今回の1曲セレクトは、「涙をふいて」三好鉄生です。
まずはデータでーす。
・タイトル 涙をふいて
・アーティスト 三好鉄生
・作詞 康珍化
・作曲 鈴木キサブロー
・編曲 鈴木キサブロー Jバクスター
・リリース日 1982年8月5日
・発売元 アルファ
・オリコン最高位 17位
・売上げ枚数 11.9万枚
・タイアップ:中外製薬「新グロモント」CM曲
・THE HITCHART HOT30最高位 18位
前回書いた、まっちの「Baby Rose」は、mixi時代を含めて、まだ書いてなかった曲ということだったんだけども、今回引っ張ってきた曲は、mixiで1度書いてんだよね。
2006年だから、今から16年前に。。。




でも、ここのブログにはないから、この曲も移植し忘れたんだろうなぁ。。。。
それか、後々のためにとってあったか? 。。。
三好鉄生さんの「涙をふいて」
この曲、覚えてますか?
そうです、「ガンバリマース」の雄たけびが入る、「新グロモント」のCMで流れてた曲ですよ。
・・・って書いて、分かる人は、けっこう同年代以上だよね





1982年。丁度40年前の今頃ですよ、CMが流れ、曲もヒットしていたのは。
歌ってた三好鉄生さん。あの「ガンバリマース」の張本人ですね。
当時30歳。 で、この曲がデビュー2作目という当時のバリバリの新人だったんですよ。
そう、花の82年組・・・・シブがき隊、中森明菜、小泉今日子、堀ちえみ、早見優、石川秀美・・・などと、デビューは同期になるわけです。。







これ当時でもかなりの異色だったなぁ。
それにしては30歳にしてのデビューは、超遅咲きでしたわね。
北海道出身で、それまでは炭鉱夫として働いていたというから、デビューも遅くなってしまったようでけどね。
当時はそういうパターンもあったんだよね。
「おやじの海」の村木賢吉氏も同じパターンでしたしね。まあ、三好鉄生氏の場合は、もっと若い段階でデビューでしたが・・。
この「涙をふいて」って曲。
日本の曲としては珍しいくらい、カントリーっちくな曲。
うんにゃ、普通、カントリーっていったら、バンジョー、ペケペケって感じで、明るい曲が多いけど、この曲は、ブルースっぽい、モロ黒いんだよね。間奏では、ゴスペルも感じる。
夕陽に向かって歌ったら最高やね。いずれにしても、雰囲気的にはテキサスあたりの(アメリカ)南部のイメージですわ。
これ最初に書いた時には、全く意識してなかったんだけどもカントリーブルース。 モロですね。
その後のヒット曲には、この手のカントリーブルースを彷彿させるような曲もあることはあるんだけども、あの当時では・・・・うーん、どうなんだろう、少なくとも「ヒット曲」には少なかったと思う。
とはいうものの、当時聴いたときも、それほど強烈に新鮮さは感じなかった。。。
・・・ということは、あの当時から、この手のカントリーブルースっぽい曲は他に聴いてたんだろうな、どっかで。
まあ、このヒト自体、垢抜けないっていう雰囲気があったからですかねぇ、いや、イメージ的には、これほどピッタリなヒトはなかなかいないと思いますよ。
それに、けっこう巨漢なコノヒトの歌いっぷりはダイナミックだったしね。
サビの ♪ 涙をふいて 抱きしめあえたら 〜 ♪は、やっぱり、インパクトは充分だったしね。
でも・・・かなしいかな、やっぱりそれでも、あの「ガンバリマース」が先行して売れてたっていうところは拭いきれなかったわけで・・・、ヒットチャート的にはこの曲だけでしたね。
この曲のジャケ写みても「濃い」もんね。やはり、あまり「濃い」のも・・ってところかなぁ。
丁度時代はシティポップスっていう薄味の時代になりつつあったからね。
だけども、いま改めて発売元を確認すると、この曲「アルファ」からのリリースだったんですねぇ。
それこそ、ユーミン、ハイファイセットなど、シティポップスを多く輩出した、「オシャレ」なレーベルですわ。
それを考えると、シティポップスとは真逆な、カントリーブルースなこの曲が、アルファからリリースされていたっていうことも、異色だったような気がするな。
この曲から5年後、やはりCM曲だった「すごい男の歌」(サントリー生ビール)が、ロングヒットになった。
この曲はクラウンからリリースされたけど、どちらかといえば、そういうイメージだったんですけどね。
ちなみに70才を越えた今でも、現役のシンガーです。
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