かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

ハイレゾ

ハイレゾサブスクが熱くなってきた。

今使っているメインPCのサウンドカードの出力端子はアナログLINE端子しかないので、これまではLINEでコンポにつないでいたんだけどね。 

この間facebookには書いたんだけども、どうもradikoを介した東京FMの音がいいということで、ちょっと確かめようかと思い、アナログ⇒デジタルコンバートを噛ませて見るべくA/Dコンバータを購入。

246160794_3093374720886105_5346182871176735146_n


安物なので、24ビット 48KHzまでしかサポートしていない半分おもちゃみたいなコンバータだけど、なるほど、それでも、やっぱりLINEのままつなぐよりは音は良くなりますね。
↑ではradikoを介した音質アップのためと書いたんだけども、本当のところは、ちょっと他に目的がありました。。
amazon HDとSpotifyの音質を比較するのに購入したんだよね

Spotifyは、Spotify Premiumの場合、非可逆mp3、320kbpsの圧縮音源。




それに対して、最近amazon HDやmoraクオリタスのようなハイレゾ音質相当配信のサブスクが登場してきているわけですわ。まあ、通常、月額2000円前後で高いんだけども。。。



個人的には、サブスクは、これまでは月額980円のSpotify premiumを使用してきた。
音質には納得いなかなかったんだけども、やっぱ曲数が多いしね。

でもamazonプライム会員でもあるんで、amzon HDも通常の月額1900円からの割引が適応されるのね。
で、今は、HD使用料1000円も無料になり、月額780円で使えるのよ。
Spotify premiumよりも安いわけなのよ。

で、あるならば、Spotify使うよりもamazon HD使うほうが、おサイフにも優しいし、加えていい音でも聴けるという一石二鳥なわけでさ。 

そんじゃ、現状のPC環境でどの程度の音質で聴けるのか試して見ようと思い、1か月無料利用可のこの時期に試してみたわけです。

ただ、amazon HDの本来の音を聴くにはハイレゾ環境が必要でPC外に出力する際もデジタル出力が必要になるわけで、A/Dコンバータをかませたわけですが。。。。

試してみた結果・・・、ビミョウ。。。。

やっぱPC出力時はあくまでアナログなんで途中でA/Dコンバータを噛ませたといっても、それほど劇的な変化はないようですね。
amazon HDの本来の音質を聴くには、PC出力時からデジタルにする必要がありそう。
それには、PCのサウンドカードを考える必要が出てくるわけで、今一度検討が必要のようですねぇ。

それでも、洋楽やクラシック中心のmoraクオリタスに対して、邦楽のHD音源曲が多いのがamazon HDの魅力でもあるので、前向きに検討しようと思う。

ちなみに、最近のハイクオリティ音源サブスクの流れで、Spotifyも、Spotify Hifiというハイクオリティ音源配信を開始の検討をしているようです。
ただし、Spotifyの場合はハイクオリティ音源と言っても、CD音質程度で、ハイレゾ音質までは行かないようですね。 それでいて使用料は月額2000円程度を検討しているとか。。。




それと、ハイレゾ配信のサブスクはスマホでも聴けますが、ハイレゾ再生のスペックと、なにより音源のファイル容量が馬鹿デカいんでパケットをめちゃくちゃ食うし、おまけにそれなりのネットスピードも必要。 なんで4G主体の現在はWIFI下での使用が現実的で、モバイルとしては5G普及以降、これからのシロモノですね。




さっきから、なんで音質にこだわっているかと言えば、ワタシなんか業界の端っこに居るわけだけど、音楽に携わるものとして、音にこだわることは最低限のマナーだと思っているからかなぁ。

いつかも書いたと思うけど、昔、某C社で着メロの仕事に携わるとき当時のボスに言われたのよ。
音楽に携わるものとして、最低2万円以上のヘッドフォンをすること・・と。
あの頃は、なんで? と思ったし、当時は金もなかったんで1000円くらいの安いイヤホン使ってた。

でもさあ、後年になって実際2万円強のヘッドフォンで音聴くと、同じ曲でも全く違うのよ。
つまりさ、音楽に携わるならば、少なくとも商売として、人様に音楽を伝えるんだったら、音には金をケチらずに本当の音で聴けってことなんだよね。
あれから20年も経ったけど、あの時の意味がやっと分かったってことなのかなぁ。

最近は、とかく音楽の「知識」があれば偉いような風潮があるように思えるけど、音楽に携わるならば本当は音にこだわるほうが大事なんぢやないですかねぇ。
中には居るんだろうけど、あんまりそういう方が表に出てこないのが淋しいですよね。

CDの音質規格はもう古い。

ミスチルがUSBアルバム発売 いよいよCDは終わってしまうのか
http://www.news-postseven.com/archives/20150605_327301.html


 たしかに記事にあるように、1枚のCDに収まりきれなかったっていう理由はあるだろうけど、じゃなんで、「2枚組」にしなかったの? っていう疑問が残ってしまうんだよね。

結局は、音質の問題なんじゃないのかなぁ。

CDの16ビット 44.1khzの音質規格はもう古いんだよね。 

代わりにここにきて、CD音質に変わって、ハイレゾがにわかに出てきたじゃん。
24ビット、96khzの音質は、なんだかんだ言ってもやっぱりいいんだよね。臨場感があって。

他のアーティストとの「差別化」を考えたら、音にこだわるアーティストなら、ハイレゾで出したいと考えるのは、もはや普通だと思う。

 それを考えたら、CDっていうパッケージ規格自体が、もう古いんだよね。


今回、ミスチルはUSBっていうパッケージになったわけだけども、この先は、主流は、ネット配信だと思う。

 ちょっと前までネット配信といえば、今より貧弱な通信速度と、HDD容量の影響で、mp3やAACなどの音質どがえしの圧縮ファイルでのやり取りをしなくちゃいけなかったわけだけども、動画配信もサクサクできる通信速度、テラサイズのHDDが普通になった今では、ハイレゾファイルのやり取りも苦にならないしね。

 今は ハイレゾファイル対応のネット配信サイトも増えてきているし、ハイレゾファイル対応の曲も増えてきてる。

 ハイレゾ対応の曲が増えてきていることで、一時期曲であれば、音にこだわない傾向にあったヒットチューンも、徐々にだけど、「音」自体を考えるような傾向にもあるしね。

 例えば、別途、新曲レビューでも書いたんだけど、去年の、西野カナの「好き」とかね。
曲内容は別として、イントロを聴いた時、えらい音がよくなってるな・・と思ったのよね。
 ははん、これは「ハイレゾはソニー」のキャッチではないけど、ソニーはハイレゾ市場を曲自体から狙ってるな・・・なんて感じたものよ。

 そういうわけで、今後はハイレゾに移行していくんじゃいかな、業界全体として。


・・・かといって、CDが廃れるかと言うと、縮小はしていくんだろうけど、無くなりはしないだろうね。
アナログレコードの時もそうだったしさ。CDじゃなきゃダメって言うヒトも居るわけだからね。
それに、音自体にこだわりが無いヒトたち・・・・特にアイドル系・・・・は別にハイレゾにする必要性を感じていない人たちもいるだろうし。

・・・・っつか、CDパッケージが廃れたら、困る方たちもアイドルには居るからな。 曲そのものよりも、オマケの方が大事な方達。特に、今、総選挙とやらを行っているヒトたち・・・とか
記事検索
月別アーカイブ
QRコード
QRコード
読者登録
LINE読者登録QRコード
livedoor プロフィール

かじやん