かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

中村哲

Blonde / 中森明菜

1987_07_BLONDE_中森明菜


今回の1曲セレクトは、「Blonde」中森明菜です。

まずはデータです。

・タイトル    Blonde
・アーティスト  中森明菜
・作詞      BIDDU, WINSTON SELA
・作曲      BIDDU, WINSTON SELA
・編曲      中村哲
・日本語詞   麻生圭子
・リリース日   1987年6月3日
・発売元     ワーナーパイオニア
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数 30.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1987年6月15日〜8月3日付

 久しぶりの1曲セレクトです。・・・・なんてここんところいつも書いてるような気がするなぁ。
ま、実際2週間ぶりなんだけど。。。
いやいや、ここんところ毎回かいてるように、持病の「痛風」発作の塩梅がよくなくてねぇ・・・。発症から1カ月も経つっていうのに、まだ痛みが引き切れない日々が続いておりまする。
今も、痛い箇所にロキソニンテープを貼りつつ書いてたりしてね・・・なんてね、体調が悪い日が続いておりまして、ここんところ書く機会が減りつつあるって感じですね。

でも、とりあえず、書いてみますわ・・・。

・・ということで、今回セレクトしてきた曲は・・・っつうと・・・うーむ、個人的にはキライな曲だったりしするんだよね。
なんで、ずっとほったらかしにしてた曲なんですが。。。

中森明菜「Blonde」

明菜の80年代の曲は、すでに大体書いたんだけど、ま、そんなわけでこの曲はずっと「放置プレイ」のまま、今に至って来た訳なんだよね。

なぜキライだったか?

ま、深い理由なんてないんですよ。 単に当時引っかかったっか、引っかからなかったのか・・・の差だけなんだわね。
で、この曲は引っかからなかった・・・と。

なぜ、引っかからなかったのか・・・っちゅうと、やっぱり「洋楽」だったからなんだろうね、この曲は。

そそそ、↑のこの曲の作詞、作曲者でも分かるように、もともとは作詞、作曲者とも「向こう」のヒトなんだよね。

だから、曲自体まるで「洋楽」なんですわ。 当時、個人的には洋楽はまるでダメでねぇ。 うん、知識的にというよりは80年代後半ごろの洋楽の曲自体、生理的にダメだったんだよね。

なんか軽いし、音が角ばってるし、色もそっけもないし・・・。 うーん、色もそっけもないって言うのが一番のダメだった所かなぁ。

当時、 イケメンを表すコトバとして、ショウユ顔、ソース顔ってあったじゃん。 あっさり系のショウユ顔に、コッテコテのソース顔って感じでさ。

その点から言えば、この当時の洋楽って、音からしてもモロ、ショウユ顔的なんですわ。 あっさりしてて味もそっけもない。

まあ、それが80年代後半、バブル前夜の無機質なアーバンな雰囲気にぴったり嵌まっていたのかもしれないけどさ。

でも、ここでは再三書いてるように個人的には、こってこてな味か濃い音が好きだったからさあ。
というか、日本人としての性というかねぇ。 どうしても向こうの抑揚のない無機質なサウンドにはなじめなんですわ。まあ、向こうの曲でもフランスとか北欧的な、「濃い」サウンドの音楽は好きなんだけどね。

明菜の曲って、80年代後半・・・そうだねぇ、85年の「SOLITUDE」あたりから、洋楽にコミットしていくんだよね。メロディ的にというよりはサウンド的に。 つまりさ、↑で言うならあっさり系であり、無機質なサウンドの曲が増えていくですよ。

そんなところから、個人的には明菜の曲から距離を置いて行くことになるんだけどさ。 その最たる曲がこの曲だったってことなんだよね。

この曲は、サウンドだけではなくメロディも全くの洋楽。抑揚もなく無機質感丸出しの曲だったから・・・。 そこがダメだったんだろうね。

今ですか? まあ、あれから30年経ったからねぇ。 ワタシも随分丸くなったし、一応はこの曲も聴くようにはなってるけどね。
ただ、未だに聴く特には抵抗は感じるんだよな。まあ、頭で感じる抵抗・・というよりも生理的な抵抗なんだけけどさ。


ちなみに、この曲、作詞作曲者が外人・・・ということもあり「原曲」があるんだよね。 まあ、他のヒトが歌っているカバーという訳じゃないんだけど。
 うん、元々のタイトルは「LOOK THAT KILLS」っちゅう100%英語詞の曲。  そそそ、明菜自身、この「Blonde」をリリースした少しあとにリリースしたアルバム「Cross My Palm」で、オリジナルの「LOOK THAT KILLS」として歌ってたりする

↓ コレ


・・・・つか、初めて聴いたんですけど。。。  87年クリスマスのMステで歌ったものらしいんですが。。。

へぇ〜・・・・。「Blonde」より全然いいじゃん。 ファルセットの明菜、めちゃくちゃ新鮮じゃん。
うん、これ聴いて分かったわ、「Blonde」が好きになれなかったのが。 
「Blonde」はキーを下げてるんだよね。Aメロとか低音で歌ったるじゃん。 それがどーも、もしゃもしゃしててさ、すっきりしてないんですよ。そんな所もダメだったんだろうな。





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DREAM POWER / 浅香唯

1989_10_DREAM POWER_浅香唯


今回の1曲セレクトは、「DREAM POWER」浅香唯です。

まずはデータでする。

・タイトル     DREAM POWER
・アーティスト   浅香唯
・作詞       森浩美
・作曲       吉実明宏
・編曲       中村哲
・リリース日    1989年9月27日
・発売元      ハミングバード
・オリコン最高位 3位
・売上げ枚数  9.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 7位
・ベストテンランクイン期間:1989年10月9日〜10月23日付

この間までの「残暑」もいつの間にか収まり、やっと秋の気配・・・とおもったら、今朝は、また「ジメッ」した少し蒸し蒸しするな。
でも明日は「秋晴れ」が期待できる・・・っつうことで、やっと秋本番ですかねぇ。

秋が来ると聴きたい曲がある。
ま、ばっと浮かぶのが、松田聖子の「風立ちぬ」や「野バラのエチュード」だったり、いかにも秋っぽい曲だったりするんだけども、個人的には、もうちょっと変化球的な「秋の曲」も聴きたくなってきたりする。

今回の1曲セレクトは、そんな1曲を持って来ましょうか。

浅香唯「DREAM POWER」


いやいや久々の「浅香さん」ですわな。

うーん、まあ、この曲が「秋の曲」であるかどうかは別として、曲の雰囲気としては「秋」っぽい曲だったからなぁ。
全体的に柔らかで、しっとり目の曲だったり。

ま、この時期にヒットとしていたって言うのが一番大きいですけどね。

実はねぇ、浅香唯さんの曲としては、個人的には、この曲「Believe Again」と並んで好きなんだよなぁ。
聴くとどこか元気になって来る。 そそそ、落ち込んだ時に聴きたくなる曲でもあるんだよな。

この曲がヒットしていた1989年の今頃は、正直、「胸突き八丁」な心境だったんだよね。
うん、大学受験。 

そう言えば、「Believe Again」の時は、「現役」の時の大学受験の時だったよなぁ。ヒットのピークは。
どうも、浅香唯さんの曲は、受験と縁があったような、個人的には。

でも、この「DREAM POWER」の時は、なにせ、2浪してたしさ、「後が無い」が状況での「秋」だったかんね、
でもさ、高校受験の時もそうだったけど、個人的にはどうも、「10月」って鬼門なんだよな。季節が良くなって来ると、どうしても中だるみで出てくる。
この時も、夏までは順調過ぎるくらい順調に受験勉強が進んでたのに、この時期、いきなり「息切れ」してきてさあ、ちょっと苦しんでたんですわ。

その時聴いた、この曲。

正直ね、元気が出た。 何か知らないけど元気が出た。

ぱっと聴き、それほどインパクトが強くないし、尖がったような曲でも曲じゃないんだけどさ。シングルのA面の曲というよりは、B面的・・・と言った方がいいような。

でも、ささった。  まあ、個人的にだけどね。

歌詞の内容的に「応援歌」的な曲だったじゃん。 普段は、あんまり刺さらないような曲でも、ああいう「追い込まれてきた」環境に居ると、そういう「応援歌」的な曲につい刺さってしまうような曲もあったりするんだよな。

それと、♪ OK   JUMPIN' IN THE DREAM〜 ♪ からのサビね。 この部分のメロディラインが好きなんだよなぁ。コードのメジャー展開をそのままなぞったようなメロディで、単純といえば単純なんだけども、そういうシンプルさに引っかかる時もあるんだよね。

う〜ん、でも、やっぱり、ああいう、ちょっと追い込まれた時期だった・・・って言うのが大きかったかもしれないなぁ。もし、これが順風満帆な環境に居たら、引っかかったかどうか・・・。

正直、89年の浅香唯さんって、前年の「大活躍」が嘘のように萎んじゃった時期じゃない 
個人的にも、前曲の「恋のロックンロールサーカス」とか、ほとんど聴いてなかったからなぁ。うん、はっきりいって、「旬」は過ぎたか・・・って感じだったのよ。だから、本来なら自分の中でもフェイドアウトだったと思うんだけどね。

ただ、全体的な人気・・・という点では「下降線」は止められなかった訳で。。
87年の「虹のDreamer」以来長らく続けてきた、売り上げ10万枚っていうのも、この曲でついに途切れてしまったんだよね。
まあ、オリコン的な順位は、この曲は3位まで行ったけど、初動だけで後が続かない3位なんでね。逆に言えば、3位まで行った方が不思議なくらいだったんだけど。  

それでも、未だにこの曲を聴くと、あの切羽詰まってきた心境が甦って来るんだよなぁ。



むむむ、この曲の頃はバックバンドついてたんだな。生で歌っているところ初めて見たような・・・。
まあ、演奏はカラオケっぽいが・・・・。(ん? 一応 生演奏?)
この頃は、歌番組ほとんど見てなかったからなぁ。ちょうど「ベストテン」が終わった頃で、そう言う意味でもぽっかりと空洞が出来ていた時期だ、気持ち的にはね。
これは「夜ヒット」だけど、「夜ヒット」も見てなかったしな。

ま、その前に「受験勉強」の方が大事だった頃なんで。。。。


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Jokeにもならない恋 / 三浦理恵子

1992_03_Jokeにもならない恋_三浦理恵子











今回の1曲セレクトは、「Jokeにもならない恋」三浦理恵子です。

まずはデータでーす。

・タイトル     Jokeにもならない恋
・アーティスト   三浦理恵子
・作詞       及川眠子
・作曲       都志見隆
・編曲       中村哲
・リリース日    1992年2月26日
・発売元      ポニーキャニオン
・オリコン最高位 10位
・売上げ枚数   4.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 20位

 昨日は1曲セレクトを書かずに、ゆっくり休ませていただきましたわ。やっぱねぇ、毎日書いてると煮詰まってくるんだよね。「あー、書かなきゃな」なんつう強迫観念のような。。。
「テキトー」にやれればいいんだけど、どうもキニナル性分で。。。 
でも、これからは週に何度か、お休みをいただこうと思っております。 うん、まだ書いてない曲も大分絞られてきましたしね。。。

しかし、寒いですね。ネットニュースの天気予報では「雪」マークが出てる千葉地方どぇす。 一昨日の暖かさは一体何だったんだ? って感じで。。。春は三寒四温でだんだんと暖かくなるわけだけど、まだ、さしづめ四寒三温って感じだよなぁ。。。。


・・・なんて、無駄にマクラを書いてるワタシですが。。。。

最近、某FM局を聴いてると、やたらとかかる曲があるんだよな。
Sirent Sirenってコたちの「チェリボム」って曲。 
まあ、知ってるヒトは知ってるっ感じの、ガールズバンドなんだけど。。 ボーカルのコが、まあ、めちゃくちゃ「ベイビーボイス」なんだよな。 しかも鼻から抜けるベイビーボイスなのよ。

最初は、「ナメてんのか〜、おんどりゃ〜」と、思わず叫びたくなったりしたんだけど、1日に何回もかかると、これがいつの間にか、聴き耳立ててしまっているワタシがいたりして。。。。 
いかん、戦略に引っかかってしまった。。。。。

ところで、ベイビーボイスのヒトたちって、最近は「アニメ・声優」系のヒトタチがやたらと多くなり、珍しくもなくなったけど、振り返ってみたら、このヒト辺りが「元祖」ですかね・・・ってヒトの曲を、今回はセレクトして来ましたわ。

三浦理恵子「Jokeにもならない恋」。

92年の今頃のヒットな訳だけど、、まあね、この位のアイドルの曲となると、「知ってるヒトしか知らないよね」っていう世界ですよね、きっと。

いや、ワタシも当時、好んでは、この手の曲を聴いてた方じゃないんで、それほど詳しい訳ではないんですけどね。。。
でも、当時、毎週聴いてた、bay FMの「パワーカウントダウンHO30」がいけなかった。。。。

現在も続いている、このプログラム。今は、11〜30位は、その中からセレクトして曲を流してるんだけど、1992年当時は11〜20位も、1曲ずつ曲を流していたんだよね。
 
で、この曲を聴いてしまった訳ですよ。

最初は、「アホらし・・・」なんて半分、流しで聴いてたんだけど、なんか引っかかっちゃったんだよな。
まるでミイラ捕りがミイラになっちまったような。。。。

その点は、今回の「Sirent Siren」と同じなんだよな。

結局は、なんだぁ、かんだぁ言っても好きなんだろうね、この手のベイビーボイスが。


まあ、その前に、曲的にも結構、凝ってたりするんだよな、この曲。 声を別にしたらアイドルの曲にしておくのは勿体ないかも。
 イントロからして、緊張感があってカッチョイイ。 加えて、あんまり古さを感じさせないんだよな、この曲。いまでもアイドル曲としては充分通用しますよ、この位のクオリティなら。


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