かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

テレビ朝日

時の扉 /WANDS

1993_03_時の扉_WANDS



今回の1曲セレクトは、「時の扉」WANDSです。

まずはデータです。

・タイトル    時の扉
・アーティスト  WANDS
・作詞      上杉昇
・作曲      大島康祐
・編曲      明石昌夫
・リリース日   1993年2月26日
・発売元     東芝EMI
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   144.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 3位
・ベストテンランクイン期間:1993年3月8日〜5月3日付
・タイアップ:テレビ朝日系「ネオドラマ」主題歌

今年の冬はとみに寒かったですわ。個人的にエアコンの「温風」が苦手なんで、冬場は未だに「石油ストーブ」なんだけども、この冬は灯油代がいくらかかったか。。。
でも、ようやく春っぽくなってきましたね。

ただ、春っぽくなってくると「花粉症」が・・・・。 まあ、最近は、ジジイになってきて鈍感になってきたのか、花粉に慣れてきたのか、昔ほどひどい症状は出なくなってきたけど、それでも、多少は症状が出るな。 ここ数日、鼻水が。。。

振り返ってみれば、1993年春の花粉症が一番ひどかった気がする。かんでもかんでも止まらない鼻水に加え、鼻づまり、微熱が3〜4月の間ずっと続いてたなぁ。

大学4年になろうとしていた春。卒研のための所属研究室をめぐって各教授へのお願いと、就活開始時期が重なって何かと気苦労が多かった春だ。

そう考えると、花粉症っていうのも精神的なところもあるのかもな。

・・・・ということで、今回はそんな個人的に花粉症が酷かった1993年春から1曲。

WANDS  「時の扉」

うーむ、この曲未だに書いてなかったんだな。  ・・というか、過去に書いた曲アーカイブスを調べてみると、WANDSって意外と書いてなかったんだよね。

1993年の今頃と言えば、ビーイング系アーティストが、チャートを席巻し始めていた頃だ。

どうもね、ある系統のアーティストがランキングを席巻し始めると、それらのアーティストから距離を置きたくなるところが、昔からあるんだよね、ワタシ。

例えば、それ以前だったら、おニャン子関連なんかまさにそんな感じだったな。

たくさんの方たちと共有できるヒット曲が好きな反面、ヒットチャート上、あまりにそれらの系統のアーティストばかりになると、途端にいやになる。 天邪鬼ですよ。

そんな傾向が、93年の今頃には、いわいるビーイング系のアーティストに出て来てたんだよね、ワタシ。

だからということもあるんだろうけど、この1曲セレクトで、全盛期だった1993年のビーイング系の曲って、未だにあんまり書いてないんだよね。

もっとも 当時のビーイング系のすべての曲に拒否反応があったわけじゃない。
例えば、WANDSだったら、この「時の扉」の次の「愛を語るなら〜」は、一時期カラオケの十八番だったくらい好きだったし。。。

いや、ビーイング系の曲って、刺さるか刺さらないかの差が激しかったのよ、個人的に。

例えば、T-BOLANなんて、普段はあんまり刺さらなかったのに「Bye For Now」なんて大好きだったし。。

うん、全体的に見て、ビーイング系がブームだった1993年よりも、ブームが下火になりかけて来ていた、1994年の曲の方が個人的には刺さったのよ。
WANDSだったら、「世界が終わるまでは・・・」、DEEN「瞳そらさないで」、MANISH「走りだせLONELY NIGHT」、T-BOLAN「マリア」・・・。
みんな1994年の曲ですわ。

1994年ってミスチルに加えて、小室系からtrfっていう、新たな勢力が急成長してきたころ。それに伴い明らかにビーイング系の分が悪くなり始めて来てた頃だったからさ。

そうなると、なんか愛おしくなってきたりするんだよね、ワタシ。

まあ、そんなところもあったんだろう。、今回引っ張ってきた「時の扉」って曲、1993年当時は、めちやくちゃ好きだったわけじゃないんだよね、個人的には。

まあ、だから、145万枚なんちゅう、いわいる「メガヒット」になったこの曲なのに、いままで1曲セレクトで書いてこなかったんだろうけど。。。

この曲よりも、同時にリリースされたチャゲアスの「YAH YAH YAH」のほうが個人的には、何倍もは刺さってたしなぁ、この頃は。

この曲の前の「もっと強く抱きしめたなら」は、インパクがあったのよ。分かりやすいしポップだし・・・。 今となっては信じられないけど、当時の一つのヒットの法則のトレンドだった有線発のブレイクだった。

有線発のヒットというと、一見地味な印象があるけど、ジワジワ広がる口コミ効果が、ネットがなかったあの頃はデカかったからさ、有線発のヒットは。ブレイクするとロングヒットの傾向が強かった。

WANDSもそんなところからブレイクしてきたわけよ。今となってはすっかり忘れられていると思うけど。。。。

この「時の扉」はそんな大ブレイクを受けてのシングルであったんだけど、「もっと強く〜」とは異なり、初めからヒットが約束されたような曲調に、当時はやや違和感を感じたのかもしれないな、個人的に。

「もっと強く〜」は、謙虚だったじゃん。 もちろんブレイク狙いというところからそうだったのかもしれないけれど、1曲でそんなに変わっちゃうの? っていう思いもあったしな。

まあ、もっとも、ポップな「もっと強く〜」よりも、よりロックテイストな、この「時の扉」のほうが、本来のWANDSに近いんだろうけど。。 それは、後年1995年の「SECRET NIGHT」の時に感じたことなんだけどさ。 でも、93年のこの時点ではまだわからなかったのね。

だから、謙虚さが戻ってポップな曲調だった、次の「愛を語るより口づけをかわそう」は刺さったんだと思う。 うん、93年時点ではそういうポップロックな人たちだと思ってたから。

もっとも、当時のボーカル・上杉昇の見た目のヤンチャさから、違和感はあったけど。。。。






今、当時の事を振り返って、残念だな・・と思うのは、あの頃はライブに行かないヒトだったのね、ワタシ。
ブログに「ライブレビュー」なんてカテゴリー作っている今の私からすると信じられないんだけどさ。

たしかにあの時代もライブに行ってみたいっていう欲求はどこかにあった。
まだ、ネットが無く、ライブチケット言えば「チケットぴあ」なんかの店頭に並ばなきゃ買えなかった時代。 どうせ人気アーティストのチケットはすぐに売り切りだろうと、半ばあきらめてたところもあるな。実際、それまで何回か店頭販売に申し込んでは「ハズレ」が続いてたこともあったからさ。



でも、当時は大学生だったからこそ、今よりももっといろんなライブに参戦できたろうし、もっと積極的になるべきだったなぁ・・なんて、今になって思ったり。

あの時代、CDとかテレビだけでなく、実際、生で見ることで、アーティストとか楽曲の感じ方も大分違っただろうしなぁ。

この動画の観客の人たちって、おそらく、ほぼワタシと同年代の人たちだろうけど、なんか羨ましい。
今、こうしてライブ映像を見ると、そう思えるな。



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楽曲の時代とアーティストの時代

「関ジャム」2000〜2020年プロが選ぶ最強のベスト30
https://post.tv-asahi.co.jp/post-144778/?fbclid=IwAR233wfBneqnTa0LNjM1m8t3n5VI8t7O_ls5dXcCGOLaljYiOsWC7Acy9xc


もしかしたら、ここ読んで下さっている方にも見た方が多いかもしれないですが。
何分「濃い」プロの方たちが選ぶランキングなんで、当初は、かなりマニアックにランキングになると思っていたんですが、結果的には、意外と「まとも」なランキングだったな・・・と。


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番組当初、21〜30位の時点で、思ったよりもまともな曲が出てきたんで、このままだと、1位はSMAPの「世界に一つだけの花」かいな  と思いながらみてたんだけども1位はヒゲダンということで、
ヒゲダン推しのワタシにはうれしい結果ではあったんですが。。。

全体的に見て、売り上げ枚数重視よりも、音楽的にクオリティが高い楽曲中心だったというのは、さすがに現役バリバリの「プロ」が選んだだけあるなとは思う。
ただ、結果から見て、2000年〜2005年 と2015年以降に、見事に偏ったよなぁ。

こう見ると、2000年代って2006年〜2015年くらいの時代って「音楽的」に見て素敵な曲が少なかったんだな・・というのは、これを見ても実感できるし、個人的にも納得。


それじゃ、2006年〜2015年くらいの時代ってどういう時代だったか・・といえば、2006年に倖田來未女史がシングル毎週リリースなんていう無茶ぶりを発揮したり、EXILEなどのエイベックス勢が元気だったり、 その後にAKBクループが出てきたり、西野カナが出てきたり、大まかに見ると「アーティスト」の時代だったんじゃないかと思う。
楽曲クオリティよりもアーティストパワーの方が重視された時代ですわな。

逆に2000年〜2005年(特に2003〜2004年にかけて) あるいは、2015年以降現在までは「楽曲の時代」ではないのかと思うんだよね。
なぜこう言えるか・・・ 「楽曲の時代」というのは、ロングセラーが多くなる傾向が昔からあるのよ。
これは、楽曲のクオリティの高さにより、そのアーティストの固定ファン以外のいわいる浮動票も噛むからですね。
浮動票と言うのは、得てして固定ファンよりも動きが遅いので全体的なヒットの流れから見るとロングヒットになりやすい。
2018年以降、現在にかけてもゴリゴリのロングヒットの時代だし、2000年初頭、特に2003年〜2004年にかけてもロングヒットが多かったですからね。

逆に「アーティストの時代」は、固定ファンが強い時代なので、瞬発的には爆発的な売れ方を見せるけれど短命なヒットになりやすい。
2009〜2015年頃にかけてのワタシのランキングでの猫の目のように毎週動きが激しかったころのチャートを思い出してもらえれば一目瞭然ですわな。

そういう観点から見ると、結局、アーティストの時代っていうのは、後々になって印象に残る曲が少ないってことなんだろうな・・っていうのが、今回の結果から見ても分かるな。
恐らく、90年代で同じ企画をやっても同じような結果が出るんじゃないのかな。


ちなみに、このブログの1コーナーである「1曲セレクト」って、いわいる過去のヒット曲を書いてるわけなんだけども、書き始めたのが2005年。
なぜ2005年当時に「過去のヒット曲」について書き始めたのか・・というと、つまりさ、2005年時点での「今」の曲に積極的に聴きたいと思える素敵な曲が少なくなってきていたんで、「過去曲」に逃げた・・とも言えるわけよ。
2005年時点では、「今」の曲よりも過去の曲の方が素敵に思えたからさ。

逆に、最近「1曲セレクト」を書く頻度が低くなってきたのは、確かにこれまで大分書いてきて書こうと思える曲が少なくなってきたからというのが、一番の理由ではあるんだけども、「今」の曲が、クオリティの高い素敵な曲が多くなってきたんで、「過去」に逃げなくても良くなってきたから・・・とも言えるんだよね。

今回の結果から見ても、今は音楽的にクオリティが高い曲の時代って言えると思うしさ、J-POPって。 
最近、80年代とか過去の曲好きな「若者」が増えてきているけど、もっと今の時代の曲を誇ってもいいとも思うんだよなぁ。

若者世代からすると「うっせぇわ」、だろうけど。。。

DRIVE ME CRAZY / 山下久美子

1994_11_DRIVE ME CRAZY_山下久美子


今回の1曲セレクトは、「DRIVE ME CRAZY」山下久美子です。

まずはデータどす。

・タイトル    DRIVE ME CRAZY
・アーティスト  山下久美子
・作詞      山下久美子
・作曲      布袋寅泰
・編曲      S・ヘイル
・リリース日   1994年10月25日
・発売元     東芝EMI
・オリコン最高位 14位
・売上げ枚数 15.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 16位
・タイアップ:テレビ朝日系ドラマ「東京大学物語」主題歌

本日は家に帰るなり・・・・・家じゅうシンナー臭せー
まあ、この間も書いたように、今、家の外壁と屋根の塗り替え工事中でして、ペンキとシンナーの臭いが籠っちゃうんだよね。

でも、あんまりにも強烈なんで、小雨で寒いにもかかわらず、家じゅうの窓を開けて「換気」してますわ、今。。。

さぶ〜〜 

しかしいつの間にか、秋も深まってきてますねぇ〜。 まあ11月ですからねぇ。 確か1か月前は、まだ「暑ぃ〜」とか書いてた気がするけど。。。。

で、少し前から「秋」になると聴きたくなる曲・・・のようなコンセプトで、曲を引っ張ってきているんだけど、今回もそんな1曲ですねぇ。

山下久美子「DRIVE ME CRAZY」

個人的にねぇ、この曲好きなんだよなぁ。 
だから、すでにこの曲書いた・・・とばっかり思ってたんだけど、どうも、まだ書いてなかったようですねぇ。うーん、ちょっと迂闊だったかなぁ。

どこか好きか・・・まあ、直接的に書けば、「今の時期」っぽいサウンドなんだよな。 イントロのアコギからして、なんとなく寂しさを感じるでしょ。
イントロだけでなく、曲全体的に、山下久美子さんの曲にしては、少し侘しさを感じるようなイメージだし。

ま、この曲の前の曲が、夏前に出した「宝石」ってカルピスのCMだった曲で、BPMが200以上ある、めちゃくちゃスピード感があり夏っぽさを前面に出した曲だったからなぁ。

それに比べると、この曲は、秋の落ち着きを感じるんだよね。

この曲もそうだけど、この頃の山下久美子さんの一連の曲は、ダンナだった布袋寅泰氏の作品だけど、布袋氏って意外とこういう侘しさを感じる曲も作れるんだよね。

この曲、特にイントロからサビにかけては、アコギが前面に出てくるけど、こういう一見フォーキーと思える曲も作るんだよな、布袋氏って。
以前にも書いたように、自分の「さらば青春の光」のように歌謡曲にコミットした曲も作れるし。その辺からも、布袋氏って意外とヒット曲メーカーだよな・・って言うのが分かるんだよね。

まあ、メロディライン的には、「布袋印」のいつものフレーズ・・・っていうところが多いわけで、一発で誰が作ったのが分かっちゃうんだけど。。。

ウチらの世代ではどうしてもBOOWYの頃のツッパったイメージ強いんだけどね。でも、本人は、実際の所、ヒット曲を意識していたらしいし、ベストテンにも出たかったらしいんだよな。
ま、氷室氏がその辺を拒否していたらしいんだけどさ。

ま、この後、山下久美子氏とは離婚して、現夫人の今井美樹さんに走る訳で・・・、その後は今井美樹さんの一連の大ヒットを書く訳なんだけどさ。

個人的には、山下久美子さんに書いていた頃の曲の方が好きだな、生理的にさ。今井美樹さんの曲はどうも、生理的にしっくりこないんだよなぁ。

いや、絶対にこの「DRIVE ME CRAZY」の頃の曲の方が良いと思うんだよなぁ。 まあ、売り上げは、今井美樹さんの曲に比べると全然だけどさぁ。

裏方に徹しているでしょ、この頃の布袋氏は。まあ、山下久美子さんが同じくロッカーだったし、音楽のプロデュースの仕方も知っていた訳で、だから、やみくもにオーバープロデュースしなくても良かったんだろうけどさ。

でも、その方が、自然だったんだよな、曲についても。

それが一番うまく行った・・・というか、しっくり行っていたのがこの頃の曲なんじゃないのかなぁ。




ちなみにこの曲は、当時テレ朝系で放送していた、ドラマ「東京大学物語」の主題歌だった訳だけど。。。
うーん、個人的には見てなかったんだけどね、このドラマ。

いや、厳密に言えば原作マンガは読んでた。「スピリッツ」だったっけ? 連載してたの。
リアルタッチの「スケベ」なところが好きだったぁ。

でもドラマの方は配役を見て、「だめだこりゃ」・・・と思って見なかったんだよな。
まあ、村上役の稲垣五郎は許すとして、遥役の瀬戸朝香さんはねぇだろう・・・とかさ 
まあ、内容的に、原作のような、本番エッチシーンは無かったようですが・・・。っつうか、それがキモだったよなぁ、このマンガは・・・。


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水の星へ愛をこめて / 森口博子

1985_08_水の星へ愛をこめて_森口博子


今回の1曲セレクトは、「水の星へ愛をこめて」森口博子です。

まずはデータです。

・タイトル    水の星へ愛をこめて
・アーティスト  森口博子
・作詞      NEIL SEDAKA
・作曲      NEIL SEDAKA
・日本語詞   売野雅勇
・編曲      馬飼野康二
・リリース日   1985年8月5日
・発売元     キング
・オリコン最高位 16位
・売上げ枚数  7.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 21位
・タイアップ:テレビ朝日系アニメ「機動戦士Zガンダム」主題歌

 前回のスターダスト・レビュー「夢伝説」に引き続き、今回もちょこっと変化球な曲かなぁ。
まあ、前回に比べれば、まだマシかな 

ハイ今回の1曲セレクトは、森口博子さんの「デビュー」シングル、「水の星へ愛をこめて 」ですわ。

まあ、この曲の場合、機動戦士「Z」ガンダムのオープニングテーマと言った方がしっくりくるヒトの方が多いかもなぁ。
かくゆう、ワタシも当初は、森口さんのデビュー曲というよりも、ガンダムの主題歌っていう認識が強かったような気がするなぁ、この曲に関しては。

アニメはあんまり見ないワタシだけど、当時「ガンダム」は見てたからねぇ。この「Z」は、ファーストガンダム「1年戦争編」の続編と言う位置づけだったじゃん。「ファーストガンダム」は、再放送や劇場版でセリフまでそらんじるほど見てたからなぁ、もちろん、続編となる「Z」も見なきゃなぁ・・・と意気込んでたからなぁ、当初は。

ただね、放送時間が確か、土曜日の17時30分〜だったんだよね。
当時、高校で部活をやってた身からして、土曜日と言えど、夕方はまだ帰ってなかった事が多かったからねぇ。最初の10話くらいまでは、毎週見てたんだけど、だんだんと見れなくなってきて、この「水の星へ愛をこめて 」で主題歌になったくらいはほとんど見れなくなっちゃってたんだよな、そう言えば。

この曲が主題歌になる前は、鮎川麻弥の「Z・刻をこえて」って曲が主題歌だったじゃん。たがら、ある日、久しぶりに「Zガンダム」を見たら、この曲が主題歌に代わってて、ちょっと違和感を感じたのを覚えてるなぁ。

違和感・・・ってのも変だけど、それまでの主題歌がスピード感があって、戦隊モノ的なイメージが強かったからさあ、この曲は、戦隊モノの主題歌にしては、大人しい感じがするからさあ、その辺に当初は違和感を感じてたんだよね。

ただ、アニメの主題歌・・・というところを離れて、いちアイドルとしての曲というと、やっぱり、なんか今一つ寂しかったのを覚えてるなぁ。
 やっぱり、当時のアイドルの曲は、もっと尖がった曲が多かったからさあ、メロディラインももっとキャッチーだったし、華やかさがあったからね。

そこから比べると、この曲は、アイドルの曲にしては「大人」っぽさがあったからなぁ。
メロディラインも他のアイドルの曲に比べると難易度があったしな。まあ、作曲者が、あの有名なニール・セダカ氏でしたからねぇ。
 日本のアイドルのことなど、考えてはいらっしゃらなかっただろうし、だから、難易度があったのは当然だったろうけどね。
ただ、そういう難しい曲を、いともさらりと歌う、森口さんもまたアイドルらしさから無かったんだけどさ。

・・・でも、ルックスはアイドルそのものだったんだよね。聖子ちゃんカットだったしさ

そそそ、まだ「バラドル」に行く前、正統派アイドルとして売り出したんですよ、当初は。

この曲こそ、そこそこ売れたんでね、85年デビュー組のアイドルとして出足は良かったんだけど、後が続かなかったからねぇ。

まあ、アイドル的なルックスではあったものの、今一つ華やかさがなかったからなぁ。ウタが達者だったっていうのも、当時のアイドルとしては、マイナスだったかもしれない。まあ、ヘンな話ではあるんだけども。。。
 例えば、やっぱりウタがウマかった、本田美奈子さんよりも「パンチ」は無かったからなぁ。そそそ、達者ではあるけどもインパクトは薄い・・・って言うかね。
それらの面でアイドルとしては、インパクトが弱かったんだろうなぁ。

うん、その後、やっぱり85年デビュー組の井森美幸とともに「バラドル」っていう新たなフロンティアを開拓して、成功するんだけどさ。
ま、当初の「既存」のアイドルとして成功できなかったからこそ、新たな道に行けたんだと思うし、それはそれでよかったんだよね。

・・・・ということで、「聖子ちゃん」カットの頃の森口さんのウタを。。



うーん、やっぱり、当時のアイドルの水準からするとウタ、達者だったんだよなぁ。
高音部の声の伸びがきれいだったしね。
ただ、やっぱりバラドルとして成功した後に比べると、今一つ線が細いよね。
個人的にも、この曲の後は、消えるだろうなぁ・・・とは思ってたよなぁ、当時。

ちなみに、今回のデータには、作詞・作曲者ともに「ニール・セダカ」氏とし、日本語詞を売野雅勇氏と記載しました。
ネット上見ると、作詞者は、売野氏になっているところが多いんだけども、JASRACの作品データベースを見ると、作詞・作曲者共にニール・セダカ氏になっているので、それに合わせました。

ちなみにちなみに、この曲のオリジナルタイトルは、「FOR US TO DECIDE」って言うんだよね。それは、知られていないかな?


ピチカート・プリンセス / 渡辺美奈代

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今回の1曲セレクトは「ピチカート・プリンセス」渡辺美奈代です。

 まずはデータでーす。

・タイトル     ピチカート・プリンセス
・アーティスト   渡辺美奈代
・作詞       横山武
・作曲       井上ヨシマサ
・編曲       ATOM
・リリース日    1990年8月22日
・発売元      CBSソニー
・オリコン最高位  43位
・売り上げ枚数   1.6万枚
・タイアップ:テレビ朝日系ドラマ「お嬢だん」主題歌

 うーん、今回はちょっぴりマニアックですかね。渡辺美奈代っていっても、後期のしかも、オリコン最高位43位だもんなぁ。ま、好きなヒトでなかったら知らないですよねぇ。こんな曲。

 いや、私も偶然にドラマを見なかったら知らなかったと思う。
 そう、この曲は、テレビ朝日系で深夜に放送していたドラマ「お嬢だん」(中尊寺ゆつ子 原作)の主題歌だったんだよね。
 たしか、1時すぎから放送してたんぢゃないかなぁ。ま、最近は1時、2時から深夜ドラマ放送することも全然珍しくもないんだけど、当時は、結構異色でしたよね。
 ま、深夜ドラマの魁って感じかなぁ。

 で、この曲、「ピチカート・ブリンセス」ですよ。

 うーん、一言でいって、わけがわかんない曲だよなぁ。当時のサイケデリックというか、ゆーったりとした流れの中にブツブツブツとシュールといおうか、よく意味がわかんない詞がのっかってて・・・・

 そうねー、良く解釈すると夢の中の出来事のようなふわふわーとした世界を漂うような感じ!? っていうのかなぁ。

 そんなドラッグのような世界が、丁度、暑い夏の盛りの深夜ドラマの世界にマッチしてたんだよなぁ。

 ま、だから、ずっと気になってた曲なんだけどさ。

 作曲は、井上ヨシマサ氏、アレンジはATOM氏。 このコンビが翌年、すんごい迫力の「問題作」を手がけるんだけどね。。。。 ってか、これ、この間書いた中山美穂の「Rosa」なんだけどもね。

 あれ? 今日は、やけに短いかな?  まあ、たまにはいいよね。

 ひとつ付け足すと、ジャケ写と曲調はほとんど結びつかないなぁ。
 それくらい、渡辺美奈代の曲としては、それまでなかったような曲調ですわ。




ごめん、この動画、1コーラスしか歌ってなかった。歌詞の意味がますます分からん。。。。


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IN SILENCE / LUNA SEA

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今回の1曲セレクトは、「IN SILENCE」LUNA SEAです。

まずはデータでーす。

・タイトル     IN SILENCE
・アーティスト   LUNA SEA
・作詞       LUNA SEA
・作曲       LUNA SEA
・編曲       LUNA SEA
・リリース日    1996年7月15日
・発売元      MCAビクター
・オリコン最高位  2位
・売上げ枚数    28.5万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 7位
・ベストテンランクイン:1996年7月29日
・タイアップ:テレビ朝日系「シカゴホープ」主題歌

 90年代中盤から終盤にかけて、あんなにバンド系が流行っていたって言うのに、ここでは、まだ、あんまり書いてないんだよな。たしかGLAYなんかは、まだ1曲も書いてなかったはずだ。 ラルクは、何回か書いたかな。

ま、個人的に90年代の中盤以降って、そんなに「懐かしい」っほど昔じゃないってのもあるし、正直、バンド系をそれほど好んで聴いてた訳でもなかったからなぁ。だから、あんまり選んでこなかったんだけどね。

 でも、まあ、逆に、あんまり持ってこなさそうな曲を、こういう日に引っ張ってくるのもありだよな・・・と思って、いかにも、もってこなさそうな曲を今回は引っ張ってきました。


 LUNA SEA 「IN SILENCE」 


ね、いかにも、ワタシ聴いてなさそうな曲でしょ。

うん、正直言って現に当時からLUNA SEAってあんまし聴いてない。 この曲と1位とった「END OF SORROW」くらいぢゃないのかな、当時まともに聴いてたのは。。

なぜ?っていったら、うん、単純にビジュアル系がキライだったからなんだよね。それ以上でもそれ以下でもなく。。。。

まあ、LUNA SEAがビジュアル系なのかどうかは置いといて、このころ、LUNA SEAとかGLAYとか、この時点で「近未来」に超大ブレイクするアーティストが一斉に出て来てたぢゃない?

 でも、ワタシからみると、なんか、いつの間に・・・・うーん、気がつかないうちにブレイクしてた感覚なんだよねぇ。

 おいおい、君たち、いつブレイクしてたんだい? っていうくらい、なんか、いつの間にかブレイクしてきてましたよね、このヒトたち。
はい、それだけ聴いてなかったことですね〜。

 だから、なんかいい悪いも無かったんだよね。

 

 ビジュアル系って、その昔から通常のヒット曲とは「別物」と思ってほとんど聴いてなかったし。。。。

 言ってみれば「X JAPAN」Childrenっていうのかなぁ。そもそも「X JAPAN」自体当時は、そんなに好き好んで聴いてなかったからねぇ。
 シングルを一通り聞いていたくらいで。。


ただね、そうはいっても、この「IN SILENCE」はショックだった。
 だってさ、演奏がヒトの技とは思えなかったんだもん。

 どう聴いても、これヒトが弾いているとは思えないようなテクニックだよね。
 まず、ギターはどうやって弾いてるんや? なんか、ずっとバイオリン奏法っぽいし、ドラムだって、人間技ぢゃねーぞ。ま、同じようなリズムフレーズが延々と続くんだけど、あれはあれで普通だったら途中で分けわかんなくなっちゃうと思うけどねぇ、普通は。

 兎に角、この人間離れした演奏力にちょっとカンドーしたんだよねぇ。


 でもよくよく聴いてみると、Ryuichiのボーカルもかっこいいしさ。
で、気がついてみると、この曲のトリコになってたって言う具合なんだよね。


 だから、この曲の「どの部分」がいいか・・っていう、普通ワタシが曲を聴く時の聴き方とは、この曲の場合はちょっと違うのかなぁ。全体がいいんだよね。

・・・というわけで、この曲は未だにカラオケのレパートリーになっとりますよ。
 ワタシにとっては、「最近」のカラオケレパートリーですねぇ。


 でも、基本的にはビジュアル系は未だにダメです。
まあ、そもそも最近ビジュアル系自体が減ってるけど。。




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世界が終わるまでは・・・ / WANDS

1994_06_世界が終わるまでは_WANDS






今回の1曲セレクトは「世界が終わるまでは・・・」WANDSです。

 まずはデータです。

・タイトル    世界が終わるまでは・・・
・アーティスト  WANDS
・作詞      上杉昇
・作曲      織田哲郎
・編曲      葉山たけし
・リリース日   1994年6月8日
・発売元     ビーグラム
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   122.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1994年6月27日〜8月22日付
・タイアップ:テレビ朝日系アニメ「スラムダンク」主題歌

 考えてみれば、ビーイング系の曲って、今まであんまり書いてなかったなぁ。
ま、個人的に、かなり「辟易」している部分もあるんだけどさ。なんせ、90年代、これでもかーってくらいビーイング系の曲は耳にしたからなぁ。未だに食傷気味ってところがあるのも事実なんだけども。。。

 さて、今回は、そんな中ビーイング系どえす。

WANDSの「世界が終わるまでは・・・」。。

まあ、だいたいのヒトは「スラムダンク」の主題歌(エンディングだっだっけな)として覚えているんじやないかなぁ。

 ワタシ的にはスラムダンクは、見てなかったんだけど・・。あ゛、「マンガ」は読んでましたよ。 「ジャンプ」に掲載されてた頃。

 だから、この曲に対しては、純粋にヒット曲として接したという感じだね。

 たださ、最初はなんとも思わなかったんだよなぁ。すでにこのころになるとビーイング系っていうのにも飽きてたっていうのもあって、ろくに聴いてなかったこともあるかもしれない。

 たださ、よくよく聴いてみるとなかなかいいんだよね。キャッチーな引っかかってくるメロディラインっていうのは、まあ、いつものビーイング系なわけで、特に変わったところは無いんだけど、何ていうのかなぁ・・・、それが分っていてもなお曲に引っ張られる何かを感じたんだよなぁ。
 それが何かはよくわかんないんだけど・・・。

 まあ、一つはこの曲は、WANDSの曲の中で唯一「カラオケ」で歌いやすい曲ってこともあるかも知れんけど・・・ (ちなみに、アッシもよく歌います

うん、不純な動機なんだけどね。でも、カラオケで歌いやすいって事はそれだけ親しみやすいメロディラインって言うこともいえるわけだしさ、そういう意味では、WANDSの曲の中でも最も「大衆的」な曲ってもいえるんじゃないかしらね。

 この曲、売上げは122万枚と、この前の「Jumpin'Jack Boy」の売上げ83万枚から大きく伸ばしてるんだけど、まあ、一つは「スラムダンク」っていうところも大きいんだろうけど、それだけではなく、この曲の大衆性っていうのも大きかったんじゃないかなぁ・・と思うんだよなぁ。

 ちなみに、この曲がWANDSとしての最後のミリオンセラーになったわけですわね。



蛇足だけど、この曲聴くと、この年の猛暑を思い出すなぁ。 35℃を超える炎天下、焼けたアスファルトの匂いが、どことなく鼻腔に漂ってくるんだよね。



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めだかの兄妹 / わらべ

1983_04_めだかの兄妹_わらべ






今回の1曲セレクトは、「めだかの兄妹」わらべです。

 まずはデータです。

・タイトル     めだかの兄妹
・アーティスト   わらべ
・作詞       荒木とよひさ
・作曲       三木たかし
・編曲       坂本龍一
・リリース日    1982年12月21日
・発売元      フォーライフ
・オリコン最高位  3位
・売上げ枚数    88.5万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 4位
・ベストテンランクイン期間:1983年1月31日〜5月2日付
・タイアップ:テレビ朝日系「欽ちゃんのどこまでやるの」より

 さてさて、今回セレクトしてきた曲は、わらべの「めだかの兄妹」ですわ。
昨日は、イモ欽トリオをセレクトしたんで、2日続けて「欽ちゃん」ファミリーからのセレクトって訳ですが、80年代前半は、欽ちゃんは強かったですからね。視聴率100%男とか言われて、各キー局で冠番組をもってたけど、いずれも軒並み、視聴率20%以上、時には30%以上も稼いていたわけですから。

うーん、でも、時期的にちょっと、引っ張ってくるのが遅くなっちゃったですかねぇ。
 本来は2〜3月が、この曲のヒットのピークだったんだよね。

 でも、ベストテン内に4ヶ月もいすわったっていう、ロングランヒットな曲だったから、4月の中旬でも、まだ、ベストテン内に居たんだよね。

 この曲は、いわずとしれた「欽どこ」の挿入曲として、番組で歌われていたんだけど、当初はここまでヒットするとはなぁ。

 「童謡」だもんね。 でも、まあ、わらべ3人のキャラクターをかんがえると、ピッタリだったのかもなぁ。。

 あ、高部知子は例外として・・・って書いたら怒られちゃうかしら・・・。

 いやいや、ちょうど、この曲と平行して「積木くずし」やってたじゃん。ギャップが激しいんだよね。。。

 まあ、そのあとの「例の事件」もあったし。。。

 それでも、あとの2人には、ピッタリだったと思いますよ。

 童謡系って時として、大ヒットすることがあるじゃん。「だんご3兄弟」とかさ。
 それが、たまたま、あの時代は、この曲だったって訳だよね。

 まあ、4ヶ月ベストテン入りしてたって言うのも、「童謡」っていうところも大きかったんだろうな。

 なにせ、いろんなヒトが聴くもんね。このテの曲は。
わらべファン(なんていたのか?)のみならず、ガキンチョにしても、おじいさん おばあさんにしても・・・。

 まあ、幅広い人たちから支持を受けたことは間違いないですわ。

 加えて、この曲、坂本龍一がアレンジを担当した・・・っていう話題性もあったからなぁ。

 坂本氏は、このすぐ後に「君に胸キュン」で大ヒットを飛ばし、くしくも わらべと共演することになるんだけどさ。

 そういう話題性もあったよね。そんなことが、より、この曲をロングヒットさせたんぢゃないですかねぇ。



えー、毎度毎度の「ザ・ベストテン」。
わらべとは関係ないけど、サザンの桑田氏がメダカ掬いやってる図は、いまぢゃ1000%見られないよなぁ。
ベストテンならではの光景ですわね。



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ららら / 大黒摩季

1995_03_ららら_大黒摩季






今回の1曲セレクトは、「ららら」大黒摩季です。

 まずはデータです。

・タイトル      ららら
・アーティスト    大黒摩季
・作詞        大黒摩季
・作曲        大黒摩季
・編曲        葉山たけし
・リリース日     1995年2月20日
・発売元       ビーグラム
・オリコン最高位   1位
・売上げ枚数     133.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1995年3月6日〜5月1日付
・タイアップ:テレビ朝日系ドラマ「味いちもんめ」主題歌

 日中は暖かくなってきたけど、朝晩はまだまだ寒いねぇ。北風ピューピューよ。。
 ・・・・なんて書いたら北国人に怒られちゃうかもしれないけど・・・。

 そうは言っても、先月、先々月に比べると、肌に刺さるような寒さでは亡くなってきたけどなぁ。
春遠からじってところかな。

 まあ、こういう日にこそ、春っぽい曲を持って来たい・・と思いまして、もって来ましたよん。

 大黒摩季 /ららら

 ビーイング系の曲もいままで何曲か書いてきたけど、基本的にビーイング系の曲ってあんまり得意じゃなかったのね。

 得意じゃなかった・・・っていうのは御幣があるかなぁ。うん、飽きてたって言うのが本音のところなんですよね、すでにこの95年頃はさ。

 なにせ、みーんな同じような曲な上に、大量生産、大量消費だったじゃん。だから、飽きちゃうんですよ。
 このころになると「またか・・」を通り過ぎて「勘弁してくれ・・・」って感じだったなぁ。

 この先、「コムロ系」⇒「アップフロント系」⇒「エイベックス系」と続く、大量生産、大量消費な系譜が続く音楽業界だけど、まず、発端のモデルは、このヒトたちビーイング系だたからねぇ。

 まあ、それに対して言いたいことはたくさんあるんだけど、まあまあ、ここでは抑えて・・と。

 そんなビーイング系の曲群でも、個人的に全部嫌いだったか・・というとそういうわけではなくてさ。例えばこのころのWANDSは好きだったし、大黒もね、この曲は良かったの。

 なぜか・・・・って言ったら、この曲だけは他のワンパターン曲と毛色が違ったじゃん。しかも、暖色系なポップス。

 これには意表を突かれたんだよねぇ。全く予想もしてなかったもんなぁ。

 いつものような尖がったダンスビードではなく、全くのメジャー系ポップスだったんだもんなぁ。
 
 一見、こんなに明るい健康的な曲と大黒摩季っていう夜に向かって的イメージがミスマッチに感じるんだけど、これが結構よかったんだよね。

 まあ、ドラマの主題歌ということもあって、そのイメージもあったんだろうけど、意外な発見ができたよね、この曲では。

 この曲も大黒自身の作詞作曲となっているけど、どうなんだろう? 本当はこんな曲も歌ってみたかったのかなぁ。
 それよか、アレンジの葉山氏もこんなアレンジが出来たんだ・・・っていうところが驚きだったんだよね。だったら、もっと早く見せてほしかったよなぁ・・・。


・・・・っていうか、この曲ぐらいか・・こういう、暖色系ポップスな曲は。

 しかしながら、この曲が大黒の中では、最も売れた曲になったわけなんだから、やっぱりわかんないもんだよねぇ。

・・・・ってか、やっぱり保守的なワンパターンばかりでなく、全く意外な取り合わせ・・・っていう実験をやってみる勇気ってのも必要なんじゃないかなぁ





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負けないで / ZARD

1993_02_負けないで_ZARD






今回の1曲セレクトは、「負けないで」ZARDです。

 まずはデータです。

・タイトル    負けないで
・アーティスト  ZARD
・作詞      坂井泉水
・作曲      織田哲郎
・編曲      葉山たけし
・リリース日   1993年1月27日
・発売元     ポリドール
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   164.5万枚
・タイアップ:テレビ朝日系ドラマ「白鳥麗子でございます」主題歌
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1993年2月8日〜4月26日付
 
 本来ならさ、もっと前に書くべきだったのかもなぁ、この曲。 でも、、ああいう形で坂井泉水が急逝したゃったからねぇ、しばらく意識的に避けてたってのもあるな。 それでも、坂井さんが亡くなってから、今年で6年。
そろそろ書いてもいいかな・・・ということで、今回セレクトしてきました。

 まあ、、当時から、この曲、あんまり好んでは聴いてなかったってのもあるんだよね。
 なんていうのかなぁ・・・手垢がつきすぎてるっていうかさあ、誰でも知ってるってのが、かえって、別に、敢えて書かなくてもいいじゃん・・・って思っちゃってた部分も大きいな。あ、これは、当時からそんな感じがしてたんだよね。

 この曲で、ZARDって本格「大」ブレイクを果たしたわけだけどさ、当時の気分からすると、「あ、やっぱりな」・・・と思うと同時に、なんとなく淋しかったりして。 いや、本当はね、ここまで大ブレイクして欲しくなかったっていう気持ちもあったんだよなぁ、なぜだか。
 で、この曲あたりから、「ビーイング系」の一大ムーブメントも本格攻勢を強めるわけだけどさ、早くもどことなく、新鮮味を感じなくなってきてたワタシなんだよね。当時を思うと。

 この曲についても同じで、確かに、キャッチー過ぎるくらいキャッチーなんだけど・・・、うーん、どーしてなんだろうねぇ・・、前年の「眠れない夜を抱いて」を聴いたときの様な、「みずみずしさ」は感じなかったんだよなぁ。
 そそそ「みずみずしさ」ですよ、キーワードは。 そういう意味においては、この曲の次の次の、例の「揺れる想い」はみずみずしさを感じたんだけどねぇ。だから、曲としては「揺れる想い」の方が、個人的には好きだな。
 まあ、この「負けないで」の方が売れたんだけどさぁ。

 ってか、ZARDって、しょっちゅうミリオンセラー行ってたような気がしてたんだけど、今になって思い起こすと、この曲を含め、「揺れる想い」と「マイ フレンド」の3枚しかミリオンセラー行ってないんだよな。 しかも、「マイ フレンド」は「1,000,620枚」なんていう、ギッリギリのミリオンだったし。。。そう考えると、実際はCD売上げよりもビッグなイメージがあったんだよねぇ。 なんか、そんな感じがするな。


 で、まあ、このタイミング、この曲を引っ張ってきたのは、やっぱ、受験シーズンだからねぇ、受験生諸君にエールを送るってことで。。。 
 それにもまして、今の「ジブン」に対してのエールっていう意味もあったりしてね。。ふらふらふらふらふらふら




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