1996_12_PRIDE_今井美樹






今回の1曲セレクトは、「PRIDE」今井美樹です。

まずはデータでーす。

・タイトル     PRIDE
・アーティスト   今井美樹
・作詞       布袋寅泰
・作曲       布袋寅泰
・編曲       布袋寅泰
・リリース日    1996年11月4日
・発売元      フォーライフ
・オリコン最高位  1位
・売上げ枚数    162.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1996年11月18日〜1997年2月7日付
・タイアップ:フジテレビ系ドラマ「ドク」主題歌


 このあいだ、別トピを立てたけど、今年の紅白の出場アーティストが決定しましたねぇ。
 出場アーティストについては、まあ、毎年サプライズがあったり、何で? と思うアーティストが2,3必ずあるわけだけども、今年について、この「何で?」に当たるアーティストって、今井美樹の返り咲きなのかなぁ。

う〜ん、今年なんか、あったかいなぁ? 

まあ、このヒトは今年デビュー30周年ということで、記念のベスト盤だしたり、ライブを開いたりと、ま、そこそこの活躍はしたんだけどね。 ま、やっぱり、どちらかと言えば「SONGS」枠での返り咲きって言う方が正しいのかなぁ。

 でもまあ、選ばれたのは確かだし、とりあえず、今回は、当日恐らく「歌われる」んじゃないかと思われる「PRIDE」を持ってきました。


 ただね、この曲当時はキライだったんだぁ。個人的に。率直に言って。
 ってストレートに書くと、この曲が大好きな方々に、またクレームで刺されそうだけど、これホントなんですヨ。

1996年当時、「週刊文春」に連載されていた、近田春夫氏の「考えるヒット」でも、この曲ボロクソに斬ってたけどさ、実は、ワタシもほぼ同じように感じてたんだよね。

だってさ、詞の内容があまりにも個人的感情すぎません? 布袋さん!

 ♪ 貴方は私に自由と孤独を教えてくれた人 ♪ 

だってさ・・・。布袋さん、そうなんですか?

ってなっちゃうでしょう!?

 ・・・ってな感じで、どうしても布袋氏の顔がちらついちゃうんですよ、この曲聴くと。
 布袋氏が今井美樹に自分に向かってこう言われたい・・・っていうのを、実際に今井美樹に歌ってもらってるだけじゃん・・・っていう気持ちが先に立っちゃうのよ。

・・・って感じで近田氏も評してらっしゃいますが、まさにそんな風に感じてましたねぇ、ワタシも。

 なんつうの? 近田氏風に書くと、布袋氏が頭の中で空想したバーチャルな自慰行為!? (水爆)

 そんな、二人の間だけで完結しちゃうようなシーンを第三者がヤジウマで覗き見してるみたいでさぁ、なんか、そういうの生理的にいやじゃん。
っていうのが、先に立っちゃってたんだよね、当時は。

ただ、口惜しいかな、曲の方はいいんだよねぇ。冬の曲なんけど、春の穏やかの海のような、シットリしたサウンドは、どうしても耳にしたくなっちゃう。
 だから、あまたの中では、「あーいやだいやだ」と思いながらもついつい聴いちゃうんだよねぇ。
 あー、また、布袋氏の術中にはまっちまったと思いながらもさぁ
 
しかも、この曲が、今井美樹の中で最も売れた曲だったりしてさ。

 うーん、やっぱり、曲の方にそそられるのかなぁ。まあ、たしかに男からしてみれば、こんな風に言われて見たいもんだ・・とか、思わず思っちゃったりする曲ではあるけどさ。。

 山下久美子女史のころは、そんなところ感じなかったんだけどね。
 あ、いや、たしかに山下久美子さんの「宝石」でも

 ♪大好きよ 好きよ・・・♪ って歌ってたけど、そのときは布袋氏の顔はちらつかなかったんだけどね。

 それは、すでに山下久美子と布袋氏の間に溝が出来てたからかしら? だから、そこに「感情」が見られなかった!?

 あ、そうか、そこに来るのかも知れんなぁ。
 
 今井美樹の歌い方が、布袋氏に向かって感情をこめて歌っているように聴こえるからなんだよな。。。
 そうすると、やっぱし、第三者としては、「はいはい、あとは二人でお幸せに・・・」ってなっちゃうんだよねぇ。

 あ、これは、完全にワタシが個人的に感じるところでだけど・・。




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