かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

ランキング

50年間オールタイムランキングを公開しました

告知しておいて大分経ちますが、2025年12月25日付ランキングをもって、当チャートも1976年1月12日付公開開始から50周年となりました。
これを記念して、ワタシメのサイトにて、「50年間オールタイムランキング」を公開しました。




ランキング集計対象期間は、上記の通り、1976年1月12日〜2025年12月25日付 全ランキングです。

ただし、1979年5月〜12月については、現状、資料不足のため、一時停止の状態になっています。
そのため1979年の特に下半期のヒット曲については、ランクに入っていないことをご了承ください。。。

この期間の「コンフィデンス」(年鑑ではなく、週刊のいわいる業界紙)があれば作れるんですけどね。。。 国会図書館にもないもので。。。あとは古本に期待するしか・・・ とはいえ約50年前の業界紙なんてないだろうなあ。。。
・・・ということで、すでに半分白旗ムードなのですが。。。
もし、ありか知ってるよ・・・と言う方がいらっしゃいましたら、ご連絡いだたけるとありがたいです。



最近テレビでも、70年代、80年代、90年代、00年代という、10年区切りでのランキングや、例えば2000年以前、以後 ・・という区切りのランクは時折みられるものの、50年「通年」のオールタイムランキングは、これまでほとんどなかったと思います。

それいえ、パッと見、どうも見慣れないなあ・・・と思われることも多いかもしれないです。

「マス」としてテレビやラジオで頻繁に聴いてた時代のヒット曲と、「個」としてネットやサブスクを聴いてる時代のヒット曲では、どうしても1曲に対する重みに差を感じてしまう。

同じような定規で測り、トータルの得点が同じようではあるけれど・・・。そんな違和感ですね。


この間も別トピックスで書いたけども、ランキング最上位は、ここ5年間、主にサブスクで人気の超ロングヒットを続けた曲がかなり占めています。

一時は、サブスクの性質上、このまま超ロングヒットの時代が続くのか? オールタイムランクの上位は更新され続けるのか?
・・・とも思えたけども、今年2026年に入ってからの傾向を見ると、そうでもなくなってきているように感じます。

人によっては、ビルボードのリカレントチャート対策のおかげ・・と思われるかもしれないけども、個人的には、そうじゃないと考えてますわ。

あくまで、ヒットのメインが、サブスク中心のバンド、ソングライター系から、ダンス、アイドル系に、傾向が変わってきたから。

これらのアーティストは、ジワリなロングヒットではなく、あくまで初動型のヒット傾向、さらに言えば、次から次に新たな曲をリリースということから、ロングヒットになりにくい傾向が強い。
つまりは、ビルボードがリカレントチャート対策をしようがしまいが、結局は納まるところに納まった・・・ということですわ。

そんなところから、オールタイムランキングについても、この先、今回のランキングから、特に上位に新たに曲が次々に加わるような大きな更新は、暫く無いんじゃないのかな?   と思っています。

結局は、これも時代の流れだったに過ぎないんじゃないのかな?

何年か後、♪そんな時代もあったね〜♪(by 中島みゆき)・・・というところでしょうね。

そんな感じで、ランキングも見てもらえればと思いますわ。




折角の「50周年」なんで、公開範囲も5000位までにしようかなあ・・・ともはじめ考えたんですが、あんまり公開範囲を広げ過ぎても、興味がある人はあんまりいないだろうなあ・・・
・・・というか、作っているうち、多くの人が「この曲知ってるわ」と思えるのが、ちょうど3000位くらいと思えてきました。
この間も書いたように、マスターでの全楽曲が3万曲強なので、公開範囲は、まあ、1割くらいですかね。
・・ということで、これまで「グランドチャート」ということで、5年前、45年間オールタイムランキングとして公開してきたのと同じように3000位までにしました。

何気にトピックスが多いランキング

ワタシメの今週2026年3月19日付ランキング更新



何気にトピックスが多い週となりましたわ。

スクリーンショット (122)


まずは、嵐、5年4か月振りの新曲「Five」いきなりの3位初登場。
各ワイドショーでも盛んにやっているように、ラストドームツアーが、先週札幌から開始。 これにシンクロするように、先行リリースされた。今回の楽曲。
5年4か月の空白期間があったとは言え、いきなり3位まで持ってくるところはさすがというべきでしょうかね。
ネット配信、動画ランクでは圧倒的な強さを見せたものの、ラジオチャートで出遅れ感があったことから、このランク。
もっとも現在のラジオチャートは、ほぼFMで占められているため、この手のアイドルポップスに分が悪いことも大きいが。
ラストライブが開催される5月末までは、暫くは、嵐フィーバーが続くんだろうな。




8位には、件のNetflix WBC応援ソング、稲葉浩志「タッチ」が初登場。
なんやかんや言うても地上波中継のないWBCの盛り上がりも、前回に比べたら今一つか・・と感じたりするんだけども。。。
それにもかかわらず、この曲の支持は大きんだよな・・・というのがはっきり表れたような結果。
いや、個人的にはベストテンにも入んないんだろう・・とタカをくくっていたんだけども。ネット配信、動画、ラジオチャートと、意外と幅広く上位進出。ベストテン入りと相成りました。
・・と言ってたら、対ベネズエラ戦は借敗。終戦。
せっかく盛り上がりかかってきたのに・・・この曲もここまでかなぁ。。。





 14位 Mrs.GREEN APPLE 「ライラック」のランクイン登場週数が100週に到達。
Mrs.GREEN APPLEとしては「青と夏」「Soranji」「ダンスホール」「ケセラセラ」に続く5作目の100週到達。
ワタクシのランクキング、登場100週5作目は、もちろん最多。
この他、ランクイン100週越えを複数作持つアーティストは、back numberのみ(「水平線」「クリスマスソング」)
ミセスの圧倒的な支持力を見せつけられるような結果ですわ。
ただ、件のミセスも今年に入って、去年までのアーティストパワーも落ち着いてきているように感じるわけで。もしかすると。これが最後のランクイン100週越えかもしれん。




2025年上半期ランキングTOP100を掲載しました。

更新が遅くなってしまいましたが、ワタシメのサイトの2025年上半期ランキングTOP100を掲載しました。




いつものごとくランキングのデータダイジェスト。

・集計期間: 2025年1月2日〜6月26日付 26週分
・集計期間内ランクイン楽曲トータル 329曲 (前年比 -16曲)
・平均ランクイン週数 4.77週 (前年比 +0.44週)    標準偏差 5.72 (前年比 +0.34)
・トータルポイント20万点オーバー 1曲 (前年比 +1曲)
・トータルポイント10万点オーバー 7曲 (前年比 -1曲)
・トータルポイント5万点オーバー 16曲 (前年比 -3曲)

・・・ということで、2025年上半期ランキングを発表しました。
ベストテン内の顔ぶれ・・・大半が「Mrs.GREEN APPLE」じゃん!
・・・というランキングと相成りました。

ベストテン中 6曲がミセス・・・という。  

まあ、事前に分かり切ってたことではあるんですけどね。。。。

私のランキングも今年で50年分のデータが溜まりつつありますが、年間、上半期チャートで、こんなベストテン中半数以上を一組のアーティストで占めるなんちゅうのは、もちろん初めてですわ。

パッと見、異常というか、異様というか。。。。

上半期期間中の、1曲あたりの平均ランクイン週数は4.77週。 これは昨年上半期の4.34週よりもわずかに上回っている。 ただし、平均ランクイン週数の標準偏差も、昨年上半期よりも0.34ポイントあがっているので、超ロングヒットの曲と、比較的短期ヒットの曲との差が昨年よりも大きくなりつつあるとい傾向が見られたという結果。

実際、ベスト20内に広げても、半数以上は2024年以前のリリース曲となっていたりする。
昨年の上半期ランクでも、前年以前リリースの曲はランク上位で見られたが、ベスト20内では9曲と、それでも半数以下だった。
今年は昨年よりも増して、超ロングヒット傾向は増えたという結果になりましたわな。

サブスクの隆盛が超ロングヒットに拍車をかけていると言われている。
まあ、たしかにそれについては、個人的にも異論はない。

ただ、それだけなのか?  とは個人的には感じたりしてますが。。。
インパクトが強い楽曲、 刺さるメロディラインの曲・・・つまりはキャッチーな曲のリリースが少なくなってきているんではないのか? 
そもそも、次の時代を引っ張っていきそうなパワーのあるアーティストの出現が最近は少なくなってきているんではないのか?

個人的には、こんなところも超ロングヒットを生み出している要因ぢゃないのか? とは感じますね。
なにより、ヒット曲自体の傾向も変わってきている。 ここ数年のポップロック系、つまりはバンド、シンガーソングライター系から、作詞、作曲は別のポップス系、
業界的に言えば、音制連系から音事協系の楽曲に、ヒットの傾向がシフトしてきている時期ではないのか?

音事協系のポップスは得てして、超ロングヒットにはなりづらい・・というのは、日本のヒット曲では大昔からの傾向。
アイドル系の曲は、70年代以降、瞬間的なヒットは多くても超ロングヒットって少ないでしょ。音事協系の曲は火が付くのが早いけど収束するのも早いのよ。だからロングヒットになりづらい。
逆に言えば、音制連系の曲は、、フォーク・ニューミュージック時代の昔からロングヒットって意外とあるんですよ。
今は、その端境期。 ウイークリー単位では、音事協系ポップスがランキングの上位に来ているが、 音制連系の楽曲が、まだ後残りのヒットを続けているため、結果的に昨年以前の楽曲が超ロングヒットという形で、「上半期」という比較的長期の集計のランキングでは上位に多く「残っている」。 それが今年の上半期の傾向なのではないか?

それでも、現在の超ロングヒットも、いずれはパワーダウンの時が来るはずだし、逆に、音事協系の楽曲へへ、さらにヒットの傾向がシフトしていくようであれば、恐らく、現在のような超ロングヒットがチャートの上位に多く席巻することも、徐々に収束していくんではないのか。
個人的には、そう見てるんですけどね。

たしかに、「今」の視点で見ると、ちょっと異常な感じに映るけども、今の傾向が今後永劫に続くということは、まず考えられない。ヒットの傾向は刻々と変わっていくものなのよ。
それが時代と言うもんだと思うし。 だから、今の傾向も、何年か後になって、「そういえば、超ロングヒットっていう時代もあったよね」・・・と思えるようになると思うのよ。
ヒット曲を追っかけ続けて50年近く。今までずーっとそうだったし、この先変わるとも思えない。


今年下半期から、某ビルボードチャートでは、ロングヒット楽曲に対して、サブスクのポイントを減額するハンデをつけるという。

この措置について、個人的には上記のような見解から「はやまったな」と思ってる。
なんで、もっと我慢できなかったのか? どうしてもっと長期を見据えることが出来なかったのか?
データ集計は、一時の傾向でそう簡単に集計方法を替えちゃダメなんですよ。
我慢することも大事なわけです。

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