
・オリコン最高位  1位
・売上げ枚数    68.5万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 4位
・ベストテンランクイン期間:1992年11月2日〜11月23日付
・タイアップ:NHK連続ドラマ小説「ひらり」主題歌


来年春からのNHK「朝ドラ」のキャストが発表されたみたいですね。どうも、NHKも久々に気合が入ってきたようで、結構豪華な配役陣になったようで。ま、あとは、内容ですがな。

・・・といっても、一時視聴率低迷が囁かれていた「朝ドラ」もここ数年はずっかりV字回復してきましたからねぇ。
やっぱり、内容が良いんだろうな。

 しかし、朝ドラいったら、今回セレクトしてきた、ドリカムの「晴れたらいいね」。
92年の朝ドラ「ひらり」の主題歌だったよなぁ。 石田ひかりがまだ高校生役で・・・っていうと、遥か昔のような気がするけど、23年前なんだよね。

 それにしても、「ひらり」の主題歌だったら、ドリカムの「晴れたらいいね」が脳裏に浮かぶのは、ほとんどパブロフの犬状態ですな。

 だってさあ、あのころ見てたもの「朝ドラ」。 

 当時は、大学3年で、授業は午後からの「実習」だけだったんで、午前中はヒマこいてたからなぁ。

 相撲部屋が舞台だったよねぇ。当時「若貴ブーム」で空前の相撲人気だったからなぁ。。このドラマもかなり人気あったし、視聴率も30%以上あったなたしか。。。
 うむ、ビデオリサーチで調べたら、平均視聴率が36.9%だって。ふらふら そりゃ、人気あったがな。。。

 ところで、NHK朝ドラの主題歌も随分まえから、普通のアーティストが朝ドラの主題歌を担当するようになったわけだけどさ。
 で、いつも思うんだけど、なんで、「朝ドラの主題歌」ってなると、まあ、「歌謡曲」とまでは言わないけど、どっか、落ち着いた「和」テイストな曲になるんだろ?

 「ふりゃ」みたいな、ガンガンなロックテイストな曲はないんだよなぁ、これが。 まあ、そこは天下のNHK。注文が五月蝿いんですかね?
 いや、一回、そんなガンガンなロックな曲を朝ドラの主題歌に持ってくれば、面白いのにねぇ・・・とか思ったりして。。
 朝だけに、目も覚めるってもんですよふらふらふらふら


 うん、この「晴れたらいいね」もご多分に漏れず、ドリカムにしては、ちょっとトーンが落ち着いた曲だったもんね。
 まあ、他のアーティストに比べたら、「和」なテイストは、少ない方だとは思うけど。 
 それでも、この時期の「決戦は金曜日」に比べたら、アグレッシブ度は、低いでしょ?

 まぁ、その辺は「エルダー層」の視聴者が多い(っていうか多かった)、朝ドラとしては、「安心感」はあるんだろうけど。。。

 でも、逆に若いコたちにてっとは、やや物足りない・・・って感じるんですかねぇ・・・、コノ曲、オリコンでは1位は取ったものの、「決戦は金曜日」の売上げの半分しか行かなかったもんねぇ。

 うん、あのころのドリカムの勢いからすれば、当然、ミリオンセラーは確実だったはずなのに。

 でも、まあ、曲の内容的には、可愛らしかったな? 「晴れたらいいね」って言う具合で、とっても清清しい感じがして、ちょうど、今の季節の空気感には、ピッタリなところはあるよね。

 ところで、この曲、最後のインストのところで、一瞬フェイクするところあるじゃん。

 あれ? これどっかで聴いたことあるよな・・・と思いきや・・、B.Jトーマスの「雨にぬれても」と全く同じ仕掛けなんじゃん。。

 いや、待てよ。。。 「雨にぬれても」⇒「晴れたらいいね」 なんて、タイトルも掛けてるんか。。。

 とか思ったりして。。  いやドリカムって、こういう、誰でも知ってるうよな洋楽のフレーズを引っ張ってきたような曲がけっこう、あるんだよな。 中村氏の趣味なんでしょうか。。。




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決戦は金曜日 / Dreams Come True

1992_10_決戦は金曜日_ドリームズ・カム・トゥルー






今回の1曲セレクトは、「決戦は金曜日」Dreams Come Trueです。

 まずはデータです。

・タイトル    決戦は金曜日
・アーティスト  Dreams Come True
・作詞      吉田美和
・作曲      中村正人
・編曲      中村正人
・リリース日   1992年9月19日
・発売元     エピックソニー
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   107.0万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1992年9月29日〜11月30日付
・タイアップ:フジテレビ系「うれしたのし大好き」テーマソング 

 この間も書いたんだけど、今、仕事が繁忙期でして・・・。あしたが一つの山場なんだよねぇ。
まさに「決戦は金曜日」ってことで、今回の1曲セレクトは、この曲しかないですよねぇ

Dreams Come True 「決戦は金曜日」

 ははん、これは、いい選曲だねぇ、分かりやすくて、しかも時事ネタと曲がピッタリマッチしてるじゃん。


 当時ね、この曲、よくわかんなかったんだよね、個人的には。

 確かに「シングル」なんだけど、ちっともシングルらしくなくって。
シングルらしくないっていうのは、全体的にいって曲がフラットで、「尖がって」ないのよね。 ま、たしかに、最後の吉田美和のスキャットしてる部分なんかは充分インパクトはあるんだけど、それと、全体的に尖がってる・・・っていうのは違うわけで。。。

 まあ、80年代だったら、少なくともシングルにはなってなかっただろうな、このテの曲は。

 それがシングルになっちゃったりして、しかもオリコンで1位とってて、ミリオンセラーになっちゃったりするんだから、世の中変わったよな・・・・っていう感覚は当時、あったんだよね。
 うん、これが90年代だ・・・って言う感覚というか。。。今考えれば、80年代までのフォーマットが完全に崩れて、90年代のフォーマット・・・というか、カラーが完全に出来上がったのって92年くらいだったからなぁ。
 時あたかも、80年代末からのバブルがはじけて・・・っていう時代だったからなぁ。そういう意味でも、あらたな時代の一歩だったのかも。音楽界にとっても。

 ま、個人的にも、必ずしも曲としてはキライぢゃないんだけどね、この曲。
 あくまで、シングル曲としてみた場合、80年代のシングル曲のフォーマットとは全く違うよな・・・っていうことでさ。
 ニューミュージックてもロックでもない。まっさらなJ-POPだよな・・・ってところに新たな時代を感じたわけなんだけどね。



それにしても吉田美和って言うヒトは、全然変わんないねぇ。 このヒト、お化けだね。


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Eyes to me / DREAMS COME TRUE

1991_05_Eyes to me_DREAMS COME TRUE






今回の1曲セレクトは、「Eyes to me」DREAMS COME TRUEです。

 まずはデータでーす。

・タイトル    Eyes to me
・アーティスト  DREAMS COME TRUE
・作詞      吉田美和
・作曲      中村正人
・編曲      中村正人
・リリース日   1991年4月25日
・発売元     エピックソニー
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   74.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1991年5月6日〜6月24日付
・タイアップ:フジカラー「SUPER HG400」キャンペーン曲

 印象的だったよね、この曲が使われたCM。フジカラーだったけど、青空の下、観月ありさが振り向くCM。

↓ コレ


 フジカラーのCMっていまでもインパクトが強いけど、昔っからCMは印象に残るようなインパクトの強さがあるものが多いようなぁ。
 
 CFの印象も強いけど、この曲の印象も強かった・・・。というより、まず第一印象が「オシャレ」だな・・と思ったなぁ。
 ドリカムって、この前の年にブレイクを果たしたわけだけど、個人的には、90年のブレイクは、それほど印象が強いもんではなかったな。
 曲調的にも、あの当時ヒットしてた、他のニューウェーブ系アーティストとそれほど大きく違うっていう印象もなかったし。そんなにオシャレな音楽だとは思わなかったんだよね。

 でも、この曲で、ガラッと印象が変わったんだなぁ。
CFのイメージそのままに、青空の下で聴きたくなるような、全くジメジメしていないカラッとした爽快感。新緑のこの季節にはこの季節感と温度感はピッタリだよね。
 
 何をしながらでも聴けるような、決してジャマしない、そよ風のように流れるメロディだし。(わ、ワタシらしくない、なに? この表現は

 それに、メロディラインも全然クドくないんだよね。シンプルですっきりまとまっているんですよ。
 それでいて、がっちり心を掴むようなキャッチーさっていうのかなぁ
 
 どうも、このあと、中期以降のドリカムっていうと、細かい音符と変幻自在に変化するリズムと、小難しいコード進行っていうイメージがあるんだけど、そういうところが全くないんだよね。
 まさにSIMPLE IS BEST、どこからとってもシングル向きってかんじの曲だよねぇ。

 ドリカムにとっては、シングルは、これが最初の1位獲得曲。
ま、実質、この曲がのちのちのモンスターメガヒットのきっかけとなったと言っても過言ではないよね。

 そういう意味でも、ドリカムにとって、大きなターニングポイントとなる1曲でっす。



あややや、いまではメンバーではなくなった方が、約1名。。。
ドリカムって元々3ピースユニットだったってこと、今じゃ知らないヒトも多いかなぁ。


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