かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

ビーイング系

Stand Up / 倉木麻衣

2001_Stand Up_倉木麻衣



今回の1曲セレクトは、「Stand Up」倉木麻衣です。

まずはデータです。

・タイトル    Stand Up
・アーティスト  倉木麻衣
・作詞      倉木麻衣
・作曲      徳永暁人
・編曲      徳永暁人
・リリース日   2001年4月18日
・発売元     GIZA Studio
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数   47.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位  1位
・ベストテンランクイン期間:2001年5月3日〜5月31日付
・タイアップ:日本コカ・コーラ「爽健美茶 Natural Breeze 2001 happy live」CM曲

あー、ゴールデンウイークが終わっていく。。。 まあ、厳密に言えば今週、土日もゴールンデンウイークの範疇なんだろうから、まだ終わっていないんだろうけど、明日、普通に仕事だかんね。

個人的な中では、今日でゴールデンウイークも終わりだぁ〜 っていう意識なんだよなぁ。

あー、ユ・ウ・ウ・ツ。   

五月病なんてさあ、社会人なりたての若い方がかかるもんなんだろうけど、ワタシみたいな50過ぎのロートルおっさんでも、そういう気分になるもんなのよ。

特に明日は、普通に出勤しなきゃいけないしさあ。。 ここ3年、すっかりテレワークに慣れきってしまった身には、早起きして、満員電車に揺られなきゃいけないと思うと、出勤・・ということだけでもユ・ウ・ウ・ツなのよね。

これは、定年を迎えるまでは、毎年そういう気分が続くんだろうね。


・・・なんて、暗い話題のマクラになってしまったけど、今回は2001年ゴールデンウイーク明け頃のヒット曲を一つ。

倉木麻衣さんの「Stand Up」

アーカイブを調べてみたら、倉木さんの曲って1曲セレクトで、まだほとんど書いてなかったんだな。

うーむ、どうも、この年代あたりになってくると、本当に「昨日」な感覚なんだよね。
でも、冷静に見ると、20年以上経ってるんだよなぁ。 そろそろこの辺りの曲も書いていかないとね。

まあ、2001年は、すでに自分のサイトをオープンしてから1年過ぎてたし、恐らくこの曲なんかは、当時のBBS に「新曲」の寸評として、当時一度書いてたと思うんだけどさ。

そのBBS も既に過去の遺産。 ブログで再度残すのもいいしね。



個人的に、この曲好きだったのよ。 倉木さんにはしては珍しく、ギターを前面に出したラフなサウンドだったじゃん。

5月病の憂鬱な気分を吹き飛ばしてくれるような・・・。まあ、そんな単純な理由からだったけど・・・。

いや、実際、あの年(2001年)のゴールデンウイーク明けは、個人的に大変な目に合った時期でさ。 まあ、あまりにも愚痴になってしまうから、詳しくは書かないけど、兎も角、精神的にはどん底だったのよ。

そんなどん底の気分を吹きとばしてくれた1曲ですね。この曲。

この曲までの数曲の倉木さんの曲って、個人的には、それほど触手が伸びなかったのよ。

具体的には、前年秋の「Simply Wonderful」なんかは、キラキラとした面白い音色の曲だな・・とは思ったけども、その後の「Reach for the sky」も「冷たい海」も今一つ、はっきりしない印象が先に立ってたし。。

そんな流れから倉木麻衣ってヒトは、「2000年」に限定した人で、2001年以降・・・というか2000年代をリードしていくヒトではないのかな・・とも思えて来ていたんだよね。

ここでもよく書いてるけど、その年、その年でヒット曲の傾向、カラーって変わってくるじゃない

倉木麻衣ってヒトは、2000年っていう時代のカラーにはドンピシャ嵌っていたけど、2001年っていう時代のカラーからは外れているんじゃないか・・・なんて思えてたんですよ。

そんな折、↑で書いたように、それまでの倉木さんの曲にはなかったようなラフなギターサウンドだったからさ。

そそそ、この乾いた空気感なのよ2001年のカラーって。
どこまでも続く青い空と、乾いた空気を思わせてくれる。まるで、カリフォルニアの乾いた空気なような。。。

そう思えたのは、やっぱLOVE PSYCHEDELICOとかが出てきたからなんだろうな。

向こうのアーティストで言えば、Sheryl Crowのような独特の乾いた空気感。

そんな時代の空気感に旨く嵌ったような手ごたえがあったんだよね、この「Stand Up」って曲。

でも、そう思えたのは、実際「爽健美茶」のCMが、そんなどこまでも続く青空だったから・・・と、ずっと記憶してたんだけども・・・。 どうも、実際は違ったみたいですね

↓ コレ


ウーン、この曲から浮かんでくる、あの青空と、乾いた空気感は、一体どこから連想したんだろうな。。。 


ところで、今回この曲を書くにあたって、ネット上を物色していたら、倉木麻衣の制作サイドはパロディ好きだ・・・って趣旨のブログに出くわしたりして

↓ コレ



なんか、いろいろと批判的なことが書かれたりするけど、本人はあくまで倉木さんファンのようですね。

その中にこの曲の下敷きにした曲ってのが書かれたりしてるけど

↓ コレ




なるほど、やっぱ下敷きにしてる曲があったのね。
まあ、いきなり曲調が変わったんで、なんかあるんだろうな・・とは当時から思えたけど。。。
個人的には、この曲が下敷きで間違いなさそうとは思えるけど、真相は如何に。。。


昔だったら、パクリだぁ・・・とワタシも騒いだだろうし、↑のブログが書かれた2009年頃も、まだパクリ疑惑があった頃でもあるから、記事にもそのように書かれたりするけどさ。
今や、サンプリングって言う概念も一般的になったし、J-POPって下敷きになっている曲が多いってことが、今となってはみんな知ってるようになりましたからね。特段騒ぎ立てる事でもなくなりましね。 






ところで、↑でこの曲がヒットしていた2001年のゴールデンウイーク明けは、個人的に大変な目に合った時期でさ・・・って書いたんだけども、この1か月後に、その後の人生に関わって行く、某C社の求人広告を目にすることになる。

もし、この曲がヒットしていた頃の自分に会えるとしたら、あと1か月後に人生変わるぞ・・と言ってあげたいですねぇ。。。

そんな人生のターニングポイントに差し掛かるほんの少し前ってことでも、印象に残ってる曲だな、この曲は。 

まあ、あくまで個人的なことですけどね。。。


蛇足だけどさ、倉木さんのwikipediaには、各シングルとアルバムの詳細売上げ枚数出てるけど、オリコンさんに怒られないんですかねぇ。
ボキは、昔、怒られたけどさ〜。


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君がいない / ZARD

1993_06_君がいない_ZARD


今回の1曲セレクトは、「君がいない」ZARDです。

まずはデータから

・タイトル     君がいない
・アーティスト   ZARD
・作詞       坂井泉水
・作曲       栗林誠一郎
・編曲       明石昌夫
・リリース日    1993年4月21日
・発売元      B-Gram
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数   80.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1993年5月7日〜6月7日付
・タイアップ:日本テレビ系ドラマ「彼女の嫌いな彼女」主題歌

個人的にもすっかり失念してたんだけども、ZARDの坂井泉水さんが亡くなってから、12年も経つんだよね。
先日YAHOO トップページの「あなたへのおすすめ」コラムに掲載されてて、ハッとした次第で。
・・ということは、今年が13回忌になる。 早いもんだね。

亡くなった2007年は、個人的にはどん底の精神状態の頃。 じつはこの時期、ちょっと「鬱」を発症してて暫く休職し病院通いしてたんですよ。

精神的に病んでた時に追い打ちをかけるように衝撃的な出来事だったな坂井さんが亡くなった事は。

本当は命日の5月27日に、1曲引っ張って来たい・・とは思ってたんだけど、やっぱ平日は忙しくてなかなか書けない・・・・っちゅうことで、遅ればせながら週末の今日になってしまいましたね。

今回引っ張ってきた曲 「君がいない」

実質的なZARDのブレイク曲となった「負けないで」の次のシングルだ。

ただ、今となってはどうも影が薄い1曲ではあるんだよな。 
確かに「負けないで」の大ヒットの余韻を引きずって売り上げこそ80万強なんていう、数字だけ見るとこの曲も大ヒットの部類に入れてもおかしくはないんだけども、如何せん印象が薄い。

今となって数字だけ見ると「そんなに売れたのか」って感じでもあるんだよな。

個人的にこの曲の音源を未だに持っていないんで、曲を聴きこんでいないっていうのも印象に薄い利用の一つかもしれないけど。

逆に言えばヒット当時、それほど印象に残らなかったんでずっと音源を持っていなかったんだよな。


正直、リリースしたZARD側も、それほどヒットにこだわった所も感じない。 

通常、大ヒットの次と言えば「2匹目のドジョウ」を狙い、オリコン連続1位を狙うのが通例。 でもこの曲はオリコン初登場2位。 
しかもその時の1位は、同じビーイング系の「盟友」 WANDSの「愛を語るより口づけをかわそう」だったする。

こんなチャートの動きから見ても、少なくとも初登場1位の連続大ヒット狙いではなかったんじゃないか・・・っていうのも見て取れたりしてね。

まあ、そう見えるのもランキングの動きの結果、後から感じる事なのかもしれないけど。

・・・というのも、WANDSの「愛を語るより口づけをかわそう」は、この「君がいない」よりもリリースが1週早かったんだよね。

こんなリリースタイミングからビーイングとしては、WANDSの次はZARDが1位・・・って言う腹積もりだったのもかもしれない。

ただ、WANDSの「愛を語るより口づけをかわそう」が4週連続なんて予想外()な長期間1位に君臨しちゃったために「君がいない」が1位を取れなかったとも思える。

ちなみに、この「君がいない」は初登場から4週連続2位なんて、この頃にしてはかなり面白いチャートアクションを見せてたりする。もちろん、そのうち3週はWANDSに苦杯を喫していた訳だけど・・・。

いや、それ以上にこの曲がヒットにこだわっていなかったんじゃないかと思える点は、この曲をリリースして、1か月後、間髪をいれずに、あの大ヒット曲「揺れる想い」をリリースしてたりするんだよね。

「君がいない」のリリースから間隔1か月でのリリースなんて、当時としても「え?」と思えるようなリリースタイミングだったんだけども「揺れる想い」は。
でも、既に「ポカリスウェット」のCMで大量OAしてた「揺れる想い」は、インパクト大だったからなぁ。こんなリリースタイミングとなってんだろうけど。

このようにWANDSの「愛を語るより口づけをかわそう」と、自身の次のシングル「揺れる想い」に挟まれた「谷間曲」のような存在に、チャート的な点からも見れるんだよね。

いずれにしても、この曲がヒットしてた頃のチャートを振り返ってみれば、ビーイング系の「黄金期」だったんだよな。
ちなみに、1位 愛を語るより口づけをかわそう  2位 君がいない の時の3位は、1週がDEEN「このまま君だけを奪い去りたい」 2週が大黒摩季「別れましょう私から消えましょうあなたから」。

チャート上位はビーイング系1色だった頃。 まさにビーイング系ブームが頂点を極めてた頃ですね。

正直、このままずっと永遠にビーイング系時代が続くんじゃねえか・・・なんて思い始めてたからなぁ。
それとともに、個人的にはビーイング系の楽曲に急速に「食傷」感を感じてきた頃ですね。

「もういいよ」って感じで。。。



MVの作りをみると、どうしても、デビューしたてのころの倉木麻衣さんとダブってしまう。
いや、逆に言えば倉木麻衣さんってZARDのプロトタイプとも思えるんだよね。 
うん、当初は宇多田を意識して・・とは思ったけど、2作目の「Stay by my side」、3作目の「Secret of my heart」あたりからZARDの匂いが強くなってくる。

もし今でも坂井泉水さんが生きていたらどんな曲を歌ってたんだろう? と思ったりもするけど、倉木さんの曲を見ていれば、もしかするとそれに近い曲をやってたんじゃないか・・・なんても思えたりするんだよな。


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IN MY ARMS TONIGHT / ZARD

1992_10_IN MY ARMS TONIGHT_ZARD

今回の1曲セレクトは、「IN MY ARMS TONIGHT」ZARDです。

まずはデータです。

・タイトル     IN MY ARMS TONIGHT
・アーティスト   ZARD
・作詞       坂井泉水
・作曲       春畑道哉
・編曲       明石昌夫
・リリース日   1992年9月9日
・発売元     ポリドール
・オリコン最高位 9位
・売上げ枚数   32.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 9位
・ベストテンランクイン期間:1992年11月2日付
・タイアップ:TBS系ドラマ「学校があぶない」主題歌


やおら、残暑見舞い申し上げます。。。と言いたくなるくらいの暑さですわ、本日は。
まあ、台風が運んできた熱波というものの、ちょっち10月にしては暑過ぎるんぢゃないかい
なんて、グチりたくなってる本日です。
本当は、秋ですね〜・・・なんて書きだしにしたかったんだけどなぁ。

さてさて、音源は持っているものの、今となっては存在が希薄・・・って言う曲もあるんだよな。
本来は、自分で持ってる音源は、通勤途中にヘビロテでしょっちゅうかけてるんで、存在が希薄ってことはない筈なんだけどさ。。。

でも、この間、92年の今頃の曲をWALKMANで改めて聴いてて、「あれ? これってなんだったっけ・・・」なんて思っちゃった曲があったのよね。

今回はその曲をセレクト。

ZARD 「IN MY ARMS TONIGHT」

あれだけのヒット曲を飛ばしながら、ZARDの曲も、今まであんまり書いて来なかったな。
まあ、代表曲って言われる曲は、流石に既に書いたけどさ。

どうもね、イメージがダブるんだよね、ZARDの曲って。 そいで、今まであんまり筆が向かなかったところもある。

イメーがダブるってことは、それだけ希薄な存在の曲もあるって事でさ
この「IN MY ARMS TONIGHT」にしても、今となっては言われなかったら、「なんだっけ?」なんて思ったりしません?
個人的に、この曲と、次の年の「もう少し あと少し・・・」のイメージがダブるんだよね。同じ9月リリースだったし。
それで、どっちがどっちだったけな・・・とか思ったりして。。。

うーん、ワタシだけかなぁ。

この曲はリリースが1992年9月。 ZARDの実際上のブレイク曲となった「眠れない夜を抱いて」このわずか1か月後にリリースされ、チャート上では、同じような時期に同じようなチャートアクションをしてた・・・っていうイメージが強い。

個人的には両曲とも、bay fmの「パワーカウントダウン」で知ったのかな? いや、92年当時と言えばパワカンが唯一の「音源」情報源だったんで、ほぼ間違いないと思う。

実は当時、パワカンからエアチェックしたカセットが未だに残ってるんだけど、ちょっと聴いてみたら、「眠れない夜を抱いて」の次が、この「IN MY ARMS TONIGHT」なんだよな。 

・・・ということは、ランキングもほぼ並んでたんだと思う。

そう、陽の「眠れない夜を抱いて」 に対して 陰の「IN MY ARMS TONIGHT」 そんなイメージだったんだよな。

でも、個人的には、やっぱり「眠れない夜を抱いて」の方に軍配を上げてたんだよな。 やっぱりカラーがはっきりしている分、曲が分かりやすかったし、親しみやすかったしね。

それに対して、この「IN MY ARMS TONIGHT」は、よく分かんなかったんだよ。
メジャー系の「眠れない夜〜」に対してマイナー系の曲だったし。シングルのタイトル曲というよりは、カップリング・・・そんなイメージだったと思う。

それでも、ちゃんと手もとに音源があるって事は、なんか引っかかるもんがあったんだよな、きっと。

それが思い出せない。

もしかすると、意外と単純に、坂井泉水さんの「美貌」に魅かれて ・・・だったのかもしれないけど。。。 

後年、テレビに出なくなった坂井泉水さんだけど、この曲の頃は普通に歌番組に出てたんだよ。
坂井さんの可愛らしさと、不思議な魅力に、「これは〜」と思ったもんだったよな。

ただね、当時は、まだ、立ち位置が良く分かんなかった。 アイドルなのか、アイドル外のポップスなのか、ロックなのか・・。 そもそもビーイング系っていうのも、まだ良く分かってなかったし。。。。
92年の夏時点では、まだビーイングも「ブーム」と言うほどの勢いぢゃ無かったんだよ。その後、ビーイングブームを牽引して行くこととなるWANDSが大ブレイクするのは、この僅か後となる(まあ、ほぼ同時期と言ってもいいが・・・)

ガールズポップ。 
ZARDがデビューした頃、一つのムーブメントとして、そんな立ち位置のジャンルが確立しようとしていた。 ただ92年の夏ごろになると、このムーブメントも下火になりつつある頃でさ、もしかすると、このヒトもそのまま消えるのかもな・・・なんて思いもあったしさ。

この曲の次が、超ブレイク曲となった「負けないで」。 
庶民的な親しみ感があり、それいえに絶大な求心力が漂っていた「負けないで」に比べると、「眠れない夜を抱いて」にしても、この「IN MY ARMS TONIGHT」にしても、そこまでのインパクトはなかったしね。 それいえに、その先があるとは言えないって言う不安定さはあったよね。

特に、「IN MY ARMS TONIGHT」は、インパクト的に弱かったしさ。 このままフェイドアウト・・・ってなってもおかしくなかったんだよ。




そうだ、この曲で引っかかったのは、サビのコード進行だ。
いま、↑の動画を見つつ、当時の「ゲッカヨ」の譜面をみてて思い出した。

サビの ♪ 夢を見させて 時間をとめて ねえ少年のように〜 ♪ の

♪ねえ、少年のように〜 ♪ でC#m7 から Cdimに行く不安低なコード進行。 ここが気になっちゃってね。

それまで、普通のポップスだったのが、どういうことかクラシックっぽい壮大な響きなんだよね。 全体的にインパクトが弱いきょくではあるけど、この1点が、他の曲のような響きになる。 ここに引っかかったんだろうな。

まあ、それでなくても、最後の

♪ Let me hold you in my arms tonight〜 ♪ 

のキャッチーなまとめ方は、めっちゃビーイング系らしいよな・・っとは思うけどさ。


ちなみに、この曲のバックコーラスは、大黒摩季 姉さん。(ってか大黒さんとは同い年なんだけど・・・
うーむ、これはずっと知らなかったな。姉さん大分、声抑えてるよね。 

大黒さんが、「初めてのH」っちゅうマルちゃんのカップラーメンのCM曲で衝撃的なブレイクを飾るのも、この曲がリリースされた僅かに後。
つまりは、92年の秋、ビーイングブームを牽引する屋台骨が揃う訳ですね。 


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このまま君だけを奪い去りたい / DEEN

1993_05_このまま君だけを奪い去りたい_DEEN

今回の1曲セレクトは、「このまま君だけを奪い去りたい」DEENです。

まずはデータなのだ。

・タイトル    このまま君だけを奪い去りたい
・アーティスト  DEEN
・作詞      上杉昇
・作曲      織田哲郎
・編曲      葉山たけし
・リリース日   1993年3月10日
・発売元     ポリドール
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数  129.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1993年4月5日〜6月14日付
・タイアップ:NTTドコモ「ポケットベル」CM曲

えー、久々に「土日」以外、平日に書いてる1曲セレクトどぇす。
本当は、仕事で疲れてるし、また週末に書こうかなぁ・・・なんて思ったりしてたんだけども、なんか、落ち着かなくてPCに向かってたりします。
実は、昨日書こうと思ってたんだよね。今回の曲。

DEEN「このまま君だけを奪い去りたい」

いや、昨日、いつものごとく会社から「持ち帰り」の仕事を、東京FMでやってた「DEEN」特集を聴きながらやってた訳よ。
まあ、当然のごとく、この「このまま君だけを奪い去りたい」が流れたんだけどさ、ふと、「この曲書いたよなぁ」・・ってのが浮かんできて、おもむろに過去のアーカイブスを調べたら・・・

むむむむ、まだ、書いてないではないか

流石にねぇ、「ミリオンセラー」の曲を書いてないのは、マズイよね・・・って訳でさ、書こうと思ったんだけども、昨日は「持ち帰り」の仕事が終わんなくてねぇ・・・。今書いてる訳なんですわ。

本当は、別に書こうと思ってた曲があったんだけど、こっちの方が先かなぁ・・・なんても思った訳で。。。


この曲、DEENのデビュー曲なんだよな。デビュー曲にしていきなり130万枚近くのミリオンセラー。

うーん、これも当時の「ビーイング」ブームの恩恵の賜物って奴なんだろうなぁ。

そそそ、作家陣を見れば、一目瞭然な訳なんだけども、当時はビーイング系だったのよねDEENって。

93年の今頃、ビーイング系がもっとも勢いがあった頃だ。

そして、ワタシはと言うと、ビーイング系に最も「飽き飽き」としていた頃だ。  うむ、いつもながら「天邪鬼」なワタシだ。

たってさあ、ヒットチャート聴いてると、あれもこれもビーイン系一色でさあ・・・。 1位は週替わりでとっかえひっかえビーイング系だったし、流石に飽きるってもんですよ。

まあ、後年のエイベックス系、いや、最近のAKBグループを思っていただければいいか、当時を知らない方は。

プロデューサーの時代。

90年代を称してそんな風に言われるけどさ。 90年代後半は、小室やつんく♂がそうだったじゃん。 それに先立って、90年代前半はビーイング系だったわけだ。そそそ中心人物は総帥の長戸大幸氏。

あざとい売り方ではあったけどさ、曲はキャッチーだったんだよな、ビーイング系のどのアーティストも。
当時一大ブームだった「カラオケ」で歌える事っていうのが大前提にあったからねぇ。
ビーイング系の曲は、カラオケ受けが良かったからなぁ。

だから・・という訳でもないんだけども、前年の92年頃までは、個人的にもキライじゃ無かったんだよねビーイング系も。。。

でも濃い牛乳を毎日飲むと飽きる・・・っていうのと同じように毎週毎週、キャッチーで「濃ーい」サウンドの曲を聴いてるとさ、飽きる訳さ。

そそそ、ビーイング系の曲って一様に「濃い」サウンドだったからなぁ。

まあ、 当時ティーンエイジャーであれば、そんな「濃い」味付けの曲を、いくら聴いても「胃もたれ」しなかったんだろうけどさ、なんせ、当時既に23才にもなってたからさあ、 濃い味付けのモノを食べ過ぎると胃もたれをするようになってきていた訳さ。

そんな最中のDEENのデビュー曲ということもあって、正直言うと、ヒットの真っただ中の頃は、この曲、あんまり触手が伸びなかったんだよな。 今まで1曲セレクトで書いてなかったのは、そんな記憶が残っているからなんだろうなぁ。

もちろん、当時、全く聴いてなかった訳ではなく、例えばbay fmの「パワーカウントダウン」からエアチェックした音源を「たしなみ」程度は聴いてたんだけどね。 でもCDは手元に置いてなかったな、当時は。

だけんども、結構なロングヒットだったんだよね、この曲は。
リリースはこの年1993年の3月だったんだけども、最初はそれほどのヒットじゃ無かったんだよ。 
ドコモのCMで浸透してからじゃ無かったかなぁ。 そそそ「ポケベル」のCM。

うーむ、時代を感じますねぇ「ポケベル」よ。 いまや知ってる人しか知らない・・ようなアイテムだけど。。。
考えてみれば、あれから「四半世紀」だもんね。

・・・おっと話が脱線した。 ま、そんな訳で、この曲については、下位からジワリとランクアップするようなチャートアクション、いわいる「丘型」のチャートアクションを見せた訳だ。
ヒットのピークは、 リリースから2カ月が過ぎようとしていた、5月、ゴールデンウイークの頃だったもんね。 そそ、ちょうど25年前の今頃ですわ。
まあ、ロングヒットの典型といいましょうか、デビュー曲ならではのチャートアクションとも言えるんだけどさ。

そんなロングヒットが功を奏したと言いますかね、デビュー曲にしてDEEN最大のヒットとなった訳なんだよね。

余談だけども、この曲を皮切りにビーイングってやたらと長げぇ曲タイトルばっかになったんだよな。
まあ今にすれば、あれも一つの時代だったのかもしれないけどさ。



↑で書いたようにヒット当時、積極的にこの曲に触手が伸びなかったのは、ボーカルの池森氏への嫉妬心って言うのもあったのかもなぁ。
うん、同じ昭和44年生まれって言うのがあってさ。 このヒトの歌の「巧さ」に妬いてたっ中かねぇ。まあ、青かったのよ、当時のワタシは。

今聴くと、やっぱ良い曲なんだよな、この曲。


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おどるポンポコリン / B・Bクイーンズ

1990_08_おどるポンポコリン_B・Bクイーンズ


今回の1曲セレクトは、「おどるポンポコリン」B・Bクイーンズです。

まずはデータです。

・タイトル    おどるポンポコリン
・アーティスト  B・Bクイーンズ
・作詞      さくらももこ
・作曲      織田哲郎
・編曲      織田哲郎
・リリース日   1990年4月4日
・発売元     BMGビクター
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数 164.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1990年5月14日〜10月29日、11月12日、1991年1月14日〜1月28日付
・タイアップ:フジテレビ系アニメ「ちびまる子ちゃん」エンディングテーマ & オープニングテーマ

ブームはいつやって来るかわからない。 いや、だから、熱狂的なブームって来るんだろうね。最初っから、これ流行るってわかってたら、それほど熱狂的に大多数のヒトが食いつく訳がない訳で。。。

・・・・なんて、いつもとはちょっと毛色が違うマクラから始めてしまいましたが・・・。 はい、今回は、そんな「予期」もしてなかった一大ブームとなったこの曲を。

B・Bクイーンズ「おどるポンポコリン」。

言わずと知れた・・・ってくらい、ほとんどの方が知っているであろう、アニメ「ちびまる子」ちゃんの「初代」エンディング・テーマ曲ですわ。

・・・・なんて書くと、「え?」なんて思う方もいらっしゃるかなぁ・・。 そうね、最近の「ちびまる子」ちゃんでは、この曲エンディングではなく、「オープニング」曲になってるもんね。

でも、当初は、紛れもなく、この曲は「エンディング」曲だったのですよね。

ぢゃ、初代オープニング曲は? ・・・っていうと、

↓この曲


関ゆみ子さんの「ゆめいっぱい」。

あっ懐かしいなぁ・・・って言う方は、それなりのお年かなぁ。
なんせ、今年で26年も続いているアニメな訳で、当初から見てる・・・・って方は、少なくとも26才以上だもんね。

個人的には、この曲の方が「ぽんぽこりん」よりも、90年の「夏」を思い出すなぁ。
90年の夏、この曲が頭んなかをヘビーローテーションしてたんだよなぁ。

ワタシねぇ・・・っていうと、意外と最初の頃から見てるんだよね、「ちびまる子ちゃん」って。
放送開始が1990年1月でしょ。 ワタシねぇ、この年の3月には確実に見てるんだよね。

大相撲の流れで、NHKからフジテレビに合わせていたのが、当時のルーティーンだったからなぁ。
だから、大相撲の1990年の3月場所の後にフジに回したら、たまたまやってた・・・って感じだったんだよな。確か。そそ、予備知識もなんも分かんないで見始めたんだよ、たしか。

で、エンディングの「おどるポンポコリン」だよね。 オープニングの「ゆめいっぱい」は如何にもアニメのオープニングだったのに対して、「ポンポコリン」は一体何もんなんだ? なんて当初から気になったのは確か。

まさかね、ビーイングのアーティスト集合体、いわば「覆面バンド」なんて思いもしなかったからな。

まあ、その前に、この曲の当時は、後の「ビーイング」時代・・・と呼ばれるほど、ビーイングは一般的ではなかったんだよな。B'zも、まだ本格的ブレイク目前の頃だったし、TUBEぐらいか、ビーイングでメジャーだったのは。

しかも、ビーイングの中でも「実力」肌と名高かった、ギターの近藤房之助氏を筆頭に、ボーカルの坪倉唯子、ベース、栗林誠一郎、コーラス Mi-ke とその後のビーイングの中心人物となって行く方々が参加。

・・・・とどう見ても、こんなコミックソングを歌うような人たちが歌っているとは考えられなかった陣容だったよな。

まあ、だから、そんな意外性が大いに受けたんだろうしね。 なにより、音楽を知っているヒト達がやってる「おちゃらけ」だったからこそ、おちゃらけでも音楽的には崩れてなかったっていうのも良かったんだろうな。

なんせ、あの頃の主な「支持者」といったら、当時の「おこちゃま」達でしたからねぇ。
ま、最初からそれが狙いだったのか 意外にもそうなっちゃったのかっていうのは、よく分かんないんだけどさ。

ただ、少なくとも「子供」が一番のお客さんだった事には変わりはなかった訳で。。。
でも、子供って言うのは、逆に言えば大人以上に「シヴィアー」だからねぇ。音楽だって、「ホンモノ」ぢゃないとすぐそっぽを向く所ってあるじゃん。
 でも、そこは「音楽のプロ」集団だった事が長期間にわたって「子供」に受け、結果的に超ロングヒットになった要因なんだろうな。


・・・なんてのは、後付的に言える事であってさ、少なくともヒットする前から見てると、まさか、ここまでヒットするとは考えなかったよな・・・っていうのき正直なところなんだよね。
 おりしも、この時は、あの「およげたいやきくん」からは15年だったわけで、・・・そう言う意味では、忘れた頃に子供が絡んだ大ブームっていうのはやって来るんだよねぇ・・・って感じだったよなぁ。




それにしても、近藤房之助氏、よく手袋してギターが弾けるよな・・
うそうそ、弾いてないやん


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ららら / 大黒摩季

1995_03_ららら_大黒摩季






今回の1曲セレクトは、「ららら」大黒摩季です。

 まずはデータです。

・タイトル      ららら
・アーティスト    大黒摩季
・作詞        大黒摩季
・作曲        大黒摩季
・編曲        葉山たけし
・リリース日     1995年2月20日
・発売元       ビーグラム
・オリコン最高位   1位
・売上げ枚数     133.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1995年3月6日〜5月1日付
・タイアップ:テレビ朝日系ドラマ「味いちもんめ」主題歌

 日中は暖かくなってきたけど、朝晩はまだまだ寒いねぇ。北風ピューピューよ。。
 ・・・・なんて書いたら北国人に怒られちゃうかもしれないけど・・・。

 そうは言っても、先月、先々月に比べると、肌に刺さるような寒さでは亡くなってきたけどなぁ。
春遠からじってところかな。

 まあ、こういう日にこそ、春っぽい曲を持って来たい・・と思いまして、もって来ましたよん。

 大黒摩季 /ららら

 ビーイング系の曲もいままで何曲か書いてきたけど、基本的にビーイング系の曲ってあんまり得意じゃなかったのね。

 得意じゃなかった・・・っていうのは御幣があるかなぁ。うん、飽きてたって言うのが本音のところなんですよね、すでにこの95年頃はさ。

 なにせ、みーんな同じような曲な上に、大量生産、大量消費だったじゃん。だから、飽きちゃうんですよ。
 このころになると「またか・・」を通り過ぎて「勘弁してくれ・・・」って感じだったなぁ。

 この先、「コムロ系」⇒「アップフロント系」⇒「エイベックス系」と続く、大量生産、大量消費な系譜が続く音楽業界だけど、まず、発端のモデルは、このヒトたちビーイング系だたからねぇ。

 まあ、それに対して言いたいことはたくさんあるんだけど、まあまあ、ここでは抑えて・・と。

 そんなビーイング系の曲群でも、個人的に全部嫌いだったか・・というとそういうわけではなくてさ。例えばこのころのWANDSは好きだったし、大黒もね、この曲は良かったの。

 なぜか・・・・って言ったら、この曲だけは他のワンパターン曲と毛色が違ったじゃん。しかも、暖色系なポップス。

 これには意表を突かれたんだよねぇ。全く予想もしてなかったもんなぁ。

 いつものような尖がったダンスビードではなく、全くのメジャー系ポップスだったんだもんなぁ。
 
 一見、こんなに明るい健康的な曲と大黒摩季っていう夜に向かって的イメージがミスマッチに感じるんだけど、これが結構よかったんだよね。

 まあ、ドラマの主題歌ということもあって、そのイメージもあったんだろうけど、意外な発見ができたよね、この曲では。

 この曲も大黒自身の作詞作曲となっているけど、どうなんだろう? 本当はこんな曲も歌ってみたかったのかなぁ。
 それよか、アレンジの葉山氏もこんなアレンジが出来たんだ・・・っていうところが驚きだったんだよね。だったら、もっと早く見せてほしかったよなぁ・・・。


・・・・っていうか、この曲ぐらいか・・こういう、暖色系ポップスな曲は。

 しかしながら、この曲が大黒の中では、最も売れた曲になったわけなんだから、やっぱりわかんないもんだよねぇ。

・・・・ってか、やっぱり保守的なワンパターンばかりでなく、全く意外な取り合わせ・・・っていう実験をやってみる勇気ってのも必要なんじゃないかなぁ





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想い出の九十九里浜 / Mi-Ke

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今回の1曲セレクトは、「想い出の九十九里浜」Mi-Keです。

 まずはデータから

・タイトル     想い出の九十九里浜
・アーティスト   Mi-Ke
・作詞        長戸大幸
・作曲        織田哲郎
・編曲        織田哲郎
・リリース日   1991年2月14日
・発売元     BMGビクター
・オリコン最高位  5位
・売上げ枚数   48.0万枚
・THE HIT CHARTHOT30最高位 5位
・ベストテンランクイン期間:1991年3月4日〜4月22日付
・タイアップ:TBS系ドラマ「ナースステーション」主題歌

 季節ごとによく、九十九里までドライブに行くんだよね。
 自宅から九十九里、外房までは、車飛ばせば1時間弱。思い立ったらドライブ。 郊外に家があるとこういうときはいいよね。都心だったら、なかなか思い立って九十九里まで、気安くは行けんでしょ。
 こういうところが、ワタシが都心に住めない理由ですね。たとえ、通勤に時間がかかってもさぁ。

・・というわけで、「想い出の九十九里浜」。。。。

 まあ、この曲が出た、前年の「おどるポンポコリン」で勢いにのった、ビーイング系がほとんど、アゾヒ感覚でリリースした、第2弾曲って感じだわね。
 Mi-Keは、BBクイーンズのバックコーラスの女の子3人グループなわけで、これまた、冗談からコマのようなグループでしたね。
 当初の曲は、ほとんど、60年代のパロディ。しかも、ほとんど、この時代を知らないヒトたち向けっていうのがミソね。

 この曲、「想い出の九十九里浜」は、もろGSサウンド・・・。
 だけでなく、歌詞にも、有名なGSの曲のタイトルがちりばめられているんですよね。
 逆にいうと、それだけで、歌詞自体に特段意味なんてないんですよ。。。まさにパロディ。。。
 だから、「九十九里浜」になんか意味があるかというと、これまた、なんもないんだよね。湘南でも良いし、どっか地方の海岸でもいいわけです。

ちなみに、歌詞に含まれているGSソングですが・・・

・夕陽が泣いている ⇒ザ・スパイダース(1966年)
・君だけに愛を   ⇒ザ・タイガース(1968年)
・花の首飾り    ⇒ザ・タイガース(1968年)
・好きさ好きさ好きさ⇒ザ・カーナビーツ(1967年)
・神様お願い    ⇒ザ・テンプターズ(1968年)
・バラ色の雲    ⇒ヴィレッジシンガーズ(1968年)
・長い髪の少女   ⇒ザ・ゴールデンカップス(1968年)
・遠い渚      ⇒シャープホークス(1967年)
・真冬の帰り道   ⇒ザ・ランチャーズ(1967年)
・いつまでもいつまでも ⇒ザ・サベージ(1966年)
・あの時君は若かった⇒ザ・スパイダース(1968年)

・・・・ってな感じかな。

 Mi-Keってこんな感じの曲ばっかで、同じようなGSのタイトルを単に並べた「白い白い白いサンゴ礁」ってのもありましたな。
 こんな冗談のような曲でも売れちゃってたんだから、あの時代、本当の意味での「バブル」だったんだよねぇ。

 しかし、これ作ったの、織田哲郎氏なんですが、織田氏ってGS好きだったんでしょうか? なんか、織田哲郎とGSってどうにも結びつかないんだけどねぇ。 
もちろん、織田氏の年代だったら、少年期にGSは通ってきただろうけど・・・。普段やってる音楽とどうも違いすぎるんだよなぁ・・・。ゴールデンカップスくらいは、マジメに経験してそうだけど・・・・。

 まあ、企画のビーイング、遊びのビーイング。こういう、企画物にのれるかどうかがビーイングで生きていけるかどうかってところですわな。




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負けないで / ZARD

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今回の1曲セレクトは、「負けないで」ZARDです。

 まずはデータです。

・タイトル    負けないで
・アーティスト  ZARD
・作詞      坂井泉水
・作曲      織田哲郎
・編曲      葉山たけし
・リリース日   1993年1月27日
・発売元     ポリドール
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   164.5万枚
・タイアップ:テレビ朝日系ドラマ「白鳥麗子でございます」主題歌
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1993年2月8日〜4月26日付
 
 本来ならさ、もっと前に書くべきだったのかもなぁ、この曲。 でも、、ああいう形で坂井泉水が急逝したゃったからねぇ、しばらく意識的に避けてたってのもあるな。 それでも、坂井さんが亡くなってから、今年で6年。
そろそろ書いてもいいかな・・・ということで、今回セレクトしてきました。

 まあ、、当時から、この曲、あんまり好んでは聴いてなかったってのもあるんだよね。
 なんていうのかなぁ・・・手垢がつきすぎてるっていうかさあ、誰でも知ってるってのが、かえって、別に、敢えて書かなくてもいいじゃん・・・って思っちゃってた部分も大きいな。あ、これは、当時からそんな感じがしてたんだよね。

 この曲で、ZARDって本格「大」ブレイクを果たしたわけだけどさ、当時の気分からすると、「あ、やっぱりな」・・・と思うと同時に、なんとなく淋しかったりして。 いや、本当はね、ここまで大ブレイクして欲しくなかったっていう気持ちもあったんだよなぁ、なぜだか。
 で、この曲あたりから、「ビーイング系」の一大ムーブメントも本格攻勢を強めるわけだけどさ、早くもどことなく、新鮮味を感じなくなってきてたワタシなんだよね。当時を思うと。

 この曲についても同じで、確かに、キャッチー過ぎるくらいキャッチーなんだけど・・・、うーん、どーしてなんだろうねぇ・・、前年の「眠れない夜を抱いて」を聴いたときの様な、「みずみずしさ」は感じなかったんだよなぁ。
 そそそ「みずみずしさ」ですよ、キーワードは。 そういう意味においては、この曲の次の次の、例の「揺れる想い」はみずみずしさを感じたんだけどねぇ。だから、曲としては「揺れる想い」の方が、個人的には好きだな。
 まあ、この「負けないで」の方が売れたんだけどさぁ。

 ってか、ZARDって、しょっちゅうミリオンセラー行ってたような気がしてたんだけど、今になって思い起こすと、この曲を含め、「揺れる想い」と「マイ フレンド」の3枚しかミリオンセラー行ってないんだよな。 しかも、「マイ フレンド」は「1,000,620枚」なんていう、ギッリギリのミリオンだったし。。。そう考えると、実際はCD売上げよりもビッグなイメージがあったんだよねぇ。 なんか、そんな感じがするな。


 で、まあ、このタイミング、この曲を引っ張ってきたのは、やっぱ、受験シーズンだからねぇ、受験生諸君にエールを送るってことで。。。 
 それにもまして、今の「ジブン」に対してのエールっていう意味もあったりしてね。。ふらふらふらふらふらふら




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もう誰の目も気にしない/MANISH

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今回の1曲セレクトは、「もう誰の目も気にしない」MANISHです。

 まずはデータです。

・タイトル    もう誰の目も気にしない
・アーティスト  MANISH
・作詞      小田佳奈子
・作曲      西本麻里
・編曲      明石昌夫
・リリース日   1994年1月10日
・発売元     パイオニアLDC
・オリコン最高位 5位
・売り上げ枚数  19.0万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 14位
・タイアップ:明治製菓「アメリカンチップス」CM曲

 この時期ってさ、なんか、シンミリした曲が聴きたくなることがあるんだよねぇ。寒い時には、シンミリとだけど、心があったかくなる曲を・・・なんて、センチメンタルな気分になったりして。。

 ・・・というわけでもないけど、今日の1曲セレクトは、MANISHの「もう誰の目もきにしない」なぞひとつ。

 うん、もろビーイングどす。

 まあ、基本的に、このころになるとビーイング系にも、いい加減飽きてたワタシだけど、中には「いいね」と思える曲もあったんだよね。
 うーん、93年当時よりは、若干、打ち解けてたっていうかさぁ、94年のビーイングには。ま、曲的にだけどね。商売的には、やっぱ、心理的に受け入れられなかったけど。。。

 この曲なんか、シンミリしちゃうジャン。この時期に聴くと。
ほとんどシカゴの「素直になれなくて」っぽい雰囲気なんだけど、やっぱ、この時期には、良いんですわ、このテのミディアムバラードは。

 枯葉舞う夕暮れは〜  なんて、思わず、五輪真弓の「恋人よ」の世界を想像しちゃうジャン。それこそ、枯葉舞う、西日が当たる、琥珀色の情景なんて想像しちゃったりして。。。

 うむ、個人的には、この曲はそういうイメージなのですね。

 だから・・・というわけでもないけど、この時期に限定的に聴きたくなるねぇ。 真夏にはあんまり聴きたくないんだけど。。。

 だけど、「琥珀色の〜」っていうイメージがある割には、PVなんか見ると、「白黒」なんだよなぁ。ちょっとイメージちがうだろ? しか思っちゃうんだけど、他のヒトには、この曲は「白黒」なイメージなんですかねぇ。

 あ、きっとね、この曲がバックに流れてた「アメリカンチップス」のCMが、そんな琥珀色的なイメージだったんだ。



うーむ、ちょっと前までは、この曲のPVの動画があったんだけどな。
悉く「削除」されちゃた見たいですわ。いまじゃ、こんなのしか残ってない。。。


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