かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

中山美穂

50/50(フィフティ・フィフティ) / 中山美穂

1987_08_フィフティフィフティ_中山美穂


今回の1曲セレクトは、「50/50(フィフティ・フィフティ)」中山美穂です。

まずはデータどぇす!

・タイトル     50/50(フィフティ・フィフティ)
・アーティスト  中山美穂
・作詞       田口俊
・作曲       小室哲哉
・編曲       船山基紀
・リリース日   1987年7月7日
・発売元     キング
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数 21.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1987年7月20日〜9月14日付

昔のビデオを見てると、意外なヒトが映ってるって事、たまにあるんだよなぁ。
そそそ、今は超一線で活躍しているアーティストなのに、その当時は全然無名で、しかも画面の端っこに映ってるとかね。
 
え? だからなんだって? ハイハイハイ、実は、今日セレクトしてきた曲の「前振り」なんですねぇ。

中山美穂「50/50(フィフティ・フィフティ)」

でも、この曲に今超一線で活躍してるアーティストなんて居たっけ?
ま、確かに、作曲が小室哲哉だったりするし、それが意外っちゃ、意外かもしれないけど。。。

実はね、この間、この曲がランクインしてた頃の「ザ・ベストテン」のビデオを見てて、「あれっ?」って思ったんだよね。

この曲のバックバンドでベース弾いてるヒト、どっかで見た事あるぞ・・・・。

いや、見間違える訳がない。 なんとなんとドリカムの中村正人氏なんだよね。
ベースの弾き方が、今と全く変わらないのよ。

そそそ、知ってるヒトは以前から知ってると思うけど、中村正人氏って、ドリカムを結成する前はフリーのセッションアーティストで、この曲の頃はミポリンのバックバンドに居たんだよね。

1987年といったら、まだ、ドリカムの影も形も無い頃ですわ。いや、正確に言えば、この曲の数か月後にドリカムの前身ユニットを結成することになるんだけど・・・。
 
もちろん、当時は、そんなこと全く知らなかったし、中村氏も全く無名だったんで、全然気にしないでこの曲を聴いてたけどなぁ。

まあ、↑で書いたように小室哲哉が作曲した・・・って方が話題になってたもんね。 正確に言えば、この曲の丁度1年前の86年夏のシングル「JINGI愛してもらいます」も小室なんだけどさ、やっぱ「Get Wild」で大ブレイクしたすぐ後のタイミングだったんで、「JINGI〜」よりは、話題性があったような気がするなぁ。
 その影響もあったのか、ミポリンにしては比較的、長期間ベストテン入りしたロングヒットになったんだよな、この曲。

 TMとか90年代の小室サウンドに馴染んでるヒトにとっては、あんまり小室っぽい感じ無いかもしれないけど・・・。
まあ、この曲の場合、小室がタッチしているのは作曲だけで、アレンジは船山基紀氏だったりするんでね。
YAMAHA、ROLAND系のシンセが多かった小室に対して、船山氏はなんと言ってもフェアライトなヒトだったからなぁ。その辺のサウンドの違いは大きかったんだよね。

ただ、この曲はシンセを使いながらも、全体的にカリブ海をイメージした中南米系のサウンドがね、ミポリンとしては新鮮だったのは確かだな。スティールパンをサンプリングしたシンセのサウンドは、軽快かつ軽ーい曲で、如何にも夏向けって感じだったしな。

50/50って書いてフィフティ・フィフティって読ませるタイトルもなんか新鮮味があって面白かったしな。





はいはいはい、ミポリンの右ななめ後ろで、ベースを弾いてる中村正人氏です。
そそそ、やっぱり、ベースの弾き方とかリズムの取り方が、今と全く変わらないんだよな。独特の風貌なんだよね。 意外にノリノリで弾いてたりして

↑の動画は、すぐ消されそうなんで、もう一つリンク



こちらも消されそうだが。。。



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遠い街のどこかで・・・ / 中山美穂

1991_12_遠い街のどこかで_中山美穂






今日の1曲セレクトは、「遠い街のどこかで・・・」中山美穂です。

 まずはデータでーす。

・タイトル    遠い街のどこかで・・・
・アーティスト  中山美穂
・作詞      渡辺美佳
・作曲      中崎英也
・編曲      中崎英也
・リリース日   1991年11月1日
・発売元     キング
・オリコン最高位 3位
・売上げ枚数   67.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1991年11月11日〜1992年1月13日付
・タイアップ:フジテレビ系ドラマ「逢いたい時にあなたはいない・・・」主題歌

 これはじめてから、4ヶ月くらいになるのかなぁ・・。いままで、全然意識してなかったんだけど、ミポリン、中山美穂の曲を書くのは、今回が初めてだったんだ・・・。
 いや、書かなかったわけではなくて、9月、10月、11月って中山美穂ってなぜかリリース曲が少ないんだよね。
 リリース間隔のちょうどエアポケットに入っていたって言うか・・。いや、実際は、85年の「生意気」とか、もうちょっと解釈すれば、86年の「ツィてるねノッてるね」も8月リリースだから、書けないこともないんだけどね。なんとなく、素通りしちゃったわけです。

 理由は一つ。どう書いたらいいかわかんなくてねー。

でも、11月終わりから12月にかけは、毎年のようにリリースしてたから、この先、いろいろ書いていきますよん。多分。

 まずは、クリスマスソングということで、91年11月リリースの「遠い街のどこかで・・・」から。

 90年頃からの中山美穂って、なんか、ちょっとイメージと違ったんじゃないの? って気がするんだよね。
 ワタシのイメージからすると、もっとお嬢さんぽいと思ってたのね。
 まあ、最初が「毎度おさわがせ〜」で「小悪魔」役(のどか役)だったでしょ。
 だから、なんか、ずっと、本来のイメージとはちょっと違った曲が続いていたじゃん。
 特に90年〜91年にかけては、随分、冒険してるなって感じで見てたな。ノド酷使したのか、声もよく出てなかったのに、わざわざ、「歌いにくい」曲をうたってたナっていう印象が強いのね。

 ただ、個人的には、このころの曲って好きなんだけどさ。まあ、そのあたりは、ファン真理としてはうまくいかないところなんだけどさ。1つ前の「Rosa」なんてのは、ゼッサンものでしたもんね。
 これは、ミポリンの曲の中でも最高傑作の1曲に入るんではないですかねぇ。

 それを受けての、この「遠い街のどこかで・・・」。正直ね、初めてこの曲聴いたとき、ホッとしたのよね。
 やっと、「本来」の中山美穂に戻ったなっていうね、安心感が最初だったなぁ。

 メジャー系のミディアムバラード。これが、いちばん、このヒトには合ってる気がするんだな。
 
 正直言って、歌ってる本人がいちばんホッとしてたりして・・。だからかなんか知らないけど、上で書いたように、このころ声があんまりでなかったのにも関わらず、いちばん、声に艶があるように感じるのは、気のせいですかねぇ。。。
 
 曲は、タイトルを見る限りでは、全然、そんな感じしないんだけど、ストレートなクリスマスソングだよね。

サピの部分もストレートに

♪Happy Merry X'mas あつい思い届けて いちばん好きなヒトにそっとつぶやく〜 ♪

ですもんね。
 
 うーん、個人的には、ハッピーなクリスマスなんぞ、過ごしたこと、ほとんどないんで、どっちかというと、「ひとりぼっちのクリスマス〜」のような曲のほうがシンパシイを感じる、天邪鬼な奴なんだけど、この曲は別だね。
 珍しく、「ハッピー」なクリスマスでも共感を感じるな。
曲の雰囲気が暖かいんだよね。

 クリスマスソングならではの暖かさっていうのが、やっぱし、このテの曲では基本だと思うしさ。


 うん、だけど、この曲タイアップ付いてたんだ?・・・いま調べて初めて知ったワ。
 どうも、91年10月期の月9の主題歌だったみたいね・・。
って、そのまえは、あの「101回目のプロポーズ」じゃん。
 これは、見てたな。毎回「アホらし」と思いながらも。ついつい。。。。ワタシ基本的には、アンチ月9派だから。。。


 個人的には、このころ何やってたんだろ?? 
22歳。まだ、大学2年の頃だ。理系ではあったけど、まだ本格的な実験もあまりなく、この頃になると、週休5日くらいで、ほとんどガッコへは行ってなかったけど・・。
ボーリングと、カラオケと、競馬とヒットチャート作成の毎日だったような気がするな。
ヒットチャートについては、bay fmでやってた「COUNTDOWN JAPAN HOT30」を毎週聴くようになったのがちょうどこの頃でしたね。

就活のことも全然頭になく、ワタシにとっては、充実した日々やったわ。。。
この曲聴くと、あののほほんとした気分の頃を思い出すんだよなぁ。

そんな1991年のクリスマス・・・・、たしか2日前の有馬記念、ダイユウサクの大番狂わせのショックで一人寂しいクリスマスを過ごした‥様な気がする。。。

最近は、ボーリングと競馬は足洗ったけど、ヒットチャートに関しては、このころと今と、やってることほとんど変わんないな。既に、いまの「THE HITCHART HOT30」、通称「かじやんチャート」は毎週作ってたし・・・。
 ただ、インターネットなんてなかったんで、「オリコンチャート研究会」の集まりんときに、メンバーだけに閲覧させるっていった、ごくごく、内輪だけのものだったんだよね。


 ・・・って最後の部分はどうでもいいことですけど・・。





ちなみに、こちらは2005年12月にmixiに書いたものをそのまま再掲載ということで移植したものです。
なので、冒頭「これはじめてから、4ヶ月くらいになるのかなぁ・・」などと書いてますが、2005年当時はそうだった・・ということで、ご了承ください。。。
文章の書き方とか内容が今よりも若い。。。
そりゃ18年も経てばね。。。

人魚姫 / 中山美穂

1988_08_人魚姫_中山美穂


今回の1曲セレクトは、「人魚姫」中山美穂でする。

・タイトル    人魚姫
・アーティスト  中山美穂
・作詞      康珍化
・作曲      CINDY
・編曲      ROD ANTON
・リリース日   1988年7月11日
・発売元     キング
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   36.5万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1988年7月25日〜10月17日付
・タイアップ:TBS系ドラマ「若奥さまは腕まくり」主題歌

既に書いてても書いててもおかしくないのに、まだ書いてない曲。
最近、そんなシチュエーションで、主に書き進めている1曲セレクトだけども、探してみると、まだまだあるんだよなぁ。

当然、書いてておかしくないのに、まだ書いてない「大ヒット」曲。

書こうと思って忘れている曲、個人的にあまり好みじゃないんで書いてない曲・・・まあ、理由はいろいろあるわけなんだけども。。。

あ、結構あるのが、過去に書こうと思っていたんだけども、その時点で、最上段に必ず掲示しているジャケ写がネット上になかったり、You tubeに動画がないんで、書くのを断念したりしていた曲も、意外とあるんだよな。

今回、引っ張ってきた曲は、たしか、過去に書こうと思った時点で、ジャケ写かYou tube動画か無かったんで、書くのを断念していた曲・・・・・だったと思う(すんません、その辺、あやふやです。。。)


中山美穂さんの「人魚姫」。

「人魚姫」と書いて「mermaid」と読ませる。 サイトとか著書によっては「人魚姫mermaid」と連記してあったりするんだけどね。

とりあえず、ここではオリコンでの表記を持ってきて「人魚姫」と表記しておきます。

しかしねえ、この曲の売り上げ36.5万枚は、この曲がリリースされるまでの、ミポリンの曲では最高売り上げ。

オリコン1位獲得は、前々曲の「CATCH ME」、前曲の「You're my only shinin' star」に引き続き3作目。

・・・・という大ヒットにもかかわらず、今まで書いてなかったとは。。。。

いや、だからね、昔書こうと思ったときに、まだYou tubeに動画がアップされていなかったんじゃなかったかなぁ。。。。

さすがに、あの当時の最高売り上げであったし、しかも「ザ・ベストテン」でも首位を獲得したこの曲を、よもや忘れていたわけではないよなぁ。。。。


ただ、当時を振り返ってみれば、この曲をゼッサンしていたわけではないんだよね、ワタシの中では。

以前「CATCH ME」の時にも、どうも今一つしっくりこないんだよな・・って書いたけど、この曲も、どうも今一つしっくりこなかったんだよな、当時は。

ミポリンと、まるで洋楽なダンスビートっていうのが、個人的にはどうもね。。。。

まあ、この曲なんか3か月近くベストテン入りした、いわいるロングヒットになったし、結果的には成功したわけでね。結果がすべての業界にあっては、この路線に進んだのは、間違いではなかったわけなんだけどね。

個人的には、どうしてもデビュー当時の「C」をはじめとした、松本−筒美 っていう黄金コンビの頭がこの時も抜けてなかったからな。

ビートが前面に出て来ている曲でも大村雅朗氏アレンジの「ツイてるねノッてるね」とか船山基紀氏アレンジの「WAKU WAKUさせて」のような、「職人」が紡ぎだすビートのほうが、個人的にはしっくりと来てたからなぁ。 
なんていうのかな、サウンドとしては当時の先端ではあったど、基本的なビートとしては、少し時代を遡るような。
「WAKU WAKUさせて」にしても、サウンド自体は当時の流行りだった、ユーロビートだったけども、実際のビートはディスコだもんね。70年代っぽい。
そういう、日本独特のフィルターがかかった、一種のミクスチャー的な曲の方が個人的には好きだった。


この「人魚姫」なんか、ほとんど洋楽だもんね。もっとも、作曲はハーフのCINDY、アレンジャーがROD ANTONっていう「外人」なんで、そういう「音」になるのは必然的というか、当然なんだけども。

抑揚、起伏のあまりないメロディラインに、ある一定のフレーズの繰り返し。 それに絡んでくる、エッジが効いたいかにも80年代後半を彷彿とさせる硬い音質のビート。

うーん、最近だったら、NIGHT TEMPO氏をはじめとして、「シティポップ」として、リバイバルさせてきているようなサウンドですわ。

ただ、ここまで書いたように個人的には、当時からシックリこなかったこともあってさ。だから、最近のシティポップとして再評価してきている曲たちも、当時からあまり触手がのびなかった曲が多いんだよね。勿論、すべてではないけど。。。

最近、海外でのシティポップブームを、個人的にはそんな騒ぐほどすげえことなんか?・・・なんて冷めた目でみている一つの原因はそこにあるかもしれないな。

うん、あくまで洋楽寄りであって、日本独特のフィルターにかけた曲調ではないという事ですね。

洋楽を日本独特のフィルターにかけずに、あくまで洋楽寄りの曲であるからこそ、シティポップとして向こう(外国)で受けるのは、ある意味、当然と言えば当然なんだよね。なんせ彼らからすれば親和性が高いんだうろしさ、聴きなれたサウンドであるんだから。

もっとも、クオリティの高い音楽であるからこそ、耳が肥えている向こうの人達にも受け入れられていることは認めますけどね。

・・・なんて、シティポップについてになると、ついつい熱くなってしまいマス。。。。





この曲PVがあったんだな。。。ってか1988年くらいならば、すでにPVあってもおかしくないか。。。



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ヴァージン・アイズ / 中山美穂

  1989_07_ヴァージン・アイズ_中山美穂


今回の1曲セレクトは、「ヴァージン・アイズ」中山美穂です。

まずはデータどぇっす

・タイトル     ヴァージン・アイズ
・アーティスト   中山美穂
・作詞       吉元由美
・作曲       杏里
・編曲       小倉泰治
・リリース日    1989年7月12日
・発売元      キング
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数  25.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 7位
・ベストテンランクイン期間:1989年7月24日〜8月7日、8月28日〜9月18日付
・タイアップ:映画「どっちにするの」主題歌


暑いっす  この暑さで家の生け垣がズコい事になってまして・・・。まあボウボウの伸び放題ですわ。あまりにもひどいんで、周りの家に迷惑がかかんないほど刈りこんだんだけど・・・。
この暑さでしょ・・・、まあ、大変ですよ。ちょっと動くと汗が「ドクドク」出て来て。。ハイ、「ダラダラ」と言う範疇を超えます。。 とりあえず1時間半ほどやって、ギブアップ。。。。 

1時間半ぐらいじゃ、庭の外周全部は無理。。。 やっぱし、庭木の剪定屋に頼むしかないかなぁ・・・。結構「」がかかりそうなんですけど。。。

・・・ということで、少し脱水気味の頭で、1曲セレクトを・・・。

今回も、前回に引き続き、予め「書こう」と思ってた曲を決めてたんだよね。 その曲を素直に引っ張って来ましたわ。


中山美穂「ヴァージン・アイズ」

ミポリンの曲は、もう大体書いた・・と思ってたんだけど、この曲、まだ書いてなかったんだよな。 
この曲好きだったんだけとなぁ、ヒット当時も。・・・・・完全に見落としていたか。

いやいや、89年「夏」の曲って全体に好きだったんだよね。曲調的に好みの曲が多かったんかなぁ。
この年のヒット曲って、「メジャー」系な明るい曲が多いんだよね。ポップだし。 聴いててウキウキしてきそうな。

イメージ的に夜に向かってというよりも、真夏の太陽の下で・・っていうようなアクティブ感を感じる曲が多かったのよ。
まあ、今から考えると、「バブル」絶頂期の1989年でしたからねぇ。ホントみんな浮かれてたんだよねぇ・・・っていうのが、ヒット曲の曲想からも覗えたりするのよね。 

このヴァージン・アイズもそうだったんだよ。めっちゃポップでストレートなアッパーチューンだし。 アクティブ感満載だったもんな。

なにより分かりやすかった。 サビのメロディラインと、Interludeのバックコーラスメロディの引っかかり。。これが分かりやすいしキャッチー。

ここが良かったんだよ、この曲は。

ミポリンの曲って、88年くらいから、ちょっと分かりづらくなってきてたからなぁ。20歳を目前にして、少し大人っぽさを演出してたところもあってさ。 それはそれで間違いではなかったと思う。

でも、個人的にはどこかふっきれない部分もあったんだよ。 もうちょっと年相応の等身大のミポリンでいいのになぁ・・・って思う部分かなぁ。

例えば、同学年だった浅香唯さんは、88年〜89年にかけての件の大ヒット曲群にしたって、もうちょっと年相応だったじゃん、曲調が。 

そんな年相応・・というか、肩の力を抜いたような曲でいいのになぁ・・なんて、この曲までの数曲には感じてのよ。

そこに来て、この「ヴァージン・アイズ」だったからさ、もろ手を上げて気に入っちゃったんだよなぁ。 今でも89年の夏というと、この曲が浮かんでくる。

ただ、ちょっとヒット時期を誤って覚えてたんだよな、個人的に。この曲、89年夏でも、夏の終わりっていうイメージだったんだよ。

ま、意外とロングヒットだったんで、実際、8月の終わりから9月の頭までベストテン入りしてたんで、夏の終わりのヒットではあったんだよね。

ただ、リリースが7月だったとは・・・。これは、完全に忘れてたね。 ヒット時期のイメージから、完全に8月リリースだとばっかり思ってたんだよなぁ。

そんなヒット時期に対して感覚のズレから今まで書き忘れてたってのはあるかもしれない。


それとさ、この曲のチャートアクションだよね。 
オリコンでは、最高2位までいってるけど、そこまでランクが上がったって言う感覚も無いんだよなぁ。
・・・っていうのも、ベストテンでは、最高位6位。 ワタシのチャートでも最高7位までしか行かなかったからさ。それほど上位まで上がってたって言う感覚が無いんだよね。

ベストテン上位まで行かなかった代わりに、10位、9位、8位あたり、ベストテンギリギリあたりに大分長い間ウロウロしてたよなぁ・・・って言う感覚が強い。

だからさ、この曲は88年の「人魚姫」や「Witches」ほどの大ヒットって言うハデさはないけど、ジミながらロングヒットした曲っていうイメージが強いんだよね、ワタシの中では。


 

久々に「ベストテン」のVTR。 
これ「10位」の時のだけど、そそそ、こんなイメージだったんだよ、この曲は。 だから、オリコンで最高2位・・って言うのを見ると、逆に不思議な感覚になっちゃうんだよな、



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Witches / 中山美穂

1988_12_Witches_中山美穂


今回の1曲セレクトは、「Witches」中山美穂です。

まずはデータでする。

・タイトル     Witches
・アーティスト   中山美穂
・作詞       康珍化
・作曲       CINDY
・編曲       鳥山雄司
・リリース日    1988年11月14日
・発売元      キング
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   31.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1988年11月28日〜1989年1月30日付

先週もそうだったけど、ここ暫く平日だけじゃ仕事が終わんなくて、土日も家に持ち帰って、家でもと仕事してたりしてまして・・・。当然ながら、きょうもほぼ1日中パソコンに向かい合った生活でしたわ。。。
まあ、そんなこともあって、眠いっ! 

このまま寝ちゃおうかなぁ・・という思いと、やっぱ1曲セレクトも書かなきゃな・・と言う思いがせめぎ合ってたりするんだけど、やっぱ書かなきゃ、なんか気持ち悪いんで、半分寝た頭で書いてたりします。

・・・なんで頭が回らないっ! 変な文章になってしまうような気もしますが、もし、ヘンだったらスミマセン。。。

・・・ということで、今回引っ張ってきた曲は、ミポリンの「Witches」

ミポリンの曲、この間書いたばっかのような気がするけど・・・。まあ、いいやね。 というか、書いたばっかと言うのに、まだ、書いてない曲が残ってたんだな。 これまで意外と書いて来なかったんだよな。理由はよく分かんないけど・・・。

この「Wiches」は、前曲の「人魚姫」に続いて、作詞、康珍化氏、 作曲、CINDYと言う布陣。

特に作曲がCINDYに変わって、俄然、洋楽にコミットしたようなサウンドに様変わりしたミポリンなんだよな。

正直言うと、個人的にはこの路線にはもろ手を上げて賛成はできなかったんだよな。特に前曲はこの手の路線に変わった最初の曲と言うこともありーの、戸惑いましたねぇ。

ここでは何度も書いてるように、ダサい曲がすきなんでねぇ。 こういう、洋楽にコミットした無機質な手触りの曲って今一つ触手が伸びなかったんだよなぁ。まあ確かにオシャレだし、「バブル」全盛で日本中浮かれてたあの時代にはあってたとは思う。 でも、やっぱ好みから言えば、86年の「WAKU WAKUさせて」みたいな、ダサい音の方が好きだった・・って思いは、この当時もあったんだよね。

・・とはいうものの、音源はしっかり持ってたりしてね  うん、なんだかんだいうても、好きだったんだよね、ミポリンって言うヒトがさぁ。

ただこの「Witches」って言う曲は、初めに聴いた時から「人魚姫」の時よりは、拒否反応は無かったな。
「人魚姫」っいうフィルターを通して、この手の「音」に慣れたっていうのもある。

けど、それ以上に、この曲がヒットしてた頃って、「2度目」の大学受験直前の頃でさあ、お尻に火が付き初めてて、なんかに縋りつきたい・・・って言う気分だったんだよな。

だから・・・と言う訳でもないんだけど、この当時のヒット曲には、大分縋ってましたねぇ、ワタシ。

それまであんまり興味を持たなかったTM NETWORK、丁度今頃ヒットてた「COME ON EVERYBODY」なんかもヘビロテで聴いたりしてさ。 そのくらい気分的に追い詰められてたってところはあった、確かに。

まあ「現実逃避」ではあるんだけど、これらの曲を聴いて大分癒されましたね。 今でもね、この曲とかTM NETWORKの「COME ON EVERYBODY」を聴くと、あの時の「お尻に火がついた」思いが甦って来るもんなぁ。 と、同時にどこからともなく、石油ストーブの匂いがしてきたりして。 当時、石油ストーブを焚きながら受験勉強してたからなぁ。

でも、そんな受験勉強って言う口実が無くても、この曲には引っかかってたかもなぁ。 なんかさ、手触りが変わってる曲だなぁ・・・なんて思ったんだよね。

イントロのシンセの音色からして、なんか今まで感じた事が無かったような手触りだったし。 なんて言うのかなぁ、「ビロード」の布の感触っていうかさあ、初めて触れた感覚だったんだよね。
で、その感触のまま曲に入って行く、そこが新鮮だったしさ。

この当時の曲って、例えば、中森明菜の「I MISSED THE "SHOCK"」もそうだったけど、それまでには無かった「音」、それまで感じた事が無かった手触りっていうのを感じさせてくれる曲があったりして、新鮮さを感じてたところはあった。今思うと、アイドルの曲のサウンドという点では、一番、クオリティがあった頃だったんじゃないかなぁ。それは、当時以後、今に至るまでを通してみても。

やっぱり、世の中、金が余ってたんだろうねぇ、音にいくらでも金をかけられる、、そんな時代だったからこそのクオリティ・・・そんな感じもするんだよね。




うーん、初めて見たけど、この曲にもPVがあったんだな。
っていうか、コレ見るが切り、ドラマ仕立てだし、完全にMUSIC VIDEOっていう様相ですねぇ。 
一体どこで流れてたんだろう? やっぱりテレビ神奈川の「ミュートマ」とかでは当時、流れてたのかなぁ・・・。
その辺はよく分かんないんだけど・・・。

ただ、曲とビデオの内容がシンクロしてないような・・・。 その辺は、まだまだ稚拙だったのかもなぁ。

しかしねぇ、ミポリンってヒトは、やっぱ大人っぽかったよなぁ、この時18才ですぜ、ダンナ。
18才で、この色気はまずいでしょ・・って言う気が。。。 っつか、学年で言えばワタシと同級生なんだけど。。




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生意気 / 中山美穂

1985_11_生意気_中山美穂


今回の1曲セレクトは、「生意気」中山美穂です。

まずはデータです。

・タイトル    生意気
・アーティスト  中山美穂
・作詞      松本隆
・作曲      筒美京平
・編曲      船山基紀
・リリース日   1985年10月1日
・発売元     キング
・オリコン最高位 8位
・THE HITCHART HOT30最高位 16位

松本隆氏が今年の紫綬褒章受章というニュースが広がってますねぇ。
まあ、松本氏くらいの「実績」であれば、受賞して当然であるとは思いますけどね。むしろ、遅いくらいではないのかなぁ。
同じく70年代、80年代のヒット曲界を席巻したもう一つの2大作詞家、阿久悠氏は99年62才で受賞していたりする。ユーミン、桑田佳佑氏、中島みゆき女史は50代でしたからねぇ。
松本氏は今年68才だったそうで、それを考えるとやっぱ遅かったよね。長年の盟友である作曲家の筒美京平氏が、2003年に受賞しているけど、その時でも良かった位かもなぁ。

いずれにしても70年代、80年代の音楽界を「作って」来た方も、「国」から認められる賞を受賞する年代になって来たわけなんだよねぇ。

それをかんがえると、やっぱ、自分も年を取るわけだよなぁ・・・などと考えずにはいらなかったりして。。


・・・ということで、やっぱ、今回は松本隆氏の曲を持って来ましょうかねぇ。。。

と思って、考えてた曲があったんたけども、今リリース日を調べてみたら、もうちょっと「後」だった。。。

うーむ、「11月1日」リリースだとばっかり思ってたんだけどなぁ。。。。。「あの曲」

まあしょうがない、他にもあるさ〜・・・などと軽く思ってたんだけど、浮かんでくる曲が悉く、これまでに書いてるんだよな。。。  

で、絞り出してきた曲がこの曲。

中山美穂「生意気」。

なあ、「絞り出してきた」っていうのは大げさかもしれないけどさ、ミポリンのデビュー第2弾シングルですわな。

この曲、まだ書いてなかったんだな、ワタシ。

ま、確かに、当時から印象に薄い曲ではあった。 もちろん音源はかなり昔から持ってたし、だから知らなかった訳じゃないんだけども。。。

なんかね、知らない間に「ヌルッ」とチャートの上位に居た・・・。 そんなイメージなんだよな、個人的には。

それは、恐らく個人的な事情もあるかもなぁ・・・いや、多いにあると思う。

・・・というのもね、この曲がヒット当時・・・1985年10月から今頃にかけてだよね、 当然、毎週のようにオリコンウイークリーを買いーの、ヒット曲情報を集めていたワタシだったけど、「唯一」このころのオリコンが欠けてるんだよなぁ・・・。

なぜか・・・っちゅうと、このころオリコン手に入らなかったんだよ、個人的に。

この頃と言えば、毎週、高校があった木更津の駅前の某書店に、毎週月曜日(オリコンウイークリー発売日)になると、足しげく通ってたんだけど、85年の10月頃から、発売日当日にも関わらず売り切れになっちゃう事が多くなったんだよなぁ。置くのをやめた訳ではなく売り切れ。

それ以前からそれほど多数冊置いてあった訳ではなかったけど、この時期、ホント、手に入らないようになっちゃったんだよな。
 
原因はね、まあ、恐らくは「おニャン子」の影響だったんだろうな、きっと。 うん、絶対そう。

この当時、オリコンウイークリーでかなり扱ってたからなぁ、おニャン子。 

だからね、それまでヒットチャートなんか興味が無かった人まで買うようになっちゃったんだよオリコン。 その挙句、取り合いになっちゃったのよ。もともと入荷数少なかったから。。。
 ワタシは部活やってたからさあ、書店に行く時間も遅かったからねぇ、必然的に「帰宅部」の連中には後れをとっちゃう訳よ。。。

そんな訳で、何回涙をのんだ事か。。。

だからね、このころ、85年、10月〜12月にかけては、未だに所有欠になってる号が多いんだよなぁ。

この「生意気」って曲は、そんな個人的にオリコンの所有が「欠号」してたころリリースされたからさあ、事前の情報を得損ねたって感じだったんだよな。 

だからさ、個人的には、ホント気が付いたらリリースされてたって感じだったんだよ。

それ以前に、曲自体もそれほどインパクトが強かった訳ではないんだけどさ。 

デビュー曲の「C」のように、思わず引き込まれるようなイントロでもないし、疾走感があった訳でもない。

そもそもシンガポールを舞台にした恋愛劇っていうのも、当時の「ミポリン」からしてちょっと背伸びし過ぎって言う感じだったしなぁ。 うん、確かに大人っぽいルックスではあったけど、まだ15才だった訳だし、やっぱりリアル感が感じられないんだよね。

曲も、この頃の筒美氏としては、新鮮さを感じなかったしなぁ。 85年頃の筒美氏の曲って、いろいろ新たな事を試しているような、新鮮さを感じさせる曲が多かったんだけど、この曲にはその辺が感じられなかったしさ。

まあ、今にして思えば、次の「BE-BOP HIGH SCHOOL」への「つなぎ」的な位置づけだったんだろうけどね。




たださ、そんな「つなぎ」的な曲であったにせよ、そんな曲でもオリコンで「ベストテン」入りさせてきたのは、やっぱり大きかったんだよね。 うん、この曲がミポリンにとって、初のオリコンベストテン入り曲だったのよね。
 デビュー曲の「C」は、ベストテン入り出来なかったからさ(オリコン最高12位)。 大型新人と期待されながらもベストテン入り出来なかったからなぁ。

今思えば、「つなぎ」的なこの曲でベストテン入り出来た事で、その後の本格ブレイクの可能性が見えたわけでさ。 うん、確実にファンは付いてきてたって言う証拠にもなったしね。

もし、この曲でもコケてたら、その後のミポリンも無かったかもしれないな。


ところで、↑件の「オリコン」が売り切れ状態になった件だけどさ、あまりにも解消しないんで、この年の年末にオリコンと「定期購読」の契約をしたんだよね。 そそそ、当時1年契約で定期購読が出来たからさ。
だから、1986年からは、本屋で「売り切れ」を心配することも無くなったんだよね。


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CATCH ME / 中山美穂

1987_10_CATCH ME_中山美穂


今回の1曲セレクトは、「CATCH ME」中山美穂です。

まずはデータです。

・タイトル    CATCH ME
・アーティスト  中山美穂
・作詞      角松敏生
・作曲      角松敏生
・編曲      角松敏生
・リリース日   1987年10月7日
・発売元     キング
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数 21.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1987年10月19日〜12月7日付
・タイアップ:フジテレビ系ドラマ「おヒマなら来てよネ!」主題歌

うーむ、何日ぶりの1曲セレクトなんだ? ・・・なんて分かんなくなる位間が空いたかな。 もしかして今週初めての1曲セレクトだったかな。。。
まあ、いいや。
ともかくも、ようやっと週末。今週もなんとか乗り切った感じのワタシです。。。

・・ということで、久々の1曲セレクト、最近書いてなかったヒトをと思って、ちょこっと掘り返していたんだけど、目にとまったヒトがいまして。。。

ミポリン。。。

うーむ、この曲の曲も、今まで結構書いてきてたつもりだったんだけど、意外と、まだ「抜け」があったりするんだよな。。

丁度いいんで、こういう時に書いてこうか・・・と思いまして、引っ張って来ました。

「CATCH ME」

この曲、まだ書いてなかったんだな。。。なんかねえ、むかーし、書いてたような気がするんだけどなぁ。うーむ。
恐らくね、いろいろと引き合いには出してたんだよな。でも、改めて「CATCH ME」という曲タイトルでは書いてなかったのかもしれない。

なにせ、この曲、ミポリンにとってはレコードデビュー3年目にして、初めてオリコン1位を取った曲でしたからねぇ。。。

・・・・なんて、改めて書くと、そうか、そうだったよな・・・なんて自分でも納得したりして

デビュー2作目以降、毎曲ベストテン入りしてた訳で、だからそれまでにも何度かオリコン1位を取っていておかしくない実力はあったんだけどもねぇ。リリースタイミングに恵まれてなかったんだろうな。
デビュー11作目にして、ようやく掴んだオリコン1位だった訳ですわ。

ただね、個人的には、ちょっと納得行かなかったんだよなぁ、この曲での1位・・・ってのはさ。

やっぱりね、このヒトには、松本隆−筒美京平っていう黄金コンビラインの曲で1位を取って欲しかった。

この曲、どうもしっくり来なかったんだよな、当時は。

ま、今考えると、松本−筒美っていう黄金ラインから、新しい展開を見せるということで、角松敏生なんていう、気鋭のソングライターを起用して、ダンサブル路線っていう新たな路線を開拓しようとしたんだけどさ。

でも当時は、この路線が、このヒトに合っているのかどうか・・って言うの疑問に感じたんだよな。

・・・というか、まずもって、この曲で、歌い方が全く変わっちゃってたのに、違和感を感じたんだよな。
このヒトの歌い方ってもっとナチュラルだったのにねぇ、そのやや、舌足らずの歌い方に魅力があったと思うんだけど、この曲でははっきりとした発声に変わってたでしょ。

ま、角松敏生氏が、肝入りで、発声法を変えたらいんだけどさ、その変化に、やっぱり違和感だったんだよね。

その発声法が、ミポリン本人にとってよかったのか、悪かったのか、この曲を境に声が出なくなったのは確かだよなぁ。

もともと、このヒト、それほどノドは強い方ではなかったと思うんだよな。それまで舌足らずな発生だったのもそのせいだったと思うし。

そんなこともあって、この曲は、当時、積極的に好きになれなかったんだよな。 だから、当時、あんまり聴いてなかったんだよな、この曲。
まあ、当時、大学受験を控えてた身としてヒット曲ばっか聴いてられなかったっていうのもあるけどさ。(と言いつつ、受験に失敗したけど。。。)

今聴くと、このカチッとした硬質かつダンサブルなノリが、いかにもバブルが始まってた80年代後半の雰囲気だよなぁ・・・なんて思うけどね。




うーむ。この曲もバックバンドは、「Liberty Club」だったんだな。
そうすると、ベースは、現ドリカムの中村正人氏か
チラッと写ってるけど、ちょっとイメージが違うかな。
前曲の「50/50(フィフティフィフティ)の時は、一発で中村氏っていうのが分かったんだけどね。今とベースの弾き方が全く変わってなかったんでさ。


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Sea Paradise-OLの反乱- / 中山美穂

1994_07_Sea Paradise_中山美穂


今回の1曲セレクトは、「Sea Paradise-OLの反乱-」中山美穂です。

まずはデータです。

・タイトル     Sea Paradise-OLの反乱-
・アーティスト   中山美穂
・作詞       中山美穂
・作曲       K.NACK
・編曲       ATOM
・リリース日    1994年6月8日
・発売元      キング
・オリコン最高位 9位
・売上げ枚数  15.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 19位

昨日に引き続きいて・・・・あぢぃよ〜 とろけそうだよ〜。 
もう完全にナッツ〜だよね。でも、まだ梅雨明け前なんだよね。今日の昼間なんで、一体これのどこが梅雨なんだろ  ってくらいいい天気だったんだけどなぁ。

・・・・ということで、今回も「夏」っぽい曲をセレクトして来ますか。

中山美穂「Sea Paradise-OLの反乱-」

うーむ、また「ビミョウ」な曲ですかねぇ。覚えてない方も、もしかすると大いかもなぁ。
時代的に言えば今から22年前、1994年の丁度梅雨明け前の今頃のヒットなだけどね。

前曲は、この年の春にリリースした「ただ泣きたくなるの」。これは覚えてる方も多いですよね。
なんせミリオンセラーになった曲ですからねぇ。

でも、この曲は・・・といえば、いきなりその1/10程度しか売れなかったんだよね。 うん、売り上げ15万枚強。
いきなりの売り上げ急降下。

うーん、どうしてなんだろうねぇ・・・個人的には、この「Sea Paradise」って割りかし好きだったんだけどなぁ。

確かに、この曲と同日発売のアルバムからのシングルカットだったって事も大きかったかもしれない。
それに、ミポリンのそれまでのシングルに比べると、分かりずらい展開の曲だったしな。

ゴチャゴチャッとした展開のAメロとBメロ。 ここがシングルっぽくないしな。
でも、サビの ♪Oh  Sea Paradise〜 ♪ からの展開は、如何にも「夏」っぽくていいと思ったんだけどもなぁ。

兎に角、猛暑だった94年の夏は、曲調、イメージすべてが「夏」って言う感じの曲がピッタリあったんだよね。
クーラーがガンガン利いた部屋で・・・というよりも太陽の下で、ラジオから流れてくる曲を汗をかきながら・・・ってうイメージで。 そうシチュエーションに合う曲っていうのが、94年夏・・・っていうイメージなんだよなぁ。
この曲はそんなシチュエーションに合ってたんだよね。

まあ、個人的に、あの夏はそういう環境に居たからねぇ。うん、あの夏と言えば、「汗、汗、汗・・・」って言うイメージなんだよなぁ。兎に角、いっつも汗をかいてた。水分取ってた・・・って感じだったな。 今思い返しても、そういうところが真っ先に浮かんできますわ。

そんなところで、よく聴いたよな・・・ってのが、この曲だったりするんだよね。

サビの最後に ♪ どこまでも澄む空に 憧れてたBlue〜 ♪ ってあるけど、そそそ、そう言うイメージだったんだよね詰まりの所は。 そのイメージが一番強いんだよな、この曲は。
あー、海行きたくなったぞ〜。



それにしても、なんじゃ、このミポリンの髪型は。。。。


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ROSECOLOR / 中山美穂

1989_04_ROSE COLOR_中山美穂








今回の1曲セレクトは、「ROSECOLOR」中山美穂です。

まずはデータです。

・タイトル    ROSECOLOR
・アーティスト  中山美穂
・作詞      康珍化
・作曲      CINDY
・編曲      鳥山雄司
・リリース日   1989年2月21日
・発売元     キング
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数  27.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 5位
・ベストテンランクイン期間:1989年3月6日〜4月24日付
・タイアップ:資生堂89年春のキャンペーンソング

えー、1曲セレクト、本日2曲目って感じになるんだけど、先ほど書いた川本真琴の「桜」は、去年書いた奴の再掲載だったし、本当は、うちの近所の桜の写真をメインで載せたかっんだよね。
だから、今回のが、本日の「メイン」となりまする。

なんて、「メイン」と銘打ってしまいましたが、実をいえば、さっきまで何をセレクトするか、ぜーんぜん思いつかなかったんですよね。。。。いつものごとくですが、うんうん、唸りながらひねり出していたんだけど・・・。

さっき、「桜」ソングを書いたことだし、外に目を移せば、桜も満開に近いし、「さくら」を連想する曲でも持って来ましょうか。。。

で、ひねり出したのが、中山美穂さんの「ROSECOLOR」だったりして。。。。

なんて書くと、なんで、この曲が「サクラ」なの? 「バラ」じゃんか・・・なんて言われそうだけど。。。

でもさ、ROSECOLORの淡いピンク色って、「桜色」を連想させるじゃん・・・ってことで。。。
あ、ちなみに「サクラ」も「バラ科」の植物なんだよね、念のため。。。


 中山美穂さんの曲も、めぼしい曲は大体書き終わっている感じなんだけど、じゃ、なんで、この曲、今まで書いてなかったんだろ?
 この間書いた、河合奈保子さんの「ジェラス・トレイン」は、単純に「自分の好み」じゃなかったんで、今まで書いてなかった訳なんだけど、この曲は、決して、個人的にキライだった訳じゃないんですけどね。

でもねぇ、なんか、個人的には印象が薄いんだよなぁ。

まあ、曲自体、あまり派手な抑揚もない、淡々と流れるようなミディアムバラードだったこともあるかも知れん。

メロディに抑揚が無い・・というか、インパクトが無いんだよね。これは、作曲のCINDYさんの特徴でもあったんだけどさ。そそそ、このヒトのメロディラインは、wikipediaの文章をそのままパクると「アーティスティック」的。
簡単に言えば「洋楽的」なんだよね。うーん、もっと限定的に言えば、ヨーロッパ的というよりもアメリカンというかね。同じようなフレーズがいくつも続いている感じなんだよね。Aメロもサビも境目がはっきりしていない・というかね。
 それまでの歌謡曲も、アイドルポップスも、Aメロ、Bメロ、サビっいう境がはっきりしてる曲が多かったじゃん。その中に、がっちり印象付けるようなキャッチーなフレーズがあって・・・っていうさ。きいてても分かりやすい構造の曲が多かったんだよね。

でも、このヒトのメロディラインは、日本人っぽくなかったんだよなぁ。(ちなみにCINDYさんって向こうのヒトっぽい名前だけど、日本人です。本名 山本真裕美さん)
でも、作るメロディラインは、もろ洋楽的。そうだなぁ、有機的というよりも無機的なんだよね。

でも、そう言うところは、80年代から90年代に向かっていたこの時期としては、「新しい」手触りだったともいえたのかもな。 

 そんな抑揚のない、この曲の淡々としたメロディラインが、いかにも「春」を連想させる・・・というところは、決して間違いじゃなかったとは思うけどね。
うん、春霞がかかったような、淡いピンク色の・・・と言えば、如何にも日本独特の春の光景を連想するじゃん。そんなイメージっていうのかなぁ。

ただ、だからこそ、余り強いインパクトは感じさせなかったしね。だから今にして思うと印象に薄い曲となってしまっているのかもしれないな。

後は、ちょうど、この曲がヒットしてた頃、個人的にいろいろあった時期だったからとも言えるかもしれない。
ま、具体的に言えば、2回目の大学受験に失敗・・・って事なんだけどさ。。。まあ、簡単に言えば「2浪目」が決定した時期・・・ということで、若干、ヒット曲から離れ気味だったこともあったかもしれないな。(言い訳。。。)

ちなみに、今wikipedia見て知ったんだけど、作曲者のCINDYさんって15年前に亡くなっていたんですね。
今まで、全く知りませんでしたわ。



動画・・・、しかしねぇ、この曲の動画、YOU TUBEにゃ落ちてないんだな。。。。
しょうがないんで、別のサイトにリンク

http://www.dailymotion.com/video/xxyn0k_%E4%B8%AD%E5%B1%B1%E7%BE%8E%E7%A9%82-rose-color_music

この曲の頃も、声が出ない・・・っていうミポリンのイメージだったんだけど、この動画を見る限りでは、思ってたよりも比較的、声出てたんだな。
 曲の最後が「尻切れトンボ」に鳴っているのは、メンゴ。。。。 でも、この動画しか落ちてなかったんで。。。



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BE-BOP HIGH SCHOOL / 中山美穂

1985_12_BE-BOP-HIGHSCHOOL_中山美穂






今回の1曲セレクトは、「BE-BOP HIGH SCHOOL」中山美穂です。

 まずはデータです。

・タイトル    BE-BOP HIGH SCHOOL
・アーティスト  中山美穂
・作詞      松本隆
・作曲      筒美京平
・編曲      萩田光雄
・リリース日   1985年12月5日
・発売元     キング
・オリコン最高位 4位
・売上げ枚数   17.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 6位
・ベストテンランクイン期間:1985年12月30日〜1986年1月27日付
・タイアップ:映画「BE-BOP HIGH SCHOOL」主題歌

 このところ「アイドル枠」の選曲に苦心しているワタクシですが、今日も、うーんうーん・・・と迷いながら、過去の日記のアーカイブをひっくり返したりしたんだけど・・・。
 うーん、意外と曲ダブってるなぁ。。。 基本的に1度書いた曲は意識的に書かないようにしてるんだけどさぁ。。。ふらふら
 いや、あくまで「基本的」にで、厳密ではないですけどぉ・・・。その辺は、「趣味」の範囲で書いてるってことで、大目に見てくだされ。

・・・さてさて、ということで、なんか曲はないかいな・・・と思いつつ、何曲か浮かんできた曲の中で、あれれ、まだ、この曲書いてなかったんだ・・・っつう曲を一つ、引っ張ってきましたわ。

 中山美穂の「BE-BOP HIGH SCHOOL」。

 この曲もまだ、書いてなかったんだ。。。あせあせ 今まで、何回か書いたような気もしてたんだけどねぇ。。ジャケ写を何回か使ったのか。。

 えー、この曲は、中山美穂、デビュー第3弾。で、この曲で一気に曲調が変わったんだよね。
 前2曲が同じようなマイナー系の曲だったのに対して、この曲は、メジャー系のカントリーポップス。

 当時、初めて聴いた時、正直、ホッとしたのを覚えてるなぁ。大体、アイドル系って、一つ当たれば、暫くは同じパターンで来るのが、常套手段だからさ。今も昔も。。 そそそ、少し前に西野カナの時も書いたんだけど、1つ当たれば3曲は同じ曲調で行くのが「基本」なんだよね。なので、正直、デビュー第3弾のこの曲で、曲調を変えてきたのはびっくりしたけど、上で書いたようにホッとしたのが正直なところなんだよな。

 もともと「毎度おさわがせ〜」で、ツッパリ役だったわけで、デビュー曲でマイナー系で来たのは間違いではないと思うんだけど、なんか当たり前すぎって感じもしたんだよね。そこからいきなりメジャーなカントリー系に切り替えてきたわけだから、これは意表を突かれたし、でも、この曲で初めて、このヒトの可愛らしさを出せたわけでね。

結果的に、この曲でランキング的にも大きく伸びて初めてベスト5入りを果たしてきたわけだから結果オーライだったんじゃないかと思うな。

 でも、このヒトの場合は、この曲を皮切りに、結構、いろいろと変えてきてたもんねぇ。 その辺は、実験的・・というか、なかなか冒険的でよろしかったけどな。

 ま、ある程度、売れるってわかってたから・・・だとは思うんだけど、それでも、なかなか冒険的にはなれないものよ。

 ただ、作曲の筒美氏は、この曲までは、あんまり乗り気じゃなかったようなんだよね。だからか、デビュー曲の「C」から、この曲までの初期3部作は、今から考えると、「手癖」のノリっていうかなぁ、筒美氏の曲としては、あんまり「ココ」っていうツボはないんだよね。

 まあ、作詞の松本隆氏が、のり気だったし当初はしょうがなく付き合ったみたいなところがあったようですね。
この曲までは、どちらかといえば、松本氏がプロデューサー的な立場でイニシアティブをとっていたようで、詞に関しては、いつもの松本印なブランド的なノリはでてるかなぁ・・・とは思うけどさ。
ま、松本隆−筒美京平っていうゴーテルンコンビによる、「ツイてるねノッてるね」からの、中山美穂第2期では、筒美氏が俄然やる気が出てきたようなんですけどね。

 とはいえ、始めに書いたように、この曲から、メジャーに変わってきたのは良かった。
 
 いや、どうしても、当時の中山美穂ってさ、「毎度おさわがせ〜」の役だった「のどか」のイメージ・・・チョットエッチでつっぱってて・・・って感じが強かったからさあ、少なくとも、この曲で、そのイメージが消えたのは、良かったんじゃないかなぁ。

 ・・・っつうか、この曲、映画版の「BE-BOP HIGH SCHOOL」の主題歌で、もちろん、中山美穂も出てたんだけど、どんな役だったのよ? ワタシ見てないからなぁ。。。



一瞬、河合美智子かと思った。。。。。。


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