かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

トータス松本

ええねん / ウルフルズ

2003_12_ええねん_ウルフルズ


今回の1曲セレクトは、「ええねん」ウルフルズです。

まずはデータなのだ。

・タイトル   ええねん
・アーティスト ウルフルズ
・作詞     トータス松本
・作曲     トータス松本
・編曲     ウルフルズ
・リリース日  2003年11月6日
・発売元    東芝EMI
・オリコン最高位 20位
・売上げ枚数  4.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 21位

以前は、毎日のように書いてたここのブログも、最近あまり書かなくなっているのは、生業での変化が大きいな。 特に今年から正式に管理職になってからは、作業のほかに考えることも多くなって来たりして、1曲セレクトを書く余裕もあまりなくなってきたわけで。。

まあ、言い訳なんだけどね。 これが20年前の30代だったら、体力で頑張れたかもしれないけども、50代も半ばになると、やっぱり30打今頃と同じという訳にはなかなかいかないですね。。。

いや、30代の頃も同じようなことがあったな。
某C社、D社で管理職をやってた30代半ばの頃。 

あの時は、ブログではなくサイトの方に「BBS(掲示板)」を設置して、毎日のように更新してた。
一時はかなり活発な掲示板で、掲示板発でオフ会を何度も開いて、ユーザー同志のコミュニケーションを図ったりしてね。

ただ、生活はかなりめちゃくちゃだったのよ。

某C社、D社で管理職をやってた頃。
管理職とはいえ、いろいろなプロジェクトに関わっていたこともあり、ミーティングはいつも、ダブルブッキング、トリプルブッキングは当たり前。 しかも23時からミーティングとかね、、、  今思うと「あほか」・・・って感じだけども。。。

だから、帰宅は常に午前2時半とかだった。。。 そこから、自分のサイトの掲示板の更新をやったり、ランキングの更新をやったりしてね。。。

会社は当初はコアタイムなしの裁量労働制だったから、最初のうちは12時半に出社したりしてたけども、いつしか、コアタイム有に移行しやがって、遅くとも11時には出社しなきゃなんなくなった。

おかげで、つねに寝不足。 

それでも初めの1年くらいは体力でかんばったのかなぁ。。。 でも、いつしか疲れちゃってね。
少し精神的におかしくなってきたのよ。


今回の1曲セレクトは、そんなころ聴いて刺激を受けた1曲一つ。

ウルフルズ「ええねん」

この曲がリリースされたころは、上で書いたように、精神的な疲れが出てたピークだったな。
とにかく、常にぼーっとしてて全然頭が回らない状態だった。

あの頃のワタシの最大の役目は、サイトで「受ける曲」をセレクトすること。
つまりは、常にそれなりの「数字」が要求されたのよ。

これは、今サイト運営してても同じなんだけども、波に乗っているときは何をやってもうまくいくんだよね。
でも、世間のトレンドからいったん外れると逆に何やってもうまくいかなくなるんだよ。
一度トレンドにの波に乗っても、それがいつまでも続くわけではないわけで、いつか調子は下降気味になってくることがある。丁度、あの頃ってそういう時期だったのよ。 

2003年「着メロ」っていうものは人気のピークだった。 ワタシがかかわってた着メロサイトも、たぶん、あのころが会員数のピークだったと思う。

反面「着うた」っちゅうCDの「原盤データ」をそのまま使用するコンテンツが伸びてきたころでもあり、この先着メロは頭打ちになることも見えてきていた。

着メロの急激な普及から3年がたち、ユーザーが面白がってくれる企画を常に打ち出すというのも、だんだん難しくなってきていた頃だったし。 だから、つねに一定の数字を残すっていうのも徐々にきつくなってきていた。

こんなところも精神的に追い込まれてきていた要因だったかもな。

そんな時に聴いた

♪ アイデアなんかええねん
 別になくてもええねん
 はったりだけでええねん
 背伸びしたってええねん
〜 ♪

っちゅう「ええねん」の歌詞には、ずいぶん刺激を受けたのよ。
だいぶ肩に力が入っていたことにも気が付いたし。。

で、今一度、ストレートに素直な気分で着メロをプロデュースしてみよう・・っていう気になってね。

ちょうどそんな時に出てきたのが、大塚愛の「さくらんぼ」だったのよ。

この曲では、かなりいろんなバージョンの着メロを作った。 通常の45秒バージョン 1分30秒のロングバージョン、全尺のフルバージョン・・・、中でも一番受けたのが、やっぱり「もう1回!」っていうボイスを入れて延々にループするバージョンだったろうな。

全バージョンで350万ダウンロード以上記録して、某サイトでそれまでの楽曲の中で一番ダウンロードされた曲になった。
おかげでかなりの額の著作権料をこの1曲でJASRACに収めることになりましたが。。。。

でも、今考えると、「さくらんぼ」のいろいろなバージョンにしたって、「ええねん」の

♪ アイデアなんかええねん
 別になくてもええねん
 はったりだけでええねん
 背伸びしたってええねん
〜 
終わりよければええねん♪

を聴いて芽生えた、半ばヤケクソ根性のおかげだったのかもな・・・

なんて、いまでも、この曲を聴くと、そのことを思い出しますわ。

いい意味で「開き直り」を教えてくれた曲だったかもなぁ。

何の飾りもない、シンプルでストレートなロックだったからこそ、人生教訓的なアクの強い大阪弁の
歌詞がストレートに入ってきたんだよね。

これは、ワタシだけではなく多くの方もそうだったんじゃないかなぁ。。と思えたわけで、だから、この曲を初めて聴いたときから、ウルフルズにとっては、久々の「ヒット」になるだろうな。。。

・・・と、当時は思ったんだけどね。

結果的には、それほどのヒットとならずに終わってしまったんだよね。 

もっとも、シングルとしては同年12月リリースの同名タイトルアルバム「ええねん」の先行だったことが、一番大きかったんだけど。。。

これが残念でね。

もし、これがシングル単体の曲だったら、あの時点で、もっと広がったんじゃないのかなぁ・・・と。

ただ、Wikipediaによると、大阪ではリクエストが殺到し、FM802の「OSAKAN HOT30」では1位を獲得など、かなりの反響があったようですね。

関東在住のワタシには、今までわからなかったのですが。。。

でも、今考えてみると、あん時シングルとして大ヒットにならなかったからこそ、消費されずに今でも、ウルフルズの代表的なロックンロールナンバーとして、いろんなアーティストにカバーされたり、タイアップに使われたりしているのかもな。。。







ところで、最近アサヒの「スマドリ」キャンペーンで、この曲使われてるじゃん。

↓ コレ



ハマちゃん、3時のヒロインの福田さんとかが、この曲歌ってるCM
いや、上手いころに目を付けたな・・なんて、気になってたんだよね

で、自分のブログのアーカイブ見てみたら、まだ書いてなかったんで、今回あらためて「ええねん」を引っ張ってきたんだけども。。。

本来だったら、「すでに書いてておかしくないけどもまだ書いてなかったシリーズ」に入れてもいいかな・・と思える曲だけども、そう書かないのは、この曲がリリースされたころ、初めに書いたように、すでに自分のサイトで掲示板を運営してて。
たしか、ここの【キニナル曲】にあたる新曲レビューで一度書いたような気がするんだよね。
それもあって、1曲セレクトでは、まだ書いてなかったのかもしれない。

20年以上サイト運営していると、そういう曲もだいぶ増えてきましたね。以前新曲レビューで1度書いた曲を「1曲セレクト」で再度書くってことは、この先増えるんだろうなぁ。。。



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ガッツだぜ!! / ウルフルズ

1996_01_ガッツだぜ_ウルフルズ





今回の1曲セレクトは、「ガッツだぜ!!」ウルフルズです。

まずはデータです。

・タイトル    ガッツだぜ!!
・アーティスト  ウルフルズ
・作詞      トータス松本
・作曲      トータス松本
・編曲      ウルフルズ 伊藤銀次
・リリース日   1995年12月6日
・発売元     東芝EMI
・オリコン最高位 6位
・売上げ枚数  66.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 4位
・ベストテンランクイン期間:1996年2月5日〜3月4日

 今回の1曲セレクトは、昨年から書くか書かまいか、ずーっと考えてた1曲です。

ウルフルズ「ガッツだぜ!!」

いや、この、個人的に曲キライじゃないんですよ。キライじゃないんだけど、なんかよく分かんない曲・・・・だったんだよね、ヒット当時は。

 なんか、よく分かんない間に、いつの間にかベストテンに入ってた様な印象があってさ。
うん、すでにこの当時は、ワタクシは、社会人になってましたしねぇ。音楽とゆかりもない仕事だったし、唯一音楽の情報源としていた、bayfmのパワカンも毎週聴けなくなってた時期なんで、いつの間にかランキングに入ってた・・・っていうのはこの曲だけじゃないんだけどさ。
 なんか、この曲だけは、やけに、いつの間にかベストテンに入ってたっていうのが印象に残ってるんだよな。

 まあ、曲調的にね、「キワモノ」的に感じたんだよね。おそらく「一発屋」で終わるだろうなぁ・・・っても感じなぁ。

大体、この曲のPVからして「キワモノ」的だもんね。バカ殿的なトータス松本なんかさ。

そもそも、曲自体、K.C&ザ・サンシャイン・バンドの「ザッツ・ザ・ウェイ」が「ガッツだぜ」に聴こえたっていう、タモリ倶楽部の「空耳アワー」的なノリで作られたもんだしさ、曲自体、やっぱキワモノ的なんですよね。

ただ、こういうキワモノ的ファンクな曲が当時は無かったからねぇ。なにせ、当時の主流は「T.K」だったから、こういうラフな音の曲は無かったんだよね。 だから、逆に新鮮に聴こえたんだよな。

それがウルフルズにとっては幸運だったんだよね。 もし、もう少し後の、ラウド系やメロコア系のバンドサウンドが定着した時期だったら、果たして新鮮に聴こえたかどうか・・・っていのうは疑問だしさ。


それと、この曲がヒットしてた、まさにその時期に、次の「一手」として、全く曲調が違う、「バンザイ〜好きでよかった〜」をリリースしたでしょ。これが良かったんですよ。
 このふざけた「ガッツだぜ!!」とき正反対のマジメな「恋愛曲」だったじゃん。 
まるで、ふざけた「勝手にシンドバッド」のあとにねマジメな「いとしのエリー」をリリースしたサザンのようで、印象がダブルんだよね。
ま、個人的にも、「バンザイ〜好きでよかった〜」で、初めてウルフルズっていうヒト達を認めた感じだったなぁ。



しかし、このバカ殿ばりのキワモノPVが、この年のBEST VIDEO OF THE YEARに選ばれたって言うんだから分からないもんだよね。


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バンザイ〜好きでよかった〜 / ウルフルズ

1996_03_バンザイ〜好きでよかった〜_ウルフルズ







今回の1曲セレクトは、「バンザイ〜好きでよかった〜」ウルフルズです。

 まずはデータです。

・タイトル    バンザイ〜好きでよかった〜
・アーティスト  ウルフルズ
・作詞      トータス松本
・作曲      トータス松本
・編曲      ウルフルズ 伊藤銀次
・リリース日   1996年2月7日
・発売元     東芝EMI
・オリコン最高位 13位
・売上げ枚数   51.5万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 12位
・タイアップ:NHK FM「ミュージックスクエア」エンディングテーマ

えー、今回の1曲セレクトは、前置きなし・・・。
毎度のことながら、曲に困まりながら、過去のオリコンをパラパラーとめくってたら、この曲が目に留まりまして、即、ひっぱり〜・・・と。

 考えてみたら、これまで、ウルフルズって1曲もひっぱってきてなかったんだよな。
 いや、けっしてキライな人たちじゃないんだけどね。たまたま、めぐり合わせがなかったっていうか、なんていうか(←理由になっていない)・・・。

 うーん、いいな、と思う曲と、これはいいや・・・と思う曲が入り混じってるヒトたちというか。。
 うん、なんかさぁ、ピンとこない・・って思う曲もあるかと思えば、逆に、ピンと来ちゃう曲もあるんだよな。

 まあ、全体的に曲としては、簡単なんだけどさ。それが良いと思う曲と、何じゃこれ・・・って思うときがあるというか。。


 あ、今回ひっぱってきた「バンザイ」は好きよ。 この曲の前のブレイク曲、「ガッツだぜ」は、正直、個人的にはあんま良いと思わなかったの。なんか下世話すぎて。。

 でも、この曲は、なんちゅうか、泥臭いけどぐっとくるじゃん。
 ところで、この曲って、やっぱ「結婚式」とかで歌うといいんですかねぇ。

 ♪ このままずっと ずっと 死ぬまでハッピー ♪ っていうくらいだから。。

 タイトルを見る限りでは「好きでよかった」って過去形にも見えたりするから、「別れる」ときの曲なのかねぇ・・とかとも思ったりしたんだけど。 リリース時期もちょうど、「別れ」の季節だからさあ。そういう意味では、今頃、ひっぱってくるのもちょうどいいかねぇ・・とか思ったりもしたんだけどさ。


 余談だけど、この曲、カラオケで歌おう、歌おう・・とおもっててもなかなか、入れづらかったりするんだよね、個人的に。
 なんかさ、しょっぱなから ♪ Yeah〜 ♪ ってはいるのはずかしいじゃん。。。 ってのがあったりしてさ。。

 いや、今度カラオケ行ったときは、是非。。。ふらふら




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